JP6226725B2 - キャップ - Google Patents
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Description
蓋体を閉じた状態で、蓋体の係合部がキャップ本体の係合部に係合するキャップであって、
ヒンジ部はキャップ本体の径方向における一端縁部に設けられ、
キャップ本体の係合部は、ヒンジ部を除いたヒンジ部とは反対側の他端縁部に形成され、
キャップ本体に、突出した注出筒が設けられ、
注出筒は先端部に注出口を有し、
蓋体の内側に、注出口を開閉する中栓を保持する保持筒が設けられ、
中栓は、保持筒内に保持されており、蓋体を閉じた状態で注出筒内に嵌まり込む封止部を有し、
封止部の外周が注出筒の内周に当接することにより、注出口が中栓で閉じられ、
注出筒と保持筒との少なくともいずれかに、位置矯正部材がヒンジ部に近い側に位置して設けられ、
蓋体が閉じられた際、位置矯正部材は、保持筒の内周又は注出筒の外周に当接して、保持筒をヒンジ部の側へ向けて押し返すものである。
蓋体が閉じられた際、位置矯正部材は、保持筒の内周に当接して、保持筒をヒンジ部の側へ押し返すものである。
本第4発明におけるキャップは、キャップ本体の係合部は、キャップ本体の周縁部に沿って、平面視において半円弧状に形成されており、
径方向において、キャップ本体の係合部とヒンジ部との間に注出筒が位置するものである。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1〜図3に示すように、1は容器2に取付けられたキャップであり、キャップ1は、容器2の口部3に取付けられるキャップ本体4と、ヒンジ部5を介してキャップ本体4に設けられた蓋体6とを有している。キャップ本体4は、円筒状の胴部8と、胴部8の先端上部に設けられた天板部9と、天板部9の径方向における一端縁部に立設された縦壁部10とを有している。胴部8には、下方が開放された挿入部12が全周にわたり形成され、容器2の口部3が挿入部12に挿入して装着されている。
蓋体6の蓋板部20の内面には、注出口15を開閉する中栓25を保持する円筒状の保持筒26が設けられている。保持筒26は、その先端開口部の内周に、径方向内向きに突出した脱落防止用突部27を全周にわたり有している。
図1に示すように、蓋体6を閉じた場合、第2係合突部23が第1係合突部13に係合することにより、蓋体6がキャップ本体4に固定されるとともに、中栓25の封止部30が注出筒14内に嵌まり込んで、封止部30の外周面が注出筒14の内周面に当接し、注出口15が中栓25で閉じられる。
先述の第1の実施の形態では、図2に示すように、位置矯正部材32を注出筒14の外周面に設けたが、第2の実施の形態では、図4に示すように、位置矯正部材32を保持筒26の開口端部(下端部)に設けている。位置矯正部材32は、保持筒26の開口端部から突出し、先端部に傾斜面32aを有しており、ヒンジ部5に最も近い側に位置している。蓋体6が閉じられた際、位置矯正部材32は、傾斜面32aが注出筒14の外周面に当接することにより、保持筒26をヒンジ部5の側Dへ向けて押し返すように構成されている。
先述の第1の実施の形態では、図1に示すように、位置矯正部材32を注出筒14の外周面に設け、第2の実施の形態では、図4に示すように、位置矯正部材32を保持筒26の開口端部に設けたが、第3の実施の形態として、位置矯正部材32を注出筒14の外周面と保持筒26の開口端部との両方に設けても良い。
2 容器
3 口部
4 キャップ本体
5 ヒンジ部
6 蓋体
13 第1係合突部(キャップ本体の係合部)
14 注出筒
15 注出口
16 中心軸
23 第2係合突部(蓋体の係合部)
25 中栓
26 保持筒
30 封止部
32 位置矯正部材
A 一端縁部
B 他端縁部
D ヒンジ部の側
Claims (4)
- 容器の口部に取付けられるキャップ本体と、ヒンジ部を介してキャップ本体に設けられた蓋体とを有し、
蓋体を閉じた状態で、蓋体の係合部がキャップ本体の係合部に係合するキャップであって、
ヒンジ部はキャップ本体の径方向における一端縁部に設けられ、
キャップ本体の係合部は、ヒンジ部を除いたヒンジ部とは反対側の他端縁部に形成され、
キャップ本体に、突出した注出筒が設けられ、
注出筒は先端部に注出口を有し、
蓋体の内側に、注出口を開閉する中栓を保持する保持筒が設けられ、
中栓は、保持筒内に保持されており、蓋体を閉じた状態で注出筒内に嵌まり込む封止部を有し、
封止部の外周が注出筒の内周に当接することにより、注出口が中栓で閉じられ、
注出筒と保持筒との少なくともいずれかに、位置矯正部材がヒンジ部に近い側に位置して設けられ、
蓋体が閉じられた際、位置矯正部材は、保持筒の内周又は注出筒の外周に当接して、保持筒をヒンジ部の側へ向けて押し返すことを特徴とするキャップ。 - 位置矯正部材は注出筒の外周部に設けられ、
蓋体が閉じられた際、位置矯正部材は、保持筒の内周に当接して、保持筒をヒンジ部の側へ押し返すことを特徴とする請求項1記載のキャップ。 - 注出筒は、キャップ本体の中心に対して、ヒンジ部から遠ざかる位置に偏心していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のキャップ。
- キャップ本体の係合部は、キャップ本体の周縁部に沿って、平面視において半円弧状に形成されており、
径方向において、キャップ本体の係合部とヒンジ部との間に注出筒が位置することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のキャップ。
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- 2013-12-05 JP JP2013251573A patent/JP6226725B2/ja active Active
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