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JP5811060B2 - Ad変換回路 - Google Patents

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本発明は、複数の入力信号の中から、1つの入力信号を選択して出力するマルチプレクサと、該マルチプレクサから出力される信号を蓄電するサンプリングコンデンサと、を有するAD変換回路に関するものである。
従来、例えば非特許文献1に示されるように、アナログ入力をデジタル値に変換するA/D変換回路が提案されている。この従来文献には、A/Dコンバータの入力端子の入力インピーダンスについて、以下の記載がある。すなわち、A/Dコンバータでは、サンプリング時間内に内部のサンプリング・コンデンサに充電してサンプリングを行う際、十分なサンプリングを行うためには、入力端子とグランドの間にコンデンサを付けることを推奨する、という記載がある。
RL78/G12 ユーザーズマニュアル ハードウェア編
上記したように、非特許文献1に示されるA/D変換回路では、十分なサンプリングを行うために、入力端子とグランドの間にコンデンサを付ける構成とする。この場合、A/Dコンバータは複数の入力端子を有するので、これら各入力端子にコンデンサを取り付けることとなる。これでは、A/D変換回路の体格の増大、及び、製造コストの増大が懸念される。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、体格の増大、及び、製造コストの増大が抑制されたAD変換回路を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明は、複数の入力信号の中から、1つの入力信号を選択して出力するマルチプレクサ(10)と、該マルチプレクサから出力される信号を蓄電するサンプリングコンデンサ(40)と、を有するAD変換回路であって、マルチプレクサは、同電位の信号線が接続される入力端子群(12)を有し、入力端子群を構成する複数の入力端子(11)を順次選択しており、複数の入力端子を順次選択した際に、マルチプレクサから順次出力されて、サンプリングコンデンサに順次蓄電される信号をデジタル信号に変換する変換部(50)と、1つの入力端子群を構成する複数の入力端子を順次選択した際に、変換部から順次出力されるデジタル信号を順次記憶するレジスタ(61)と、該レジスタに順次記憶された複数の信号の内、2つ目以降にレジスタに記憶された信号を選択する選択手段(70)と、を有することを特徴とする。
このように本発明によれば、同電位の信号線が接続される入力端子群(12)を構成する複数の入力端子(11)が順次選択されることで、サンプリングコンデンサ(40)に電荷が順次蓄積される。したがって、入力端子(11)側のインピーダンスが高い場合であっても、入力信号のサンプリングコンデンサ(40)への十分な逐電時間が確保される。このように、本発明の場合、各入力端子(11)にコンデンサを設けなくとも、入力信号のサンプリングコンデンサ(40)への十分な逐電時間が確保される(十分なサンプリングが行われる)ので、AD変換回路(100)の体格の増大、及び、製造コストの増大が抑制される。
第1実施形態に係るAD変換回路の概略構成を示すブロック図である。 図1に示すアナログ信号源の具体例である。 図1に示すアナログ信号源の具体例である。 図1に示すアナログ信号源の具体例である。 図1に示すアナログ信号源の具体例である。 サンプルコンデンサの蓄電状態を説明するためのグラフ図である。 図1に示す記憶部に記憶されたデータを説明するための概念図である。 AD変換の動作を説明するためのフローチャートである。 AD変換の動作を説明するためのフローチャートである。 AD変換の動作の変形例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図9に基づいて、本実施形態に係るAD変換回路を説明する。図1に示すように、AD変換回路100は、要部として、マルチプレクサ10と、スイッチ部30と、サンプリングコンデンサ40と、変換部50と、記憶部60と、制御部70と、を有する。マルチプレクサ10は複数の入力端子11を有し、この複数の入力端子11の幾つかがアナログ信号源90に接続される。
アナログ信号源90からはアナログ信号が出力され、このアナログ信号が、アナログ信号源90に接続された複数の入力端子11に入力される。マルチプレクサ10は、入力される複数の入力信号の中から1つの入力信号を順次選択して、後段に位置するサンプリングコンデンサ40へと、スイッチ部30を介して出力する。スイッチ部30がoff状態の場合、マルチプレクサ10の出力信号は、サンプリングコンデンサ40に入力されないが、スイッチ部30がon状態の場合、マルチプレクサ10の出力信号は、サンプリングコンデンサ40に入力される。この出力信号の入力により、サンプリングコンデンサ40に電荷が蓄積され、その蓄電量に応じた電圧がサンプリングコンデンサ40に生じる。このサンプリングコンデンサ40で生じたアナログ電圧が変換部50に入力され、変換部50にてデジタル信号に変換される。このデジタル信号は、記憶部60に記憶され、その記憶されたデジタル信号が、制御部70によって選択され、選択されたデジタル信号が外部に出力される。
マルチプレクサ10は、同電位の信号線が接続される入力端子群12を複数有し、1つの入力端子群12を構成する複数の入力端子11を順次選択するものである。マルチプレクサ10は、選択した入力端子11と自身の出力端子13とを電気的に接続することで、その選択した入力端子11に入力される入力信号を出力する。本実施形態に係るマルチプレクサ10は、m,nを2以上の整数とすると、m個の入力端子群12を有し、各入力端子群12は、n個の入力端子11を有する。xを1以上m以下の整数とすると、図1に示すように、第x入力端子群12を構成するn個の入力端子11が、アナログ信号源90に接続されている。以下においては、複数の入力端子郡12の内、アナログ信号源90に接続された第x入力端子群12だけを主な説明の対象とする。
ところで、マルチプレクサ10に接続されたアナログ信号源90はインピーダンスが高いものである。このようなアナログ信号源90としては、例えば、図2〜図5に示す構成が考えられる。すなわち、図2に示すように、アナログ信号源90が、バッテリー電源とグランドとの間に直列接続された2つの抵抗91a,91bを有する構成が考えられる。図3に示すように、アナログ信号源90が、電源とグランドとの間に直列接続された2つの抵抗92a,92bと、2つの抵抗92a,92bの中点とグランドとの間に接続されたサーミスタ92cと、を有する構成が考えられる。また、図4に示すように、アナログ信号源90が、電源からグランド向かって順次直列接続された抵抗93aとホール素子93bを有する構成が考えられる。更に、図5に示すように、アナログ信号源90が、オペアンプ94aと、オペアンプ94aの出力端子と電源との間に設けられた抵抗94bと、を有する構成が考えられる。図2に示す構成の場合、抵抗91a,91bの中点が第x入力端子群12に接続され、図3に示す構成の場合、抵抗92a,92bの中点が第x入力端子群12に接続される。また、図4に示す構成の場合、抵抗93aとホール素子93bの中点が第x入力端子群12に接続され、図5に示す構成の場合、オペアンプ94aの出力端子と抵抗94bの中点が第x入力端子群12に接続される。
スイッチ部30は、制御信号に含まれるパルスの入力によってon状態となるものである。制御信号は、パルス周期がT1,パルス幅がτ1のパルス信号である。このパルス幅τ1が、スイッチ部30がon状態となっている時間であり、その長さは、マルチプレクサ10が1つの入力端子11を自身の出力端子13に接続している時間以下に設定されている。
サンプリングコンデンサ40は、マルチプレクサ10が第x入力端子郡12を順次選択し、それに伴って、スイッチ部30がon状態となる度に、スイッチ部30を介してマルチプレクサ10から出力されるアナログ信号を順次逐電するものである。図6に示すように、時間τ1の間、すなわち、スイッチ部30がon状態となり、スイッチ部30を介してサンプリングコンデンサ40がマルチプレクサ10と電気的に接続されている時間の間、サンプリングコンデンサ40に電荷が蓄積され、その両端電圧(以下、入力アナログ信号と示す)が上昇する。なお、図6に示す破線曲線は、サンプリングコンデンサ40の理想的な蓄電曲線を示している。
変換部50は、マルチプレクサ10が第x入力端子群12を構成する入力端子11を順次選択した際に、マルチプレクサ10から順次出力されて、サンプリングコンデンサ40に順次蓄電される信号(入力アナログ信号)をデジタル信号に変換するものである。すなわち、変換部50は、図6に示す時間t11〜t12の間、t21〜t22の間、・・・tm1〜tm2の間での入力アナログ信号をデジタル信号に変換するものである。これらの時間幅は全て同一で、τ2となっている。ちなみに、上記した制御信号のパルス周期T1は、時間τ1とτ2の和に等しくなっている。
本実施形態に係る変換部50は、逐次変換形のAD変換機であり、コンパレータ51と、逐次比較部52と、DA変換機53と、を有する。コンパレータ51は、反転入力端子と非反転入力端子とを有し、これら2つの入力端子に入力される信号の大小関係に応じて、Hi信号、若しくは、Lo信号を出力するものである。逐次比較部52は、逐次、電圧レベルの高くなる逐次比較デジタル信号を出力しつつ、コンパレータ51からHi信号が入力された際の逐次比較デジタル信号を外部に出力するものである。DA変換機53は、逐次比較デジタル信号をアナログ信号に変換し、変換した逐次比較アナログ信号をコンパレータ51に入力するものである。
図1に示すように、コンパレータ51の反転入力端子にサンプリングコンデンサ40の一端が接続され、非反転入力端子にDA変換機53が接続されている。これにより、コンパレータ51の反転入力端子に入力アナログ信号が入力され、非反転入力端子に逐次比較アナログ信号が入力される。上記したように、逐次比較デジタル信号(逐次比較アナログ信号)は、逐次、電圧レベルが高くなる。したがって、逐次比較アナログ信号がコンパレータ51に入力され始めたころ、逐次比較アナログ信号の電圧レベルが入力アナログ信号よりも電圧レベルが低かったとしても、やがて、その大小関係が逆転する。逐次比較アナログ信号の電圧レベルが入力アナログ信号よりも電圧レベルが低い場合、コンパレータ51からLo信号が出力される。しかしながら、逐次比較アナログ信号の電圧レベルが入力アナログ信号の電圧レベルよりも高くなると、コンパレータ51からHi信号が出力される。このHi信号が出力された際の逐次比較アナログ信号と入力アナログ信号とは、その電圧レベルが限りなく近い値であり、逐次比較アナログ信号は入力アナログ信号の近似値となる。逐次比較部52は、このHi信号が自身に入力された際の逐次比較デジタル信号を、デジタル変換された入力アナログ信号(以下、入力デジタル信号と示す)として、後段に位置する記憶部60に出力する。
記憶部60は、各入力端子郡12に対応する複数のレジスタ61を有する。図7に示すように、記憶部60は、k=1〜mの整数とすると、第k入力端子群12に対応する第kレジスタ61を有し、各レジスタ61は、n個のアドレスを有する。この1つのアドレスに、1つの入力デジタル信号が記憶される。上記したm個のレジスタ61の内の一つである第xレジスタ61に、変換部50から順次出力される入力デジタル信号が順次記憶される。
制御部70は、レジスタ61に順次記憶された複数の入力デジタル信号の内、2番目以降にレジスタ61に記憶された入力デジタル信号を選択して、外部に出力するものである。本実施形態に係る制御部70は、レジスタ61に順次記憶された複数の入力デジタル信号の内、最も遅くにレジスタ61に記憶された入力デジタル信号を選択して、外部に出力する。すなわち、制御部70は、図6で言えば、時間tm1〜tm2において第xレジスタ61に記憶された入力デジタル信号を外部に出力し、図7で言えば、第xレジスタ61におけるアドレスx−nに記憶された入力デジタル信号を外部に出力する。
次に、本実施形態に係るAD変換回路100の動作を図8及び図9に基づいて説明する。以下においては、第x入力端子群12を構成するn個の入力端子11を、順に、x−1入力端子11、x−2入力端子11、・・・、x−m入力端子11と表記する。
先ず、マルチプレクサ10は、1−1入力端子11と出力端子13とを接続する(ステップS10)。この後、スイッチ部30をon状態にし(ステップS20)、時間τ1後、スイッチ部30をoff状態にする(ステップ30)。このステップS10〜S30の操作によってサンプリングコンデンサ40に電荷が蓄積され、入力アナログ信号が、変換部50に入力される。
この際、変換部50は、入力アナログ信号を入力デジタル信号にAD変換して、記憶部60における第xレジスタ61のアドレスx−1に入力デジタル信号を記憶する。一方、マルチプレクサ10は、この変換部50での入力デジタル信号の変換と記憶部60での記憶とに並行して、x−2入力端子11と出力端子13とを接続する(ステップS40)。
以下、図8及び図9に示すように、上記したステップS20〜S40を、第x入力端子群12を構成するn個の入力端子11の内の一つが出力端子13と接続される度に行う(ステップS50〜ステップS110)。こうすることで、図7に示すように、サンプリングコンデンサ40に電荷を順次蓄積させ、入力アナログ信号の電圧レベルを上昇させる。そして、最後に、制御部70は、第xレジスタ61におけるアドレスx−nに記憶された入力デジタル信号を選択して、外部に出力する(ステップS120)。なお、この際に、サンプリングコンデンサ40に蓄積された電荷は、アナログ信号源90とサンプリングコンデンサ40とを、τ1×n時間接続した場合に蓄積される電荷と等しくなる。
次に、本実施形態に係るAD変換回路100の作用効果を説明する。上記したように、同電位の信号線が接続される入力端子群12を構成する複数の入力端子11が順次選択されることで、サンプリングコンデンサ40に電荷が順次蓄積される。したがって、アナログ信号源90のインピーダンスが高い場合であっても、入力信号のサンプリングコンデンサ40への十分な逐電時間が確保される。このように、本実施形態に係るAD変換回路100の場合、各入力端子12にコンデンサを設けなくとも、入力信号のサンプリングコンデンサ40への十分な逐電時間が確保される(十分なサンプリングが行われる)。そのため、AD変換回路100の体格の増大、及び、製造コストの増大が抑制される。
ちなみに、ある印加電圧に対して、サンプリングコンデンサ40に蓄電される電荷の割合は、以下の式で表される。すなわち、サンプリングコンデンサ40の静電容量をC、抵抗をRとすると、1−exp[−τ1×n/(CR)]。ここで、サンプリングコンデンサ40に未蓄電される電荷の割合をp(%)とすると、1−exp[−τ1×n/(CR)]=1−p/100という等式が成立する。ここで、nについて解くと、n=(CR/τ1)×ln(100/p)となる。CはpF、RはkΩ、τ1はnsの単位であり、ln(100/5)はおよそ2.995の値である。したがって、p=5、すなわち、95%サンプリングコンデンサ40に電荷がチャージされる時間は、およそ、n=3となる。したがって、1つの入力端子群12が有する入力端子11の数としては、3つ程度が採用される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態では、変換部50が逐次比較形のAD変換機である例を示した。しかしながら、変換部50としては、上記例に限定されず、例えば、二重積分形、デルタシグマ形、パイプライン形、フラッシュ形(並列比較形)のAD変換機を採用することができる。
本実施形態に係る制御部70は、各レジスタ61に順次記憶された複数の入力デジタル信号の内、最後にレジスタ61に記憶された入力デジタル信号を選択して、外部に出力する例を示した。しかしながら、制御部70の機能としては、上記例に限定されない。制御部70としては、上記した機能の他に、レジスタ61に順次記憶された複数の入力デジタル信号にノイズが含まれているか否かを判定する機能を有してもよい。このノイズ判定は、1つのレジスタ61に記憶された複数の入力デジタル信号の内、最後にレジスタ61に記憶された入力デジタル信号から最初にレジスタ61に記憶された入力デジタル信号へと順に行われる。そして、ノイズが含まれていないと判定された入力デジタル信号の内で最も遅くにレジスタ61に記憶された信号が選択される。
このノイズ判定は、図10に示すフローチャートに則って行われる。すなわち、ステップS110後、制御部70は、アドレスx−nに記憶された入力デジタル信号が規定範囲内であるか否かを判定する(ステップS130)。ここで、入力デジタル信号が規定範囲内であると判定された場合、この入力デジタル信号を選択して、外部に出力する(ステップS131)。逆に、入力デジタル信号が規定範囲外であると判定された場合、ステップS140に移行する。
ステップS140にて、制御部70は、アドレスx−(n−1)に記憶された入力デジタル信号が規定範囲内であるか否かを判定する。ここで、入力デジタル信号が規定範囲内であると判定された場合、この入力デジタル信号を選択して、外部に出力する(ステップS141)。逆に、入力デジタル信号が規定範囲外であると判定された場合、ステップS150に移行する。
以下、同様にして、最後にレジスタ61に記憶された入力デジタル信号から最初にレジスタ61に記憶された入力デジタル信号へと順にノイズ判定を行い、最後に、アドレスx−2に記憶された入力デジタル信号が規定範囲内であるか否かを判定する(ステップS150)。入力デジタル信号が規定範囲内であると判定された場合、この入力デジタル信号を選択して、外部に出力する(ステップS151)。これでも、入力デジタル信号が規定範囲外であると判定された場合、ステップS160に移行して、第xレジスタ61におけるアドレスx−nに記憶された入力デジタル信号を選択して、外部に出力する。
上記したように、制御部70は、入力デジタル信号にノイズが含まれるか否かを判定する。これによれば、ノイズが除去された入力デジタル信号を外部に出力することができる。
また、制御部70は、最後にレジスタ61に記憶された入力デジタル信号から最初にレジスタ61に記憶された入力デジタル信号へと順にノイズ判定を行い、ノイズが含まれていないと判定された入力デジタル信号の内で最も遅くにレジスタ61に記憶された信号が選択される。これによれば、制御部70が、最初にレジスタに記憶された信号から最後にレジスタに記憶された信号へと順に、ノイズが含まれているか否かを判定する構成と比べて、判定時間が少なくて済む。
なお、上記した規定範囲とは、入力デジタル信号が期待値の範囲、及び、前回レジスタ61に記憶された入力デジタル信号との差異が所定値以下の範囲の少なくとも一方の範囲を含んでいる。ちなみに、制御部70は、特許請求の範囲に記載の選択手段の機能を果たすものである。
10・・・マルチプレクサ
11・・・入力端子
12・・・入力端子群
40・・・サンプリングコンデンサ
100・・・AD変換回路

Claims (3)

  1. 複数の入力信号の中から、1つの入力信号を選択して出力するマルチプレクサ(10)と、
    該マルチプレクサから出力される信号を蓄電するサンプリングコンデンサ(40)と、を有するAD変換回路であって、
    前記マルチプレクサは、同電位の信号線が接続される入力端子群(12)を有し、前記入力端子群を構成する複数の入力端子(11)を順次選択しており、
    複数の前記入力端子を順次選択した際に、前記マルチプレクサから順次出力されて、前記サンプリングコンデンサに順次蓄電される信号をデジタル信号に変換する変換部(50)と、
    1つの前記入力端子群を構成する複数の入力端子を順次選択した際に、前記変換部から順次出力されるデジタル信号を順次記憶するレジスタ(61)と、
    該レジスタに順次記憶された複数の信号の内、2つ目以降に前記レジスタに記憶された信号を選択する選択手段(70)と、を有することを特徴とするAD変換回路。
  2. 前記選択手段は、1つの前記レジスタに記憶された複数の信号にノイズが含まれるか否かを判定した後、ノイズが含まれていないと判定された信号の内で最も遅くに前記レジスタに記憶された信号を選択することを特徴とする請求項1に記載のAD変換回路。
  3. 前記選択手段は、1つの前記レジスタに記憶された複数の信号の内、最後に前記レジスタに記憶された信号から最初に前記レジスタに記憶された信号へと順に、ノイズが含まれているか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載のAD変換回路。
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