JP5976382B2 - ダイアタッチペーストおよびその製造方法、ならびに半導体装置 - Google Patents
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Description
近年、半導体素子は集積度の増大に伴い、半導体装置の動作安定性を確保するために、高い熱放散性が求められてきている。また、パッケージの大型化が進んでおり、これらを搭載するリードフレームには、コストダウンを図る目的で、銅フレームが、従来の高価な42合金フレームに代わって広く用いられるようになってきた。
高い熱放散性を有するパッケージには、熱伝導性が高く、作業性に優れた導電性樹脂組成物が必要である。これを得るために、高い充填率で銀粉を含有した多くの樹脂組成物が提案されている。例えば、フレーク状銀粉に微細球状銀粉を併用して作業性を改善させるもの(例えば、特許文献1参照)、導電性粉体の90体積%以上を特定範囲の粒子径を有する球状銀粉を使用して分散性を向上させたもの(例えば、特許文献2参照)、導電性粉体が球状(又は略球状)の銀粉と扁平状の銀粉の混合粉で特定範囲のタップを有するもの(例えば、特許文献3参照)等が知られている。
また、高い放熱性を維持しつつ、かつ、低価格化を目的として銀被覆銅粉を使用した樹脂組成物も紹介されている(例えば、特許文献4〜7参照)。
本発明はこのような課題に対処してなされたもので、銀被覆銅粉を使用し、導電性に優れた硬化物を与え、接着強度が良好で、作業性にも優れるダイアタッチペースト、その製造方法、ならびに、そのようなダイアタッチペーストを用いた信頼性の高い半導体装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、
(1)(A)エポキシ樹脂、(B)フェノール系硬化剤、(C)銀被覆銅粉、(D)イミダゾール系硬化促進剤、(E)シランカップリング剤、及び(F)希釈剤を必須成分とするダイアタッチペーストであって、(C)銀被覆銅粉の全配合量のうち、60〜95質量%が樹枝状銀被覆銅粉であることを特徴とするダイアタッチペースト、
(2)樹枝状銀被覆銅粉が平均粒径5〜20μmである上記(1)に記載のダイアタッチペースト、
(3)硬化物から抽出される銅イオン濃度が250ppm未満である上記(1)又は(2)に記載のダイアタッチペースト、
(4)上記(1)〜(3)のいずれかに記載のダイアタッチペーストの硬化物により半導体素子を支持部材上に接着、固定されてなる半導体装置および
(5)(A)エポキシ樹脂、(B)フェノール系硬化剤、(C)銀被覆銅粉、(D)イミダゾール系硬化促進剤及び(E)シランカップリング剤、及び(F)希釈剤を必須成分とするダイアタッチペーストであって、(C)銀被覆銅粉の全配合量のうち、60〜95質量%が樹枝状銀被覆銅粉である樹脂組成物を遊星撹拌装置による混合後にロール混練を行うことを特徴とするダイアタッチペーストの製造方法を提供する。
本発明のダイアタッチペーストにおいて、(A)成分であるエポキシ樹脂は、1分子中に2個以上のエポキシ基を有する樹脂であれば、いかなるものでも使用することができる。このエポキシ樹脂の具体例としては、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂等がある。
市販品の具体例としては以下のものがある。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂としては、ADEKA社製アデカレンジEP−4100(エポキシ当量190g/eq)、ビスフェノールF型エポキシ樹脂としては、ADEKA社製EP−4900(エポキシ当量170g/eq)、脂環式エポキシ樹脂としては、ダイセル化学社製のセロキサイド2021P(エポキシ当量135g/eq)等を挙げることができる。なお、上記エポキシ樹脂は単独で用いてもよいが、これらに加えて、他のエポキシ樹脂を併用してもよい。併用するエポキシ樹脂は、1分子中に2個以上のエポキシ基を有するものであれば、いかなるエポキシ樹脂も使用することができる。例えば、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、多官能型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂等が挙げられる。
アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリブタジエン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、ポリウレタン樹脂、キシレン樹脂などが挙げられる。これらの樹脂は1種を単独で使用してもよく、2種以上を混合して使用してもよい。このようにエポキシ樹脂以外の他の樹脂を併用する場合、エポキシ樹脂100質量部に対して、他の樹脂を50質量部程度まで混合することができる。
この(B)成分は、(A)成分であるエポキシ樹脂の合計エポキシ基1.0当量に対して、(B)成分であるフェノール系硬化剤の水酸基が0.5〜2.0当量となるように配合することが好ましい。0.5当量未満では残存するエポキシ基の量が多くなり、硬化物の経時安定性が低下する。2.0当量を超えると残存する水酸基の量が多くなり、硬化物の吸水性が高くなるので好ましくない。
なお、「樹枝状銅粉」というのは「デンドライト状銅粉」とも呼ばれており、硫酸銅などの電気分解により製造される。樹枝状銀被覆銅粉は、銅と銀の置換反応を利用とした置換法や、還元剤を用いた還元法により樹枝状銅粉に銀を被覆して製造される。
銀被覆率は、通常5〜25質量%、好ましくは5〜20質量%である。銀被覆率が5質量%未満では銀被覆銅粉を使用することによる効果が小さく、25質量%を超えると、コスト面で有利ではない。
樹枝状銀被覆銅粉は、たとえば、図1の電子顕微鏡写真で示されるような形状を有しており、図2および図3に示した球状およびフレーク状銀被覆銅粉とは区別される。図4は銀被覆されていない樹枝状銅粉の電子顕微鏡写真の一例である。
イミダゾール系硬化促進剤の具体例としては、2−メチルイミダゾール、2−エチルイミダゾール、2−イソプロピルイミダゾール、2−n−プロピルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、1,2−ジメチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニル−1H−イミダゾール、4−メチル−2−フェニル−1H−イミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾール、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール、2,4−ジアミノ−6−[2′−メチルイミダゾリル−(1′)]−エチル−s−トリアジンイソシアヌル酸付加物、2−フェニル−イミダゾールイソシアヌル酸付加物、2−メチルイミダゾールイソシアヌル酸付加物、2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール、2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−フェニル−4,5−ジ(2−シアノエトキシ)メチルイミダゾール、1−ドデシル−2−メチル−3−ベンジルイミダゾリウムクロライド、1−ベンジル−2−フェニルイミダゾール塩酸塩などが挙げられる。
これらの硬化促進剤は1種を単独で使用してもよく、2種以上を混合して使用してもよい。なかでも、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾールなどが好ましい。
この(D)成分のイミダゾール系硬化促進剤の配合量は、(A)および(B)成分の合計量100質量部に対して、0.1〜5質量部の範囲が好ましく、0.2〜3質量部の範囲がより好ましい。0.1質量部未満では、十分な硬化促進効果が得られず、5質量部を超えると可使時間が短くなる。
(E)成分であるシランカップリング剤の配合量は、(A)および(B)成分の合計量100質量部に対して、0.01〜5質量部の範囲が好ましく、0.05〜4質量部の範囲がより好ましい。0.01質量部未満では、接着性を向上させる効果が得られず、5質量部を超えるとペースト塗布時にブリード現象が生じる。
本発明のダイアタッチペーストには、作業性調整を目的としてシリカを添加することができる。シリカとしては、球状シリカ、破砕状シリカ等が用いられる。
シリカの添加量は前記(A)〜(F)成分とシリカの合計量100質量部中0.01〜1質量部、好ましくは、0.01〜0.5質量部である。
このダイアタッチペーストは、(A)エポキシ、(B)フェノール系硬化剤、(C)銀被覆銅粉、(D)イミダゾール系硬化促進剤、(E)シランカップリング剤及び(F)希釈剤、必要に応じて配合される成分をディスパース、ニーダー、三本ロールなどにより混練し、次いで脱泡することにより、容易に調製することができる。
好ましいのは、遊星撹拌装置による混合である。遊星撹拌装置とは、材料を入れた容器を高速で公転させながら、同時に公転軌道上で自転させることにより、材料の均一な撹拌を行うものである。具体的には株式会社「シンキー製あわとり練太郎、ARE−310」等が挙げられる。遊星撹拌装置による混合を行なった後、複数ロール(たとえば、3本ロール)による複数回の混合を行なうことが好ましい。この混合方法により、ダイアタッチペースト中で銀被覆銅粉の分散性が増し、導電性が向上する。
本発明の半導体装置は、前記本発明のダイアタッチペーストにより、半導体素子が支持部材上に接着、固定されてなることを特徴とするものであり、例えば、本発明のダイアタッチペーストを介して半導体素子をリードフレーム(支持部材)にマウントし、ダイアタッチペーストを加熱硬化させた後、リードフレームのリード部と半導体素子上の電極とを常温で超音波によるワイヤボンディングにより接続し、次いで、これらを封止用樹脂により封止することにより製造することができる。
本発明のダイアタッチペーストは、半導体素子を半導体素子支持部材上に接着するための接着剤として広く使用することができ、半導体素子の接着剤に適用した場合に特に有用である。
下記の実施例および比較例で使用された使用原材料名およびそれらの特性を以下に示す。
1.成分(A):エポキシ樹脂
ADEKA社製のビスフェノールA型エポキシ樹脂(アデカレジンEP−4100、エポキシ当量:190g/eq)
2.成分(B):フェノール系硬化剤
丸善石油化学社製のポリパラビニルフェノール樹脂(マルカリンカ−M、水酸基当量:120g/eq)
3.成分(C):銀被覆銅粉
(1)樹枝状銀被覆銅粉A
三井金属鉱業社製の樹枝状銀被覆銅粉(比表面積:0.85m2/g、タップ密度:0.86g/cm3、粒径D50:7.50μm、銀被覆率:20質量%)
(2)樹枝状銀被覆銅粉B
三井金属鉱業社製の樹枝状銀被覆銅粉(比表面積:0.85m2/g、タップ密度:0.86g/cm3、粒径D50:7.50μm、銀被覆率:5質量%)
(3)フレーク状銀被覆銅粉
三井金属鉱業社製のフレーク状銀被覆銅粉(銀コート1200YP、粒径D50:3.42μm、銀被覆率:20質量%)
(4)球状銀被覆銅粉
福田金属社製の球状銀被覆銅粉(銀コートCu-HWQ、粒径D50:4.34μm、銀被覆率:20質量%)
4.成分(D):イミダゾール系硬化促進剤
四国化成社製の2−ヘプタデシルイミダゾール(C11Z)
5.成分(E):シランカップリング剤
信越シリコーン社製の3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(KBE−403)
6.成分(F):希釈剤
坂本薬品工業社製のn−ブチルグリシジルエーテル(BGE−R)
7.シリカ
日本アエロジル社製の親水性フュームドシリカ(AEROSIL200、比表面積:200m2/g)
エポキシ樹脂(アデカレジンEP−4100)の5.6質量部、フェノール系硬化剤(マルカリンカ−M)の4.5質量部、樹枝状銀被覆銅粉Aの72質量部(銀被覆銅粉中の割合90質量%)、フレーク状銀被覆銅粉(銀コート1200YP)の8質量部(銀被覆銅粉中10質量%)、イミダゾール系硬化促進剤(C11Z)の0.1質量部、シランカップリング剤(KBE−403)の0.3質量部、希釈剤(BGE−R)の9.4質量部およびシリカ(AEROSIL200)の0.1質量部を25℃で15分、株式会社シンキー製の遊星撹拌装置「あわとり練太郎 ARE−310」を用いて遊星撹拌してペースト状にした。次いで、3本ロールで3回混練してダイアタッチペーストを調製した。
得られたダイアタッチペーストの特性(粘度、作業性)を、以下に示す方法で求めた。結果を表1に示す。
次に、前記で得られたダイアタッチペーストを用いて、半導体チップと基板とを接着後、硬化させて半導体素子のパッケージを作製し、硬化物特性(接着強度、体積抵抗率、硬化物から抽出される銅イオン濃度)評価、さらにはパッケージの信頼性評価を以下に示す方法で行った。結果を表1に示す。
<ダイアタッチペーストの特性>
1.粘度
E型粘時計(3°コーン)を用い、温度25℃での粘度を測定した(単位:Pa・s)。
2.作業性
作業性を広がり性、糸引き性から評価した。
(1)広がり性
表面を銀めっきした銅フレーム上にダイアタッチペーストを直径が0.1mmになるように塗布し、すぐに1mm角のシリコンチップをのせ、50gfの荷重を1秒間加えた際のダイアタッチペーストの広がり面積の直径を測定し、下記の基準で評価した。なお、評価は25℃で行った。
○:1.0mm以上2.0mm未満
×:2.0mm以上
(2)糸引き性
ダイアタッチペースト塗布時にペーストが糸を引き、塗布面からはみ出さないかどうかを肉眼で見ることにより下記の基準で評価した。
○:はみ出し無し
×:はみ出し有り
1.接着強度
チップ(1mm□のSiチップ)と基板(銀めっきした銅フレーム)とをダイアタッチペーストで接着し150℃で90分硬化させた。この接着強度を25℃、せん断強度(ダイシェア強度測定に準ずる)によって測定した(単位:N)。
2.体積抵抗率
スライドガラス上にペーストを厚さ20〜30μm、幅5mm、長さ5cmになるように印刷し、150℃で90分硬化して硬化物を作製した。なお、評価は25℃条件でデジタルマルチメータを用いて行ない、下記の基準で評価した。
○:1×10-3Ω・cm未満
×:1×10-3Ω・cm以上
3.銅イオン濃度
テフロンシート上にダイアタッチペーストを塗布し、150℃で2時間硬化させた後、振動ミルで100メッシュパス程度の粒度に粉砕した硬化物を精秤し、これを圧力容器に入れて10倍量の純水を加えて密封し、180℃で2時間抽出した。その抽出液を濾過して濾液の銅イオン濃度を原子吸光法によって測定した。
4.信頼性
シリコンチップ表面にアルミニウム配線を有する模擬素子を、リードフレームにダイアタッチペーストを介してマウントし、150℃のオーブン中で2時間硬化させた後、金線ボンディングしてモールド樹脂によりトランスファー成形した。得られたパッケージを85℃、85%RHのオーブン中で5Vの電圧を500時間印加した後に観察した。
○:変色なし、マイグレーションなし
△:変色あり、マイグレーションなし
×:変色なし、マイグレーションあり
表1に示す種類と量の各成分を混合し、計量後の原料を遊星撹拌又は、TOKUSHUKIKA製の混合機〔T.K.HOMODISPER〕を用いて混合した後、3本ロールで3回混練した。製造方法以外は実施例1と同様に行い、半導体素子のパッケージを作製した。結果を表1に示す。
Claims (5)
- (A)エポキシ樹脂、(B)フェノール系硬化剤、(C)銀被覆銅粉、(D)イミダゾール系硬化促進剤、(E)シランカップリング剤、及び(F)希釈剤を必須成分とするダイアタッチペーストであって、前記(A)成分であるエポキシ樹脂の合計エポキシ基1.0当量に対して、前記(B)成分であるフェノール系硬化剤の水酸基が0.5〜2.0当量であり、前記(C)成分である銀被覆銅粉の配合量は、前記(A)〜前記(E)成分の合計量100質量部中、75〜95質量部であり、前記(D)成分のイミダゾール系硬化促進剤の配合量は、前記(A)成分および前記(B)成分の合計量100質量部に対して、0.1〜5質量部であり、前記(E)成分であるシランカップリング剤の配合量は、前記(A)成分および前記(B)成分の合計量100質量部に対して、0.01〜5質量部であり、前記(F)成分の希釈剤は、前記(A)成分〜前記(F)成分の合計量100質量部中、5〜25質量部であり、
(C)銀被覆銅粉の全配合量のうち、60〜95質量%が樹枝状銀被覆銅粉であることを特徴とするダイアタッチペースト。 - 樹枝状銀被覆銅粉が平均粒径5〜20μmである請求項1に記載のダイアタッチペースト。
- 硬化物から抽出される銅イオン濃度が250ppm未満である請求項1又は2に記載のダイアタッチペースト。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のダイアタッチペーストの硬化物により半導体素子を支持部材上に接着、固定されてなる半導体装置。
- (A)エポキシ樹脂、(B)フェノール系硬化剤、(C)銀被覆銅粉、(D)イミダゾール系硬化促進剤、(E)シランカップリング剤及び(F)希釈剤を必須成分とするダイアタッチペーストであって、前記(A)成分であるエポキシ樹脂の合計エポキシ基1.0当量に対して、前記(B)成分であるフェノール系硬化剤の水酸基が0.5〜2.0当量であり、前記(C)成分である銀被覆銅粉の配合量は、前記(A)〜前記(E)成分の合計量100質量部中、75〜95質量部であり、前記(D)成分のイミダゾール系硬化促進剤の配合量は、前記(A)成分および前記(B)成分の合計量100質量部に対して、0.1〜5質量部であり、前記(E)成分であるシランカップリング剤の配合量は、前記(A)成分および前記(B)成分の合計量100質量部に対して、0.01〜5質量部であり、前記(F)成分の希釈剤は、前記(A)成分〜前記(F)成分の合計量100質量部中、5〜25質量部であり、(C)銀被覆銅粉の全配合量のうち、60〜95質量%が樹枝状銀被覆銅粉である樹脂組成物を遊星撹拌装置による混合後にロール混練を行うことを特徴とするダイアタッチペーストの製造方法。
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