JP6246575B2 - あと施工アンカー、アンカー施工具および施工方法 - Google Patents
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Description
2 軸部材
3 補強部材
4 頭部ナット
6 拡張スリーブ
7 コーンナット
8 アンカー施工具
21 第1軸部
22 第2軸部
31 ロングナット
33 フランジ
41 連結部
42 頭部
43 破断溝
45 キャップ
Claims (8)
- 棒状体の所定位置から先端側に第1の雄螺子を形成した第1軸部と、前記所定位置から他端側に第2の雄螺子を形成した第2軸部とを有する軸部材と、
前記第1軸部に挿通可能な略筒状に構成され、先端側に、縦割り溝によって外方向へ拡張するように形成された拡張部を有する拡張スリーブと、
外径が前記軸部材の軸方向に沿って漸次縮小し、内側に前記第1の雄螺子と螺合する貫通螺子孔を有し、小径端部が前記拡張スリーブの先端部に嵌入した状態で前記第1軸部の先端に装着されるコーンナットと、
前記第2の雄螺子に螺合するロングナットを備えて構成される補強部材と、
前記補強部材が前記第2の雄螺子に螺合装着された状態で前記第2軸部の端部に固定される頭部ナットと、
前記頭部ナットの外周面の所定位置に形成された環状の破断溝と、
を備え、
前記頭部ナットは、前記拡張スリーブ及び前記コーンナットが装着された前記第1軸部をアンカー施工面に形成した孔に挿入した状態で前記破断溝よりも端部側に作用するトルクによって前記軸部材を回転させ、前記コーンナットを前記拡張スリーブの内側に進入させて前記拡張部を外方向に拡張させると共に、前記破断溝よりも端部側に作用するトルクが所定値を越えたときに前記破断溝を破断させて前記軸部材の回転を停止させることを特徴とするあと施工アンカー。 - 棒状体の所定位置から先端側に第1の雄螺子を形成した第1軸部と、前記所定位置から他端側に第2の雄螺子を形成した第2軸部とを有する軸部材と、
前記第1軸部に挿通可能な略筒状に構成され、先端側に、縦割り溝によって外方向へ拡張するように形成された拡張部を有する拡張スリーブと、
外径が前記軸部材の軸方向に沿って漸次縮小し、内側に前記第1の雄螺子と螺合する貫通螺子孔を有し、小径端部が前記拡張スリーブの先端部に嵌入した状態で前記第1軸部の先端に装着されるコーンナットと、
前記第2の雄螺子に螺合するロングナットを備えて構成される補強部材と、
前記補強部材が前記第2の雄螺子に螺合装着された状態で前記第2軸部の端部に固定される頭部ナットと、
前記頭部ナットの外周面の所定位置に、又は、前記第2軸部の外周面の前記頭部ナットの近傍所定位置に形成された環状の破断溝と、
を備え、
前記頭部ナットは、前記拡張スリーブ及び前記コーンナットが装着された前記第1軸部をアンカー施工面に形成した孔に挿入した状態で前記破断溝よりも端部側に作用するトルクによって前記軸部材を回転させ、前記コーンナットを前記拡張スリーブの内側に進入させて前記拡張部を外方向に拡張させると共に、前記破断溝よりも端部側に作用するトルクが所定値を越えたときに前記破断溝を破断させて前記軸部材の回転を停止させ、
前記補強部材は、前記破断溝が破断した後に前記ロングナットに作用するトルクによって前記ロングナットの先端を前記アンカー施工面に向かって進行させることを特徴とするあと施工アンカー。 - 前記第2軸部は、前記補強部材の先端が前記アンカー施工面と略同一の位置まで進行したとき、前記補強部材と前記頭部ナットとの間にブレースを固定する金具を取り付け可能な長さを有することを特徴とする請求項1に記載のあと施工アンカー。
- 前記頭部ナットは、一端が前記第2軸部の端部に形成された前記第2の雄螺子と螺合することにより前記第2軸部の端部に固定され、他端に前記破断溝が形成された位置よりも深く形成された螺子孔を有することを特徴とする請求項3に記載のあと施工アンカー。
- 前記頭部ナットは、前記螺子孔に装着されたキャップを有し、
前記キャップは、前記破断溝が破断することにより、前記頭部ナットの端部側と共に前記頭部ナットから離脱することを特徴とする請求項4に記載のあと施工アンカー。 - 前記補強部材は、前記ロングナットの先端に、前記ロングナットよりも軸径が太いフランジを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のあと施工アンカー。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載のあと施工アンカーを施工するアンカー施工具であって、
前記補強部材の前記ロングナットと、前記頭部ナットとの双方に係合し、前記補強部材の前記ロングナットと、前記頭部ナットとの双方に対して同時に回転力を付与することを特徴とするアンカー施工具。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載のあと施工アンカーを施工する施工方法であって、
前記第1軸部に前記拡張スリーブと前記コーンナットとが装着された状態で前記軸部材の前記第1軸部を予め穿孔された孔内に挿入する工程と、
前記第2軸部の端部に固定された前記頭部ナットと、前記ロングナットとの双方に係合するアンカー施工具を装着する工程と、
前記アンカー施工具を所定方向に回転させることにより、前記頭部ナットを介して前記軸部材を回転させると共に、前記ロングナットを前記軸部材と供回りさせることにより、前記孔内において前記コーンナットを前記拡張スリーブの内側に進入させて前記拡張部を外方向に拡張させる工程と、
前記破断溝よりも端部側に作用するトルクが所定値を越えたときに前記破断溝を破断させて前記軸部材の回転を停止させると共に、前記アンカー施工具を継続的に回転させて前記ロングナットを前記第2軸部に沿って螺合進行させ、前記補強部材の先端を前記孔の周囲の面に密着固定する工程と、
を有することを特徴とする施工方法。
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