JP6273137B2 - モータ、及びモータ付き装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施例1である超音波モータの圧電素子が固着される振動弾性体の斜視図である。2は振動弾性体である。振動弾性体2の中央の平板部2gには、2つの突起部2c、2dが+Z方向に突出している。2a、2bは、突起部2c、2dの上端面に形成された接触部であり、図7などを用いて後述する被駆動体1の接触面1aと当接する面である。2か所の接触部2a、2bは同一平面上に形成され、被駆動体1の接触面1aとの当接状態を良好にするため、製造工程時には研磨などにより均一な面に仕上げられる。
実施例1では、振動弾性体2の腕部2eは、送り振動モードの節位置2iの延長線上に設けることで、送り振動モードについて、振動の阻害や固定部2fへの振動伝播を軽減していた。実施例2では、突上げ振動モードと送り振動モードの両方の節である節位置2hの延長線上に、腕部2eを設けたところが、実施例1と異なるところである。なお、実施例1と同一部材のものは、同一記号で図示される。また実施例1と同じところは説明を省略し、実施例1と異なるところだけ説明する。
実施例2では、突上げ振動モードと送り振動モードの両方の節である節位置2hの延長線上に、腕部2eを設けることで、振動の阻害や固定部2fへの振動伝播を軽減していた。実施例3では、突上げ振動モードの節のうち、Y方向においてそれぞれ両端から約1/8に位置にある節位置2mと節位置2nの延長線上に、腕部2eを設けたところが、実施例2と異なるところである。なお、実施例1及び実施例2と同一部材のものは、同一記号で図示される。また実施例1及び実施例2と同じところは説明を省略し、異なるところだけ説明する。
実施例1〜3では、圧電素子3は単板圧電素子で構成されていた。実施例4では、圧電素子3は、突上げ振動モードを励起するための圧電素子層4と、送り振動モードを励起するための圧電素子層5を積層した積層圧電素子で構成しているところが、実施例1〜3と異なるところである。なお、実施例1と同一部材のものは、同一記号で図示される。また実施例1と同じところは説明を省略し、実施例1と異なるところだけ説明する。図11は、実施例4の圧電素子3の2種類の圧電素子層を説明するために図である。図11(A)は、突上げ振動モードを励起するための圧電素子層4を−Z方向から見た図であり、図11(B)は、+Z方向から見た図である。図11(C)は、送り振動モードを励起するための圧電素子層5を−Z方向から見た図であり、図11(D)は、+Z方向から見た図である。
図12は、本発明の超音波モータユニット(超音波アクチュエータ)100を組込んだレンズ鏡筒に係る実施例5の断面図を示す。本実施例では、レンズ鏡筒を、カメラ本体に対して交換可能な交換レンズとして説明する。なお、レンズ鏡筒は光軸の回りでほぼ回転対称形であるため、上側半分のみを表示している。
Claims (10)
- 一方の面には縦横それぞれ2分割された電極領域が形成され、もう一方の面には1つの電極領域が形成された圧電素子と、
当該振動弾性体に固着された前記圧電素子によって2次の曲げ振動モードと1次の捩じり振動モードの振動が所定の位相ずれで励起され、前記2次の曲げ振動モードの腹位置と前記1次の捩じり振動モードの節位置との交点に設けられる2つの接触部を有する振動弾性体と、
前記2つの接触部との接触面を有し、前記振動によって前記振動弾性体に対して相対移動する被駆動部と、
を有することを特徴とするモータ。 - 前記圧電素子は、前記相対移動方向と直交する方向に並ぶ2つの領域で、分極の向きが異なることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
- 前記縦横それぞれ2分割された電極領域のうち、前記相対移動方向と直交する方向に隣接する電極領域同士は同位相の交流電圧が印加され、前記相対移動方向に隣接する電極領域同士は位相のずれた交流電圧が印加されることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
- 前記分割されていない1つの電極領域にはグランド電位に接続されることを特徴とする請求項3に記載のモータ。
- 前記振動弾性体と前記圧電素子が固着された領域の、前記相対移動方向の長さをL1、前記相対移動方向と直交する方向の長さをL2としたとき、L1とL2は下記関係にあることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
L1×3.0<L2<L1×8.0 - 前記振動弾性体は、前記振動弾性体を固定するための固定部と、前記1次の捩じり振動モードの振動及び前記2次の曲げ振動モードの振動の少なくとも一方を前記固定部に伝播しにくくするための腕部とを備え、前記腕部は、前記1次の捩じり振動モードの振動及び前記2次の曲げ振動モードの振動の少なくとも一方の節位置の延長線上に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
- 前記腕部は、前記1次の捩じり振動モードの節位置の延長線上に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のモータ。
- 前記腕部は、前記2次の曲げ振動モードの節位置の延長線上に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のモータ。
- 前記腕部は、前記1次の捩じり振動モードと前記2次の曲げ振動モードの節位置の延長線上に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のモータ。
- 請求項1から9の何れか1項に記載のモータを含むアクチュエータの駆動力によりレンズ保持枠が駆動されることを特徴とするレンズ鏡筒。
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