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JP6295389B1 - シート体 - Google Patents

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JP6295389B1
JP6295389B1 JP2017148367A JP2017148367A JP6295389B1 JP 6295389 B1 JP6295389 B1 JP 6295389B1 JP 2017148367 A JP2017148367 A JP 2017148367A JP 2017148367 A JP2017148367 A JP 2017148367A JP 6295389 B1 JP6295389 B1 JP 6295389B1
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Abstract

【課題】本願発明のブラインド形状を兼ねたシート体の、左右双方のつまみ部をつまんで貼り付ける際、額上部領域のシート体が、左右双方のつまみ部以下のシート体の領域に垂れにくいシート体を提供する。【解決手段】つまみ部を、額上部の前記髪の生え際近傍に対向させた輪郭線上の左右対称に位置し、貼り付ける際、左のつまみ部が左指でつままれ、右のつまみ部が右指でつままれて引っ張られると、顔の水平方向にバランスが得られ、顔の横方向の、両眼又は両耳の水平方向に対向して、左のつまみ部を額の左端部にあてがい、右のつまみ部を額の右端部にあてがうことができることを特長とするシート体。【選択図】図1

Description

本願発明は、ブラインド機能を有するシート体に関する。
従来品に、不織布シートで構成され、化粧用の薬液を含浸させて、顔面を覆い貼り付けるパック用シートがある。加えて、折り畳まれたパック用シートをスムーズに平面体に広げるための、左右双方のこめかみ部近傍につまみ部を有する。
従来品のつまみ部の位置は、鼻筋縦方向線を中心に折り合わせ、更に左右が折り合わされた端部と鼻筋縦方向を折畳み、横方向の距離を4等分し、4面が横並びに構成された、左端部の面と右端部の面の2面の両端縁部に設けられている、もしくは、左の鬢の近傍から右の鬢の近傍に至る幅の、左右双方の外側輪郭線のこめかみ部又こめかみ部より上の部位に設けられている。
以下の先行技術に、本願発明が開示する、ブラインド形状を兼ねたパック用シート及びシート体の、横方向の距離を4等分し、4面が横並び構成された、鼻筋縦方向線を挟む左面と右面の額の髪の生え際の輪郭線上に突出する形状で鼻筋縦方向線の左右対称の位置に離間し設けるつまめるつまみ部が記述されていない。
本願発明の離間したパック用シートのつまみ部の位置と従来品の左右つまみ部の位置の相違は、本願発明の図面と公報に示された図面の、鼻筋縦方向線を真ん中にして左右対称に折り合わせ、更に鼻筋縦方向線と折り合わされた左右の端部と折り合わされ構成された横に並ぶ4面において、本願発明の鼻筋縦方向線に接する左右2面と、公報の左右双方の外側両端部の2面におけるつまみ部の相違を確認した。
特開2014−018395号公報2つのつまみ部の位置は、図4の、左右双方の外側両端部の2面の、左右双方のこめかみ部に位置しており、本願発明と異なる。
特許第4815577号公報2つのつまみ部の位置は、図1の、左右双方の外側両端部の2面の、左右双方のこめかみ部に位置しており、本願発明と異なる。
意匠第1545863号公報2つのつまみ部の位置は、つまめるつまみの突出した形状を左右双方の外側両端部の2面に有し、本願発明と異なる。
特表2016−512456号公報は、融合の部分を有し、図1から図14の、顔の、左の耳部から、鼻下と顎部の幅を有し、口部を経て、右の耳至る領域に対向するフェイスマスク(10、150、160)であり、請求項1に第1の圧力を印加する、第2の圧力を印加するフェイスマスクである。加えて、図8から図11は、左右双方の耳部端部の切り欠き孔及び切り欠き孔近傍には融合された部分(162)を有している。しかしこれらには、本願発明の、ブラインド形状を兼ね、額部の上の髪の生え際に離間した左右対称につまみ部を有し、額部の髪の生え際から顎部、喉部及び首元部までの形態を有し、両眼部、両耳部、鼻部及び口部に融合領域を設けた記述がない。
特開2009−39169号公報の、段落0032−0033にシールの剥離が容易にできる前提の発明がある。本願発明が開示する、シート体の、横方向の距離を4等分の、4面が横並び構成され、中央線を挟む左面と右面の位置に離間したつまめるつまみ部が記述されていない。
パック用シートには、両眼や口に対抗する部分には切り欠き孔や鼻部に対向する部分は切り欠き線を設けている。
左右双方の縁部につまみ部が設けられ、これらパック用シートは、両眼部、鼻部、口部及び耳部に切り欠き孔又は切り欠き線を有し、刃型で打ち抜かれ、美容液または美容の原料が含まれて構成されている。
特開2014−018395号公報 特許第4815577号公報 意匠第1545863号公報 特表2016−512456号公報 特開2009−39169号公報
従来品は、液剤を有し、パック用シートの左右双方に備えられたつまみ部をつまみ、顔にあてがうと、左右双方のつまみ部より上部領域のシートが左右双方のつまみ部以下のシートの領域に垂れて重なり、パック用シートが顔全体にしっかりとスムーズに貼り付けられない。
本願発明の課題に、目の不自由な方においても取り扱い容易なブラインド形状を兼ねたパック用シートは、額の上部輪郭線上に突出させた左右対称につまみ部を設け、双方のつまみ部をつまんで貼り付ける際、額上部領域のシートが、左右双方のつまみ部以下のシートの領域に垂れないパック用シートを提供する。
密封された包装体から取り出された液剤を有し折り畳まれたパック用シートをスムーズに広げられる折り畳の方法を用いたパック用シートを提供する。
加えて、目付の低い不織布シートは、縦横方向に引っ張ると形状が崩れて、しっかりと貼り付けられない、両眼部、両耳部、口部の1つ以上の切り欠き孔に融合領域を備え、横方向が補強されたパック用シートを提供する。
不織布―シートの含浸された液剤が、切り欠き孔内側への侵入や液剤を寄せ付けず近傍が汚されないための、切り欠き孔の周縁全周に帯状に連続した融合領域を備えたパック用シートを提供する。
不織布シートが顔面の両眼部、鼻部、口部及び耳部の1つ以上を設け、全顔の額の上部から顎部までの、額上部の髪の生え際近傍に沿って対向した位置の輪郭線上に離間し突出した2つのつまみ部を有し、液剤を有するパック用シートであって、2つのつまみ部は、シート体を左右方向に等幅に4分割した内側の2つの領域の上縁であって、パック用シートの鼻筋を通る中心線に対して対称の位置に設けられていることを特長とするパック用シートで課題を解決する。
不織布シートからなるシート体に摘まめる離間した突出する2つのつまみ部を有し、シート体の横幅方向の距離が左右対称の縦方向の中心線に、4等分に分割された4面の領域を構成するシート体であって、離間した突出する2つのつまみ部の位置は、左右対称の縦方向線に接する内側2面の領域の、上部の左右対称に位置し、水平バランスが保持できるシート体で課題を解決する。
本願発明の離間した2つのつまみ部の複数の有利は、目の不自由な方へのブラインド形状を兼ね液剤を有するシート体は、左右双方に離間して備えられた2つのつまみ部をつまみ、顔にあてがう際、左右双方のつまみ部より上部領域のシート体が左右双方のつまみ部以下のシート体の領域に垂れて重ならない構成をしているから、目の不自由な方にも、シート体が顔全体にしっかりとスムーズに貼り付けられて、適正な用法によって、目的とされた美容の効能効果が得られる。
本願発明の離間した2つのつまみ部の位置が、左と右の双方が水平方向に並ぶ両眼部の真上に位置して近い距離に設けられているから、左の指で左のつまみを摘まみ、右の指で右のつまみを摘まむことができる。により、自然と無理なく水平方向のバランスが得られる。
本願発明の離間した2つのつまみ部の位置が、左と右の双方が水平方向に並ぶ両眼部の真上に位置し近い距離に設けられているから、左の指で左のつまみを摘まみ、右の指で右のつまみを摘まみ、水平バランスが得られた状態で、左のつまみを額上部の左の部位に誘導して貼り付けられて、右のつまみも同様にして右の部位に貼り付けられて、目的とされた美容の効能効果が得られる。
本願発明の離間した2つのつまみ部の位置が、横方向に4等分割された領域の内側2面の領域の1面毎に設けられて近い距離に離間されているから、水平バランスが得られる左右の指部が分配する左右を摘まむ力が等分で作業が容易である。しかし、従来品は、外側2面の1面毎の端部に設けられるから、左右の指部が左右つまみ部を摘まむ力の等分作業が少々難儀で水平バランスが得難い。
本願発明の離間した2つのつまみ部の位置が、横方向に4等分割された領域の内側2面の領域の1面毎に設けられて近い距離に離間されているから左右の指で摘まみやすく、水平バランスが得られる。従来品は、横方向に4等分割された領域の内側2面の領域の1面毎の端部に設けられて、互いが遠い距離に離間されているから摘まみにくい。
不織布―シートの、切り欠き孔の周縁全周に帯状に連続した溶着領域が備えられ、含浸された液剤が、切り欠き孔内側への侵入や液剤を寄せ付けず近傍が汚されない、更に、目付の低い不織布シートであっても、両眼部、口部、鼻部及び両耳端部の複数部に溶着領域を設けることで強度が補強されたパック用シートとなり、しっかりと貼り付けられる効果が得られる。
シート体が横に4等分された平面図 図1に溶着領域を設けた平面図 図1が貼り付けられた説明図 シート体が打ち抜かれる説明図
本願発明のブラインド形状を兼ねるパック用シート(以下、「シート体」という。)符号1は、少なくとも顔の一部(以下、「顔」という。)に適正に貼り付けられるための、額の輪郭線上符号8の左右対称に離間したつまめる2つ以上の突出形状のつまみ部(以下、「つまみ部」という。)を有するシート体である。
つまみ部が設けられる位置は、額上部の輪郭線上に鼻筋縦方向線符号9の左右対称に設け、左右双方のつまみ部をつまんでも、左右こめかみ部符号14より上の額部符号2のシート体が垂れて左右双方のつまみ部以下のシート体に折り重ならない構成である。
シート体は、図1に、鼻筋縦方向線符号9を中心の左右対称に折り畳まれ、さらに、折り畳まれた縁部符号28と鼻筋縦の方向線を合わせて折り畳まれ、折り畳まれた線符号13を双方に有し、折り畳まれた状態を平面体に展開すると、左端部符号17と右端部符号18の2面と、鼻筋縦方向線を挟む左面符号15と右面符号16の2面の、4面が横方向の並びで4等分に構成されている。
つまみ部が設けられる離間の位置及び距離は、顔に対向するシート体の、鼻筋縦方向線に接する左面と右面の2面に有し、額の髪の生え際近傍の輪郭線上符号8に突出した形状で輪郭線に対応の指で千切ることができるミシン目状の切込み線符号10を有し、左右対称の位置に設けられる。
つまみ部は、鼻筋縦方向線に接する左右対称の面の、額の髪の生え際の輪郭線上の、左のつまみ部符号22が鼻筋縦方向線に対し、遠くの位置符号20から始まり突出した輪郭線符号19を描いて、鼻筋縦方向線に対し、近くの額の髪の生え際の輪郭線上符号21の位置に至り設けられる。
続いて、左のつまみ部と同様の構成の、右のつまみ部符号23が鼻筋縦方向線に対し、遠くの位置から始まり突出の輪郭線を描いて、鼻筋縦方向線に対し、近くの額の髪の生え際近傍の輪郭線上の位置に離間して左右対称の位置に設けられる。
ブラインド形状を兼ね添えて設けられる、鼻筋縦方向線の左右対称位置に離間のつまみ部が、離間の距離が2面のみに設けられるとつまみ易く、更に左右の摘まみ部をつまみ、違う方向に引っ張ると水平バランスが得られ、左のつまみ部を左生え際の位置に、右のつまみ部を右生え際の位置に導かれて貼り付けられる。
水平方向のバランスは、左のつまみを左指でつまみ、右のつまみ部を右指でつまみ違う方向に引っ張り広げると、顔の横方向の左の眼から右の眼に対向する水平方向にバランスが得られる左と右のつまみ部が構成されている。
シート体は、顔の横方向の左の眼から右の眼に対向した水平方向にバランスが得られた双方のつまみ部を有し、双方のつまみ部に続き、額の上部から顔を覆う首元までが任意に連続させ繋がれ構成されている。
つまみ部の左右の形状及び形態は、左指で左のつまみ部が摘ままれ、右指で右のつまみがつままれ、且つ、水平バランスが得られて、例えば、互いのつまみ部が異形の形状であり、又はつまみ部に熱シールで文字や印を設け、又は打ち抜く等であってもよく、企画は任意である。
つまみ部が左右対称に設けられているから、左指で左のつまみ部をつまみ、右指で右のつまみ部をつまんだ状態は、顔の横方向に対向し、自然と左と右には水平方向のバランスが保持され、両眼部の横方向又は両耳部の横方向と対向させることができる。
つまみ部をつまみ、水平方向の水平バランスが自然と両眼部の横方向又は両耳部の横方向に対向させることができ、左指で摘ままれた左のつまみ部符号22を、鼻筋縦方向線に接する左の面を対向する額の左上部(生え際近傍)に誘導させて貼り付けられる。
続いて、右指で摘ままれた右のつまみ部符号23を、鼻筋縦方向線に接する右の面を対向する額の右上部(生え際近傍)に誘導させて、双方のつまみ部により効率的に貼り付けられて、ブラインド用法によって美容の効果が得られる。
本願発明のつまみ部の機能は、目の不自由な方への、美容のブラインド用法により、適正に貼り付けられたことによる目的とされる美容の効能効果が得られるブラインド形状である。
ブラインド形状の左右双方のつまみ部は、額上部の輪郭線の、髪の生え際近傍の上に位置して貼り付けられるから、つまみ部に有する液剤により髪の生え際近傍が汚されるので、生え際から不要とするための、指で千切ることができる輪郭線に沿った連続又は不連続のミシン目状の切込み線符号10が設けられる。
図3の、貼り付けられたつまみ部は、液剤が含まれているから、ミシン目状の切込み線に沿って指で千切られて貼り付けられており、千切り取られたつまみ部を肌の保湿や美容ケアの気になる部位に貼り付けることで、美容液の量が部分的に増量されるから、貼り付けられた領域の美容の効能効果がより大きく得られる。
或は、つまみ部に液剤が含まれているから、顔と面する反対側の面にミシン目状の切込み線に沿って、折り倒すことにより、美容液の量が部分的に増量されるから、額の領域の美容の効能効果がより大きく得られる。
本願発明のつまみ部の位置の有利は、シート体の、鼻筋縦方向線を真ん中に接する左面と右面の左右対称の位置に全体を有しているから、左指と右指で摘まみやすい距離の位置に設けられた形態であり、目の不自由な方にも宛がいやすい用法と効果が得られる。
従来品のつまみ部が設けられる位置は、鼻筋縦方向線を中心に折り畳み、更に左右が折り合わされた端部と鼻筋縦方向を折畳み4面構成すると、外側の左端部と右端部の2面の、左鬢の内側近傍から右鬢の内側近傍を結ぶ横幅の、左右双方の外側双方の端部に設けられている。
続いて、従来品の左右双方のつまみ部の距離は、鼻筋縦方向線を中心に左右対称に折り合わされ、更に鼻筋縦方向線と両端部が折り合わされ、平面体に展開された外側、両端部の2面に構成されているから、本願発明の鼻筋縦方向線を挟む2面の距離と対比すると2倍の距離であり、ブラインド用法での水平バランスが得難い。
本願発明と対比する従来品は、両外側の左端部と右端部の2面の、双方両端部に設けられて、左のつまみ部の位置と右のつまみ部の位置の距離が本願発明の2倍の距離に位置しているから、水平バランスが得られての用法が難儀である。
背景技術や従来品の両つまみ部とつまみ部の位置と距離は、液剤が含浸されて折り畳まれた状態で取り出されるから、シート体を平面体に展開するために、左右双方のこめかみ両端部又は額部の左右の両端部の、左右外側に距離を有し、設けられている。
従来品の、折り畳まれたシート体のつまみ部の位置は、水平バランスが得られることを無視した、平面体に展開するための機能が備えられる、鼻筋縦方向を中心にして、双方のつまみ部が違えられた位置と、つまみが異なる形状を有し折り畳まれている。
加えて、双方のつまみ部が備えられる位置を違えた形状は、つまみ、平面体に展開しても、本願発明が有するブラインド形状の、両眼の横方向、左右の耳の横方向に対向しての水平方向のバランスが得られず、従来品はブラインド用法の機能を満たしていない。
本願発明のシート体の任意の構成は、髪の生え際近傍に備えたつまみ部が、顔を覆うことができるシート体に連続させ構成され、シート体に額部を設け、両眼部符号3又は両耳部符号29に対向する切り欠き孔を設け、任意に顎部、喉部及び首元部までを構成でき、或は、顔の縦の方向を任意に分割し構成できる。
離間して左右対称に突出して設けられたつまみ部は、目の不自由な方に、左右のつまみ部がつままれるとシート体が、顔の左右の水平に並ぶ両眼や両耳の横方向に対して、自然と水平を保ちながら額上部の左右に誘導して貼り付けられるブラインド形状である。
離間し突出したつまみ部の位置は、シート体の、鼻筋縦方向線を中心に、横方向の距離が4等分に分割された4面が構成された、鼻筋縦方向線に接する内側2面の、額の上部の左右対称に設けられる位置が最もつまみ易く、左のつまみ部が額の左部に、右のつまみ部が額の右部に宛がいやすい。
鼻筋を軸に左右対称の位置に設けられたつまみ部は、目の不自由な方に、左右のつまみ部をつまむとシート体が、顔の左右の水平に並ぶ両眼や両耳に対して、水平バランスを保ちながら目的部位に誘導してスムーズに貼り当てられる。
離間したつまみ部の位置は、鼻筋縦方向線に接する内側2面の上部に位置することがシート体の基本となり、シート体は全願タイプ、左右の耳部を加えたタイプ、額から首元までの距離を任意に分けたタイプ等であってもよい。
シート体の横方向の距離が、4等分に分割される横並びの距離に左右双方の耳部を有する場合、左右双方の耳部の大小にもよるが、つまみ部をつまんでの水平方向バランスが容易に保持できる構成であればよい。
本願発明のシート体は、摘まめる離間した突出する2つのつまみ部を有し、シート体の横幅方向の距離が左右対称の縦方向の中心線に、4等分に分割された4面の領域を有し、2つのつまみ部の位置は、左右対称の縦方向の中心線に接する内側2面の領域の、上部の左右対称に位置し、つまみ部をつまむと容易に水平バランスが保持できる。
本願発明の、シート体のつまみ部は、左右に折り畳まれると、左右のつまみ部が少なくとも互いの一部が重ねられ、左右のつまみ部が左右の指で摘ままれ広げられると、水平方向にバランスが得られ、額の上部の生え際に誘導され貼り付けられる。
呼吸するための鼻部符号4の穴には少なくとも1つの穴部やU字型の切り欠き線を設け、左右双方の鼻翼から鼻尖を経て鼻翼を結ぶ直線又は鼻部下端の曲線に沿った切り欠き線を設け、口部符号5には少なくとも1つの切り欠きの楕円孔や1つ以上の小孔や多角形状の穴を設ける。
図1の、4面に折り畳まれたシート体の、外側2面の端部の一部が外されて折り畳まれ、額部と顎部の縦の長手方向を任意に交差させる折り線符号27にて上下を折り合わせられ畳まれると、左と右の端部を違う方向に引くことにより、容易に平面体に広げられる。
更に、容易に平面体に広げられる方法は、4面に折り畳まれるシート体の、左右双方の端部の位置を若干ずらして畳まれ、額部と顎部の縦の長手方向を任意に交差させる折り線の上下を折り合わせられ畳まれると、左と右の端部を違う方向に引くことにより、容易に平面体に広げられる。
ブラインド形状の図1の発明に加えて、図2の、左右双方のほほ部に連続させる、左右双方の耳部に掛け止める端部を設け、密閉袋に液剤を有して折り畳まれて封入されたシート体が、平面体にスムーズに広げられる等、互いの効果が得られる発明を述べる。
左端部符号17と右端部符号18の2面と、鼻筋縦方向線を挟む左面符号15と右面符号16の2面の、4面が横方向の並びで構成されるシート体の、左の縁部符号11と右の縁部符号12に、1組以上の左右双方の耳に掛け止める端部を設ける。
左の縁部符号11と右の縁部符号12に、1組以上の左右双方の耳に掛け止めるための切り欠き孔が備えられた端部を設け、左右双方の耳部に掛け止めることで、ほうれい線や左右の垂れた顎部やほほ部を引き上げて、更に固定され効果的な美容効果が得られる。
図2の、4面に折り畳まれたシート体の、左右双方の縁部に左右双方の耳に掛け止める端部符号29を設けたシート体は、4面に折り畳まれこめかみ部符号14近傍の、額部と顎部の縦の長手方向を交差させる折り線符号27にて上下を折り合わせられ畳まれると、左右双方の耳部端部を違う方向に引くことにより、容易に平面体に広げられる。
即ち以下の、本願発明の離間した2つのつまみ部は、左右双方に離間して備えられた2つのつまみ部をつまみ、顔にあてがう際、左右双方のつまみ部より上部領域のシート体が左右双方のつまみ部以下のシート体の領域に垂れて重ならない構成をしている。
本願発明の離間した2つのつまみ部の位置は、左と右の双方が水平方向に並ぶ両眼部の真上に位置し近い距離に設けられているから、左の指で左のつまみを摘まみ、右の指で右のつまみを摘まみ、自然と無理なく水平方向のバランスが得られる。
本願発明の離間した2つのつまみ部の位置は、左と右の双方が水平方向に並ぶ両眼部の真上に位置し近い距離に設けられて、左の指で左のつまみを摘まみ、右の指で右のつまみを摘まみ、水平バランスが得られた状態が、左と右のつまみを額上部の左の部位と右の部位に誘導しスムーズに貼り付けられる。
本願発明の離間した2つのつまみ部の位置が、横方向に4等分割された領域の内側2面の領域の1面毎に設けられて近い距離に離間されているから、左右の指部が分配する左右を摘まむ力が等分の水平バランスが得られて美容の作業が容易である。従来品は、外側2面の1面毎の端部に設けられるから、左右の指部が左右つまみ部を摘まむ力の等分が難儀であり、水平バランスが得られない。
本願発明の離間した2つのつまみ部の位置は、横方向に4等分割された領域の内側2面の領域の1面毎に設けられて近い距離に離間されているから左右の指で摘まみやすく、水平バランスが得られる。従来品は、横方向に4等分割された領域の内側2面の領域の1面毎の端部に設けられているから、互いが遠い距離に離間されているから摘まみにくい。
不織布シートが、自然繊維と化学繊維が絡ませられて構成されていることにより、溶融できる熱シールによって、自然素材と化学繊維が絡ませられたシートに熱融合領域を備えることができる。加えて、肌に柔らかく接するゴム系の素材を絡ませてもよい。
図1及び図2の、本願発明のブラインド形状を備えたシート体の、不織布シートは、顔面の両眼部、鼻部、口部及び耳部を1つ以上設けて打ち抜かれ、切り欠かれた箇所の任意に、切り欠かれた孔の周縁全周に融合領域符号30が備えられる。
図1及び図2に、融合領域が設けられることにより、第1に撥水を有する特性、第2に不織布シートが補強された特性、第3にコストメリットを有する特性、第4に高目付と変わらずの美容の効果が得られる、複数の効果を以下に述べる。
第1は、化学繊維が融合された融合領域の表面は、自然繊維の割合にもよるが、液剤を含浸している領域と対比して、自然繊維に絡まる化学繊維の量の割合に比例し、融合による撥水効果が得られ、液剤が融合領域に寄せ付けられない効果がある。
融合領域の撥水効果は、切り欠き孔の任意に融合領域が設けられた全周周縁領域の、例えば、両眼部、口部、鼻部及び両耳部の切り欠き孔周縁全周には液剤を寄せ付けず、液剤の侵入がない。左右双方の両耳部の切り欠き孔周縁全周及び近傍の領域の融合領域は、液剤を寄せつけず、近傍の肌や髪の毛が液剤による汚れがなく、切り欠き孔の内側へ液剤の侵入が無い。
自然繊維が絡まるシートの融合領域は、液剤が含浸されているから、付着している液剤をテッシュや指先で欠き取ると、例えば、両眼部、両耳部、鼻部、口部に液剤の侵入や近傍の部位が液剤による汚れが発生しない。
不織布シートは、自然繊維と化学繊維を絡み合わせられたシートであり、熱シールの治具により、化学繊維が熱シールで融合されて、自然繊維と化学繊維の融合が絡みわされた融合領域となり、液剤を寄せ付けない効果が得られる。
本願発明は、融合されたシールと強度を有し、自然繊維と撥水効果を得るための化学繊維を融合させた融合の領域を設ける発明であり、従来品の特開2009−39169号公報の、シール強度を弱くしての機能が得られる発明と異なるものである。
第2は、特に低目付(10g/m2〜)の不織布シートが打ち抜かれるシート体は、例えば、不織布シートの機械方向に鼻筋縦方向を合わせて打ち抜かれる又は両眼の方向を合わせて打ち抜かれる任意の工程により形成される。
低目付の不織布シートは、特に引っ張る横方向に弱いから、折り畳まれた状態から平面体に広げ、更に、顔に貼り付けられ、顔の凹凸にフィットさせるため引っ張る行為は、シート体の形状を崩し、貼り付けが難しい、形状を崩さず貼り付けられるための、シート体の融合領域を設ける熱シールの補強が好ましい。
目付の低い不織布シート10g/m2〜の縦横の強度が極端に弱く、折り畳まれたシート体を平面体に広げる際、更に、顔に貼り付ける際、形状が大きく変化するから採用に難しい、しかしながら、融合領域が複数部に設けられると、縦横方向が補強される。
補強のための融合領域を設ける部位は、顔の貼り付けられる、鼻筋縦方向を真ん中にした引っ張る横方向に延長の部位に設けるとよい。例えば、切り欠き孔の両眼部、鼻部、口部、両耳部の全周周縁の部位、リフトアップする延長の部位に設けられる。更に、マッサージ部位、撫でる部位を特定し、帯状の融合領域で囲まれる部位。縦横に補強される。
第3は、補強されて融合領域が複数有する有利は、目付の低い不織布シートの縦横の強度を上げることが、シート体を構成する不織布シート高目付でなくてもよく、低目付と高目付の重量差が、製品コストのメリットが得られる。
更に、シート体に含まれる液剤の含浸量が少なく対応できるから更に、液剤の省かれたコストメリットが得られる。
第4は、目付の低い不織布シートの採用は、特に貼り付けられ際、顔の横方向に引っ張られると、両眼方向が引っ張る力に応じて容易く延びて、当初の顔に対向したシート体の形状が大きく崩れ貼り付けられず、目的とした美容の効能効果が得られない短所がある。
本願発明が採用する、両眼部と両耳部に加えて口部の複数個所を同時に溶着する相乗効果は、不織布シートの縦横への延び広がりに対しての補強が行われているから、縦横方向に引っ張られても大きな形状崩れが無くしっかりと貼り付けられる美容の効果が得られる。
詳しくは、低目付で形成されたシート体の、例えば、額から顎部又は喉部又は首元部までを有し、左右双方の耳部の横の方向240mmに対向して、両眼部45mm×2の90mmと両耳部20mm×2の40mm、更には口元45mm、複数部の切り欠き孔の幅の合計175mmと横幅方向に、73%の領域が融合領域を有している
上述の両眼部、両耳部に加える、例えば、口元部の領域に融合領域を備えると、縦方向と横幅方向が、融合領域によって補強され形状となり、貼り付ける際にサイズの崩れがなく、しっかりと貼り付けられて、目的とした美容の効能効果が得られる。
目付の低い不織布シートが打ち抜かれ、切り欠き孔の両眼部、鼻部、口部、両耳部の全周周縁の部位に連続する帯状に繋がれた部位、リフトアップする延長の部位、マッサージ部位及び撫でる部位に融合領域を有する補強の技術はかなりの強度を有するから、35g/m2以上相当の用法による使用感が得られる。
本願発明のシート体は、1枚の不織布シート又は含水されたゲルシート(以下、「不織布シート」という。)で構成される。複数枚の不織布シートが重ねられて又は複数枚の不織布シートが化学繊維や樹脂により繋ぎ合わされる構成によっても形成される。
シート体は、熱シールの治具や溶断や立体成型や刃型等の加工方法で形成される。
不織布シートは、自然繊維のコットンやリヨセルやパルプ等に加えて、好ましくは、化学繊維を熱加工することにより融合した融合領域が設けられ、液剤への撥水効果が得られる材質の、化学繊維のポリエチレン、ポリエステルフタレート、ポリプロピレン等の、双方の繊維を有し、或は、肌にソフト感を与えるゴム系の素材、立体成型(例えば、インジェクション成型)が可能な、熱で加工できるエラストマー等を有し、肌にソフトな感触を与える素材が含まれていることが好ましい。自然素材は、例えば、木炭などである。
例えば、バイオセルロースの柔らかい、上下に垂れやすいシート体であってもよく、片面もしくは両面に補強などのためのシートが貼り合わされて、樹脂シートや不織布シートの目付10〜120(g/mm2)を任意に選択するとよい。
液剤は、薬剤と薬剤以外をいう。薬剤は、化粧品、医薬部外品、医薬品の効能効果が得られる、液状、クリーム状、パウダー状、ペースト状等である。
薬剤以外は、例えば、「冷感(体温、かぜ熱を下げる):小麦粉+水」、「温感、発汗(体温を上げる):唐辛+小麦粉+水」、「美容(野菜)パック:キュウリのスライスパック」、「泥(クレイ):泥パック」「炭の粉:皮脂や汚れや古い角質の吸着や臭いの吸着パック」等であり、薬事の範囲外の原料である。
本願発明のシート体と液剤との封入は、例えば、バリアを有する袋、チャック機能を有する袋、フラップなる蓋を有する袋や樹脂容器等(以下、包装体という)に1枚以上が折り畳まれた状態で封入される。ドライの状態でも問題としない。
シート体は、図4の、横幅方向符号26を有する不織布ロール符号24が引っ張る縦方向符号25の工程図により、打ち抜かれて形成される。
加えて、貼り付ける際、形状が変わりやすく崩れやすい目付の低い不織布シートの加工は、引っ張る方向に両眼横方向を合わせて打ち抜き、更に切り欠き孔に融合領域を有することで鼻筋縦方向に対して横方向への補強がされ、しっかりとしたフィット感が得られる。
額部、顎部及び左右双方に設けられる切り欠き線符号6と切り残し部符号7は、切り残し部を指で千切り、全顔周囲の長さを個々の状況に合わせて調整し貼り付けることで、個々の周囲に合わせた個々のフィット感が得られる。
医療目的の、例えば、治癒シートや湿布シート等の形態や技術は、本発明の形態や技術に準ずるとよい。
不織布シートの機械方向と鼻筋縦方向を合わせて、縦に伸びず、横幅方向に広がる特性を利用し、顔や首の領域の、少なくとも1つの凹部又は凸部に対向し、顔面の鼻筋に沿って縦方向もしくは、斜め方向や弓状のミシン目状の切り込み線を複数列設けるとフィットとリフトアップの用法が行われ、皮膚組織や表情筋に対し矯正され物理的な効果と美容の効果が得られる。
不織布シートの特性とミシン目状の切込み線複数列は、双方の特長が相俟って、個々の顔の横幅の方向に合わせて、延び広がらせてよりフィットさせて覆い貼り付けることができる。切込み線は、連続もしくは不連続であってもよく、長さを問わず任意である。
本願発明に加えて、本願発明の出願人が既に出願した特許第4352416号公報、特許第4492980号公報、特許第5676804号公報、特許第4995981号、特許第5457515号公報公報の技術と併せることでより使用性が増すので何ら問題としない。
本願発明のブラインド形状を兼ねたシート体の相乗効果の実施例は、折り畳まれ、液剤と共に封入され密閉された包装体から取り出し、額の髪の生え際近傍に対向する輪郭線上に設けられ離間した左右双方のつまみ部をつまんで違う方向に広げると水平方向にバランスを得ることができる。
左右双方のつまみ部をつまみ水平方向にバランスが得られたシート体を、顔の横方向の、両眼部又は両耳部の横方向に沿って合わせ、左のつまみ部が設けられている輪郭線を額の左上部の生え際に誘導し貼り付ける。
続いて、右のつまみ部が設けられている輪郭線を額の右上部の生え際に誘導し貼り付ける。
図3は、髪の生え際近傍又は髪の毛が、左右双方の液剤を有するつまみ部によって、汚されるから、輪郭線上に設けられた連続もしくは不連続の、ミシン目状の切込み線に沿って指で千切り外されて、つまみ部近傍の液剤の付着による汚れを防止できる。
千切ったつまみ部を肌の気になる部位、例えば、両眼部、目尻、口部に貼り付けられ、シート体に重ねて貼り付けられた部位には液量が増量し、増量した液剤によって更なる美容効果が得られる。
又は、つまみ部が設けられている額上部の輪郭線上に設けられたミシン目状の切込み線に沿って、顔に面する反対側の方向に折り返してもよい。折り返された部位は、増量した液剤によっての更なる美容効果が得られる。
任意の、両眼部、両耳部、口部及び鼻部の1つ以上の箇所、リフトアップの延長部位等に融合領域が設けられているから、洗髪後や洗顔後に、左右両耳部を有するシート体を貼り付けても、切り欠き孔の内側に液剤の侵入が防止され、融合領域が有する撥水効果により、融合領域に対向する部位や近傍の髪の毛などを汚さない。
低目付の不織布シートで加工されたシート体には、複数部の箇所に融合領域が設けられて強度が補強されているから、スムーズに平面体に広げられて、顔に貼り付けフィットさせる引っ張りの行為にも耐え、しっかりと貼り付けられて効果的の用法ができる。
貼りつける時間は凡そ15分程度が目安であり、包装体に記載された用法に準ず
る。
1 シート体
2 額
3 両眼部
4 鼻部
5 口部
6 切込み線
7 切り残し部
8 額の輪郭線上
9 鼻筋縦方向線
10 ミシン目状の切込み線
11 左の縁部
12 右の縁部
13 更に折り畳まれた線
14 こめかみ部
15 鼻筋縦方向線に接する左の面
16 鼻筋縦方向線に接する右の面
17 左端部の面
18 右端部の面
19 突出した輪郭線
20 突出が始まる点
21 縦方向線に近い点
22 左つまみ部
23 右つまみ部
24 不織布ロール
25 引っ張る縦方向
26 横幅方向
27 折り線
28 折り畳まれた端部
29 左右の耳部
30 融合領域

Claims (6)

  1. 不織布シートが顔面の両眼部、鼻部、口部、耳のうち、少なくとも1つ以上有し、全顔の額の上部から顎部までの、額上部の髪の生え際近傍に沿って対向した位置の輪郭線上に離間し突出した2つのつまみ部を有し、液剤を有するシート体であって、
    前記2つのつまみ部は、前記シート体を左右方向に等幅に4分割した内側の2つの領域の上縁であって、前記シート体の鼻筋を通る中心線に対して対称の位置に設けられていることを特長とするシート体。
  2. 不織布シートからなる、シート体に摘まめる離間した突出する2つのつまみ部を有し、前記シート体の横幅方向の距離が4等分に分割された、縦方向の中心線に対して左右対称の4面の領域を構成するシート体であって、
    前記離間した前記突出する前記2つのつまみ部の位置は、前記左右対称の前記縦方向の前記中心線に接する内側2面の前記領域の、上縁の前記左右対称に位置し、水平バランスが保持できるシート体。
  3. 前記シート体は、前記顔面の前記両眼部、前記鼻部、前記口部、前記耳部のうち、少なくとも1つ以上の切り欠かれた切り欠き孔の周縁全周とリフトアップの延長線上の任意の部位に自然繊維と化学繊維とが絡ませられ熱により融合された融合領域が備えられてなる請求項1に記載のシート体。
  4. 前記シート体の、前記上縁又は前記上部に位置する前記離間した前記2つのつまみ部が千切り離される連続又は不連続からなるミシン目状の切込み線を有してなる請求項1又は2に記載のシート体。
  5. 前記シート体の、顔又は、首の、少なくとも1方の凹部又は凸部に前記中心線に沿って縦方向もしくは斜め方向又は弧を描くミシン目状の切り込み線を複数列有する請求項1又は2に記載のシート体。
  6. 前記シート体の少なくとも1つの切り欠き孔を有し、前記切り欠き孔の前記周縁全周に自然繊維と化学繊維とが絡ませられ熱により融合された融合領域が備えられてなる請求項3に記載のシート体。
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