JP6376772B2 - 切替ユニット、油圧機械及び発電装置 - Google Patents
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Description
特許文献1では、ベーンポンプの吐出量を調節するためのコントロールバルブとして、スプールバルブが用いられている。このスプールバルブにおけるスプールの一端側受圧面はバネ付勢されており、その一端側受圧面に作用するバネの付勢力と油圧による力の合計と、スプールの他端側受圧面に作用する油圧による力との大小関係がベーンポンプの回転数に応じて切り替わることで、スプールが軸方向に移動するよう構成されている。
圧力切替対象チャンバーと、高圧油ラインと、低圧油ラインとを備える油圧機械に用いられ、圧力切替対象チャンバーの圧力を切り替えるための切替ユニットであって、
第1チャンバーと、
第2チャンバーと、
前記第1チャンバーの油圧を受けるよう形成された第1受圧面と、前記第2チャンバーの油圧を受けるよう形成され前記第1受圧面よりも面積が小さい第2受圧面と、を有するスプールと、
を含むスプールバルブを備え、
前記スプールバルブは、前記第2チャンバーの油圧を低圧油ラインの圧力よりも大きい圧力P2に維持しながら前記第1チャンバーの油圧を前記圧力P2よりも小さい圧力P1と前記圧力P2とで切り替えることにより、前記スプールを移動させて前記圧力切替対象チャンバーの圧力を切り替えるよう構成される。
前記スプールバルブは、前記圧力P1を有する第1油圧ラインに連通する低圧ポートと、前記圧力P2を有する第2油圧ラインに連通する高圧ポートと、圧力切替対象チャンバーに連通する出力ポートとを備えており、前記出力ポートに連通するポートを前記高圧ポートと前記低圧ポートとで切り換えることにより、前記圧力切替対象チャンバーの油圧を前記圧力P1と前記圧力P2とで切り替えるよう構成される。
前記第1油圧ラインは前記低圧油ライン又は前記油圧機械が備えるドレインラインであり、
前記第2油圧ラインは前記高圧油ラインである。
前記第1チャンバーの油圧を前記圧力P1と前記圧力P2とで切り替えるための2ポートソレノイドバルブを備える。
これに対し、上記(1)に記載の切替ユニットでは、2ポートソレノイドバルブの開閉によって第1チャンバーの油圧のみを切り替えることでスプールを移動させることができる。これにより、3ポートあるいは4ポートのソレノイドバルブを用いてスプールを移動させる上記構成と比較して、ソレノイドバルブの切替に要するストローク(弁体を含む可動部分のストローク)を容易に小さくすることができる。したがって、ソレノイドバルブの応答性向上とそれにともなう油圧切替対象チャンバーの油圧切替の高速化を実現することができる。
前記2ポートソレノイドバルブは、弁座及び該弁座に対して垂直方向に移動するポペットを備え、前記ポペットの移動に伴う当該2ポートソレノイドバルブの開閉によって、前記第1チャンバーの油圧を前記圧力P1と前記圧力P2とで切り替えるように構成される。
前記スプールバルブは、前記高圧ポートと前記第1チャンバーとを連通するための第1流路部と、前記高圧ポートと前記第2チャンバーを連通するための第2流路部とを有し、
前記第1流路部には絞り部が設けられている。
前記第1流路部と前記第2流路部とは前記スプールの内部に設けられ、前記高圧ポートに連通する流路から分岐して前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとにそれぞれ接続される。
前記切替ユニットは、前記油圧機械が備えるドレインライン又は前記低圧油ラインへ前記第1チャンバー内の高圧油を排出するための排出ポートを備え、
前記2ポートソレノイドバルブは前記第1チャンバーと前記排出ポートとの間の流路に設けられ、
前記排出ポートの油圧は前記圧力P1であり、
前記スプールバルブは、
前記2ポートソレノイドバルブが開放されると前記第1チャンバー内の高圧油が前記排出ポートから排出されることで前記第1チャンバーの油圧が前記圧力P2から前記圧力P1に向けて低下し、
前記2ポートソレノイドバルブが閉鎖されると前記絞り部から前記第1チャンバーへ流入した高圧油によって前記第1チャンバーの油圧が前記圧力P1から前記圧力P2に向けて上昇するよう構成される。
前記2ポートソレノイドバルブが備えるソレノイドコイルへの通電を開始してから前記スプールの移動が完了するまでの時間をA、前記ソレノイドコイルへの通電を停止してから前記スプールの移動が完了するまでの時間をBとすると、
0.7≦A/B≦1.3
を満たすよう構成される。
前記第1受圧面の面積をS1、前記第2受圧面の面積をS2とすると、
前記スプールバルブは、
を満たすよう構成される。
圧力切替対象チャンバーと、高圧油ラインと、低圧油ラインと、圧力切替対象チャンバーの圧力を切り替えるための切替ユニットと、を有する油圧機械であって、
前記切替ユニットが上記(1)〜(10)のいずれか1項に記載の切替ユニットである。
再生可能エネルギーを利用して回転するように構成された主軸と、
前記主軸の回転によって駆動されるよう構成された油圧機械と、
前記油圧機械によって駆動されるよう構成された発電機と、を備え、
前記油圧機械が上記(11)に記載の油圧機械である。
少なくとも一本のブレードと、
前記少なくとも一本のブレードで受けた再生可能エネルギーによって回転するよう構成された主軸と、
前記主軸の回転によって駆動されるよう構成された油圧機械と、
前記油圧機械によって駆動されるよう構成された発電機と、を備え、
前記油圧機械が上記(11)に記載の油圧機械である。
図1は、幾つかの実施形態に係る風力発電装置の概略図である。図1に示す風力発電装置1は、少なくとも一本のブレード2及びハブ4で構成されるロータ3を備える。ロータ3及びロータ3に連結された回転シャフト6(主軸)は、ブレード2で受けた風力エネルギーによって回転するよう構成される。
風力発電装置1の各機器の動作は、制御部200によって制御される。
他の実施形態では、カム26は、複数のローブ(凸部)を有する環状のマルチローブドカム(リングカム)であり、この場合には、カム26及びカム26が取り付けられた回転軸32は一回転する間に、ピストン22は上下動をローブの数だけ行うようになっている。
次に、図3〜5を用いて、幾つかの実施形態に係るスプールバルブ組立体30の構成例について説明する。図3は、幾つかの実施形態に係るスプールバルブ組立体30の模式的な油圧回路図である。図4は、図3に示したスプールバルブ組立体30の具体的構成例を示す概略断面図であり、油圧室24と高圧油ライン12とが連通する第1状態を示している。図5は、図4に示したスプールバルブ組立体30における、油圧室24と低圧油ライン14とが連通する第2状態を示している。
なお、前述の第1受圧面42は第1ピストン部60の端面であり、第2受圧面44は第2ピストン部62の端面である。大スプール38の第1、第2ピストン部60,62は略円柱形であり、第2受圧面44の面積を第1受圧面42の面積よりも小さくするために、第2ピストン部62の外径が第1ピストン部60の外径よりも小さくなるよう大スプール38が構成されている。
図4に示すケーシング72は、高圧ポート68と高圧油ライン12とを連通するよう構成された高圧連通路74と、低圧ポート70と低圧油ライン14とを連通するよう構成された低圧連通路76と、油圧室ポート66と油圧室24とを連通するよう構成された油圧室連通路78と、を含む。
したがって、図4に示した上述の第1状態は、高圧油ライン12と油圧室24との間に、高圧連通路74、高圧ポート68、環状溝部54、油圧室ポート66、及び油圧室連通路78によって流路が形成されることで実現される。また、図5に示した上述の第2状態は、低圧油ライン14と油圧室24との間に、低圧連通路76、低圧ポート70、環状溝部54、油圧室ポート66、及び油圧室連通路78によって流路が形成されることで実現される。
一方、低圧連通路76は、低圧油ライン14の圧力がドレイン流路84と同一圧力である場合には低圧油ライン14とドレイン流路84とが連通しても構わないため、スリーブ52の径方向に延びるシンプルな縦孔部88を有している。そして、コンパクトな大スプールバルブ40を実現すべく低圧ポート70を低圧油ライン14に対して軸方向中央に寄せるため、低圧連通路76のスリーブ側開口部90(環状流路)の軸方向長さが高圧連通路74のスリーブ側開口部91(環状流路)の軸方向長さより長くなるように、低圧連通路76が形成されている。
次に、切替バルブ46について主に図3及び図8を用いて説明する。図8は、幾つかの実施形態に係る切替バルブ46の概略断面図である。
これにより、小スプールバルブ48を用いずにソレノイドバルブのみによって大スプールバルブ40の第1チャンバー34の油圧を圧力P2aと圧力P1aとで切り替える構成と比較して、切り替えに利用可能な油の流量を増加させることができる。
なお、図1に示す風力発電装置1においては、同期発電機16の高速回転に合わせてスプールバルブ組立体30の上記第1状態と上記第2状態を高速で切り替える必要がある。この場合において、小スプールバルブ48及び2ポートソレノイドバルブ50を用いて切り替えに利用可能な油の流量を増加させることで、上記第1状態と上記第2状態の高速切り替えを実現することができる。
小スプールバルブ48は、第2チャンバー142の油圧を低圧油ライン14の圧力よりも大きい圧力P2bに維持しながら第1チャンバー140の油圧を圧力P2bと圧力P2bよりも小さい圧力P1bとで切り替えることにより、小スプール144を移動させて圧力切替対象チャンバーとしての第1チャンバー34(図4参照)の油圧を上記圧力P1aと上記圧力P2aとで切り替えるよう構成される。
切替バルブ46は、第1チャンバー内の高圧油を油圧トランスミッション64が備えるドレインライン134へ排出するための排出ポート132を備えており、排出ポート132の油圧は上記圧力P1b(ここではドレインライン134の圧力)である。2ポートソレノイドバルブ50は、第1チャンバー140と排出ポート132との間の流路(ライン153、155)に設けられている。第1チャンバー140と排出ポート132とは、2ポートソレノイドバルブ50が開いたときにライン153、155を介して連通状態となり、2ポートソレノイドバルブ50が閉じた時に非連通状態となる。第2チャンバー142は、高圧ポート120と常に連通して圧力P2bに維持されている。
なお、図8に示す切替バルブ46には、2ポートソレノイドバルブ50を閉じる際に背圧が立たないように、ドレインタンク133(図3参照)と連通する連通路159が設けられている。
図10(a)は、2ポートソレノイドバルブ50が閉じた状態(図8)から開いた状態(図9)へ移行する際の、切替バルブ46の各部の動作フローを説明するための図である。図10(a)において、まず、S11でソレノイドコイル158への通電を開始する。S12で、スプリング154の付勢力を含むポペット156を弁座157に押しつける方向の力に対してソレノイドコイル158によるアーマチュア161の吸引力が上回り、ポペット156が弁座157から離れ始め、これにより小スプールバルブ48の第1チャンバー140の圧力が低下し始める。S13で、小スプール144の第1受圧面146が第1チャンバー140の油圧によって受ける力が第2受圧面148が第2チャンバー142の油圧によって受ける力を下回り、小スプール144が軸方向における第1受圧面146側へ移動し始める。S14で、小スプール144が第1チャンバー140の壁面に突き当たって移動を完了する(図9の状態)。
図10(b)において、まず、S21でソレノイドコイル158への通電を停止する。S22で、ソレノイドコイル158の残留磁気に起因したアーマチュア161の吸引力に対してスプリング154の付勢力が一定量以上上回り、ポペット156が弁座に向かって移動を始める。S23で、小スプール144の第1受圧面146が第1チャンバー140の油圧によって受ける力が第2受圧面148が第2チャンバー142の油圧によって受ける力を上回り、小スプール144が軸方向における第2受圧面148側へ移動し始める。S14で、小スプール144が第2チャンバー142の壁面に突き当たって移動を完了する(図8の状態)。
切替バルブ46は、
0.7≦A/B≦1.3
を満たすよう構成される。
なお、上記のA/Bは、例えば上記絞り部152の径を調節することにより調整可能である。図8に示す切替バルブ46においては、絞り部152の径を大きくするにつれてBは短くなるとともにAは長くなり、A/Bは大きくなる。一方、絞り部152の径を小さくするにつれてBは長くなるとともにAは短くなり、A/Bは小さくなる。
また、図11に示す切替バルブ46及び図12に示す切替バルブ46の何れにおいても、2ポートソレノイドバルブ50の開閉によって第1チャンバー140の圧力のみを切り替えることで小スプール144を移動可能なため、3ポートあるいは4ポートのソレノイドバルブを用いてスプールの両端面に作用する油圧をそれぞれ変化させることでスプールを移動させる構成と比較して、ソレノイドバルブの切替に要するストロークを容易に小さくすることができる。これにより、ソレノイドバルブ50の応答性向上とそれにともなう第1チャンバー34の油圧切替の高速化を実現することができる。また、2ポートソレノイドバルブ50の開閉を弁座157に対するポペット156の垂直方向の移動により行う(図8、図9参照)ため、上記3ポートあるいは4ポートのソレノイドバルブを用いる構成と比較して、ソレノイドバルブの切替に要するストロークを更に小さくすることができる。これにより、ソレノイドバルブ50の応答性を更に向上し、第1チャンバー34の油圧切替を更に高速化することができる。
2 ブレード
3 ロータ
4 ハブ
6 回転シャフト
8 油圧ポンプ
10 油圧モータ
12 高圧油ライン
14 低圧油ライン
16 発電機
18 ナセル
19 タワー
20 シリンダ
22 ピストン
22A ピストン本体部
22B ピストンローラ
24 油圧室
26 カム
30 スプールバルブ組立体
32 回転軸
34 大スプールバルブの第1チャンバー
36 大スプールバルブの第2チャンバー
38 大スプール
40 大スプールバルブ
42 大スプールの第1受圧面
44 大スプールの第2受圧面
46 切替バルブ
48 小スプールバルブ
50 2ポートソレノイドバルブ
52 スリーブ
54 環状溝部
56 第1ランド部
58 第2ランド部
60 第1ピストン部
62 第2ピストン部
64 油圧トランスミッション
65 スリーブの内周面
66 油圧室ポート
68 大スプールバルブの高圧ポート
70 大スプールバルブの低圧ポート
72 ケーシング
74 高圧連通路
76 低圧連通路
78 油圧室連通路
80 第1ドレイン室
82 第2ドレイン室
84 第1ドレイン流路
85 第2ドレイン流路
86 斜め孔部
88 縦孔部
90 低圧連通路のスリーブ側開口部
91 高圧連通路のスリーブ側開口部
92 第1エンドウォール
94 第2エンドウォール
96 第1エンドウォール流路
100 切欠き
104 第2エンドウォール流路
108 切欠き
110 センサ
112 銅製チューブ
114 リリーフバルブ
116 スプリング
118 ポペットバルブ
120 切替バルブの高圧ポート
122 高圧供給路
124 切替バルブの出力ポート
126 選択的供給路
128 切替バルブの低圧ポート
130 低圧供給路
132 切替バルブの排出ポート
133 ドレインタンク
134 ドレインライン
135 連通路
140 小スプールバルブの第1チャンバー
142 小スプールバルブの第2チャンバー
144 小スプール
146 小スプールの第1受圧面
148 小スプールの第2受圧面
149 第1流路部
150 第2流路部
151 流路
152 絞り部
153 ライン
154 スプリング
155 ライン
156 ポペット
157 弁座
158 ソレノイドコイル
159 ドレインタンクと連通する連通路
160 環状溝部
161 アーマチュア
200 制御部
Claims (12)
- 圧力切替対象チャンバーと、高圧油ラインと、低圧油ラインとを備える油圧機械に用いられ、圧力切替対象チャンバーの圧力を切り替えるための切替ユニットであって、
第1チャンバーと、
第2チャンバーと、
前記第1チャンバーの油圧を受けるよう形成された第1受圧面と、前記第2チャンバーの油圧を受けるよう形成され前記第1受圧面よりも面積が小さい第2受圧面と、を有するスプールと、
を含むスプールバルブを備え、
前記スプールバルブは、前記第2チャンバーの油圧を低圧油ラインの圧力よりも大きい圧力P2に維持しながら前記第1チャンバーの油圧を前記圧力P2と前記圧力P2よりも小さい圧力P1とで切り替えることにより、前記スプールを移動させて前記圧力切替対象チャンバーの圧力を切り替えるよう構成され、
前記スプールバルブは、前記圧力P 1 を有する第1油圧ラインに連通する低圧ポートと、前記圧力P 2 を有する第2油圧ラインに連通する高圧ポートと、圧力切替対象チャンバーに連通する出力ポートとを備えており、前記出力ポートに連通するポートを前記高圧ポートと前記低圧ポートとで切り換えることにより、前記圧力切替対象チャンバーの圧力を前記圧力P 1 と前記圧力P 2 とで切り替えるよう構成され、
前記第1受圧面の面積をS 1 、前記第2受圧面の面積をS 2 とすると、
前記スプールバルブは、
を満たすよう構成された
切替ユニット。 - 前記第1油圧ラインは前記低圧油ライン又は前記油圧機械が備えるドレインラインであり、
前記第2油圧ラインは前記高圧油ラインである請求項1に記載の切替ユニット。 - 前記第1チャンバーの油圧を前記圧力P1と前記圧力P2とで切り替えるための2ポートソレノイドバルブを備えた請求項1又は2に記載の切替ユニット。
- 前記2ポートソレノイドバルブは、弁座及び該弁座に対して垂直方向に移動するポペットを備え、前記ポペットの移動に伴う当該2ポートソレノイドバルブの開閉によって、前記第1チャンバーの油圧を前記圧力P1と前記圧力P2とで切り替えるように構成された請求項3に記載の切替ユニット。
- 前記スプールバルブは、前記高圧ポートと前記第1チャンバーとを連通するための第1流路部と、前記高圧ポートと前記第2チャンバーを連通するための第2流路部とを有し、
前記第1流路部には絞り部が設けられている請求項3又は4に記載の切替ユニット。 - 前記第1流路部と前記第2流路部とは前記スプールの内部に設けられ、前記高圧ポートに連通する流路から分岐して前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとにそれぞれ接続される請求項5に記載の切替ユニット。
- 前記切替ユニットは、前記油圧機械が備えるドレインライン又は前記低圧油ラインへ前記第1チャンバー内の高圧油を排出するための排出ポートを備え、
前記2ポートソレノイドバルブは前記第1チャンバーと前記排出ポートとの間の流路に設けられ、
前記排出ポートの油圧は前記圧力P1であり、
前記スプールバルブは、
前記2ポートソレノイドバルブが開放されると前記第1チャンバー内の高圧油が前記排出ポートから排出されることで前記第1チャンバーの油圧が前記圧力P2から前記圧力P1に向けて低下し、
前記2ポートソレノイドバルブが閉鎖されると前記絞り部から前記第1チャンバーへ流入した高圧油によって前記第1チャンバーの油圧が前記圧力P1から前記圧力P2に向けて上昇するよう構成された請求項5又は6に記載の切替ユニット。 - 前記2ポートソレノイドバルブが備えるソレノイドコイルへの通電を開始してから前記スプールの移動が完了するまでの時間をA、前記ソレノイドコイルへの通電を停止してから前記スプールの移動が完了するまでの時間をBとすると、
0.7≦A/B≦1.3
を満たすよう構成された請求項3〜7のいずれか1項に記載の切替ユニット。 - 圧力切替対象チャンバーと、高圧油ラインと、低圧油ラインと、圧力切替対象チャンバーの圧力を切り替えるための切替ユニットと、を有する油圧機械であって、
前記切替ユニットが請求項1〜8のいずれか1項に記載の切替ユニットである油圧機械。 - 再生可能エネルギーから電力を生成するための発電装置であって、
再生可能エネルギーを利用して回転するように構成された主軸と、
前記主軸の回転によって駆動されるよう構成された油圧機械と、
前記油圧機械によって駆動されるよう構成された発電機と、を備え、
前記油圧機械が請求項9に記載の油圧機械である発電装置。 - 少なくとも一本のブレードと、
前記少なくとも一本のブレードで受けた再生可能エネルギーによって回転するよう構成された主軸と、
前記主軸の回転によって駆動されるよう構成された油圧機械と、
前記油圧機械によって駆動されるよう構成された発電機と、を備え、
前記油圧機械が請求項9に記載の油圧機械である発電装置。 - 前記再生可能エネルギーは風力エネルギーであることを特徴とする請求項11に記載の発電装置。
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