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JP6109728B2 - 電子キーシステム用携帯機 - Google Patents

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JP6109728B2
JP6109728B2 JP2013267716A JP2013267716A JP6109728B2 JP 6109728 B2 JP6109728 B2 JP 6109728B2 JP 2013267716 A JP2013267716 A JP 2013267716A JP 2013267716 A JP2013267716 A JP 2013267716A JP 6109728 B2 JP6109728 B2 JP 6109728B2
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Description

本発明は、電子キーシステムの受信装置に向けてID信号を送信する送信装置を備えると共に、機械式キーを収容可能な電子キーシステム用携帯機に関する。
例えば、特許文献1には、電子キーシステムの携帯機であるFOBキーに、機械式キーを内蔵する構造が開示されている。
特開2004−353404号公報
ところで、2本の機械式キーを必要とする車両の場合、これら2本のキーをFOBキー内に配置したいものである。しかしながら、特許文献1を含め、従来の技術には、FOBキー内に2本の機械式キーを内蔵するような携帯機が存在しない。そのため、2本の機械式キーを携帯機に好適に配置する手法の構築が望まれている。
そこで、本発明は、2本の機械式キーを収容可能な電子キーシステム用携帯機を提供することを目的とする。
本発明に係る電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)は、電子キーシステム(12)の受信装置(68)に向けて、ID信号を送信する送信装置(82)を備えると共に、機械式キー(70、72)を収容可能な携帯機であって、以下の特徴を有する。
第1の特徴;前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)は、板状の形状を有し、板状のバッテリ(80)を当該電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向と前記バッテリ(80)の板厚方向とが一致するように収容すると共に、第1機械式キー(70)を収容する第1機械式キー収容部(110)と、第2機械式キー(72)を収容する第2機械式キー収容部(114)とを有する。前記第1機械式キー(70)及び前記第2機械式キー(72)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向視で、各キー部(70b、72b)が重ならないように、前記第1機械式キー収容部(110)及び前記第2機械式キー収容部(114)にそれぞれ収容される。前記第1機械式キー(70)は、所定の第1方向に延びる板形状のキー部(70b)を備えると共に、当該キー部(70b)の板厚方向が前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向に対して直角となるように前記第1機械式キー収容部(110)に収容される。前記バッテリ(80)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向視で、前記第1機械式キー収容部(110)の長さの範囲内に配置される一方で、前記第1機械式キー(70)と重ならない位置にずらして配置される。前記第2機械式キー(72)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向視で、前記バッテリ(80)と重なる位置に設けられた前記第2機械式キー収容部(114)に収容される。前記バッテリ(80)及び前記第2機械式キー(72)のうち少なくとも一方は、前記第1機械式キー(70)の板厚方向視で、前記第1機械式キー(70)と重なるように配置される。
第2の特徴;前記第2機械式キー収容部(114)は、所定の第2方向に延びるキー部(72b)を備えた前記第2機械式キー(72)を、前記第1機械式キー収容部(110)に収容された前記第1機械式キー(70)と平行となるように収容する。
第3の特徴;前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)は、板状の形状を有し、板状のバッテリ(80)を当該電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向と前記バッテリ(80)の板厚方向とが一致するように収容すると共に、所定の第1方向に延びるキー部(70b)を備えた第1機械式キー(70)を収容する第1機械式キー収容部(110)と、所定の第2方向に延びるキー部(72b)を備えた第2機械式キー(72)を前記第1機械式キー収容部(110)に収容された前記第1機械式キー(70)と平行となるように収容する第2機械式キー収容部(114)とを有する。前記第1機械式キー(70)及び前記第2機械式キー(72)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向視で、各キー部(70b、72b)が重ならないように、前記第1機械式キー収容部(110)及び前記第2機械式キー収容部(114)にそれぞれ収容される。前記第1機械式キー(70)は、所定の第1方向に延びる板形状のキー部(70b)を備えると共に、当該キー部(70b)の板厚方向が前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向に対して直角となるように前記第1機械式キー収容部(110)に収容される。前記バッテリ(80)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向視で、前記第1機械式キー収容部(110)の長さの範囲内に配置される一方で、前記第1機械式キー(70)と重ならない位置にずらして配置される。前記第2機械式キー(72)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向視で、前記バッテリ(80)と重なる位置に設けられた前記第2機械式キー収容部(114)に収容される。前記バッテリ(80)及び前記第2機械式キー(72)のうち少なくとも一方は、前記第1機械式キー(70)の板厚方向視で、前記第1機械式キー(70)と重なるように配置される。
の特徴;前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向に対して直交方向から見たときに、前記第1機械式キー(70)及び前記第2機械式キー(72)は、前記板厚方向に沿った平面において、少なくとも一部同士が重なるように前記第1機械式キー収容部(110)及び前記第2機械式キー収容部(114)にそれぞれ収容される。
の特徴;前記第2機械式キー(72)のキー部(72b)は、板形状であると共に、当該キー部(72b)の板厚方向が前記バッテリ(80)の板厚方向と一致する。
の特徴;前記バッテリ(80)の少なくとも一部及び前記第2機械式キー(72)の少なくとも一部の両方は、前記第1機械式キー(70)のキー部(70b)の板厚方向視で、前記第1機械式キー(70)と重なる。
の特徴;前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)は、当該電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向視で、前記第1機械式キー収容部(110)に収容された前記第1機械式キー(70)のキー部(70b)が延びる方向に沿って、前記バッテリ(80)と並ぶように、前記送信装置(82)としてのアンテナを収容する。前記バッテリ(80)の一部及び前記アンテナ(82)の一部のうち少なくとも一方は、前記第1機械式キー収容部(110)の長さの範囲内に配置される。前記第2機械式キー(72)は、前記第1機械式キー(70)よりも短い長さに設定されると共に、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の前記バッテリ(80)側に配置される。
の特徴;前記第1機械式キー(70)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A、10B)から前記第1機械式キー(70)のキー部(70b)を突出させることにより、前記電子キーシステム用携帯機(10A、10B)から分離することなく使用可能となるように設定される。前記第2機械式キー(72)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A、10B)から分離することで使用可能となるように設定される。
の特徴;前記第1機械式キー(70)は、所定の第1方向に延びるキー部(70b)を備え、前記第2機械式キー(72)は、所定の第2方向に延びるキー部(72b)を備え、前記第1機械式キー(70)のキー部(70b)は、前記第2機械式キー(72)のキー部(72b)よりも長く設定され、前記第1機械式キー(70)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A、10B)から分離しなくても使用可能である。
10の特徴;前記第2機械式キー収容部(114)は、所定の方向に延びるキー部(72b)を備えた前記第2機械式キー(72)を収容し、前記第1機械式キー(70)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A)に対して回動することによって、当該電子キーシステム用携帯機(10A)に対する出し入れを行う。前記第2機械式キー(72)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A)に対して前記所定の方向にスライドすることによって、当該電子キーシステム用携帯機(10A)に対する出し入れを行う。
11の特徴;前記電子キーシステム用携帯機(10C)は、板状の形状を有すると共に、所定の第1方向に延びるキー部(70b)を備えた前記第1機械式キー(70)と、所定の第2方向に延びるキー部(72b)を備えた前記第2機械式キー(72)とを、前記電子キーシステム用携帯機(10C)の板厚方向に対して直交方向に、それぞれ着脱可能に収容する。前記第1機械式キー(70)は、当該第1機械式キー(70)のキー部(70b)の板厚方向が、前記電子キーシステム用携帯機(10C)の板厚方向と直交するように、前記電子キーシステム用携帯機(10C)に差し込まれる。前記第2機械式キー(72)は、当該第2機械式キー(72)のキー部(72b)の板厚方向が、前記電子キーシステム用携帯機(10C)の板厚方向と一致するように、前記電子キーシステム用携帯機(10C)に差し込まれる。
12の特徴;前記電子キーシステム用携帯機(10C)は、所定の第1方向に延びるキー部(70b)を備えた前記第1機械式キー(70)を収容する前記第1機械式キー収容部(110)と、所定の第2方向に延びるキー部(72b)を備えた前記第2機械式キー(72)を、前記第1機械式キー収容部(110)に収容された前記第1機械式キー(70)と平行となるように収容する前記第2機械式キー収容部(114)とを有する。前記第1機械式キー(70)及び前記第2機械式キー(72)には、それぞれ、キー部(70b、72b)の先端部に当該キー部(70b、72b)の断面積よりも大きな把持部(70a、72a)が備わる。前記第1機械式キー(70)及び前記第2機械式キー(72)は、それぞれ、キー部(70b、72b)が延びる方向に沿って、前記電子キーシステム用携帯機(10C)から互い違いの方向に抜き取られることにより、前記電子キーシステム用携帯機(10C)から着脱可能に取り出し可能である。
13の特徴;前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)は、中心軸(74)に対して左右略対称の形状を有し、前記第1機械式キー収容部(110)は、所定の第1方向に延びるキー部(70b)を備えた前記第1機械式キー(70)を収容し、前記第2機械式キー収容部(114)は、所定の第2方向に延びるキー部(72b)を備えた前記第2機械式キー(72)を収容する。前記第2機械式キー収容部(114)は、前記中心軸(74)寄りに配置される。前記第1機械式キー収容部(110)は、前記中心軸(74)から前記第2機械式キー収容部(114)までの距離(m)よりも、前記中心軸(74)から前記第1機械式キー収容部(110)までの距離(n)が長くなるように、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の側部に配置される。
本発明の第1の特徴によれば、板状の電子キーシステム用携帯機の中に、2本の機械式キーを収容するにあたり、電子キーシステム用携帯機の板厚方向視で、キー部同士が重ならないように、2本の機械式キーを電子キーシステム用携帯機の中に配置したので、当該電子キーシステム用携帯機の板厚を抑えることができると共に、電子キーシステム用携帯機をコンパクトにすることができる
本発明の第2の特徴によれば、第1機械式キー収容部及び第2機械式キー収容部は、第1機械式キー及び第2機械式キーが互いに平行となるように、第1機械式キー及び第2機械式キーをそれぞれ収容するので、電子キーシステム用携帯機自体の大きさを、必要以上に大きくすることを抑えることができる。
本発明の第3の特徴によれば、電子キーシステム用携帯機の中に、2本の機械式キーを収容するにあたり、当該2本の機械式キーを平行に収容するので、電子キーシステム用携帯機自体の大きさを、必要以上に大きくすることを抑えることができる。また、電子キーシステム用携帯機の板厚方向視で、キー部同士が重ならないように、2本の機械式キーを電子キーシステム用携帯機の中に配置したので、当該電子キーシステム用携帯機の板厚を抑えることができる。従って、電子キーシステム用携帯機をコンパクトにすることができる。
本発明の第の特徴によれば、電子キーシステム用携帯機の板厚方向に対して直交方向から見たときに、当該板厚方向に沿った平面において、2本の機械式キーの少なくとも一部同士が重なるように電子キーシステム用携帯機に収容されているので、当該電子キーシステム用携帯機の板厚をさらに抑えることができる。
本発明の第の特徴によれば、第2機械式キーのキー部の板厚方向とバッテリの板厚方向とを一致させることにより、電子キーシステム用携帯機の板厚をさらに薄くすることができる。
本発明の第の特徴によれば、電子キーシステム用携帯機を板厚方向にさらにコンパクトにすることができる。
本発明の第の特徴によれば、第1機械式キーよりも短い第2機械式キーを、電子キーシステム用携帯機のバッテリ側に配置したので、アンテナの感度を、バッテリや第2機械式キーによって妨げられることなく、良好に保つことができる。
本発明の第の特徴によれば、電子キーシステム用携帯機に対する2本の機械式キーの出し入れ方法について、一方の機械式キーを着脱不要とし、他方の機械式キーを着脱要としたので、使用の際に、目視しなくても、どちらの機械式キーであるのかが確認しやすくなる。
本発明の第の特徴によれば、電子キーシステム用携帯機のボディを第1機械式キーの把持部として利用できるので、キー部が長く且つ操作力が必要となる第1機械式キーに対して、力をかけやすくすることができる。
本発明の第10の特徴によれば、電子キーシステム用携帯機に対する2本の機械式キーの出し入れ方法について、一方の機械式キーを回動方式とし、他方の機械式キーを直動方式としたことで、出し入れの際に、目視しなくても、どちらの機械式キーであるのかが確認しやすくなる。
本発明の第11の特徴によれば、2本の機械式キーの板状のキー部の板厚方向を、板状の電子キーシステム用携帯機に対して、同じ向きにするものと、違う向きにするものとに分けたので、目視しなくても、どちらの機械式キーであるのかが確認しやすくなる。
本発明の第12の特徴によれば、第1機械式キー及び前記第2機械式キーの把持部を、電子キーシステム用携帯機において、互いに反対側に配置したので、各把持部を大きくすることができる。
本発明の第13の特徴によれば、電子キーシステム用携帯機に対する2本の機械式キーの出し入れ方法について、一方の機械式キーを電子キーシステム用携帯機の中央部から出し入れし、他方の機械式キーを電子キーシステム用携帯機の側部から出し入れしたので、出し入れの際に、目視しなくても、どちらの機械式キーであるのかが確認しやすくなる。
第1実施形態に係る携帯機を含む電子キーシステムが適用される自動二輪車の外観左側面図である。 図1の携帯機の正面図である。 図2の携帯機の背面図である。 図4Aは、図2の携帯機の左側面図であり、図4Bは、図2の携帯機の右側面図である。 図2の携帯機について、第2機械式キーの挿入方向から見た側面図である。 図2のVI−VI線に沿った断面図である。 図2のVII−VII線に沿った断面図である。 図2のVIII−VIII線に沿った断面図である。 第2実施形態に係る携帯機の正面図である。 図9の携帯機の左側面図である。 第3実施形態に係る携帯機の正面図である。 図12Aは、図11の携帯機の左側面図であり、図12Bは、図11の携帯機の右側面図である。
本発明に係る電子キーシステム用携帯機について、好適な実施形態を掲げ、添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
図1は、第1実施形態に係る電子キーシステム用携帯機10Aを含めた電子キーシステム12が適用される自動二輪車14の外観左側面図である。なお、特に説明しない限り、自動二輪車14に着座した運転手から見た方向を基準に、自動二輪車14の前後、左右及び上下の方向を説明する。また、以下の説明では、電子キーシステム用携帯機10Aを、単に、携帯機10Aともいう。
自動二輪車14の車体フレーム16は、ヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18から後下方に延びるメインフレーム20と、メインフレーム20の後部付近から後上方に延びるシートフレーム22とを有する。ヘッドパイプ18は、操舵輪としての前輪WFを回転可能に支持するフロントフォーク24を回転可能に軸支する。フロントフォーク24の上部には、ハンドルバー26が取り付けられ、ハンドルバー26によって前輪WFを操舵することができる。
メインフレーム20の下部には、クランク軸28を車幅方向に向けて配置したV型4気筒型のエンジン30とトランスミッション32とを有するパワーユニット34が取り付けられている。このエンジン30の主軸であるクランク軸28から出力される動力は、トランスミッション32を介して駆動輪としての後輪WRに伝達される。
メインフレーム20の後部下部には、後輪WRを回転可能に軸支するスイングアーム36が揺動可能に支持されている。トランスミッション32を介して出力されるエンジン30の駆動力は、ドライブチェーン38を介して駆動輪としての後輪WRに伝達される。このスイングアーム36は、リアショックユニット40によって、メインフレーム20の後部上部に吊り下げられている。メインフレーム20の後部下端部には、停車時に車体を支持するサイドスタンド42が取り付けられている。
メインフレーム20の上部には、燃料タンク44及びエアクリーナボックス46が設けられている。エンジン30の前シリンダ48からの排気ガスは、前排気管50を介して膨張室52に送られる。エンジン30の後シリンダ54からの排気ガスは、後排気管56を介して膨張室52に送られる。膨張室52に送られた排気ガスは、マフラー58を介して車体後方へ排出される。
シートフレーム22の上方には、運転者が着座するシート60が設けられている。ヘッドパイプ18の前方には、車体前方を覆うフロントカウル62が設けられ、シートフレーム22の側部及び後方には、車体の側方及び後方を覆うリアカウル64が設けられている。
シート60直下のシートフレーム22近傍には、自動二輪車14のエンジン30等を制御するECU66と、携帯機10Aとの間で無線による信号の送受信が可能な送受信器68とが配置されている。
次に、第1実施形態に係る携帯機10Aの構成について、図2〜図8を参照しながら説明する。
携帯機10Aは、第1機械式キー70及び第2機械式キー72の2本の機械式キーを収容可能に構成され、且つ、矢印X方向に沿った中心軸74に対して左右方向である矢印Y方向に略対称な直方形の板状形状を有するFOBキーである。
第1機械式キー70は、図1に示す燃料タンク44のタンクキャップ76に形成された孔に差し込んで回すことにより、燃料タンク44からタンクキャップ76を取り外すためのキーである。この場合、第1機械式キー70は、運転者が把持可能な第1把持部70aと、該第1把持部70aから所定の第1方向に延在する棒状の第1キー部70bとから構成される。また、図5に示すように、第1把持部70aの断面積は、第1キー部70bの断面積よりも大きい。
なお、図2〜図4A及び図5〜図8では、第1キー部70bが鉄製且つ板状の形状であり、第1方向が矢印X方向であり、第1キー部70bの板厚方向が矢印Y方向である場合を図示している。また、第1キー部70bには、図示しない凹凸や溝等が設けられている。
第2機械式キー72は、ヘッドパイプ18近傍に設けられ且つハンドルバー26の操舵を不能とし得るハンドルロックモジュール78のキーシリンダ錠に差し込んで回すことにより、ハンドルロックモジュール78によってハンドルバー26をロック状態にしたり、あるいは、ロック状態を解除させるためのキーである。この場合、第2機械式キー72は、第1機械式キー70よりも短い長さに設定され、運転者が把持可能な第2把持部72aと、該第2把持部72aから所定の第2方向に延在する棒状の第2キー部72bとから構成される。また、図5に示すように、第2把持部72aの断面積は、第2キー部72bの断面積よりも大きい。
なお、図2、図3、図6及び図7では、第2機械式キー72が略L字状に形成され、第2キー部72bが鉄製且つ板状の形状であると共に、第2方向が矢印X方向であり、且つ、第2キー部72bの板厚方向が矢印Z方向である場合を図示している。また、第2キー部72bにも、図示しない凹凸や溝等が設けられている。
また、携帯機10Aは、当該携帯機10Aの電源である板状のバッテリ80と、板状のアンテナ82とを内部に収容している。この場合、携帯機10Aの矢印Z1方向側の表面に装着された押しボタン式の電源ボタン84を運転者が操作すると、バッテリ80からアンテナ82等への電力供給が可能となる。なお、バッテリ80、アンテナ82及び電源ボタン84は、中心軸74に沿って配置されている。
ここで、携帯機10Aの内部構造について、具体的に説明する。
携帯機10Aにおいて、電源ボタン84は、図7に示すように、表面側樹脂ケース86に形成された開口88を閉塞するように、該表面側樹脂ケース86に取り付けられている。この場合、矢印Z1方向側の表面側樹脂ケース86と、矢印Z2方向側の背面側樹脂ケース90とを嵌合させることにより、矢印X方向に沿った断面略矩形状の内部空間92が形成される。
表面側樹脂ケース86の表面のうち、矢印Y2方向側の側部及び電源ボタン84近傍以外の部分は、カーボン製の化粧カバー94で覆われ、背面側樹脂ケース90の表面のうち、矢印Y2方向側の側部及び第2機械式キー72の挿入口以外の部分は、カーボン製の化粧カバー96で覆われている。
なお、化粧カバー96の矢印Y1方向の側部には、図示しないコイン等を差し込み可能な挿入口97が設けられている。この場合、コイン等を差し込み、捻ることにより、表面側樹脂ケース86と背面側樹脂ケース90との嵌合状態を解除して、携帯機10Aの内部を開けることができる。
また、表面側樹脂ケース86と背面側樹脂ケース90との嵌合箇所は、防水性のシール部材98によりシールされている。シール部材98は、表面側樹脂ケース86の内面に沿って装着され、表面側樹脂ケース86の側部と背面側樹脂ケース90の側部との嵌合箇所を内部空間92側からシールしている。これにより、外部から嵌合箇所を介した内部空間92への水等の浸入を阻止することができる。
内部空間92には、バッテリ80及びアンテナ82を搭載した基板100も収容されている。基板100は、シール部材98における表面側樹脂ケース86の側部の箇所に設けられた凹部102に当該基板100の両端部が嵌合することにより、矢印X方向及び矢印Y方向に沿って配置される。これにより、バッテリ80は、携帯機10Aの板厚方向とバッテリ80の板厚方向とが矢印Z方向で一致するように、基板100の矢印X2方向側に搭載される。また、アンテナ82は、携帯機10Aの板厚方向とアンテナ82の板厚方向とが矢印Z方向で一致するように、基板100の矢印X1方向側に搭載される。
電源ボタン84には、シール部材98を押圧可能な押圧部104が設けられている。この場合、運転者が電源ボタン84を押すと、表面側樹脂ケース86における電源ボタン84との取付箇所が電源ボタン84と一体的に基板100側に変位すると共に、押圧部104がシール部材98を押圧して基板100側に変位させる。シール部材98には、基板100側に突出する突出部106が形成されている。そのため、突出部106、又は、押圧部104によって変位したシール部材98の箇所が、基板100に設けられた図示しない接触センサに接触すると、当該接触センサが検出信号を出力し、バッテリ80は、出力された検出信号に基づき、アンテナ82等への電力供給を開始する。これにより、アンテナ82と送受信器68との間での無線による信号の送受信が可能な状態となる。
携帯機10Aの矢印Y2方向の側部には、表面側樹脂ケース86及び背面側樹脂ケース90の矢印Y2方向の各側部に固定されたアルミニウム製の収容ブロック108が設けられている。収容ブロック108には、第1機械式キー70を収容可能な溝部である第1機械式キー収容部110が、矢印X2方向の側部から矢印X方向に沿って形成されている。
第1機械式キー収容部110は、第1把持部70aを収容する第1把持部収容溝110aと、第1キー部70bを収容する第1キー部収容溝110bとから構成される。第1把持部70aは、矢印Y方向に延在する回転軸112によって、第1把持部収容溝110aに収容された状態で、収容ブロック108に軸支されている。
この場合、第1機械式キー70は、第1キー部70bの長手方向である第1方向が矢印X方向となり、且つ、板厚方向が矢印Y方向となるように、第1機械式キー収容部110に収容される。従って、第1把持部収容溝110aの幅方向と第1把持部70aの板厚方向とが矢印Y方向になると共に、第1キー部収容溝110bの幅方向と第1キー部70bの板厚方向とが矢印Y方向となる。この結果、第1キー部収容溝110bに収容された第1キー部70bの板厚方向は、携帯機10Aの板厚方向である矢印Z方向と直交することになる。
そのため、運転者が回転軸112を中心として第1キー部70bを回動させることにより、携帯機10Aから第1機械式キー70を分離させることなく、第1機械式キー収容部110に対して第1機械式キー70を出し入れすることができる。この結果、運転者は、第1把持部収容溝110aに収容された第1把持部70aを含む携帯機10Aを把持した状態で、携帯機10Aから矢印X2方向に突出した第1キー部70bをタンクキャップ76の孔に差し込んで回すことにより、燃料タンク44からタンクキャップ76を取り外すことができる。
一方、第2機械式キー72は、背面側樹脂ケース90の矢印Z2方向の底面側と化粧カバー96との間に形成された第2機械式キー収容部114に収容される。すなわち、第2機械式キー収容部114は、背面側樹脂ケース90の矢印X2方向の側部に形成された段差部114aと、段差部114aから矢印X方向に向かって延在する凹部114bとから構成される。図2及び図3に示すように、第2機械式キー収容部114は、第2機械式キー72の形状に合わせて形成され、凹部114bは、中心軸74に沿って設けられる。
つまり、第2機械式キー収容部114において、凹部114bの高さ方向と第2キー部72bの板厚方向とは矢印Z方向であると共に、凹部114bの幅方向と第2キー部72bの幅方向とは矢印Y方向となる。また、第1機械式キー収容部110と、第2機械式キー収容部114とは、矢印X方向に沿って形成され、且つ、互いに平行に配置される。
従って、運転者が第2キー部72bを矢印X1方向に向け、且つ、第2キー部72bの板厚方向と携帯機10Aの板厚方向とを矢印Z方向に一致させた状態で、第2キー部72bを凹部114bに挿入することにより、当該凹部114bに第2キー部72bが収容されると共に、第2把持部72aが段差部114aに収容される。この場合、第2機械式キー72は、第1機械式キー70と平行に収容されることになる。一方、運転者が第2把持部72aを持って第2機械式キー72を矢印X2方向にスライドさせると、携帯機10Aから第2機械式キー72を取り出すことができる。
すなわち、運転者は、第2機械式キー収容部114に対して第2機械式キー72を矢印X方向にスライドさせることにより、携帯機10Aから第2機械式キー72を分離させるように、第2機械式キー収容部114に対して第2機械式キー72を出し入れすることができる。
また、図2及び図3に示すように、携帯機10Aの板厚方向である矢印Z方向に沿って見たときに、中心軸74から矢印Y2方向に距離nだけ離れた位置に形成された第1機械式キー収容部110に第1機械式キー70が収容され、一方で、中心軸74に沿って、第2機械式キー72、バッテリ80、アンテナ82及び電源ボタン84が配置されている。つまり、携帯機10Aでは、矢印Z方向から見て、第2機械式キー72、バッテリ80、アンテナ82及び電源ボタン84と、第1機械式キー70とが重ならないように、第1機械式キー70から第2機械式キー72、バッテリ80、アンテナ82及び電源ボタン84をずらして配置している。なお、中心軸74と第2機械式キー72の第2キー部72bとの距離をmとすれば、携帯機10Aの場合、m=0である。
さらに、図7に示すように、携帯機10Aの板厚方向に直交し且つ第1機械式キー70の板厚方向である矢印Y方向に沿って見たときに、第2機械式キー72と、バッテリ80と、アンテナ82の一部とは、第1機械式キー70に対して、重なるように配置されている。すなわち、バッテリ80及びアンテナ82の一部は、第1機械式キー収容部110の矢印X方向に沿った長さの範囲内に配置されている。
そして、自動二輪車14に適用される電子キーシステム12においては、前述のように、運転者が電源ボタン84を押してバッテリ80からアンテナ82への電力供給が開始された後、運転者が自動二輪車14の図示しない操作子を操作するとECU66が起動し、送受信器68から携帯機10Aに向けてID要求信号が送信される。アンテナ82でID要求信号を受信した場合、携帯機10Aは、送信装置として機能して、自己を特定するID信号を無線により送受信器68に送信する。ECU66は、受信装置として機能する送受信器68がID信号を受信したときに、受信したID信号と、図示しないメモリに予め記憶されたID信号とが一致するか否かの認証処理を行う。ECU66は、両者が一致すれば、正当な携帯機10AからのID信号であると認証し、運転者によるメインスイッチの操作を許可する。この結果、運転者がメインスイッチをオンにし、且つ、エンジン30のセルスイッチをオンにすると、当該エンジン30を始動させることができる。
図8は、上述したアンテナ82がID信号の送信又はID要求信号の受信を行う際の電波116の放射パターンを図示したものである。図8では、アンテナ82が無指向性のアンテナである場合の電波116の放射パターンを図示している。
この場合、アンテナ82から放射される電波116は、概ね全方位に伝搬される。但し、アルミニウム製の収容ブロック108は、電波116の一部を吸収するため、収容ブロック108の方向に伝搬する電波116は減衰する。図8では、収容ブロック108によって電波116の一部が減衰している状態を破線で図示している。
なお、アンテナ82は、図2、図3及び図7に示すように、第2機械式キー72と重ならないように配置されている。すなわち、第2機械式キー72は、アンテナ82から遠ざかるように、バッテリ80側に寄せた状態で携帯機10A内に収容されている。そのため、第2機械式キー72及びバッテリ80による電波116の減衰を回避しつつ、送受信器68との間での無線による信号の送受信を行うことが可能となる。
次に、上述した第1実施形態に係る携帯機10Aの効果について説明する。
第1実施形態に係る携帯機10Aによれば、当該携帯機10Aの中に、2本の機械式キーである第1機械式キー70及び第2機械式キー72を収容するにあたり、矢印X方向に沿って第1機械式キー70及び第2機械式キー72を平行に収容する。これにより、携帯機10A自体の大きさが必要以上に大きくなることを抑えることができる。
また、携帯機10Aの板厚方向である矢印Z方向から見たときに、第1機械式キー70及び第2機械式キー72同士が互いに重ならないようにずらして携帯機10Aに収容されている。この結果、携帯機10Aの板厚をさらに抑えることができる。
この場合、携帯機10Aの幅方向であり且つ第1機械式キー70の板厚方向である矢印Y方向から見たときに、第1機械式キー70と第2機械式キー72とが重なるように携帯機10Aに収容されている。これにより、携帯機10Aの板厚をさらに抑えることができる。
具体的に、携帯機10Aでは、当該携帯機10Aの板厚方向と板状のバッテリ80の板厚方向とが矢印Z方向で一致するように、バッテリ80を収容する。また、第1機械式キー70は、第1キー部70bの板厚方向が携帯機10Aの板厚方向に対して直角の矢印Y方向となるように、第1機械式キー収容部110に収容される。この場合、バッテリ80は、矢印Z方向から見て、第1機械式キー収容部110の長さの範囲内で、第1機械式キー70と重ならない位置にずらして配置される。一方、第2機械式キー72は、矢印Z方向から見て、バッテリ80と重なる位置に設けられた第2機械式キー収容部114に収容される。そして、第2機械式キー72及びバッテリ80は、矢印Y方向から見て、第1機械式キー70と重なるように配置される。
このように携帯機10Aを構成すれば、当該携帯機10Aを矢印Z方向にコンパクトに構成することができる。
また、第2機械式キー72の第2キー部72bの板厚方向とバッテリ80の板厚方向とを矢印Z方向で一致させることにより、矢印Z方向に沿った携帯機10Aの板厚をさらに薄くすることができる。
さらに、第1機械式キー70よりも短い第2機械式キー72を、携帯機10Aのバッテリ80側に配置することにより、バッテリ80や第2機械式キー72によって妨げられることなく、アンテナ82の感度を良好に保つことができる。
さらにまた、携帯機10Aに対する第1機械式キー70及び第2機械式キー72の出し入れ方法について、一方の第1機械式キー70を着脱不要とし、他方の第2機械式キー72を着脱要としたので、使用の際に、目視しなくても、どちらの機械式キーであるのかが確認しやすくなる。
しかも、一方の第1機械式キー70の出し入れを回動方式とし、他方の第2機械式キー72の出し入れをスライドによる直動方式としたことにより、出し入れの際に、目視しなくても、どちらの機械式キーであるのかを容易に確認することができる。
また、第2機械式キー72を携帯機10Aの中央部分から出し入れし、第1機械式キー70を携帯機10Aの側部から出し入れすることにより、出し入れの際に、目視しなくても、どちらの機械式キーであるのかが一層確認しやすくなる。
さらに、第1機械式キー70を携帯機10Aから分離しなくても使用可能とすることで、携帯機10Aのボディを第1機械式キー70の把持部として利用することができる。これにより、第2キー部72bよりも第1キー部70bが長く、且つ、タンクキャップ76を開けるための操作力が必要となる第1機械式キー70に対して、力をかけやすくすることができる。
さらにまた、第1機械式キー70の第1キー部70bの板厚方向を携帯機10Aの板厚方向と異なる向きに設定し、且つ、第2機械式キー72の第2キー部72bの板厚方向を携帯機10Aの板厚方向と同じ向きに設定している。このように、携帯機10Aに対して、同じ向きにするものと、違う向きにするものとに分けたので、目視しなくても、どちらの機械式キーであるのかが確認しやすくなる。
なお、第1実施形態に係る携帯機10Aでは、図7に示すように、第2機械式キー72の全体が第1機械式キー70と重なるように、第1機械式キー70が第1機械式キー収容部110に収容されると共に、第2機械式キー72が第2機械式キー収容部114に収容される場合について説明した。第1実施形態では、第1機械式キー70及び第2機械式キー72が、矢印Y方向から見たときに、少なくとも一部同士が重なるように第1機械式キー収容部110及び第2機械式キー収容部114にそれぞれ収容されていればよい。
また、携帯機10Aでは、図7に示すように、第2機械式キー72及びバッテリ80が第1機械式キー70と重なるように配置される場合について説明した。第1実施形態では、第2機械式キー72及びバッテリ80のうち少なくとも一方が第1機械式キー70と重なるように配置されてもよい。さらに、第1実施形態では、第2機械式キー72の少なくとも一部と、バッテリ80の少なくとも一部との両方が、第1機械式キー70と重なっていればよい。
また、携帯機10Aでは、図2、図3及び図7に示すように、バッテリ80及びアンテナ82の一部が第1機械式キー収容部110の長さの範囲内に配置される場合について説明した。第1実施形態では、バッテリ80の一部と、アンテナ82の一部とのうち、少なくとも一方が、第1機械式キー収容部110の長さの範囲内に配置されていればよい。
次に、第2実施形態に係る携帯機10Bについて、図9及び図10を参照しながら説明する。なお、携帯機10Bに関して、図1〜図8で説明した第1実施形態に係る携帯機10Aと同じ構成要素については、同じ参照符号を付けて説明すると共に、その詳細な説明を省略し、以下同様とする。
第2実施形態に係る携帯機10Bは、第1機械式キー収容部110が収容ブロック108を矢印X方向に沿って貫通する貫通孔として形成され、第1機械式キー収容部110に収容されている第1機械式キー70を、矢印X方向にスライドさせる点で、第1実施形態に係る携帯機10Aとは異なる。
すなわち、第1機械式キー70は、矢印X方向に沿って略同じ板厚を有する板形状を有する。そのため、運転者が収容ブロック108から矢印X1方向に突出している第1機械式キー70の一端部である第1把持部70aを矢印X2方向にスライドさせることにより、他端部側の第1キー部70bを収容ブロック108から矢印X1方向に引き出すことができる。従って、第2実施形態では、第1機械式キー収容部110に対して第1機械式キー70を矢印X方向にスライドさせることにより、第1機械式キー収容部110から第1機械式キー70を出し入れすることができる。
この携帯機10Bにおいても、第1実施形態に係る携帯機10Aと同様の効果を得ることができる。なお、第1把持部70a又は第1機械式キー収容部110に図示しない係止部を設けることにより、第1機械式キー収容部110に対して第1キー部70bを矢印X2方向に所定量引き出した状態で、第1機械式キー70を固定保持することができる。
第3実施形態に係る携帯機10Cは、図11〜図12Bに示すように、携帯機10Cに対して第1機械式キー70及び第2機械式キー72が互い違いの方向に抜き取られることにより、携帯機10Cから着脱可能に取り出し可能である点で、図1〜図10で説明した第1及び第2実施形態に係る携帯機10A、10Bとは異なる。
この場合、携帯機10Cは、収容ブロック108を有していない。そのため、表面側樹脂ケース86及び背面側樹脂ケース90の矢印Y2方向側に第1キー部収容溝110bが設けられると共に、表面側樹脂ケース86及び背面側樹脂ケース90の矢印X2方向側に第1把持部70aを収容する段差部110cが設けられる。すなわち、携帯機10Cにおいて、第1機械式キー収容部110は、第1キー部収容溝110bと段差部110cとから構成される。
そのため、運転者が第1キー部70bを矢印X1方向に向けた状態で、第1キー部70bを第1キー部収容溝110bに挿入することにより、当該第1キー部収容溝110bに第1キー部70bが収容されると共に、第1把持部70aが段差部110cに収容される。一方、運転者が第1把持部70aを持って第1機械式キー70を矢印X2方向にスライドさせると、携帯機10Cから第1機械式キー70を取り出すことができる。なお、第3実施形態において、第1把持部70aは、矢印Y方向に延在する比較的大きな形状に構成されており、従って、第1機械式キー70は、略L字状に形成されている。
一方、携帯機10Cの矢印X1方向側に第2機械式キー収容部114が設けられる。すなわち、表面側樹脂ケース86及び背面側樹脂ケース90の矢印X1方向側に段差部114aが形成されると共に、段差部114aから表面側樹脂ケース86の内部に矢印X2方向に向かって凹部114bが延在している。この場合、第2機械式キー収容部114の中心軸118は、携帯機10Cの中心軸74から距離mだけずれている。なお、携帯機10Cでは、中心軸74に対する第1機械式キー収容部110及び第2機械式キー収容部114の距離m、nは、n>mの関係にある。
従って、運転者が第2キー部72bを矢印X2方向に向けた状態で、第2キー部72bを凹部114bに挿入することにより、凹部114bに第2キー部72bが収容されると共に、第2把持部72aが段差部114aに収容される。一方、運転者が第2把持部72aを持って第2機械式キー72を矢印X1方向にスライドさせると、携帯機10Cから第2機械式キー72を取り出すことができる。なお、第3実施形態において、第2機械式キー72は、略T字状に形成されている。
また、携帯機10Cにおいて、図11に示すように、バッテリ80は、凹部114bと重なり合うように配置される。また、アンテナ82は、鉄製の第1キー部70b及び第2キー部72bを避けるように、段差部110c近傍に配置される。
この携帯機10Cにおいても、第1及び第2実施形態に係る携帯機10A、10Bと同じ構成については、同様の効果を得ることができる。また、第1機械式キー70の第1把持部70aと、第2機械式キー72の第2把持部72aとは、携帯機10Cにおいて、互いに反対側に配置されている。これにより、第1把持部70a及び第2把持部72aを大きくすることができる。
以上、本発明について好適な実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記の実施形態の記載範囲に限定されることはない。上記の実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることは、当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も、本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。また、特許請求の範囲に記載された括弧書きの符号は、本発明の理解の容易化のために添付図面中の符号に倣って付したものであり、本発明がその符号をつけた要素に限定されて解釈されるものではない。
10A〜10C…携帯機 12…電子キーシステム
14…自動二輪車 26…ハンドルバー
44…燃料タンク 66…ECU
68…送受信器 70…第1機械式キー
70a…第1把持部 70b…第1キー部
72…第2機械式キー 72a…第2把持部
72b…第2キー部 74…中心軸
76…タンクキャップ 78…ハンドルロックモジュール
80…バッテリ 82…アンテナ
84…電源ボタン 86…表面側樹脂ケース
90…背面側樹脂ケース 92…内部空間
94、96…化粧カバー 97…挿入口
98…シール部材 100…基板
102、114b…凹部 108…収容ブロック
110…第1機械式キー収容部 110a…第1把持部収容溝
110b…第1キー部収容溝 110c、114a…段差部
112…回転軸 114…第2機械式キー収容部
116…電波

Claims (13)

  1. 電子キーシステム(12)の受信装置(68)に向けて、ID信号を送信する送信装置(82)を備えると共に、機械式キー(70、72)を収容可能な電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)において、
    前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)は、
    板状の形状を有し、板状のバッテリ(80)を当該電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向と前記バッテリ(80)の板厚方向とが一致するように収容すると共に、
    第1機械式キー(70)を収容する第1機械式キー収容部(110)と、
    第2機械式キー(72)を収容する第2機械式キー収容部(114)と、
    を有し、
    前記第1機械式キー(70)及び前記第2機械式キー(72)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向視で、各キー部(70b、72b)が重ならないように、前記第1機械式キー収容部(110)及び前記第2機械式キー収容部(114)にそれぞれ収容され
    前記第1機械式キー(70)は、所定の第1方向に延びる板形状のキー部(70b)を備えると共に、当該キー部(70b)の板厚方向が前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向に対して直角となるように前記第1機械式キー収容部(110)に収容され、
    前記バッテリ(80)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向視で、前記第1機械式キー収容部(110)の長さの範囲内に配置される一方で、前記第1機械式キー(70)と重ならない位置にずらして配置され、
    前記第2機械式キー(72)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向視で、前記バッテリ(80)と重なる位置に設けられた前記第2機械式キー収容部(114)に収容され、
    前記バッテリ(80)及び前記第2機械式キー(72)のうち少なくとも一方は、前記第1機械式キー(70)の板厚方向視で、前記第1機械式キー(70)と重なるように配置され
    ことを特徴とする電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)。
  2. 請求項1記載の電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)において
    記第2機械式キー収容部(114)は、所定の第2方向に延びるキー部(72b)を備えた前記第2機械式キー(72)を、前記第1機械式キー収容部(110)に収容された前記第1機械式キー(70)と平行となるように収容する
    ことを特徴とする電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)。
  3. 電子キーシステム(12)の受信装置(68)に向けて、ID信号を送信する送信装置(82)を備えると共に、機械式キー(70、72)を収容可能な電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)において、
    前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)は、
    板状の形状を有し、板状のバッテリ(80)を当該電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向と前記バッテリ(80)の板厚方向とが一致するように収容すると共に、
    所定の第1方向に延びるキー部(70b)を備えた第1機械式キー(70)を収容する第1機械式キー収容部(110)と、
    所定の第2方向に延びるキー部(72b)を備えた第2機械式キー(72)を、前記第1機械式キー収容部(110)に収容された前記第1機械式キー(70)と平行となるように収容する第2機械式キー収容部(114)と、
    を有し、
    前記第1機械式キー(70)及び前記第2機械式キー(72)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向視で、各キー部(70b、72b)が重ならないように、前記第1機械式キー収容部(110)及び前記第2機械式キー収容部(114)にそれぞれ収容され、
    前記第1機械式キー(70)は、所定の第1方向に延びる板形状のキー部(70b)を備えると共に、当該キー部(70b)の板厚方向が前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向に対して直角となるように前記第1機械式キー収容部(110)に収容され、
    前記バッテリ(80)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向視で、前記第1機械式キー収容部(110)の長さの範囲内に配置される一方で、前記第1機械式キー(70)と重ならない位置にずらして配置され、
    前記第2機械式キー(72)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向視で、前記バッテリ(80)と重なる位置に設けられた前記第2機械式キー収容部(114)に収容され、
    前記バッテリ(80)及び前記第2機械式キー(72)のうち少なくとも一方は、前記第1機械式キー(70)の板厚方向視で、前記第1機械式キー(70)と重なるように配置され
    ことを特徴とする電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)において、
    前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向に対して直交方向から見たときに、前記第1機械式キー(70)及び前記第2機械式キー(72)は、前記板厚方向に沿った平面において、少なくとも一部同士が重なるように前記第1機械式キー収容部(110)及び前記第2機械式キー収容部(114)にそれぞれ収容される
    ことを特徴とする電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)において、
    前記第2機械式キー(72)のキー部(72b)は、板形状であると共に、当該キー部(72b)の板厚方向が前記バッテリ(80)の板厚方向と一致する
    ことを特徴とする電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)において、
    前記バッテリ(80)の少なくとも一部及び前記第2機械式キー(72)の少なくとも一部の両方は、前記第1機械式キー(70)のキー部(70b)の板厚方向視で、前記第1機械式キー(70)と重なる
    ことを特徴とする電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)において、
    前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)は、当該電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の板厚方向視で、前記第1機械式キー収容部(110)に収容された前記第1機械式キー(70)のキー部(70b)が延びる方向に沿って、前記バッテリ(80)と並ぶように、前記送信装置(82)としてのアンテナを収容し、
    前記バッテリ(80)の一部及び前記アンテナ(82)の一部のうち少なくとも一方は、前記第1機械式キー収容部(110)の長さの範囲内に配置され、
    前記第2機械式キー(72)は、前記第1機械式キー(70)よりも短い長さに設定されると共に、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の前記バッテリ(80)側に配置される
    ことを特徴とする電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の電子キーシステム用携帯機(10A、10B)において、
    前記第1機械式キー(70)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A、10B)から前記第1機械式キー(70)のキー部(70b)を突出させることにより、前記電子キーシステム用携帯機(10A、10B)から分離することなく使用可能となるように設定され、
    前記第2機械式キー(72)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A、10B)から分離することで使用可能となるように設定される
    ことを特徴とする電子キーシステム用携帯機(10A、10B)。
  9. 請求項記載の電子キーシステム用携帯機(10A、10B)において、
    前記第1機械式キー(70)は、所定の第1方向に延びるキー部(70b)を備え、
    前記第2機械式キー(72)は、所定の第2方向に延びるキー部(72b)を備え、
    前記第1機械式キー(70)のキー部(70b)は、前記第2機械式キー(72)のキー部(72b)よりも長く設定され、
    前記第1機械式キー(70)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A、10B)から分離しなくても使用可能である
    ことを特徴とする電子キーシステム用携帯機(10A、10B)。
  10. 請求項1〜のいずれか1項に記載の電子キーシステム用携帯機(10A)において、
    前記第2機械式キー収容部(114)は、所定の方向に延びるキー部(72b)を備えた前記第2機械式キー(72)を収容し、
    前記第1機械式キー(70)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A)に対して回動することによって、当該電子キーシステム用携帯機(10A)に対する出し入れを行い、
    前記第2機械式キー(72)は、前記電子キーシステム用携帯機(10A)に対して前記所定の方向にスライドすることによって、当該電子キーシステム用携帯機(10A)に対する出し入れを行う
    ことを特徴とする電子キーシステム用携帯機(10A)。
  11. 請求項1〜のいずれか1項に記載の電子キーシステム用携帯機(10C)において、
    前記電子キーシステム用携帯機(10C)は、
    板状の形状を有すると共に、
    所定の第1方向に延びるキー部(70b)を備えた前記第1機械式キー(70)と、所定の第2方向に延びるキー部(72b)を備えた前記第2機械式キー(72)とを、前記電子キーシステム用携帯機(10C)の板厚方向に対して直交方向に、それぞれ着脱可能に収容し、
    前記第1機械式キー(70)は、当該第1機械式キー(70)のキー部(70b)の板厚方向が、前記電子キーシステム用携帯機(10C)の板厚方向と直交するように、前記電子キーシステム用携帯機(10C)に差し込まれ、
    前記第2機械式キー(72)は、当該第2機械式キー(72)のキー部(72b)の板厚方向が、前記電子キーシステム用携帯機(10C)の板厚方向と一致するように、前記電子キーシステム用携帯機(10C)に差し込まれる
    ことを特徴とする電子キーシステム用携帯機(10C)。
  12. 請求項1〜のいずれか1項に記載の電子キーシステム用携帯機(10C)において、
    前記電子キーシステム用携帯機(10C)は、
    所定の第1方向に延びるキー部(70b)を備えた前記第1機械式キー(70)を収容する前記第1機械式キー収容部(110)と、
    所定の第2方向に延びるキー部(72b)を備えた前記第2機械式キー(72)を、前記第1機械式キー収容部(110)に収容された前記第1機械式キー(70)と平行となるように収容する前記第2機械式キー収容部(114)と、
    を有し、
    前記第1機械式キー(70)及び前記第2機械式キー(72)には、それぞれ、キー部(70b、72b)の先端部に当該キー部(70b、72b)の断面積よりも大きな把持部(70a、72a)が備わり、
    前記第1機械式キー(70)及び前記第2機械式キー(72)は、それぞれ、キー部(70b、72b)が延びる方向に沿って、前記電子キーシステム用携帯機(10C)から互い違いの方向に抜き取られることにより、前記電子キーシステム用携帯機(10C)から着脱可能に取り出し可能である
    ことを特徴とする電子キーシステム用携帯機(10C)。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)において、
    前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)は、中心軸(74)に対して左右略対称の形状を有し、
    前記第1機械式キー収容部(110)は、所定の第1方向に延びるキー部(70b)を備えた前記第1機械式キー(70)を収容し、
    前記第2機械式キー収容部(114)は、所定の第2方向に延びるキー部(72b)を備えた前記第2機械式キー(72)を収容し、
    前記第2機械式キー収容部(114)は、前記中心軸(74)寄りに配置され、
    前記第1機械式キー収容部(110)は、前記中心軸(74)から前記第2機械式キー収容部(114)までの距離(m)よりも、前記中心軸(74)から前記第1機械式キー収容部(110)までの距離(n)が長くなるように、前記電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)の側部に配置される
    ことを特徴とする電子キーシステム用携帯機(10A〜10C)。
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