JP6204185B2 - 表示装置および表示装置の欠陥修正方法 - Google Patents
表示装置および表示装置の欠陥修正方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6204185B2 JP6204185B2 JP2013264189A JP2013264189A JP6204185B2 JP 6204185 B2 JP6204185 B2 JP 6204185B2 JP 2013264189 A JP2013264189 A JP 2013264189A JP 2013264189 A JP2013264189 A JP 2013264189A JP 6204185 B2 JP6204185 B2 JP 6204185B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- substrate
- shielding film
- light shielding
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
Description
まず、図1を参照して一般的な表示装置の基本的な構成について説明する。表示装置は、第1基板11と、第2基板12とを備えている。第1基板11の主表面には表示領域2が区画されており、表示領域2内には規則正しく配列された複数の画素領域3が含まれている。図1では、他の層を図示省略している。実際には第1基板11および第2基板12の表面にはそれぞれいくつかの層が設けられるが、図1では、説明の便宜のためにいくつかの層を図示省略し、2枚の基板だけを表示している。図1では、一例として、複数の画素領域3の中に欠陥画素領域3xが混入している様子が示されている。
図2〜図4を参照して、本発明に基づく実施の形態1における表示装置について説明する。組み立てられた状態の表示装置101の断面図を図2に示す。第1基板11は、たとえばシリコン基板である。第2基板12は透明であり、たとえばガラス基板である。第1基板11と第2基板12との間には、表示媒体層としてたとえば液晶層4が配置されている。第1基板11と第2基板12とは表示媒体層を挟み込むようにしてシール材5によって張り合わせられている。シール材5は液晶を内部に封止するように枠状に配置されている。液晶層4の厚みは、液晶層4の中に配置されたガラスファイバなどのスペーサ(図示せず)によって所定の厚みとなるように定められている。
本実施の形態では、遮光膜7に第1領域71と第2領域との2種類を設け、第2領域72では第1領域71に比べて透過率が大きくなるように透過率に差を設けているので、画素欠陥を目立たなくすることができる。また一方、遮光膜7が大きな黒点として認識される度合いも低下させることができる。したがって、画像品質が向上する。言い換えれば、本実施の形態における表示装置は、表示品位をなるべく低下させることなく、常時輝点となるタイプの表示画素欠陥を修正することができる表示装置である。
(構成)
図6〜図7を参照して、本発明に基づく実施の形態2における表示装置について説明する。本実施の形態における表示装置は、基本的な構成については実施の形態1で説明した表示装置101と同様であるが、以下の点で異なる。
本実施の形態では、遮光膜7が欠陥画素領域3xからはみ出すように形成されており、そのはみ出した部分は第2領域72となっており、第2領域72はスリット81が設けられることによって第1領域71に比べて透過率が高くなっているので、画素欠陥を目立たなくすることができ、しかも遮光膜7が大きな黒点として認識される度合いも低下させることができる。したがって、画像品質が向上する。すなわち、本実施の形態における表示装置は、実施の形態1で説明したのと同様に、表示品位をなるべく低下させることなく、常時輝点となるタイプの表示画素欠陥を修正することができる表示装置である。
(構成)
図10を参照して、本発明に基づく実施の形態3における表示装置について説明する。本実施の形態における表示装置は、基本的な構成については実施の形態2で説明した表示装置102と同様であるが、以下の点で異なる。
本実施の形態では、遮光膜7が欠陥画素領域3xからはみ出すように形成されており、そのはみ出した部分は第2領域72となっており、第2領域72は溝82が設けられることによって第1領域71に比べて透過率が高くなっているので、画素欠陥を目立たなくすることができる。したがって、画像品質が向上する。すなわち、本実施の形態においても、実施の形態1または2で説明したような効果を得ることができる。
欠陥画素領域を有するガラス基板の表面にディスペンサでUV硬化性の黒インクを塗布した後、紫外光で硬化させることによって、遮光膜7を形成した。画素サイズ100μm×100μmに対して、径150μm、高さ5〜10μmの遮光膜7となった。
欠陥画素領域を有するガラス基板の表面にインクジェットで熱硬化性の黒インクを塗布した後、80℃に加熱することによって黒インクを硬化させた。こうして遮光膜7を形成した。画素サイズ50μm×50μmに対して、径100μm、高さ5〜7μmの遮光膜となった。
欠陥画素領域を有するガラス基板の表面にインクジェットで熱硬化性の黒インクを塗布した後、80℃に加熱することによって黒インクを硬化させた。こうして遮光膜7を形成した。画素サイズ50μm×50μmに対して、径100μm、高さ5〜7μmの遮光膜となった。
欠陥画素領域を有するガラス基板の表面にインクジェットで熱硬化性の黒インクを塗布した後、80度に加熱することによって黒インクを硬化させた。こうして遮光膜を形成した。画素サイズ50μm×50μmに対して、径100μm、高さ5〜7μmの遮光膜となった。
実施の形態4〜6と、比較例1とを比較すると、いずれの場合も、欠陥画素領域に起因する輝点が見えてしまうことを防ぐために欠陥画素領域に遮光膜を設けていながら、実施の形態4〜6の方が比較例1に比べて、遮光膜がもたらす黒点サイズを大幅に小さくできていることがわかった。このように黒点サイズが大きく異なることから、実施の形態4〜6の方が比較例1に比べて、黒点を目立たないようにすることができ、画像品質を向上させることができる。よって、本発明は十分に効果を奏していることがわかった。
(表示装置の欠陥修正方法)
図11〜図13を参照して、本発明に基づく実施の形態7における表示装置の欠陥修正方法について説明する。本実施の形態における表示装置の欠陥修正方法のフローチャートを図11に示す。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
Claims (4)
- 平面的に見て複数の画素領域を有する第1基板と、
前記第1基板から離隔して前記第1基板に対向する透明な第2基板と、
前記第1基板および前記第2基板の間に配置された表示媒体層とを備える表示装置であって、
前記複数の画素領域には、欠陥が生じている欠陥画素領域が含まれており、
前記第2基板の外表面には、前記欠陥画素領域に対応する第1領域と前記第1領域に隣接して前記第1領域を取り囲む第2領域とを覆うように遮光膜が形成されており、
前記第2領域における前記遮光膜の透過率は前記第1領域における前記遮光膜の透過率に比べて大きく、
前記第2領域においては、前記遮光膜にスリットまたは溝が形成されている、表示装置。 - 平面的に見て複数の画素領域を有する第1基板と、
前記第1基板から離隔して前記第1基板に対向する透明な第2基板と、
前記第1基板および前記第2基板の間に配置された表示媒体層とを備える表示装置であって、
前記複数の画素領域には、欠陥が生じている欠陥画素領域が含まれており、
前記第2基板の外表面には、前記欠陥画素領域に対応する第1領域と前記第1領域に隣接して前記第1領域を取り囲む第2領域とを覆うように遮光膜が形成されており、
前記第2領域における前記遮光膜の透過率は前記第1領域における前記遮光膜の透過率に比べて大きく、
前記第2領域においては、前記遮光膜に複数本の平行なスリットまたは溝が形成されている、表示装置。 - 前記スリットまたは溝はスリットであり、前記スリットの幅は前記遮光膜の厚み以下である、請求項1または2に記載の表示装置。
- 平面的に見て複数の画素領域を有する第1基板と、
前記第1基板から離隔して前記第1基板に対向する透明な第2基板と、
前記第1基板および前記第2基板の間に配置された表示媒体層とを備える表示装置の前記複数の画素領域のいずれかに生じた欠陥に対処する表示装置の修正方法であって、
前記複数の画素領域の中で欠陥が生じている欠陥画素領域に対して、前記第2基板の外表面において、前記欠陥画素領域に対応する第1領域と前記第1領域に隣接して前記第1領域を取り囲む第2領域とを覆うように遮光膜を形成する工程と、
前記第2領域における前記遮光膜の透過率が前記第1領域における前記遮光膜の透過率に比べて大きくなるように、前記遮光膜の前記第2領域にスリットまたは溝を形成する工程とを含む、表示装置の欠陥修正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013264189A JP6204185B2 (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | 表示装置および表示装置の欠陥修正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013264189A JP6204185B2 (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | 表示装置および表示装置の欠陥修正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015121602A JP2015121602A (ja) | 2015-07-02 |
JP6204185B2 true JP6204185B2 (ja) | 2017-09-27 |
Family
ID=53533285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013264189A Expired - Fee Related JP6204185B2 (ja) | 2013-12-20 | 2013-12-20 | 表示装置および表示装置の欠陥修正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6204185B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109696756B (zh) | 2017-10-20 | 2021-04-09 | 友达光电(昆山)有限公司 | 显示面板的制造方法及显示面板 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2766563B2 (ja) * | 1991-03-27 | 1998-06-18 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置 |
JPH06138426A (ja) * | 1992-10-23 | 1994-05-20 | Toshiba Corp | 画素欠陥の修正方法 |
JPH06175096A (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-24 | Toshiba Corp | 液晶ディスプレイの修正方法 |
JPH06308442A (ja) * | 1993-04-27 | 1994-11-04 | Sanyo Electric Co Ltd | ドット欠陥の修正方法 |
JPH09318959A (ja) * | 1996-05-27 | 1997-12-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 液晶表示装置及び液晶表示装置の輝点欠陥修正方法 |
JPH1172603A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-03-16 | Konica Corp | ライトコントロールフィルム及びその製造方法 |
JPH11311806A (ja) * | 1998-04-28 | 1999-11-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶パネル及びその製造方法 |
JP2002341788A (ja) * | 2001-05-21 | 2002-11-29 | Sharp Corp | 表示装置およびその欠陥修正方法 |
JP2006171057A (ja) * | 2004-12-13 | 2006-06-29 | Nitto Denko Corp | 液晶パネルの輝点欠陥修復方法及びこれを用いた液晶表示装置 |
TW201111866A (en) * | 2009-09-18 | 2011-04-01 | Au Optronics Corp | Display panel and repair method thereof |
JP5733065B2 (ja) * | 2011-07-07 | 2015-06-10 | 三菱電機株式会社 | 液晶表示パネルとその修復方法 |
-
2013
- 2013-12-20 JP JP2013264189A patent/JP6204185B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015121602A (ja) | 2015-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI711529B (zh) | 光學體及顯示裝置 | |
US9684210B2 (en) | Curved liquid crystal display panel and manufacturing method thereof | |
US9063381B2 (en) | Liquid crystal display device having particular sealing structure | |
US20090195738A1 (en) | Liquid crystal display panel and method for producing the same | |
JP5429615B2 (ja) | レンズシートおよび表示パネル | |
JP2008191668A (ja) | フォトレジストの形成方法及び表示パネルの製造方法 | |
JP2008158187A (ja) | 液晶表示素子およびその製造方法 | |
JP2012083698A (ja) | レンズシート、表示パネル及び電子機器 | |
JP6265648B2 (ja) | カラーフィルター、液晶パネルおよび修復方法 | |
JP6179235B2 (ja) | 電気光学装置及び電子機器 | |
CN110320710B (zh) | 液晶面板及其制造方法 | |
US8896792B2 (en) | Liquid crystal display device comprising a reactive mesogen that fixes liquid crystal molecules to form a liquid crystal domain | |
JP6204185B2 (ja) | 表示装置および表示装置の欠陥修正方法 | |
US9696595B2 (en) | Liquid crystal display device having an array substrate with elongated protrusions | |
JP2019174630A (ja) | 液晶パネル及びその製造方法 | |
JP5146362B2 (ja) | 偏光板の輝点欠陥修正用インク及びこれを用いた偏光板修正方法 | |
JP2009282102A (ja) | 液晶表示装置 | |
WO2013021884A1 (ja) | 液晶パネルの製造方法および液晶パネル | |
WO2011080968A1 (ja) | 液晶パネルの製造方法 | |
CN110320715B (zh) | 液晶面板及其制造方法 | |
US20170329177A1 (en) | Liquid Crystal Display Panel, Liquid Crystal Display Apparatus, and Method of Manufacturing Liquid Crystal Display Panel | |
JP2006343530A (ja) | 液晶表示装置および液晶パネル | |
JP2007316363A (ja) | カラーフィルタの製造方法、カラーフィルタ、及び液晶表示装置 | |
JP2016194624A (ja) | 液晶パネル、液晶表示装置及び、その輝点欠陥修正方法 | |
WO2010086920A1 (ja) | 表示装置の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161003 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170606 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170613 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170829 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170831 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6204185 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |