Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP6102377B2 - センサ - Google Patents

センサ Download PDF

Info

Publication number
JP6102377B2
JP6102377B2 JP2013054269A JP2013054269A JP6102377B2 JP 6102377 B2 JP6102377 B2 JP 6102377B2 JP 2013054269 A JP2013054269 A JP 2013054269A JP 2013054269 A JP2013054269 A JP 2013054269A JP 6102377 B2 JP6102377 B2 JP 6102377B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
current
voltage
switch
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013054269A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014179944A (ja
Inventor
和昭 宮本
和昭 宮本
河合 武宏
武宏 河合
ラファエル・セラノ・ゴタレッドナ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2013054269A priority Critical patent/JP6102377B2/ja
Priority to CN201310421275.8A priority patent/CN104048678B/zh
Priority to EP13185367.3A priority patent/EP2779454B1/en
Publication of JP2014179944A publication Critical patent/JP2014179944A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6102377B2 publication Critical patent/JP6102377B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/22Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/24Resetting means
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/22Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied
    • H03K2017/226Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied in bipolar transistor switches

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Description

本発明は、センサに関し、特に、電源リセット回路を備えるセンサに関する。
センサの電源投入時に、電源電圧の立上がり特性等の理由により、センサが誤検出するおそれがある。従来から、電源投入後の所定の期間にセンサの出力を禁止する電源リセット回路がセンサに採用されている。
たとえば特開昭62−214720号公報(特許文献1)は、近接センサに用いられる電源リセット回路を開示する。この回路は、3線式のセンサにおいて、電源リセットの解除または動作時におけるチャタリングを防止することを目的とする。
また、たとえば特開平2−177612号公報(特許文献2)は、直流2線式のセンサにおける電源リセット回路を開示する。この回路は、電圧検知回路と、タイマ回路と、出力禁止回路と、ヒステリシス回路とを備える。電圧検知回路は、電源電圧が第1の所定値に達したことを検知して検知信号を出力する。タイマ回路は、電圧検知回路の出力信号に応答して、電源リセット時間の計時を開始する。出力禁止回路は、電圧検知回路の出力信号に応答して出力禁止信号を出力する。出力禁止回路は、タイマ回路が電源リセット時間を計時した時にタイマ回路から出力されるタイマ出力に応答して、出力禁止信号を解除する。ヒステリシス回路は、電圧検知回路の出力信号に応答して、その検知基準電圧を、第1の所定値よりも低い第2の所定値に変更する。
特開昭62−214720号公報 特開平2−177612号公報
従来のセンサにおいては、たとえば、平滑コンデンサによって、電源電圧の変動を抑制したり、外部から進入するノイズを吸収している。さらに、大きなサージ幅を持つノイズが電源電圧に影響を及ぼすのを防ぐために、その平滑コンデンサと、電源ラインに挿入された抵抗とによって積分回路が構成される。
しかしながら、電源電圧を安定化させるための回路が、電源投入時あるいは電源遮断時におけるセンサの過渡的な動作の安定性に影響を及ぼす可能性がある。
図18は、従来の電源リセット回路を有するセンサの概略的な構成を示したブロック図である。図18を参照して、センサ200は、主回路202と、出力回路203と、抵抗R1および平滑コンデンサC1と、電源端子T1と、接地端子T2と、出力端子T3とを備える。主回路202は、検出回路201と、制御回路211と、ヒステリシスコンパレータ215と、閾値電圧発生回路216とを備える。出力回路203は、電流源213と、トランジスタTrと、スイッチ回路214とを含む。
電源端子T1と、接地端子T2とは、電源5の正極および負極にそれぞれ接続される。これにより電源端子T1と接地端子T2との間に電圧V1が印加される。
抵抗R1は、電源端子T1にその一方端が接続される。抵抗R1の他方端は、ヒステリシスコンパレータ215の一方の入力端に接続される。コンデンサC1は、抵抗R1の他方端と接地端子T2との間に接続される。抵抗R1およびコンデンサC1は、ノイズフィルタを構成する。
負荷L1は、センサ200に接続される。NPN出力の場合、負荷L1は、電源端子T1と、出力端子T3との間に接続される。図19に示されるようにトランジスタTrはNPNトランジスタである。NPNトランジスタのコレクタ、ベースおよびエミッタは、それぞれ、出力端子T3、スイッチ回路214および接地端子T2に接続される。出力端子T3に接続される負荷L1は、センサ200によるセンシングの結果に応じて駆動される。
検出回路201は制御回路211に接続される。制御回路211はスイッチ回路214をオンする。これにより、電流源213からトランジスタTrのベースに電流ILが供給されてトランジスタTrが駆動される。なお、主回路202から接地端子T2には電流I1が流れる。
図19は、電源立上がり時における、図18に示したセンサ200の動作を示したタイミング図である。図18および図19を参照して、センサ200に電源を投入すると、センサ200の内部で必要な消費電流I0が、電源5から主回路202を経由して接地(GND)ラインに流れる。このときの消費電流I0はI1に等しい。
抵抗R1によって、電圧降下が生じる。この電圧降下は(I0×R1)=(I1×R1)と表わされる。したがって、主回路202に入力される電圧V2は、電源電圧V1よりも(I1×R1)低い。センサ200は電源投入直後から、電圧V2が、閾値電圧VTH1に達するまでの間の一定の期間、出力を禁止する。このような出力禁止期間を設けることにより、電源投入直後の過渡的な期間において、検知結果を示す信号が誤ってセンサ200から出力されることを防ぐことができる。
電圧V2が、閾値電圧VTH1(電源リセット電圧)に達することで、出力禁止期間が終了する。ワークが存在する場合、センサ200は出力可能状態にある。この場合、センサ200は、トランジスタTrを駆動することで、負荷L1を駆動する。
トランジスタTrを駆動するために、主回路202は、スイッチ回路214をオンして電流ILをトランジスタTrのベースに供給する。センサの消費電流I0は、電流I1から、(I1+IL)へと変化する。したがって抵抗R1における電圧降下は、{(I1+IL)×R1}となる。すなわちトランジスタTrを駆動することにより、電圧V2が低下する。これにより、電圧V2は、閾値電圧VTH1を下回る。
電流変動あるいはノイズによる電圧降下が発生しても、センサ200の内部回路が簡単に電源再リセット(出力をオフする)しないように、電源リセット電圧にはヒステリシス幅が設けられる。ヒステリシス幅の下限に相当する電圧が、閾値電圧VTH2(電源再リセット電圧)である。ヒステリシス幅(VTH1−VTH2)は、外部回路の電圧降下あるいはノイズによる電圧変動以上に設定される。これにより、センサ200における消費電流の変動によって電圧V2が低下しても、電源再リセットを防ぐことが可能である。
しかしながら電流ILが大きい場合、あるいはヒステリシス幅が小さい場合には、(IL×R1)の電圧降下により、電圧V2は、閾値電圧VTH2以下に低下する。この場合にはセンサ200は出力を禁止する。すなわち、主回路202はスイッチ回路214をオフしてトランジスタTrの駆動を停止する。これにより電流ILが生じなくなるので、抵抗R1における電圧降下は(I1×R1)になる。したがって、電圧V2は、閾値電圧VTH1を再び上回る。
電圧V2が閾値電圧VTH1を上回ると、センサ200は出力可能な状態になる。ワークが存在するので、センサ200は、トランジスタTrを駆動して検知結果を示す信号を出力する。したがって、電圧V2が低下する。つまり、電圧V2が閾値電圧VTH1を上回る状態と、電圧V2が閾値電圧VTH2を下回る状態とが交互に繰り返される。この場合、センサ200の出力がチャタリングする。
図20は、図18に示したセンサ200の、電源立下り時における動作を示したタイミング図である。図18および図20を参照して、電圧V1の低下に応じて電圧V2が低下する。電圧V2が閾値電圧VTH2を下回ると、主回路202はトランジスタTrの駆動を停止する。これにより、抵抗R1において(IL×R1)の電圧降下が生じなくなるので電圧V2が上昇する。この結果、電圧V2は閾値電圧VTH1を上回る。この場合、センサ200は出力可能状態となり、トランジスタTrを再び駆動する。センサ200が出力可能状態となると電圧V2が低下する。
つまり、電源立下り時においても、電圧V2が閾値電圧VTH1を上回る状態と、電圧V2が閾値電圧VTH2を下回る状態とが交互に繰り返される。この場合にも、センサ200の出力がチャタリングする。
図21は、図19に示す動作の改善例を示した図である。図22は、図20に示す動作の改善例を示した図である。図21および図22を参照して、電源の立上がり時には、電圧V2が閾値電圧VTH1を超えた時点からタイマにより一定の時間が計測される。タイマの計測の間は、センサの出力が禁止される。一定時間の経過後、センサ200は出力可能な状態になる。
タイマの計測が終了した時点で電圧V2が閾値電圧VTH1を上回っていれば、このままセンサ200は出力可能な状態となる。その結果、出力回路が駆動するが、電圧降下によって電圧V2が閾値電圧VTH2を下回ると、センサは再リセットして出力禁止状態となる。その結果、電圧降下がなくなり、電圧V2が閾値電圧VTH1を再度上回ると、タイマが再起動される。タイマ計測終了後に出力回路を駆動したときの電圧V2が閾値電圧VTH2を上回るまで、タイマが繰り返して起動されるとともにセンサ出力が禁止される。
このような動作により、連続したチャタリングを防止することができる。しかしながら、出力回路を駆動した後の電圧V2が閾値電圧VTH2を超えるまでは、タイマが終了するごとに、センサに誤出力が生じる。電源電圧(電圧V1)の立上りが遅くなるほどタイマの起動回数が多くなる。したがってセンサの誤出力が生じる。
図22に示す場合も同様に、電圧V2が閾値電圧VTH2を一旦下回るとセンサの出力が禁止される。その結果、電圧降下がなくなり電圧V2が上昇する。電圧V2が閾値電圧VTH1を上回るとタイマが再度動作する。出力禁止後の電圧V2が閾値電圧VTH1を下回るまでタイマが繰り返し起動される。同時に、タイマ計測終了後の電圧V2が閾値電圧VTH2以上であれば、出力回路が駆動されてセンサの誤出力が生じる。
上記のようなセンサの誤出力は、抵抗R1における電圧降下(IL×R1)が大きいことにより生じる。このため、抵抗R1の抵抗値を小さくすることが考えられる。しかしながら、抵抗R1の抵抗値を小さくすると、抵抗R1および平滑コンデンサC1により構成されるノイズフィルタ(積分回路)の時定数が小さくなる。つまり、ノイズを除去する効果が低下する。また、センサの形状あるいは要求される耐ノイズ性に依存して、設定する回路定数が異なる。このため、適切な抵抗R1の抵抗値を特定することも困難である。
さらに、近年では、センサに対する小型化あるいはローコストの要求のため、センサに実装できる保護部品に制約が発生している。したがって、たとえばノイズ吸収性の高いツェナーダイオードあるいはサージアブソーバを併用せずに、ライン抵抗と平滑コンデンサとからなる積分回路がコスト低減のために採用される傾向にある。積分回路によるノイズ除去の効果を高めるためには、たとえば抵抗値を大きくする必要がある。しかし抵抗値を大きくすると、センサの誤出力の問題が生じる。
センサの誤出力を防ぐための別の方法として、電圧のヒステリシス幅を大きくすることが考えられる。しかしながら、この場合には、図23に示される課題が発生する。すなわち、電圧のヒステリシス幅を大きくするということは、動作電圧範囲の下限をより高くするということである。したがって、動作電圧範囲が狭くなる。また、使用者の電源立上がり速度はさまざまであり、最適なヒステリシス幅を設定することは困難である。
このように従来の構成では、電源の立上がりあるいは立下り時において、センサを出力可能状態および出力禁止状態に制御するためのヒステリシス幅を超える電圧変化が生じていた。このため、本来は、電源電圧の立上がりあるいは立下り時には、センサの誤出力が発生するという課題があった。
本発明の目的は、センサに電源を投入あるいは遮断する時のような過渡的な状態において、電源リセットによるセンサの誤出力を防ぐことを可能にすることである。
本発明のある局面に係るセンサは、検出対象を検出するための主回路と、主回路と電源との間に接続された抵抗を含むノイズフィルタと、主回路によって駆動されて、検出対象の有無を示すセンサ出力を生じさせる出力回路とを備えるセンサである。出力回路は、電源から抵抗を経由して流れる駆動電流を受けて、センサの外部に接続された外部負荷を駆動するためにセンサ出力を生じさせる駆動回路と、駆動電流以上の定電流を発生させる電流源と、主回路によって制御され、駆動回路が駆動電流を受けて外部負荷を駆動する第1の状態と、定電流が電源から抵抗および電流源を経由して接地に流れる第2の状態とを切り換えるスイッチ回路とを含む。主回路は、抵抗を介して主回路に入力される入力電圧の立上げ時には、入力電圧が第1の電圧を上回るときに、スイッチ回路を第2の状態から第1の状態へと切り換える一方で、入力電圧の立下げ時には、入力電圧が第1の電圧よりも低い第2の電圧を下回るときに、スイッチ回路を第1の状態から第2の状態へと切り換える。
好ましくは、主回路は、入力電圧の立上げ開始から入力電圧が第2の電圧よりも低い第3の電圧に達するまでの間、および、入力電圧の立下げ時に入力電圧が第3の電圧に達した後には、スイッチ回路を、駆動回路に駆動電流が流れず、かつ電流源に定電流が流れない第3の状態に設定する。
好ましくは、スイッチ回路は、第1の状態において、電流源を、駆動回路に対して駆動電流の下流側に接続する。
好ましくは、スイッチ回路は、電流源に対して定電流の下流側に配置され、電流源を接地に接続するか否かを切り換える第1のスイッチと、電流源に対して定電流の下流側に配置され、電流源を駆動回路に接続するか否かを切り換える第2のスイッチとを含む。主回路は、第1の状態において、電流源が駆動回路に接続されるように、第1のスイッチをオフするとともに第2のスイッチをオンする一方で、第2の状態において、電流源が接地に接続されるように、第1のスイッチをオンするとともに第2のスイッチをオフする。
好ましくは、電流源は、抵抗と接地との間に設けられた第1の電流源と、抵抗と駆動回路との間に設けられて、駆動電流を発生させる第2の電流源とを含む。スイッチ回路は、第1の電流源を接地に接続するか否かを切り換える第1のスイッチと、第2の電流源を駆動回路に接続するか否かを切り換える第2のスイッチとを含む。主回路は、第1の状態において、第1の電流源が駆動回路に接続されるように、第1のスイッチをオフするとともに第2のスイッチをオンする一方で、第2の状態において、第2の電流源が接地に接続されるように、第1のスイッチをオンするとともに第2のスイッチをオフする。
好ましくは、主回路は、入力電圧の立上げ時において入力電圧が第1の電圧を上回るときには、第1のスイッチをオフした後に第2のスイッチをオンする一方で、入力電圧の立下げ時において入力電圧が第2の電圧を下回るときには、第1のスイッチをオンした後に第2のスイッチをオフする。
好ましくは、主回路は、入力電圧が第1の電圧を上回ったときから一定の時間が経過した後に、第1のスイッチをオフし、その後に第2のスイッチをオンする。
好ましくは、電流源は、主回路から出力される電流の一部を定電流として流し、スイッチ回路は、第1の状態において、定電流が駆動電流として駆動回路に供給されるように電流源と駆動回路とを接続する一方で、第2の状態において、定電流が接地に流れるように、電流源と接地とを接続する。
好ましくは、駆動回路は、NPNトランジスタおよびPNPトランジスタのいずれかを含む。電流源は、駆動回路がNPNトランジスタである場合に、駆動電流としてNPNトランジスタのベースに供給する第1の電流源と、駆動回路がPNPトランジスタである場合に、駆動電流としてPNPトランジスタのベースから接地に流れ出るベース電流を発生させる第2の電流源とを含む。スイッチ回路は、駆動回路がNPNトランジスタである場合に、第1の状態において第1の電流源からの駆動電流をNPNトランジスタのベースに供給する一方で、第2の状態において第1の電流源からの電流を接地に流し、駆動回路がPNPトランジスタである場合に、第1の状態において駆動電流をPNPトランジスタのベースから接地に流す一方で、第2の状態において、第2の電流源からの電流を接地に流す。
本発明の他の局面に係るセンサは、検出対象を検出するための主回路と、主回路と電源との間に接続された抵抗を含むノイズフィルタと、主回路によって駆動されて、前記検出対象の有無を示すセンサ出力を生じさせる出力回路とを備えるセンサであって、抵抗の両端を短絡するスイッチ回路を備える。出力回路は、駆動電流を受けてセンサの外部に接続された外部負荷を駆動するためにセンサ出力を生じさせる駆動回路を含む。主回路は、抵抗を介して主回路に入力される入力電圧が第1の電圧を上回る場合には、駆動回路による外部負荷の駆動を可能にし、主回路への入力電圧が第1の電圧よりも小さい第2の電圧を下回る場合には、駆動回路による外部負荷の駆動を禁止する。主回路は、入力電圧の立上げ時に、入力電圧が第2の電圧よりも低い第3の電圧に達すると、抵抗の両端を短絡するようにスイッチ回路を制御する。
本発明によれば、センサに電源を投入あるいは遮断する時において、センサの誤出力を防ぎながら正常にセンサを起動または停止させることができる。
実施の形態1に係るセンサの概略的な構成を示したブロック図である。 図1に示された回路の具体的な構成例を説明した図である。 実施の形態1に係るセンサ101の電源立上がり時の動作を説明するためのタイミング図である。 実施の形態1に係るセンサ101の電源立下り時の動作を説明するためのタイミング図である。 2つのスイッチSW1,SW2の動作にタイムラグがある場合における、センサ101の電源の立上がり時の動作を説明するタイミング図である。 2つのスイッチSW1,SW2の動作にタイムラグがある場合における、センサ101の電源の立下り時の動作を説明するタイミング図である。 実施の形態1に係るセンサの別の構成例を説明するための図である。 図7に示したセンサ101Aの電源立上がり時の動作を説明するタイミング図である。 実施の形態2に係るセンサの概略的な構成を示したブロック図である。 図9に示された回路の具体的な構成例を説明した図である。 実施の形態3に係るセンサの概略的な構成を示したブロック図である。 図11に示された回路の具体的な構成例を説明した図である。 実施の形態4に係るセンサの概略的な構成を示したブロック図である。 図13に示された回路の具体的な構成例を説明した図である。 図14に示したセンサ103の電源立上がり時の動作を説明するタイミング図である。 実施の形態5に係るセンサの概略的な構成を示したブロック図である。 電流変動負荷12にPNPトランジスタTr2を用いた場合のセンサ105の動作を説明するためのブロック図である。 従来の電源リセット回路を有するセンサの概略的な構成を示したブロック図である。 電源立上がり時における、図18に示したセンサ200の動作を示したタイミング図である。 図18に示したセンサ200の、電源立下り時における動作を示したタイミング図である。 図19に示す動作の改善例を示した図である。 図20に示す動作の改善例を示した図である。 電圧のヒステリシス幅を大きくした場合の課題を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付して、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1に係るセンサの概略的な構成を示したブロック図である。図1を参照して、実施の形態1に係るセンサ101は、主回路2と、出力回路3と、抵抗R1と、コンデンサC1と、電源端子T1と、接地端子T2と、出力端子T3とを備える。出力回路3は、電流変動負荷12と、電流源13と、スイッチ回路14とを備える。
電源端子T1と、接地端子T2とは、電源5の正極および負極にそれぞれ接続される。これにより電源端子T1と接地端子T2との間に電圧V1が印加される。
抵抗R1の一方端は、例えば、NPNの場合は、電源端子T1に接続される。抵抗R1の他方端は主回路2に接続される。コンデンサC1は、抵抗R1の他方端と接地端子T2との間に接続される。抵抗R1および平滑コンデンサC1は、ノイズフィルタを構成する。
負荷L1は、センサ101に接続される。すなわち、負荷L1は、センサ101の外部に接続される外部負荷である。たとえばNPN出力の場合、負荷L1は、図1に示されるように、電源端子T1と、出力端子T3との間に接続される。負荷L1は具体的には抵抗素子である。出力端子T3に接続される負荷L1は、センサ101によるセンシングの結果に応じて駆動される。
主回路2は、図示しない検出回路を含み、検出対象を検出して電気信号を発生させる。検出回路1によるセンシングの方式は特に限定されず、たとえば、光、磁気、音などを利用したセンシングを採用することができる。また、検出回路は特定の検出対象を検出するように限定されるものではない。
さらに主回路2は、スイッチ回路14を制御する。主回路2がこれらの動作を行なうために、主回路2に電流I1が流れる。
電流源13は、定電流I2を流すように構成される。スイッチ回路14は、主回路2の制御によって、電流源13を、抵抗R1の他方端と接地端子T2との間に接続するか、電流変動負荷12と接地端子T2との間に接続するかを切り換える。電流源13が電流変動負荷12と接地端子T2との間に接続されることによって、電流変動負荷12には定電流I2が流れる。電流源13に流れる定電流I2は、電流変動負荷12が動作する時に電流変動負荷12に流れる電流に等しい。
電流変動負荷12は、出力端子T3を介して負荷L1に接続される。主回路2の動作時(検出対象の検出時)に電源5から抵抗R1を経由して電流変動負荷12に定電流I2が流れる。これによって電流変動負荷12は負荷L1を駆動し、出力端子T3における電圧が変化する。すなわち電流変動負荷12は負荷L1を駆動する駆動回路である。また、定電流I2は、電流変動負荷12(駆動回路)に流れる駆動電流である。
図1に示されていないものの、センサ101は、たとえば電源端子T1から接地端子T2への向きが逆方向となるように、平滑コンデンサC1と並列に接続された、過電圧保護のためのツェナーダイオードをさらに含んでもよい。あるいは、センサ101は、接地ラインに、接地端子T2への向きが順方向となるダイオードを設けてもよい。このダイオードは、電源端子T1および接地端子T2が電源5に対して逆の極性で接続された場合にセンサ101の故障を防ぐためのものである。
センサ101の駆動と停止との切換わりによって、電流変動負荷12に流れる電流が変化する。この変化量はI2である。主回路2および出力回路3は、この電流変動をキャンセルするように構成される。具体的には、センサ101が停止している(センサ出力が生じていない)ときには主回路2は、スイッチ回路14を制御して、電流源13を抵抗R1の他方端に接続する。この場合には、定電流(I2)が電源5から抵抗R1および電流源13を経由して接地に流れる。一方、センサ101の動作時(出力可能な状態)には、主回路2は、スイッチ回路14を制御して、電流源13を電流変動負荷12に接続する。この場合には、電流源13は、電流変動負荷12(駆動回路)に対して駆動電流の下流側に接続される。定電流(I2)が電源5から抵抗R1および電流源13を経由して、電流変動負荷12に流れる。電流変動負荷12は、この定電流I2を駆動電流として負荷L1を駆動する。すなわちスイッチ回路14は、電流変動負荷12が負荷L1を駆動する状態(第1の状態)と、定電流が接地に流れる状態(第2の状態)とを切り換える。
図2は、図1に示された回路の具体的な構成例を説明した図である。図1および図2を参照して、電流変動負荷12には、トランジスタを代表とするスイッチング素子が用いられる(以下の実施の形態においても同様)。図2に示されるように、たとえば電流変動負荷12は、NPNトランジスタとして実現される。NPNトランジスタのコレクタ、ベースおよびエミッタは、それぞれ、出力端子T3、スイッチ回路14および接地端子T2に接続される。
主回路2は、検出回路1と、制御回路11と、ヒステリシスコンパレータ15と、閾値電圧発生回路16とを備える。ヒステリシスコンパレータ15は、電圧V2を閾値電圧VTH1,VTH2,VTH3と比較する。ヒステリシスコンパレータ15の出力は、制御回路11およびスイッチ回路14に送られる。検出回路1は、制御回路11に接続される。
スイッチ回路14は、スイッチSW1,SW2を備える。スイッチSW1は、電流源13と接地端子T2との間に接続されて、ヒステリシスコンパレータ15の出力によりオンおよびオフされる。これにより、スイッチSW1は、電流源13を接地に接続するか否かを切換える。スイッチSW1のオン時に、抵抗R1の他方端から電流源13を通じて接地端子T2に流れる電流をIaと表す。
スイッチSW2は、電流源13とトランジスタTrのベースとの間に接続されて、制御回路11の出力によりオンおよびオフされる。これにより、スイッチSW2は、電流源13を、電流変動負荷12に接続するか否かを切り換える。スイッチSW2のオン時に、電流源13を通じてトランジスタTrのベースに流れる電流をIbと表す。
図3は、実施の形態1に係るセンサ101の電源立上がり時の動作を説明するためのタイミング図である。図2および図3を参照して、電圧V2に対して、3段階の閾値電圧(VTH1,VTH2,VTH3)が設定される。
電源5の起動により、電圧V1が立上がる。このときのセンサ101の消費電流I0はI1に等しい。したがって抵抗R1に流れる電流はI1である。なお、スイッチSW1,SW2はいずれもオフである。したがって、電流変動負荷12には駆動電流が流れない。さらに、電流源13にも定電流が流れない。電圧V2は、電圧V1に対して(I1×R1)だけ低い。電圧V2が閾値電圧VTH3に達するまで、電圧V2は、電圧V1よりも(I1×R1)低い状態を保ちながら上昇する。
時刻t1において、電圧V2が閾値電圧VTH3に達する。1つの実施の形態では、閾値電圧VTH3は、主回路2の最低駆動電圧であってもよい。スイッチSW1は、ヒステリシスコンパレータ15の出力によりオンされる。これにより電流Iaが流れる。電流Iaは電流I2に等しい。なお、この時のセンサ出力はハイインピーダンスに保たれる。すなわちセンサ101の出力が禁止された状態にある。
センサの消費電流I0がI1から(I1+I2)へと変化するため、電圧V2は、センサの消費電流の増加分(電流I2)に対応する電圧降下(=R1×I2)だけ低下する。電圧V2が閾値電圧VTH1に達するまで、電圧V2は、電圧V1よりも{(I1+I2)×R1}低い状態を保ちながら上昇する。
次に時刻t2において、電圧V2が閾値電圧VTH1に達する。これにより、センサ101が動作可能状態(出力可能状態)になる。センサ101の検出範囲内に検出対象が存在する場合、センサ101が動作して出力端子T3における電圧が変化する。すなわちセンサ101の出力がオフからオンへと変化する。
時刻t2において、スイッチSW1はヒステリシスコンパレータ15の出力によってオフされる。一方、スイッチSW2は制御回路11からの出力によりオンされる。これにより、電流源13から流れ出る電流はIaからIbに切換わる。Ia=Ib=I2であるので、センサ101の消費電流の増減はない。したがって、抵抗R1における電圧降下の大きさが変化しない。
この実施の形態によれば、電圧V2がヒステリシス幅(閾値電圧VTH1から閾値電圧VTH2までの電圧の幅)を通過した後、電圧V2が低下して閾値電圧VTH2以下になることがない。言い換えると、主回路2の入力電圧(V2)の上昇時において、電圧V2がヒステリシス幅を一旦通過した後には、主回路2は、スイッチ回路14を制御することにより、電圧V2がそのヒステリシス幅へと逆戻りすることを禁止する。これにより、電圧V2が閾値電圧VTH2を下回ることを防止できる。したがって、センサ101の電源リセットまたは再リセットを防止できる。
図4は、実施の形態1に係るセンサ101の電源立下り時の動作を説明するためのタイミング図である。図2および図4を参照して、電源5の電圧V1が低下する。電圧V2は、出力回路が動作している時、電圧V1に対して{(I1+I2)×R1)}だけ低い状態を保ったまま低下する。
時刻t3において、電圧V2が閾値電圧VTH2に達する。スイッチSW2は、制御回路11によりオフされる。これにより電流Ibが流れなくなる。つまりセンサ101の出力がオフされる。さらに時刻t3において、ヒステリシスコンパレータ15の出力によりスイッチSW1がオンされる。この結果、電流Iaが流れる。上述の通り、Ia=Ib=I2であるので、センサ101の消費電流I0は(I1+I2)のまま変化しない。
時刻t3以後も電圧V2は低下する。時刻t4において、電圧V2が閾値電圧VTH3に達する。ヒステリシスコンパレータ15の出力により、スイッチSW1がオフされる。さらに、主回路2によってスイッチSW2もオフとされる。これにより電流変動負荷12には駆動電流が流れず、さらに、電流源13にも電流I2が流れなくなるので、抵抗R1において(I2×R1)の電圧降下が生じない。したがって電圧V2は時刻t4において上昇し、電圧V1に対して(I1×R1)だけ低くなる。ただし電圧V2は、閾値電圧VTH2よりも低い。すなわち、電圧V2の下降時にも、電圧V2がヒステリシス幅を一旦通過した後には、主回路2は、電圧V2がそのヒステリシス幅へと戻ることを禁止する。したがって、センサ101の電源リセットまたは再リセットを防ぐことができる。
図3および図4は、スイッチSW1とスイッチSW2とが同時に切換わる(スイッチSW1,SW2の一方がオンになるタイミングと、他方がオフになるタイミングとが同じである)場合を示す。しかしながら、スイッチSW1の切換わりと、スイッチSW2の切換わりとの間にタイムラグがあってもよい。
図5は、2つのスイッチSW1,SW2の動作にタイムラグがある場合における、センサ101の電源の立上がり時の動作を説明するタイミング図である。図5を参照して、時刻t2までの電圧V1,V2の変化は、図3に示した電圧V1,V2の変化と同様である。時刻t2において電圧V2が閾値電圧VTH1に達する。制御回路11は、スイッチSW1をまずオフする。したがってスイッチSW1,SW2がともにオフである期間が生じる。電流Ia(=I2)が停止するので、電圧V2は、{V1−(I1+I2)×R1}から{V1−(I1×R1)}へと一旦上昇する。
次に、時刻t2aにおいて制御回路11はスイッチSW2をオンする。これにより電流Ib(=I2)が流れるので、電圧V2は{V1−(I1×R1)}から{V1−(I1+I2)×R1}へと低下する。このように電圧V2の上昇時には、制御回路11は、スイッチSW1,SW2を制御して電圧V2を一旦高くする。ただしIa=Ib=I2であるので、時刻t2aにおける電圧V2は、スイッチSW1,SW2の動作にタイムラグが生じていないと仮定した場合に、時刻t2aにおいて達する電圧2に等しい。つまり時刻t2aにおいて、電圧V2は閾値電圧VTH1よりも大きい。これにより、電源リセットをより確実に防止することができるので、時刻t2a以後に、センサ101は正常に動作することがより確実となる。
図6は、2つのスイッチSW1,SW2の動作にタイムラグがある場合における、センサ101の電源の立下り時の動作を説明するタイミング図である。図6を参照して、時刻t3までの電圧V1,V2の変化は、図4に示した電圧V1,V2の変化と同様である。時刻t3において、電圧V2が閾値電圧VTH2に達する。制御回路11は、まずスイッチSW1をオンする。これにより、スイッチSW1,SW2がともにオンとなる状態が生じる。したがって時刻t3において電流Ia,Ibの両方が流れる。電圧V2は、{V1−(I1+I2)×R1}から{V1−(I1+2I2)×R1}へと一旦低下する。
次に時刻t3aにおいて、制御回路11は、スイッチSW2をオフする。これにより、電圧V2は、{V1−(I1+2I2)×R1}から{V1−(I1+I2)×R1}へと上昇する。時刻t3aから時刻t4までの間の期間、電圧V2は、電圧V1に対して{(I1+I2)×R1}の電圧降下を保ったまま低下する。以後の電圧V2の変化は、図4に示された電圧V2の変化と同様であるので以後の説明は繰り返さない。このように、電圧V2の低下時には、制御回路11は、スイッチSW1,SW2を制御して電圧V2を一旦大きく低下させる。これにより、電源再リセットをより確実に防止することができる。
図7は、実施の形態1に係るセンサの別の構成例を説明するための図である。図7を参照して、センサ101Aは、制御回路11がタイマ21を備える点において、図2に示されたセンサ101と異なる。センサ101Aの他の部分の構成はセンサ101の対応する部分の構成と同様であるので以後の説明は繰り返さない。
タイマ21は、電源5の立上がり時に起動される。具体的には、電圧V2が閾値電圧VTH1に達した時点においてタイマ21が起動される。タイマ21が一定時間を計測すると、制御回路11は、スイッチSW1をオフしてスイッチSW2をオンする。
図8は、図7に示したセンサ101Aの電源立上がり時の動作を説明するタイミング図である。図8を参照して、時刻t2までの電圧V1,V2の変化は、図3あるいは図5に示す電圧V1,V2の変化と同様である。時刻t2において電圧V2が閾値電圧VTH1に達すると、制御回路11のタイマ21が動作を開始する。タイマ21が動作する間、制御回路11からスイッチSW1,SW2への信号の出力は禁止される。
時刻t2bにおいて、タイマ21の動作が終了する(タイムアップ)。これにより制御回路11はスイッチSW1をオフする。電圧V2は、{V1−(I1+I2)×R1}から{V1−(I1×R1)}へと一旦上昇する。次に、時刻t2cにおいて制御回路11は、スイッチSW2をオンする。これにより電流Ib(=Ia)が流れるので、電圧V2は{V1−(I1×R1)}から{V1−(I1+I2)×R1}へと低下する。ただし、このときの電圧V2は、閾値電圧VTH1よりも高い。
このように、電圧V2が閾値電圧VTH1に達した時点からある特定の長さの期間が経過した後に、制御回路11は、スイッチSW1,SW2を動作させる。これにより、スイッチSW1,SW2の動作にタイムラグがある場合にも、スイッチSW1,SW2の切換わりによって電圧V2が閾値電圧VTH1を下回ることを確実に防ぐことができる。
なお、センサ101Aの立下り時の動作は、図6によって示される動作と同様であるので、以後の説明は繰り返さない。
以上のように実施の形態1によれば、使用される電源の立上がり速度あるいは立下り速度に依存することなく、電源投入時および電源遮断時におけるセンサの誤出力(誤動作)を防ぐことができる。
さらに、ヒステリシス幅を大きくする必要がないため、センサの使用電圧範囲が狭くなる(使用電圧の下限が高くなる)ことを防ぐことができる。
さらに、抵抗R1における電圧降下を小さくしなくてもよい。すなわち抵抗R1の抵抗値を小さくしたり、あるいはサージアブゾーバなどの追加部品を設けたりする必要がない。したがって、安価な構成でノイズの耐性を高めることができる。
[実施の形態2]
図9は、実施の形態2に係るセンサの概略的な構成を示したブロック図である。図1および図9を参照して、実施の形態2に係るセンサ102は、スイッチ回路14と電流源13との配置の点において実施の形態1に係るセンサ101と異なる。具体的には、実施の形態2では、スイッチ回路14は、電流源13と電流変動負荷12とのいずれか一方を、接地端子T2に接続するように構成される。なお、電圧V2が閾値電圧VTH3に達するまでは、スイッチ回路14は、電流源13および電流変動負荷12のいずれにも接続されていない。この点においては実施の形態1と同様である。
図10は、図9に示された回路の具体的な構成例を説明した図である。図2および図10を参照して、センサ102は、出力回路3が電流源17をさらに備える点、スイッチSW2が電流源13に代えて電流源17に接続される点においてセンサ101と異なる。電流源17は、定電流I2′を流すように構成される。電流I2′は、電流I2に等しい。
電流源13は、抵抗R1と接地端子T2との間に設けられる。スイッチSW1は、電流源13を、接地端子T2に接続するか否かを切換える。電流源17は、抵抗R1と電流変動負荷12(駆動回路)との間に設けられる。スイッチSW2は、電流源17を、電流変動負荷12に接続するか否かを切り換える。なお、センサ102の他の部分の構成は、センサ101の対応する部分の構成と同様であるので以後の説明は繰り返さない。
実施の形態2に係るセンサ102の電源の立上がりおよび立下り時の動作、すなわち制御回路11によるスイッチSW1,SW2の制御は、実施の形態1に係る制御と同様である。電流変動負荷12が負荷L1を駆動する状態(第1の状態)には、スイッチSW1をオフするとともにスイッチSW2をオンする。一方、定電流が接地に流れる状態(第2の状態)では、スイッチSW1をオンするとともにスイッチSW2をオフする。上述のように電流I2′は、電流I2に等しい。スイッチSW1がオフするとともにスイッチSW2がオンすることによって、センサ102の消費電流I0は(I1+I2)に保たれる。なお、電流I2は、駆動電流すなわち電流I2′より大きくてもよい。
実施の形態1と同様に、センサ102の制御回路11は、タイマ(図7を参照)を備えていてもよい。この場合の電圧V1,V2の変化は、図8に示す電圧V1,V2の変化と同様である。また、スイッチSW1,SW2の動作にタイムラグがあってもよい。この場合の電圧V1,V2の変化は、図5および図6に示す電圧V1,V2の変化と同様である。さらに制御回路11がタイマを備え、かつ、スイッチSW1,SW2の動作にタイムラグがあってもよい。
実施の形態2によれば、主回路2がセンサ102の駆動と停止との切換わりによる電流変動をキャンセルする。したがって、実施の形態2によれば実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
[実施の形態3]
図11は、実施の形態3に係るセンサの概略的な構成を示したブロック図である。図1および図11を参照して、実施の形態3に係るセンサ103は、主回路2に流れる電流I0の一部が分流して電流変動負荷12に流れるように構成される。具体的には、電流源13が主回路2に接続される。スイッチ回路14は、主回路2の制御により、電流源13からの電流を接地端子T2へと流すか、あるいは電流変動負荷12へと流すかを切り換える。
スイッチ回路14が電流源13と接地端子T2とを接続する場合には、電流源13から電流変動負荷12を経由せずに接地端子T2に電流I2が流れる。この状態は上述の「第2の状態」に対応する。
一方、スイッチ回路14が電流源13と電流変動負荷12とを接続する場合には、電流源13から電流変動負荷12を経由して接地端子T2に定電流I2′が流れる。この状態は上述の「第1の状態」に対応する。ここでI2′=I2である。したがって、センサ103の消費電流は(I1+I2)のままに保たれる。
図12は、図11に示された回路の具体的な構成例を説明した図である。図2および図12を参照して、電流源13は、主回路2に接続される。この点において実施の形態3は実施の形態1と異なる。
センサ103の電源立上がり時の電圧V1,V2の変化は、図3または図5に示す電圧V1,V2の変化と同様である。一方、センサ103の電源立下り時の電圧V1,V2の変化は、図4または図6に示す電圧V1,V2の変化と同様である。
なお、実施の形態1と同様に、センサ103の制御回路11は、タイマを備えていてもよい。この場合の電源立下り時の電圧V1,V2の変化は、図7に示す電圧V1,V2の変化と同様である。
実施の形態3によれば、センサ103の出力のオン時に回路電流I0の一部の電流が電流Ibとなるので、回路全体の消費電流に変化が生じない。これにより、電源の立上がり時には電圧V2は単調に増加する。すなわち、電圧V2がヒステリシス幅を一旦通過した後に、電圧V2がヒステリシス幅へと戻ることが禁止される。したがって、センサ103が誤出力することを防ぐことができる。また、電源立下り時にも、電圧V2がヒステリシス幅を一旦通過した後に、電圧V2がヒステリシス幅へと戻る(電圧V2が一旦上昇する)ことが禁止される。したがってセンサ103の誤出力を防ぐことができる。
さらに実施の形態3によれば、主回路2からの電流の一部を、電流変動をキャンセルするための電流として再利用する。これにより余分な消費電流を削減することができる。
[実施の形態4]
図13は、実施の形態4に係るセンサの概略的な構成を示したブロック図である。図14は、図13に示された回路の具体的な構成例を説明した図である。図13および図14を参照して、実施の形態4に係るセンサ104は、電流源13が省略される点、およびスイッチ回路14が抵抗R1の両端に接続される点で、センサ101と異なる。スイッチ回路14は、主回路2の制御により、抵抗R1の両端を短絡する。
図15は、図14に示したセンサ103の電源立上がり時の動作を説明するタイミング図である。図15を参照して、センサ104の消費電流I0は、初期の段階ではI1に等しい。このため、電圧V2は、電圧V1よりも(I1×R1)低い。
時刻t10において電圧V2が、閾値電圧VTH3に達する。これにより制御回路11は、スイッチ回路14をオンする。したがって、電圧V2は電圧V1に一致する。
時刻t11において、電圧V2(=V1)が電圧VTH1に達する。これにより、センサ103が出力可能な状態となる。したがってNPNトランジスタ(電流変動負荷12)のベースに電流Ibが供給される。時刻t11以後のセンサ104の消費電流I0は、(I1+Ib)である。このように制御回路11は、最小駆動電圧VTH3において、スイッチ回路14をオンすることにより、抵抗R1の両端を短絡する。出力電流を駆動するときの電圧VTH1において、抵抗R1による電圧降下が生じないのでV2=V1である。これにより、電圧V2が閾値電圧VTH2を下回ることを防ぐことができる。したがってセンサ104の誤出力を防ぐことができる。なお、スイッチ回路14は、電圧V1が十分立上がった後に開放すればよい。
[実施の形態5]
図16は、実施の形態5に係るセンサの概略的な構成を示したブロック図である。図1および図16を参照して、実施の形態5に係るセンサ105は、制御回路11に代えて制御回路11Aを備える点、スイッチ回路14に代えてスイッチ回路14Aを備える点、電流源18をさらに備える点においてセンサ101と異なる。なお、電流変動負荷12にNPNトランジスタTr1が用いられる。
制御回路11Aは、電流制御端子T21,T22を有する。T21は、NPNトランジスタ用の電流制御端子である。T22は、PNPトランジスタ用の制御端子である。
スイッチ回路14Aは、スイッチSW11,SW12,SW13,SW14,SW15,SW16を備える。スイッチSW11,SW12は、電流源13と電流源18との間に直列に接続され、ヒステリシスコンパレータ15の出力に応じてオンオフされる。SW13,SW15は、電流制御端子T21からの出力信号に応じてオンオフされる。一方、SW14,SW16は、電流制御端子T22からの出力信号に応じてオンオフされる。
電流源13は、一定の電流Iaを流すように構成される。電流源18は、一定の電流Ibを流すように構成される。電流源13を流れる電流Iaと、電流源18に流れる電流Ibとは同じ大きさである。さらに、電流Ia,電流Ibは、電流変動負荷12に流れる電流(NPNトランジスタTr1のベース電流)と同じ大きさである。
センサ105の動作は、基本的にはセンサ101の動作と同様である。したがって図3および図16を参照しながらセンサ105の動作を説明する。電圧V2が閾値電圧VTH3に達するまでは、スイッチSW12,SW13およびSW15がいずれもオフである。この場合、センサ105の消費電流I0は、制御回路11Aに流れる電流Iに等しい。したがって、電圧V2は、電圧V1よりも(I1×R1)低い。
電圧V2が閾値電圧VTH3に達する。ヒステリシスコンパレータ15の出力によりスイッチSW12がオンする。さらに、制御回路11Aは、端子T21からスイッチSW13をオンするための信号を出力する。なお、スイッチSW13をオンするための信号は、スイッチSW15をオフするための信号でもある。したがってスイッチSW15はオフする。これにより、電流IbがスイッチSW13,SW12を経由して接地ラインに流れる。この状態は、上述の「第2の状態」に対応する。
続いて電圧V2が閾値電圧VTH1に達する。この場合、ヒステリシスコンパレータ15の出力によりスイッチSW12がオフし、SW11がオンする。さらに、制御回路11Aは、端子T21からスイッチSW13をオフするための信号を出力する。なお、スイッチSW13をオフするための信号は、スイッチSW15をオンするための信号でもある。したがってスイッチSW15はオンする。これにより、NPNトランジスタTr1のベースに電流Iaが流れて、NPNトランジスタTr1が駆動される。この状態は、上記の「第1の状態」に対応する。スイッチSW11,SW14,SW16の各々を切換えてもセンサ105の消費電流は変化しない。これにより、電圧V2が閾値電圧VTH2を下回ることを防ぐことができる。したがってセンサ105の誤出力を防ぐことができる。
図17は、電流変動負荷12にPNPトランジスタTr2を用いた場合のセンサ105の動作を説明するためのブロック図である。図17を参照して、負荷L1は、出力端子T3と接地端子T2との間に接続される。また、抵抗R1は接地ラインに挿入される。
図4および図17を参照しながらセンサ105の動作を説明する。電圧V2が閾値電圧VTH3に達するまでは、スイッチSW11,SW14およびSW16がいずれもオフである。この場合、センサ105の消費電流I0は、制御回路11Aに流れる電流Iに等しい。したがって、電圧V2は、電圧V1よりも(I1×R1)低い。
次に、電圧V2が閾値電圧VTH3に達する。ヒステリシスコンパレータ15の出力によりスイッチSW11がオンする。さらに、制御回路11Aは、端子T22からスイッチSW14をオンするための信号を出力する。なお、スイッチSW14をオンするための信号は、スイッチSW16をオフするための信号でもある。したがってスイッチSW16はオフする。これにより、電流Iaが電流源13からスイッチSW11,SW14を経由して接地ラインに流れる。この状態は、上述の「第2の状態」に対応する。
続いて電圧V2が閾値電圧VTH1に達する。この場合、ヒステリシスコンパレータ15の出力によりスイッチSW11がオフし、SW12がオンする。さらに、制御回路11Aは、端子T22からスイッチSW14をオフするための信号を出力する。なお、スイッチSW14をオフするための信号は、スイッチSW16をオンするための信号でもある。したがってスイッチSW16はオンする。これにより、PNPトランジスタTr2のベースから電流Ib(ベース電流)がスイッチSW12,SW16を経由して接地ラインに流れる。これによりPNPトランジスタTr2が駆動される。この状態は、上記の「第1の状態」に対応する。上記のように電流Ibは電流Iaと同じ大きさである。これにより、電圧V2が閾値電圧VTH2を下回ることを防ぐことができるので、センサ105の誤出力を防ぐことができる。
このように実施の形態5によれば、電流変動負荷がNPNトランジスタ、PNPトランジスタのいずれであっても、1つの構成を有する制御回路により駆動することができる。これによりセンサの利便性を高めることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,201 検出回路、2 主回路、3,203 出力回路、5 電源、11,11A,211 制御回路、12 電流変動負荷、13,17,18 電流源、14,14A,214 スイッチ回路、15,215 ヒステリシスコンパレータ、16,216 閾値電圧発生回路、21 タイマ、101〜105,101A,200 センサ、C1 平滑コンデンサ、L1 負荷、R1 抵抗、SW1,SW2,SW11〜SW16 スイッチ、T1 電源端子、T2 接地端子、T3 出力端子、T21,T22 電流制御端子、Tr,Tr1,Tr2 トランジスタ。

Claims (9)

  1. 検出対象を検出するための主回路と、
    前記主回路と電源との間に接続された抵抗を含むノイズフィルタと、
    前記主回路によって駆動されて、前記検出対象の有無を示すセンサ出力を生じさせる出力回路とを備えるセンサであって、
    前記出力回路は、
    前記電源から前記抵抗を経由して流れる駆動電流を受けて、前記センサの外部に接続された外部負荷を駆動するために前記センサ出力を生じさせる駆動回路と、
    前記駆動電流以上の定電流を発生させる電流源と、
    前記主回路によって制御され、前記駆動回路が前記駆動電流を受けて前記外部負荷を駆動する第1の状態と、前記定電流が前記電源から前記抵抗および前記電流源を経由して接地に流れる第2の状態とを切り換えるスイッチ回路とを含み、
    前記主回路は、前記抵抗を介して前記主回路に入力される入力電圧の立上げ時には、前記入力電圧が第1の電圧を上回るときに、前記スイッチ回路を前記第2の状態から前記第1の状態へと切り換える一方で、前記入力電圧の立下げ時には、前記入力電圧が前記第1の電圧よりも低い第2の電圧を下回るときに、前記スイッチ回路を前記第1の状態から前記第2の状態へと切り換え
    前記主回路は、前記入力電圧の立上げ開始から前記入力電圧が前記第2の電圧よりも低い第3の電圧に達するまでの間、および、前記入力電圧の立下げ時に前記入力電圧が前記第3の電圧に達した後には、前記スイッチ回路を、前記駆動回路に前記駆動電流が流れず、かつ前記電流源に前記定電流が流れない第3の状態に設定する、センサ。
  2. 前記スイッチ回路は、前記第1の状態において、前記電流源を、前記駆動回路に対して前記駆動電流の下流側に接続する、請求項1に記載のセンサ。
  3. 前記スイッチ回路は、
    前記電流源に対して前記定電流の下流側に配置され、前記電流源を前記接地に接続するか否かを切り換える第1のスイッチと、
    前記電流源に対して前記定電流の下流側に配置され、前記電流源を前記駆動回路に接続するか否かを切り換える第2のスイッチとを含み、
    前記主回路は、前記第1の状態において、前記電流源が前記駆動回路に接続されるように、前記第1のスイッチをオフするとともに前記第2のスイッチをオンする一方で、前記第2の状態において、前記電流源が前記接地に接続されるように、前記第1のスイッチをオンするとともに前記第2のスイッチをオフする、請求項1または請求項2に記載のセンサ。
  4. 前記電流源は、
    前記抵抗と前記接地との間に設けられた第1の電流源と、
    前記抵抗と前記駆動回路との間に設けられて、前記駆動電流を発生させる第2の電流源とを含み、
    前記スイッチ回路は、
    前記第1の電流源を前記接地に接続するか否かを切り換える第1のスイッチと、
    前記第2の電流源を前記駆動回路に接続するか否かを切り換える第2のスイッチとを含み、
    前記主回路は、前記第1の状態において、前記第1の電流源が前記駆動回路に接続されるように、前記第1のスイッチをオフするとともに前記第2のスイッチをオンする一方で、前記第2の状態において、前記第2の電流源が前記接地に接続されるように、前記第1のスイッチをオンするとともに前記第2のスイッチをオフする、請求項1または請求項2に記載のセンサ。
  5. 前記主回路は、前記入力電圧の立上げ時において前記入力電圧が前記第1の電圧を上回るときには、前記第1のスイッチをオフした後に前記第2のスイッチをオンする一方で、前記入力電圧の立下げ時において前記入力電圧が前記第2の電圧を下回るときには、前記第1のスイッチをオンした後に前記第2のスイッチをオフする、請求項または請求項4に記載のセンサ。
  6. 前記主回路は、前記入力電圧が前記第1の電圧を上回ったときから一定の時間が経過した後に、前記第1のスイッチをオフし、その後に前記第2のスイッチをオンする、請求項のいずれか1項に記載のセンサ。
  7. 前記電流源は、前記主回路から出力される電流の一部を前記定電流として流し、
    前記スイッチ回路は、前記第1の状態において、前記定電流が前記駆動電流として前記駆動回路に供給されるように前記電流源と前記駆動回路とを接続する一方で、前記第2の状態において、前記定電流が前記接地に流れるように、前記電流源と前記接地とを接続する、請求項1に記載のセンサ。
  8. 前記駆動回路は、NPNトランジスタおよびPNPトランジスタのいずれかを含み、
    前記電流源は、
    前記駆動回路が前記NPNトランジスタである場合に、前記駆動電流として前記NPNトランジスタのベースに供給する第1の電流源と、
    前記駆動回路が前記PNPトランジスタである場合に、前記駆動電流として前記PNPトランジスタのベースから前記接地に流れ出るベース電流を発生させる第2の電流源とを含み、
    前記スイッチ回路は、
    前記駆動回路が前記NPNトランジスタである場合に、前記第1の状態において前記第1の電流源からの前記駆動電流を前記NPNトランジスタのベースに供給する一方で、前記第2の状態において前記第1の電流源からの電流を前記接地に流し、
    前記駆動回路が前記PNPトランジスタである場合に、前記第1の状態において前記駆動電流を前記PNPトランジスタのベースから前記接地に流す一方で、前記第2の状態において、前記第2の電流源からの電流を前記接地に流す、請求項1に記載のセンサ。
  9. 検出対象を検出するための主回路と、
    前記主回路と電源との間に接続された抵抗を含むノイズフィルタと、
    前記主回路によって駆動されて、前記検出対象の有無を示すセンサ出力を生じさせる出力回路とを備えるセンサであって、
    前記抵抗の両端を短絡するスイッチ回路を備え、
    前記出力回路は、
    駆動電流を受けて前記センサの外部に接続された外部負荷を駆動するために前記センサ出力を生じさせる駆動回路を含み、
    前記主回路は、前記抵抗を介して前記主回路に入力される入力電圧が第1の電圧を上回る場合には、前記駆動回路による前記外部負荷の駆動を可能にし、前記主回路への前記入力電圧が前記第1の電圧よりも小さい第2の電圧を下回る場合には、前記駆動回路による前記外部負荷の駆動を禁止し、
    前記主回路は、前記入力電圧の立上げ時に、前記入力電圧が前記第2の電圧よりも低い第3の電圧に達すると、前記抵抗の両端を短絡するように前記スイッチ回路を制御する、センサ。
JP2013054269A 2013-03-15 2013-03-15 センサ Active JP6102377B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013054269A JP6102377B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 センサ
CN201310421275.8A CN104048678B (zh) 2013-03-15 2013-09-16 传感器
EP13185367.3A EP2779454B1 (en) 2013-03-15 2013-09-20 Sensor having a power reset and a load drive circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013054269A JP6102377B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014179944A JP2014179944A (ja) 2014-09-25
JP6102377B2 true JP6102377B2 (ja) 2017-03-29

Family

ID=49212691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013054269A Active JP6102377B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 センサ

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP2779454B1 (ja)
JP (1) JP6102377B2 (ja)
CN (1) CN104048678B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014223450A (ja) * 2014-07-16 2014-12-04 株式会社三共 遊技機
CN112857403A (zh) * 2021-01-20 2021-05-28 武汉飞恩微电子有限公司 传感器供电保护电路、控制方法及传感器

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56166637A (en) * 1980-05-28 1981-12-21 Matsushita Electric Works Ltd Preventing circuit for malfunction of sensor
JPS5714218A (en) * 1980-06-30 1982-01-25 Omron Tateisi Electronics Co Direct-current two-wire proximity switch
JPS62214720A (ja) 1986-03-14 1987-09-21 Omron Tateisi Electronics Co 電源リセツト回路
JP2548333B2 (ja) * 1988-09-30 1996-10-30 松下電器産業株式会社 出力回路装置
JP2730112B2 (ja) 1988-12-28 1998-03-25 オムロン株式会社 直流2線式センサにおける電源リセット回路
JPH0537322A (ja) * 1991-07-30 1993-02-12 Nippondenso Co Ltd 制御信号の出力回路
FR2756117B1 (fr) * 1996-11-18 1998-12-24 Schneider Electric Sa Detecteur de proximite a source de courant stable
US6085342A (en) * 1997-05-06 2000-07-04 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Electronic system having a chip integrated power-on reset circuit with glitch sensor
JP3435047B2 (ja) * 1998-01-30 2003-08-11 株式会社山武 電源装置
JP2001041982A (ja) * 1999-07-29 2001-02-16 Hioki Ee Corp 測定装置
JP3639189B2 (ja) * 2000-06-22 2005-04-20 株式会社デンソー 負荷駆動回路
JP4224993B2 (ja) * 2002-07-11 2009-02-18 株式会社デンソー 物理量検出装置
JP3682454B2 (ja) * 2003-06-03 2005-08-10 国立大学法人岐阜大学 時定数計測によるa/dコンバータ
JP4540610B2 (ja) * 2003-08-22 2010-09-08 ローム株式会社 半導体集積回路装置及びそれを用いた電源電圧監視システム
CN1898628A (zh) * 2003-12-26 2007-01-17 罗姆股份有限公司 监视电路
US7075343B2 (en) * 2004-12-07 2006-07-11 Analog Devices, Inc. Self-timed switching regulator pre-driver
JP2006266738A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Denso Corp 感度切換型センサ回路及び感度切換型センサ回路を用いる電子回路装置
US7756266B2 (en) * 2005-11-03 2010-07-13 Industrial Technology Research Institute Device for voltage-noise rejection and fast start-up
JP2007235487A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Sunx Ltd 検出センサの出力回路及び検出センサ
JP2008005148A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Nec Electronics Corp スイッチ素子駆動回路および半導体装置
JP2008043171A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Rohm Co Ltd 負荷駆動装置及びこれを用いた電気機器
JP4891050B2 (ja) * 2006-12-19 2012-03-07 新日本無線株式会社 負荷駆動回路
CN102377416A (zh) * 2010-08-06 2012-03-14 盛群半导体股份有限公司 电源重置电路
CN102761322B (zh) * 2011-04-28 2016-08-03 飞兆半导体公司 上电复位电路及其复位方法
CN102624370B (zh) * 2012-03-29 2014-11-05 广州市广晟微电子有限公司 一种实现电压检测的装置和方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN104048678B (zh) 2017-03-01
EP2779454A1 (en) 2014-09-17
EP2779454B1 (en) 2018-03-21
CN104048678A (zh) 2014-09-17
JP2014179944A (ja) 2014-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3818231B2 (ja) 電源回路
JP5581921B2 (ja) レギュレータ及びdc/dcコンバータ
JP4775044B2 (ja) スイッチングレギュレータ
JP2014138303A (ja) 誘導性負荷駆動装置
JP2019134233A (ja) 過電流保護機能を備えたドライバ回路
JP2008035596A (ja) 保護回路
JP6102377B2 (ja) センサ
JP6585827B2 (ja) センサ装置
JP5499792B2 (ja) センサ用出力集積回路およびセンサ装置
TWI540405B (zh) Voltage regulator
JP2007215300A (ja) 電源装置
US20140240884A1 (en) Over current protection circuit
US6876180B2 (en) Power supply circuit having a start up circuit
JP2008011585A (ja) スイッチングレギュレータ
WO2006093204A1 (ja) 半導体集積回路装置
JP6198442B2 (ja) 定電流保護回路
JP7264696B2 (ja) 過電流保護回路
JP2007214905A (ja) A/d変換用電圧入力回路およびa/d変換用電圧入力方法
JP4550506B2 (ja) 直流安定化電源回路
JP5398000B2 (ja) 突入電流防止回路
JP2011174787A (ja) 電流制御装置及び電流検出装置
JP6108617B2 (ja) 電圧レギュレータ回路
JP3558935B2 (ja) スイッチング・レギュレータ制御回路
JP2010171790A (ja) バイアス電位発生回路
KR100934249B1 (ko) 전류 제한회로

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160923

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6102377

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150