JP6379855B2 - 現像カートリッジ - Google Patents
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Description
(2)また、現像カートリッジは、筐体内において、第1方向と第1方向に直交する第2方向との両方に直交する第3方向の一方に位置し、現像ローラに現像剤を供給するように構成される供給ローラをさらに備えてもよい。開口は、供給ローラに対して第3方向の他方に位置してもよい。
(3)また、現像カートリッジは、第1側壁に対して第2側壁の反対側に位置し、駆動受け部材を回転可能に支持する支持軸をさらに備えてもよい。支持軸は、開口と連通する貫通口を有してもよい。
(4)また、現像カートリッジは、開口を閉鎖する閉鎖部材をさらに備えてもよい。閉鎖部材は、開口と駆動受け部材との間に位置してもよい。
(5)また、開口の少なくとも一部は、第1方向に投影したときに、駆動受け部材の投影面よりも外方に位置してもよい。
(6)また、現像カートリッジは、現像ローラに現像剤を供給するように構成される供給ローラと、ギア部と噛み合い、供給ローラに駆動受け部材から駆動力を伝達する供給ギアと、をさらに備えてもよい。
(7)また、本発明の現像カートリッジは、現像剤を収容するように構成され、互いに間隔を隔てて位置する第1側壁および第2側壁を備える筐体と、第1側壁と第2側壁との間に位置し、第1方向に延びる回転軸線を回転中心として回転するように構成される現像ローラと、第1方向に延びる回転軸線を回転中心として回転して現像ローラに現像剤を供給するように構成され、第1側壁と第2側壁との間に位置する供給ローラと、第1側壁に対して第2側壁の反対側に位置し、第1方向に延びる回転軸線を回転中心として回転するように構成され、画像形成装置本体からの駆動を受けて現像ローラおよび供給ローラを回転するように構成される駆動受け部材と、を備える。第1側壁は、筐体の内部に現像剤を充填するための開口を有する。開口の少なくとも一部は、第1方向に見たときに、供給ローラの回転軸線と駆動受け部材の回転軸線との両方に直交する直線と平行な直線が接線となる駆動受け部材の2つの端縁のうち、現像ローラから最も遠くに位置する端縁を通る接線よりも現像ローラ側に位置する。
(8)また、本発明の現像カートリッジは、互いに間隔を隔てて位置する第1側壁および第2側壁を備える筐体であって、現像剤を収容する現像剤収容室と、現像剤収容室と連通し、第1側壁と第2側壁とが向かい合う第1方向に延びる回転軸線を回転中心として回転するように構成される現像ローラを収容する現像室とを有する筐体と、第1側壁に対して第2側壁の反対側に位置し、第1方向に延びる回転軸線を回転中心として回転するように構成され、画像形成装置本体からの駆動を受けて現像ローラを回転するように構成される駆動受け部材と、を備える。第1側壁は、筐体の内部に現像剤を充填するための開口を有する。開口の少なくとも一部は、第1方向と現像剤収容室と現像室とが並ぶ第2方向との両方と直交する第3方向に投影したときの駆動受け部材の第2方向における2つの端縁のうち、現像ローラから最も遠くに位置する端縁を通る前記第3方向に沿う直線よりも現像ローラに位置する。
図1に示すように、現像カートリッジ1は、現像ローラ2と、供給ローラ3と、層厚規制ブレード4と、アジテータ6とを備えている。また、後述するように、現像カートリッジ1内は、現像剤収容室の一例としてのトナー収容室5と、現像室7とに区画されている。
2.現像カートリッジの使用態様
図2に示すように、プリンタ11は、横置きタイプのダイレクトタンデム型カラープリンタである。
3.現像カートリッジの詳細
現像カートリッジ1は、図1および図3に示すように、筐体の一例としての現像フレーム31と、駆動部41とを備えている。
(1)現像フレーム
現像フレーム31は、左右方向に延び、後端部が解放された略角筒形状を有している。現像フレーム31は、1対の側壁32と、下壁33と、前壁34と、上壁35とを備えている。
(2)駆動部に関する構成
(2−1)左側壁
図4に示すように、現像カートリッジ1の左側壁32Aからは、上記した現像ローラ2の左端部、供給ローラ3の左端部、および、アジテータ6の左端部のそれぞれが、左方に突出している。左側壁32Aは、充填筒45を備えている。
(2−2)駆動部
図3および図4に示すように、駆動部41は、左側壁32Aの左方に位置しており、支持軸部51と、ギア列52と、ギアカバー53とを備えている。
(2−2−1)支持軸部
図4および図5Bに示すように、支持軸部51は、左側壁32Aの左面の後方部分に取り付けられている。支持軸部51は、基部54と、支持軸の一例としてのカップリング支持軸55と、アイドルギア支持軸56とを備えている。
(2−2−2)ギア列
図4および図5Aに示すように、ギア列52は、駆動受け部材の一例としての現像カップリング71と、現像ギア72と、供給ギア73と、アイドルギア74と、アジテータギア75とを備えている。
図5Aに示すように、左右方向に延びる回転軸線L4を回転中心として回転可能である。
(2−2−3)ギアカバー
図3および図4に示すように、ギアカバー53は、ギア列52を左方から被覆している。ギアカバー53は、右方に向かって開放される略ボックス形状を有している。ギアカバー53は、カップリング露出口91を有している。
4.充填口の相対配置
現像カートリッジ1では、左右方向に投影したときに、充填筒45の充填口46が、現像室7と重なっている。詳しくは、図1に示すように、充填筒45の充填口46は、左右方向に投影したときに、現像室7において、供給ローラ3の上方の領域と重なっている。すなわち、充填口46は、供給ローラ3に対して上方に位置している。
5.トナーの充填
現像カートリッジ1内にトナーを充填する際は、作業者は、図7Aおよび7Bに示すように、図3に示す現像カートリッジ1の左側壁32Aを上方に位置させる。なお、以下の説明においては、現像カートリッジ1の左側壁32Aが上方に位置する状態を基準として説明する。
6.ギア列の動作
現像カートリッジ1を本体ケーシング12に装着する際は、図2に示すように、作業者は、まず、現像カートリッジ1をドラムカートリッジ21に装着し、プロセスカートリッジ13を構成する。そして、作業者は、トップカバー18を開放し、プロセスカートリッジ13を、開口部17を介して、本体ケーシング12に上方から挿入する。次いで、トップカバー18を閉鎖する。
7.作用効果
(1)この現像カートリッジ1によれば、図6Aに示すように、充填口46は、左右方向に投影したときに、現像カップリング71と重なっている。また、充填口46は、現像カップリング71の端縁71Aを通る接線L7よりも現像ローラ2側に位置している。すなわち、充填口46は、接線L7よりも後方に位置している。そして、現像ローラ2の回転軸線L1から充填口46までの距離Bは、現像ローラ2の回転軸線L1から現像カップリング71の端縁71Aまでの距離Cよりも短い。
(2)また、この現像カートリッジ1によれば、図1に示すように、充填口46は、供給ローラ3に対して上方に位置している。
(3)また、この現像カートリッジ1によれば、図4に示すように、カップリング支持軸55は、充填口46と連通する貫通口64を有している。
(4)また、この現像カートリッジ1によれば、図5Bに示すように、キャップ47は、充填口46と現像カップリング71との間に位置している。
(5)また、この現像カートリッジ1によれば、図6Aに示すように、充填口46は、接線L7よりも後方に位置している。また、現像ローラ2の回転軸線L1から充填口46までの距離Bは、現像ローラ2の回転軸線L1から現像カップリング71の端縁71Aまでの距離Cよりも短い。そして、現像ギア72および供給ギア73のそれぞれは、現像カップリング71と噛合している。
(6)また、この現像カートリッジ1によれば、図6Bに示すように、充填口46は、現像カップリング71の端縁71Bを通る接線L9よりも現像ローラ2側に位置している。すなわち、充填口46は、接線L9よりも後方に位置している。
(7)また、この現像カートリッジ1によれば、図6Cに示すように、充填口46は、現像カップリング71の端縁71Cを通る接線L10よりも現像ローラ2側に位置している。すなわち、充填口46は、接線L10よりも後方に位置している。
8.変形例
図8A〜図10Bを参照して、現像カートリッジ1の変形例を説明する。なお、以下の変形例において、上記第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
(1)第2実施形態
(1−1)第2実施形態の現像カートリッジの詳細
上記第1実施形態では、現像カートリッジ1は、現像フレーム31内にトナー収容室5および現像室7を有している。
(1−2)第2実施形態の作用効果
第2実施形態の現像カートリッジ1によれば、図8Aおよび図8Bに示すように、現像室7がトナー収容室5を兼ねている。
(2)第3実施形態
(2−1)第3実施形態の現像カートリッジの詳細
上記第1実施形態では、充填口46は、左右方向に投影したときに、現像カップリング71と重なっている。
(2−2)第3実施形態の作用効果
第3実施形態の現像カートリッジ1によれば、図10Bに示すように、充填口100を、その前下端部が、現像カップリング71の外周縁71Dの外方に位置するように大きくできる。
(3)その他の変形例
上記実施形態では、トナーの充填作業において、カップリング支持軸55の貫通口64を介して充填口46にトナーを投入すると記載したが、現像カートリッジ1から支持軸部51を取り外した状態で、充填口46からトナーを投入してもよい。この場合には、トナーを充填した後に、充填口46にキャップ47を取り付け、さらにその後、現像カートリッジ1の左側壁32Aに支持軸部51を取り付ける。
2 現像ローラ
3 供給ローラ
5 トナー収容室
7 現像室
12 本体ケーシング
31 現像フレーム
32 側壁
32A 左側壁
32B 右側壁
46 充填口
47 キャップ
55 カップリング支持軸
64 貫通口
71 現像カップリング
71A 端縁
72 現像ギア
73 供給ギア
100 充填口
102 キャップ
Claims (6)
- 現像剤を収容するように構成され、互いに間隔を隔てて位置する第1側壁および第2側壁を備える筐体と、
前記第1側壁と前記第2側壁との間に位置し、第1方向に延びる回転軸線を回転中心として回転するように構成される現像ローラと、
前記現像ローラの端部に固定され、前記現像ローラに駆動力を伝達するように構成される現像ギアと、
画像形成装置本体からの駆動力を受けて前記第1方向に延びる回転軸線を回転中心として回転するように構成される駆動受け部材であって、前記現像ギアと噛み合うギア部を有する駆動受け部材と、
前記第1側壁に対して前記第2側壁の反対側に位置し、前記駆動受け部材を回転可能に支持する支持軸と、を備え、
前記第1側壁は、前記筐体の内部に現像剤を充填するための開口を有し、
前記駆動受け部材の少なくとも一部は、前記第1方向から見たときに、前記開口と重なり、
前記支持軸は、前記開口と連通する貫通口を有していることを特徴とする、現像カートリッジ。 - 現像剤を収容するように構成され、互いに間隔を隔てて位置する第1側壁および第2側壁を備える筐体と、
前記第1側壁と前記第2側壁との間に位置し、第1方向に延びる回転軸線を回転中心として回転するように構成される現像ローラと、
前記現像ローラの端部に固定され、前記現像ローラに駆動力を伝達するように構成される現像ギアと、
画像形成装置本体からの駆動力を受けて前記第1方向に延びる回転軸線を回転中心として回転するように構成される駆動受け部材であって、前記現像ギアと噛み合うギア部を有する駆動受け部材と、
閉鎖部材と、を備え、
前記第1側壁は、前記筐体の内部に現像剤を充填するための開口を有し、
前記駆動受け部材の少なくとも一部は、前記第1方向から見たときに、前記開口と重なり、
前記閉鎖部材は、前記開口と前記駆動受け部材との間に位置し、前記開口を閉鎖することを特徴とする、現像カートリッジ。 - 前記筐体内において、前記第1方向と前記第1方向に直交する第2方向との両方に直交する第3方向の一方に位置し、前記現像ローラに現像剤を供給するように構成される供給ローラをさらに備え、
前記開口は、前記供給ローラに対して前記第3方向の他方に位置することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の現像カートリッジ。 - 前記開口を閉鎖する閉鎖部材をさらに備え、
前記閉鎖部材は、前記開口と前記駆動受け部材との間に位置していることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。 - 前記開口の少なくとも一部は、前記第1方向に投影したときに、前記駆動受け部材の投影面よりも外方に位置することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
- 前記現像ローラに現像剤を供給するように構成される供給ローラと、
前記ギア部と噛み合い、前記供給ローラに前記駆動受け部材から駆動力を伝達する供給ギアと、をさらに備えることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
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