JP6253012B2 - インナーフォーカスレンズ系、交換レンズ装置及びカメラシステム - Google Patents
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Description
9枚以上のレンズ素子で構成され、
物体側から像側へと順に、
最物体側に負のパワーを有する第1レンズ素子と、前記第1レンズ素子の像側に第2レンズ素子を備えた第1レンズ群と、
正のパワーを有する第2レンズ群と、
負のパワーを有する第3レンズ群とからなり、
開口絞りを備え、
前記第1レンズ群、前記第3レンズ群及び前記開口絞りは、無限遠合焦状態から近接物体合焦状態へのフォーカシングの際に、像面に対して固定であり、
前記第2レンズ群は、前記フォーカシングの際に、像面に対して移動し、
以下の条件(1)、(2)及び(3):
BF/Y<1.7 ・・・(1)
TH/f>1.6 ・・・(2)
0.14≦|(r2a+r1b)/(r2a−r1b)|≦0.74 ・・・(3)
(ここで、
BF:レンズ系の最像側に配置されたレンズ素子の像側面の面頂から、像面までの距離、
Y:最大像高(Y=f×tan(ω))、
TH:レンズ系の最物体側に配置されたレンズ素子の物体側面の面頂から、レンズ系の最像側に配置されたレンズ素子の像側面の面頂までの距離、
f:無限遠合焦状態における全系の焦点距離、
ω:最大画角の半値(°)、
r1b:第1レンズ素子の像側面の曲率半径、
r2a:第2レンズ素子の物体側面の曲率半径
である)
を満足する
ことを特徴とする。
9枚以上のレンズ素子で構成され、
物体側から像側へと順に、
最物体側に負のパワーを有する第1レンズ素子と、前記第1レンズ素子の像側に第2レンズ素子を備えた第1レンズ群と、
正のパワーを有する第2レンズ群と、
負のパワーを有する第3レンズ群とからなり、
開口絞りを備え、
前記第1レンズ群、前記第3レンズ群及び前記開口絞りは、無限遠合焦状態から近接物体合焦状態へのフォーカシングの際に、像面に対して固定であり、
前記第2レンズ群は、前記フォーカシングの際に、像面に対して移動し、
以下の条件(1)、(2)及び(3):
BF/Y<1.7 ・・・(1)
TH/f>1.6 ・・・(2)
0.14≦|(r2a+r1b)/(r2a−r1b)|≦0.74 ・・・(3)
(ここで、
BF:レンズ系の最像側に配置されたレンズ素子の像側面の面頂から、像面までの距離、
Y:最大像高(Y=f×tan(ω))、
TH:レンズ系の最物体側に配置されたレンズ素子の物体側面の面頂から、レンズ系の最像側に配置されたレンズ素子の像側面の面頂までの距離、
f:無限遠合焦状態における全系の焦点距離、
ω:最大画角の半値(°)、
r1b:第1レンズ素子の像側面の曲率半径、
r2a:第2レンズ素子の物体側面の曲率半径
である)
を満足するインナーフォーカスレンズ系と、
前記インナーフォーカスレンズ系が形成する光学像を受光して電気的な画像信号に変換する撮像素子を含むカメラ本体との接続が可能なレンズマウント部と
を備える
ことを特徴とする。
9枚以上のレンズ素子で構成され、
物体側から像側へと順に、
最物体側に負のパワーを有する第1レンズ素子と、前記第1レンズ素子の像側に第2レンズ素子を備えた第1レンズ群と、
正のパワーを有する第2レンズ群と、
負のパワーを有する第3レンズ群とからなり、
開口絞りを備え、
前記第1レンズ群、前記第3レンズ群及び前記開口絞りは、無限遠合焦状態から近接物体合焦状態へのフォーカシングの際に、像面に対して固定であり、
前記第2レンズ群は、前記フォーカシングの際に、像面に対して移動し、
以下の条件(1)、(2)及び(3):
BF/Y<1.7 ・・・(1)
TH/f>1.6 ・・・(2)
0.14≦|(r2a+r1b)/(r2a−r1b)|≦0.74 ・・・(3)
(ここで、
BF:レンズ系の最像側に配置されたレンズ素子の像側面の面頂から、像面までの距離、
Y:最大像高(Y=f×tan(ω))、
TH:レンズ系の最物体側に配置されたレンズ素子の物体側面の面頂から、レンズ系の最像側に配置されたレンズ素子の像側面の面頂までの距離、
f:無限遠合焦状態における全系の焦点距離、
ω:最大画角の半値(°)、
r1b:第1レンズ素子の像側面の曲率半径、
r2a:第2レンズ素子の物体側面の曲率半径
である)
を満足するインナーフォーカスレンズ系、を含む交換レンズ装置と、
前記交換レンズ装置とカメラマウント部を介して着脱可能に接続され、前記インナーフォーカスレンズ系が形成する光学像を受光して電気的な画像信号に変換する撮像素子を含むカメラ本体と
を備える
ことを特徴とする。
図1、3、5、8、10、13、15、17及び19は、各々実施の形態1〜9に係るインナーフォーカスレンズ系の無限遠合焦状態を示すレンズ配置図である。
図1に示すように、第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、像側に凸面を向けた負メニスカス形状の第2レンズ素子L2と、両凸形状の第3レンズ素子L3と、開口絞りAと、両凹形状の第4レンズ素子L4と、両凸形状の第5レンズ素子L5と、両凹形状の第6レンズ素子L6と、両凸形状の第7レンズ素子L7とからなる。これらのうち、第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とが接合されており、第6レンズ素子L6と第7レンズ素子L7とが接合されている。また、第1レンズ素子L1は、その像側面が非球面であり、第4レンズ素子L4は、その物体側面が非球面であり、第6レンズ素子L6は、その物体側面が非球面である。
図3に示すように、第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、両凹形状の第2レンズ素子L2と、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凹形状の第4レンズ素子L4と、両凸形状の第5レンズ素子L5と、開口絞りAとからなる。これらのうち、第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とが接合されている。また、第2レンズ素子L2は、その物体側面が非球面である。
図5に示すように、第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、両凹形状の第2レンズ素子L2と、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凹形状の第4レンズ素子L4と、両凸形状の第5レンズ素子L5と、両凹形状の第6レンズ素子L6と、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第7レンズ素子L7と、開口絞りAと、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第8レンズ素子L8とからなる。これらのうち、第2レンズ素子L2と第3レンズ素子L3とが接合されており、第5レンズ素子L5と第6レンズ素子L6と第7レンズ素子L7とが接合されている。また、正のパワーを有する単レンズ素子である第8レンズ素子L8を光軸に直交する方向に移動させることによって、全系の振動による像点移動を補正する、すなわち、手ぶれ、振動等による像のぶれを光学的に補正することができる。
図8に示すように、第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、両凹形状の第2レンズ素子L2と、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凹形状の第4レンズ素子L4と、両凸形状の第5レンズ素子L5と、開口絞りAとからなる。これらのうち、第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とが接合されている。また、第2レンズ素子L2は、その物体側面が非球面である。
図10に示すように、第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、両凹形状の第2レンズ素子L2と、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凸形状の第4レンズ素子L4と、両凹形状の第5レンズ素子L5と、開口絞りAと、両凹形状の第6レンズ素子L6と、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第7レンズ素子L7と、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状の第8レンズ素子L8とからなる。これらのうち、第2レンズ素子L2と第3レンズ素子L3とが接合されており、第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とが接合されており、第6レンズ素子L6と第7レンズ素子L7とが接合されている。また、正のパワーを有する単レンズ素子である第8レンズ素子L8を光軸に直交する方向に移動させることによって、全系の振動による像点移動を補正する、すなわち、手ぶれ、振動等による像のぶれを光学的に補正することができる。
図13に示すように、第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、両凹形状の第2レンズ素子L2と、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凹形状の第4レンズ素子L4と、両凸形状の第5レンズ素子L5と、両凹形状の第6レンズ素子L6と、両凸形状の第7レンズ素子L7と、開口絞りAとからなる。これらのうち、第2レンズ素子L2と第3レンズ素子L3とが接合されており、第5レンズ素子L5と第6レンズ素子L6と第7レンズ素子L7とが接合されている。
図15に示すように、第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、両凹形状の第2レンズ素子L2と、両凸形状の第3レンズ素子L3と、像側に凸面を向けた負メニスカス形状の第4レンズ素子L4と、像側に凸面を向けた正メニスカス形状の第5レンズ素子L5と、開口絞りAとからなる。これらのうち、第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とが接合されている。また、第1レンズ素子L1は、その像側面が非球面である。
図17に示すように、第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、像側に凸面を向けた負メニスカス形状の第2レンズ素子L2と、両凸形状の第3レンズ素子L3と、開口絞りAと、両凹形状の第4レンズ素子L4と、両凸形状の第5レンズ素子L5と、像側に凸面を向けた負メニスカス形状の第6レンズ素子L6と、両凸形状の第7レンズ素子L7とからなる。これらのうち、第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とが接合されている。また、第1レンズ素子L1は、その像側面が非球面であり、第4レンズ素子L4は、その物体側面が非球面であり、第6レンズ素子L6は、その物体側面が非球面である。
図19に示すように、第1レンズ群G1は、物体側から像側へと順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状の第1レンズ素子L1と、両凹形状の第2レンズ素子L2と、両凸形状の第3レンズ素子L3と、両凹形状の第4レンズ素子L4と、両凸形状の第5レンズ素子L5と、開口絞りAとからなる。これらのうち、第3レンズ素子L3と第4レンズ素子L4と第5レンズ素子L5とが接合されている。また、第1レンズ素子L1は、その像側面が非球面である。
BF/Y<1.7 ・・・(1)
TH/f>1.6 ・・・(2)
ここで、
BF:レンズ系の最像側に配置されたレンズ素子の像側面の面頂から、像面までの距離、
Y:最大像高(Y=f×tan(ω))、
TH:レンズ系の最物体側に配置されたレンズ素子の物体側面の面頂から、レンズ系の最像側に配置されたレンズ素子の像側面の面頂までの距離、
f:無限遠合焦状態における全系の焦点距離、
ω:最大画角の半値(°)
である。
BF/Y<1.65 ・・・(1)’
TH/f>1.65 ・・・(2)’
0<|(r2a+r1b)/(r2a−r1b)|<1 ・・・(3)
ここで、
r1b:第1レンズ素子の像側面の曲率半径、
r2a:第2レンズ素子の物体側面の曲率半径
である。
0<|(r2a+r1b)/(r2a−r1b)|<0.8 ・・・(3)’
0<|(r2a+r1b)/(r2a−r1b)|<0.6 ・・・(3)’’
−2.5<f2/f3<−0.25 ・・・(4)
ここで、
f2:第2レンズ群の焦点距離、
f3:第3レンズ群の焦点距離
である。
−1.3<f2/f3 ・・・(4−1)’
f2/f3<−0.35 ・・・(4−2)’
−0.9<f2/f3 ・・・(4−1)’’
f2/f3<−0.4 ・・・(4−2)’’
−0.7<f2/f3 ・・・(4−1)’’’
f2/f3<−0.45 ・・・(4−2)’’’
0.23<Dmax/Y<1.3 ・・・(5)
ここで、
Dmax:無限遠合焦状態におけるレンズ系を構成するレンズ素子間の空気間隔のうち最大値、
Y:最大像高(Y=f×tan(ω))
f:無限遠合焦状態における全系の焦点距離、
ω:最大画角の半値(°)
である。
0.4<Dmax/Y ・・・(5−1)’
Dmax/Y<1.1 ・・・(5−2)’
0.6<Dmax/Y ・・・(5−1)’’
Dmax/Y<0.9 ・・・(5−2)’’
ndp>1.79 ・・・(6)
ここで、
ndp:正のパワーを有するレンズ素子のうちレンズ系の最物体側に配置されたレンズ素子の、d線に対する屈折率
である。
ndp>1.9 ・・・(6)’
(r1b+r1a)/(r1b−r1a)<−1 ・・・(7)
ここで、
r1a:第1レンズ素子の物体側面の曲率半径、
r1b:第1レンズ素子の像側面の曲率半径
である。
(r1b+r1a)/(r1b−r1a)<−1.6 ・・・(7)’
|f1/f|<3.0 ・・・(8)
ここで、
f1:第1レンズ群の焦点距離、
f:無限遠合焦状態における全系の焦点距離
である。
|f1/f|<2.0 ・・・(8)’
|f1/f|<1.6 ・・・(8)’’
νd12>60 ・・・(9)
ここで、
νd12:第1レンズ素子のd線に対するアッベ数及び第2レンズ素子のd線に対するアッベ数のうち最大値
である。
νd12>70 ・・・(9)’
0.4<Ts/L<0.8 ・・・(10)
ここで、
Ts:開口絞りから像面までの光軸上の距離、
L:レンズ全長(第1レンズ素子の物体側面から像面までの光軸上の距離)
である。
0.45<Ts/L ・・・(10−1)’
Ts/L<0.65 ・・・(10−2)’
図21は、実施の形態10に係るレンズ交換式デジタルカメラシステムの概略構成図である。
Z:光軸からの高さがhの非球面上の点から、非球面頂点の接平面までの距離、
h:光軸からの高さ、
r:頂点曲率半径、
κ:円錐定数、
An:n次の非球面係数
である。
数値実施例1のインナーフォーカスレンズ系は、図1に示した実施の形態1に対応する。数値実施例1のインナーフォーカスレンズ系の面データを表1に、非球面データを表2に、各種データを表3に、レンズ群データを表4に示す。
面番号 r d nd vd
物面 ∞
1 1.42770 0.05150 1.52500 70.3
2* 0.54510 0.49150
3 -1.62210 0.03440 1.56732 42.8
4 -19.34100 0.00430
5 1.01280 0.22550 1.80420 46.5
6 -2.88650 0.06440
7(絞り) ∞ 0.10740
8* -1.95140 0.04300 1.68400 31.3
9 0.44210 0.31650 1.91082 35.2
10 -1.73190 0.20620
11* -0.70260 0.04730 2.00178 19.3
12 71.04730 0.14110 1.80420 46.5
13 -1.09670 0.14950
14 5.89790 0.25770 2.00069 25.5
15 -1.35350 0.16780
16 -1.15870 0.05150 1.80518 25.5
17 -3.80540 (BF)
像面 ∞
第2面
K= 0.00000E+00, A4= 2.76459E-04, A6= 3.09254E-01, A8=-3.54627E+00
A10= 1.26107E+01, A12= 1.74223E+00
第8面
K= 0.00000E+00, A4=-2.66915E-01, A6= 2.45018E+00, A8=-4.57864E+01
A10= 3.24551E+02, A12=-1.16477E+03
第11面
K= 0.00000E+00, A4=-1.07541E+00, A6= 6.37889E+00, A8=-2.05439E+02
A10= 1.82080E+03, A12=-8.12350E+03
焦点距離 1.0000
Fナンバー 2.08529
画角 43.7315
像高 0.8590
レンズ全長 2.8310
BF 0.47144
レンズ群 始面 焦点距離
1 1 1.70077
2 14 1.12001
3 16 -2.08717
数値実施例2のインナーフォーカスレンズ系は、図3に示した実施の形態2に対応する。数値実施例2のインナーフォーカスレンズ系の面データを表5に、非球面データを表6に、各種データを表7に、レンズ群データを表8に示す。
面番号 r d nd vd
物面 ∞
1 1.88290 0.06010 1.48749 70.4
2 0.54750 0.43040
3* -3.70390 0.05150 1.65800 36.9
4 1.96090 0.03840
5 1.22570 0.14320 2.00100 29.1
6 -3.96270 0.07930
7 -1.66720 0.05150 1.72825 28.3
8 0.66220 0.23770 1.80420 46.5
9 -1.18060 0.06440
10(絞り) ∞ 0.30810
11* -0.97810 0.04730 1.88661 35.0
12 -8.73330 0.05630
13 -1.61070 0.10660 1.80420 46.5
14 -0.76180 0.00430
15 -4.48530 0.25770 1.72916 54.7
16 -0.67640 0.06440
17 -1.94800 0.05150 1.75211 25.0
18 7.92070 (BF)
像面 ∞
第3面
K= 0.00000E+00, A4=-1.45288E-01, A6=-2.74546E-02, A8=-2.30199E+00
A10= 6.56186E+00, A12=-2.75505E+01
第11面
K= 0.00000E+00, A4=-1.45027E+00, A6= 1.69490E-01, A8=-5.62269E+01
A10= 3.35282E+02, A12=-1.59966E+03
焦点距離 1.0002
Fナンバー 2.08222
画角 43.7120
像高 0.8590
レンズ全長 3.0904
BF 1.03774
レンズ群 始面 焦点距離
1 1 1.50141
2 11 1.02536
3 17 -2.07415
数値実施例3のインナーフォーカスレンズ系は、図5に示した実施の形態3に対応する。数値実施例3のインナーフォーカスレンズ系の面データを表9に、非球面データを表10に、各種データを表11に、レンズ群データを表12に示す。
面番号 r d nd vd
物面 ∞
1 2.05600 0.06870 1.58913 61.3
2 0.73690 0.69220
3 -1.69760 0.05160 1.64769 33.8
4 6.01420 0.20880 2.00100 29.1
5 -1.48280 0.01980
6 -1.30850 0.05160 1.59551 39.2
7 6.58200 0.00430
8 1.38450 0.31240 1.83481 42.7
9 -1.28220 0.04300 1.75211 25.0
10 0.99470 0.21270 2.00100 29.1
11 50.16270 0.12220
12(絞り) ∞ 0.08590
13 3.18800 0.07220 1.83481 42.7
14 140.52280 0.28350
15* -1.07450 0.03870 1.82115 24.1
16 -3.60690 0.02430
17 16.27940 0.27500 1.77250 49.6
18 -0.72670 0.04290
19 -1.24520 0.44440 1.84666 23.8
20 -1.44480 0.11510
21* -1.63690 0.04300 1.82115 24.1
22* -6.14500 (BF)
像面 ∞
第15面
K= 0.00000E+00, A4=-8.91809E-01, A6= 1.27191E+00, A8=-3.32429E+01
A10= 1.80817E+02, A12=-5.18316E+02
第21面
K= 0.00000E+00, A4=-1.60275E+00, A6= 6.36984E+00, A8=-2.08901E+01
A10= 3.46768E+01, A12=-2.69215E+01
第22面
K= 0.00000E+00, A4=-1.44294E+00, A6= 5.52201E+00, A8=-1.57181E+01
A10= 2.30984E+01, A12=-1.41666E+01
焦点距離 1.0001
Fナンバー 1.45663
画角 43.6782
像高 0.8590
レンズ全長 3.6941
BF 0.48182
レンズ群 始面 焦点距離
1 1 1.10158
2 15 1.44956
3 19 -2.35646
数値実施例4のインナーフォーカスレンズ系は、図8に示した実施の形態4に対応する。数値実施例4のインナーフォーカスレンズ系の面データを表13に、非球面データを表14に、各種データを表15に、レンズ群データを表16に示す。
面番号 r d nd vd
物面 ∞
1 1.29160 0.06010 1.80420 46.5
2 0.60340 0.40720
3* -19.32820 0.05150 1.52500 70.3
4 1.63860 0.24710
5 1.64110 0.12790 2.00100 29.1
6 -5.47280 0.17050
7 -1.68130 0.05150 1.72825 28.3
8 0.85730 0.25400 1.80420 46.5
9 -1.26490 0.07990
10(絞り) ∞ 0.31290
11* -1.16660 0.04720 1.88661 35.0
12 -5.65240 0.07600
13 -1.54540 0.09760 1.80420 46.5
14 -0.82700 0.00430
15 -4.94860 0.25770 1.59349 67.0
16 -0.67960 0.06490
17 -2.19820 0.05150 1.75211 25.0
18 12.12360 (BF)
像面 ∞
第3面
K= 0.00000E+00, A4= 3.02183E-03, A6= 1.64274E-01, A8=-9.88142E-01
A10= 3.35704E+00, A12=-4.45227E+00
第11面
K= 0.00000E+00, A4=-1.07672E+00, A6= 7.93832E-01, A8=-4.29162E+01
A10= 2.74610E+02, A12=-9.74823E+02
焦点距離 1.0000
Fナンバー 2.08425
画角 43.7166
像高 0.8590
レンズ全長 3.6482
BF 1.28635
レンズ群 始面 焦点距離
1 1 1.62998
2 11 1.22188
3 17 -2.47030
数値実施例5のインナーフォーカスレンズ系は、図10に示した実施の形態5に対応する。数値実施例5のインナーフォーカスレンズ系の面データを表17に、非球面データを表18に、各種データを表19に、レンズ群データを表20に示す。
面番号 r d nd vd
物面 ∞
1 3.47340 0.08590 1.62041 60.3
2 0.93950 1.04750
3 -1.23800 0.06870 1.84666 23.8
4 9.69550 0.39830 1.95375 32.3
5 -1.58500 0.00430
6 1.34180 0.55600 1.81600 46.7
7 -1.97230 0.05150 1.72825 28.3
8 47.14330 0.07030
9(絞り) ∞ 0.17180
10 -2.65290 0.05150 1.64769 33.8
11 1.39610 0.16520 2.00100 29.1
12 9.83450 0.07490
13 2.09880 0.08810 1.80420 46.5
14 6.10600 0.27040
15* -2.91410 0.03870 1.82115 24.1
16 4.88750 0.09740
17 4.75450 0.33900 1.74330 49.2
18 -0.87850 0.04290
19 -1.35460 0.25620 1.48749 70.4
20 -0.74090 0.05150 1.82115 24.1
21* -3.04610 (BF)
像面 ∞
第15面
K= 0.00000E+00, A4=-6.39656E-01, A6= 7.24302E-01, A8=-1.17882E+01
A10= 5.08219E+01, A12=-9.65294E+01
第21面
K= 0.00000E+00, A4=-9.70337E-03, A6=-3.89218E-01, A8= 1.16112E+00
A10=-1.65673E+00, A12= 1.04114E+00
焦点距離 1.0001
Fナンバー 1.24833
画角 43.6641
像高 0.8590
レンズ全長 4.3816
BF 0.45147
レンズ群 始面 焦点距離
1 1 0.99566
2 15 1.54126
3 19 -1.83332
数値実施例6のインナーフォーカスレンズ系は、図13に示した実施の形態6に対応する。数値実施例6のインナーフォーカスレンズ系の面データを表21に、非球面データを表22に、各種データを表23に、レンズ群データを表24に示す。
面番号 r d nd vd
物面 ∞
1 1.24860 0.06010 1.58913 61.3
2 0.74870 0.72860
3 -2.76070 0.05150 1.64769 33.8
4 2.51870 0.21940 2.00100 29.1
5 -2.19620 0.02170
6 -1.78470 0.05150 1.58144 40.9
7 3.70510 0.05940
8 1.12320 0.25700 1.91082 35.2
9 -1.85130 0.03440 1.78472 25.7
10 0.72270 0.20850 1.81600 46.7
11 -13.96990 0.06440
12(絞り) ∞ 0.29870
13* -2.50380 0.03870 2.00178 19.3
14 -9.08710 0.03190
15 -42.28740 0.43470 1.91082 35.2
16 -0.79080 0.04450
17 -1.17510 0.41740 1.54814 45.8
18 -0.90890 0.11320
19* -0.69650 0.04300 2.00178 19.3
20* -4.23650 (BF)
像面 ∞
第13面
K= 0.00000E+00, A4=-8.73195E-01, A6=-7.86743E-01, A8=-6.38964E+00
A10=-9.61505E+00, A12= 1.00121E+01
第19面
K=-4.64708E-01, A4=-8.89109E-01, A6= 5.61149E+00, A8=-1.17940E+01
A10= 6.81379E+00, A12=-2.12358E-01
第20面
K= 2.57249E+01, A4=-9.92009E-01, A6= 3.12457E+00, A8=-4.90657E+00
A10= 1.32791E+00, A12= 1.74827E+00
焦点距離 1.0002
Fナンバー 1.45910
画角 43.1737
像高 0.8590
レンズ全長 3.3515
BF 0.17291
レンズ群 始面 焦点距離
1 1 1.24185
2 13 1.06174
3 17 -0.90526
数値実施例7のインナーフォーカスレンズ系は、図15に示した実施の形態7に対応する。数値実施例7のインナーフォーカスレンズ系の面データを表25に、非球面データを表26に、各種データを表27に、レンズ群データを表28に示す。
面番号 r d nd vd
物面 ∞
1 1.26000 0.06010 1.88202 37.2
2* 0.59110 0.39490
3 -44.43790 0.05150 1.48749 70.4
4 1.41830 0.22050
5 1.38040 0.13920 2.00100 29.1
6 -4.51390 0.06820
7 -1.52680 0.05150 1.80518 25.5
8 -8.19450 0.14620 1.60311 60.7
9 -1.08400 0.18870
10(絞り) ∞ 0.30460
11* -1.30500 0.04730 1.82115 24.1
12 9.86480 0.08290
13 -2.26190 0.13780 1.69680 55.5
14 -0.82060 0.00430
15 -6.53330 0.29130 1.69680 55.5
16 -0.75990 0.07870
17 -5.85480 0.05150 2.00069 25.5
18 5.13120 (BF)
像面 ∞
第2面
K= 0.00000E+00, A4=-6.96803E-02, A6= 1.06733E-01, A8=-2.79321E+00
A10= 1.09438E+01, A12=-2.32036E+01
第11面
K= 0.00000E+00, A4=-1.19748E+00, A6= 6.56409E-01, A8=-3.20657E+01
A10= 1.69965E+02, A12=-5.87842E+02
焦点距離 1.0001
Fナンバー 2.08512
画角 42.8216
像高 0.8590
レンズ全長 3.7366
BF 1.41738
レンズ群 始面 焦点距離
1 1 2.57086
2 11 1.09941
3 17 -2.72630
数値実施例8のインナーフォーカスレンズ系は、図17に示した実施の形態8に対応する。数値実施例8のインナーフォーカスレンズ系の面データを表29に、非球面データを表30に、各種データを表31に、レンズ群データを表32に示す。
面番号 r d nd vd
物面 ∞
1 1.00090 0.05150 1.52500 70.3
2* 0.41420 0.23000
3 -1.36300 0.03440 1.69895 30.0
4 -3.95790 0.00430
5 0.94110 0.08800 1.80420 46.5
6 -2.68090 0.06440
7(絞り) ∞ 0.10740
8* -2.03510 0.04290 1.68893 31.1
9 0.38270 0.21970 1.91082 35.2
10 -1.22060 0.17970
11* -0.72530 0.04720 2.00178 19.3
12 -11.03210 0.00430
13 19.11330 0.08330 1.80420 46.5
14 -1.92780 0.15230
15 10.02270 0.24610 2.00100 29.1
16 -1.10650 0.08890
17 -1.09250 0.05150 1.69895 30.0
18 -7.05750 (BF)
像面 ∞
第2面
K= 0.00000E+00, A4= 5.45151E-02, A6= 2.45062E+01, A8=-4.60967E+02
A10= 4.77007E+03, A12=-1.48213E+04
第8面
K= 0.00000E+00, A4= 2.73912E-01, A6= 7.42251E+00, A8=-2.36290E+02
A10= 3.56354E+03, A12=-2.46044E+04
第11面
K= 0.00000E+00, A4=-1.99685E+00, A6= 8.49723E+00, A8=-6.37756E+02
A10= 8.78338E+03, A12=-5.93783E+04
焦点距離 0.9998
Fナンバー 2.70528
画角 43.7240
像高 0.8590
レンズ全長 2.1879
BF 0.49203
レンズ群 始面 焦点距離
1 1 1.56742
2 15 1.00663
3 17 -1.85593
数値実施例9のインナーフォーカスレンズ系は、図19に示した実施の形態9に対応する。数値実施例9のインナーフォーカスレンズ系の面データを表33に、非球面データを表34に、各種データを表35に、レンズ群データを表36に示す。
面番号 r d nd vd
物面 ∞
1 1.74910 0.06010 1.80139 45.4
2* 0.65460 0.36230
3 -36.82910 0.05150 1.58913 61.3
4 1.01420 0.00430
5 0.90050 0.30700 1.99537 28.5
6 -1.39630 0.05150 1.97805 20.8
7 4.20450 0.05860 1.99537 29.1
8 -29.52010 0.31460
9(絞り) ∞ 0.26650
10* -1.43390 0.04730 1.98775 20.7
11 13.01350 0.00880
12 -18.87110 0.37460 1.76004 48.6
13 -0.85310 0.00430
14 -5.93660 0.30260 1.78967 47.1
15 -0.86920 0.06660
16 3.77650 0.05150 1.76108 26.0
17 1.30060 (BF)
像面 ∞
第2面
K= 0.00000E+00, A4=-9.55427E-02, A6= 3.43777E-01, A8=-4.45570E+00
A10= 1.55699E+01, A12=-2.65335E+01
第10面
K= 0.00000E+00, A4=-1.32383E+00, A6= 1.84372E+00, A8=-6.54946E+01
A10= 4.24955E+02, A12=-1.62907E+03
焦点距離 0.9999
Fナンバー 2.08404
画角 42.8528
像高 0.8590
レンズ全長 3.7372
BF 1.40512
レンズ群 始面 焦点距離
1 1 -0.023282
2 10 1.16789
3 16 -0.38017
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
L1 第1レンズ素子
L2 第2レンズ素子
L3 第3レンズ素子
L4 第4レンズ素子
L5 第5レンズ素子
L6 第6レンズ素子
L7 第7レンズ素子
L8 第8レンズ素子
L9 第9レンズ素子
L10 第10レンズ素子
L11 第11レンズ素子
L12 第12レンズ素子
A 開口絞り
S 像面
100 レンズ交換式デジタルカメラシステム
101 カメラ本体
102 撮像素子
103 液晶モニタ
104 カメラマウント部
201 交換レンズ装置
202 インナーフォーカスレンズ系
203 鏡筒
204 レンズマウント部
Claims (13)
- 9枚以上のレンズ素子で構成されたインナーフォーカスレンズ系であって、
物体側から像側へと順に、
最物体側に負のパワーを有する第1レンズ素子と、前記第1レンズ素子の像側に第2レンズ素子を備えた第1レンズ群と、
正のパワーを有する第2レンズ群と、
負のパワーを有する第3レンズ群とからなり、
開口絞りを備え、
前記第1レンズ群、前記第3レンズ群及び前記開口絞りは、無限遠合焦状態から近接物体合焦状態へのフォーカシングの際に、像面に対して固定であり、
前記第2レンズ群は、前記フォーカシングの際に、像面に対して移動し、
以下の条件(1)、(2)及び(3)を満足する、インナーフォーカスレンズ系:
BF/Y<1.7 ・・・(1)
TH/f>1.6 ・・・(2)
0.14≦|(r2a+r1b)/(r2a−r1b)|≦0.74 ・・・(3)
ここで、
BF:レンズ系の最像側に配置されたレンズ素子の像側面の面頂から、像面までの距離、
Y:最大像高(Y=f×tan(ω))、
TH:レンズ系の最物体側に配置されたレンズ素子の物体側面の面頂から、レンズ系の最像側に配置されたレンズ素子の像側面の面頂までの距離、
f:無限遠合焦状態における全系の焦点距離、
ω:最大画角の半値(°)、
r1b:第1レンズ素子の像側面の曲率半径、
r2a:第2レンズ素子の物体側面の曲率半径
である。 - 以下の条件(4)を満足する、請求項1に記載のインナーフォーカスレンズ系:
−2.5<f2/f3<−0.25 ・・・(4)
ここで、
f2:第2レンズ群の焦点距離、
f3:第3レンズ群の焦点距離
である。 - 以下の条件(5)を満足する、請求項1に記載のインナーフォーカスレンズ系:
0.23<Dmax/Y<1.3 ・・・(5)
ここで、
Dmax:無限遠合焦状態におけるレンズ系を構成するレンズ素子間の空気間隔のうち最大値、
Y:最大像高(Y=f×tan(ω))、
f:無限遠合焦状態における全系の焦点距離、
ω:最大画角の半値(°)
である。 - 以下の条件(6)を満足する、請求項1に記載のインナーフォーカスレンズ系:
ndp>1.79 ・・・(6)
ここで、
ndp:正のパワーを有するレンズ素子のうちレンズ系の最物体側に配置されたレンズ素子の、d線に対する屈折率
である。 - 以下の条件(7)を満足する、請求項1に記載のインナーフォーカスレンズ系:
(r1b+r1a)/(r1b−r1a)<−1 ・・・(7)
ここで、
r1a:第1レンズ素子の物体側面の曲率半径、
r1b:第1レンズ素子の像側面の曲率半径
である。 - 以下の条件(8)を満足する、請求項1に記載のインナーフォーカスレンズ系:
|f1/f|<3.0 ・・・(8)
ここで、
f1:第1レンズ群の焦点距離、
f:無限遠合焦状態における全系の焦点距離
である。 - 以下の条件(9)を満足する、請求項1に記載のインナーフォーカスレンズ系:
νd12>60 ・・・(9)
ここで、
νd12:第1レンズ素子のd線に対するアッベ数及び第2レンズ素子のd線に対するアッベ数のうち最大値
である。 - 以下の条件(10)を満足する、請求項1に記載のインナーフォーカスレンズ系:
0.4<Ts/L<0.8 ・・・(10)
ここで、
Ts:開口絞りから像面までの光軸上の距離、
L:レンズ全長(第1レンズ素子の物体側面から像面までの光軸上の距離)
である。 - 開口絞りは、第2レンズ群よりも物体側に配置される、請求項1に記載のインナーフォーカスレンズ系。
- 第2レンズ群の最物体側に配置されたレンズ素子は、像側に凸面を向けた負のパワーを有するレンズ素子である、請求項1に記載のインナーフォーカスレンズ系。
- 第3レンズ群の最像側に配置されたレンズ素子は、負のパワーを有する、請求項1に記載のインナーフォーカスレンズ系。
- 請求項1に記載のインナーフォーカスレンズ系と、
前記インナーフォーカスレンズ系が形成する光学像を受光して電気的な画像信号に変換する撮像素子を含むカメラ本体との接続が可能なレンズマウント部と
を備える、交換レンズ装置。 - 請求項1に記載のインナーフォーカスレンズ系を含む交換レンズ装置と、
前記交換レンズ装置とカメラマウント部を介して着脱可能に接続され、前記インナーフォーカスレンズ系が形成する光学像を受光して電気的な画像信号に変換する撮像素子を含む
カメラ本体と
を備える、カメラシステム。
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