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JP6168486B2 - 圧電振動子及び圧電振動装置 - Google Patents

圧電振動子及び圧電振動装置 Download PDF

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Description

本発明は、圧電振動子及び圧電振動装置に関する。
電子機器において計時機能を実現するためのデバイスとして、圧電振動子が用いられている。電子機器の小型化に伴い、圧電振動子も小型化が要求されており、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術を用いて製造される圧電振動子(以下、「MEMS振動子」という。)が注目されている。
MEMS振動子としては、ある振動部と別の振動部とを互いに逆位相で振動させる構成がある。例えば、特許文献1には、3本の振動腕を有するMEMS振動子が開示されている。このMEMS振動子においては、中央の振動腕に印加される電界の向きと、外側2本の振動腕に印加される電界の向きとを逆方向とすることにより、中央の振動腕と外側2本の振動腕とが互いに逆位相で屈曲振動する。
国際公開第2008/043727号
振動部に印加される電界の向きを逆方向とする一般的な構成として、パラレル接続構成及びシリーズ接続構成がある。図18は、パラレル接続構成における電気的接続の一例を示す図である。また、図19は、シリーズ接続における電気的接続の一例を示す図である。なお、MEMS振動子においては、特許文献1に開示されるように3本以上の振動腕を有する構成が一般的であるが、図18及び図19においては、説明を簡略にするために2本の振動腕のみを示している。なお、図18及び図19は、2本の振動腕における、シリコン層、上部電極、下部電極、絶縁層、及び圧電層の電気的接続関係を示すものであり、実際の断面図ではない。
まず、パラレル接続構成について説明する。図18に示すように、MEMS振動子1800は、シリコン層1810、絶縁層1811、及び振動腕1812,1813を有している。振動腕1812は、上部電極1820、下部電極1821、及び圧電層1822を有している。同様に、振動腕1813は、上部電極1830、下部電極1831、及び圧電層1832を有している。そして、振動腕1812に印加される電界と振動腕1813に印加される電界の向きとが逆方向となるように、各電極の電位が制御される。このようなパラレル接続構成においては、MEMS振動子1800の合成容量Cfは、振動腕1812の静電容量Ca1と振動腕1813の静電容量Ca2との和(Cf=Ca1+Ca2)となる。従って、合成容量Cfを大きくすることができるというメリットがある。
ところで、パラレル接続構成においては、振動腕1812の下部電極1821の電位と、振動腕1813の下部電極1831の電位とが異なる。シリコン層1810は抵抗率が低いため、下部電極1821,1831をシリコン層1810上に直接配設すると、短絡状態となってしまう。そこで、下部電極1821,1831とシリコン層1810との間には、絶縁層1811が設けられている。そのため、下部電極1821とシリコン層1810との間の浮遊容量Cb1と、下部電極1831とシリコン層1810との間の浮遊容量Cb2とによる浮遊容量Cs(=1/(1/Cb1+1/Cb2))が発生し、特性低下を招くことがある。
次に、シリーズ接続構成について説明する。図19に示すように、MEMS振動子1900は、シリコン層1810及び振動腕1812,1813を有している。そして、振動腕1812に印加される電界と振動腕1813に印加される電界の向きとが逆方向となるように、各電極の電位が制御される。なお、図19に示す構成においては、振動腕1812の下部電極1821と、振動腕1813の下部電極1831とは、フローティング電極であり、同電位である。従って、図18に示したMEMS振動子1800のように絶縁層1811を設ける必要がなく、浮遊容量Csの影響を受けない。しかしながら、MEMS振動子1900の合成容量Cf(=1/(1/Ca1+1/Ca2))は、パラレル接続構成の場合よりも小さくなる。そのため、共振インピーダンスが大きくなり、特性低下を招くことがある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、圧電振動子において、静電容量を比較的大きくするとともに、浮遊容量の影響を抑制することを目的とする。
本発明の一側面に係る圧電振動子は、互いに逆位相で振動する第1及び第2の振動部を有する圧電振動子であって、第1及び第2の振動部の各々は、シリコン層と、シリコン層の上に配設される第1の圧電層と、第1の圧電層の上に配設される第1の電極と、第1の電極の上に配設され、第1の圧電層と逆方向の分極を有する第2の圧電層と、第2の圧電層の上に配設される第2の電極と、を備え、第1の振動部の第1の電極と、第2の振動部の第2の電極とに第1の電位が印加され、第1の振動部の第2の電極と、第2の振動部の第1の電極とに第2の電位が印加されるように構成される。
本発明によれば、圧電振動子において、静電容量を比較的大きくするとともに、浮遊容量の影響を抑制することができる。
本発明の一実施形態である圧電振動装置の概略構造の一例を示す図である。 圧電振動子の構成例を示す図である。 圧電振動子の屈曲振動の様子の一例を示す図である。 図2に示すA−A’断面における電気的接続の一例を示す図である。 一般的な構成との特性の差異を説明するために2本の振動腕のみを示した図である。 圧電振動子の特性を示すシミュレーション結果である。 圧電振動子の等価回路を示す図である。 圧電振動子の他の構成例を示す図である。 圧電振動子の他の構成例を示す図である。 圧電振動子の他の構成例を示す図である。 図10に示すB−B’断面における電気的接続の一例を示す図である。 圧電振動子の他の構成例を示す図である。 図12に示すC−C’断面における電気的接続の一例を示す図である。 圧電振動子の特性を示すシミュレーション結果である。 圧電振動装置の概略構造の他の一例を示す図である。 圧電振動子の他の構成例を示す図である。 圧電振動子の他の構成例を示す図である。 パラレル接続構成における電気的接続の一例を示す図である。 シリーズ接続における電気接続の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態である圧電振動装置の概略構造の一例を示す図である。図1に示すように、圧電振動装置100は、基板110、圧電振動子120、蓋体130、及び外部電極140を含む圧電振動装置である。圧電振動子120は、MEMS技術を用いて製造されるMEMS振動子である。蓋体130は、例えばシリコンにより形成されており、圧電振動子120を覆っている。外部電極140は、圧電振動装置100外部の素子と圧電振動子120とを電気的に接続するための金属電極である。以下、圧電振動子120の例示的な実施形態について説明する。
図2は、圧電振動子120の構成例を示す図である。圧電振動子120Aは、保持部200及び振動腕210(210A〜210D)を備えている。保持部200は、例えば、シリコンにより形成される。各振動腕210は、保持部200から所定方向(図2におけるY軸方向)に延伸する矩形状の振動部であり、振動腕210A〜210Dを含む平面(図2におけるXY平面)に対して垂直方向(図2におけるZ軸方向)に屈曲振動する。振動腕210A〜210Dの振動によって保持部200に捩れモーメントが発生することを抑制するために、図3に示すように、中央側2本の振動腕210B,210Cと、外側2本の振動腕210A,210Dとは、互いに逆位相で振動する。なお、振動腕の数は4つに限られず、任意の数とすることができる。
図4は、図2に示すA−A’断面における電気的接続の一例を示す図である。図2及び図4を参照して、振動腕210の構成の一例を説明する。振動腕210は、シリコン層220、電極221〜223、及び圧電層224,225を有している。
シリコン層220は、例えば、n型ドーパント(ドナー)としてリン(P)やヒ素(As)、アンチモン(Sb)を含むことができる。なお、シリコン層220は、p型ドーパント(アクセプタ)を含むものでもよい。
電極221〜223は、金属電極であり、例えば、モリブデンにより形成される。電極222(第1の電極)及び電極223(第2の電極)は、圧電振動子120Aの外部に設けられた交流電源400に電気的に接続されている。なお、電極221(第3の電極)は、電位が与えられない浮き電極となっている。また、振動腕210A〜210Dの電極221は、例えば各振動腕の保持部側の領域を経由するなどして、互いに電気的に接続されていてもよい。以下に示す他の構成においても同様に、全ての電極221は、互いに電気的に接続されていてもよい。
圧電層224(第1の圧電層)は、印加される電圧を振動に変換する圧電体の薄膜であり、例えば、窒化アルミニウムを主成分とすることができる。具体的には、例えば、圧電層224は、窒化スカンジウムアルミニウム(ScAlN)により形成することができる。ScAlNは、窒化アルミニウム(AlN)におけるアルミニウム(Al)の一部をスカンジウム(Ac)に置換したものである。例えば、圧電層224に用いるScAlNは、Alの原子数とScの原子数を合計した原子濃度を100原子%としたときに、Scが40原子%程度となるようにAlをScに置換したものとすることができる。圧電層224は、電極221,222間の電圧に応じて、振動腕210A〜210Dを含む平面(XY平面)の面内方向(Y軸方向)に伸縮する。そして、圧電層224の伸縮により、振動腕210はXY平面に対して垂直方向(Z軸方向)に屈曲変位する。
圧電層225(第2の圧電層)は、分極の向きが圧電層224と逆方向である点を除き、圧電層224と同等の構成である。
圧電振動子120Aでは、圧電層224,225の分極の向きが逆方向であるとともに、振動腕毎に、圧電層224に印加される電界の向きと圧電層225に印加される電界の向きとが逆方向となっている。具体的には、図4に示すように、例えば、振動腕210A(第1の振動腕)において、電極223に正電位が印加され、電極222に負電位が印加されている状態では、圧電層225に印加される電界の向きは、図4における下方向となる。この時、振動腕210B(第2の振動腕)においては、電極222に正電位が印加され、電極223に負電位が印加されるため、圧電層225に印加される電界の向きは、図4における上方向となる。ここで、振動腕210Aの電極221と210Bの電極221とは、直接的に電気的接続されることにより、もしくは、保持部200で共通するシリコン層220を介して間接的に電気的接続されることにより、同電位となる。そのため、振動腕210Aの電極222に負電位が印加され、振動腕210Bの電極222に正電位が印加されることにより、振動腕210Aにおける圧電層224に印加される電界の向きは、図4における上方向、振動腕210Bにおける圧電層224に印加される電界の向きは、図4における下方向となる。これにより、各振動腕における圧電層224,225の変位方向は同一で、振動腕210Aと振動腕210Bとは互いに逆方向に変位するようになる。
振動腕210Aは振動腕210Dと同様に電位が印加され、振動腕210Bは振動腕210Cと同様に電位が印加されるため、圧電振動子120Aの振動腕210A,210Dと、振動腕210B,210Cとは、交流電源400に応じて、図3に示すように互いに逆位相で上下方向(Z軸方向)に振動する。
図5は、一般的な構成との特性の差異を説明するために2本の振動腕210A,210Bのみを示した図である。なお、図5は、図18及び図19と同様に、2本の振動腕における、シリコン層、上部電極、下部電極、絶縁層、及び圧電層の電気的接続関係を示すものであり、実際の断面図ではない。図5に示すように、圧電振動子120Aにおいては、圧電層225はパラレル接続、圧電層224はシリーズ接続となっている。従って、振動腕210A,210Bの合成容量Cfは、Ca1+Ca2+(1/(1/Cb1+1/Cb2))となる。なお、Ca1は、振動腕210Aの電極222,223間の静電容量、Ca2は、振動腕210Bの電極222,223間の静電容量、Cb1は、振動腕210Aの電極221,222間の静電容量、Cb2は、振動腕210Bの電極221,222間の静電容量である。
このように、圧電振動子120Aにおいては、図18及び図19に示した一般的な構成と比較して静電容量を大きくすることができる。また、圧電振動子120Aにおいては、各振動腕210の電極221は同電位(浮き電位)であるため、シリコン層220と電極221の間に絶縁層を配設する必要がない。そのため、シリコン層220と電極221の間に浮遊容量が発生することがない。これにより、一般的な構成と比較して、静電容量を比較的大きくするとともに、浮遊容量の影響を抑制することが可能となる。
図6は、圧電振動子の特性を示すシミュレーション結果である。図6において「本実施形態」と示されているのは、圧電振動子120Aの特性を示している。また、図6において「パラレル接続」と示されているのは、一般的なパラレル接続を採用した圧電振動子の特性を示している。また、図6において「シリーズ接続」と示されているのは、一般的なシリーズ接続を採用した圧電振動子の特性を示している。なお、図6に示すC0、C1、及びR1は、圧電振動子を図7に示す等価回路で表した場合の各要素の値である。
図6に示すように、圧電振動子120Aにおいては、静電容量C0が、一般的な構成の値よりも大きくなっている。また、圧電振動子120においては、振動の性能を表すkQも、一般的な構成の値よりも大きくなっている。即ち、シミュレーション結果からも、圧電振動子120Aは、一般的な構成よりも良い特性を有していることがわかる。
図8は、圧電振動子120の他の構成例を示す図である。なお、図2及び図4に示した圧電振動子120Aと同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。図8に示すように、圧電振動子120Bは、圧電振動子120Aにおける電極221を備えていない点を除き、圧電振動子120Aと同一の構成である。圧電振動子120Bにおいては、導体であるシリコン層220が電極として機能する。このように、圧電振動子120Bは、圧電振動子120Aにおける電極221を有しないため、圧電振動子120Aと比較して、振動腕210を薄くすることができる。また、以下に示す他の構成においても同様に、シリコン層と圧電層の間に電極を設けないこととしてもよい。なお、導体としての性能は、シリコン層よりも金属電極の方が高いため、効率の観点においては、シリコン層と圧電層の間に金属電極を設ける方が好ましい。
図9は、圧電振動子120の他の構成例を示す図である。なお、図2及び図4に示した圧電振動子120Aと同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。図9に示すように、圧電振動子120Cは、電極223の上に絶縁層900が配設されている点を除き、圧電振動子120Aと同一の構成である。
絶縁層900は、シリコン酸化物(例えばSiO)により形成される。シリコン酸化物は、ある温度範囲における周波数温度特性の変化がシリコンとは逆である。従って、振動腕210に絶縁層900を配設することにより、シリコン層220の周波数特性の変化が、絶縁層900の周波数特性の変化によって相殺される。これにより、周波数温度特性を向上させることが可能となる。なお、以下に示す他の構成においても同様に、表面側の電極上に絶縁層を設けることにより、周波数温度特性を向上させることが可能となる。
図10は、圧電振動子120の他の構成例を示す図である。なお、図2に示した圧電振動子120Aと同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。図10に示すように、圧電振動子120Dは、圧電振動子120Aにおける振動腕210A〜210Dの代わりに、保持部200から、互いに平行に所定方向(図10におけるY軸方向)に延伸する2本の振動腕1000A,1000Bを有している。振動腕1000Aは、互いに隣接して平行に配設された振動部1100A(第1の振動部)及び振動部1100B(第2の振動部)を有している。振動腕1000Bも同様に、互いに隣接して平行に配設置された振動部1100A(第1の振動部)及び振動部1100B(第2の振動部)を有している。振動腕1000Aの振動部1100A,1100Bは、振動腕1000Aの延伸方向(図10におけるY軸方向)において、互いに逆位相で伸縮振動する。これにより、振動腕1000Aは、振動腕1000A,1000Bを含む平面(図10におけるXY平面)の面内方向(図10におけるX軸方向)において屈曲振動する。振動腕1000Bも同様に、振動腕1000A,1000Bを含む平面(図10におけるXY平面)の面内方向(図10におけるX軸方向)において屈曲振動する。なお、振動腕1000A,1000Bは、振動腕1000A,1000Bを含む平面(図10におけるXY平面)の面内方向(図10におけるX軸方向)において、互いに逆位相で屈曲振動する。
図11は、図10に示すB−B’断面における電気的接続の一例を示す図である。なお、図4に示した圧電振動子120Aと同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。図10及び図11を参照して、振動腕1000の構成の一例を説明する。振動腕1000は、シリコン層220、電極221,222A,222B,223A,223B、圧電層1010,1011を有している。
圧電層1010は、圧電振動子120Aにおける圧電層224と同様に、印加される電圧を振動に変換する圧電体の薄膜である。圧電層1010では、一方の側1100A(図11におけるプラスX側)(第1の振動部)と他方の側1100B(図11におけるマイナスX側)(第2の振動部)とが、電極221,222間の電圧に応じて、振動腕1000A,1000Bを含む平面(XY平面)の面内方向(Y軸方向)に逆方向に伸縮する。この圧電層1010の伸縮により、振動腕1000A,1000BがXY面内において屈曲変位する。
圧電層1011は、分極の向きが圧電層1010と逆方向である点を除き、圧電層1010と同等の構成である。
電極222A,223Aは、振動腕1000Aにおける一方の側1100Aにおいて、圧電層1011を挟むように配設されている。また、電極222B,223Bは、振動腕1000Aにおける他方の側1100Bにおいて、圧電層1011を挟むように配設されている。電極222A,223A,222B,223Bに、図11に示すような結線にて電位が印加される場合、圧電層1011では、圧電層1011の一方の側1100Aに印加される電界の向きが、圧電層1011の他方の側1100Bに印加される電界の向きと逆になる。
また、電極221が振動腕1000A内で同電位であるため、圧電層1010でも、圧電層1010の一方の側1100Aに印加される電界の向きが、圧電層1010の他方の側1100Bに印加される電界の向きと逆になる。
さらに、振動腕1000Aでは、圧電層1010,1011の分極の向きが逆方向であるが、圧電層1010に印加される電界の向きが、圧電層1011に印加される電界の向きと逆である。
これにより、圧電層1010,1011の変位方向は同一となり、振動腕1000Aは、交流電源400に応じて図11に示す左右方向(X軸方向)に振動する。振動腕1000Bについても同様である。ただし、振動腕1000Aにおける電界の向きと、振動1000Bにおける電界の向きは逆となっているため、振動腕1000A,1000Bは、互いに逆位相で振動する。
このような圧電振動子120Dにおいても、圧電振動子120Aの場合と同様に、一般的なパラレル接続又はシリーズ接続の構成と比較して、静電容量を大きくすることができる。また、圧電振動子120Dにおいては、各振動腕1000の電極221は同電位(浮き電位)であるため、シリコン層220と電極221の間に絶縁層を配設する必要がない。そのため、シリコン層220と電極221の間に浮遊容量が発生することがない。これにより、一般的な構成と比較して、静電容量を比較的大きくするとともに、浮遊容量の影響を抑制することが可能となる。
図12は、圧電振動子120の他の構成例を示す図である。図12に示すように、圧電振動子120Eは、シリコン層1200及び圧電層1210,1211が積層された構造となっている。また、圧電振動子120Eには、表面から裏面に貫通する、略コの字状の貫通部1220A,1220Bが形成されている。なお、貫通部の形状は略コの字状に限られず、例えば略U字状など、任意の形状とすることができる。貫通部1220A,1220Bで囲われる領域は、連結部1225A,1225Bによって外周部1226に連結された、5つの振動部1230A〜1230Eを有している。なお、振動部の数は5つに限られず、任意の数とすることができる。
5つの振動部1230A〜1230Eは、所定方向(図12のX軸方向)において互いに隣接して配設されている。なお、5つの振動部1230A〜1230Eは、シリコン層1200及び圧電層1210,1211を共有しており、一体的に形成されている。各振動部1230は、振動部1230A〜1230Eの隣接方向(図12のX軸方向)において伸縮振動する。なお、圧電振動子120Eにおいては、隣接する2つの振動部1230(第1及び第2の振動部)が互いに逆位相で振動することにより、振動部1230A〜1230E全体が伸縮振動する。
図13は、図12に示すC−C’断面における電気的接続の一例を示す図である。図12及び図13を参照して、振動部1230の構成の一例を説明する。各振動部1230は、シリコン層1200、圧電層1210,1211、及び電極1240〜1242を有している。
シリコン層1200は、圧電振動子120Aのシリコン層220と同等である。また、電極1240〜1242は、金属電極であり、例えば、モリブデンにより形成される。電極1241(第1の電極)及び電極1242(第2の電極)は、圧電振動子120Eの外部に設けられた交流電源400に電気的に接続されている。電極1242は、図12に示すように、例えば矩形状であり、振動部1230A〜1230Eの隣接方向(図12におけるX軸方向)において、直線上に配設されている。電極1241は、電極1242と同様の形状を有し、電極1242に対向する位置に、直線上に配設されている。なお、電極1240(第3の電極)は電位が与えられない浮き電極となっている。
圧電層1210(第1の圧電層)は、圧電振動子120Aにおける圧電層224と同様に、印加される電圧を振動に変換する圧電体の薄膜である。圧電層1210は、電極1240,1241間の電圧に応じて、振動部1230A〜1230Dの隣接方向(図13のX軸方向)に変位(伸縮)する。
圧電層1211(第2の圧電層)は、分極の向きが圧電層1210と逆方向である点を除き、圧電層1210と同等の構成である。
電極1240〜1242は、各振動部1230において、圧電層1210に印加される電界の向きと、圧電層1211に印加される電界の向きとが逆になるように、交流電源400に電気的に接続されている。また、電極1240〜1242は、隣接する2つの振動部1230間において電界の向きが逆となるように、交流電源400に電気的に接続されている。
これにより、圧電振動子120Eにおいては、隣接する2つの振動部1230が、隣接方向(図13のX軸方向)において、互いに逆位相で伸縮振動する。従って、圧電振動子120E全体が、振動部1230A〜1230Eの隣接方向(図13のX軸方向)において伸縮振動する。
このような圧電振動子120Eにおいても、圧電振動子120Aの場合と同様に、一般的なパラレル接続又はシリーズ接続の構成と比較して、静電容量を大きくすることができる。また、圧電振動子120Eにおいては、各振動部1230の電極1240は同電位(浮き電位)であるため、シリコン層1200と電極1240の間に絶縁層を配設する必要がない。そのため、シリコン層1200と電極1240の間に浮遊容量が発生することがない。これにより、一般的な構成と比較して、静電容量を比較的大きくするとともに、浮遊容量の影響を抑制することが可能となる。
図14は、圧電振動子の特性を示すシミュレーション結果である。図14において「本実施形態」と示されているのは、圧電振動子120Eの特性を示している。また、図14において「パラレル接続」と示されているのは、一般的なパラレル接続を採用した圧電振動子の特性を示している。また、図14において「シリーズ接続」と示されているのは、一般的なシリーズ接続による圧電振動子の特性を示している。
図14に示すように、圧電振動子120Eにおいては、静電容量C0が、一般的な構成の値よりも大きくなっている。また、圧電振動子120Eにおいては、振動のしやすさを表すkQも、一般的な構成の値よりも大きくなっている。即ち、シミュレーション結果からも、圧電振動子120Eは、一般的な構成よりも良い特性を有していることがわかる。
以上、本実施形態について説明した。本実施形態によれば、シリコン層の上に配設される第1の圧電層をシリーズ接続とし、第1の圧電層の上に配設される第2の圧電層をパラレル接続とすることにより、一般的なパラレル接続構成やシリーズ接続構成と比較して、静電容量を大きくするとともに、浮遊容量の影響を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、シリコン層と第1の圧電層との間に電極を設けることにより、シリコン層を電極の代わりとして用いる場合と比較して、効率を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、第2の圧電層の上に配設された電極の上に、シリコン酸化物により形成される絶縁層を設けることにより、シリコン層の周波数温度特性の変化がキャンセルされ、周波数温度特性を向上させることができる。
なお、本実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば、圧電振動子を含む圧電振動装置は、図1の構成に限られず、任意の構成とすることができる。具体的には、例えば、圧電振動装置は図15に示す構成とすることができる。図15に示す例では、圧電振動装置1500は、シリコンのハンドル層1510及びキャップ層1520で圧電振動子120が挟まれたチップサイズパッケージ(CSP:Chip Size Package)タイプの圧電振動装置とすることができる。なお、外部電極140は、例えば、キャップ層1520の外部に設けることができる。
また例えば、周波数温度特性を向上させるための絶縁層900は、図9に示した位置に限られず、振動部における任意の位置に配設することができる。具体的には、例えば、図16に示すように、絶縁層900を配設することができる。図16に示す圧電振動子120Fでは、絶縁層900が、シリコン層220の下に配設されている。また、例えば、図17に示すように、絶縁層900を配設することができる。図17に示す圧電振動子120Gでは、絶縁層900が、シリコン層220と電極221の間に配設されている。なお、屈曲振動の構成においては、図9又は図16に示したように、振動部の最外部に絶縁層900を設けることが好ましい。
100 圧電振動装置
110 基板
120 圧電振動子
130 蓋体
140 外部電極
200 保持部
210,1000,1812,1813 振動腕
220,1200,1810 シリコン層
221〜223,1240〜1242,1820,1821 電極
224,225,1010,1011,1210,1211 圧電層
400 交流電源
900,1811 絶縁層
1220 貫通部
1225 連結部
1226 外周部
1230 振動部

Claims (9)

  1. 互いに逆位相で振動する第1及び第2の振動部を有する圧電振動子であって、
    前記第1及び第2の振動部の各々は、
    シリコン層と、
    前記シリコン層の上に配設される第1の圧電層と、
    前記第1の圧電層の上に配設される第1の電極と、
    前記第1の電極の上に配設され、前記第1の圧電層と逆方向の分極を有する第2の圧電層と、
    前記第2の圧電層の上に配設される第2の電極と、
    を備え、
    前記第1の振動部の前記第1の電極と、前記第2の振動部の前記第2の電極とに第1の電位が印加され、前記第1の振動部の前記第2の電極と、前記第2の振動部の前記第1の電極とに第2の電位が印加されるように構成される、
    圧電振動子。
  2. 請求項1に記載の圧電振動子であって、
    シリコンにより形成される保持部をさらに備え、
    前記第1の振動部は、前記保持部から所定方向に延伸する矩形状の第1の振動腕を形成し、
    前記第2の振動部は、前記保持部から前記所定方向に延伸する矩形状の第2の振動腕を形成し、
    前記第1及び第2の振動腕は、前記第1及び第2の振動腕を含む平面に対して垂直方向に、互いに逆位相で振動するように構成される、
    圧電振動子。
  3. 請求項1に記載の圧電振動子であって、
    シリコンにより形成される保持部と、
    前記第1及び第2の振動部は、互いに隣接して配設され、前記保持部から所定方向に延伸する矩形状の振動腕を形成し、
    前記振動腕は、前記第1及び第2の振動部が前記所定方向において互いに逆位相で振動することにより、前記第1及び第2の振動部を含む平面の面内方向において振動するように構成される、
    圧電振動子。
  4. 請求項1に記載の圧電振動子であって、
    前記第1及び第2の振動部は、所定方向に互いに隣接して配設され、前記所定方向において互いに逆位相で振動するように構成される、
    圧電振動子。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の圧電振動子であって、
    前記第1及び前2の振動部の各々は、前記シリコン層と前記第1の圧電層との間に配設された第3の電極をさらに備える、
    圧電振動子。
  6. 請求項5に記載の圧電振動子であって、
    前記第1の振動部の前記第3の電極の電位と、前記第2の振動部の前記第3の電極の電位とは同じである、
    圧電振動子。
  7. 請求項6に記載の圧電振動子であって、
    前記第3の電極は浮き電極である、
    圧電振動子。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載の圧電振動子であって、
    前記第1及び第2の振動部の各々は、シリコン酸化物により形成される絶縁層をさらに備える、
    圧電振動子。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載の圧電振動子と、
    前記圧電振動子を覆う蓋体と、
    外部電極と、
    を備える圧電振動装置。
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