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JP6030094B2 - 換気システム - Google Patents

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Description

本発明は、ガスコンロから排出される熱気や水蒸気を室外へ排出させる換気システムに関する。
従来のガスコンロの換気システムにおいて、バーナの点火操作に連動して換気ファンを作動させる自動換気機能を備えたものが知られている(例えば、特許文献1および2参照)。
具体的には、図4に示すように、上記従来の換気システム6のガスコンロ7は、点消火操作部72のオンオフ状態を検出する操作検出部701と、コンロバーナ71の点火または消火を行うバーナ制御部703と、点消火操作部72のオン信号やオフ信号を送信部78から外部へ出力させる送信制御部704とを備えており、点消火操作部72がオンにされると、コンロバーナ71を点火させると共に送信部78から外部へオン信号を出力し、点消火操作部72がオフにされれば、コンロバーナ71を消火させると共に送信部78から外部へオフ信号を出力するように構成されている。一方、換気装置8は、受信部88に入力されるオン信号やオフ信号を検出する信号検出部802と、受信部88に入力された信号に合わせて換気ファン81を作動または停止させるファン制御部803とを備えており、受信部88にオン信号が入力されると、換気ファン81を作動させ、受信部88にオフ信号が入力されれば、換気ファン81を停止させるように構成されている。
特開2002−147806号公報 特開2002−168490号公報
ところで、バーナの設定火力が小さく、ガスコンロ上方の雰囲気温度が比較的低い場合や、被加熱物から放出される水蒸気量が少なく、ガスコンロ上方の雰囲気湿度が比較的低い場合は、必ずしも換気しておく必要はない。一方で、加熱調理中に鍋やフライパン等の被加熱物が過熱状態になると、バーナを消火させてもしばらくの間、被加熱物から多量の熱気や水蒸気が放出される場合がある。従って、このような場合には、バーナを消火させた後も一定時間、換気し続けるのが望ましい。
しかしながら、上記従来の換気システム6では、自動換気運転が実行されると、ガスコンロ7の上方の雰囲気状態にかかわらず、点消火操作部72がオフにされるまで継続して換気ファン81を作動させるため、消費電力が多くなるし、ファン作動音の発生時間も長くなる。しかも、このものでは、点消火操作部72がオフにされると同時に換気ファン81も停止されてしまうため、コンロバーナ71を消火させた後に被加熱物から多量の熱気や水蒸気が放出された場合には、それら熱気や水蒸気を室外へ十分に排出できない虞もあった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バーナの点火操作に連動して換気ファンを作動させる機能を備えた換気システムにおいて、消費電力の低減および騒音の低減を図りつつ、換気性能の向上を図ることにある。
本発明は、ガスコンロにおけるバーナの点火操作および消火操作を検知する点消火検知手段と、バーナの点火操作に合わせて換気装置の換気ファンを作動させる自動換気運転の実行手段を備えた換気システムであって、ガスコンロ上方の雰囲気状態を検知する雰囲気状態検知手段と、前記雰囲気状態が換気を要する状態であるか否かを判定する換気判定手段と、換気ファンの作動時間を計測する計時手段とを備え、自動換気運転により換気ファンが作動されてから第1の所定換気時間が経過するまでの間は、前記雰囲気状態にかかわらず継続して換気ファンを作動させる一方、バーナの消火操作がなされた場合に換気ファンを停止させる点消火連動制御を実行し、第1の所定換気時間が経過した後は、前記雰囲気状態が換気を要する状態でない場合に換気ファンを停止させる一方、前記雰囲気状態が換気を要する状態である場合に換気ファンを作動させるよう、雰囲気状態に応じて換気ファンの停止及び作動を繰り返し実行可能とする雰囲気連動制御を実行するものである。
ガスコンロにてバーナの点火操作がなされたにもかかわらず、何らかの原因により着火不良が生じた場合、バーナから放出された生ガスのガス臭によって使用者に不快感を与える虞がある。しかしながら、このものでは、バーナの点火操作がなされてから所定時間(第1の所定換気時間)が経過するまでは、強制的に換気ファンを作動させておくことができるから、たとえ着火不良によりバーナから生ガスが放出されても、その生ガスは換気ファンによって速やかに室外へ排出される。
また、このものでは、バーナの点火操作がなされてから所定時間(第1の所定換気時間)が経過した後は、ガスコンロ上方の雰囲気状態に応じて換気ファンの作動または停止が行われるから、たとえバーナが消火された後に被加熱物から多量の熱気や水蒸気が放出されたとしても、それら熱気や水蒸気は換気ファンによって速やかに室外へ排出される。
しかも、このものでは、バーナの点火操作がなされてから第1の所定換気時間が経過した後、ガスコンロ上方の雰囲気状態が換気を要する状態でなくなれば、自動で換気ファンを停止させるから、その分、換気ファンの作動時間を短縮することもできる。また、その後再び、被加熱物等から多量の熱気や水蒸気が放出され始め、ガスコンロ上方の雰囲気状態が換気を要する状態に戻った場合は、自動で換気ファンを作動させるから、熱気や水蒸気を室外へ確実に排出することもできる。
上記換気システムにおいて、好ましくは、雰囲気状態検知手段は、ガスコンロ上方の雰囲気温度を検知する温度センサと、ガスコンロ上方の雰囲気湿度を検知する湿度センサとからなり、換気判定手段は、自動換気運転により換気ファンが作動されてから第1の所定換気時間が経過した後、温度センサの検知温度が基準温度より高いか、或いは、湿度センサの検知湿度が基準湿度より高ければ、換気を要する状態であると判定し、前記検知温度が基準温度以下で且つ前記検知湿度が基準湿度以下であれば、換気を要する状態でないと判定する。
このものでは、バーナの点火操作がなされてから第1の所定換気時間が経過した後、ガスコンロ上方の雰囲気温度または雰囲気湿度の何れか一方でも基準値より高ければ、換気ファンを作動させた状態で維持することができるから、たとえバーナが消火された後に被加熱物から多量の熱気や水蒸気が放出されても、それら熱気や水蒸気は換気ファンによって確実に室外へ排出される。
上記換気システムにおいて、好ましくは、換気装置の動作状態を報知する報知手段を備え、自動換気運転により換気ファンを第1の所定換気時間より長い第2の所定換気時間以上継続して作動させても前記雰囲気状態が換気を要する状態である場合は、換気異常が生じていることを報知手段から報知させる。
窓が締め切られて室内の密閉性が高くなっている場合や、換気装置に装着されたフィルタの目詰まり、屋外換気口に閉塞が生じている場合など、換気効率が低下していると、その分、換気ファンの作動時間を長くする必要があるため、消費電力が多くなるし、ファン作動音の発生時間も長くなる。しかしながら、このものでは、換気ファンを第1の所定換気時間より長い時間(第2の所定換気時間以上)継続して作動させたにもかかわらず、ガスコンロ上方の雰囲気状態が換気を要する状態である場合には、換気異常が生じていることを報知手段から報知して、フィルタの交換や屋外換気口の清掃など換気異常の改善を促す。これにより、換気効率が低下した状態のまま使用され続けるのを防止できる。
本発明によれば、換気ファンの作動時間を短縮することができるから、消費電力および騒音が低減する。また、着火不良により点火操作時にバーナから生ガスが放出された場合や、バーナ消火後に被加熱物から多量の熱気や水蒸気が放出された場合であっても、それら生ガスや熱気、水蒸気等を速やかに室外へ排出することができるから、換気性能も向上する。
図1は、本発明の実施の形態に係る換気システムの概略構成図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る換気システムの自動換気運転を示すフローチャートである。 図3は、本発明の他の実施形態に係る換気システムの自動換気運転を示すフローチャートである。 図4は、従来の換気システムの概略構成図である。
次に、上記した本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る換気システム1は、コンロ本体20の上部に単数または複数のコンロバーナ21を有するガスコンロ2と、ガスコンロ2の上方に設置され、ガスコンロ2からその上方の空間へ排出される熱気や水蒸気を室外へ排出する換気装置としてのレンジフード3とからなり、これらガスコンロ2およびレンジフード3の各動作制御回路(図示せず)相互が片方向無線通信用線路によって接続されたものである。
尚、本実施の形態では、ガスコンロ2およびレンジフード3の各動作制御回路に対して、それぞれ商用電源から図示しない電源線を通じて電力供給されるように構成されているが、ガスコンロ2の動作制御回路に対しては、コンロ本体20の内部に組み込まれた乾電池から電力供給されるように構成されたものであってもよい。
コンロバーナ21は、外周に複数の炎孔210を有する外炎式のガスバーナであり、炎孔210から外側上方へ向けて放出されるガスの燃焼炎によって、コンロ本体20の上部に載置された鍋やフライパン等の被加熱物Pを下方から加熱する。
コンロ本体20の前部には、コンロバーナ21を手動で点火または消火させるための点消火操作部22と、コンロバーナ21の火力を所定範囲内で任意に手動設定するための火力調整操作部23とが設けられている。尚、図示しないが、点消火操作部22には、点火操作(例えば、プッシュ操作)によりオンとなり、消火操作(例えば、プッシュ操作)によりオフとなるオルタネートスイッチが組み込まれている。
コンロ本体20の内部には、点消火操作部22の点火操作に合わせて開き、消火操作に合わせて閉じる主弁、火力調整操作部23の操作位置に合わせて開度調整されるニードル弁、後述するバーナ制御部203からの指示に応じてコンロバーナ21へのガスの流量を切り替える火力切替弁、および、コンロバーナ21へのガスの供給を遮断可能な電磁開閉弁からなるバルブユニット24が組み込まれている。
コンロバーナ21の外周には、炎孔210の近傍で火花放電する点火プラグ25と、炎孔210の外側にガスの燃焼炎が形成されているか否かを検知する炎検知センサ26とが配設されている。また、コンロ本体20の上部前寄りの位置には、ガスコンロ2の動作状態を示す信号を赤外線により外部へ出力する送信部28が設けられている。
コンロ本体20の内部には、食材やダッチオーブン等の被加熱物を収容可能なグリル庫200が設けられている。また、図示しないが、グリル庫200の内部には、グリル庫200内に収容された被加熱物を加熱するグリルバーナが配設されている。グリル庫200の内部空間は、コンロ本体20の上部に開設された排気口29に繋がっており、グリル庫200内で発生した熱気や水蒸気は、排気口29を通じてコンロ本体20の上方の空間へ排出される。
また、ガスコンロ2の図示しない動作制御回路は、点消火操作部22のオンオフを検出する操作検出部201、点消火操作部22のオンオフに合わせてコンロバーナ21の点火や消火、火力調整を行うバーナ制御部203、点消火操作部22のオン信号やオフ信号を送信部28から出力させる送信制御部204等の回路構成を有している。
レンジフード3は、ガスコンロ2の上方の空気をフード本体30内へ導入するための空気導入口30Aと、フード本体30内に導入された空気を図示しない屋外換気口へ導出するための空気導出口30Bとを備えている。尚、空気導入口30Aには、空気中の埃や油分を吸着するためのフィルタ30Fが装着される。
フード本体30の内部には、ガスコンロ2の上方の空気を空気導入口30Aからフード本体30内へ取り込み、空気導出口30Bを通じて屋外換気口から室外へ排出させる換気ファン31が組み込まれている。
フード本体30の前部には、換気ファン31の作動や停止、換気風量の切り替え等を手動操作するための複数の換気操作部32と、レンジフード3の動作状態を音声出力する報知手段としての音声出力部34と、レンジフード3の動作状態を表示する報知手段としての表示部35とが設けられている。尚、図示しないが、換気操作部32には、オン操作(例えば、プッシュ操作)によりオンとなり、オフ操作(例えば、プッシュ操作)によりオフとなるオルタネートスイッチが組み込まれている。
フード本体30の下部には、ガスコンロ2上方の雰囲気温度を検知する温度センサ36と、ガスコンロ2上方の雰囲気湿度を検知する湿度センサ37とが設けられている。また、フード本体30の下部前寄りの位置には、ガスコンロ2の送信部28から出力された信号を無線受信する受信部38が設けられている。
また、レンジフード3の図示しない動作制御回路は、換気操作部32のオンオフを検出する操作検出部301、受信部38に入力される点消火操作部22のオン信号やオフ信号を検出する信号検出部302、換気操作部32のオンオフや受信部38に入力された信号に合わせて換気ファン31の作動および停止を行うファン制御部303、温度センサ36および湿度センサ37の検知情報に基づいてガスコンロ2上方の雰囲気状態が換気を要する状態であるか否かを判定する換気判定部304、レンジフード3の動作状態を音声出力部34や表示部35から報知させる報知制御部305等の回路構成を有している。
図示しないが、ファン制御部303は、換気操作部32による風量設定操作や受信部38に入力された信号に合わせて換気ファン31の換気風量を複数段階(例えば、強風量、中風量、弱風量)で切替設定する回路構成を有している。また、換気判定部304は、受信部38にオン信号が入力されて換気ファン31の作動を開始した時点における温度センサ36の検知温度T(初期検知温度Ts)および湿度センサ37の検知湿度H(初期検知湿度Hs)を記憶するメモリ、換気ファン31の作動時間を計測する計時手段としてのタイマ、上記初期検知温度Tsに基づいて基準温度Ta,Tb,Tcを算出する基準温度算出部、上記初期検知湿度Hsに基づいて基準湿度Ha,Hb,Hcを算出する基準湿度算出部、温度センサ36の検知温度Tと基準温度Ta,Tb,Tcとを比較する温度判定部、湿度センサ37の検知湿度Hと基準湿度Ha,Hb,Hcとを比較する湿度判定部等の回路構成を有している。
上述したように、ガスコンロ2の動作制御回路およびレンジフード3の動作制御回路は、無線通信用線路により接続されており、これら両動作制御回路によって換気システム1の自動換気運転が実行される。
具体的には、図2に示すように、コンロバーナ21の点消火操作部22によって点火操作がなされると、点火プラグ25からコンロバーナ21の炎孔210の周辺へ向けて火花放電させると共に、バルブユニット24を開状態にして炎孔210からガスを放出させる。これにより、コンロバーナ21が点火される。尚、図示しないが、コンロバーナ21が点火された後、火力調整操作部23によって火力調整操作が行われた場合は、その操作に合わせてバルブユニット24の開度が変更され、コンロバーナ21の火力が調整される(ST1〜ST2)。
また、点消火操作部22によって点火操作がなされると、送信部28からレンジフード3側へ向けてオン信号を送信する。すると、このオン信号を受信部38で受信したレンジフード3は、換気ファン31を標準風量(例えば、中風量)に対応する回転数にて作動させると共に、その時点における温度センサ36の検知温度Tおよび湿度センサ37の検知湿度Hをそれぞれ初期検知温度Ts、初期検知湿度Hsとしてメモリに記憶し、さらにタイマを作動させて、換気ファン31の作動時間が第1の所定換気時間S1(例えば、3分)に達したか否か、および、点消火操作部22によって消火操作がなされたか否かの監視を開始する(ST3〜ST6)。
その後、換気ファン31の作動時間が第1の所定換気時間S1に達する前に、点消火操作部22によって消火操作がなされた場合は(ST6のステップでYes)、バルブユニット24を閉状態にしてコンロバーナ21へのガスの供給を停止させる。これにより、コンロバーナ21が消火される。また、点消火操作部22によって消火操作がなされると、その時点で、或いは、消火操作されてから所定時間(例えば、1分)経過後に、送信部28からレンジフード3側へ向けてオフ信号を送信する。すると、このオフ信号を受信部38で受信したレンジフード3は、換気ファン31を停止させると共にタイマの計測時間をリセットし、ST1のステップに戻る(ST7〜ST9)。
尚、図示しないが、コンロバーナ21が点火された後、点消火操作部22によって消火操作がなされる前に失火して、炎検知センサ26によって燃焼炎が検知されなくなった場合は、速やかにバルブユニット24を閉状態にしてコンロバーナ21へのガスの供給を遮断し、点消火操作部22によって消火操作がなされたか否かの監視を継続する。そして、上記消火操作がなされれば、その時点で、或いは、消火操作されてから所定時間(例えば、1分)経過後に送信部28からレンジフード3側へ向けてオフ信号を送信し、換気を終了させる。
一方、ST2のステップにてコンロバーナ21が点火された後、消火操作がなされる前に、換気ファン31の作動時間が第1の所定換気時間S1に達した場合、即ち、ST1からST9のステップに示す点消火連動制御の実行中に、換気ファン31が第1の所定換気時間S1以上継続して作動された場合は(ST5のステップでYes)、その時点における換気ファン31の作動時間が第1の所定換気時間S1より長い第2の所定換気時間S2(例えば、30分)以上であるか否かの判定を行う(ST10)。
ここで、換気ファン31の作動時間が第2の所定換気時間S2以上であれば(ST10のステップでYes)、後述するST17のステップを実行するが、上記作動時間が第2の所定換気時間S2以上でない場合は(ST10のステップでNo)、さらに、この時点における温度センサ36の検知温度Tが第1基準温度Ta(例えば、初期検知温度Ts+3℃)以下の状態であるか否か、および、湿度センサ37の検知湿度Hが第1基準湿度Ha(例えば、初期検知湿度Hs+5%)以下の状態であるか否かの判定を行う(ST11)。
その結果、温度センサ36の検知温度Tおよび湿度センサ37の検知湿度Hが共に第1の基準値(第1基準温度Taまたは第1基準湿度Ha)以下であれば(ST11のステップでYes)、コンロバーナ21や被加熱物Pから放出された熱気、水蒸気等がレンジフード3によって適切に室外へ排出され、ガスコンロ2上方の雰囲気状態が換気を要する状態でなくなっているとして、換気ファン31を停止させると共にタイマの計測時間をリセットする(ST12〜ST13)。
また、ST12のステップにて換気ファン31を停止させた後、温度センサ36の検知温度Tが第2基準温度Tb(例えば、初期検知温度Ts+5℃)以上になったか否か、および、湿度センサ37の検知湿度Hが第2基準湿度Hb(例えば、初期検知湿度Hs+10%)以上になったか否かの監視を開始する(ST14)。
そして、温度センサ36の検知温度Tまたは湿度センサ37の検知湿度Hの少なくとも何れか一方が第2の基準値(第2基準温度Tb,第2基準湿度Hb)以上になれば(ST14のステップでYes)、コンロバーナ21の火力上昇や被加熱物Pから排出される水蒸気の増加等に伴って、ガスコンロ2上方の雰囲気状態が再び換気を要する状態になったとして、換気ファン31を標準風量に対応する回転数にて作動させると共にタイマを作動させ、換気ファン31の作動時間が第2の所定換気時間S2に達したか否かの監視を開始する(ST15〜ST16,ST10)。
尚、換気ファン31の作動と停止とが短時間で繰り返される所謂ハンチングを防止するため、第2基準温度Tbは、第1基準温度Taより所定値高く設定され、第2基準湿度Hbは、第1基準温度Taより所定値高く設定される。また、換気効率の低下が確実且つ速やかに報知されるよう、第3基準温度Tcは、第1基準温度Taより高く且つ第2基準温度Tbより低い値に設定され、第3基準湿度Hcは、第1基準湿度Haより高く且つ第2基準湿度Hbより低い値に設定される。
ST3またはST15のステップにて換気ファン31を作動させてから第2の所定換気時間S2が経過した場合、即ち、上述した点消火連動制御またはST10からST16のステップに示す雰囲気連動制御の実行中に、換気ファン31が第2の所定換気時間S2以上継続して作動された場合は(ST10のステップでYes)、その時点における温度センサ36の検知温度Tが第3基準温度Tc(例えば、初期検知温度Ts+4℃)以上であるか否か、および、湿度センサ37の検知湿度Hが第3基準湿度Hc(例えば、初期検知湿度Hs+6%)以上であるか否かを判定する(ST17)。
その結果、温度センサ36の検知温度Tおよび湿度センサ37の検知湿度Hが共に第3の基準値(第3基準温度Tc,第3基準湿度Hc)より低ければ(ST17のステップでNo)、後述する換気異常の音声出力および表示を行わないで、ST11のステップに戻る。しかしながら、上記検知温度Tまたは検知湿度Hの少なくとも何れか一方が第3の基準値以上である場合、即ち、換気ファン31を第1の所定換気時間S1より長い時間(第2の所定換気時間S2以上)継続して作動させたにもかかわらず、温度センサ36の検知温度Tおよび湿度センサ37の検知湿度Hの何れか一方でも第3の基準値より低くなっていない場合は(ST17のステップでYes)、窓が締め切られて室内の密閉性が高くなっている、フィルタ30Fに目詰まりが生じている、屋外換気口の閉塞が生じているなど、換気効率が低下している状態であるとして、レンジフード3に換気異常が生じていることを音声出力部34から音声出力させると共に表示部35に表示させる(ST18)。
ST18のステップにて換気異常の報知がなされると、温度センサ36の検知温度Tおよび湿度センサ37の検知湿度Hが共に第3の基準値より低くなるまで、上記検知温度Tおよび検知湿度Hの監視を続ける。その後、換気効率が改善し、温度センサ36の検知温度Tおよび湿度センサ37の検知湿度Hが共に第3の基準値より低くなれば(ST19のステップでYes)、上記換気異常の音声出力および表示を中止させ、ST11のステップに戻る(ST19〜ST20)。
図示しないが、上述した点消火連動制御または雰囲気連動制御の実行中、換気ファン31が作動された状態において、換気操作部32によってオフ操作がなされた場合は、その時点で換気ファン31を停止すると共にタイマの計測時間をリセットし、自動換気運転を終了させる。
このように、上記換気システム1では、点消火操作部22にてコンロバーナ21の点火操作がなされてから第1の所定換気時間S1が経過するまでは、強制的に換気ファン31を作動させておくことができるから、たとえ着火不良によりコンロバーナ21から生ガスが放出されたとしても、その生ガスを換気ファン31によって速やかに室外へ排出することができる。よって、換気性能が良好である。
また、このものでは、コンロバーナ21の点火操作がなされてから第1の所定換気時間S1が経過した後は、ガスコンロ2上方の雰囲気状態に応じて換気ファン31の作動または停止が行われるから、たとえコンロバーナ21が消火された後に被加熱物Pから多量の熱気や水蒸気が放出されたとしても、それら熱気や水蒸気を換気ファン31によって速やかに室外へ排出することができる。よって、換気性能が一層良好である。
特に、このものでは、コンロバーナ21の点火操作がなされてから第1の所定換気時間S1が経過した後、ガスコンロ2上方の雰囲気温度(検知温度T)または雰囲気湿度(検知湿度H)の何れか一方でも基準値より高ければ、換気ファン31を作動させた状態で維持することができるから、たとえコンロバーナ21が消火された後に被加熱物Pから多量の熱気や水蒸気が放出されても、それら熱気や水蒸気は換気ファン31によって確実に室外へ排出される。よって、換気性能がより一層良好である。
しかも、このものでは、コンロバーナ21の点火操作がなされてから第1の所定換気時間S1が経過した後、ガスコンロ2上方の雰囲気状態が換気を要する状態でなくなった場合には、自動で換気ファン31を停止させるから、その分、換気ファン31の作動時間を短縮することもできる。よって、従来の換気システムよりも消費電力が低減されるし、騒音も低減される。
また、このものでは、換気ファン31を第1の所定換気時間S1より長い時間継続して作動させたにもかかわらず、ガスコンロ2上方の雰囲気状態が換気を要する状態である場合には、レンジフード3に換気異常が生じていることを音声出力部34および表示部35から報知し、フィルタ30Fの交換や図示しない屋外換気口の清掃など換気異常の改善を促すことで、換気効率が低下した状態のまま使用され続けるのを防止できる。よって、従来の換気システムより消費電力および騒音が一層低減される。
尚、上記実施の形態では、点消火操作部22によって点火操作がなされた際、換気ファン31を標準風量(例えば、中風量)に対応する回転数にて作動させるものを説明したが、ガスコンロ2から排出される熱気や水蒸気がより確実に室外へ排出されるよう、換気ファン31を最大風量(例えば、強風量)に対応する回転数にて作動させるものとしてもよい。また、換気ファン31を作動させた後、温度センサ36の検知温度Tが被加熱物の発火を示す基準値に達した場合に、火炎がレンジフード3内へ引き込まれないよう、換気ファン31を最小風量(例えば、弱風量)に対応する回転数に切り替える、或いは、停止させるものとしてもよい。
また、上記実施の形態では、換気効率の低下を報知させるか否かを判定する基準値として、第3基準温度Tcは、第1基準温度Taより高く且つ第2基準温度Tbより低い値に設定され、第3基準湿度Hcは、第1基準湿度Haより高く且つ第2基準湿度Hbより低い値に設定されているが、第3基準温度Tcは、第1基準温度Taと同一に設定され、第3基準湿度Hcは、第1基準湿度Haと同一に設定されたものとしてもよい。
この場合、図3に示すように、ST17−Aのステップでは、温度センサ36の検知温度Tまたは湿度センサ37の検知湿度Hの少なくとも何れか一方が第1の基準値より高いか否かを判定し、ST19−Aのステップでは、温度センサ36の検知温度Tおよび湿度センサ37の検知湿度Hがそれぞれ第1の基準値以下であるか否かを判定する。そして、ST17−Aのステップにて、上記検知温度Tまたは検知湿度Hの少なくとも何れか一方が第1の基準値より高ければ、上述したST18のステップを実行して換気異常を報知させる。一方、検知温度Tおよび検知湿度Hが共に第1の基準値以下であれば、上述したST12およびST13のステップを実行し、換気ファン31を停止させると共にタイマの計測時間をリセットする。また、ST19−Aのステップにて、上記検知温度Tおよび検知湿度Hが共に第1の基準値以下になれば、上述したST20のステップを実行して換気異常の報知を中止させた上で、上述したST12およびST13のステップを実行する。これにより、先に説明した実施の形態と同様の作用効果を発揮できる。
また、上記実施の形態では、温度センサ36および湿度センサ37の各検知情報に基づいてガスコンロ2上方の雰囲気状態が換気を要する状態であるか否かを判定するように構成されたものを説明したが、温度センサ36または湿度センサ37の何れか一方の検知情報に基づいて上記雰囲気状態が換気を要する状態であるか否かを判定するように構成されたものとしてもよいし、温度センサ36および湿度センサ37に加えて、或いは、温度センサ36や湿度センサ37に代えて、ガスコンロ2上方の雰囲気中のCO濃度を検知するCOセンサや、ガスコンロ2上方の雰囲気中の臭気成分量を検知する臭気センサが設けられ、これら各センサの検知情報に基づいてガスコンロ2上方の雰囲気状態が換気を要する状態であるか否かを判定するように構成されたものとしてもよい。
このものでは、加熱調理中にコンロバーナ21から放出されるガスの濃度が高くなり、それに伴って燃焼排気中のCO濃度が上昇した場合、或いは、被加熱物から多量の臭気成分が発生した場合であっても、その際のCO濃度や臭気成分量が基準値を超えて換気を要する状態となれば、換気ファン31を自動で作動させ、それらCOや臭気成分を速やかに室外へ排出することができるから、換気性能が良好である。
上記実施の形態では、送信部28がコンロ本体20の上部前寄りの位置に設けられたものを説明したが、受信部38との間で良好な通信を維持できる位置であれば、送信部28は、コンロ本体20の上部後寄りの位置や上部側方、前部、本体内部に設けてもよい。受信部38も同様に、送信部28との間で良好な通信を維持できる位置であれば、フード本体30の下部後寄りの位置や下部側方、前部、本体内部に設けてもよい。また、送信部28と受信部38との接続には、赤外線に限らず、電波や可視光を用いた無線通信方式を採用することができる。
上記実施の形態では、報知手段として音声出力部34および表示部35を備えているが、音声出力部34または表示部35の何れか一方のみ備え、レンジフード3の換気異常を音声または表示の何れか一方のみで報知するものであってもよい。また、送信部28および受信部38に代えて、ガスコンロ2およびレンジフード3のそれぞれに双方向無線通信が可能な送受信部を備え、レンジフード3の換気異常と判定された際に、その旨を示す信号をレンジフード3の送受信部からガスコンロ2の送受信部へ向けて送信し、ガスコンロ2に設けられた音声出力部や表示部から報知させる構成としてもよい。
1 換気システム
2 ガスコンロ
21 コンロバーナ(バーナ)
3 レンジフード(換気装置)
31 換気ファン
34 音声出力部(報知手段)
35 表示部(報知手段)
36 温度センサ(雰囲気状態検知手段)
37 湿度センサ(雰囲気状態検知手段)
304 換気判定部(換気判定手段)
S1 第1の所定換気時間
S2 第2の所定換気時間

Claims (3)

  1. ガスコンロにおけるバーナの点火操作および消火操作を検知する点消火検知手段と、バーナの点火操作に合わせて換気装置の換気ファンを作動させる自動換気運転の実行手段を備えた換気システムであって、
    ガスコンロ上方の雰囲気状態を検知する雰囲気状態検知手段と、
    前記雰囲気状態が換気を要する状態であるか否かを判定する換気判定手段と、
    換気ファンの作動時間を計測する計時手段とを備え、
    自動換気運転により換気ファンが作動されてから第1の所定換気時間が経過するまでの間は、前記雰囲気状態にかかわらず継続して換気ファンを作動させる一方、バーナの消火操作がなされた場合に換気ファンを停止させる点消火連動制御を実行し、第1の所定換気時間が経過した後は、前記雰囲気状態が換気を要する状態でない場合に換気ファンを停止させる一方、前記雰囲気状態が換気を要する状態である場合に換気ファンを作動させるよう、雰囲気状態に応じて換気ファンの停止及び作動を繰り返し実行可能とする雰囲気連動制御を実行する、換気システム。
  2. 請求項1に記載の換気システムにおいて、
    雰囲気状態検知手段は、ガスコンロ上方の雰囲気温度を検知する温度センサと、ガスコンロ上方の雰囲気湿度を検知する湿度センサとからなり、
    換気判定手段は、自動換気運転により換気ファンが作動されてから第1の所定換気時間が経過した後、温度センサの検知温度が基準温度より高いか、或いは、湿度センサの検知湿度が基準湿度より高ければ、換気を要する状態であると判定し、前記検知温度が基準温度以下で且つ前記検知湿度が基準湿度以下であれば、換気を要する状態でないと判定する、換気システム。
  3. 請求項1または2に記載の換気システムにおいて、
    換気装置の動作状態を報知する報知手段を備え、
    自動換気運転により換気ファンを第1の所定換気時間より長い第2の所定換気時間以上継続して作動させても前記雰囲気状態が換気を要する状態である場合は、換気異常が生じていることを報知手段から報知させる、換気システム。
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