JP6150201B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
空気の取入口と吹出口を有し、外観を構成する本体、
前記取入口から取り入れた空気を熱交換する熱交換器、
前記熱交換器において熱交換して前記吹出口から吹き出すための気流を発生させるファン、
前記ファンの下流に配置されて熱交換された空気の流れを前記吹出口へ案内する案内面を有するリアガイダ、及び
前記リアガイダの前記案内面の最下流端に所定の隙間を有して回動可能に設けられ、前記リアガイダに沿って流れてきた気流の方向を案内する吹出面を有する羽根、
を備え、
前記リアガイダの前記案内面から前記羽根の吹出面へ流れる風路の風路抵抗が最小となる最大風量形成状態において、前記リアガイダの前記案内面の下流部分と前記羽根の前記吹出面とが第1の段差を有して配設される。
空気の取入口と吹出口を有し、外観を構成する本体、
前記取入口から取り入れた空気を熱交換する熱交換器、
前記熱交換器において熱交換して前記吹出口から吹き出すための気流を発生させるファン、
前記ファンの下流に配置されて熱交換された空気の流れを前記吹出口へ案内する案内面を有するリアガイダ、及び
前記リアガイダの前記案内面の最下流端に所定の隙間を有して回動可能に設けられ、前記リアガイダに沿って流れてきた気流の方向を案内する吹出面を有する羽根、
を備え、
前記リアガイダの前記案内面から前記羽根の吹出面へ流れる風路の風路抵抗が最小となる最大風量形成状態において、前記リアガイダの前記案内面の下流部分と前記羽根の前記吹出面とが第1の段差を有して配設される。このように構成された本発明に係る第1の態様の空気調和機では、リアガイダ7の案内面7aの下流部分から吹き出された空気が、羽根とリアガイダとの隙間に入り込むことがなくなる。したがって、冷房運転時において、送風効率を低下させることなく、リアガイダと羽根との間の隙間への空気の流入を抑制することが可能であり、吹出口近傍での結露の発生を防止することができる。
前記本体は、前記羽根の前記羽根回動軸を回動可能に保持する羽根保持部と、前記羽根回動部に対向する部分に本体軸受部を有し、
前記羽根回動軸と前記羽根保持部は、異なる材料で形成され、
前記羽根回動部と前記本体軸受部は、異なる材料で形成されている。このように構成された本発明に係る第9の態様の空気調和機においては、羽根回動軸と羽根保持部との摩擦抵抗を減らすことができる。そのため、羽根回動軸の回動時において、羽根回動軸と羽根保持部との摩擦によって発生する音を低減することができる。また、上記のような材料を用いることにより、加工精度のばらつきにより、羽根回動部と本体軸受部 が接触する場合においても摩擦によって発生する音を低減することができる。その結果、羽根回動部とリアガイダとの間の隙間を小さくすることが可能となり、隙間への空気の流入を抑制するシール性を向上させることができる。
実施の形態1の空気調和機は、室内機と室外機が冷媒配管及び制御配線等により互いに接続された、所謂セパレート型の空気調和機である。室内機と室外機によりヒートポンプが構成されており、室外機にはコンプレッサが設けられている。実施の形態1の空気調和機における室内機は、室内の壁面に取り付ける壁掛け式室内機である。
図3から図5は、実施の形態1の空気調和機における空調運転時の上下風向変更羽根8の動作例を示しており、主流を形成する下羽根8aと上羽根8bとの回動動作を示す縦断面図である。下羽根8aは、下羽根8aを回動する下羽根回動部8abとリアガイダ7の案内面7aからの空気を所望の方向に案内する吹出面8aaを有する羽根部8adを備える。下羽根回動部8abは、下羽根回動軸8acを収納するよう構成されており、下羽根回動部8abにおける本体2と対向する部分は、下羽根回動軸8acに直交する断面形状が当該下羽根回動軸8acを中心とする円弧状の外観を有している。上下風向変更羽根8は、下羽根8aにおける下羽根回動軸8acの回動により、下羽根8aとともに上羽根8bが連動して回動する構成である。実施の形態1の空気調和機における上下風向変更羽根8は、リアガイダ7の最下流端7cの吹出口2cに設けられ、吹出口2cからの空気に対して高い整流効果を発揮するディフューザとしての機能を有すると共に、上下方向の風向を制御する機能を兼ね備えている。
図6は、一般的な空気調和機におけるリアガイダ107と上下風向変更羽根108を拡大して示す縦断面図である。図6に示す空気調和機は、リアガイダ107から上下風向変更羽根108への風路(通風)抵抗を最小にするために、上下風向変更羽根108を最大風量形成位置に配置した時の動作例を示している。図6に示す最大風量形成状態においては、リアガイダ107における風路の底面となる案内面107aの下流部分と、上下風向変更羽根108における風路の底面となる吹出面108aaが実質的に同一平面上に配置されている。なお、ここではリアガイダ107における案内面107aの下流部分と上下風向変更羽根108の吹出面108aaはそれぞれ平面とする。上下風向変更羽根108の吹出面108aaは、図6に示す上下風向変更羽根108における上向き面であり、吹出口102cから吹き出される空気の主流を案内する面である。ここで、図6に示すように、リアガイダ107から上下風向変更羽根108を通って吹出口102cより吹き出される風路抵抗が最小の時におけるリアガイダ107の案内面107aと、上下風向変更羽根108の吹出面108aaとによって形成される風路による吹き出し方向、即ち上下風向変更羽根108の吹出面108aaを流れる気流の方向を第1の吹き出し方向G1とする。
次に、本発明に係る実施の形態2の空気調和機について図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態2の空気調和機における結露防止機構である第2の段差71近傍を拡大して示す縦断面図である。図8に示す空気調和機は、最大風量形成状態である、リアガイダ7から上下風向変更羽根8への通風抵抗が最小の時の動作例を示している。実施の形態2の空気調和機において、前述の実施の形態1と実質的に同一の機能、動作を示す部分には同一番号を付与し、その説明は省略する。また、実施の形態2の空気調和機における基本動作は、実施の形態1の空気調和機における基本動作と同様であるので、実施の形態2の説明においては実施の形態1と異なる点であるリアガイダ7の案内面7aの最下流端近傍に第2の段差71を設けた点について説明する。
例えば、実施の形態1および実施の形態2の空気調和機は、暖房と冷房を兼用する空気調和機であるが、冷房機の専用機であっても当然適用可能である。また、実施の形態1および実施の形態2においては室内機と室外機が別体のセパレート型であるが、圧縮機、凝縮機及び蒸発機等が一体となった一体型空気調和機に対しても適用可能な構成である。さらに、本発明においては、室内機として壁掛け式に特定されるものではなく、床置き式等においても、空気の吹出口における上下風向変更羽根を同様の技術的思想により変形して対応することが可能である。
2 本体
2a 前面開口部
2b 上面開口部
2c 吹出口
3 前面パネル
4 フィルタ
5 熱交換器
6 ファン
7 リアガイダ
7a 案内面
7b 最先端
7c 最下流端
7d 最上端
70 第1の段差
71 第2の段差
72 第1の段差吹出面
73 第2の段差吹出面
8 上下風向変更羽根
8a 下羽根(第1の羽根)
8b 上羽根(第2の羽根)
8c ガイドミニ羽根(第3の羽根)
8aa 吹出面
8ab 下羽根回動部
8ac 下羽根回動軸
8ad 羽根部
9 左右風向変更羽根
10 通風路
11 スタビライザ
12 隙間
13 本体軸受部
14 下羽根保持部
15 溝
Claims (9)
- 空気の取入口と吹出口を有し、外観を構成する本体、
前記取入口から取り入れた空気を熱交換する熱交換器、
前記熱交換器において熱交換して前記吹出口から吹き出すための気流を発生させるファン、
前記ファンの下流に配置されて熱交換された空気の流れを前記吹出口へ案内する案内面を有するリアガイダ、及び
前記リアガイダの前記案内面の最下流端に所定の隙間を有して回動可能に設けられ、前記リアガイダに沿って流れてきた気流の方向を案内する吹出面を有する羽根、
を備え、
前記リアガイダの前記案内面から前記羽根の吹出面へ流れる風路の風路抵抗が最小となる最大風量形成状態において、前記リアガイダの前記案内面の下流部分と前記羽根の前記吹出面とが第1の段差を有して配設され、
前記リアガイダの前記案内面の前記下流部分は、前記羽根の前記吹出面から吹き出される気流の方向である第1の吹き出し方向より上向きの傾斜面を有する、空気調和機。 - 前記リアガイダの前記案内面の前記最下流端は、前記羽根の円弧部終端より前記吹出口側に位置する請求項1に記載の空気調和機。
- 前記リアガイダは、前記案内面の最下流端近傍に第2の段差を有し、前記第2の段差より上流側に形成される第1の段差吹出面によって案内される第2の吹き出し方向の気流が前記リアガイダと前記羽根との間の隙間より上方を流れるよう構成された請求項1又は2に記載の空気調和機。
- 前記第1の段差吹出面は、気流の方向に沿って切断した断面形状が曲線に形成された請求項3に記載の空気調和機。
- 前記リアガイダは、前記第2の段差より下流側に第2の段差吹出面を有し、前記第2の段差吹出面によって案内される第3の吹き出し方向の気流が前記リアガイダと前記羽根との間の隙間より上方を流れるよう構成された請求項3又は4に記載の空気調和機。
- 前記第2の段差吹出面は、気流の方向に沿って切断した断面形状が曲線に形成された請求項5に記載の空気調和機。
- 前記第2の段差吹出面は、前記第2の段差吹出面によって気流を案内する前記第3の吹き出し方向が前記第1の段差吹出面によって気流を案内する前記第2の吹き出し方向より上方向を向くよう形成された請求項5又は6に記載の空気調和機。
- 前記羽根は、回動可能な羽根回動軸を収納する羽根回動部を有し、
前記本体は、前記羽根の前記羽根回動軸を回動可能に保持する羽根保持部と、前記羽根回動部に対向する部分に本体軸受部を有し、
前記羽根回動軸と前記羽根保持部は、異なる材料で形成され、
前記羽根回動部と前記本体軸受部は、異なる材料で形成された請求項1乃至7のいずれか一項に記載の空気調和機。 - 前記リアガイダと前記羽根との間の前記隙間を形成する対向面に露を保持するための溝を有する請求項1乃至8のいずれか一項に記載の空気調和機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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