JP5971342B2 - ロボットの制御パラメータ調整方法、ロボットシステム、及びロボット制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は、ロボットの制御パラメータ調整方法、ロボットシステム、及びロボット制御装置に関する。
特許文献1には、動作中に力制限値とコンプライアンス制御パラメータを切り替えることで、作業を高速化しながら、位置ずれ発生時に過大な力が作用することを防止できる力制御装置が記載されている。
ロボットが部品(挿入ワーク)を被挿入ワークに形成された穴に挿入する挿入作業において、ロボットは、アーム先端部に搭載された力センサから出力される力センサ信号を観測しながら、部品と被挿入ワークとの接触によって生じる力が目標値に一致するよう、インピーダンス制御によって動作が制御される。
ここで、インピーダンス制御の特性を決定するインピーダンスパラメータは、以下の観点に基づいて調整される。
1)部品が穴底に到達した際の反力を低減するためには、粘性パラメータを大きく(又は部品の押し付け力を小さく)設定する必要がある。
2)挿入速度を大きくしてタクトタイムを短くするためには、粘性パラメータを小さく(又は部品の押し付け力を大きく)設定する必要がある。
一般に、部品及び被挿入ワークを破損させないために、前述の1)の観点に基づいてパラメータが調整される。その結果、タクトタイムが延びてしまう。
1)部品が穴底に到達した際の反力を低減するためには、粘性パラメータを大きく(又は部品の押し付け力を小さく)設定する必要がある。
2)挿入速度を大きくしてタクトタイムを短くするためには、粘性パラメータを小さく(又は部品の押し付け力を大きく)設定する必要がある。
一般に、部品及び被挿入ワークを破損させないために、前述の1)の観点に基づいてパラメータが調整される。その結果、タクトタイムが延びてしまう。
本発明は、部品を穴に挿入するために要する時間を短縮できるロボットの制御パラメータ調整方法、ロボットシステム、及びロボット制御装置を提供することを目的とする。また、本発明は、部品が穴の底部に到達した際の反力を、予め定められた大きさよりも低減できるロボットの制御パラメータ調整方法、ロボットシステム、及びロボット制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一の観点によれば、外部から加わる力を検出する力センサを有するロボットが、インピーダンス制御に基づいて、複数の深さ方向の区間が設定された穴に部品を挿入する挿入ステップと、
連続して同一の区間が更新の対象とならないように、前記複数の区間のうち、いずれか1つの区間における粘性パラメータを低減するパラメータ更新ステップと、を含み、
前記各区間における前記粘性パラメータを調整するロボットの制御パラメータ調整方法が適用される。
連続して同一の区間が更新の対象とならないように、前記複数の区間のうち、いずれか1つの区間における粘性パラメータを低減するパラメータ更新ステップと、を含み、
前記各区間における前記粘性パラメータを調整するロボットの制御パラメータ調整方法が適用される。
また、他の観点によれば、複数の深さ方向の区間が設定された穴に部品を挿入する挿入作業を行うロボットと、
前記ロボットの動作を制御するロボット制御装置と、を備え、
前記ロボット制御装置は、前記ロボットが行う前記挿入作業をインピーダンス制御するための制御部と、
前記部品の挿入量に応じて段階的に設定される前記インピーダンス制御の粘性パラメータを調整するパラメータ調整部と、を有するロボットシステムが適用される。
前記ロボットの動作を制御するロボット制御装置と、を備え、
前記ロボット制御装置は、前記ロボットが行う前記挿入作業をインピーダンス制御するための制御部と、
前記部品の挿入量に応じて段階的に設定される前記インピーダンス制御の粘性パラメータを調整するパラメータ調整部と、を有するロボットシステムが適用される。
また、他の観点によれば、複数の深さ方向の区間が設定された穴に部品を挿入する挿入作業を行うロボットの動作をインピーダンス制御するための制御部と、
前記部品の挿入量に応じて段階的に前記インピーダンス制御の粘性パラメータを調整するパラメータ調整部と、を備えたロボット制御装置が適用される。
前記部品の挿入量に応じて段階的に前記インピーダンス制御の粘性パラメータを調整するパラメータ調整部と、を備えたロボット制御装置が適用される。
本発明によれば、部品を穴に挿入するために要する時間を短縮できる。また、ロボットが挿入する部品が穴の底部に到達した際の反力を予め定められた大きさよりも低減できる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供する。なお、各図において、説明に関連しない部分は図示を省略する場合がある。
本発明の一実施例に係るロボットシステム10は、図1に示すように、ロボット20と、ロボット20の動作を制御するロボット制御装置30と、を備えている。
ロボット20は、図2に示すように、インピーダンス制御モデルに基づくインピーダンス制御により、ハンド202の位置が修正される。具体的には、ロボット20は、ハンド202にて、例えば円柱状の部品Pの予め決められた箇所を把持し、部品Pを被挿入ワークWに形成された穴Hに挿入する挿入作業を行うことができる。
ロボット20は、例えば6軸の多関節ロボットである。ロボット20は、手首部204とハンド202との間に、外部から加わる力を検出する力センサFSを有している。この力センサFSは、例えば6軸の力センサである。力センサFSは、ハンド202に固定されたツール座標系のX軸、Y軸、及びZ軸の各軸の方向の力を計測できる。また、力センサFSは、ツール座標系のX軸、Y軸、及びZ軸の各軸回りのモーメントを計測できる。すなわち、力センサFSは、ロボット20のハンド202に作用する外力を検出できる。
ロボット20は、例えば6軸の多関節ロボットである。ロボット20は、手首部204とハンド202との間に、外部から加わる力を検出する力センサFSを有している。この力センサFSは、例えば6軸の力センサである。力センサFSは、ハンド202に固定されたツール座標系のX軸、Y軸、及びZ軸の各軸の方向の力を計測できる。また、力センサFSは、ツール座標系のX軸、Y軸、及びZ軸の各軸回りのモーメントを計測できる。すなわち、力センサFSは、ロボット20のハンド202に作用する外力を検出できる。
ロボット制御装置30(図1参照)は、部品Pの挿入量に応じて段階的にインピーダンス制御の粘性パラメータを切り替え、ロボット20の動作をインピーダンス制御により制御できる。ここで、粘性パラメータは、部品Pを挿入する方向に関する粘性パラメータであり、以下、単に粘性パラメータという場合がある。
また、ロボット制御装置30は、穴Hの深さ方向に設定された各区間(図7参照)における粘性パラメータをそれぞれ調整できる。
ロボット制御装置30は、力信号処理部302と、パラメータ記憶部304と、パラメータ調整部306と、実行プログラム記憶部310と、制御部312と、を有している。
また、ロボット制御装置30は、穴Hの深さ方向に設定された各区間(図7参照)における粘性パラメータをそれぞれ調整できる。
ロボット制御装置30は、力信号処理部302と、パラメータ記憶部304と、パラメータ調整部306と、実行プログラム記憶部310と、制御部312と、を有している。
力信号処理部302には、力センサFSが検出した外力が電気信号として入力される。力信号処理部302は、この電気信号を処理して、力フィードバック値Ffbとして出力する。
パラメータ記憶部304は、ロボット20をインピーダンス制御するために必要なインピーダンスパラメータPins、粘性パラメータを調整するために操作者が設定する設定パラメータPs、及び粘性パラメータを調整するためにパラメータ調整部306が使用する内部パラメータPiを記憶できる。
パラメータ調整部306は、力信号処理部302から入力された力フィードバック値Ffb、及びロボット20の各軸を駆動するサーボモータのエンコーダ値を順変換して得られた位置情報POSに基づき、パラメータ記憶部304に記憶された各区間における粘性パラメータを調整できる。すなわち、パラメータ調整部306は、部品Pの挿入量に応じて段階的に設定されるインピーダンス制御の粘性パラメータを調整できる。
実行プログラム記憶部310は、ロボット20の動作を規定する実行プログラムprgを記憶することができる。実行プログラム記憶部310は、例えば、フラッシュメモリやハードディスクドライブにより構成される。
制御部312は、実行プログラム記憶部310に記憶された実行プログラムprgを解釈し、力フィードバック値Ffb及びインピーダンスパラメータPinsに基づいて、ロボット20をインピーダンス制御できる。ロボット20は、インピーダンス制御に基づいて、挿入作業を実行する。
制御部312は、図3に示すように、インピーダンス制御器312a、座標変換器312b、及び位置制御器312cとを有している。
制御部312は、図3に示すように、インピーダンス制御器312a、座標変換器312b、及び位置制御器312cとを有している。
インピーダンス制御器312aは、力フィードバック値Ffb及び力指令値Frefに基づいて、インピーダンス制御によりロボット座標系(ロボット20のベースに固定された直交座標系)における位置修正量δPを出力する。
ここで、インピーダンス制御のモデルは、慣性パラメータM、粘性パラメータD、及び剛性パラメータK、及びラプラス演算子sを用いて次式(1)により表される。
ここで、インピーダンス制御のモデルは、慣性パラメータM、粘性パラメータD、及び剛性パラメータK、及びラプラス演算子sを用いて次式(1)により表される。
ただし、挿入方向の粘性パラメータは、部品Pの先端部が通過する区間に応じた値が用いられる。区間は、位置情報POSに基づいて識別される。
座標変換器312bは、ロボット座標系における位置修正量δPを各関節軸の修正量δθに変換する。
位置制御器312cは、各関節軸の修正量δθに基づいて、ロボット20に対してトルクTを出力する。
位置制御器312cは、各関節軸の修正量δθに基づいて、ロボット20に対してトルクTを出力する。
ロボット制御装置30には、入力装置として、例えばティーチペンダント40が接続される(図1参照)。ティーチペンダント40には、実行プログラム入力部402、及びパラメータ入力部404が設けられている。
操作者は、実行プログラム入力部402により、ロボット20に所望の動作をさせつつ、その動作が記述された実行プログラムprgを作成できる。作成された実行プログラムprgは、実行プログラム記憶部310に記憶される。
また、操作者は、実行プログラム入力部402により、実行プログラム記憶部310に記憶された所望の実行プログラムprgを選択し、選択した実行プログラムprgに基いて、ロボット20を動作させることができる。
更に、操作者は、パラメータ入力部404より、パラメータ記憶部304が記憶する設定パラメータPsを設定できる。
また、操作者は、実行プログラム入力部402により、実行プログラム記憶部310に記憶された所望の実行プログラムprgを選択し、選択した実行プログラムprgに基いて、ロボット20を動作させることができる。
更に、操作者は、パラメータ入力部404より、パラメータ記憶部304が記憶する設定パラメータPsを設定できる。
次に、ロボットシステム10の動作について説明する。
まず、ロボットシステム10のロボット制御装置30は、後述する制御パラメータ調整方法により、穴Hの深さ方向に設定された各区間について、部品Pを挿入する方向の粘性パラメータDzを調整する。
次に、ロボット制御装置30は、区間ごとに調整された粘性パラメータDzに基づいて、ロボット20をインピーダンス制御する。その結果、ロボット20は把持した部品Pを穴Hに挿入する。つまり、ロボットシステム10は、部品Pの挿入量に応じて粘性パラメータDzを切り替えて、部品Pを穴Hに挿入する。
まず、ロボットシステム10のロボット制御装置30は、後述する制御パラメータ調整方法により、穴Hの深さ方向に設定された各区間について、部品Pを挿入する方向の粘性パラメータDzを調整する。
次に、ロボット制御装置30は、区間ごとに調整された粘性パラメータDzに基づいて、ロボット20をインピーダンス制御する。その結果、ロボット20は把持した部品Pを穴Hに挿入する。つまり、ロボットシステム10は、部品Pの挿入量に応じて粘性パラメータDzを切り替えて、部品Pを穴Hに挿入する。
制御パラメータ調整方法は、粘性パラメータDzを調整する作業として、図4に示すように、前調整を実行するステップと、前調整が実行された後、部品Pを挿入する挿入動作とパラメータ更新とを繰り返すステップとを含んでいる。
前調整においては、図5Aに示すようにロボット20に部品Pを調整用のワークWadjに繰り返し接触させ、粘性パラメータが調整され、粘性パラメータの初期値Diniが求められる。なお、慣性パラメータMは固定され、剛性パラメータKは零である。
前調整においては、式(1)に示した粘性パラメータDを調整する際、粘性パラメータDが小さいほど応答が速いが部品Pの接触時に振動的になり不安定になる。逆に、粘性パラメータDを大きくすると振動が少なく安定だが応答は遅い。
前調整においては、式(1)に示した粘性パラメータDを調整する際、粘性パラメータDが小さいほど応答が速いが部品Pの接触時に振動的になり不安定になる。逆に、粘性パラメータDを大きくすると振動が少なく安定だが応答は遅い。
そこで、図5Bのようにステップ状の力指令を与えて部品Pを調整用のワークWadjに接触させた場合の、速度応答の整定時間が最短になるように粘性パラメータ(図5B中のD)を調整し、この調整を並進及び回転の6方向に対して行う。並進方向に関する粘性パラメータの調整は各軸方向について部品Pを並進させ調整用のワークWadjに接触させて行われる。回転方向に関する粘性パラメータの調整は、各軸回りに部品Pを回転させ、部品Pを調整用のワークWadjに接触させて行われる。
前調整により、接触時の整定時間が最短になるような粘性パラメータの初期値Diniが求められる。
前調整により、接触時の整定時間が最短になるような粘性パラメータの初期値Diniが求められる。
また、前調整では、図6に示すように、部品Pの先端が穴Hに嵌るよう、ロボット20の位置姿勢が教示される。
更に、前調整では、部品Pを挿入する方向の力指令値Fref_zも与えられる。
更に、前調整では、部品Pを挿入する方向の力指令値Fref_zも与えられる。
図4に示した挿入動作においては、挿入ステップとして、ロボット20が、力指令値Fref_zに基づく押し付け力Finsにて、把持した部品Pを穴Hに挿入する(図6参照)。部品Pが穴Hの底部に到達すると、部品Pは反力CFを受ける。
パラメータ更新動作においては、図7に示すように、更新ステップとして、挿入動作中にロボット20が受けた反力に基づいて、穴Hの深さ方向に設定された複数の区間ごとに、粘性パラメータDzが更新(低減)される。図7では一例として5つの区間に分けた場合を示している。粘性パラメータDzは、パラメータ調整部306により、後述する調整アルゴリズムに従って更新される。
粘性パラメータDzは、原則として、部品Pが穴Hの底部に到達するまでに受ける反力のピーク値Fpeak1及び部品Pが穴Hの底部に到達した後に受ける反力のピーク値Fpeak2が、それぞれ予め決められた閾値(第1の閾値)Fthre1及び閾値(第2の閾値)Fthre2を超えず、粘性パラメータが予め設定された下限値に到達しない限り、パラメータ更新動作が実行される度に予め決められた大きさだけ低減されていく。
粘性パラメータDzは、原則として、部品Pが穴Hの底部に到達するまでに受ける反力のピーク値Fpeak1及び部品Pが穴Hの底部に到達した後に受ける反力のピーク値Fpeak2が、それぞれ予め決められた閾値(第1の閾値)Fthre1及び閾値(第2の閾値)Fthre2を超えず、粘性パラメータが予め設定された下限値に到達しない限り、パラメータ更新動作が実行される度に予め決められた大きさだけ低減されていく。
パラメータ更新動作においては、挿入動作中、力指令値Fref_zは、部品Pの位置に関係なく一定に保たれる。力指令値Fref_zは、粘性パラメータDzが更新された場合であっても、一定に保たれる。
また、図7に示す区間5のように、穴Hの底部を含む区間については、粘性パラメータDzは更新の対象とならず、前調整により調整された値に維持される。穴Hの底部を含む区間についての粘性パラメータDzが更新の対象とならない理由は、前調整にて、部品Pが被挿入ワークWに接触した際の整定時間が低減されるよう、粘性パラメータがすでに調整されているためである。
なお、部品Pの先端が穴Hに確実に嵌るまでは、前調整にて設定した粘性パラメータを用いて、ロボット20がインピーダンス制御される。
また、図7に示す区間5のように、穴Hの底部を含む区間については、粘性パラメータDzは更新の対象とならず、前調整により調整された値に維持される。穴Hの底部を含む区間についての粘性パラメータDzが更新の対象とならない理由は、前調整にて、部品Pが被挿入ワークWに接触した際の整定時間が低減されるよう、粘性パラメータがすでに調整されているためである。
なお、部品Pの先端が穴Hに確実に嵌るまでは、前調整にて設定した粘性パラメータを用いて、ロボット20がインピーダンス制御される。
この調整アルゴリズムによれば、ロボット20が受ける反力が過大にならないように監視され、各区間について粘性パラメータDzが低減される。その結果、ロボット20の挿入動作の応答が向上し、部品Pを挿入するために要する時間が短縮される。
次に、図8を参照して、パラメータ調整部306が実行する調整アルゴリズムについて、詳細に説明する。
前述のパラメータ記憶部304に記憶されるインピーダンスパラメータPins、粘性パラメータDを調整するために操作者が設定する設定パラメータPs、及び粘性パラメータDを調整するためにパラメータ調整部306が使用する内部パラメータPiは、具体的には以下の通りである。
A.インピーダンスパラメータPins
(1)粘性パラメータD
(2)慣性パラメータM
(3)剛性パラメータK
B.設定パラメータPs
(1)挿入方向の粘性パラメータの初期値Dzini
(2)挿入方向の粘性パラメータの下限値Dzmin
(3)挿入方向の粘性パラメータの低減量(更新量)ΔDz
(4)部品Pが穴Hの底部に到達するまでに受ける反力の閾値Fthre1
(5)部品Pが穴Hの底部に到達した後に受ける反力の閾値Fthre2
(6)区間の分割数N(自然数)
(7)部品Pを挿入する方向にハンド202を動かすための力指令値Fref_z
C.内部パラメータPi
(1)粘性パラメータを更新する対象となる更新対象区間を示す変数i(ただし、1≦i≦N−1)
(2)前回の更新対象区間を示す変数i_old(ただし、1≦i_old≦N−1)
(3)更新対象区間iにおける挿入方向の粘性パラメータDz(i)
(4)前回の挿入方向の粘性パラメータOldDz(i)
(5)粘性パラメータDz(i)の更新可否を示すフラグFlg(i)
(6)更新可能なDz(i)の数を示す変数Flg_Cnt(ただし、0≦Flg_Cnt≦N−1)
(7)部品Pが穴Hの底部に到達するまでに受ける反力のピーク値Fpeak1(図11参照)
(8)部品Pが穴Hの底部に到達した後に受ける反力のピーク値Fpeak2(図11参照)
前述のパラメータ記憶部304に記憶されるインピーダンスパラメータPins、粘性パラメータDを調整するために操作者が設定する設定パラメータPs、及び粘性パラメータDを調整するためにパラメータ調整部306が使用する内部パラメータPiは、具体的には以下の通りである。
A.インピーダンスパラメータPins
(1)粘性パラメータD
(2)慣性パラメータM
(3)剛性パラメータK
B.設定パラメータPs
(1)挿入方向の粘性パラメータの初期値Dzini
(2)挿入方向の粘性パラメータの下限値Dzmin
(3)挿入方向の粘性パラメータの低減量(更新量)ΔDz
(4)部品Pが穴Hの底部に到達するまでに受ける反力の閾値Fthre1
(5)部品Pが穴Hの底部に到達した後に受ける反力の閾値Fthre2
(6)区間の分割数N(自然数)
(7)部品Pを挿入する方向にハンド202を動かすための力指令値Fref_z
C.内部パラメータPi
(1)粘性パラメータを更新する対象となる更新対象区間を示す変数i(ただし、1≦i≦N−1)
(2)前回の更新対象区間を示す変数i_old(ただし、1≦i_old≦N−1)
(3)更新対象区間iにおける挿入方向の粘性パラメータDz(i)
(4)前回の挿入方向の粘性パラメータOldDz(i)
(5)粘性パラメータDz(i)の更新可否を示すフラグFlg(i)
(6)更新可能なDz(i)の数を示す変数Flg_Cnt(ただし、0≦Flg_Cnt≦N−1)
(7)部品Pが穴Hの底部に到達するまでに受ける反力のピーク値Fpeak1(図11参照)
(8)部品Pが穴Hの底部に到達した後に受ける反力のピーク値Fpeak2(図11参照)
(ステップS101)
本ステップでは、各パラメータが初期設定される。具体的には、更新可能なDz(i)の数を示す変数Flg_CntがN−1に設定される。
前回の対象区間を示す変数i_oldが1に設定される。
現在の対象の区間を示す変数iが1に設定される。
現在の粘性パラメータDz(1)〜Dz(N−1)が、前述の前調整で得られた粘性パラメータの初期値Dziniに設定される。
前回の粘性パラメータOldDz(1)〜OldDz(N−1)が、それぞれ前述の前調整で得られた粘性パラメータの初期値Dziniに設定される。
粘性パラメータDz(1)〜Dz(N−1)の更新可否をそれぞれ示すフラグFlg(1)〜Flg(N−1)が更新可能であることを示す「on」に設定される。
本ステップでは、各パラメータが初期設定される。具体的には、更新可能なDz(i)の数を示す変数Flg_CntがN−1に設定される。
前回の対象区間を示す変数i_oldが1に設定される。
現在の対象の区間を示す変数iが1に設定される。
現在の粘性パラメータDz(1)〜Dz(N−1)が、前述の前調整で得られた粘性パラメータの初期値Dziniに設定される。
前回の粘性パラメータOldDz(1)〜OldDz(N−1)が、それぞれ前述の前調整で得られた粘性パラメータの初期値Dziniに設定される。
粘性パラメータDz(1)〜Dz(N−1)の更新可否をそれぞれ示すフラグFlg(1)〜Flg(N−1)が更新可能であることを示す「on」に設定される。
(ステップS102)
フラグFlg(i)が、「on」であるか否かが判断される。「on」である場合には、ステップS103へ進む。更新不可能であることを示す「off」である場合には、ステップS203へ進む。
フラグFlg(i)が、「on」であるか否かが判断される。「on」である場合には、ステップS103へ進む。更新不可能であることを示す「off」である場合には、ステップS203へ進む。
(ステップS103)
挿入動作が実行され、ロボット20が部品Pを穴Hに挿入する(図7参照)。
挿入動作が実行され、ロボット20が部品Pを穴Hに挿入する(図7参照)。
(ステップS104)
第1の判断ステップとして、部品Pが穴Hの底部に到達するまでに受ける反力のピーク値Fpeak1が、閾値Fthre1以下である場合には、ステップS105へ進む。そうでない場合には、ステップS204へ進む。
なお、反力のピーク値Fpeak1は、力信号処理部302が出力する力フィードバック値Ffbから求められる。
第1の判断ステップとして、部品Pが穴Hの底部に到達するまでに受ける反力のピーク値Fpeak1が、閾値Fthre1以下である場合には、ステップS105へ進む。そうでない場合には、ステップS204へ進む。
なお、反力のピーク値Fpeak1は、力信号処理部302が出力する力フィードバック値Ffbから求められる。
(ステップS105)
第2の判断ステップとして、部品Pが穴Hの底部に到達した後に受ける反力のピーク値Fpeak2が、閾値Fthre2以下である場合には、ステップS106へ進む。そうでない場合には、ステップS204へ進む。
なお、反力のピーク値Fpeak2は、力信号処理部302が出力する力フィードバック値Ffbから求められる。
第2の判断ステップとして、部品Pが穴Hの底部に到達した後に受ける反力のピーク値Fpeak2が、閾値Fthre2以下である場合には、ステップS106へ進む。そうでない場合には、ステップS204へ進む。
なお、反力のピーク値Fpeak2は、力信号処理部302が出力する力フィードバック値Ffbから求められる。
(ステップS106)
変数Flg_Cntが0より大きい場合には、ステップS107へ進む。変数Flg_Cntが0である場合には、調整が終了する。
変数Flg_Cntが0より大きい場合には、ステップS107へ進む。変数Flg_Cntが0である場合には、調整が終了する。
(ステップS107)
粘性パラメータDz(i)を粘性パラメータOldDz(i)に保存する。粘性パラメータDz(i)から粘性パラメータの低減量(更新量)ΔDzを減じた値を新たな粘性パラメータDz(i)とする。変数i_oldをiとする。
粘性パラメータDz(i)を粘性パラメータOldDz(i)に保存する。粘性パラメータDz(i)から粘性パラメータの低減量(更新量)ΔDzを減じた値を新たな粘性パラメータDz(i)とする。変数i_oldをiとする。
(ステップS108)
第3の判断ステップとして、新たな粘性パラメータDz(i)が粘性パラメータの下限値Dzmin以下である場合には、ステップS109へ進む。そうでない場合には、ステップS110へ進む。
第3の判断ステップとして、新たな粘性パラメータDz(i)が粘性パラメータの下限値Dzmin以下である場合には、ステップS109へ進む。そうでない場合には、ステップS110へ進む。
(ステップS109)
粘性パラメータDz(i)が粘性パラメータの下限値Dzminに設定される。
フラグFlg(i)が更新不可能であることを示す「off」に設定される。更新可能なDz(i)の数を示す変数Flg_Cntを1減らす。
粘性パラメータDz(i)が粘性パラメータの下限値Dzminに設定される。
フラグFlg(i)が更新不可能であることを示す「off」に設定される。更新可能なDz(i)の数を示す変数Flg_Cntを1減らす。
(ステップS110)
変数iがN−1よりも小さい場合には、変数iを1増やし、そうでない場合には、変数iを1にする。つまり、後続のステップにおいて変数iはNになることがないので、区間Nは粘性パラメータの更新対象外となる。
その後、ステップS102に戻る。
変数iがN−1よりも小さい場合には、変数iを1増やし、そうでない場合には、変数iを1にする。つまり、後続のステップにおいて変数iはNになることがないので、区間Nは粘性パラメータの更新対象外となる。
その後、ステップS102に戻る。
(ステップS203)
変数iがN−1よりも小さい場合には、変数iを1増やし、そうでない場合には、変数iを1にする。つまり、ステップS102から本ステップS203へと至るフローにより、フラグFlg(i)が「off」となった区間は、粘性パラメータDz(i)の更新対象から外されることになる。また、後続のステップにおいて変数iはNになることがないので、区間Nは粘性パラメータの更新対象外となる。
その後、ステップS102に戻る。
変数iがN−1よりも小さい場合には、変数iを1増やし、そうでない場合には、変数iを1にする。つまり、ステップS102から本ステップS203へと至るフローにより、フラグFlg(i)が「off」となった区間は、粘性パラメータDz(i)の更新対象から外されることになる。また、後続のステップにおいて変数iはNになることがないので、区間Nは粘性パラメータの更新対象外となる。
その後、ステップS102に戻る。
(ステップS204)
ステップS103にて実行された挿入動作の終了状態が判断される。挿入動作が正常終了である場合には、ステップS205へ進む。途中停止である場合には、調整を終了する。すなわち、ステップS103、S104からステップS204へと至るフローにより、挿入途中で部品Pが穴Hに詰まって停止し、反力のピーク値Fpeak1が閾値Fthre1を超えた場合には、異常が発生したと判断され、調整が終了する。また、ステップS103、S104、S105からステップS204へと至るフローにより、部品Pが穴Hの底部に到達した後に振動が整定せず、反力のピーク値Fpeak2が閾値Fthre2を超えた場合には、異常が発生したと判断され、調整が終了する。
ステップS103にて実行された挿入動作の終了状態が判断される。挿入動作が正常終了である場合には、ステップS205へ進む。途中停止である場合には、調整を終了する。すなわち、ステップS103、S104からステップS204へと至るフローにより、挿入途中で部品Pが穴Hに詰まって停止し、反力のピーク値Fpeak1が閾値Fthre1を超えた場合には、異常が発生したと判断され、調整が終了する。また、ステップS103、S104、S105からステップS204へと至るフローにより、部品Pが穴Hの底部に到達した後に振動が整定せず、反力のピーク値Fpeak2が閾値Fthre2を超えた場合には、異常が発生したと判断され、調整が終了する。
(ステップS205)
前回の対象区間における現在の粘性パラメータDz(i_old)を、前回の対象区間における前回の粘性パラメータOldDz(i_old)に戻す。つまり、直前に更新した更新対象区間について、粘性パラメータDz(i_old)を更新前の値に戻す。
フラグFlg(i_old)が更新不可能であることを示す「off」に設定される。更新可能なDz(i)の数を示す変数Flg_Cntを1減らす。
前回の対象区間における現在の粘性パラメータDz(i_old)を、前回の対象区間における前回の粘性パラメータOldDz(i_old)に戻す。つまり、直前に更新した更新対象区間について、粘性パラメータDz(i_old)を更新前の値に戻す。
フラグFlg(i_old)が更新不可能であることを示す「off」に設定される。更新可能なDz(i)の数を示す変数Flg_Cntを1減らす。
(ステップS206)
変数Flg_Cntが0より大きい場合には、ステップS207へ進む。変数Flg_Cntが0である場合には、調整が終了する。
変数Flg_Cntが0より大きい場合には、ステップS207へ進む。変数Flg_Cntが0である場合には、調整が終了する。
(ステップS207)
変数iがN−1よりも小さい場合には、iを1増やし、そうでない場合には、変数iを1にする。つまり、後続のステップにおいて変数iはNになることがないので、区間Nは粘性パラメータの更新対象外となる。
その後、ステップS102に戻る。
変数iがN−1よりも小さい場合には、iを1増やし、そうでない場合には、変数iを1にする。つまり、後続のステップにおいて変数iはNになることがないので、区間Nは粘性パラメータの更新対象外となる。
その後、ステップS102に戻る。
上記ステップを繰り返すことにより、各区間の粘性パラメータDz(i)が決定される。
ここで、特定の区間のみ更新を繰り返すと、急な加減速で挿入動作が実行される要因になったり、部品Pが穴Hに詰まる要因になったり、反力が過大となる要因になったりする。この点、本調整アルゴリズムは、更新対象区間iが、1、2、・・・、N−1、1、2・・・のように輪番で変わるので、スムーズな挿入動作を実現できる。つまり、本調整アルゴリズムでは、前回更新の対象となった区間に隣接する区間における粘性パラメータが更新対象となる。なお、更新対象区間iは1ずつずれて変更されなくてもよい。すなわち、連続して同一の区間が更新の対象とならなければよい。
ここで、特定の区間のみ更新を繰り返すと、急な加減速で挿入動作が実行される要因になったり、部品Pが穴Hに詰まる要因になったり、反力が過大となる要因になったりする。この点、本調整アルゴリズムは、更新対象区間iが、1、2、・・・、N−1、1、2・・・のように輪番で変わるので、スムーズな挿入動作を実現できる。つまり、本調整アルゴリズムでは、前回更新の対象となった区間に隣接する区間における粘性パラメータが更新対象となる。なお、更新対象区間iは1ずつずれて変更されなくてもよい。すなわち、連続して同一の区間が更新の対象とならなければよい。
次に、ロボット20が把持した部品Pを挿入する実験例を示し、ロボットシステム10について更に説明する。
(第1の実験例)
前述の前調整の後、図9に示すように、部品Pの先端が被挿入ワークWに1mm程度嵌った状態から挿入動作及びパラメータ更新を行った。
部品P及び被挿入ワークWの諸元並びに調整パラメータをそれぞれ、表1及び表2に示す。
(第1の実験例)
前述の前調整の後、図9に示すように、部品Pの先端が被挿入ワークWに1mm程度嵌った状態から挿入動作及びパラメータ更新を行った。
部品P及び被挿入ワークWの諸元並びに調整パラメータをそれぞれ、表1及び表2に示す。
実験の結果、挿入動作は21回繰り返され、挿入開始位置から穴底に到達するまでの所要時間(挿入時間)Tim、及び反力ピーク値Fpeak1、Fpeak2は、それぞれ、図10に示すように推移した。なお、図10において、横軸は粘性パラメータDzの更新回数を表している。左側の縦軸は挿入時間を表している。右側の縦軸は反力の大きさを表している。
ここで、図11は、反力と部品Pの挿入位置との関係を示したグラフである。上側のグラフは反力を示している。下側のグラフは部品Pの挿入位置を示している。部品Pの挿入位置は、部品Pが穴Hに挿入されるほど、値が小さくなるように表示されている。横軸は時間を表している。挿入時間Tim、反力ピーク値Fpeak1、Fpeak2は、それぞれ、図11に示す通りである。
ここで、図11は、反力と部品Pの挿入位置との関係を示したグラフである。上側のグラフは反力を示している。下側のグラフは部品Pの挿入位置を示している。部品Pの挿入位置は、部品Pが穴Hに挿入されるほど、値が小さくなるように表示されている。横軸は時間を表している。挿入時間Tim、反力ピーク値Fpeak1、Fpeak2は、それぞれ、図11に示す通りである。
図10に示すように、全21回の挿入を通して、反力ピークFpeak1、Fpeak2は、それぞれ表2に示す閾値Fthre1、Fthre2を下回った。その結果、前述の調整アルゴリズム(図8参照)に従って、各区間の粘性パラメータDz(1)からDz(4)までの全てが粘性パラメータの下限値Dminに到達して調整終了となった(図12参照)。
結果的に、挿入時間Timは、4.8秒(1回目の更新)から1.3秒(21回目の更新)へと短縮された。
結果的に、挿入時間Timは、4.8秒(1回目の更新)から1.3秒(21回目の更新)へと短縮された。
(第2の実験例)
前述の前調整の後、図13に示すように、ロボット20が把持した部品PをTCP(Tool Center Point)を通るY軸回りに+0.5度傾け、部品Pが傾いて穴Hに嵌った状態から挿入動作及びパラメータ更新を行った。
部品Pの諸元及び調整パラメータは、第1の実験例と同一である(表1及び表2参照)。
前述の前調整の後、図13に示すように、ロボット20が把持した部品PをTCP(Tool Center Point)を通るY軸回りに+0.5度傾け、部品Pが傾いて穴Hに嵌った状態から挿入動作及びパラメータ更新を行った。
部品Pの諸元及び調整パラメータは、第1の実験例と同一である(表1及び表2参照)。
実験の結果、挿入動作は21回繰り返され、挿入時間Tim、及び反力ピーク値Fpeak1、Fpeak2は、それぞれ、図14に示すように推移した。なお、図14において、横軸は粘性パラメータDzの更新回数を表している。左側の縦軸は挿入時間を表している。右側の縦軸は反力の大きさを表している。
図14に示すように、挿入動作1、2、4、5、6、7、10回目では、挿入途中で部品Pが詰まり、穴底に到達せずに挿入動作を終了した。その際、反力Fpeak1は閾値を下回ったのでパラメータが更新され、調整が継続された。また、20回目ではFpeak1が閾値Fthre1を超えたため、その際の調整結果が却下されてDz(3)の更新が打ち切られた。最終的に採用された調整結果では、Dz(3)が粘性下限値Dminに到達していない(図15参照)。
結果的に、挿入時間Timは、5.8秒(3回目の更新)が2.1秒(21回目の更新)に短縮された。
図14に示すように、挿入動作1、2、4、5、6、7、10回目では、挿入途中で部品Pが詰まり、穴底に到達せずに挿入動作を終了した。その際、反力Fpeak1は閾値を下回ったのでパラメータが更新され、調整が継続された。また、20回目ではFpeak1が閾値Fthre1を超えたため、その際の調整結果が却下されてDz(3)の更新が打ち切られた。最終的に採用された調整結果では、Dz(3)が粘性下限値Dminに到達していない(図15参照)。
結果的に、挿入時間Timは、5.8秒(3回目の更新)が2.1秒(21回目の更新)に短縮された。
以上説明したように、ロボットシステム10によれば、部品Pを穴に挿入する挿入時間が短縮される。また、ロボットシステム10によれば、ロボット20が挿入する部品Pが穴Hの底部に到達した際の反力が設定された閾値以下に抑えられる。
本発明は、前述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での変更は可能である。例えば、前述の実施例や変形例の一部又は全部を組み合わせて発明を構成する場合も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、内部パラメータである反力のピークや設定パラメータである挿入方向の粘性パラメータの下限値を区間に応じて可変にしてもよい。
例えば、内部パラメータである反力のピークや設定パラメータである挿入方向の粘性パラメータの下限値を区間に応じて可変にしてもよい。
10:ロボットシステム、20:ロボット、30:ロボット制御装置、40:ティーチペンダント、202:ハンド、204:手首部、302:力信号処理部、304:パラメータ記憶部、306:パラメータ調整部、310:実行プログラム記憶部、312:制御部、312a:インピーダンス制御器、312b:座標変換器、312c:位置制御器、402:実行プログラム入力部、404:パラメータ入力部、FS:力センサ、H:穴、P:部品、W:被挿入ワーク、Wadj:調整用のワーク
Claims (7)
- 外部から加わる力を検出する力センサを有するロボットが、インピーダンス制御に基づいて、複数の深さ方向の区間が設定された穴に部品を挿入する挿入ステップと、
連続して同一の区間が更新の対象とならないように、前記複数の区間のうち、いずれか1つの区間における粘性パラメータを低減するパラメータ更新ステップと、を含み、
前記各区間における前記粘性パラメータを調整するロボットの制御パラメータ調整方法。 - 請求項1記載のロボットの制御パラメータ調整方法において、
前記パラメータ更新ステップでは、前記穴の底部を含む前記区間における前記粘性パラメータを調整の対象としないロボットの制御パラメータ調整方法。 - 請求項2記載のロボットの制御パラメータ調整方法において、
前記パラメータ更新ステップでは、前回調整の対象となった前記区間に隣接する前記区間における前記粘性パラメータが調整の対象となるロボットの制御パラメータ調整方法。 - 請求項2又は3記載のロボットの制御パラメータ調整方法において、
前記部品が、前記穴の底に到達するまでの間に前記ロボットが受ける反力が予め決められた第1の閾値を超えたことを判断する第1の判断ステップと、
前記部品が、前記穴の底に到達した際に前記ロボットが受ける反力が予め決められた第2の閾値を超えたことを判断する第2の判断ステップと、
前記粘性パラメータが、予め設定された下限値に到達したことを判断する第3の判断ステップと、を更に含むロボットの制御パラメータ調整方法。 - 複数の深さ方向の区間が設定された穴に部品を挿入する挿入作業を行うロボットと、
前記ロボットの動作を制御するロボット制御装置と、を備え、
前記ロボット制御装置は、前記ロボットが行う前記挿入作業をインピーダンス制御するための制御部と、
前記部品の挿入量に応じて段階的に設定される前記インピーダンス制御の粘性パラメータを調整するパラメータ調整部と、を有するロボットシステム。 - 請求項5記載のロボットシステムにおいて、
前記パラメータ調整部は、前記ロボットが前記挿入作業を行った際の反力が予め決められた大きさを超えていない場合に、前記複数の区間のうち、前記穴の底部を含む前記区間を除き、いずれか1つの前記区間における前記粘性パラメータを予め決められた大きさだけ低減するロボットシステム。 - 複数の深さ方向の区間が設定された穴に部品を挿入する挿入作業を行うロボットの動作をインピーダンス制御するための制御部と、
前記部品の挿入量に応じて段階的に前記インピーダンス制御の粘性パラメータを調整するパラメータ調整部と、を備えたロボット制御装置。
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