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JP6187245B2 - ドア開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スライドドアを開閉駆動するドア開閉装置に関するものである。
従来、ドア開閉装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。このドア開閉装置は、車両のボデーに固定される樹脂製のステップ部材を備える。ステップ部材には、車両の前後方向に延在するロアレールが形成されている。また、ステップ部材には、ロアレールの車両の幅方向内側に隣接して複数のプーリが支持されるとともに、それら複数のプーリにはベルトが掛けられている。一方、ドア開閉装置は、スライドドアに固定されるガイドローラユニットを備える。このガイドローラユニットは、ベルトに一体移動するように固定されるとともに、ロアレールに沿って車両の前後方向に移動するようにこれに装着される。
そして、ドア開閉装置は、駆動部材によりベルトを移動させることで、スライドドアを開閉駆動する。
特開2011−105263号公報
ところで、特許文献1のガイドローラユニットは、一般的にベルトに固定されるベルト側ブラケットと、ロアレールに装着されるガイドローラとが別部品となっており、ボデーにステップ部材を組み付ける際には、予めベルト側ブラケットの固定されたベルトを複数のプーリと共にステップ部材に組み付けておくことになる。この場合、ベルト側ブラケットの質量でベルトが撓むことで、例えばベルト側ブラケットの姿勢が不安定になって組付性が低減する可能性がある。
本発明の目的は、組付性をより向上させることができるドア開閉装置を提供することにある。
上記課題を解決するドア開閉装置は、車両のボデーに固定され、スライドドアに固定されるガイドローラユニットのガイドローラが装着されるレール部を有する樹脂製の支持部材と、前記支持部材に支持される複数のプーリと、前記ガイドローラに結合されて該ガイドローラと共に前記ガイドローラユニットを構成するベルト側ブラケットが固定され、前記複数のプーリに掛けられる伝動帯とを備え、電気的駆動源によって前記伝動帯を移動させることで、前記レール部前記支持部材には、前記ベルト側ブラケットを保持可能な係合部が形成される。
この構成によれば、例えば予め前記ベルト側ブラケットの固定された前記伝動帯を前記複数のプーリと共に組み付けた状態にある前記支持部材を前記ボデーに固定する際、前記係合部にて前記ベルト側ブラケットを保持しておくことで、該ベルト側ブラケットの姿勢をより安定化することができ、組付性をより向上させることができる。なお、前記支持部材を前記ボデーに固定した後は、前記係合部から前記ベルト側ブラケットを解放した状態で前記ガイドローラに結合することで、前記スライドドアの開閉作動に影響することはない。
上記ドア開閉装置について、前記係合部から前記ベルト側ブラケットを解放するときの該ベルト側ブラケットの移動方向は、前記スライドドアの開方向に一致することが好ましい。
この構成によれば、前記係合部から前記ベルト側ブラケットを解放する際、該ベルト側ブラケットは前記スライドドアの開方向に一致する方向に向かって移動することになる。このため、当該解放の完了した位置で前記ベルト側ブラケット及び前記ガイドローラを結合する場合には、前記スライドドアがより開放された状態になることで、作業スペースが拡張される分、組付性をいっそう向上させることができる。
上記ドア開閉装置について、前記ガイドローラは、前記レール部を転動可能なローラを有しており、前記レール部には、前記ローラを投入可能な投入口が形成され、前記ベルト側ブラケット及び前記ガイドローラの結合作業を行う組付位置は、前記スライドドアの開閉方向において前記係合部及び前記投入口の中間位置に配置されることが好ましい。
この構成によれば、前記ベルト側ブラケット及び前記ガイドローラを結合する際、前記投入口から前記レール部に前記ローラの投入された前記ガイドローラは前記スライドドアの閉方向に一致する方向に向かって移動することになる。つまり、前記ベルト側ブラケット及び前記ガイドローラを結合する際、それらベルト側ブラケット及びガイドローラを前記スライドドアの開閉方向において互いに近付けるようにそれぞれ移動させることになる。従って、前記ベルト側ブラケット及び前記ガイドローラの移動距離を共に抑えることができ、組付性をいっそう向上させることができる。
上記ドア開閉装置について、前記係合部は、前記ベルト側ブラケットの前記伝動帯との固定位置から離間する先端を車両の高さ方向に移動規制することで、前記ベルト側ブラケットを保持可能なものであって、前記支持部材には、前記係合部から前記ベルト側ブラケットを解放するときの該ベルト側ブラケットの移動方向に向かうに従って車両の高さ方向において前記支持部材から離間するように前記ベルト側ブラケットの前記先端を案内可能なガイド凹部が形成されることが好ましい。
この構成によれば、前記係合部により前記ベルト側ブラケットの前記先端を車両の高さ方向に移動規制する際には、該先端は前記ガイド凹部により前記支持部材に近付くように案内される。従って、例えば予め前記ベルト側ブラケットの固定された前記伝動帯を前記複数のプーリと共に組み付けた状態にある前記支持部材を前記ボデーに固定する際、前記支持部材に前記ベルト側ブラケットの前記先端がより密着する分、該先端が周辺部品と干渉する可能性を低減することができる。
上記ドア開閉装置について、前記支持部材には、前記伝動帯の前記レール部に近接する側の部位と前記レール部から離間する側の部位との間を仕切る隔壁が形成されており、前記レール部及び前記隔壁間の距離は、前記組付位置にある前記ベルト側ブラケットの前記伝動帯との固定位置の方が、前記係合部による保持位置にある前記ベルト側ブラケットの前記伝動帯との固定位置よりも拡張されることが好ましい。
この構成によれば、例えば、前記ベルト側ブラケットは、前記伝動帯との固定位置を前記隔壁に当接するまで前記レール部に対してずらすことができる。従って、前記ベルト側ブラケットは、前記組付位置にあるときの方が、前記保持位置にあるときよりも前記レール部に対して大きくずらすことができる。これにより、前記組付位置で前記ベルト側ブラケット及び前記ガイドローラの結合する際、例えば前記投入口から前記レール部に前記ローラの投入された前記ガイドローラが前記ベルト側ブラケットに向かって移動する際に、該ベルト側ブラケットを前記レール部に対してより大きくずらせる。そして、前記ベルト側ブラケットをより大きくずらせる分、前記ガイドローラとの干渉を抑えることができる。
上記ドア開閉装置について、前記伝動帯の移動軌跡から車両の高さ方向にずれて配置されることが好ましい。
この構成によれば、前記係合部は、通常の前記伝動帯の移動軌跡から車両の高さ方向にずれて配置されているため、前記ベルト側ブラケットを解放した後は、前記伝動帯の移動を阻害することがない。
上記ドア開閉装置について、前記支持部材には、車両の高さ方向に貫通する保持孔が形成されており、前記係合部は、前記保持孔において前記支持部材に突設され、前記ベルト側ブラケットに形成された透孔に掛止される係合爪であることが好ましい。
上記ドア開閉装置について、前記支持部材には、前記伝動帯の前記レール部に近接する側の部位と前記レール部から離間する側の部位との間を仕切る隔壁が形成されており、前記レール部と前記隔壁との幅が車両の上方に向けて縮小されており、この幅が縮小された部位にて前記レール部と前記隔壁とが前記ベルト側ブラケットを挟持することにより前記係合部を構成することが好ましい。
この構成によれば、簡素な構成で前記係合部を構成することができる。
本発明は、組付性をより向上できる効果がある。
本発明の一実施形態を示す背面図。 係合片によるベルト側ブラケットの保持状態を示す背面図。 (a)、(b)は、係合片によるベルト側ブラケットの非保持状態及び保持状態をそれぞれ示す斜視図。 同実施形態を車両の幅方向外側から見た図。 (a)、(b)、(c)、(d)は、同実施形態の組付方法を示す背面図。 同実施形態が適用される車両を示す斜視図。 (a)、(b)は、本発明の変形形態をそれぞれ車両の幅方向内側及び後方から見た図。 (a)、(b)は、同変形形態の動作を車両の幅方向内側から見た図。
以下、ドア開閉装置の一実施形態について説明する。なお、以下では、車両の前後方向を「前後方向」といい、車両の高さ方向上方及び下方をそれぞれ「上方」及び「下方」という。また、車室内方に向かう車両の幅方向内側を「車内側」といい、車室外方に向かう車両の幅方向外側を「車外側」という。
図6に示すように、車両のボデー10には、乗降用の開口11が形成されるとともに、該開口11を開閉するスライドドア16が前後方向に移動自在に支持されている。また、車両のフロア12には、開口11に臨んで凹部13が形成されるとともに、該凹部13には、乗降時の踏台となる支持部材としてのステップパネル17が設置されている。
図1に示すように、ステップパネル17は、樹脂材からなり、前後方向に延在する略平板状の本体部21を有するとともに、該本体部21の車外側の部位から下方(図1において紙面に直交する手前側)に垂設されたレール部としてのロアレール22を有する。このロアレール22は、本体部21に略沿って前後方向に延在する。また、ステップパネル17は、ロアレール22の車内側に隣接して、本体部21から下方に垂設された複数のガイド壁23,24,25を有する。これらガイド壁23〜25は、ロアレール22に略沿うように前後方向に間隔を空けて配設されている。
本体部21には、ロアレール22の車内側に隣接して、駆動ユニット30が設置されている。この駆動ユニット30は、ガイド壁25よりも後方で本体部21に固定された電気的駆動源としての減速機付きのモータ31を有するとともに、該モータ31によって回転駆動される駆動プーリユニット32を有する。また、駆動ユニット30は、本体部21の前端及び後端にそれぞれ車両の高さ方向に延びる軸線の周りに回転可能に支持された一対のプーリとしての歯付きの従動プーリ33,34を有するとともに、ガイド壁24の車内側に隣接する本体部21の部位に車両の高さ方向に延びる軸線の周りに回転可能に支持されたアイドルプーリ35を有する。
さらに、駆動ユニット30は、従動プーリ33,34等に巻き掛けられる伝動帯としてのリング状の無端歯付ベルト36を有する。すなわち、従動プーリ33に噛合する状態で後方に転向する無端歯付ベルト36のロアレール22に近接する側の部位は、ガイド壁23〜25の当該側の部位に当接しつつ従動プーリ34に向かって延びる。そして、従動プーリ34に噛合する状態で前方に転向する無端歯付ベルト36のロアレール22から離間する側の部位は、駆動プーリユニット32に噛合するとともに、ガイド壁24との間でアイドルプーリ35に掛かり、ガイド壁23のロアレール22から離間する側の部位に当接しつつ従動プーリ33に向かって延びる。従って、モータ31により駆動プーリユニット32が回転駆動されると、従動プーリ33,34等を従動回転させつつ無端歯付ベルト36がロアレール22に略沿って駆動プーリユニット32の回転方向に対応する前後方向に移動する。
なお、ステップパネル17は、本体部21から下方に垂設された筋状の隔壁26を有する。この隔壁26は、各隣り合うガイド壁23〜25間を接続する状態で無端歯付ベルト36の長手方向略全長に亘って延在する。隔壁26は、無端歯付ベルト36のロアレール22に近接する側の部位とロアレール22から離間する側の部位との間を仕切る。
ここで、無端歯付ベルト36のロアレール22に近接する側の部位の所定位置(図1の状態ではガイド壁25の近傍の位置)には、例えば金属板からなる略U字状のベルト側ブラケット37が設けられている。このベルト側ブラケット37は、無端歯付ベルト36を挟持する状態でこれに一体移動するように固定されている。一方、前記スライドドア16には、例えば金属板からなる略アーム状のドア側ブラケット38が固定されるとともに、該ドア側ブラケット38には、ガイドローラ39が車両の高さ方向に延びる軸線の周りに回動可能に連結される。このガイドローラ39は、ベルト側ブラケット37に締結される。従って、無端歯付ベルト36と共にベルト側ブラケット37が前後方向に移動すると、ガイドローラ39及びドア側ブラケット38と共にスライドドア16が前後方向に移動する。ベルト側ブラケット37、ドア側ブラケット38及びガイドローラ39はガイドローラユニットGRを構成する。なお、ガイドローラ39は、前記ロアレール22に転動可能に装着される一対のローラ39aを有しており、スライドドア16の前後方向の移動を案内する。
次に、ベルト側ブラケット37及びガイドローラ39の結合方法について説明する。
図2及び図3(a)、(b)に示すように、前記本体部21には、ガイド壁25近傍の車外側の端面から車内側に向かって凹む略四角形の収容凹部27が形成されるとともに、該収容凹部27の前方の内壁面下端から後方に向かって延びる係合部としての係合片28が形成されている。係合片28の後端には、上方に向かって爪部28aが突設されている。また、本体部21には、収容凹部27の後方に隣接する車外側の端面から車内側に向かって凹む略円弧状の作業用凹部21aが形成されている。そして、本体部21の車外側端には、作業用凹部21aから収容凹部27に向かうに従い、下端面から上方に向かって凹む略スロープ状のガイド凹部29が形成されている。従って、図4に併せ示すように、係合片28がその下方に形成する溝部28bは、ガイド凹部29の分だけ車両の高さ方向に拡開された状態で後方に開放される。
なお、本体部21には、作業用凹部21aよりも後方のロアレール22内で車両の高さ方向に連通する略長円形の作業用孔21bが形成されている。また、ロアレール22には、その車外側の縦壁を作業用孔21bよりも更に後方で略四角形に切り欠いた投入口22aが形成されている。従って、ロアレール22内は、投入口22aにおいて車外側に連通している。
一方、前記ベルト側ブラケット37は、無端歯付ベルト36を挟持する固定部37aと、該固定部37aから前方寄りの車外側に延出する略L字状の第1結合片37bと、固定部37aから後方斜め車外側に延出する略アーム状の第2結合片37cとを有する。第1結合片37bの先端は、ロアレール22を跨いで本体部21よりも車外側に突出しており、第2結合片37cの先端は、ロアレール22の下方に位置している。固定部37aがロアレール22よりも車内側に位置していることはいうまでもない。なお、第1及び第2結合片37b,37cの両先端部には、車両の高さ方向に連通する略円形の第1結合孔37d及び第2結合孔37eがそれぞれ形成されている。
ここで、ボデー10(凹部13)に対するステップパネル17の組付け前の状態では、ベルト側ブラケット37は、固定部37aにおいて無端歯付ベルト36を捩りつつ第1結合片37bの先端が上昇するように傾けられて、該第1結合片37bの先端が溝部28bに挿入されている。このときのベルト側ブラケット37の位置を「保持位置」という。従って、ベルト側ブラケット37は、溝部28b(係合片28)により下方及び前方への移動が共に規制された状態で係合片28に保持されている。このとき、無端歯付ベルト36の捩り方向のベルト側ブラケット37の回転が併せて規制されている。そして、ベルト側ブラケット37の前後方向への移動に伴う、無端歯付ベルト36を捩りながらの係合片28に対する第1結合片37bの係脱は、ガイド凹部29によって案内される。例えば、図4に矢印で示したように、係合片28に第1結合片37bを係合すべくベルト側ブラケット37を前方に移動させる際には、第1結合片37bがガイド凹部29に沿うように無端歯付ベルト36を捩りながら、第1結合片37bを溝部28bに進入させる。
このような構成において、ベルト側ブラケット37及びガイドローラ39を結合する際には、図2に示すように、ベルト側ブラケット37が係合片28に保持された状態でロアレール22等を下方に配置して、ステップパネル17をボデー10に結合する。
続いて、図2から図5(a)への変化で示すように、ベルト側ブラケット37を後方に移動させることで、ガイド凹部29に案内させつつ溝部28b(係合片28)から第1結合片37bの先端を外して、該第1結合片37bを作業用凹部21aに到達させる。このとき、第2結合片37cの第2結合孔37eは、作業用孔21bと略同心に配置されている。従って、この状態では、作業用凹部21aにより第1結合孔37dに臨む車両の高さ方向の空間が拡張されており、作業用孔21bにより第2結合孔37eに臨む車両の高さ方向の空間が形成されている。このときのベルト側ブラケット37の位置を「組付位置」という。ベルト側ブラケット37が保持位置から組付位置へと向かう移動方向、即ち係合片28からベルト側ブラケット37を解放するときの該ベルト側ブラケット37の移動方向が、スライドドア16の開方向に一致していることはいうまでもない。
なお、前記隔壁26には、ガイド壁25の後方に隣接する部位を車内側に突出させる屈曲部26aが形成されている。この屈曲部26aにより、ロアレール22及び隔壁26間の距離は、組付位置にあるベルト側ブラケット37の無端歯付ベルト36との固定位置(固定部37aの位置)の方が、保持位置にあるベルト側ブラケット37の無端歯付ベルト36との固定位置よりも拡張されている。つまり、組付位置にあるベルト側ブラケット37の固定部37aの位置におけるロアレール22及び隔壁26間の距離をL1で、保持位置にあるベルト側ブラケット37の固定部37aの位置におけるロアレール22及び隔壁26間の距離をL2で表すと、L1>L2の関係を満たす。
次いで、図5(b)に示すように、ボデー10に対し車外側からスライドドア16を組み付ける際、前方のローラ39aが車内側寄りになるようにガイドローラ39をドア側ブラケット38に対して傾け、投入口22aから両ローラ39aを順次投入してそれらをロアレール22内に装着する。このとき、ガイドローラ39は、ロアレール22の車外側の縦壁及び凹部13間の車両の高さ方向の隙間を通って両ローラ39aに向かって延びることで、凹部13等との干渉が避けられる。ボデー10に対してスライドドア16を組み付ける際、該スライドドア16が開状態に相当する位置にあることはいうまでもない。
続いて、図5(c)に示すように、ロアレール22内に装着された両ローラ39aをロアレール22に沿って前方に転動させつつガイドローラ39(スライドドア16)を前方に移動させる。このとき、組付位置にあるベルト側ブラケット37を、その固定部37aが隔壁26に当接するまで予め車内側に移動させておくことで、ガイドローラ39の移動軌跡がより開放されてベルト側ブラケット37との干渉が抑えられる。特に、前述のように屈曲部26aにより組付位置にあるベルト側ブラケット37の固定部37aの位置におけるロアレール22及び隔壁26間の距離(L1)が拡張されていることで、ベルト側ブラケット37をロアレール22に対してより大きくずらせる分、ガイドローラ39の移動軌跡がいっそう開放される。
図5(d)に示すように、ガイドローラ39(スライドドア16)の前方への移動に伴い、両ローラ39aが第1及び第2結合片37b,37cの上方にそれぞれ到達すると、両ローラ39aが共に投入口22aを通過することで、それらが投入口22aを通ってロアレール22から脱落することはない。次いで、作業用凹部21aに沿って上方からガイドローラ39を貫通させた締結具(ボルト等、図示略)を第1結合孔37dに挿通・締結するとともに、作業用孔21bに沿って上方からガイドローラ39を貫通させた締結具(ボルト等、図示略)を第2結合孔37eに挿通・締結する。これにより、ベルト側ブラケット37及びガイドローラ39が結合される。作業用凹部21a及び作業用孔21bは、締結具の締結作業用の治具を挿入する空間を確保するためのものである。
なお、ベルト側ブラケット37及びガイドローラ39の結合後、投入口22aは適宜の遮蔽板(図示略)で閉塞されるようになっている。以上により、両ローラ39aがロアレール22の略全長に亘って転動可能となって、スライドドア16が前後方向に移動自在に支持される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
予めベルト側ブラケット37の固定された無端歯付ベルト36を従動プーリ33,34等と共に組み付けた状態にあるステップパネル17をボデー10(凹部13)に固定する際、係合片28にてベルト側ブラケット37を保持しておくことで、該ベルト側ブラケット37の姿勢がより安定化される。これにより、例えばベルト側ブラケット37が自重で垂れ下がることに起因する該ベルト側ブラケット37の周辺部品との干渉やボデー10及びステップパネル17間での挟み込みなどが抑えられ、組付性がより向上される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、ベルト側ブラケット37の姿勢をより安定化することができ、組付性をより向上させることができる。なお、ステップパネル17をボデー10に固定した後は、係合片28からベルト側ブラケット37を解放した状態でガイドローラ39に結合することで、スライドドア16の開閉作動に影響することはない。
(2)本実施形態では、係合片28からベルト側ブラケット37を解放する際、該ベルト側ブラケット37はスライドドア16の開方向に一致する方向に向かって移動することになる。このため、当該解放の完了した位置(組付位置)でベルト側ブラケット37及びガイドローラ39を結合する際、スライドドア16がより開放された状態になることで、作業スペースが拡張される分、組付性をいっそう向上させることができる。
あるいは、例えば解放の完了した位置からベルト側ブラケット37の移動方向を反転させなくても、ベルト側ブラケット37及びガイドローラ39を結合することができ、組付性をいっそう向上させることができる。
(3)本実施形態では、ベルト側ブラケット37及びガイドローラ39を結合する際、投入口22aからロアレール22にローラ39aの投入されたガイドローラ39はスライドドア16の閉方向に一致する方向に向かって移動することになる。つまり、ベルト側ブラケット37及びガイドローラ39を結合する際、それらベルト側ブラケット37及びガイドローラ39をスライドドア16の開閉方向において互いに近付けるようにそれぞれ移動させることになる。従って、ベルト側ブラケット37及びガイドローラ39の移動距離を共に抑えることができ、組付性をいっそう向上させることができる。
また、ガイドローラ39は、スライドドア16の閉方向に一致する方向に向かって移動することで、両ローラ39aが投入口22aから離間される分、ロアレール22からの脱落が抑えられることになり、組付性をいっそう向上させることができる。
(4)本実施形態では、係合片28によりベルト側ブラケット37(第1結合片37b)の先端を下方に移動規制する際には、該先端はガイド凹部29によりステップパネル17に近付くように案内される。従って、予めベルト側ブラケット37の固定された無端歯付ベルト36を従動プーリ33,34等と共に組み付けた状態にあるステップパネル17をボデー10(凹部13)に固定する際、ステップパネル17にベルト側ブラケット37の先端がより密着する分、該先端が周辺部品と干渉する可能性を低減することができる。
(5)本実施形態では、ガイドローラ39との結合前のベルト側ブラケット37は、例えば、無端歯付ベルト36との固定位置(固定部37a)を隔壁26に当接するまでロアレール22に対してずらすことができる。従って、ベルト側ブラケット37は、組付位置にあるときの方が、保持位置にあるときよりもロアレール22に対して大きくずらすことができる。これにより、組付位置でベルト側ブラケット37及びガイドローラ39の結合する際、例えば投入口22aからロアレール22にローラ39aの投入されたガイドローラ39がベルト側ブラケット37に向かって移動する際に、該ベルト側ブラケット37をロアレール22に対してより大きくずらせる。そして、ベルト側ブラケット37をより大きくずらせる分、ガイドローラ39との干渉を抑えることができる。
(6)本実施形態では、予めベルト側ブラケット37の固定された無端歯付ベルト36を従動プーリ33,34等と共に組み付けた状態にあるステップパネル17を搬送してボデー10又はスライドドア16に固定するまでの過程で、ベルト側ブラケット37が周辺部品と干渉する可能性を低減することができる。
(7)本実施形態では、係合片28にてベルト側ブラケット37が保持される状態では、無端歯付ベルト36が捩られていることで、その弾性力により第1結合片37bが係合片28に当接するように付勢される。従って、無端歯付ベルト36の捩り方向のベルト側ブラケット37の回転をより確実に規制することができる。また、無端歯付ベルト36の張力との協働で、ベルト側ブラケット37の前後方向の移動を併せて規制することができる。
(8)本実施形態では、第1結合片37bが係合片28に当接する状態では、第1結合片37bの後方に爪部28aが位置することで、ベルト側ブラケット37の後方への移動を軽微に規制することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図7(a)、(b)に示すように、ステップパネル17に準じた構造のステップパネル40には、保持位置にあるベルト側ブラケット37の固定部37aに合わせて車両の高さ方向に貫通する略四角形の保持孔41が形成されている。この保持孔41の前後方向の開口幅は、固定部37aの当該方向の寸法と同等に設定されており、保持孔41の車両の幅方向の開口幅は、固定部37aの当該方向の寸法と同等に設定されている。また、ステップパネル40には、保持孔41の前方及び後方の両内壁面の下端中央部から互いに対向する前後方向に係合部としての一対の係合爪42が突設されている。つまり、各係合爪42は、無端歯付ベルト36の移動軌跡から車両の高さ方向にずれて配置されている。なお、ベルト側ブラケット37の固定部37aは、その挟持する無端歯付ベルト36に合わせて第1結合片37b等に対し上方に延出しており、無端歯付ベルト36の上方で前後方向に貫通する透孔37fを形成する。
このような構成において、ステップパネル40にベルト側ブラケット37を仮止めする際には、まず、保持孔41の下方に固定部37aを配置する。そして、図8(a)に示すように、例えば固定部37aの後端が上昇するように傾けて、透孔37fの後端に後方の係合爪42を引っ掛ける。続いて、図8(b)に示すように、固定部37aが略水平になるようにその前端を上昇させて、透孔37fの前端に前方の係合爪42を引っ掛ける。このとき、固定部37aの上端が保持孔41に嵌入する。
以上により、両係合爪42にベルト側ブラケット37が保持される。従って、この状態にあるステップパネル17をボデー10(凹部13)に固定する際、ベルト側ブラケット37の姿勢がより安定化される。なお、ステップパネル17をボデー10に結合した後は、保持孔41の上方から固定部37aを下方に押し込んで、あるいは該固定部37aを下方に引っ張って両係合爪42による保持を外す。このとき、各係合爪42は、弾性変形に伴って外れてもよいし、破断に伴って外れてもよい。その後、前記実施形態に準じてロアレール22に両ローラ39aの装着されたガイドローラ39をベルト側ブラケット37と結合する。
従って、このように変更をしても、前記実施形態の(1)、(6)と同様の効果が得られる。特に、各係合爪42は、通常の無端歯付ベルト36の移動軌跡から車両の高さ方向にずれて配置されているため、ベルト側ブラケット37を解放した後は、無端歯付ベルト36の移動を阻害することがない。
・ロアレール(22)と隔壁(26)との幅が上方に向けて縮小されており、この幅が縮小された部位にてロアレールと隔壁とがベルト側ブラケット37を挟持することにより係合部を構成するようにしてもよい。
このように変更をしても、前記実施形態の(1)、(6)と同様の効果が得られる。また、この場合の係合部は、通常の無端歯付ベルト36の移動軌跡から車両の高さ方向にずれて配置されているため、ベルト側ブラケット37を解放した後は、無端歯付ベルト36の移動を阻害することがない。このように、簡素な構成で前記係合部を構成することができる。
・前記実施形態において、ガイドローラ39との結合前のベルト側ブラケット37は、必ずしも無端歯付ベルト36との固定位置(固定部37a)を隔壁26に当接するまでずらす必要はなく、該隔壁26に近付くようにずらすのみでもよい。
・前記実施形態において、ロアレール22及び隔壁26間の距離は、組付位置にあるベルト側ブラケット37の無端歯付ベルト36との固定位置(固定部37aの位置)の方が、保持位置にあるベルト側ブラケット37の無端歯付ベルト36との固定位置よりも縮小されていてもよいし、互いに同等であってもよい。また、隔壁26を省略してもよい。
・前記実施形態において、係合片28の上方にベルト側ブラケット37(第1結合片37b)の先端を保持し得る車両の高さ方向の空間が確保されるのであれば、ガイド凹部29を省略してもよい。
・前記実施形態において、ベルト側ブラケット37の組付位置は、投入口22aの位置又はそれよりも後方の位置であってもよい。
・前記実施形態において、係合片28からベルト側ブラケット37を解放するときの該ベルト側ブラケット37の移動方向は、スライドドア16の閉方向に一致していてもよい。
・前記実施形態において、係合片28は、例えばベルト側ブラケット37及びガイドローラ39の結合後に除去してもよい。
・前記実施形態において、従動プーリ33,34及び無端歯付ベルト36の組み合わせに代えて、例えば歯無しのプーリ及び伝動帯としての歯無しの無端ベルト又はワイヤの組み合わせを採用してもよい。あるいは、プーリとしてのスプロケット及び伝動帯としてのチェーンの組み合わせを採用してもよい。
・前記実施形態においては、支持部材としてステップパネル17を流用したが、別途、樹脂製の支持部材を設けてもよい。
GR…ガイドローラユニット、10…ボデー、16…スライドドア、17,40…ステップパネル(支持部材)、22…ロアレール(レール部)、22a…投入口、26…隔壁、28…係合片(係合部)、28a…爪部、28b…溝部、29…ガイド凹部、30…駆動ユニット、31…モータ(電気的駆動源)、33,34…従動プーリ(プーリ)、35…アイドルプーリ(プーリ)、36…無端歯付ベルト(伝動帯)、37…ベルト側ブラケット、37f…透孔、38…ドア側ブラケット、39…ガイドローラ、39a…ローラ、41…保持孔、42…係合爪(係合部)。

Claims (8)

  1. 車両のボデーに固定され、スライドドアに固定されるガイドローラユニットのガイドローラが装着されるレール部を有する樹脂製の支持部材と、
    前記支持部材に支持される複数のプーリと、
    前記ガイドローラに結合されて該ガイドローラと共に前記ガイドローラユニットを構成するベルト側ブラケットが固定され、前記複数のプーリに掛けられる伝動帯とを備え、
    電気的駆動源によって前記伝動帯を移動させることで、前記レール部に前記ガイドローラが案内されつつ前記スライドドアが開閉するように構成されており、
    前記支持部材には、前記ベルト側ブラケットを保持可能な係合部が形成された、ドア開閉装置。
  2. 請求項1に記載のドア開閉装置において、
    前記係合部から前記ベルト側ブラケットを解放するときの該ベルト側ブラケットの移動方向は、前記スライドドアの開方向に一致する、ドア開閉装置。
  3. 請求項2に記載のドア開閉装置において、
    前記ガイドローラは、前記レール部を転動可能なローラを有しており、
    前記レール部には、前記ローラを投入可能な投入口が形成され、
    前記ベルト側ブラケット及び前記ガイドローラの結合作業を行う組付位置は、前記スライドドアの開閉方向において前記係合部及び前記投入口の中間位置に配置された、ドア開閉装置。
  4. 請求項2又は3に記載のドア開閉装置において、
    前記係合部は、前記ベルト側ブラケットの前記伝動帯との固定位置から離間する先端を車両の高さ方向に移動規制することで、前記ベルト側ブラケットを保持可能なものであって、
    前記支持部材には、前記係合部から前記ベルト側ブラケットを解放するときの該ベルト側ブラケットの移動方向に向かうに従って車両の高さ方向において前記支持部材から離間するように前記ベルト側ブラケットの前記先端を案内可能なガイド凹部が形成された、ドア開閉装置。
  5. 請求項3に記載のドア開閉装置において、
    前記支持部材には、前記伝動帯の前記レール部に近接する側の部位と前記レール部から離間する側の部位との間を仕切る隔壁が形成されており、
    前記レール部及び前記隔壁間の距離は、前記組付位置にある前記ベルト側ブラケットの前記伝動帯との固定位置の方が、前記係合部による保持位置にある前記ベルト側ブラケットの前記伝動帯との固定位置よりも拡張された、ドア開閉装置。
  6. 請求項1に記載のドア開閉装置において、
    前記係合部は、前記伝動帯の移動軌跡から車両の高さ方向にずれて配置された、ドア開閉装置。
  7. 請求項6に記載のドア開閉装置において、
    前記支持部材には、車両の高さ方向に貫通する保持孔が形成されており、
    前記係合部は、前記保持孔において前記支持部材に突設され、前記ベルト側ブラケットに形成された透孔に掛止される係合爪である、ドア開閉装置。
  8. 請求項6に記載のドア開閉装置において、
    前記支持部材には、前記伝動帯の前記レール部に近接する側の部位と前記レール部から離間する側の部位との間を仕切る隔壁が形成されており、
    前記レール部と前記隔壁との幅が車両の上方に向けて縮小されており、この幅が縮小された部位にて前記レール部と前記隔壁とが前記ベルト側ブラケットを挟持することにより前記係合部を構成する、ドア開閉装置。
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