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JP5947771B2 - 携帯型情報処理装置、その入力方法、及びコンピュータが実行可能なプログラム - Google Patents

携帯型情報処理装置、その入力方法、及びコンピュータが実行可能なプログラム Download PDF

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JP5947771B2 JP2013204880A JP2013204880A JP5947771B2 JP 5947771 B2 JP5947771 B2 JP 5947771B2 JP 2013204880 A JP2013204880 A JP 2013204880A JP 2013204880 A JP2013204880 A JP 2013204880A JP 5947771 B2 JP5947771 B2 JP 5947771B2
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Description

本発明は、携帯型情報処理装置、その入力方法、及びコンピュータが実行可能なプログラムに関する。
近時、ノートPC及びタブレットPCとして使用可能なコンバーチブル型PCと呼ばれる携帯型情報処理装置がある。コンバーチブル型PCでは、ノートPC構成の状態で、タッチスクリーンが配置されるディスプレイ側筐体を、キーボードやタッチパッドが配置される本体側筐体に対して、ヒンジにより垂直軸に180度回転させた後、折り畳むことでタブレット構成とするタイプのものがある。かかるタイプのコンバーチブル型PCでは、タブレット構成の場合に、本体側筐体のキーボード等が配置された面は、ディスプレイ側筐体のタッチスクリーンが配置されていない面と対向するため、背面(下面)に露出することはない。
他方、コンバーチブル型PCでは、ノートPC構成の状態で、タッチスクリーンが配置されるディスプレイ側筐体を、キーボードやタッチパッドが配置される本体側筐体に対して、ヒンジにより水平軸に360度回転させてタブレット構成とするタイプのものもある。かかるタイプのコンバーチブル型PCでは、タブレット構成の場合は、本体側筐体のキーボードやタッチパッドが配置された面が背面となるため、キーボードやタッチパッドが露出することになる。かかるタブレット構成では、キーボードとタッチパッドの誤操作を防止するために、キーボードとタッチパッドの機能を完全に無効にするものもある。
しかしながら、折角搭載しているキーボードやタッチパッドをタブレット構成で使用できないのは、キーボードやタッチパッド等の入力デバイスを十分に利用していないということである。
特開2013−155874号公報
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、ノートPC及びタブレットPCとして使用可能であり、タブレット構成でキーボードを含む入力ユニットが配置される面が露出するタイプの携帯型情報処理装置において、タブレット構成でも入力ユニットを有効に利用することが可能な携帯型情報処理装置、その入力方法、及びコンピュータが実行可能なプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ノートPC及びタブレットPCとして使用可能であり、タブレットPC構成でキーボードを含む入力ユニットが配置された面が露出する携帯型情報処理装置であって、ノートPCモードとタブレットPCモードとで、前記入力ユニットに異なる機能を割り当て、前記入力ユニットからの入力に対して異なる信号処理を行う入力ユニット制御手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記入力ユニット制御手段は、前記タブレットPCモードでは、前記キーボードに近接センサとして機能を割り当て、前記キーボードからの入力に対して近接センサ用の信号処理を行うことが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記入力ユニットはタッチパッドを備え、前記入力ユニット制御手段は、前記タブレットPCモードでは、前記タッチパッドに近接センサとしての機能を割り当て、前記タッチパッドからの入力に対して近接センサ用の信号処理を行うことが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記入力ユニット制御手段は、前記タブレットPCモードでは、前記キーボードの一部のキートップに画面操作用の機能を割り当て、前記一部のキートップからの入力に対して画面操作用の信号処理を行うことが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記一部のキートップは、前記キーボードの左右両端に位置するキートップであり、前記入力ユニット制御手段は、前記タブレットPCモードでは、前記一部のキートップに、ページスクロール、ページめくり、並びにページアップ及びダウンの少なくとも1つの機能を割り当てることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記入力ユニットはタッチパッドを備え、前記入力ユニット制御手段は、前記タブレットPCモードでは、前記タッチパッドに画面操作用の機能を割り当て、前記タッチパッドからの入力に対して画面操作用の信号処理を行うことが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記入力ユニット制御手段は、前記タブレットPCモードでは、前記タッチパッドにページアップ及びダウン並びにページスクロールの少なくとも1つの機能を割り当てることが望ましい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ノートPC及びタブレットPCとして使用可能であり、タブレットPC構成でキーボードを含む入力ユニットが配置された面が露出する携帯型情報処理装置の入力方法であって、ノートPCモードとタブレットPCモードとで、前記入力ユニットに異なる機能を割り当て、前記入力ユニットからの入力に対して異なる信号処理を行う工程を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ノートPC及びタブレットPCとして使用可能であり、タブレットPC構成でキーボードを含む入力ユニットが配置された面が露出する携帯型情報処理装置に搭載されるプログラムであって、ノートPCモードとタブレットPCモードとで、前記入力ユニットに異なる機能を割り当て、前記入力ユニットからの入力に対して異なる信号処理を行う工程をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明にかかる携帯型情報処理装置によれば、ノートPC及びタブレットPCとして使用可能であり、タブレット構成でキーボードを含む入力ユニットが配置される面が露出するタイプの携帯型情報処理装置において、タブレット構成でも入力ユニットを有効に利用することが可能となるという効果を奏する。
図1−Aは、実施の形態に係る携帯型情報処理装置が閉じた位置の斜視図である。 図1−Bは、図1−Aの実施の形態の構成に係る携帯型情報処理装置が閉じた位置にある斜視図である。 図1−Cは、図1−Aの実施の形態の構成に係る携帯型情報処理装置が開いた位置にある斜視図である。 図1−Dは、図1−Aの実施の形態の他の構成に係る携帯型情報処理装置のキーボードが上向きの状態にある斜視図である。 図1−Eは、図1−Aの実施の形態の他の構成に係る携帯型情報処理装置のタッチスクリーンが上向きの状態にある斜視図である。 図1−Fは、本実施の形態に係る携帯型情報処理装置の使用状態を説明するための図である。 図1−Gは、本実施の形態に係る携帯型情報処理装置の使用状態を説明するための図である。 図2は、携帯型情報処理装置のハードウェアの構成を示す概略図である。 図3は、入力コントローラの動作例1を説明するためのフローチャートを示す図である。 図4は、入力コントローラの動作例2を説明するためのフローチャートを示す図である。 図5は、入力ユニットの構成例を示す図である。
以下、本実施の形態にかかる携帯型情報処理装置、その入力方法、及びコンピュータが実行可能なプログラムについて説明する。本発明の構成要素は、本明細書の図面に一般に示してあるが、様々な構成で広く多様に配置し設計してもよいことは容易に理解できる。したがって、本発明の装置、方法、およびプログラムの実施の形態についての以下のより詳細な説明は、特許請求の範囲に示す本発明の範囲を限定するものではなく、単に本発明の選択した実施の形態の一例を示すものであって、本明細書の特許請求の範囲に示す本発明と矛盾無く装置、システムおよび方法についての選択した実施の形態を単に示すものである。当業者は、特定の細目の1つ以上が無くても、または他の方法、部品、材料でも本発明を実現できることが理解できる。
図1−A〜図1−Gを参照して、本実施の形態に係る携帯型情報処理装置の外観構成を説明する。本実施の形態の携帯型情報処理装置は、いわゆるコンバーチブル型PCであり、ノートPC及びタブレットPCとして使用することができる。
図1−Aは、実施の形態に係る携帯型情報処理装置が閉じた位置の斜視図である。図1−Bは、図1−Aの実施の形態の構成に係る携帯型情報処理装置が閉じた位置にある斜視図である。図1−Cは、図1−Aの実施の形態の構成に係る携帯型情報処理装置が開いた位置にある斜視図である。図1−Dは、図1−Aの実施の形態の他の構成に係る携帯型情報処理装置のキーボードが上向きの状態にある斜視図である。図1−Eは、図1−Aの実施の形態の他の構成に係る携帯型情報処理装置のタッチスクリーンが上向きの状態にある斜視図である。図1−F及び図1−Gは、本実施の形態に係る携帯型情報処理装置の使用状態を説明するための図である。
図1−A〜図1−Eに示すように、携帯型情報処理装置1は、LCD13(図2参照)とLCD13上に配置されたタッチセンサ14(図2参照)で構成されるタッチスクリーン16が配置されたディスプレイ側筐体11と、キーボード17及びタッチパッド18を含む入力ユニット19が配置された本体側筐体12と、を備え、ディスプレイ側筐体11と本体側筐体12は、一対のヒンジ(hinge)20を介して接続されている。携帯型情報処理装置1は、本体側筐体12内にCPUを含む回路基板を備えている。
タッチスクリーン16は、図1−Aに示すように、携帯型情報処理装置1が閉じた位置にある場合に、本体側筐体12と対向する。タッチスクリーン16は、CPUによって制御可能となるように接続されており、データを携帯型情報処理装置1のユーザに提示する。
一対のヒンジ20は、ディスプレイ側筐体11の端部11aと本体側筐体12の端部12bで連結されている。ディスプレイ側筐体11は、本体側筐体12に対して、一対のヒンジ20の周りを回動することができる。ディスプレイ側筐体11は、本体側筐体12に対して(X軸の周りを)実質的に360度回動可能となっている。
図1−B〜図1−Dは、本体側筐体12に対して異なった角度で開くことができるディスプレイ側筐体11の操作例を示している。図1−Eは、さらに、上方を向いているタッチスクリーン16を示している。ユーザは、例えば、指等の指示体を用いてタッチスクリーン16にライトやタップすることができる。
上記構成の携帯型情報処理装置1は、図1−Bに示す状態では、ノートPC構成となり、通常のノートPCとして、入力ユニット19による操作で使用することができる。また、図1−D及び図1−Eに示すように、ディスプレイ側筐体11を本体側筐体12に対して360度回転させて、本体側筐体14の上にディスプレイ側筐体15を重ねるように折り畳み、ディスプレイ11を表を向くようにすれば、タブレットPC構成となる。
タブレットPC構成では、本体側筐体12のキー入力ユニット19が配置された面が背面となり、露出した状態となる。図1−F及び図1−Gの使用状態を示す図のように、ユーザは、タブレットPC構成では、携帯型情報処理装置1を縦向き又は横向きにして、本体側筐体12のキー入力ユニット19が配置された面(背面)を手で把持して使用することになる。本実施の形態では、ノートPCモードとタブレットPCモードとで、入力ユニット19に異なる機能を割り当て、タブレットPCモードでも入力ユニット19を有効に利用している。
図2は、上記携帯型情報処理装置1のハードウェアの構成を示す概略図である。携帯型情報処理装置1は、図2に示すように、CPU101、ROM102、メモリ103、LCD13と、グラフィクスアダプタ105と、HDD30と、タッチセンサ14と、入力ユニット19と、入力コントローラ109と、USBポート106と、通信デバイス107と、電源回路108とを備えており、各部はバスを介して直接または間接的に接続されている。
CPU101は、バスを介して接続されたHDD30に格納されたOS31により携帯型情報処理装置1全体の制御を行うとともに、HDD30に格納された各種のプログラムに基づいて処理を実行する機能を司る。また、CPU101は、ディスプレイ側筐体11の本体側筐体12に対する回転角度を不図示のセンサで検出してノートPCモードとタブレットPCモードを切り替えている。例えば、CPU101は、ディスプレイ側筐体11の本体側筐体12に対する回転角度θが0度≦θ≦180度の場合にノートPCモード、180<θ≦360度の場合にタブレットPCモードとすることができる。
ROM102は、BIOS(Basic Input/Output System:基本入出力システム)102aやデータ等を格納している。
メモリ103は、キャッシュメモリやRAMで構成されており、CPU101の実行プログラムの読み込み領域として、実行プログラムの処理データを書き込む作業領域として利用される書き込み可能メモリである。
HDD30は、例えば、Windows(登録商標),iOS(登録商標)、Androido(登録商標)等の携帯型情報処理装置1全体の制御を行うためのOS31、周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライバ32、特定業務に向けられたアプリケーション33、及び各種データやファイル等を格納する機能を有する。
グラフィクスアダプタ105は、CPU101の制御に従って、表示情報をビデオ信号に変換し、変換したビデオ信号をLCD13に出力する。LCD13は、CPU101の制御に従って、各種情報を表示する機能を有している。
通信デバイス107は、ネットワークを介して他のデバイスとの通信を制御する。電源回路108は、ACアダプタ、インテリジェント電池、インテリジェント電池を充電するための充電器、およびDC/DCコンバータ等を備えており、CPU101の制御に従って、各デバイスに電力を供給する。
タッチセンサ14は、例えば、静電容量方式のタッチセンサであり、ユーザのタッチ位置を検出して、入力コントローラ109に出力する。タッチセンサ14は、LCD13の画面に表示される各種メニュー、アイコン、ボタン、およびキーボード等の画面オブジェクトを選択して入力操作を行ったり、テキストの入力操作や、スクロールやスワイプ等の画面操作を行うためのものである。
入力ユニット19は、ユーザが入力操作を行うためのユーザインターフェースであり、文字、コマンド等を入力する各種キートップより構成されるキーボード17や、画面上のカーソルを移動させるポインティングデバイスであるタッチパッド18を備えている。キーボード17は、所定規格のキーボードであり、操作されたキートップの情報を入力コントローラ19に出力する。タッチパッド18は、操作された座標情報を入力コントローラ109に出力する。
入力コントローラ109は、プロセッサがROM等に格納されたプログラムを実行することにより各種処理を行い、タッチセンサ14及び入力ユニット19の動作を制御する。
入力コントローラ109は、ノートPCモードの場合は入力ユニット19に対して通常の信号処理を行い、タブレットPCモードの場合は、入力ユニット19にノートPCモードの場合と異なる機能を割り当て、特別な信号処理を行う。
図3は、入力コントローラ109の動作例1の概略を説明するためのフローチャートである。図3において、入力コントローラ109は、ノートPCモードかタブレットPCモードかを判定する(ステップS1)。ノートPCモードの場合には、入力コントローラ109は、キーボード17及びタッチパッド18に通常の機能を割り当て、通常の処理を行う(ステップS2)。すなわち、入力コントローラ109は、ノートPCモードの場合は、キーボード17のキートップの押下に応じて、所定規格のキーボードのキートップに割り当てられている文字やコマンドをCPU101に出力する。また、入力コントローラ109は、タッチパッド18の操作に応じて、カーソル移動用の操作指示をCPU101に出力する。
タブレットPCモードの場合には、入力コントローラ109は、キーボード17及びタッチパッド18に(接触型の)近接センサ(proximity sensor)としての機能を割り当て、近接センサ用の信号処理を行う(ステップS2)。すなわち、入力コントローラ109は、キーボード17のいずれかのキートップが押下された場合には、ユーザが本体を把持していることを示す人感検出信号をCPU101に出力する。また、入力コントローラ109は、タッチパッド18がタッチされた場合には、ユーザが本体を把持していることを示す人感検出信号をCPU101に出力する。
図4は、入力コントローラ109の動作例2の概略を説明するためのフローチャートである。図4において、図3と同様の処理を行うステップには同一のステップ番号を付してある。入力コントローラ109は、ノートPCモードかタブレットPCモードかを判定する(ステップS1)。ノートPCモードの場合には、入力コントローラ109は、キーボード17及びタッチパッド18に通常の機能を割り当て、通常の処理を行う(ステップS2)。
タブレットPCモードの場合には、入力コントローラ109は、キーボード17のキートップの一部及びタッチパッド18に画面操作用の機能を割り当て、画面操作用の信号処理を行う(ステップS10)。
図5は、キーボード17のキートップの一部及びタッチパッド18に画面操作用の機能を割り当てた場合を説明するための入力ユニット19の平面図の一例である。入力コントローラ109は、キーボード17の左右両端に位置するキートップに画面操作用の機能を割り当てる。例えば、右端の「|」、左端の「Tab」のキートップにページアップ、右端の「Enter」、左端の「Caps」のキートップにページダウン、右端の「shift」のキートップにページ戻し(ページめくり)、左端の「Shift」のキートップにページ送り(ページめくり)を割り当てる。また、入力コントローラ109は、タッチパッド19にページアップ及びダウン、ページスクロールの機能を割り当てる。
入力コントローラ109は、キーボード17の左右両端に位置するキートップが押下された場合には、割り当てた機能の画面操作指示をCPU101に出力する。また、入力コントローラ109は、左右両端以外のキートップが押下された場合は無効とする。また、入力コントローラ109は、タッチパッド18の操作に応じて、ページアップ及びダウン、ページスクロールの画面操作指示をCPU101に出力する。
なお、タブレットPCモードにおいて、入力ユニット19を近接センサとして使用するか(動作例1)、又は、画面操作用に使用するか(動作例2)を選択するための選択(設定)画面を表示し、ユーザが選択可能な構成としてもよい。この場合、入力コントローラ19は、選択画面で選択された機能を入力ユニット19に割り当てる。
以上説明したように、本実施の形態では、入力コントローラ109は、ノートPCモードとタブレットPCモードとで、入力ユニット19に異なる機能を割り当て、入力ユニット19からの入力に対して異なる信号処理を行うこととしたので、タブレットPC構成で背面に位置する入力ユニットを有効に利用することが可能となる。
入力コントローラ109は、タブレットPCモードにおいて、入力ユニット19のキーボード17及びタッチパッド18に近接センサとして機能を割り当て、キーボード17及びタッチパッド18からの入力に対して近接センサ用の信号処理を行うこととしたので、キーボード17及びタッチパッド18を近接センサとして使用することが可能となる。
入力コントローラ109は、タブレットPCモードにおいて、入力ユニット19のキーボード17及びタッチパッド18に画面操作用の機能を割り当て、キーボード17及びタッチパッド18からの入力に対して画面操作用の信号処理を行うこととしたので、タブレット構成において背面からの画面操作が可能となる。
なお、上記した実施の形態では、ディスプレイ側筐体12を入力ユニット19が配置される本体側筐体12に対して、ヒンジ20により360度回転させてタブレットPC構成となる場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、タブレットPC構成において、キーボード等の入力ユニットが配置される面が露出するコンバーチブル型PCの全てに適用可能であり、本実施の形態と異なる回転機構を使用したものにも適用可能である。
以上のように、本発明にかかる携帯型情報処理装置、その入力方法、及びコンピュータが実行可能なプログラムは、ノートPC及びタブレットPCとして使用可能であり、タブレットPC構成でキーボードを含む入力ユニットが配置された面が露出する構成のコンバーチブル型の携帯型情報処理装置に有用である。
1 携帯型情報処理装置
11 ディスプレイ側筐体
12 本体側筐体
13 LCD
16 タッチスクリーン
17 キーボード
18 タッチパッド
19 入力ユニット
20 ヒンジ
30 HDD
31 OS
32 ドライバ
33 アプリケーション
101 CPU
102 ROM
103 メモリ
105 グラフィクスアダプタ
106 USBポート
107 通信デバイス
108 電源回路
109 入力コントローラ

Claims (8)

  1. ノートPC及びタブレットPCとして使用可能であり、タブレットPC構成でキーボードを含む入力ユニットが配置された面が露出する携帯型情報処理装置であって、
    ノートPCモードとタブレットPCモードとで、前記入力ユニットに異なる機能を割り当て、前記入力ユニットからの入力に対して異なる信号処理を行う入力ユニット制御手段を備え
    前記入力ユニット制御手段は、前記タブレットPCモードでは、前記キーボードに近接センサとして機能を割り当て、前記キーボードからの入力に対して近接センサ用の信号処理を行うことを特徴とする携帯型情報処理装置。
  2. ノートPC及びタブレットPCとして使用可能であり、タブレットPC構成でキーボードを含む入力ユニットが配置された面が露出する携帯型情報処理装置であって、
    ノートPCモードとタブレットPCモードとで、前記入力ユニットに異なる機能を割り当て、前記入力ユニットからの入力に対して異なる信号処理を行う入力ユニット制御手段を備え
    前記入力ユニットはタッチパッドを備え、
    前記入力ユニット制御手段は、前記タブレットPCモードでは、前記タッチパッドに近接センサとしての機能を割り当て、前記タッチパッドからの入力に対して近接センサ用の信号処理を行うことを特徴とする携帯型情報処理装置。
  3. 前記入力ユニット制御手段は、前記タブレットPCモードでは、ユーザの選択に応じて、前記タッチパッドに近接センサとしての機能を割り当て、前記タッチパッドからの入力に対して近接センサ用の信号処理と、前記キーボードの一部のキートップに画面操作用の機能を割り当て、前記一部のキートップからの入力に対して画面操作用の信号処理とを切り切り替え可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報処理装置。
  4. 前記一部のキートップは、前記キーボードの左右両端に位置するキートップであり、
    前記入力ユニット制御手段は、前記キーボードの一部のキートップに画面操作用の機能を割り当てる場合は、前記一部のキートップに、ページスクロール、ページめくり、並びにページアップ及びダウンの少なくとも1つの機能を割り当てることを特徴とする請求項3に記載の携帯型情報処理装置。
  5. ノートPC及びタブレットPCとして使用可能であり、タブレットPC構成でキーボードを含む入力ユニットが配置された面が露出する携帯型情報処理装置であって、
    ノートPCモードとタブレットPCモードとで、前記入力ユニットに異なる機能を割り当て、前記入力ユニットからの入力に対して異なる信号処理を行う入力ユニット制御手段を備え
    前記入力ユニットはタッチパッドを備え、
    前記入力ユニット制御手段は、前記タブレットPCモードでは、前記タッチパッドに画面操作用の機能を割り当て、前記タッチパッドからの入力に対して画面操作用の信号処理を行うことを特徴とする携帯型情報処理装置。
  6. 前記入力ユニット制御手段は、前記タブレットPCモードでは、前記タッチパッドにページアップ及びダウン並びにページスクロールの少なくとも1つの機能を割り当てることを特徴とする請求項5に記載の携帯型情報処理装置。
  7. ノートPC及びタブレットPCとして使用可能であり、タブレットPC構成でキーボードを含む入力ユニットが配置された面が露出する携帯型情報処理装置の入力方法であって、
    ノートPCモードとタブレットPCモードとで、前記入力ユニットに異なる機能を割り当て、前記入力ユニットからの入力に対して異なる信号処理を行う工程を含み、
    前記工程は、前記タブレットPCモードでは、前記キーボードに近接センサとして機能を割り当て、前記キーボードからの入力に対して近接センサ用の信号処理を行うことを特徴とする携帯型情報処理装置の入力方法。
  8. ノートPC及びタブレットPCとして使用可能であり、タブレットPC構成でキーボードを含む入力ユニットが配置された面が露出する携帯型情報処理装置に搭載されるプログラムであって、
    ノートPCモードとタブレットPCモードとで、前記入力ユニットに異なる機能を割り当て、前記入力ユニットからの入力に対して異なる信号処理を行う工程をコンピュータに実行させ
    前記工程は、前記タブレットPCモードでは、前記キーボードに近接センサとして機能を割り当て、前記キーボードからの入力に対して近接センサ用の信号処理を行うことを特徴とするコンピュータが実行可能なプログラム。
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