JP6080078B2 - 姿勢および歩行状態推定装置 - Google Patents
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Description
また、特許文献2には、水平軸周りの各加速度の周波数の違いで、すり足と健常者の歩行を比較する技術が開示されている。
さらに、特許文献3には、腰部に加速度センサを取り付け、鉛直方向加速度成分のピークと谷ピークの差分と、歩行方向加速度成分の山ピークと谷ピークの差分と、を算出し、予め用意した差分と歩行速度との関係式により歩行能力として歩行速度や歩幅を推定する技術が開示されている。
そして、特許文献4には、腰部に加速度計を取り付けて腰部の加速度を測定するだけで背屈力や下肢筋力等を評価する技術が開示されており、これらに基づいて躓きやすさなどの歩行能力を推定できる旨の記載もある。
第2発明の姿勢および歩行状態推定装置は、第1発明において、前記姿勢安定判断機能は、人の体の重心位置に加わる慣性力を推定し、該慣性力が加わった状態における重心位置の時間変動に基づいて、姿勢の安定性を判断する機能を有していることを特徴とする。
第3発明の姿勢および歩行状態推定装置は、第1または第2発明において、前記姿勢安定判断機能は、前記重心位置と圧力中心との相対的な位置関係に基づいて、姿勢の安定性を判断する機能を有していることを特徴とする。
第4発明の姿勢および歩行状態推定装置は、第1、第2または第3発明において、前記解析手段は、前記前後方向加速度検出部からの信号と前記上下加速度検出部からの信号に基づいて躓きを判断する機能を備えていることを特徴とする。
第5発明の姿勢および歩行状態推定装置は、第1、第2または第3発明において、前記解析手段は、前記前後方向加速度検出部からの信号と前記回転角度検出部からの信号に基づいて躓きを判断する機能を備えていることを特徴とする。
第2発明によれは、人の体の重心位置に加わる慣性力と重心位置の時間変動から姿勢の安定性を判断するので、より正確に姿勢の安定性を判断することができる。
第3発明によれば、重心位置と圧力中心の相対的な位置から姿勢の安定性を判断するので、人の体の揺れなどを把握することができる。
第4発明によれば、前後方向の加速度によって、人が躓いたか否かを判断できるので、人の歩行の異常の原因を解析する際に、躓きなどを人の体調や体の不具合(例えば怪我など)と誤認したりすることを抑制することができる。逆に、躓きの発生した状況から人の体調や体の不具合(例えば怪我など)を判断することも可能となる。
第5発明によれば、人の体の回転角速度の変化率(加速度)によって、人が躓いたか否かを判断できるので、人の歩行の異常の原因を解析する際に、躓きなどを人の体調や体の不具合(例えば怪我など)と誤認したりすることを抑制することができる。逆に、躓きの発生した状況から人の体調や体の不具合(例えば怪我など)を判断することも可能となる。
検出手段10の詳細を説明する。
検出手段10は、人の体幹部に取り付けて使用されるものであり、回転角度検出部11と、上下加速度検出部12と、横方向加速度検出部13と、前後方向加速度検出部14と、を備えている。
なお、検出手段10の取り付け位置は、人の体幹部のベルト位置近傍に取り付けることが好ましく、とくに、ベルト位置の背骨近傍が好ましい。かかる位置に取り付ければ、人の重心の位置の近くに検出手段10を設置できるので、精度よく加速度や回転角度などを測定できるという利点が得られる。
回転角度検出部11は、人の体の回転、具体的には、体幹まわりの回転を検出するために設けられるものである。例えば、公知の角度センサ等を回転角度検出部11として使用することができる。この回転角度検出部11を人の体に取り付ける位置はとく限定されないが、人が歩行したときに、鉛直軸まわりの回転がオイラー角としての最初の回転となる位置に取り付けることが望ましい。例えば、体幹部であって、歩行以外の他の運動による鉛直軸まわりの回転が少ない位置(例えばベルトの背中のあたり)に取り付ければ、上記条件を満たすことができる。なお、人が歩行したときに、鉛直軸まわりの回転がオイラー角としての最初の回転となるように取り付けるのは、人が歩行したときにおける体の向きの変化を正確に把握するためである。
上下加速度検出部12は、人の体の上下方向の加速度を検出するために設けられるものである。例えば、公知の加速度センサ等を上下加速度検出部12として使用することができる。この上下加速度検出部12を人の体に取り付ける位置はとく限定されないが、人が歩行したときに、外乱(歩行以外の運動による変動)が少ない状態で人の体の上下動を測定することができる位置に取り付けることが望ましい。例えば、体幹部のベルト位置近傍に取り付ければ、上記条件を満たすことができる。
横方向加速度検出部13は、人の体の左右方向の加速度を検出するために設けられるものである。例えば、公知の加速度センサ等を横方向加速度検出部13として使用することができる。この横方向加速度検出部13を人の体に取り付ける位置はとく限定されないが、人が歩行したときに、外乱(歩行以外の運動による変動)が少ない状態で人の体の左右方向の動きを測定することができる位置に取り付けることが望ましい。例えば、体幹部のベルト位置近傍に取り付ければ、上記条件を満たすことができる。
前後方向加速度検出部14は、人の体の前後方向の加速度を検出するために設けられるものである。例えば、加速度センサ等を前後方向加速度検出部14として使用することができる。この前後方向加速度検出部14を人の体に取り付ける位置もとく限定されないが、人が歩行したときに、外乱(歩行以外の運動による変動)が少ない状態で人の体の前後方向の動きを測定することができる位置に取り付けることが望ましい。例えば、体幹部のベルト位置近傍に取り付ければ、上記条件を満たすことができる。
上記例では、検出手段10が、人の体の回転や上下左右前後の加速度をそれぞれ別々なセンサで測定する場合を説明した。しかし、検出手段10には、公知の姿勢センサを使用することもできる。公知の姿勢センサは、一般的には、3軸加速度計、3軸ジャイロ(角速度測定)、3軸地磁気センサ(角変位測定)等を備えているので、人の体の上下左右前後の加速度や回転角度を一つのセンサで計測することができる。つまり、一つの姿勢センサで、回転角度検出部11、上下加速度検出部12、横方向加速度検出部13および前後方向加速度検出部14の全ての機能を発揮させることができる。この場合、姿勢センサにおいて、体幹まわりの回転を検出する機能が回転角度検出部11に相当し、人の体の上下方向の加速度を検出する機能が上下加速度検出部12に相当し、人の体の左右方向の加速度を検出する機能が横方向加速度検出部13に相当し、人の体の前後方向の加速度を検出する機能が前後方向加速度検出部14に相当することになる。
なお、以下の説明において、回転角度検出部11、上下加速度検出部12、横方向加速度検出部13、前後方向加速度検出部14という場合には、姿勢センサが、各検出部と同等の機能を発揮する場合も含んでいる。
各検出部や姿勢センサが検出する加速度などは、各検出部や姿勢センサ等の瞬時静止座標系(センサ座標系)における加速度などを測定する。ここで、上述した姿勢センサ(つまり、3軸加速度計、3軸ジャイロ、3軸地磁気センサ(以下単に各センサ部という)を有するセンサ)の場合、通常、各センサ部が測定した加速度や回転角度、角速度と、姿勢センサのオイラー角(姿勢角)が出力として得られる。したがって、このオイラー角を用いて、各センサ部の加速度や角速度を座標変換すれば、人が歩いている状態でも、静止座標系における各軸方向の加速度や、各軸方向周りの角度や角速度が得られる。つまり、上述した姿勢センサを検出手段10のとして使用した場合、センサの瞬時静止座標系(センサ座標系)の3軸の加速度などを静止座標系に座標変換して、静止座標系における各方向の加速度を算出することができる。すると、上下方向の加速度やその他の加速度などを精度よく算出することができる。
なお、歩行方向をリアルタイムで把握したい場合には、1周期の平均値に代えて、一歩前あるいはそれまでの数歩について、静止座標系の鉛直軸まわりの角変位の平均値を求める。そして、その平均値を用いれば、上記と同様の方法で歩行方向の加速度と歩行方向と直交する方向の加速度を得ることができる。
以下の説明では、原則、検出手段10によって座標変換された加速度等を利用して解析手段20が歩行状態を推定する場合を説明する。
解析手段20の詳細を説明する。
解析手段20は、検出手段10からの信号に基づいて、検出手段10が取り付けられている人(以下被験者という)の歩行状態を解析するものである。この解析手段20は、歩行判断機能21と、姿勢安定判断機能22と、躓き判断機能23と、を備えている。
歩行判断機能21は、被験者が歩行をしているか否か、また、歩行しているとすればどの方向に向かって歩行しているか、を検出する機能を有している。簡単にいえば、この歩行判断機能21は、上下加速度検出部12からの信号に基づいて人が歩行状態であるか否かを判断し、回転角度検出部11からの信号に基づいて人の歩行方向を判断する機能を有している。
歩行判断機能21は、上下加速度検出部12が検出する上下方向の加速度の時間変動を処理することによって、歩行状態か否かを検出している。具体的には、上下加速度検出部12からの信号に基づいて鉛直床反力を推定し、推定された床反力の時間変動に基づいて人が歩行状態か否かを判断する機能を有している。
また、歩行判断機能21は、左右のいずれの足が接地したかを検出する機能も有していることが望ましい。健常者の場合、通常、左右の足を交互に踏み出すことによって歩行するので、かかる機能を有していれば、人の歩行をより正確に把握することができる。
まず、人が左右の足を交互に上下させて歩行している場合には、足の動きに合わせて人の体には、上下方向の加速度が発生し、上述したように、踵接地直後のタイミングで上向きの加速度がピークとなる。
一方、歩行の際には、左右方向の加速度も時間変動しており、左足が接地している期間は右向きの加速度が発生し、右足が接地している期間は左向きの加速度が発生する。
したがって、上下方向の加速度が最大となっているときに、左右いずれの方向に加速度が発生しているかによって、左右のいずれの足が接地しているかを検出することができる。
歩行判断機能21は、回転角度検出部11が検出する鉛直方向の軸(Z軸)まわりの回転の時間変動を処理することによって、人がどの方向に向かって進んでいるのかを検出する機能を有している。具体的には、回転角度検出部11からの信号を解析して、歩行の一周期(2歩)または半周期(1歩)内の鉛直軸まわりの回転角度の平均値の分だけ回転した方向を歩行方向とすることができる。この場合、回転角度検出部11を、他の運動による鉛直軸まわりの回転が少ない位置に取り付ければ、鉛直軸まわりの回転の変動を正確に検出できるので、上記方法で歩行方向を把握する場合に、歩行方向を正確に把握することができる。
また、この方法を採用した場合には、歩行している人の歩行方向のブレ場合を把握することも可能となる。
直前の平均角度:
直前の平均角速度:
つまり、直前の歩行状態から、次の移動方向を推定することが可能となるのである。
また、歩行判断機能21は、歩行速度を推定する機能を有していてもよい。すると、人の歩行状態をより詳細に把握することができる。歩行速度を推定する方法としては、以下のような方法、つまり、歩行方向静止座標(後述する平均歩行静止座標系に相当する)において、歩行方向の加速度を積分して平均歩行速度を求める方法を採用することができる。
測定開始時から測定終了時までの時間がTの場合、初期速度をゼロとし、加速度をT時間積分して、終了時の速度を計算する。終了時は速度がゼロとなっているはずなので、積分して求めた最終速度をTで除し、加速度αを求め、この加速度αを計測した加速度から差し引く(数2参照)。そして、差し引いて得られる加速度を積分すれば、最終速度は0となる。
計測した加速度:
また、解析手段20は、人の姿勢が安定しているか、また、人が安定して歩行しているかを判断する姿勢安定判断機能22を有している。かかる機能を有していれば、人の姿勢や人の歩行状態の変化異常を把握することができるので、人の姿勢や人の歩行状態の異常から被験者の体調や体の不具合(例えば怪我など)を判断することができる可能性がある。
なお、平均歩行静止座標系における各軸周りの重心の角加速度は、近似的に、数3の加速度を平均歩行静止座標系に座標変換して得られる平均歩行静止座標系の各軸周りの角速度を微分して求めればよい。
上述した重心位置に加わる上下方向の慣性力は、踵接地のタイミングから定める歩行のフェーズに合わせた等価質量と上下方向加速度の積から求めることができる。つまり、人の足に加わる鉛直床反力を慣性力として推定する。
一方、等価質量を正確に把握する場合には、被験者に床反力計上を歩行してもらい、同時に上下方向加速度を測定する。すると、被験者の歩行に伴う等価質量の変動(つまり歩行フェーズごとの等価質量)を把握できる。このようにして、被験者の歩行フェーズごとの等価質量を予め算出しておけば、被験者の歩行に伴う重心位置に加わる上下方向の慣性力の変動を正確に把握することができる。
まず、等価質量は、両足が接地している状態では、実質量をm、換算計数をηzとすれば、鉛直方向の等価質量は、以下の数5ように表すことができる。
ηz=ηz0
ηz=ηz0+(1−ηz0)t/α
ηz=1
例えば、検出手段取り付け位置の加速度と重心の加速度は同一として、加速度に等価質量を乗じたものを左右前後方向に加わる慣性力とすることができる。この方法を使用すれば、簡単に左右前後方向に加わる慣性力を求めることができる。
上述した圧力中心は、以下の方法によって求めることができる。
図6(B)において、細い矢印は人に加わる加速度を示しており、太い矢印は人に加わる慣性力を示している。なお、図6(B)において、大きい円が人の重心を示しており、小さい円が圧力中心を示している。またGは地面を示している。
また、平均値をゼロとする手法として、計測した加速度にウインドウをかぶせ、フーリエ変換して直流(DC)成分を除き、周波数成分に1/ωを乗じて逆フーリエ変換して速度を求めてもよい。さらに、周波数成分に1/ω2を乗じてフーリエ変換しても変位も求めることができる。
上述した方法などによって、歩行中における圧力中心を把握することができれば、人の歩幅を推定することも可能となる。
解析手段20は、人が躓いたか否かを判断する躓き判断機能23を有していることが望ましい。かかる機能を有していれば、人の歩行状態の変化が躓いたことに起因するのか、それとも他の理由によるのかを判断することができる。すると、被験者の歩行の異常から被験者の体調や体の不具合(例えば怪我など)を判断する際に、躓きを他の状態と誤認することを防ぐことができる。逆に、躓きの発生した状況から人の体調や体の不具合(例えば怪我など)を判断することも可能となる。
本発明の姿勢および歩行状態推定装置によって足の設置を把握できるか否かを確認した結果を図4(A)に示す。なお、図4(A)において、RHTSRIOとLHTSRIOは,床反力計での左右脚の接地のオンオフを示しており、値が5のときは足が地面に接地しており、0のときは足が浮いていること示している。
本発明の姿勢および歩行状態推定装置によって左右の足の接地を把握できるか否かを確認した結果を図4(B)に示す。図4(B)には、Z軸方向の動的加速度によって推定される接地のタイミングとY軸方向の動的加速度の値を示している。なお、ON/OFFの値が5のときが、足が地面に接地したタイミングを示している。
なお、ここでいうX軸およびY軸は、平均歩行静止座標系である。本実験では、被験者がまっすぐに歩行しているので、平均歩行静止座標系は絶対静止座標系と一致している。つまり、Z軸は鉛直軸と一致しており、X軸およびY軸は水平な軸となっている。
本発明の姿勢および歩行状態推定装置によって躓きを把握できるか否かを確認した。
実験では、図5(A)に示すように、歩行中に生じる躓きを足に取り付けた紐を引っ張ることで再現した。
10 検出手段
11 回転角度センサ
12 上下加速度センサ
13 横方向加速度センサ
14 前後方向加速度センサ
20 解析手段
21 歩行状態判断機能
22 姿勢安定判断機能
23 躓き判断機能
Claims (5)
- 人の体に取り付けられる検出手段と、
該検出手段からの信号に基づいて、歩行状態および/または姿勢を解析する解析手段と、を備えており、
前記検出手段が、
人の体の上下方向の加速度を検出する上下加速度検出部と、人の体の左右方向の加速度を検出する横方向加速度検出部と、人の体の前後方向の加速度を検出する前後方向加速度検出部と、人の体の回転を検出する回転角度検出部と、を有しており、
前記解析手段は、
歩行判断機能と、姿勢の安定性を判断する姿勢安定判断機能を有しており、
該歩行判断機能は、
前記上下加速度検出部からの信号に基づいて鉛直床反力を推定し、該推定された鉛直床反力の時間変動に基づいて歩行状態を判断する機能を有しており、
前記姿勢安定判断機能は、
前記検出手段と人の体の重心位置との相対的な位置、および、前記検出手段からの信号に基づいて、前記重心位置の変化を把握し、該重心位置の時間変動に基づいて姿勢の安定性を判断する機能を有している
ことを特徴とする姿勢および歩行状態推定装置。 - 前記姿勢安定判断機能は、
人の体の重心位置に加わる慣性力を推定し、該慣性力が加わった状態における重心位置の時間変動に基づいて、姿勢の安定性を判断する機能を有している
ことを特徴とする請求項1記載の姿勢および歩行状態推定装置。 - 前記姿勢安定判断機能は、
前記重心位置と圧力中心との相対的な位置関係に基づいて、姿勢の安定性を判断する機能を有している
ことを特徴とする請求項1または2記載の姿勢および歩行状態推定装置。 - 前記解析手段は、
前記前後方向加速度検出部からの信号と前記上下加速度検出部からの信号に基づいて躓きを判断する機能を備えている
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の姿勢および歩行状態推定装置。 - 前記解析手段は、
前記前後方向加速度検出部からの信号と前記回転角度検出部からの信号に基づいて躓きを判断する機能を備えている
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の姿勢および歩行状態推定装置。
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JP2016041155A (ja) | 2016-03-31 |
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