JP5895446B2 - 液晶表示素子の駆動装置、液晶表示装置及び液晶表示素子の駆動方法 - Google Patents
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Description
特許文献1には、上位のビットに相当する部分は等しい重み付けの複数サブフィールド、下位ビットに相当する部分をバイナリ重み付けの複数のサブフィールドとして、1フィールド中の中央部にバイナリ重み付けの複数のサブフィールドを配置し、上位ビットに相当する部分の複数のサブフィールドをそれぞれ2分割し、バイナリ重み付けの複数のサブフィールドの両側に配置したサブフィールド法が記載されている。また、サブフィールド法を用いる場合に考慮すべき点として、色割れの問題がある。色割れは、面順次駆動の方式では主要な課題として検討されており、特許文献2にはDLP方式のプロジェクタにおいて、色割れ防止のためにフィールド周波数を上げることについて記載されている。
本発明は、画質劣化の原因である動画擬似輪郭と色割れを改善し、高画質な画像を表示する液晶表示素子の駆動装置、液晶表示装置及び液晶表示素子の駆動方法を提供することを目的とする。
下位4ビット 表示誤差
0000 0
0001 +1
0010 +2
0011 +3
0100 +4
0101 +5
0110 +6
0111 +7
1000 −7
1001 −6
1010 −5
1011 −4
1100 −3
1101 −2
1110 −1
1111 0
図11は第1の実施形態における駆動階調テーブルを示す図である。
図11は、図10と同様に映像信号は1秒あたり60フレーム、サブフレーム数が12個、データ転送期間(WC期間)は694[μs]、駆動期間(DC期間)を694[μs]としている。図11は連続する2つのフレーム(フレームA、フレームB)における、駆動階調に対するサブフレーム毎のDC期間の状態を示している。図11の縦の欄の階調とは、フレームレートコントロール部24で得た4ビットのデータであってリミッタ部25にて駆動階調の最大値である12で制限されたものである。SF1−SF12は1フレーム内のサブフレームの順番を表している。DC期間の欄が1の場合は駆動状態であることを示す。DC期間の欄が0の場合はブランク状態であることを示す。また、以下の文中でフィールド、サブフィールド、という文言が登場するが、それぞれフレーム、サブフレームに置き換えて読み替えされたし。
この現象は、特に、人物の顔が動いたときのような場合に、顔の輪郭に沿って等高線のような線が浮かび上がってしまい、画質劣化の原因であった。
図13のフレームAの駆動階調テーブルは縦の欄に示す階調が1の場合、第1のサブフィールドであるSF1のみが駆動状態となる。階調が2の場合、SF1とSF2だけが駆動状態となる。階調が3の場合、SF1、SF2、SF3が駆動状態、階調が4の場合、SF1、SF2、SF7、SF8が駆動状態となる。以下、階調の数が増える高くなる毎に駆動状態となるサブフレームが増えていき、最も高い階調である12の場合、全てのサブフレームが駆動状態となる。言い換えると、階調の数が増えるにしたがい、駆動状態となるサブフレームがSF1を起点として時間的に後方に増えていく。連続するフレームBもフレームAと同様のテーブルとなる。
図13の駆動階調テーブル比較例1を用いた場合の擬似輪郭発生状況を図15に示す。図15は輝度レベルが水平方向で段階的に変化する映像において、図12と同様に上の図に対し中の図が時間的に次の表示状態を表わしており、1フレーム間で表示画像が2画素分左側に移動した状態を表わしている。一番下の図はこれらの画素を連続して見た場合に視聴者が知覚する輝度レベルを表わしている。視聴者が知覚する輝度レベルが著しく変化しないため、動画擬似輪郭はほとんど知覚されない。
図14の駆動階調テーブル比較例2を用いた場合の擬似輪郭発生状況を図16に示す。図16は輝度レベルが水平方向で段階的に変化する映像において、図12と同様に上の図に対し中の図が時間的に次の表示状態を表わしており、1フレーム間で表示画像が2画素分左側に移動した状態を表わしている。一番下の図はこれらの画素を連続して見た場合に視聴者が知覚する輝度レベルを表わしている。図14の場合と同様に、視聴者が知覚する輝度レベルが著しく変化しないため、動画擬似輪郭はほとんど知覚されない。しかし、明るさの変化が不均一になってしまっている。
図18は図13に示す駆動階調テーブル比較例1を用いて、R、G、Bが同じレベルの画像を表示させたときの色割れ発生状況を表わしている。図18は上の図に対し中の図が時間的に次の表示状態を表わしており、一番下の図はこれらの画素を連続して見た場合に視聴者が知覚する画像を表わしている。視聴者が知覚する画像の内、aの範囲が本来表示されている画像である。bとcの範囲では画像が表示されていない領域も知覚することになり、aと比較すると輝度が低い画像が知覚される。しかし、視聴者の知覚する画像はR、G、Bが常に等しいレベルになっているため、領域aと同様に、領域bやcでも色が付いていると知覚されることはない。
図19で、aの範囲が本来表示されている画像である。bの範囲はR成分とG成分だけの画像となり、cの範囲はR成分だけの画像となる。このように、フレーム間で画像が移動したり、視聴者の視線が移動した場合に、エッジ部分に本来ない色が知覚されることを色割れという。ここではフレーム間で2画素分、画素が移動した場合を例示したが、画素の移動量が多いほど、色が付く範囲は広くなり、色割れによる影響は大きくなる。
図20では図19と比較して、R成分とG成分だけの画像領域bやR成分だけの画像領域cが大幅に小さくなっており、色割れが改善されていることがわかる。
第2の実施形態では、駆動階調テーブルが第1の実施形態と異なる以外は第1の実施形態と同じである。以下、第1の実施形態と同じまたは類似の内容については同じ記号を付し、説明を省略する。
第2の実施形態における駆動階調テーブルを図21に示す。
本実施形態による駆動階調テーブルを使って、図19と同様にR、G、Bが異なるレベルの画像を表示させたときの色割れ発生状況を図23に示す。
図23では第1の実施形態と同様に、図19と比較してR成分とG成分だけの画像領域bやR成分だけの画像領域cが大幅に小さくなっており、色割れが改善されていることがわかる。
5 偏光ビームスプリッタ(PBS)、6 反射型液晶表示素子
7 画素回路、8 画素電極、9 液晶、10 対向電極(透明電極)、
11 投射レンズ、12 射出光、13 スクリーン、
16 サンプルホールド部、17 電圧選択回路、
21 ルックアップテーブル部、
23 誤差拡散部、24 フレームレートコントロール部、
25 リミッタ部、26 サブフレームデータ作成部、
27 駆動階調テーブル、28 メモリ制御部、29 フレームバッファ、
30 データ転送部、31 駆動制御部、32 電圧制御部、
33 ソースドライバ、34 ゲートドライバ
100 液晶表示装置、102駆動回路
Claims (5)
- N、M、F、Dを自然数としたときに、あらかじめ保存されている駆動階調の間を(M+D)ビットで直線補間することによって得られるルックアップテーブルを保持し、ビット数Nの入力映像信号データを、前記ルックアップテーブルを用いて、Nより大きい(M+F+D)ビットのデータに逆ガンマ補正するルックアップテーブル部と、
前記ルックアップテーブル部で処理された(M+F+D)ビットのデータを誤差拡散処理により(M+F)ビットのデータに変換する誤差拡散部と、
前記誤差拡散部で処理された(M+F)ビットのデータをフレームレートコントロールによりMビットのデータに変換するフレームレートコントロール部と、
前記フレームレートコントロール部で処理されたMビットのデータを用いるとともに、ステップビットパルスにより全サブフレームを構成し、
1フレーム内のサブフレーム数を自然数sとしたとき、
sが偶数の場合n=sとし、所定のフレームにおいては、 駆動階調が1のとき1番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のとき1番目と(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のとき1番目、2番目、(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のとき1番目、2番目、(n/2+1)番目、(n/2+2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が更に増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームに対し、時間的に後に向かって増加していき、前記所定のフレームの次のフレームにおいては、駆動階調が1のとき(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のとき1番目と(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のとき1番目、(n/2+1)番目、(n/2+2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のとき1番目、2番目、(n/2+1)番目、(n/2+2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調がさらに増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームの時間的に後に向かって増加していくようにフレーム毎に駆動順序を入れ替え、
sが奇数の場合n=s+1とし、所定のフレームにおいては、駆動階調が1のとき1番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のとき1番目と(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のとき1番目、2番目、(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のとき1番目、2番目、(n/2+1)番目、(n/2+2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が更に増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームに対し、時間的に後に向かって増加していき、前記所定のフレームの次のフレームにおいては、駆動階調が1のとき(n/2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のとき1番目と(n/2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のとき1番目、(n/2)番目、(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のとき1番目、2番目、(n/2)番目、(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調がさらに増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームの時間的に後に向かって増加していくようにフレーム毎に駆動順序を入れ替える駆動階調テーブルによりR、G、Bのそれぞれのサブフレームデータを作成するサブフレームデータ作成部とを備え、
前記サブフレームデータに基づいて液晶表示素子を駆動することを特徴とする液晶表示素子の駆動装置。 - N、M、F、Dを自然数としたときに、あらかじめ保存されている駆動階調の間を(M+D)ビットで直線補間することによって得られるルックアップテーブルを保持し、ビット数Nの入力映像信号データを、前記ルックアップテーブルを用いて、Nより大きい(M+F+D)ビットのデータに逆ガンマ補正するルックアップテーブル部と、
前記ルックアップテーブル部で処理された(M+F+D)ビットのデータを誤差拡散処理により(M+F)ビットのデータに変換する誤差拡散部と、
前記誤差拡散部で処理された(M+F)ビットのデータをフレームレートコントロールによりMビットのデータに変換するフレームレートコントロール部と、
前記フレームレートコントロール部で処理されたMビットのデータを用いるとともに、ステップビットパルスにより全サブフレームを構成し、
1フレーム内のサブフレーム数を自然数sとしたとき、
sが偶数の場合n=sとし、所定のフレームにおいては、駆動階調が1のときs番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のときs番目と(n/2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のときs番目、(s−1)番目、(n/2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のときs番目、(s−1)番目、(n/2)番目、(n/2−1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調がさらに増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームに対し、時間的に前に向かって増加していき、前記所定のフレームの次のフレームにおいては、駆動階調が1のとき(n/2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のとき(n/2)番目とs番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のとき(n/2)番目、(n/2−1)番目、s番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のとき(n/2)番目、(n/2−1)番目、s番目、(s−1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調がさらに増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームの時間的に前に向かって増加していくようにフレーム毎に駆動順序を入れ替え、
sが奇数の場合n=s−1とし、所定のフレームにおいては、駆動階調が1のときs番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のときs番目と(n/2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のときs番目、(s−1)番目、(n/2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のときs番目、(s−1)番目、(n/2)番目、(n/2−1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調がさらに増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームに対し、時間的に前に向かって増加していき、前記所定のフレームの次のフレームにおいては、駆動階調が1のとき(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のとき(n/2+1)番目とs番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のとき(n/2+1)番目、(n/2)番目、s番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のとき(n/2+1)番目、(n/2)番目、s番目、(s−1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調がさらに増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームの時間的に前に向かって増加していくようにフレーム毎に駆動順序を入れ替える駆動階調テーブルによりR、G、Bのそれぞれのサブフレームデータを作成するサブフレームデータ作成部とを備え、
前記サブフレームデータに基づいて液晶表示素子を駆動することを特徴とする液晶表示素子の駆動装置。 - 請求項1または請求項2記載の液晶表示素子の駆動装置と、
前記駆動装置で駆動される液晶表示素子と、
前記液晶表示素子に照明光を入射させる照明光学系と、
前記液晶表示素子から射出された変調光を投射する投射レンズと
を備えることを特徴とする液晶表示装置。 - N、M、F、Dを整数としたときに、あらかじめ保存されている駆動階調の間を(M+D)ビットで直線補間することによって得られるルックアップテーブルを用いて、ビット数Nの入力映像信号データを、Nより大きい(M+F+D)ビットのデータに逆ガンマ補正する第1のステップと、
N、M、F、Dを整数としたときに、ビット数Nの入力映像信号データを逆ガンマ補正および、あらかじめ保存されている駆動階調の間を(M+D)ビットで直線補間することによって得られる Nより大きい(M+F+D)ビットのデータに変換する第1のステップと、
前記第1のステップで処理された(M+F+D)ビットのデータを誤差拡散処理により(M+F)ビットのデータに変換する第2のステップと、
前記第2のステップで処理された(M+F)ビットのデータをフレームレートコントロールによりMビットのデータに変換する第3のステップと、
上記第3のステップで処理されたMビットのデータを用いるとともに、ステップビットパルスにより全サブフレームを構成するとともに、
1フレーム内のサブフレーム数を自然数sとしたとき、
sが偶数の場合n=sとし、所定のフレームにおいては、駆動階調が1のとき1番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のとき1番目と(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のとき1番目、2番目、(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のとき1番目、2番目、(n/2+1)番目、(n/2+2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が更に増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームに対し、時間的に後に向かって増加していき、前記所定のフレームの次のフレームにおいては、駆動階調が1のとき(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のとき1番目と(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のとき1番目、(n/2+1)番目、(n/2+2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のとき1番目、2番目、(n/2+1)番目、(n/2+2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調がさらに増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームの時間的に後に向かって増加していくようにフレーム毎に駆動順序を入れ替え、
sが奇数の場合n=s+1とし、所定のフレームにおいては、駆動階調が1のとき1番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のとき1番目と(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のとき1番目、2番目、(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のとき1番目、2番目、(n/2+1)番目、(n/2+2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が更に増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームに対し、時間的に後に向かって増加していき、前記所定のフレームの次のフレームにおいては、駆動階調が1のとき(n/2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のとき1番目と(n/2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のとき1番目、(n/2)番目、(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のとき1番目、2番目、(n/2)番目、(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調がさらに増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームの時間的に後に向かって増加していくようにフレーム毎に駆動順序を入れ替える駆動階調テーブルによりR、G、Bのそれぞれのサブフレームデータを作成する第4のステップとを含むことを特徴とする液晶表示素子の駆動方法。 - N、M、F、Dを整数としたときに、あらかじめ保存されている駆動階調の間を(M+D)ビットで直線補間することによって得られるルックアップテーブルを用いて、ビット数Nの入力映像信号データを、Nより大きい(M+F+D)ビットのデータに逆ガンマ補正する第1のステップと、
前記第1のステップで処理された(M+F+D)ビットのデータを誤差拡散処理により(M+F)ビットのデータに変換する第2のステップと、
前記第2のステップで処理された(M+F)ビットのデータをフレームレートコントロールによりMビットのデータに変換する第3のステップと、
上記第3のステップで処理されたMビットのデータを用いるとともに、ステップビットパルスにより全サブフレームを構成するとともに、
1フレーム内のサブフレーム数を自然数sとしたとき、
sが偶数の場合n=sとし、所定のフレームにおいては、駆動階調が1のときs番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のときs番目と(n/2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のときs番目、(s−1)番目、(n/2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のときs番目、(s−1)番目、(n/2)番目、(n/2−1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調がさらに増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームに対し、時間的に前に向かって増加していき、前記所定のフレームの次のフレームにおいては、駆動階調が1のとき(n/2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のとき(n/2)番目とs番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のとき(n/2)番目、(n/2−1)番目、s番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のとき(n/2)番目、(n/2−1)番目、s番目、(s−1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調がさらに増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームの時間的に前に向かって増加していくようにフレーム毎に駆動順序を入れ替え、
sが奇数の場合n=s−1とし、所定のフレームにおいては、駆動階調が1のときs番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のときs番目と(n/2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のときs番目、(s−1)番目、(n/2)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のときs番目、(s−1)番目、(n/2)番目、(n/2−1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調がさらに増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームに対し、時間的に前に向かって増加していき、前記所定のフレームの次のフレームにおいては、駆動階調が1のとき(n/2+1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が2のとき(n/2+1)番目とs番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が3のとき(n/2+1)番目、(n/2)番目、s番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調が4のとき(n/2+1)番目、(n/2)番目、s番目、(s−1)番目のサブフレームが駆動状態となり、駆動階調がさらに増加する毎に駆動状態となるサブフレームが1個ずつ既に駆動状態となっているサブフレームの時間的に前に向かって増加していくようにフレーム毎に駆動順序を入れ替える駆動階調テーブルによりR、G、Bのそれぞれのサブフレームデータを作成する第4のステップと、
を含むことを特徴とする液晶表示素子の駆動方法。
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