JP6364889B2 - Display control program, display control apparatus, and display control method - Google Patents
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Description
本発明は、表示制御プログラム、表示制御装置及び表示制御方法に関する。 The present invention relates to a display control program, a display control device, and a display control method.
タブレット端末を活用した次世代型授業が実施されている。かかる次世代型授業では、一例として、記憶力や集中力の育成を目指すドリル教材の他、教師と生徒および生徒同士が教え学び合う協働教育を支援する支援教材などのデジタル教材が用いられることがある。 Next-generation classes using tablet devices are being implemented. In such next-generation classes, for example, in addition to drill materials that aim to develop memory and concentration, digital materials such as support materials that support collaborative education in which teachers and students and students learn from each other are used. is there.
例えば、上記の協働教育の場では、教師端末から生徒端末へ課題を送信し、生徒端末から教師端末へ課題に対する意見を返信させ、教師端末にて意見をまとめ、電子黒板等のスクリーンにマトリクス状に一覧表示させて議論を行う授業が実施される。このような一覧表示の下、生徒の意見に対し、各種の記述を手書き入力によって行う場合がある。例えば、意見に対する文字列等のコメントが記述される他、スクリーン上に表示された意見の一部に注目を集めたり、説明箇所を指し示すために、丸や下線などのマークを記述されたりする場合がある。 For example, in the above-mentioned collaborative education, the assignment is transmitted from the teacher terminal to the student terminal, the opinion on the assignment is returned from the student terminal to the teacher terminal, the opinions are compiled at the teacher terminal, and the matrix is displayed on a screen such as an electronic blackboard. A class will be held in which a list is displayed in a form for discussion. Under such a list display, various descriptions may be made by handwritten input with respect to the opinions of the students. For example, a comment such as a character string for an opinion is written, a mark such as a circle or underline is drawn to draw attention to a part of the opinion displayed on the screen, or to indicate an explanation part There is.
しかしながら、上記の技術では、次に説明するように、一覧表示で手書き入力された記述の一部が拡大表示で欠落する場合がある。 However, in the above technology, as described below, a part of the description input by handwriting in the list display may be lost in the enlarged display.
例えば、上記の協働教育の場では、各生徒の意見のうち特定の生徒の意見をクローズアップして説明を行ったり、議論を交わしたりする場合がある。この場合、一覧表示に含まれる生徒の意見のうち特定の生徒の意見が拡大表示される。ところが、特定の生徒の意見を拡大表示させた場合には、一覧表示時に手書き入力された記述のうち特定の生徒の意見が表示されるエリアからはみ出して手書き入力された記述が途切れた状態で拡大表示されてしまう。この結果、一覧表示で手書き入力された記述の一部が拡大表示で欠落してしまう。 For example, in the above-mentioned collaborative education, there is a case where a specific student's opinion is close-up among the opinions of each student for explanation or discussion. In this case, the opinion of a specific student among the opinions of the students included in the list display is enlarged. However, when the opinion of a specific student is displayed in an enlarged manner, the description that is written out by hand out of the area where the opinion of the specific student is displayed out of the description that is input by handwriting when the list is displayed is enlarged in a state in which the description is interrupted. It will be displayed. As a result, a part of the description input by handwriting in the list display is lost in the enlarged display.
1つの側面では、本発明は、一覧表示で手書き入力された記述の一部が拡大表示で欠落するのを抑制できる表示制御プログラム、表示制御装置及び表示制御方法を提供することを目的とする。 In one aspect, an object of the present invention is to provide a display control program, a display control apparatus, and a display control method capable of suppressing a part of a description input by handwriting in a list display from being lost in an enlarged display.
一態様の表示制御プログラムは、表示画面について行われた手書き入力の履歴を記憶し、前記表示画面のうちの一部の表示エリアについての指定を受け付け、前記履歴に含まれる手書き入力であって、連続的に入力された一連の手書き入力が部分的に前記一部の表示エリアに含まれる場合に、前記一部の表示エリアに属する表示データに合わせて、前記一連の手書き入力のうち前記一部の表示エリアに含まれない部分も表示する制御を行う、処理をコンピュータに実行させる。 The display control program according to one aspect stores a history of handwriting input performed on a display screen, accepts designation for a part of the display area of the display screen, and is a handwriting input included in the history, When a series of handwritten inputs continuously input are partially included in the partial display area, the part of the series of handwritten inputs is matched with display data belonging to the partial display area. The computer is caused to execute a process of controlling to display a portion not included in the display area.
一覧表示で手書き入力された記述の一部が拡大表示で欠落するのを抑制できる。 It is possible to suppress a part of the description input by handwriting in the list display from being lost in the enlarged display.
以下に添付図面を参照して本願に係る表示制御プログラム、表示制御装置及び表示制御方法について説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。そして、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。 Hereinafter, a display control program, a display control device, and a display control method according to the present application will be described with reference to the accompanying drawings. Note that this embodiment does not limit the disclosed technology. Each embodiment can be appropriately combined within a range in which processing contents are not contradictory.
[システム構成]
図1は、実施例1に係る授業支援システムの構成を示す図である。図1に示す授業支援システム1は、デジタル教材を通じて、授業を支援する授業支援サービスを提供するものである。
[System configuration]
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of a lesson support system according to the first embodiment. A
例えば、上記の授業支援サービスの一環として、授業支援システム1は、ある課題に対する生徒の意見が一覧表示された意見板を電子黒板20上で公開し、教師と生徒および生徒同士が教え学び合う協働教育を支援する協働教育支援サービスを提供する。以下では、意見板の一例として、生徒の意見が意見板上でマトリクス状に一覧表示される場合を想定する。
For example, as part of the class support service described above, the
図1に示すように、授業支援システム1には、教師端末10と、電子黒板20と、生徒端末30A〜30Cとが収容される。なお、図1には、3つの生徒端末を図示したが、授業支援システム1は任意の数の生徒端末を収容できる。以下では、生徒端末30A〜30Cの各装置を区別なく総称する場合には、「生徒端末30」と記載する場合がある。
As shown in FIG. 1, the
これら教師端末10及び生徒端末30の間は、ネットワーク5を介して相互に通信可能に接続される。かかるネットワーク5には、有線または無線を問わず、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの構内通信網を始め、インターネット(Internet)などの任意の種類の通信網を採用できる。
The
教師端末10は、教師が使用する端末装置である。ここで言う「教師」とは、授業の参加者のうち教える側の人物を指す。一例としては、各種の教員が挙げられるが、必ずしも各種の教員免許を有する有資格者でなくともかまわない。
The
一実施形態として、教師端末10には、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして上記の協働教育支援サービスを実現する教師端末用の協働教育支援プログラムがインストールされる。このように教師端末用の協働教育支援プログラムが教師端末10のプロセッサ上で動作することによって、一例として、協働教育を実施する課題の選択、各生徒端末30への課題の配信、各生徒端末30から返信された意見の一覧表示などの機能を実現できる。
As an embodiment, a collaborative education support program for a teacher terminal that implements the collaborative education support service described above is installed in the
例えば、教師端末10には、タブレット型の情報処理端末、いわゆるタブレット端末を採用できる。このように教師端末10にタブレット端末を採用することによって、教師端末10では、タッチペンや手指を介して各種の指示操作を受け付けることができる。この他、教師端末10では、上記の意見板に表示される複数の意見のうち1つの意見が拡大表示された個別意見画面上で、文字列やマークなどの手書き入力を受け付けることができる。以下では、タッチペンや手指によって手書きの文字列やマークをタッチパネルへ入力することを「手書き入力」と記載するとともに、タッチパネルが手書き入力を介して受け付ける文字列やマークのことを「マーク記述」と記載し、そのうち、一筆書きのものを「一筆マーク記述」と記載する場合がある。
For example, the
電子黒板20は、所定のプロジェクタ等から出力される画像を表示する装置である。
The
一実施形態として、電子黒板20には、インタラクティブ・ホワイトボードを採用できる。この電子黒板20には、図示しないプロジェクタが接続される。このプロジェクタによって、教師端末10が指示する映像が電子黒板20に投影される。このように、教師端末10及び電子黒板20の間では、互いに同一の画像を表示させることもできる。なお、上記の電子黒板20には、ユニット型、ボード型あるいは一体型のいずれのタイプを採用することもできるのは言うまでもない。
As an embodiment, an interactive whiteboard can be adopted for the
生徒端末30は、生徒が使用する端末装置である。ここで言う「生徒」とは、授業の参加者のうち教わる側の人物を指す。一例としては、各種の学生が挙げられるが、必ずしも学生でなくともかまわない。
The
一実施形態として、生徒端末30には、生徒端末用の協働教育支援プログラムがインストールされる。かかる生徒端末用の協働教育支援プログラムが生徒端末30のプロセッサ上で動作することによって、一例として、教師端末10からの課題の受信、課題に対する回答の入力、教師端末10への課題の返信などの機能を実現できる。
As an embodiment, the
例えば、生徒端末30には、上記の教師端末10と同様に、タブレット端末を採用できる。かかるタブレット端末を採用することによって、生徒端末30では、タッチペンや手指を介して協働教育支援プログラムに対する各種の指示操作を受け付けることができる。
For example, a tablet terminal can be adopted as the
なお、本実施例では、教師端末10及び生徒端末30の間で教師端末10をサーバ装置として機能させる一方で生徒端末30をクライアント端末として機能させる場合を例示するが、授業支援システム1の物理的構成はこれに限定されない。例えば、教師端末10とは別にサーバ装置を設置し、教師端末10及び生徒端末30の両方をクライアント端末として収容するクライアントサーバシステムを構築することとしてもかまわない。
In addition, although a present Example illustrates the case where the
また、本実施例では、教師端末10や生徒端末30がタブレット端末として実装される場合を例示するが、教師端末10や生徒端末30の実装形態はこれに限定されない。例えば、教師端末10や生徒端末30は、スマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)などの移動体通信端末を含む携帯端末装置として実装されることとしてもかまわない。また、パーソナルコンピュータを始めとする据置き型の情報処理装置やノート型のパーソナルコンピュータとして実装されることとしてもかまわない。
In this embodiment, a case where the
[教師端末10の構成]
続いて、本実施例に係る教師端末10の機能的構成について説明する。図2は、実施例1に係る教師端末10の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、教師端末10は、タッチパネル11と、通信I/F(InterFace)部12と、記憶部13と、制御部15とを有する。
[Configuration of teacher terminal 10]
Subsequently, a functional configuration of the
上記の教師端末10は、図2に示した機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部を有することとしてもかまわない。例えば、教師端末10がタブレット端末として実装される場合には、加速度センサや角速度センサなどのモーションセンサをさらに有することとしてもよい。また、教師端末10が移動体通信端末として実装される場合には、アンテナ、GPS(Global Positioning System)受信機などの機能部をさらに有していてもかまわない。なお、図2には、一例として、教師端末10がタブレット端末として実装される場合の機能部が例示されているが、教師端末10を据置き端末として実装する場合には、キーボード、マウスやディスプレイなどの入出力デバイスを有することとしてもよい。
The
図2において、タッチパネル11は、表示可能かつ入力可能なデバイスである。表示に関する一側面として、タッチパネル11は、教師端末10上で実行される協働教育支援プログラムを始め、OS(Operating System)やアプリケーションプログラムによって出力される画像を表示する。入力に関する一側面として、タッチパネル11は、タッチパネル11のスクリーン上でなされるタップ、フリック、スイープ、ピンチインやピンチアウトなどのタッチ操作を受け付ける。なお、ここでは、教師端末10に対する指示入力を行う入力デバイスとしてタッチパネル11を例示したが、これに限らず、タッチパネル11との間で相補的な入力を実現する物理キーなどをさらに有していてもかまわない。
In FIG. 2, a
通信I/F部12は、他の装置、例えば電子黒板20や生徒端末30などとの間で通信制御を行うインタフェースである。かかる通信I/F部12の一態様としては、LANカードなどのネットワークインタフェースカードを採用できる。例えば、通信I/F部12は、協働授業を実施する課題を生徒端末30へ配信したり、生徒端末30から課題に対する回答、例えば賛否や意見を受信したりする。また、通信I/F部12は、電子黒板20に表示させる画像、例えば意見板を電子黒板20へ送信したり、電子黒板20から電子黒板20上で受け付けた操作を受け付けたりする。
The communication I /
記憶部13は、制御部15で実行されるOS(Operating System)や授業支援プログラムなどの各種プログラムを記憶する記憶デバイスである。記憶部13の一態様としては、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。なお、記憶部13は、上記の種類の記憶装置に限定されるものではなく、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)であってもよい。
The
記憶部13は、制御部15で実行されるプログラムに用いられるデータの一例として、生徒データ13aと、課題データ13bと、回答データ13cと、手書き入力データ13dと、グループ設定用データ13eとを記憶する。これら生徒データ13a、課題データ13b、回答データ13c、手書き入力データ13d及びグループ設定用データ13e以外にも、他の電子データ、例えば記憶力や集中力の育成を目指すドリル教材なども併せて記憶することもできる。
The
このうち、生徒データ13aは、生徒に関するデータである。
Among these, the
一実施形態として、生徒データ13aには、生徒ID(IDentifier)、生徒名および生徒端末IPアドレスなどの項目が対応付けられたデータを採用できる。ここで言う「生徒ID」とは、授業に参加する生徒を識別する識別情報を指す。また、「生徒名」とは、生徒の名字を指す。また、「生徒端末IPアドレス」とは、各生徒端末30が持つIPアドレスを指す。
As an embodiment, data in which items such as a student ID (IDentifier), a student name, and a student terminal IP address are associated can be adopted as the
図3は、生徒データ13aの一例を示す図である。図3には、8名の生徒に関する生徒ID、生徒名及び生徒端末IPアドレスが図示されている。例えば、図3に示す1番目のレコードの例で言えば、生徒ID「1001」によって識別される生徒名が「田中」であり、かかる田中が使用する生徒端末のIPアドレスが「XX.YY.ZZ.A1」であることを意味する。この他の2番目以降のレコードについても項目が持つ値は異なるがその意味合いは同様である。なお、図3には、生徒のエントリが8つである場合を例示したが、エントリ数は任意の数であってよい。また、生徒がクラス分けされている場合には、クラス別に生徒ID、生徒名及び生徒端末IPアドレスを管理することもできる。
FIG. 3 is a diagram illustrating an example of the
課題データ13bは、課題に関するデータである。
The
一実施形態として、課題データ13bには、課題ID、課題内容および回答制限時間などの項目が対応付けられたデータを採用できる。ここで言う「課題ID」とは、協働授業等の授業で生徒に与える課題を識別する識別情報を指す。また、「課題内容」とは、課題の内容を指し、例えば、教師と生徒間および生徒間で議論する議題などが挙げられる。また、「回答制限時間」とは、生徒が課題を回答する場合に課す制限時間を指す。なお、上記の課題データ13bは、予め支援教材として格納しておくこともできるし、教師が教師端末10を通じて入力する課題を登録することとしてもかまわない。
As an embodiment, the
図4は、課題データ13bの一例を示す図である。図4に示す1番目のレコードの例で言えば、課題ID「0001」によって識別される課題の内容が「未成年の中絶についてどう思うか?」であり、当該課題に対する賛否や意見などを回答する時間が20分以内であることを意味する。また、図4に示す2番目のレコードの例で言えば、課題ID「0002」によって識別される課題の内容が「瓦礫受け入れについてどう思うか?」であり、当該課題に対する賛否や意見などを回答する時間が30分以内であることを意味する。この他の3番目以降のレコードについても項目が持つ値は異なるがその意味合いは同様である。
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of the
回答データ13cは、課題への回答に関するデータである。 The answer data 13c is data related to the answer to the problem.
一実施形態として、回答データ13cには、生徒ID、賛否、意見内容および意見表示エリア座標などの項目が対応付けられたデータを採用できる。ここで言う「賛否」とは、生徒が課題に賛成または反対であるかの選択結果を指す。また、「意見内容」とは、課題に対する生徒の主張や考えの内容を指し、例えば、賛否の理由を始め、課題へのアプローチなどが挙げられる。また、「意見表示エリア座標」とは、生徒の意見が意見板上で表示されるエリアの座標を指し、例えば、生徒の意見が表示されるエリアを矩形とする場合、エリアの4つの頂点「左上」、「左下」、「右上」及び「右下」の座標によって表すことができる。以下では、意見板上で1つの意見が表示されるエリアのことを「表示エリア」と記載する場合がある。なお、ここでは、エリアが4つの頂点によって定義される場合を例示したが、エリアは他の任意の方法で定義することができ、例えば、1つの頂点もしくは重心と、エリアの高さ及び幅などによってエリアを定義することもできる。 As one embodiment, data in which items such as a student ID, approval / disapproval, opinion contents, and opinion display area coordinates are associated can be adopted as the answer data 13c. Here, “pros and cons” refers to the selection result of whether the student is in favor or against the assignment. The “opinion content” refers to the content of the student's assertions and ideas about the task, and includes, for example, reasons for approval and disapproval and approaches to the task. The “opinion display area coordinates” refers to the coordinates of the area where the student's opinion is displayed on the opinion board. For example, when the area where the student's opinion is displayed is rectangular, the four vertices “ It can be represented by the coordinates of “upper left”, “lower left”, “upper right” and “lower right”. Hereinafter, an area where one opinion is displayed on the opinion board may be referred to as a “display area”. Here, the case where the area is defined by four vertices is illustrated, but the area can be defined by any other method, for example, one vertex or the center of gravity, the height and width of the area, etc. You can also define areas by
図5は、回答データ13cの一例を示す図である。図5には、図3に示した8名の生徒の意見が意見板に表示される場合が示されている。また、図5には、座標系の一例として、意見板の左下の頂点を原点とする座標系が採用される場合が例示されている。図5に示す例では、意見板が縦に2つ、横に4つに8等分割されることによって1つのエリアが縦「30」及び横「40」の大きさで意見板上に表示される。すなわち、意見板の左から田中のエリア、山田のエリア、鈴木のエリア、山本のエリアの順に各意見が表示されるとともに、田中の意見の下には、黒田の意見、山田の意見の下には、本田の意見、鈴木の意見の下には、佐藤の意見、山本の意見の下には、浅井の意見が表示されることを意味する。さらに、図5の例では、本田以外の生徒は、瓦礫受け入れについて賛成を表明し、本田は、瓦礫受け入れについて反対を表明していることも意味する。 FIG. 5 is a diagram illustrating an example of the answer data 13c. FIG. 5 shows a case where the opinions of the eight students shown in FIG. 3 are displayed on the opinion board. FIG. 5 illustrates a case where a coordinate system having the origin at the lower left vertex of the opinion board is adopted as an example of the coordinate system. In the example shown in FIG. 5, an opinion board is divided into eight equal parts, two vertically and four horizontally, so that one area is displayed on the opinion board in the size of “30” and “40”. The That is, from the left of the opinion board, each opinion is displayed in the order of Tanaka area, Yamada area, Suzuki area, Yamamoto area, and below Tanaka's opinion, Kuroda's opinion, Yamada's opinion Means that Sato's opinion and Yamamoto's opinion are displayed under Honda's opinion and Suzuki's opinion. Furthermore, in the example of FIG. 5, it means that students other than Honda have expressed their support for accepting rubble, and Honda has expressed their opposition to accepting rubble.
なお、ここでは、エリアごとに当該エリアに表示される生徒の意見が予め決定されている場合、すなわち回答が得られる前から賛否と意見内容以外の項目が初期値として設定されている場合を想定するが、どのエリアにどの生徒の意見を表示するのかは動的に変更することもできる。例えば、課題への賛否によって意見を並べて表示することもできるし、回答を受け付けた順に意見を並べて表示することもできるし、教師端末10によって指定される順に意見を並べて表示することもできる。
Here, it is assumed that the opinions of the students displayed in the area are determined in advance for each area, that is, the items other than the pros and cons and the content of the opinion are set as initial values before the answer is obtained. However, it is possible to dynamically change which student's opinion is displayed in which area. For example, opinions can be displayed side by side according to approval or disapproval of the assignment, opinions can be displayed in order in which the answers are accepted, or opinions can be displayed in the order specified by the
手書き入力データ13dは、手書き入力に関するデータである。なお、手書き入力データ13dは、手書き入力の履歴の一例である。
The
一実施形態として、手書き入力データ13dには、記述ID、軌跡、記述終了時刻およびグループIDなどの項目が対応付けられたデータを採用できる。ここで言う「記述ID」とは、手書き入力によって描かれた一筆マーク記述を識別する識別情報を指す。かかる「一筆書き」とは、タッチパネル11上で手書き入力が検知されてから当該手書き入力が検知されなくなるまでに検知された一連の軌跡を指す。また、「軌跡」とは、一筆マーク記述を形成する手書き入力のドットの位置の軌跡を指し、例えば、位置の一例として、一筆書きの始点、中継点および終点の意見板上の座標が用いられる。また、「記述終了時刻」とは、一筆マーク記述が終了した時刻を指し、例えば、一筆マーク記述を形成する軌跡のうち一筆書きの終点の座標が記録された時刻を採用できる。また、「グループID」とは、一筆マーク記述が属するグループを識別する識別情報を指す。かかる「グループ」とは、マーク記述を分類する集まりを指し、例えば、後述のグループ設定用データ13eを用いて説明の区切りごとにマーク記述がグループ化される。
As one embodiment, the
図6は、手書き入力データ13dの一例を示す図である。図6には、各生徒の意見が一覧表示される意見板上で、タッチパネル11を介して受け付けた手書き入力に対応したマーク記述が一筆書き毎に記録されていることを図示している。さらに、図6には、同一のグループ、すなわちグループIDが「1」である複数の一筆マーク記述が抜粋して示されているが、他のグループIDに属するマーク記述が記録されていてもかまわない。例えば、図6に示す記述ID「1001」のレコードの例で言えば、手書き入力が始点(20,42)で始まり、中継点(21,40)、中継点(22,40)・・・と続く一筆マーク記述であることを意味する。さらに、記述ID「1001」のレコードでは、当該一筆マーク記述の終点の座標が記録された時刻が2013年10月30日9時46分3秒51であることを意味する。この他の記述ID「1002」〜記述ID「1006」のレコードについても項目が持つ値は異なるがその意味合いは同様である。
FIG. 6 is a diagram illustrating an example of the
グループ設定用データ13eは、手書き入力による一筆マーク記述にグループを設定するのに用いるデータである。
The
一実施形態として、グループ設定用データ13eは、閾値の種類および閾値の値などの項目が対応付けられたデータを採用できる。ここで言う「閾値」には、一例として、一筆マーク記述間の座標差と比較する閾値と、一筆マーク記述間の時間差と比較する閾値とを採用できる。さらに、座標差には、一例として、2つの一筆マーク記述に含まれるドットの座標のうち互いに最も近い座標同士の差を計算することによって求めることができる。また、時間差には、2つの一筆マーク記述における記述終了時刻の差を計算することによって求めることができる。なお、ここでは、記述終了時刻の差から時間差を求める場合を例示したが、一方の一筆マーク記述の記述終了時刻と他方の記述開始時刻との差から時間差を求めることとしてもかまわない。また、上記の座標差の代わりに互いの一筆マーク記述の距離差を求めることとしてもかまわない。
As an embodiment, the
図7は、グループ設定用データ13eの一例を示す図である。図7の例では、一筆マーク記述間の時間差、すなわち2つの一筆マーク記述の記述終了時刻の差と比較する閾値の値が2秒であることを意味する。さらに、図7の例では、一筆マーク記述間の最も近いX軸の座標の差と比較する閾値の値が20ドットであり、また、一筆マーク記述間の最も近いY軸の座標の差と比較する閾値の値も20ドットであることを意味する。詳細は後述するが、上記3つの閾値によって規定されるAND条件を満たす場合に、2つの一筆マーク記述に同一のグループIDが採番される。すなわち、それら一筆マーク記述間の時間差が2秒未満であり、それら一筆マーク記述間のX軸方向の座標差が20ドット未満であり、かつそれら一筆マーク記述間のY軸方向の座標差が20ドット未満である場合に、2つの一筆マーク記述が同一のグループであると判断される。なお、ここでは、上記3つの閾値によって規定される条件をAND条件とする場合を例示したが、上記3つの閾値によって規定される条件をOR条件とすることもできるし、一部だけをAND条件とすることもできる。
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of the
なお、図3〜図7には、データがテーブル形式で記憶される場合を例示したが、オブジェクトやXML(Extensible Markup Language)などの形式で記憶されることとしてもかまわない。 3 to 7 exemplify cases where data is stored in a table format, the data may be stored in a format such as an object or XML (Extensible Markup Language).
制御部15は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部15は、図2に示すように、回答受付部15aと、一覧表示部15bと、記録部15cと、グループ化部15dと、拡大表示部15eとを有する。
The
回答受付部15aは、ある課題に対する生徒の回答を受け付ける処理部である。
The
一実施形態として、回答受付部15aは、生徒端末30へ配信する課題を教師端末10に決定させることができる。例えば、回答受付部15aは、タッチパネル11に表示されたメニュー画面から課題選択の項目が選択された場合に処理を起動する。すなわち、回答受付部15aは、課題IDの選択肢や課題の配信を要求する課題送信ボタンなどを含む課題選択画面をタッチパネル11に表示させる。
As one embodiment, the
そして、回答受付部15aは、課題選択画面上で課題IDが選択された上で課題送信ボタンが押下された場合、課題データ13bに含まれる課題内容のうち課題選択画面で選択を受け付けた課題IDに対応する課題内容を含む回答画面を生成する。続いて、回答受付部15aは、先に生成された回答画面を生徒端末30へ送信する。例えば、回答受付部15aは、課題内容の表示とともに、課題への賛否や意見などの回答を記入する入力フォームが設けられた回答画面データを生成して生徒端末30へ送信することができる。なお、ここでは、教師端末10が回答画面を生成する場合を例示したが、回答受付部15aが課題内容を送信し、生徒端末30上で実行される生徒端末用の協働教育支援プログラムが課題内容を用いて回答画面を生成することとしてもかまわない。
Then, when the assignment transmission button is pressed after the assignment ID is selected on the assignment selection screen, the
その上で、回答受付部15aは、課題データ13bに含まれる回答制限時間のうち課題選択画面で選択を受け付けた課題IDに対応付けられた回答制限時間を取得する。その後、回答受付部15aは、生徒端末30から回答画面に記入された課題への賛否および意見を受け付けた場合に、回答データ13cに含まれるレコードのうち当該生徒端末30のIPアドレスに対応する生徒IDのレコードに賛否および意見を登録する。そして、回答受付部15aは、回答制限時間を経過するまで、課題への賛否および意見が生徒端末30から教師端末10へ送信されるのを待機し、課題への賛否および意見を受信した場合に、回答データ13cへ登録する処理を繰り返し実行する。
Then, the
一覧表示部15bは、各生徒の意見を一覧表示する処理部である。
The
一実施形態として、一覧表示部15bは、回答制限時間を経過すると、記憶部13に記憶された回答データ13cを読み出す。その上で、一覧表示部15bは、回答データ13cに含まれるレコードごとに当該レコードに設定された意見表示エリア座標にしたがって賛否および意見をタッチパネル11及び電子黒板20に表示させる。この結果、タッチパネル11及び電子黒板20には、課題に対する各生徒の賛否および意見がマトリクス状に一覧で掲載された意見板が表示されることになる。
As an embodiment, the
かかる意見板の表示後、一覧表示部15bは、手書き入力データ13dが更新される度に、手書き入力データ13dに含まれる記述IDごとに当該記述IDに含まれる軌跡の座標にしたがって一筆マーク記述を意見板上に描画する。このとき、一覧表示部15bは、生徒の賛否や意見を表示するレイヤを下位のレイヤとし、手書き入力によるマーク記述を表示するレイヤを上位のレイヤとして生徒の賛否や意見および手書き入力によるマーク記述を重ねてタッチパネル11及び電子黒板20へ表示させることができる。このため、生徒の賛否や意見の表示と手書き入力によるマーク記述の表示とが重複する場合には、手書き入力によるマーク記述の方がスクリーンの手前側に表示される結果、手書き入力によるマーク記述を視認させることができる。なお、一覧表示部15bは、タッチパネル11に表示された意見板に含まれる終了ボタンが押下された場合に、当該課題に関する表示を終了する。
After the display of the opinion board, the
なお、ここでは、タッチパネル11及び電子黒板20の表示を同期させることによって互いに同一の内容を表示させる場合を例示するが、タッチパネル11及び電子黒板20に表示される内容が互いに異なることとしてもよい。
Here, the case where the same content is displayed by synchronizing the display of the
記録部15cは、手書き入力を記録する処理部である。
The
一実施形態として、記録部15cは、一覧表示部15bによって意見板が表示された場合に、タッチパネル11上で手書き入力が検知されるのを待機する。このとき、タッチパネル11上で手書き入力が検知された場合には、一筆書きの始点を受け付けたと推定できる。この場合、記録部15cは、記述IDを採番する。例えば、記録部15cは、記憶部13に記憶された手書き入力データ13dに当該採番がなされた記述IDを追加する。その上で、記録部15cは、手書き入力データ13dに含まれる記述IDのうち今回採番がなされた記述IDに対応付けて手書き入力が検知されたドットの座標を記録する。そして、記録部15cは、タッチパネル11上で手書き入力が検知されなくなるまで手書き入力の座標を追加して記録する処理を継続する。その後、タッチパネル11上で手書き入力が検知されなくなった場合には、一筆書きの終点を受け付けたと推定できる。この場合、記録部15cは、一筆書きの終点の座標が記録された時刻を記述終了時刻とし、当該記述終了時刻を今回採番がなされた記述IDに対応付けて手書き入力データ13dへ記録する。これによって、タッチパネル11上で手書き入力が検知されてから当該手書き入力が検知されなくなるまでに検知された一連の手書き入力の軌跡、すなわち一筆マーク記述が手書き入力データ13dに記録されることになる。なお、この段階では、今回採番がなされた記述IDのレコードにはグループIDは採番されておらず、後述のグループ化部15dによってグループIDが採番される。
As an embodiment, the
グループ化部15dは、手書き入力データ13dに含まれる一筆マーク記述をグループ化する処理部である。
The
一実施形態として、グループ化部15dは、記録部15cによって手書き入力データ13dに記述終了時刻が記録される度に、処理を起動する。具体的には、グループ化部15dは、まず、記憶部13に記憶されたグループ設定用データ13eを読み出す。そして、グループ化部15dは、手書き入力データ13dに含まれる一筆マーク記述のうち今回に記述終了時刻が記録された一筆マーク記述の直前に記録されたマーク記述に関する軌跡及び記述終了時刻を取得する。以下では、今回に記述終了時刻が記録された一筆マーク記述の直前に記録されたマーク記述のことを「直前の一筆書きマーク記述」と記載する場合がある。
As one embodiment, the
その上で、グループ化部15dは、今回の一筆マーク記述と直前の一筆書きマーク記述との間で記述終了時刻の時間差を算出する。そして、グループ化部15dは、記述終了時刻の時間差がグループ設定用データ13eから読み出された閾値、例えば2秒未満であるか否かを判定する。このとき、グループ化部15dは、記述終了時刻の時間差が閾値未満である場合には、今回の一筆マーク記述の軌跡と直前の一筆書きマーク記述の軌跡との間で互いに最も近い座標のペアを抽出する。その後、グループ化部15dは、今回の一筆マーク記述と直前の一筆書きマーク記述との間でX軸方向の座標差およびY軸方向の座標差を算出する。その上で、グループ化部15dは、X軸方向の座標差がグループ設定用データ13eから読み出された閾値、例えば20ドット未満であるか否かを判定する。このとき、グループ化部15dは、X軸方向の座標差が閾値未満である場合、Y軸方向の座標差がグループ設定用データ13eから読み出された閾値、例えば20ドット未満であるか否かをさらに判定する。
Then, the
ここで、一筆マーク記述間の時間差が2秒未満であり、一筆マーク記述間のX軸方向の座標差が20ドット未満であり、かつ一筆書きマーク記述間のY軸方向の座標差が20ドット未満である場合には、時間および場所の両面から2つのマーク記述が同一の説明の区切りに含まれる一連のマーク記述であると推定できる。この場合、グループ化部15dは、今回の一筆マーク記述に対し、直前の一筆書きマーク記述に付与されたグループIDと同一のグループIDを採番する。一方、一筆マーク記述間の時間差が2秒以上であるか、それらのマーク記述間のX軸方向の座標差が20ドット以上であるか、あるいはそれらのマーク記述間のY軸方向の座標差が20ドット以上である場合には、2つの一筆マーク記述が同一の説明の区切りに含まれる一連のマーク記述である可能性が低いと推定できる。この場合、グループ化部15dは、今回の一筆マーク記述に対し、直前の一筆書きマーク記述に付与されたグループIDとは異なる新規のグループIDを採番する。その上で、グループ化部15dは、手書き入力データ13dに含まれる記述IDのうち今回の一筆マーク記述の記述IDに対応付けて先に採番されたグループIDを登録する。
Here, the time difference between one-stroke mark descriptions is less than 2 seconds, the coordinate difference between the one-stroke mark descriptions in the X-axis direction is less than 20 dots, and the coordinate difference between the one-stroke mark descriptions in the Y-axis direction is 20 dots. If it is less than two, it can be presumed that the two mark descriptions are a series of mark descriptions included in the same description segment from both time and place. In this case, the
拡大表示部15eは、意見板に含まれる意見のうち一部の意見を拡大表示させる処理部である。例えば、拡大表示部15eは、履歴に含まれる手書き入力であって、連続的に入力された一連の手書き入力が部分的に一部の表示エリアに含まれる場合に、一部の表示エリアに属する表示データに合わせて、一連の手書き入力のうち一部の表示エリアに含まれない部分も表示する制御を行う表示制御部の一例である。
The
一実施形態として、拡大表示部15eは、タッチパネル11に表示された意見板上で意見の選択を受け付けた場合に、次のような処理を実行する。以下では、意見板上で選択を受け付けた意見と、他の選択を受け付けていない意見と区別する観点から「選択意見」と記載するとともに、意見が個別に拡大表示された画面のことを「個別意見画面」と記載する場合がある。例えば、拡大表示部15eは、記憶部13に記憶された手書き入力データ13dを読み出す。そして、拡大表示部15eは、先に読み出された手書き入力データ13dに含まれる一筆マーク記述のうち軌跡が選択意見の表示エリア内に収まるマーク記述を抽出する。続いて、拡大表示部15eは、選択意見の表示エリア内に収まる一筆マーク記述と同一のグループIDを持つ一筆マーク記述を手書き入力データ13dから検索する。
As an embodiment, the
このとき、拡大表示部15eは、選択意見の表示エリア内に収まる一筆マーク記述と同一のグループIDを持つ一筆マーク記述がヒットした場合、検索の結果として得られた一筆マーク記述の記述IDのうち記述IDを1つ選択する。そして、拡大表示部15eは、先に記述IDが選択された一筆マーク記述の軌跡全体が選択意見の表示エリア内に収まるか否かを判定する。このとき、拡大表示部15eは、一筆マーク記述の軌跡全体が選択意見の表示エリア内に収まらない場合、選択意見の表示エリアからはみ出す手書き入力の座標から、最もX軸方向にはみ出す最大X座標値及び最もY軸方向にはみ出す最大Y座標値を特定する。これら最大X座標値及び最大Y座標値は、一例として、絶対値で算出されることとする。続いて、拡大表示部15eは、最大X座標値がこの時点までに図示しない内部メモリに保存されていた最大X座標値の保存値よりも大きいか、すなわち最大X座標値>保存値であるか否かを判定する。そして、拡大表示部15eは、最大X座標値>保存値である場合、最大X座標値を内部メモリに上書き保存する。さらに、拡大表示部15eは、最大Y座標値がこの時点までに内部メモリに保存されていた最大Y座標値の保存値よりも大きいか、すなわち最大Y座標値>保存値であるか否かをさらに判定する。このとき、拡大表示部15eは、最大Y座標値>保存値である場合、最大Y座標値を内部メモリに上書き保存する。
At this time, when the one-stroke mark description having the same group ID as the one-stroke mark description that fits in the display area of the selected opinion is hit, the
このように、拡大表示部15eは、選択意見の表示エリア内に収まる一筆マーク記述と同一のグループに属する各一筆マーク記述に対し、選択意見の表示エリアからはみ出す最大X座標値及び最大Y座標値を探索する処理を繰り返し実行する。なお、同一のグループに属する各一筆マーク記述は、連続的に入力された一連の手書き入力の一例である。
As described above, the
その後、拡大表示部15eは、選択意見の表示エリア内に収まる一筆マーク記述と同一のグループに属する一筆マーク記述の全てに上記の探索が終了した場合に、次のような処理を実行する。すなわち、拡大表示部15eは、内部メモリに保存された最大X座標値及び最大Y座標値にしたがって拡大に用いる原画像のフレームの大きさを調節する。例えば、拡大表示部15eは、選択意見の表示エリアを基準とし、上記の最大X座標値を用いて、原画像のフレームの左右の大きさを拡大するとともに、上記の最大Y座標値を用いて、原画像のフレームの上下の大きさを拡大する。より具体的には、拡大表示部15eは、意見表示エリア座標の左上および左下の頂点の座標には、X座標の値から最大X座標値を減算するとともに、意見表示エリア座標の右上および右下の頂点の座標には、X座標の値に最大X座標値を加算する。さらに、拡大表示部15eは、意見表示エリア座標の左下および右下の頂点の座標には、Y座標の値から最大Y座標値を減算するとともに、意見表示エリア座標の左上および右上の頂点の座標には、Y座標の値に最大Y座標値を加算する。このようにして拡大に用いる原画像のフレームの大きさが決定される。なお、ここでは、左右の両方向並びに上下の両方向にわたって原画像のフレームを拡大する場合を例示したが、軌跡が表示エリアのいずれの辺からはみ出す方向を検出しておき、左右のうち軌跡がはみ出す方向に対応する一方、あるいは、上下のうち軌跡がはみ出す方向に対応する一方を拡大することもできる。また、選択意見の表示エリア内に収まるマーク記述が存在しない場合やマーク記述が存在しても同一のグループに属するマーク記述が存在しない場合には、原画像のフレームの大きさは調整しないことが好ましい。
Thereafter, the
そして、拡大表示部15eは、原画像のフレームの大きさが決定されると、選択意見と選択意見の表示エリア内に収まる一筆書きのマーク記述と同一のグループに属する一筆書きのマーク記述とを重畳することによって拡大に用いる原画像を生成する。例えば、拡大表示部15eは、フレームの重心位置と選択意見の重心位置が一致するフレーム上の位置に選択意見の画像を配置するとともに、選択意見の表示エリア内に収まる一筆マーク記述と同一のグループに属する一筆書きのマーク記述をフレームに重畳することによって拡大に用いる原画像を生成する。その上で、拡大表示部15eは、先に生成された原画像を所定の倍率、例えば個別意見画面のうち選択意見の表示欄に収まる倍率で拡大することによって個別意見画面を生成した上でタッチパネル11及び電子黒板20に表示させる。なお、タッチパネル11に個別意見画面が表示された状態で当該個別意見画面上に配置された戻るボタンが選択されると、一覧表示部15bによって意見板が改めてタッチパネル11及び電子黒板20に表示される。
When the size of the frame of the original image is determined, the
なお、上記の回答受付部15a、一覧表示部15b、記録部15c、グループ化部15d及び拡大表示部15eは、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などに表示制御プログラムを実行させることによって実現できる。また、上記の各機能部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードワイヤードロジックによっても実現できる。
The
[手書き更新の具体例]
次に、図8〜図13を用いて、拡大表示の具体例について説明する。図8は、課題選択画面の一例を示す図である。図9は、回答画面の一例を示す図である。図10及び図11は、意見板の一例を示す図である。図12及び図13は、個別意見画面の一例を示す図である。
[Specific example of handwriting update]
Next, a specific example of enlarged display will be described with reference to FIGS. FIG. 8 is a diagram illustrating an example of an assignment selection screen. FIG. 9 is a diagram illustrating an example of an answer screen. 10 and 11 are diagrams illustrating an example of an opinion board. 12 and 13 are diagrams illustrating an example of the individual opinion screen.
例えば、タッチパネル11に表示されたメニュー画面から課題配信の選択を受け付けた場合、図8に示す課題選択画面200がタッチパネル11に表示される。この課題選択画面200は、一例として、図4に示した課題データ13bから生成される。図8に示すように、課題選択画面200には、図4に示した課題データ13bに含まれる課題ID及び課題内容が一覧表示されるとともに、生徒端末30へ配信する課題を選択する選択ボタンが課題IDの左側に表示される。
For example, when assignment selection is accepted from a menu screen displayed on the
かかる選択ボタンのチェックボックスにチェックを入れた状態、すなわち図示の例では課題ID「0002」のチェックボックスにチェックを入れた状態で課題送信ボタン200Aが押下操作される。この場合、チェックが入れられた課題ID「0002」の課題に対応する回答画面が教師端末10から生徒端末30A〜30Cへ配信される。一方、キャンセルボタン200Bが押下操作された場合には、生徒端末30に課題が配信されることなく、メニュー画面の表示に戻る。なお、ここでは、課題ID「0002」だけが選択される場合を例示したが、1度に複数の課題を選択させることとしてもかまわない。
The
図9に示すように、回答画面210には、生徒に回答させる課題ID「0002」の課題内容が含まれる。この他、課題への賛否を入力するチェックボックス210A及び210Bと、課題への意見を記入する意見欄の入力フォーム210Cと、回答を教師端末30へ送信する送信ボタン210Dと、意見をクリアする意見クリアボタン210Eとが含まれる。このようなGUI(Graphical User Interface)の下、生徒は、賛成のチェックボックス210Aにチェックを入れることによって課題へ賛成を表明するか、あるいは反対のチェックボックス210Bにチェックを入れることによって課題へ反対を表明できる。さらに、生徒は、意見欄の入力フォーム210Cに対し、文字列のテキスト入力を行うことによって賛成または反対の理由などの意見を表明することができる。このように、チェックボックス210Aまたは210Bのいずれかにチェックを入れ、意見欄の入力フォーム210Cに文字列がテキスト入力された状態で送信ボタン210Dが押下操作された場合、賛否および意見が生徒端末30から教師端末10へ返信される。なお、意見クリアボタン210Eが押下操作された場合には、それまでに入力された賛否および意見の入力をクリアし、最初から入力をやり直すことができる。
As shown in FIG. 9, the answer screen 210 includes the task content of the task ID “0002” to be answered by the student. In addition, check boxes 210A and 210B for inputting approval / disapproval of the assignment, an input form 210C for inputting an opinion on the assignment, a send button 210D for transmitting an answer to the
このようにして生徒端末30から課題に対する回答が収集されると、タッチパネル11や電子黒板20には、図10に示す意見板220が表示される。図10に示す意見板220には、課題ID「0002」の課題に対する各生徒の意見が図5に示した回答データ13cにしたがってマトリクス状に一覧表示される。図10に示すように、意見板220には、1つの意見が表示されるエリアを縦30ドット及び横40ドットとし、各生徒の意見が2×4の行列で表示される。すなわち、意見板220の上段には、左上から右上へ田中さん、山田さん、鈴木さん、山本さんの順に意見が表示されるとともに、意見板220の下段には、左下から右下へ黒田さん、本田さん、佐藤さん、浅井さんの順位意見が表示されている。かかる意見板220では、上記8名の生徒の意見をタッチペンや手指で触れることによって1つの意見を個別に選択できる。なお、意見板220の右下に設けられた終了ボタン220Aが押下操作された場合には、当該課題に関する協働教育を終了し、メニュー画面に戻る。
When answers to the assignment are collected from the
かかる意見板220が表示された後に、図6に示す手書き入力データ13dのように、手書き入力が行われた場合には、図11に示すように、手書き入力データ13dに含まれる記述IDごとに当該記述IDに含まれる軌跡の座標にしたがって一筆マーク記述が意見板上に重畳表示される。これらのマーク記述のうち、記述ID「1001」の一筆書きマーク記述は、手書きの文字列「いいね」の1文字目の「い」の1画目の一筆書きに対応する。さらに、記述ID「1002」のマーク記述は、手書きの文字列「いいね」の1文字目の「い」の2画目の一筆書きに対応する。また、記述ID「1003」のマーク記述は、手書きの文字列「いいね」の2文字目の「い」の1画目の一筆書きに対応する。さらに、記述ID「1004」のマーク記述は、手書きの文字列「いいね」の2文字目の「い」の2画目の一筆書きに対応する。また、記述ID「1005」のマーク記述は、手書きの文字列「いいね」の3文字目の「ね」の1画目の一筆書きに対応する。そして、記述ID「1006」のマーク記述は、手書きの文字列「いいね」の3文字目の「ね」の2画目の一筆書きに対応する。
After the
図11に示す意見板220のように、各生徒の意見に手書き入力によるマーク記述が重畳表示された状態で、田中さんの意見が選択された場合、当該田中さんの意見が拡大された個別意見画面が表示される。
As in the
このとき、上記の従来技術を適用した場合には、図12に示す個別意見画面300がタッチパネル11や電子黒板20に表示される。上記の従来技術の場合には、図11に示した意見板220のうち田中さんの意見表示エリア座標に含まれる表示エリアが拡大される。この場合、図12に示すように、記述ID「1001」〜記述ID「1005」の一筆マーク記述まで、すなわち手書きの文字列「いいね」の1文字目の「い」の1画目〜手書きの文字列「いいね」の3文字目の「ね」の1画目までは、個別意見画面300上に表示されているが、手書きの文字列「いいね」の3文字目の「ね」の2画目が途切れ、右端の部分が欠落してしまっている。
At this time, when the above-described conventional technology is applied, the
一方、本実施例の場合には、田中さんの意見とともに、田中さんの意見の表示エリア内に収まるマーク記述、すなわち記述ID「1001」〜「1005」などの一筆マーク記述と同一のグループIDを持つ一筆マーク記述、すなわち手書きの文字列「いいね」の3文字目の「ね」の2画目を含めて拡大に用いる原画像が生成される。このため、本実施例の場合には、図12に示す個別意見画面300がタッチパネル11や電子黒板20に表示される。したがって、図13に示すように、記述ID「1001」〜記述ID「1006」の全ての一筆マーク記述まで、すなわち手書きの文字列「いいね」の1文字目の「い」の1画目〜手書きの文字列「いいね」の3文字目の「ね」の2画目までを途切れずに表示できる。なお、個別意見画面300及び個別意見画面400には図11に示した意見板220に戻るためのボタン330Aまたは430Aが表示される。
On the other hand, in the case of this embodiment, along with Mr. Tanaka's opinion, the mark description that fits within the display area of Mr. Tanaka's opinion, that is, the same group ID as the one-stroke mark description such as description IDs “1001” to “1005”. An original image to be used for enlargement is generated including the second stroke of “Ne”, the third character of the handwritten character string “Like”. For this reason, in the case of the present embodiment, the
[処理の流れ]
次に、本実施例に係る教師端末10の処理の流れについて説明する。なお、ここでは、教師端末10によって実行される(1)授業支援処理、(2)グループ化処理、(3)表示制御処理について説明することとする。
[Process flow]
Next, the process flow of the
(1)授業支援処理
図14は、実施例1に係る授業支援処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、一例として、タッチパネル11に表示されたメニュー画面から課題配信の選択を受け付けた場合に実行される。
(1) Class Support Processing FIG. 14 is a flowchart illustrating a procedure of class support processing according to the first embodiment. As an example, this process is executed when the assignment distribution is accepted from the menu screen displayed on the
図14に示すように、回答受付部15aは、課題IDの選択肢や課題の配信を要求する課題送信ボタンなどを含む課題選択画面をタッチパネル11に表示させる(ステップS101)。
As illustrated in FIG. 14, the
そして、課題選択画面で課題IDが選択された上で課題送信ボタンが押下された場合(ステップS102Yes)、回答受付部15aは、次のような処理を実行する。すなわち、回答受付部15aは、課題データ13bに含まれる課題内容のうち課題選択画面で選択を受け付けた課題IDに対応する課題内容を含む回答画面を生成する(ステップS103)。続いて、回答受付部15aは、ステップS103で生成された回答画面を生徒端末30へ送信する(ステップS104)。
When the assignment transmission button is pressed after the assignment ID is selected on the assignment selection screen (Yes in step S102), the
また、回答受付部15aは、課題データ13bに含まれる回答制限時間のうち課題選択画面で選択を受け付けた課題IDに対応付けられた回答制限時間を取得する(ステップS105)。
In addition, the
その後、生徒端末30から回答画面に記入された課題への賛否および意見を受け付けた場合(ステップS106Yes)、回答受付部15aは、次のような処理を実行する。すなわち、回答受付部15aは、回答データ13cに含まれるレコードのうち当該生徒端末30のIPアドレスに対応する生徒IDのレコードに賛否および意見を登録する(ステップS107)。
Thereafter, when the pros and cons of the assignment entered in the answer screen and an opinion are received from the student terminal 30 (Yes in step S106), the
そして、回答制限時間を経過するまで(ステップS108No)、課題への賛否および意見が生徒端末30から教師端末10へ送信されるのを待機し(ステップS106)、課題への賛否および意見を受信した場合(ステップS106Yes)に回答データ13cへ登録する処理(ステップS107)を繰り返し実行する。
Then, until the response time limit has passed (No in step S108), the process waits for the approval and disapproval of the assignment to be transmitted from the
その後、回答制限時間を経過した場合(ステップS108Yes)、一覧表示部15bは、回答データ13cに含まれるレコードごとに当該レコードに設定された意見表示エリア座標にしたがって賛否および意見をタッチパネル11及び電子黒板20に表示させる。これによって、各生徒の意見がマトリクス状に一覧で掲載された意見板が表示されることになる(ステップS109)。
Thereafter, when the response time limit has elapsed (Yes in step S108), the
その後、手書き入力データ13dが更新された場合(ステップS110Yes)には、一覧表示部15bは、手書き入力データ13dに含まれる記述IDごとに当該記述IDに含まれる軌跡の座標にしたがって一筆マーク記述を意見板上に重畳表示する(ステップS111)。
Thereafter, when the
そして、タッチパネル11上で意見の選択を受け付けた場合(ステップS112Yes)、拡大表示部15eによって上記の個別意見画面を表示させる「表示制御処理」が実行される(ステップS113)。
And when selection of opinion is received on the touch panel 11 (step S112 Yes), the "display control process" which displays said individual opinion screen by the
その後、意見板上で終了操作を受け付けるまで(ステップS114No)、上記のステップS110〜ステップS113までの処理を繰り返し実行する。その後、意見板上で終了操作を受け付けると(ステップS114Yes)、処理を終了する。 Thereafter, the process from step S110 to step S113 is repeatedly executed until an end operation is accepted on the opinion board (No in step S114). Thereafter, when an end operation is accepted on the opinion board (step S114 Yes), the process is ended.
(2)グループ化処理
図15は、実施例1に係るグループ化処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、図14のステップS109で意見板がタッチパネル11に表示された場合に、上記の授業支援処理のバックグラウンドで繰り返し実行される。
(2) Grouping Process FIG. 15 is a flowchart illustrating a grouping process procedure according to the first embodiment. This process is repeatedly executed in the background of the class support process described above when an opinion board is displayed on the
図15に示すように、記録部15cは、タッチパネル11上で手書き入力が検知されるのを待機する(ステップS201)。このとき、タッチパネル11上で手書き入力が検知された場合(ステップS201Yes)には、一筆書きの始点を受け付けたと推定できる。この場合、記録部15cは、記述IDを採番する(ステップS202)。
As illustrated in FIG. 15, the
その上で、記録部15cは、手書き入力データ13dに採番した記述IDを記録し、その記述IDに対応付けて手書き入力が検知された座標を記録する(ステップS203)。
Then, the
そして、記録部15cは、タッチパネル11上で手書き入力が検知されなくなるまで(ステップS204No)、手書き入力の座標を追加して記録する処理を継続する。その後、タッチパネル11上で手書き入力が検知されなくなった場合(ステップS204No)には、一筆書きの終点を受け付けたと推定できる。この場合、記録部15cは、一筆書きの終点の座標が記録された時刻を記述終了時刻とし、当該記述終了時刻を今回採番がなされた記述IDに対応付けて手書き入力データ13dへ記録する(ステップS205)。
And the
その後、グループ化部15dは、記憶部13に記憶されたグループ設定用データ13eからグルーピングに用いる閾値を読み出す(ステップS206)。続いて、グループ化部15dは、手書き入力データ13dに含まれる一筆マーク記述のうち今回に記述終了時刻が記録された一筆マーク記述の直前に記録された一筆マーク記述に関する軌跡及び記述終了時刻を取得する(ステップS207)。
Thereafter, the
その上で、グループ化部15dは、今回の一筆マーク記述と直前の一筆マーク記述との間で記述終了時刻の時間差を算出する(ステップS208)。そして、グループ化部15dは、記述終了時刻の時間差がグループ設定用データ13eから読み出された閾値、例えば2秒未満であるか否かを判定する(ステップS209)。
Then, the
このとき、記述終了時刻の時間差が閾値未満である場合(ステップS209Yes)には、グループ化部15dは、今回の一筆マーク記述の軌跡と直前の一筆マーク記述の軌跡との間で互いに最も近い座標のペアを抽出する(ステップS210)。
At this time, if the time difference between the description end times is less than the threshold (Yes in step S209), the
その後、グループ化部15dは、今回の一筆マーク記述及び直前の一筆マーク記述におけるX軸方向の座標のうち、もっとも近い座標の差がグループ設定用データ13eから読み出された閾値、例えば20ドット未満であるか否かを判定する(ステップS211)。
Thereafter, the
そして、X軸方向の座標差が閾値未満である場合(ステップS211Yes)には、グループ化部15dは、今回の一筆マーク記述及び直前の一筆マーク記述におけるY軸方向の座標差がグループ設定用データ13eから読み出された閾値、例えば20ドット未満であるか否かをさらに判定する(ステップS212)。
When the coordinate difference in the X-axis direction is less than the threshold (Yes in step S211), the
ここで、一筆マーク記述間のY軸方向の座標差が20ドット未満である場合(ステップS212Yes)には、時間および場所の両面から2つの一筆書きマーク記述が同一の説明の区切りに含まれる一連のマーク記述であると推定できる。この場合、グループ化部15dは、今回の一筆マーク記述に対し、直前の一筆マーク記述に付与されたグループIDと同一のグループIDを採番する(ステップS213)。
Here, when the coordinate difference in the Y-axis direction between the single-stroke mark descriptions is less than 20 dots (Yes in step S212), a series of two single-stroke mark descriptions included in the same description break from both the time and place points. The mark description can be estimated. In this case, the
一方、一筆マーク記述間の時間差が2秒以上であるか、それらマーク記述間のX軸方向の座標差が20ドット以上であるか、あるいはそれらマーク記述間のY軸方向の座標差が20ドット以上である場合(ステップS209No、ステップS211NoまたはステップS212No)には、2つの一筆マーク記述が同一の説明の区切りに含まれる一連の記述である可能性が低いと推定できる。この場合、グループ化部15dは、今回の一筆書きマーク記述に対し、直前の一筆書きマーク記述に付与されたグループIDとは異なる新規のグループIDを採番する(ステップS214)。
On the other hand, the time difference between one-stroke mark descriptions is 2 seconds or more, the coordinate difference between the mark descriptions in the X-axis direction is 20 dots or more, or the coordinate difference between the mark descriptions in the Y-axis direction is 20 dots. In the case described above (step S209 No, step S211 No, or step S212 No), it can be estimated that there is a low possibility that the two one-stroke mark descriptions are a series of descriptions included in the same delimiter. In this case, the
その上で、グループ化部15dは、手書き入力データ13dに含まれる記述IDのうち今回の一筆マーク記述の記述IDに対応付けてステップS213またはステップS214で採番されたグループIDを登録する(ステップS215)。その後、上記のステップS201の処理に戻り、上記のステップS201〜ステップS215の処理を繰り返し実行する。
Then, the
(3)表示制御処理
図16は、実施例1に係る表示制御処理の手順を示すフローチャートである。この処理は、図14に示したステップS113に対応する処理であり、意見板上で意見の選択が受け付けられた場合(ステップS112Yes)に処理が起動される。
(3) Display Control Process FIG. 16 is a flowchart illustrating the procedure of the display control process according to the first embodiment. This process is a process corresponding to step S113 shown in FIG. 14, and is started when an opinion selection is accepted on the opinion board (step S112 Yes).
図16に示すように、拡大表示部15eは、記憶部13に記憶された手書き入力データ13dを読み出す(ステップS301)。そして、拡大表示部15eは、ステップS301で読み出された手書き入力データ13dに含まれる一筆マーク記述のうち軌跡が選択意見の表示エリア内に収まる一筆マーク記述を抽出する(ステップS302)。続いて、拡大表示部15eは、選択意見の表示エリア内に収まる一筆マーク記述と同一のグループIDを持つ一筆マーク記述を手書き入力データ13dから検索する(ステップS303)。
As shown in FIG. 16, the
このとき、選択意見の表示エリア内に収まる一筆マーク記述と同一のグループIDを持つ一筆マーク記述がヒットした場合(ステップS304Yes)には、拡大表示部15eは、検索の結果として得られた一筆マーク記述の記述IDのうちの記述IDを1つ選択する(ステップS305)。なお、同一のグループIDを持つ一筆マーク記述がヒットしなかった場合(ステップS304No)には、下記のステップS305〜ステップS313の処理を飛ばし、ステップS314の処理へ移行する。
At this time, when a one-stroke mark description having the same group ID as the one-stroke mark description that fits in the display area of the selected opinion is hit (step S304 Yes), the
そして、拡大表示部15eは、ステップS305で記述IDが選択された一筆書きのマーク記述の軌跡全体が選択意見の表示エリア内に収まるか否かを判定する(ステップS306)。なお、記述の軌跡全体が選択意見の表示エリア内に収まる場合(ステップS306Yes)には、下記のステップS307〜ステップS311の処理を飛ばし、ステップS312の処理へ移行する。
The
このとき、一筆マーク記述の軌跡全体が選択意見の表示エリア内に収まらない場合(ステップS306No)には、拡大表示部15eは、選択意見の表示エリアからはみ出す手書き入力の座標から、最もX軸方向にはみ出す最大X座標値及び最もY軸方向にはみ出す最大Y座標値を特定する(ステップS307)。具体的には、生徒ID1001の田中の表示エリアの領域座標では、X座標は0と40であるため、0以下の座標、あるいは、40以上の座標を持つマーク記述があれば、田中の表示エリアをはみ出す座標と特定される。Y軸も同様の判断である。
At this time, when the entire stroke of the one-stroke mark description does not fit within the display area of the selected opinion (No in step S306), the
続いて、拡大表示部15eは、最大X座標値が内部メモリに保存された最大X座標値の保存値よりも大きいか、すなわち最大X座標値>保存値であるか否かを判定する(ステップS308)。そして、最大X座標値>保存値である場合(ステップS308Yes)には、拡大表示部15eは、最大X座標値を内部メモリに上書き保存する(ステップS309)。なお、最大X座標値>保存値でない場合(ステップS308No)には、ステップS309の処理を飛ばし、ステップS310の処理へ移行する。前述したように、X軸座標の小さい値と大きな値それぞれとに比較して、はみだす場合であるため、上記の最大X座標値>保存値とは、内部メモリに保存されたX軸の小さい値よりも小さい場合、あるいは、内部メモリに保存されたX軸の大きい値よりも大きい場合ということを意味する。要するに、内部メモリに保存する値は、軸毎に大小のふたつが存在する。これはY軸も同様である。
Subsequently, the
そして、拡大表示部15eは、最大Y座標値が内部メモリに保存された最大Y座標値の保存値よりも大きいか、すなわち最大Y座標値>保存値であるか否かをさらに判定する(ステップS310)。このとき、最大Y座標値>保存値である場合(ステップS310Yes)には、拡大表示部15eは、最大Y座標値を内部メモリに上書き保存する(ステップS311)。なお、最大Y座標値>保存値でない場合(ステップS310No)には、ステップS311の処理を飛ばし、ステップS312の処理へ移行する。
Then, the
その後、選択意見の表示エリア内に収まる一筆マーク記述と同一のグループに属する一筆マーク記述の全てが選択されるまで(ステップS312No)、上記のステップS305〜ステップS311までの処理を繰り返し実行する。 Thereafter, the processes from step S305 to step S311 are repeated until all the one-stroke mark descriptions belonging to the same group as the one-stroke mark description within the selected opinion display area are selected (No in step S312).
そして、選択意見の表示エリア内に収まる一筆マーク記述と同一のグループに属する一筆マーク記述の全てが選択されると(ステップS312Yes)、拡大表示部15eは、内部メモリに保存された最大X座標値及び最大Y座標値にしたがって拡大に用いる原画像のフレームの大きさを調節する(ステップS313)。
When all of the one-stroke mark descriptions belonging to the same group as the one-stroke mark description that falls within the display area of the selected opinion are selected (Yes in step S312), the
さらに、拡大表示部15eは、ステップS313で調節されたフレームの重心位置と選択意見の重心位置が一致するフレーム上の位置に選択意見の画像を配置するとともに、選択意見の表示エリア内に収まる一筆マーク記述と同一のグループに属する一筆書きのマーク記述をフレームに重畳することによって拡大に用いる原画像を生成する(ステップS314)。
Further, the
その上で、拡大表示部15eは、ステップS314で生成された原画像を所定の倍率で拡大することによって個別意見画面を生成した上でタッチパネル11及び電子黒板20に表示させる(ステップS315)。
Then, the
なお、タッチパネル11に個別意見画面が表示された状態で当該個別意見画面上に配置された戻るボタンが選択されると(ステップS316Yes)、処理を終了する。これによって、一覧表示部15bによって意見板が改めてタッチパネル11及び電子黒板20に表示されることになる。
Note that when the return button arranged on the individual opinion screen is selected in a state where the individual opinion screen is displayed on the touch panel 11 (Yes in step S316), the process ends. As a result, the opinion board is displayed again on the
[効果の一側面]
上述してきたように、本実施例に係る教師端末10は、複数の生徒の意見のうち1つの生徒の意見の表示エリアを拡大する場合に、一覧表示時に手書き入力されたマーク記述のうち表示エリア内に収まる一筆マーク記述と同じグループの一筆マーク記述を共に拡大する。それ故、一部の一筆マーク記述が表示エリアからはみ出していたとしても、グループが同じであれば意見とともに拡大されることになる。したがって、本実施例に係る教師端末10によれば、一覧表示で手書き入力された一筆マーク記述の一部が拡大表示で欠落するのを抑制できる。
[One aspect of effect]
As described above, when the
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。 Although the embodiments related to the disclosed apparatus have been described above, the present invention may be implemented in various different forms other than the above-described embodiments. Therefore, another embodiment included in the present invention will be described below.
[意見板の形状]
上記の実施例1では、意見板の形状として矩形を採用する場合を例示したが、意見板の形状はこれに限定されない。すなわち、意見板の形状には、他の形状、例えば多角形、円や楕円などを採用することもできる。
[Shape of opinion board]
In the first embodiment, the case where a rectangle is adopted as the shape of the opinion board is illustrated, but the shape of the opinion board is not limited to this. That is, other shapes such as a polygon, a circle, and an ellipse can be adopted as the shape of the opinion board.
[意見板の分割方法]
また、上記の実施例1では、生徒の意見が意見板へマトリクス状に一覧表示される場合を例示したが、必ずしも意見板をマトリクス状に分割せずともよく、また、意見板を等分割せずともよく、意見板の分割にも任意の分割方法を採用できる。例えば、生徒の意見、例えば賛否等によって生徒をグループ分けし、全体に占めるグループの人数によってグループに重みを付与し、グループが持つ重みの多寡によって意見板でグループの意見が表示される領域の大きさや形状を変えることができる。
[How to divide opinion boards]
In the first embodiment, the case where the opinions of the students are displayed in a matrix on the opinion board is illustrated. However, the opinion board does not necessarily have to be divided into a matrix, and the opinion board is not necessarily divided into equal parts. As a matter of course, any method of dividing the opinion board can be adopted. For example, students are grouped according to their opinions, for example, pros and cons, weight is given to the group according to the number of groups in the whole, and the group opinion is displayed on the opinion board according to the weight of the group. The sheath shape can be changed.
[手書き入力の場面]
また、上記の実施例1では、意見板上で手書き入力を受け付ける場合を例示したが、実施形態の適用場面はこれに限定されない。例えば、個別意見画面上で手書き入力を受け付ける場合にも同様に手書き入力を受け付けることができる。
[Handwriting input scene]
Moreover, in said Example 1, although the case where a handwritten input was received on an opinion board was illustrated, the application scene of embodiment is not limited to this. For example, handwriting input can be similarly received when handwriting input is received on the individual opinion screen.
[他の実装例]
上記の実施例1では、教師端末10をサーバ装置とし、生徒端末30をクライアント端末とするクライアントサーバシステムが構築される場合を例示したが、実施形態はこれに限定されない。例えば、教師端末10及び生徒端末30の両方をクライアント端末として収容するサーバ装置をさらに有するクライアントサーバシステムとして実装することもできる。この場合、サーバ装置が教師端末10の制御部15内の各機能を実装することとすればよい。例えば、サーバ装置は、上記の協働教育支援サービスを提供するWebサーバとして実装することとしてもよいし、アウトソーシングによって協働教育支援サービスを提供するクラウドとして実装することとしてもかまわない。これら教師端末10及び生徒端末30などのクライアント端末からネットワーク5を介してデマンドを受け付けた場合に、上記の授業支援処理、グループ化処理や表示制御処理を実行することによって協働教育支援サービスを提供できる。
[Other implementation examples]
In the first embodiment, the case where a client server system in which the
[表示制御プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図17を用いて、上記の実施例と同様の機能を有する表示制御プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
[Display control program]
The various processes described in the above embodiments can be realized by executing a prepared program on a computer such as a personal computer or a workstation. In the following, an example of a computer that executes a display control program having the same function as that of the above-described embodiment will be described with reference to FIG.
図17は、実施例1及び実施例2に係る表示制御プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。図17に示すように、コンピュータ100は、操作部110aと、スピーカ110bと、カメラ110cと、ディスプレイ120と、通信部130とを有する。さらに、このコンピュータ100は、CPU150と、ROM160と、HDD170と、RAM180とを有する。これら110〜180の各部はバス140を介して接続される。
FIG. 17 is a schematic diagram illustrating an example of a computer that executes a display control program according to the first and second embodiments. As illustrated in FIG. 17, the computer 100 includes an
HDD170には、図17に示すように、上記の実施例1で示した回答受付部15a、一覧表示部15b、記録部15c、グループ化部15d及び拡大表示部15eと同様の機能を発揮する表示制御プログラム170aが予め記憶される。この表示制御プログラム170aについては、図2に示した各々の回答受付部15a、一覧表示部15b、記録部15c、グループ化部15d及び拡大表示部15eの各構成要素と同様、適宜統合又は分離しても良い。すなわち、HDD170に格納される各データは、常に全てのデータがHDD170に格納される必要はなく、処理に必要なデータのみがHDD170に格納されれば良い。例えば、一覧表示部15b、記録部15c、グループ化部15d及び拡大表示部15eに絞ってモジュール化することもできる。この場合には、表示制御プログラムを授業支援プログラムにアドオンさせることもできるし、表示制御プログラムを授業支援プログラムのライブラリとすることもできる。
As shown in FIG. 17, the
そして、CPU150が、表示制御プログラム170aをHDD170から読み出してRAM180に展開する。これによって、図17に示すように、表示制御プログラム170aは、表示制御プロセス180aとして機能する。この表示制御プロセス180aは、HDD170から読み出した各種データを適宜RAM180上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開した各種データに基づいて各種処理を実行する。なお、表示制御プロセス180aは、図2に示した回答受付部15a、一覧表示部15b、記録部15c、グループ化部15d及び拡大表示部15eにて実行される処理、例えば図14〜図16などに示す処理を含む。また、CPU150上で仮想的に実現される各処理部は、常に全ての処理部がCPU150上で動作する必要はなく、処理に必要な処理部のみが仮想的に実現されれば良い。
Then, the
なお、上記の表示制御プログラム170aについては、必ずしも最初からHDD170やROM160に記憶させておく必要はない。例えば、コンピュータ100に挿入されるフレキシブルディスク、いわゆるFD、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させる。そして、コンピュータ100がこれらの可搬用の物理媒体から各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ100に接続される他のコンピュータまたはサーバ装置などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ100がこれらから各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
Note that the
1 授業支援システム
5 ネットワーク
10 教師端末
11 タッチパネル
12 通信I/F部
13 記憶部
13a 生徒データ
13b 課題データ
13c 回答データ
13d 手書き入力データ
13e グループ設定用データ
15 制御部
15a 回答受付部
15b 一覧表示部
15c 記録部
15d グループ化部
15e 拡大表示部
30A,30B,30C 生徒端末
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記表示画面のうちの一部の表示エリアについての指定を受け付け、
前記履歴に含まれる手書き入力であって、連続的に入力された一連の手書き入力の中から、前記一部の表示エリア内に収まる手書き入力を含む一連の手書き入力を特定し、
前記一部の表示エリアに属する表示データに合わせて、前記履歴の中から特定された一連の手書き入力を表示する制御を行う、処理をコンピュータに実行させ、
前記表示する制御を行う処理は、前記一部の表示エリアに属する表示データに前記履歴の中から特定された一連の手書き入力を重畳表示することにより、前記一部の表示エリアに隣接する隣接表示エリアの表示のうち前記履歴の中から特定された一連の手書き入力に重なる部分を非表示にすることを特徴とする表示制御プログラム。 Memorize the history of handwriting input made on the display screen,
Accepting designation for a part of the display area of the display screen,
A series of handwritten inputs included in the history, wherein a series of handwritten inputs including a handwritten input that fits in the partial display area is identified from among a series of handwritten inputs that are continuously input,
In accordance with display data belonging to the partial display area, control to display a series of handwritten input specified from the history, causing the computer to execute a process ,
The process of performing the display control includes the adjacent display adjacent to the partial display area by superimposing a series of handwritten input specified from the history on the display data belonging to the partial display area. A display control program that hides a portion of an area display that overlaps a series of handwritten input specified from the history .
前記表示画面のうちの一部の表示エリアについての指定を受け付ける受付部と、
前記履歴に含まれる手書き入力であって、連続的に入力された一連の手書き入力の中から、前記一部の表示エリア内に収まる手書き入力を含む一連の手書き入力を特定し、
前記一部の表示エリアに属する表示データに合わせて、前記履歴の中から特定された一連の手書き入力を表示する制御を行う表示制御部とを有し、
前記表示制御部は、前記一部の表示エリアに属する表示データに前記履歴の中から特定された一連の手書き入力を重畳表示することにより、前記一部の表示エリアに隣接する隣接表示エリアの表示のうち前記履歴の中から特定された一連の手書き入力に重なる部分を非表示にすることを特徴とする表示制御装置。 A storage unit for storing a history of handwriting input performed on the display screen;
An accepting unit that accepts designation for a part of the display area of the display screen;
A series of handwritten inputs included in the history, wherein a series of handwritten inputs including a handwritten input that fits in the partial display area is identified from among a series of handwritten inputs that are continuously input,
A display control unit that performs control to display a series of handwritten input specified from the history according to display data belonging to the partial display area ;
The display control unit displays a display of an adjacent display area adjacent to the partial display area by superimposing a series of handwritten input specified from the history on display data belonging to the partial display area. A display control device that hides a portion overlapping a series of handwritten input specified from the history .
表示画面について行われた手書き入力の履歴を記憶し、
前記表示画面のうちの一部の表示エリアについての指定を受け付け、
前記履歴に含まれる手書き入力であって、連続的に入力された一連の手書き入力の中から、前記一部の表示エリア内に収まる手書き入力を含む一連の手書き入力を特定し、
前記一部の表示エリアに属する表示データに合わせて、前記履歴の中から特定された一連の手書き入力を表示する制御を行う、処理を実行し、
前記表示する制御を行う処理は、前記一部の表示エリアに属する表示データに前記履歴の中から特定された一連の手書き入力を重畳表示することにより、前記一部の表示エリアに隣接する隣接表示エリアの表示のうち前記履歴の中から特定された一連の手書き入力に重なる部分を非表示にすることを特徴とする表示制御方法。 Computer
Memorize the history of handwriting input made on the display screen,
Accepting designation for a part of the display area of the display screen,
A series of handwritten inputs included in the history, wherein a series of handwritten inputs including a handwritten input that fits in the partial display area is identified from among a series of handwritten inputs that are continuously input,
In accordance with the display data belonging to the part of the display area, control to display a series of handwritten input specified from the history, execute processing ,
The process of performing the display control includes the adjacent display adjacent to the partial display area by superimposing a series of handwritten input specified from the history on the display data belonging to the partial display area. The display control method characterized by hiding the part which overlaps with a series of handwritten input specified from the said log | history among the display of an area .
前記表示画面のうちの一部の表示エリアについての指定を受け付け、
前記履歴に含まれる手書き入力であって、連続的に入力された一連の手書き入力の中から、前記一部の表示エリア内に収まる手書き入力を含む一連の手書き入力を特定し、
前記履歴の中から特定された一連の手書き入力が部分的に前記一部の表示エリアに含まれる場合に、前記一部の表示エリアに属する表示データに合わせて、前記履歴の中から特定された一連の手書き入力のうち前記一部の表示エリアに収まらない部分も表示する制御と共に、前記履歴の中から特定された一連の手書き入力のうち前記一部の表示エリアに含まれない部分の大きさに基づいて前記一部の表示エリアおよび前記一部の表示エリアに部分的に含まれる一連の手書き入力を拡大して表示する制御を行う、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする表示制御プログラム。
Memorize the history of handwriting input made on the display screen,
Accepting designation for a part of the display area of the display screen,
A series of handwritten inputs included in the history, wherein a series of handwritten inputs including a handwritten input that fits in the partial display area is identified from among a series of handwritten inputs that are continuously input,
When a series of handwritten input specified from the history is partially included in the partial display area, the specific handwriting input is specified from the history according to display data belonging to the partial display area. The size of the portion not included in the partial display area of the series of handwritten inputs identified from the history together with the control of displaying the portion of the series of handwritten inputs that does not fit in the partial display area Performing a control to enlarge and display a part of the display area and a series of handwritten input partially included in the part of the display area ,
A display control program for causing a computer to execute processing.
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