JP5937490B2 - 送風装置 - Google Patents
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Description
以下、発明を利用した多重直列型軸流送風機の一例として、2重反転式軸流送風機の例を説明する。図1には、2重反転式軸流送風機10が示されている。2重反転式軸流送風機10は、第1の軸流送風機100と第2の軸流送風機200とを軸方向で連結した構造を有している。第1の軸流送風機100と第2の軸流送風機200とは、インペラ(プロペラ)が逆回転する。図1には、第1の軸流送風機100のインペラ101、インペラ101の羽根102が記載されている。
以下、詳細な構成について説明する。まず、第1の軸流送風機100について説明する。図2には、2重反転式軸流送風機10の正面図(A)、側面図(B)および背面図(C)が示されている。図3には、図2(A)のA―Aの線で切った断面を図2(A)の下の方向(矢印Bの方向)から見た断面の状態が示されている。
第2の軸流送風機200は、以下の点で第1の軸流送風機100と異なっている。まず、第2の軸流送風機200は、羽根202の数が4枚であり、その形状も第1の軸流送風機100の羽根102と異なっている。また、羽根202は、同じ軸流の向きに対して、羽根102と逆の方向に回転する向きに設定されている。つまり、図3の左から右への空気の流れに対して、インペラ101と201が逆回転するように、羽根102と202の向きの組み合わせが設定されている。また、後述するように、第2の軸流送風機200は、ステータの突極の構造が第1の軸流送風機100と異なっている。なお、第2の軸流送風機200は、第1の軸流送風機100と背中合わせになる形で結合している。
図8には、2重反転式軸流送風機10を駆動する制御系のブロック図が示されている。図8に示す制御系は、電源回路300、電源スイッチ301および遅延ON回路302を備えている。電源回路300は、第1の軸流送風機100の単相モータと第2の軸流送風機200の単相モータを駆動するための駆動電流を出力する。電源スイッチ301は、電源回路300からの駆動電流をON/OFFする通常のスイッチ回路である。遅延ON回路は、電源スイッチ301がONとされ、所定の電圧が加わると、それを契機に予め決められた一定の時間が経過した後にONとなり、第2の軸流送風機200に電源回路300からの駆動電流を伝える動作を行なう。上記の遅延を行なう方法としては、マイコンによる制御、コンデンサを用いた時定数回路による制御、メカ的なタイマを用いる方法等が挙げられる。
図8の電源スイッチ301をONにすると、まず第1の軸流送風機100が回転を始める。そして、第1の軸流送風機100が引き起こす空気の流れが羽202に当たることで、第2の軸流送風機200のインペラ202が受動的に回転を始める。このタイミングで、遅延ON回路302がONとなり、第2の軸流送風機200に駆動電流の供給が始まる。この結果、既に回転を始めているインペラ202が受動的に回転している状態から、図3のステータコイル213とロータマグネット208との間で生じる磁力により回転する状態(つまり、モータで駆動され回転する状態)に移行する。この際、第2の軸流送風機200は、規定の方向に既に回転しているので、規定の回転方向と逆の回転をすることはない。
以上述べたように、2個の単相モータを使用した2重反転式軸流送風機に関し、特に振動・コギングの低減を達成する為に、片側のモータは自起動可能な非対称なスタックを有する方式とし、他のモータは、対称形状のスタックを有する方式としている。この構造によれば、自起動可能な正転する単相モータによる風の流れを利用して、自起動できない他方のモータを正転させる。すなわち、2つの単相モータを用いる2重反転軸流送風機において、起動に関しては、偏心の有るスタックを有する単相モータが正常回転し、その風によって、もう一方の偏心のないスタックを有する単相モータの正常回転を生じさせる。
第1の軸流送風機100と第2の軸流送風機200を同じ向きで回転させてもよい。また、第1の軸流送風機100を下流側とし、第2の軸流送風機200を上流側としてもよい。この場合、第1の軸流送風機100が吸い込む空気の流れによって、第2の軸流送風機200が回転し始める。
202…羽根、203…シャフト、204…軸受、205…軸受、206…軸受保持部、207…バックヨーク、208…ロータマグネット、209…ロータ、210…ステータコア、211…突極、211a…延在部、211b…突極先端部、211c…マーク、212…インシュレータ、213…ステータコイル、214…ベース部材、215…ケーシング。
Claims (7)
- 磁力により回転するモータおよび該モータによって回転する羽根を備えた複数の軸流送風機を軸方向において連結した構造を有し、
前記複数の軸流送風機には、自起動が可能なモータを用いたものと、自起動が不可能なモータを用いたものとが含まれていることを特徴とする送風装置。 - 送風の開始において、前記自起動が可能なモータへの駆動電流の供給を行い、且つ、前記自起動が不可能なモータへの駆動電流の供給を行なわない制御を行なう制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
- 前記自起動が可能なモータへの駆動電流の供給が行われ、且つ、前記自起動が不可能なモータへの駆動電流の供給が行われていない状況において、前記自起動が可能なモータを備えた軸流送風機が引き起こす軸流によって前記自起動が不可能なモータを備えた軸流送風機の前記羽根が回転することを特徴とする請求項2に記載の送風装置。
- 前記制御手段は、前記自起動が不可能なモータを備えた軸流送風機の前記羽根が回転を始めた段階で、前記自起動が不可能なモータへの駆動電流の供給を開始することを特徴とする請求項3に記載の送風装置。
- 前記制御手段は、前記自起動が可能なモータへの駆動電流の供給を開始した時点から予め定められた時間が経過した段階で前記自起動が不可能なモータへの駆動電流の供給を開始することを特徴とする請求項4に記載の送風装置。
- 前記自起動が可能なモータは、軸方向から見たステータコアの突極の形状が左右で非対称な形状を有する単相モータであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の送風装置。
- 前記自起動が不可能なモータは、軸方向から見たステータコアの突極の形状が左右で対称な形状を有する単相モータであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の送風装置。
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Cited By (1)
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