Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP5971124B2 - 雨滴検出装置 - Google Patents

雨滴検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5971124B2
JP5971124B2 JP2013000846A JP2013000846A JP5971124B2 JP 5971124 B2 JP5971124 B2 JP 5971124B2 JP 2013000846 A JP2013000846 A JP 2013000846A JP 2013000846 A JP2013000846 A JP 2013000846A JP 5971124 B2 JP5971124 B2 JP 5971124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raindrop
window glass
inclination angle
operation mode
wiper device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013000846A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014133424A (ja
Inventor
耕ニ 岩瀬
耕ニ 岩瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2013000846A priority Critical patent/JP5971124B2/ja
Publication of JP2014133424A publication Critical patent/JP2014133424A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5971124B2 publication Critical patent/JP5971124B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

本発明は、ウインドガラス外面に付着した雨滴量を検出する雨滴検出装置に関し、特に検出された雨滴量に応じてワイパ装置の作動態様を制御する雨滴検出装置に関する。
従来より、ウインドガラス外面に付着した雨滴量を検出する雨滴検出装置を設け、この雨滴検出装置によって検出された雨滴量に応じてワイパ装置の払拭速度や間欠時間等の作動態様を自動的に制御するものが知られている。
特許文献1の装置間の通信装置は、雨滴検出装置と、この雨滴検出装置によって検出された雨滴量に応じて払拭操作するワイパ装置とを備え、雨滴検出装置とワイパ装置のうち一方の装置への単方向の信号を送信する通信手段と、前記一方の装置側に設けられた前記単方向の信号の電位を短絡させる送信手段と、他方の装置側に設けられ、短絡された信号に基づいて前記一方の装置から他方の装置への伝達情報を認識する認識手段を備えている。
この雨滴検出装置では、ウインドガラス内面に設定された検知領域に対して光を投光する発光素子(LED)と、この発光素子から投光された光を平行に方向変換する平行光レンズと、ウインドガラスと外部空間との外側境界面から反射された光を方向変換して集束する集光レンズと、この集光レンズによって集束された反射光の受光量に応じた検出信号を出力する受光素子(フォトダイオード)等を備え、晴れ状態の受光量から雨滴によって低下した受光量の減少量に基づいて雨滴量を算出している。
このような自動制御機能付きワイパ装置は、ワイパ装置と、ワイパ制御部を備えた雨滴検出装置とから構成され、ユーザーが雨滴検出装置を任意に選択できるオプション機器として設定されていることが多い。
カーメーカーにおいて、同一の雨滴検出装置を一車種のみならず他の車種にも流用することが行われている。また、ユーザーが独自に雨滴検出装置を特定の車種から別の車種へ付け替えて、ワイパ装置に自動制御機能を付加するケースもある。
近年、ユーザの利便性向上を狙いとして、ヘッドライト等の車載機器の自動制御を、ユーザーの感覚に合わせてカスタマイズ可能にした技術も知られている。
特許文献2の車載機器の設定システムは、ヘッドライトと照度センサと制御手段を有する車両側ユニットと、車外のカスタマイズ装置等を備え、車両側ユニットと車外のカスタマイズ装置との間での暗号化/復号化を経た変更希望値の転送を着脱可能な不揮発メモリを媒介として行うことによって、センサ閾値が不用意に変更されることなく、照度センサによって検出された照度がセンサ閾値よりも小さくなったとき、制御手段が自動的にヘッドライトを点灯させている。
特許4134967号 特許4798546号
特許文献1の装置間の通信装置は、通信手段が雨滴検出装置からワイパ装置へ単一の伝送線で信号を送信するように構成されているため、通信手段を簡素化でき、雨滴検出に適した期間を特定してウインドガラス外面に付着した雨滴量を検出することができる。
しかし、以下のように、特許文献1の技術では、ユーザーの感覚に十分に適合することができない虞がある。
一般に、自動制御機能付きワイパ装置は、ウインドガラス外面に付着した雨滴量を検出し、この雨滴量が所定量(例えば、雨滴付着率が2%)以上のとき、ウインドガラス外面に降雨による雨滴付着ありと判定している。ウインドガラス外面に雨滴付着ありと判定された場合、ワイパ装置の作動態様を検出された雨滴量に応じて自動制御している。
しかし、装着されたウインドガラスの傾斜角度によって、同じ降雨量であってもウインドガラス外面に付着する雨滴量が異なり、また、ウインドガラス外面に付着する雨滴量が同じ量であってもユーザーの視界に入る雨滴の見かけ上の密度(以下、見かけ雨滴密度という)が異なると考えられる。
そこで、本発明者は、ウインドガラスの傾斜角度と雨滴付着率と雨滴の見かけ密度との相関関係についてシミュレーションによる検証実験を行った。
第1の検証として、ウインドガラスの傾斜角度を変更し、夫々の傾斜角度と雨滴付着率との関係をシミュレーションした。この検証にあたり、走行空間における雨滴密度は0.04個/mm、雨滴落下速度は6m/s、車両の移動速度は30km/hに設定した。
ウインドガラスの傾斜角度と雨滴付着率との相関関係を図14に示す。便宜上、ウインドガラスの傾斜角度が40度のときの雨滴付着率を評価基準値として1.00に設定した。
図14に示すように、ウインドガラスの傾斜角度が小さくなる程、ウインドガラス外面に付着する雨滴付着率は増加することが分かる。例えば、ウインドガラスの傾斜角度が20度のとき、雨滴付着率は1.23である。
第2の検証として、ウインドガラスの傾斜角度を変更し、夫々の傾斜角度と見かけ雨滴密度との関係をシミュレーションした。この検証にあたり、ウインドガラス外面に付着している実際の雨滴密度を0.04個/mmに設定した。
ウインドガラスの傾斜角度と見かけ雨滴密度との相関関係を図15に示す。
図15に示すように、ウインドガラスの傾斜角度が小さくなる程、ユーザーから視た見かけ雨滴密度は増加することが分かる。例えば、ウインドガラスの傾斜角度が20度のとき、見かけ雨滴密度は0.12個/mmであり、ウインドガラスの傾斜角度が40度のとき、見かけ雨滴密度は0.06個/mmである。
即ち、カーメーカーが同一の雨滴検出装置を一車種のみならず他の車種にも流用した場合、或いはユーザーが独自に雨滴検出装置を特定の車種から仕様の異なる別の車種へ変更した(付け替えた)場合、ウインドガラスの傾斜角度の違いによってユーザーの視界に入る見かけ雨滴密度が変化するため、ユーザーがワイパ装置の作動態様に違和感を感じ、場合によっては、ユーザーの前方視認性を低下させる虞がある。
特許文献2の技術によって、ワイパ装置の作動態様をウインドガラスの傾斜角度に応じてカスタマイズすることも考えられるが、車外のカスタマイズ装置が必要になるため、その設備が大掛かりになり、コスト面の課題を招く虞がある。
本発明の目的は、ウインドガラスの傾斜角度に応じてワイパ装置の作動態様を設定可能な雨滴検出装置を提供することである。
請求項1の雨滴検出装置は、ウインドガラス外面に付着した雨滴量を検出し且つ前記雨滴量に応じてワイパ装置を制御する制御手段を備えた雨滴検出装置において、前記制御手段が、少なくとも、ウインドガラス内面に照射された光の反射光に応じた出力に基づいて雨滴量を検知する雨滴量検知部と、当該車両が保有する車種情報に基づいて判定されたウインドガラスの傾斜角度が小さい程、払拭能力が高くなるように前記ワイパ装置の作動態様を設定する作動態様設定部とを備えたことを特徴としている。
この請求項1の雨滴検出装置では、雨滴量検知部がウインドガラス内面に照射された光の反射光に応じた出力に基づいて雨滴量を検出するため、ウインドガラス外面に付着した雨滴量を精度よく検出でき、また、作動態様設定部がウインドガラスの傾斜角度を車種情報によって判定しているため、ワイパ装置の払拭対象であるウインドガラスの傾斜角度を正確に識別することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記制御手段が前記ワイパ装置に車体側制御手段を間に介してCAN通信可能に接続されたことを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記作動態様設定部が前記ウインドガラスの傾斜角度と前記ワイパ装置の作動態様補正値との相関マップを有することを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、前記ワイパ装置は払拭速度と間欠期間の少なくとも1つが変更可能に構成されていることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記作動態様設定部は、ウインドガラスの傾斜角度が小さい程、払拭速度が速くなるように前記ワイパ装置の作動態様を設定することを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項1の発明において、前記作動態様設定部は、ウインドガラスの傾斜角度が小さい程、間欠期間が短くなるように前記ワイパ装置の作動態様を設定することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、ワイパ装置の払拭対象であるウインドガラスの傾斜角度を正確に識別することができるため、装着される車両の種類に拘わらず、ウインドガラスの傾斜角度が小さい程、払拭能力が高くなるようにワイパ装置の作動態様を設定でき、ユーザーに与える違和感を防止することができる。
請求項2の発明によれば、制御手段が、車載制御機構を多重通信可能に接続するCANのデータフレームを利用して車種情報を取得できるため、構造の簡単化を図ることができる。
請求項3の発明によれば、作動態様設定部がウインドガラスの傾斜角度とワイパ装置の作動態様補正値との相関マップを有するため、ワイパ装置の作動態様補正を簡単且つ早期に実行できる。
請求項4の発明によれば、車種に拘わらず、ユーザーの前方視認性を良好に保つことができる。
請求項5の発明によれば、ワイパ装置の払拭速度によってユーザーに与える違和感を防止することができる。
請求項6の発明によれば、ワイパ装置の間欠期間によってユーザーに与える違和感を防止することができる。
本発明の実施例1に係る自動車の通信系統のブロック図である。 車室内から車体前方を視た図である。 ワイパ装置とレインセンサとワイパスイッチに係る電気的構成を示す制御回路図である。 レインセンサの斜視図である。 レインセンサの全体構成を示すブロック図である。 ウインドガラスの雨滴検出原理を示す説明図である。 雨滴付着率と雨滴検出手段の出力との相関関係を示すグラフである。 オートモード制御のときの払拭速度マップである。 オートモード制御のときの間欠時間マップである。 オートモード制御のときの払拭補正値マップである。 ウインドガラス傾斜角度と見かけ雨滴密度補正値との相関関係を示すグラフである。 ウインドガラス傾斜角度判定テーブルである。 ワイパ制御処理に係る処理手順を示すフローチャートである。 ウインドガラスの傾斜角度と雨滴付着率との相関関係を示すグラフである。 ウインドガラスの傾斜角度と見かけ雨滴密度との相関関係を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
以下、本発明の実施例1について図1〜図13に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施例では、フロントウインドガラス(以下、ウインドガラスという)1と、ウインドガラス1の外側面に付着した雨滴や汚れを払拭するワイパーブレード(図示略)やワイパモータ2a等によって構成されたワイパ装置2と、レインセンサ3(雨滴検出装置)等を備えた自動車Vを例として説明する。
まず、自動車Vの基本的な通信系統について説明する。
図1に示すように、自動車Vは、ボディコントロールモジュール(Body Control Module:以下、BCMという)4と、エンジンコントロールモジュール(Engine Control Module:以下、ECMという)5と、ブレーキ制御機構6と、ヘッドライト制御機構(Adaptive Front-Lighting System:以下、AFSという)7等を備え、これら各制御機構4〜7はCAN(Controller Area Network)8によって相互に送受信可能に接続されている。
図3に示すように、BCM4(車体側制御手段)は、ワイパ装置2(ワイパモータ2a)やレインセンサ3等の複数の装置を総合制御可能に構成され、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)9と、第1リレー回路10と、第2リレー回路11等を備えている。第1リレー回路10がオン作動され第2リレー回路11がオフ作動されたとき、ワイパモータ2aが低速駆動され、第1リレー回路10がオフ作動され第2リレー回路11がオン作動されたとき、ワイパモータ2aが高速駆動される。
マイコン9は、制御処理や演算処理を行うCPUと、各種プログラムや制御係数等の各種データを保存するための読み取り専用メモリ(ROM)と、各制御機構4〜7や複数のセンサ等から出力された各種データを書き込み可能なメモリ(RAM)と、電源回路等を含んで構成されている(何れも図示略)。このマイコン9は、後述するマイコン30からの制御信号を変換し、ワイパ装置2へ送信する。
ECM5は、複数のセンサ出力に基づいて、エンジンの点火機構、燃料噴射装置、吸排気系統、動弁機構、始動制御等を制御可能に構成されている(何れも図示略)。
ブレーキ制御機構6は、急ブレーキをかけつつ衝突回避する機構(Antilock Brake System)と、車両旋回時におけるアンダーステアやオーバーステアを防止する機構(Dynamic Stability Control)とを制御可能に構成されている(何れも図示略)。
AFS7は、傾動可能に形成されたヘッドライト(図示略)の向きをハンドル舵角や車速に基づいて走行中の自動車Vの進行方向に適合した方向へ変更可能に構成されている。
CAN8は、CANバス8aによって各制御機構4〜7を多重通信可能に接続し、フレーム(図示略)単位でデータを送信するマルチマスター方式によってバスアクセス制御している。各フレームには、フレーム毎にアービトレーションIDと自動車Vの型式に対応した車両ID(車種情報)が予め設定されており、アービトレーションIDが小さい程、フレームをCANバス8aに流すための優先順位が高くされている。
自動車Vの型式には、自動車Vの構成部材の設計仕様(例えば、ウインドガラス1の傾斜角度、面積、形状等)が一義的に関連付けられている。
各制御機構4〜7や各種センサから出力された通信信号は、フレームのデータフィールドに格納されてCANバス8aを介して夫々の送信先へ送信される。
次に、ワイパ装置2について説明する。
図3に示すように、ワイパ装置2は、ワイパーブレードと、ワイパーアーム(図示略)と、ワイパモータ2aと、オートストップスイッチ2b等を備え、ユーザーによるワイパスイッチ12(図2参照)の手動操作によって各モード制御を実行可能に構成されている。
オートストップスイッチ2bは、回転維持回路であり、ユーザーがワイパスイッチ12をオフ操作したとき、ワイパーブレードが下側反転位置(停止位置)に到達していない場合には、ワイパモータ2aへの電流供給を継続してワイパーブレードを停止位置に停止させる。
図2に示すように、ワイパスイッチ12は、ステアリング13の側部に設けられ、上下方向へ段階的に移動可能に構成されている。図3に示すように、このワイパスイッチ12は、手動操作によって、OFF位置12aと、MIST位置12bと、AUTO位置12cと、LOW位置12dと、HIGH位置12eとに電気的接続を変更することによって各モード制御を切替え可能に形成されている。
ワイパスイッチ12は、雨が降っていないとき、ユーザーのオフ操作によってOFF位置12aに設定されている。ワイパスイッチ12がOFF位置12aからMIST位置12bに操作されたとき、ワイパ装置2がウインドガラス1を1回だけ払拭するミストモード制御を実行した後、ワイパスイッチ12は圧縮バネの付勢力によって自動的にOFF位置12aへ戻される。
ワイパスイッチ12がOFF位置12aからAUTO位置12cに操作されたとき、ワイパ装置2は、雨滴量に応じた間欠払拭動作を行うオートモード制御に設定される。ワイパスイッチ12の先端側部分には、間欠払拭動作の間欠時間を手動設定可能な間欠時間設定部12f(オートボリューム)が設けられている。この間欠時間設定部12fは、ワイパスイッチ12の軸心回りの回動量調節によって間欠時間を設定可能に構成されている。
ワイパスイッチ12がOFF位置12aからLOW位置12dに操作されたとき、第1リレー回路10がオンすると同時に第2リレー回路11がオフされるため、ワイパ装置2は停止時間を有さない低速の連続払拭動作を行う第1連続払拭モード制御が設定される。ワイパスイッチ12がOFF位置12aからHIGH位置12eに操作されたとき、第1リレー回路10がオフすると同時に第2リレー回路11がオンされるため、ワイパ装置2は第1連続払拭モード制御よりも高速で連続払拭動作を行う第2連続払拭モード制御に設定される。
次に、レインセンサ3について説明する。
図1〜図6に示すように、レインセンサ3は、ルームミラー14の前方且つウインドガラス1の外面上端部分に設定された雨滴検出領域に対向した位置に着脱可能に装備されている。それ故、レインセンサ3とBCM4を電気的にCAN接続することにより、ウインドガラス1の傾斜角度や車体寸法等設計仕様の異なる自動車Vに対してレインセンサ3を後から任意に装着することが可能である。
レインセンサ3は、4組の雨滴検出手段20と、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)30(制御手段)と、これらを収容可能な略直方体形状の筐体3a等を備えている。
図4に示すように、4組の雨滴検出手段20は同じ構成であるため、1組の雨滴検出手段20について主に説明する。
図5,図6に示すように、雨滴検出手段20は、投光部22と、この投光部22を制御する投光部制御部23と、平行光レンズ24と、集光レンズ25と、受光部26と、この受光部26を制御する受光部制御部27等を備えている。
投光部22は、発光素子(例えば、LED)によって形成され、赤外線αをウインドガラス1内面の雨滴検出領域に対応した部分へ照射可能に構成されている。
投光部制御部23は、マイコン30からの制御信号に基づいて投光部22の作動タイミングや赤外線αの照射量(強度)等を制御可能に構成されている。
図6に示すように、平行光レンズ24は、投光部22側の面が凸状且つウインドガラス1側の面が平面状に形成され、投光部22から照射された赤外線αの進行方向を拡散方向から平行方向に変更している。この平行光レンズ24は、ウインドガラス1外面に雨滴Wが付着しているとき、投光部22から照射された赤外線αが雨滴Wと外部空間との外側境界面から全反射され、ウインドガラス1外面に雨滴Wが付着していないとき、赤外線αがウインドガラス1を透過するように傾斜角度等が設定されている。
集光レンズ25は、ウインドガラス1側の面が凸状且つ受光部26側の面が平面状に形成されている。雨滴Wの外側境界面から反射した赤外線αは、何れも平行状に進行するため、集光レンズ25は、これら平行状の赤外線αが受光部26に集中するように赤外線αの進行方向を平行方向から集束方向に変更している。
受光部26は、撮像素子(例えば、CCD)によって構成され、ウインドガラス1の外側面に付着した雨滴Wの外側境界面から反射された赤外線αの反射光量を検出可能に構成されている。受光部制御部27は、マイコン30からの制御信号に基づいて受光部26の受光感度や焦点等を制御可能に構成され、受光部26で検出された赤外線αの反射光量検出信号をマイコン30へ出力している。
ここで、雨滴検出手段20の雨滴検出原理について図6に基づき簡単に説明する。
図6に示すように、ウインドガラス1の親水特性と重力との影響によって雨滴Wは扁平状に形成されている。平行光レンズ24は、投光部22から照射された赤外線αが雨滴Wと外部空間との湾曲状外側境界面から全反射するように傾斜角度等が設定されている。それ故、ウインドガラス1の外側面に雨滴Wが付着していない部分では、投光部22から照射された赤外線αはウインドガラス1を全て透過するため、反射光が発生しない。また、雨滴Wが滴下してウインドガラス1の外側面に扁平状の雨滴Wが付着している部分では、ウインドガラス1を透過した赤外線αが雨滴Wと外部空間との外側境界面から全反射される。これにより、雨滴検出手段20は、雨滴Wの外側面からの反射光である赤外線αの反射光量を検出する。
次に、マイコン30について説明する。
マイコン30は、雨滴検出手段20で検出された赤外線αの反射光量に基づいてウインドガラス1の外側面に付着した雨滴量を検出可能に構成されている。
このマイコン30は、ワイパ装置2の作動態様に係る指令信号をマイコン9へ出力することによって、ワイパ装置2の払拭特性を変更している。
図5に示すように、マイコン30は、雨滴検出処理部31と、雨滴量測定部32(雨滴量検知部)と、オートワイパ判断部33と、作動態様設定部34を備えた制御基盤によって構成され、投光部制御部23及び受光部制御部27が電気的に接続されている。
雨滴検出処理部31では、4組の受光部26で受光した夫々の反射光の出力について平均出力を演算し、この平均出力を出力xとして設定している。
図7に示すように、ウインドガラス1への雨滴Wの付着率は出力xと比例関係が成立しているため、この相関関係に基づいて、雨滴量測定部42では、雨滴検出処理部41で設定された出力xを付着率X(%)に変換している。
ここで、出力xから変換された雨滴検出手段20の付着率Xは、ウインドガラス1に付着した雨滴Wがないとき、付着率0%に設定され、ウインドガラス1の全面に雨滴Wが付着したとき、付着率100%になるように設定される。
尚、図7おいて、所定雨滴付着率(例えば、1.0%)以下では、雨滴検出手段20の検出精度の関係上、出力xは出力されない。
雨滴量測定部32では、雨滴検出手段20の4組の受光部26で受光した夫々の反射光の平均出力の増加幅に基づいてウインドガラス1に付着した雨滴量を測定している。この雨滴検出手段20の出力値に基づいて測定された雨滴量が、レインセンサ3が検出した雨滴量に相当する。尚、本実施例では、外部要因等を考慮して、付着率Xが2%以上のとき、降雨による雨滴有りと判定している。
オートワイパ判断部33は、ユーザーがワイパスイッチ12(図2,図3参照)を操作してオートモード制御が選択されたか否かを判定する。
作動態様設定部34は、ユーザーが選択したモード制御に応じてワイパ装置2を制御する基本機能と、オートモード制御においてレインセンサ3が検出した雨滴量に基づいてワイパ装置2の作動態様を変更する作動態様変更機能とを備えている。
図8〜図10に示すように、作動態様設定部34は、オートモード制御が選択されたときに用いられる払拭速度マップM1と間欠時間マップM2と払拭補正値マップM3とを備えている。
図8に示すように、払拭速度マップM1は、レインセンサ3が検出した雨滴量とワイパ装置2の払拭速度との相関関係を設定している。
ワイパ装置2の払拭速度は、ウインドガラス1の傾斜角度が40度の自動車Vに適合するように、雨滴量L1まで雨滴量に応じて増加し雨滴量L1以上では一定速度にする払拭速度特性V1が予め格納されている。
図9に示すように、間欠時間マップM2は、レインセンサ3が検出した雨滴量とワイパ装置2の間欠時間との相関関係を設定している。
ワイパ装置2の間欠時間は、ウインドガラス1の傾斜角度が40度の自動車Vに適合するように、雨滴量L1まで雨滴量に応じて減少し雨滴量L1以上では間欠時間が零になる間欠時間特性T1が予め格納されている。
図10に示すように、払拭補正値マップM3は、ウインドガラス1の傾斜角度とワイパ装置2の払拭補正値(作動態様補正値)との相関関係を設定している。
払拭補正値は、ウインドガラス1の傾斜角度毎に求められた雨滴付着率補正値と見かけ雨滴密度補正値との積によって算出される。
雨滴付着率補正値は、図14のグラフに示す雨滴付着率の値を用いている。
見かけ雨滴密度補正値は、図11に示すように、図15のグラフをウインドガラス1の傾斜角度が40度のときの見かけ雨滴密度が1になるように変換した値を用いている。
図12に示すように、作動態様設定部34は、複数の車両IDと夫々の車両IDに対応するウインドガラス1の傾斜角度を規定した傾斜角度判定テーブルを備えている。
自動車Vの型式と自車のウインドガラス1の設計仕様(傾斜角度)とは一義的に関連付けられるため、この傾斜角度判定テーブルを参照することによって、各制御機構4〜7からCANバス8aを介して送信された車両IDによって自車のウインドガラス1の傾斜角度を判定することができる。
次に、図13のフローチャートに基づいて、ワイパ制御処理について説明する。尚、Si(i=1,2…)は、各処理のためのステップを示す。
まず、自動車Vのイグニッションがオン状態か否か判定する(S1)。イグニッションがオン状態ではない場合、S1を繰り返す。
イグニッションがオン状態の場合、S2へ移行し、ワイパスイッチ12がオフ操作以外のオン状態か否か判定する。ワイパスイッチ12がオン状態ではない場合、S2を繰り返す。
ワイパスイッチ12がオン状態の場合、S3へ移行し、オートモード制御が設定されているか否か判定する。オートモード制御が設定されていない場合、S8へ移行し、ユーザーによって設定されたオートモード制御以外のモード制御を実行してリターンする。
オートモード制御が設定されている場合、S4へ移行し、払拭補正値が設定されているか否か判定する。
S4の判定により、既に払拭補正値が設定されている場合、S5へ移行し、雨滴が検知されたか否かを判定する。S5の判定により、雨滴が検知されない場合、S5を繰り返す。
S5の判定により、雨滴が検知された場合、S6へ移行し、払拭補正値に対応した払拭速度特性及び間欠時間特性が設定されているか否か判定する。
S6の判定により、払拭補正値に対応した払拭速度特性及び間欠時間特性が既に設定されている場合、設定されている払拭速度特性及び間欠時間特性によってオートモード制御を実行し(S7)、リターンする。
S4の判定により、払拭補正値が設定されていない場合、S9へ移行し、図12に示す傾斜角度判定テーブルを参照して自車のウインドガラス1の傾斜角度を判定する。例えば、レインセンサ3をウインドガラス1の傾斜角度が40度の自動車Vから傾斜角度が20度の自動車Vへ付け替えた場合、送信されたCAN通信のフレームに格納されている車両IDはAからBに変更されるため、この車両IDの変更に基づいて自車のウインドガラス1の傾斜角度を判定する。尚、本実施例では、レインセンサ3とBCM4との電気的接続が遮断された場合、払拭補正値がキャンセルされるように構成されている。
次に、S10へ移行し、自車のウインドガラス1の傾斜角度と払拭補正値マップM3(図10参照)によって新たな払拭補正値を設定した後、S5へ移行する。
S6の判定により、払拭補正値に対応した払拭速度特性及び間欠時間特性が設定されていない場合、S11へ移行し、自車のウインドガラス1の傾斜角度に基づいて新たな払拭速度特性及び間欠時間特性を設定する。例えば、S10で、レインセンサ3の付け替えに伴って、新たにウインドガラス1の傾斜角度が20度に設定された場合、払拭補正値マップM3により払拭補正値が2.46になるため、図8,図9に示すように、傾斜角度が40度の払拭速度特性V1及び間欠時間特性T1を払拭能力が2.46倍になるように払拭速度特性V2及び間欠時間特性T2に設定し、S7へ移行する。
次に、実施例1に係るレインセンサ3の作用・効果について説明する。
このレインセンサ3によれば、ワイパ装置2の払拭対象であるウインドガラス1の傾斜角度を正確に識別することができるため、装着される自動車Vの種類に拘わらず、ウインドガラス1の傾斜角度に応じてワイパ装置2の作動態様を設定でき、ユーザーに与える違和感を防止することができる。
マイコン30がワイパ装置2にBCM4を間に介してCAN8通信可能に接続されたため、マイコン30が、CAN8のデータフレームを利用して車両IDを取得でき、構造の簡単化を図ることができる。
作動態様設定部34が払拭補正値マップM3を有するため、ワイパ装置2の作動態様補正を簡単且つ早期に実行できる。
ワイパ装置2は払拭速度と間欠期間の少なくとも1つが変更可能に構成されているため、車種に拘わらず、ユーザーの前方視認性を良好に保つことができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変形例について説明する。
1〕前記実施例においては、ウインドガラスの傾斜角度に応じて払拭速度特性及び間欠時間特性を変更した例を説明したが、雨滴判定等ワイパ装置の作動に関わる態様であれば何れの作動を制御しても良い。雨滴判定の場合、ウインドガラスの傾斜角度が小さい程、降雨による雨滴有りと判定する付着率の値を小さくすることができる。
また、間欠時間設定部の作動範囲をウインドガラスの傾斜角度に応じて自動的に変更しても良い。この場合、ウインドガラスの傾斜角度が小さい程、間欠時間の下限値を減少させ、ウインドガラスの傾斜角度が大きい程、間欠時間の上限値を増加させる。
2〕前記実施例においては、ウインドガラスの傾斜角度に単一で対応する払拭補正値を用いた例を説明したが、払拭補正値マップの払拭補正値に±0.2程度の調整幅を有する払拭補正値エリアを設定し、ユーザーの操作特性に応じて学習を行い、ユーザー特性に合った払拭補正値マップを設定しても良い。
3〕前記実施例においては、雨滴検出手段がCCDからなる受光部を備えた例を説明したが、雨滴を検出できる機構であれば何れであっても良く、フォトダイオートを用いても良い。また、ウインドガラスに付着した雨滴を画像処理して雨滴量を算出することも可能である。
4〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
本発明は、雨滴検出装置に検出された雨滴量に応じてワイパ装置を制御する雨滴検出装置において、車種情報に基づいてワイパ装置の作動態様を設定する作動態様設定部を備えたことにより、ウインドガラスの傾斜角度に応じたワイパ装置の作動態様を設定することができる。
1 ウインドガラス
2 ワイパ装置
3 レインセンサ
4 BCM
8 CAN
8a CANバス
20 雨滴検出手段
30 マイコン
32 雨滴量測定部
34 作動態様設定部
M3 払拭補正値マップ

Claims (6)

  1. ウインドガラス外面に付着した雨滴量を検出し且つ前記雨滴量に応じてワイパ装置を制御する制御手段を備えた雨滴検出装置において、
    前記制御手段が、少なくとも、ウインドガラス内面に照射された光の反射光に応じた出力に基づいて雨滴量を検知する雨滴量検知部と、当該車両が保有する車種情報に基づいて判定されたウインドガラスの傾斜角度が小さい程、払拭能力が高くなるように前記ワイパ装置の作動態様を設定する作動態様設定部とを備えたことを特徴とする雨滴検出装置。
  2. 前記制御手段が前記ワイパ装置に車体側制御手段を間に介してCAN(Controller Area Network)通信可能に接続されたことを特徴とする請求項1に記載の雨滴検出装置。
  3. 前記作動態様設定部が前記ウインドガラスの傾斜角度と前記ワイパ装置の作動態様補正値との相関マップを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の雨滴検出装置。
  4. 前記ワイパ装置は払拭速度と間欠期間の少なくとも1つが変更可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の雨滴検出装置。
  5. 前記作動態様設定部は、ウインドガラスの傾斜角度が小さい程、払拭速度が速くなるように前記ワイパ装置の作動態様を設定することを特徴とする請求項1に記載の雨滴検出装置。
  6. 前記作動態様設定部は、ウインドガラスの傾斜角度が小さい程、間欠期間が短くなるように前記ワイパ装置の作動態様を設定することを特徴とする請求項1に記載の雨滴検出装置。
JP2013000846A 2013-01-08 2013-01-08 雨滴検出装置 Expired - Fee Related JP5971124B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013000846A JP5971124B2 (ja) 2013-01-08 2013-01-08 雨滴検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013000846A JP5971124B2 (ja) 2013-01-08 2013-01-08 雨滴検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014133424A JP2014133424A (ja) 2014-07-24
JP5971124B2 true JP5971124B2 (ja) 2016-08-17

Family

ID=51412078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013000846A Expired - Fee Related JP5971124B2 (ja) 2013-01-08 2013-01-08 雨滴検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5971124B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113859175A (zh) * 2021-11-10 2021-12-31 北奔重型汽车集团有限公司 一种基于重卡adas系统的自动雨刮控制方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3024836B2 (ja) * 1991-09-27 2000-03-27 富士通テン株式会社 ワイパ制御装置
JPH11227570A (ja) * 1998-02-10 1999-08-24 Kazunori Ueda ワイパー制御装置
JP4277308B2 (ja) * 1999-11-25 2009-06-10 日本精機株式会社 雨滴検出装置
JP4281254B2 (ja) * 2001-01-22 2009-06-17 株式会社デンソー 車両用ワイパ制御装置
JP2003306128A (ja) * 2002-04-12 2003-10-28 Yazaki Corp 降雨量検出装置
JP4134967B2 (ja) * 2004-08-20 2008-08-20 株式会社デンソー 装置間の通信装置
JP4205032B2 (ja) * 2004-09-14 2009-01-07 本田技研工業株式会社 車両用オートワイパーシステム
JP2007127595A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Stanley Electric Co Ltd 異物検出計測装置
JP4798546B2 (ja) * 2006-03-31 2011-10-19 株式会社デンソー 車載機器の設定システム
JP2007307992A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Toyota Motor Corp ワイパ制御装置
JP4816452B2 (ja) * 2006-12-28 2011-11-16 株式会社デンソー 車両用雨滴検出装置
JP2010014494A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Denso Corp 異物検出装置、異物検出プログラム、異物除去装置、および車載通信装置
JP5227255B2 (ja) * 2009-05-15 2013-07-03 富士重工業株式会社 ワイパ装置
JP2011168090A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Denso Corp ワイパー制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014133424A (ja) 2014-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9128813B2 (en) Method and device for assisting a driver while driving a vehicle by detecting weather-related visibility limitations
US9519841B2 (en) Attached matter detector and vehicle equipment control apparatus
US8941303B2 (en) Method for determining an illumination range of at least one headlight and method for calibrating a light emission of at least one headlight of a vehicle
KR101738995B1 (ko) 에고 모션 검출을 구비한 촬상 시스템 및 방법
US20090034280A1 (en) Tail Light Source Attitude Adjusting Assembly
JPWO2019176604A1 (ja) オートライトシステム
US11165932B2 (en) Imaging apparatus, imaging system, vehicle and foreign matter determination method
CN109383454A (zh) 预测性挡风玻璃雨刷系统
EP3083330B1 (en) Controlling exterior vehicle lights
JP2003516892A (ja) 間隔距離制御装置
EP4185887A1 (en) Vehicle control system using a scanning system
CN112277962B (zh) 车载设备控制装置
JP6011395B2 (ja) 車両の運転支援装置
JP5971124B2 (ja) 雨滴検出装置
US20220169279A1 (en) Sunlight processing for autonomous vehicle control
JP4656439B2 (ja) 車両のウィンカー制御装置
JP5967372B2 (ja) 雨滴検出装置
JP5974902B2 (ja) 雨滴検出装置
JP2014133425A (ja) 雨滴検出装置
CN113103994A (zh) 一种自动驾驶车辆的传感联动系统及自动驾驶车辆
KR20150098189A (ko) 자동차 전조등 조사각도 자동 조절장치
FR3013648A1 (fr) Appareil de commande de phare de vehicule
CN104508595A (zh) 提供多级对准稳定性指示的车辆成像系统
US11254256B2 (en) Method for detecting misadjustments of the cut-off line of a headlamp
KR101533332B1 (ko) 자동차용 레인센서

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5971124

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees