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JP5886802B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
現在、大規模半導体集積回路を構成する基本素子としてMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)が主に用いられているが、その性能向上、消費電力低減などにつながる微細化が難しくなってきている。
そこで、MOSFETの動作原理とは異なる、電子のトンネル効果を利用したトンネルFET(Field Effect Transistor)の研究開発が進められている。
特開2013−38336号公報
Japanese Journal of Applied Physics 51 (2012) 06FE09
本発明の実施形態は、閾値制御が容易な、トンネル効果を利用した半導体装置を提供する。
実施形態によれば、半導体装置は、第1の半導体層と、前記第1の半導体層よりも不純物濃度が高い第1導電形の第2の半導体層と、一対の第2導電形の半導体膜と、ゲート電極と、ゲート絶縁膜と、前記第1の半導体層よりも不純物濃度が高い第2導電形の第3の半導体層と、を備えている。前記第2の半導体層は、前記第1の半導体層上にフィン状に設けられている。前記一対の半導体膜は、前記フィン状の第2の半導体層の一対の側壁のそれぞれに設けられ、前記第2の半導体層とトンネル接合を形成している。前記ゲート電極は、前記第2の半導体層を前記一対の側壁側から挟むように設けられ、前記半導体膜を介して前記トンネル接合に対向している。前記ゲート絶縁膜は、前記ゲート電極と前記半導体膜との間に設けられている。前記第3の半導体層は、前記第1の半導体層を隔てて前記第2の半導体層及び前記半導体膜に対して離間し、且つ前記第1の半導体層に隣接している。
実施形態の半導体装置の模式斜視図。 実施形態の半導体装置の模式断面図。 実施形態の半導体装置の模式平面図。 pn接合における電子のエネルギーバンド図。 実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式斜視図。 実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式斜視図。 実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式斜視図。 実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式斜視図。 実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式斜視図。 実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式平面図。 実施形態の半導体装置の変形例の模式断面図。
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。なお、各図面中、同じ要素には同じ符号を付している。
以下の実施形態では第1導電形をp形、第2導電形をn形として説明するが、第1導電形をn形、第2導電形をp形としても実施可能である。
また、以下の説明では、半導体材料はシリコンを例示するが、シリコンに限らず、例えば炭化シリコン、窒化ガリウムなどであってもよい。
図1は、実施形態の半導体装置の模式斜視図である。
図1において、基板の主面に対して平行な面内で相互に直交する2方向をX方向及びY方向とし、これらX方向及びY方向の双方に対して直交する方向をZ方向とする。
図2は、実施形態の半導体装置の模式断面図である。
図3(a)は、実施形態の半導体装置の模式平面図である。
図2は、図3(a)におけるA−A断面に対応する。すなわち、図2は、図1においてゲート電極23が設けられた領域のX−Z断面に対応する。
基板10(図2に示す)の表面側に、第1の半導体層としてp形シリコンの半導体層11が設けられている。あるいは、p形シリコン基板10の一部として半導体層11が設けられている。
半導体層11の上面には、凸部11aが設けられている。凸部11aは、Y方向に延びている。
その凸部11aの上には、第2の半導体層としてp形シリコンのソース層12が設けられている。ソース層12の下面は凸部11aの上面に接している。
ソース層12の幅(X方向の幅)と、凸部11aの幅(X方向の幅)は同じである。ソース層12の高さ(Z方向の高さ)は、凸部11aの高さ(Z方向の高さ)よりも高い。
凸部11aを含む半導体層11およびソース層12は同じ導電形(p形)であるが、ソース層12のp形不純物濃度は、半導体層11のp形不純物濃度よりも高い。
ソース層12は、Y方向に沿って延びるフィン状に設けられている。ソース層12は、幅(X方向の幅)に対する高さ(Z方向の高さ)の比が1よりも大きい。すなわち、ソース層12の幅は、高さよりも小さい。また、ソース層12のY方向の長さは、幅及び高さよりも長い。
フィン状のソース層12は、Y方向に沿って延びる一対の側壁を有する。その一対の側壁のそれぞれには、一対のn形シリコンの半導体膜21が設けられている。半導体膜21は、ソース層12の側壁の全面に設けられている。半導体膜21のn形不純物濃度は、半導体層11のp形不純物濃度よりも高い。
ソース層12と半導体膜21とはpn接合し、このpn接合はトンネル接合(面)40を形成している。すなわち、トンネル接合40に対して逆バイアスがかかった状態でのゲート電位によるポテンシャル障壁の変調により、トンネル接合40にトンネル電流が流れる。
トンネル接合40は、ソース層12の側壁の面積と同じ面積の領域であって、Z方向及びY方向に延びる矩形状の領域に形成されている。
ソース層12はp形シリコンの単結晶層であり、半導体膜21はn形シリコンの単結晶膜である。したがって、電子がトラップされる欠陥の少ない単結晶構造のトンネル接合40が形成され、高いトンネリング確率が得られる。
半導体膜21は、ソース層12の側壁から、凸部11aの側壁にも延びている。すなわち、半導体膜21は、凸部11aの側壁に対してpn接合している。
また、半導体膜21の下端(下面)は、凸部11aの側壁に続く半導体層11の上面に接している。すなわち、半導体膜21の下端も半導体層11に対してpn接合している。
半導体膜21はソース層12の上面には設けられず、ソース層12の上面上には絶縁層13が設けられている。絶縁層13は、例えばシリコン窒化層である。絶縁層13の下面は、ソース層12の上面に接している。
半導体膜21の上面はソース層12の上面と同じ高さに形成され、絶縁層13は半導体膜21の上面上にも設けられている。ソース層12の上面及び半導体膜21の上面は、絶縁層13で覆われている。
半導体膜21は、ソース層12の上面及び下面には設けられていない。したがって、トンネル接合40は、ソース層12の上面及び下面には形成されず、ソース層12の側壁のみに形成されている。
半導体層11において凸部11aをX方向に挟む領域の表面側には、第3の半導体層としてn形シリコンのドレイン層31が設けられている。ドレイン層31のn形不純物濃度は、半導体層11のp形不純物濃度よりも高い。
ドレイン層31は、半導体層11を隔てて半導体膜21及びソース層12に対して離間している。ドレイン層31は、半導体層11における凸部11aの下の領域に近接している。ドレイン層31の下面および凸部11a側の端部は、半導体層11に対してpn接合している。
ソース層12、半導体層11およびドレイン層31は、pnダイオードを形成している。実施形態の半導体装置では、相対的にドレイン層31に高電位、ソース層12に低電位が印加され、上記pnダイオードには逆バイアスがかかった状態となる。このとき、ゲート電位の制御によりトンネル接合40でトンネル電流が生じていなければ、ドレイン層31とソース層12との間には電流が流れない。すなわち、実施形態の半導体装置はオフ状態である。
あるいは、半導体層11は真性半導体であってもよく、その場合、ソース層12、半導体層11およびドレイン層31は、pinダイオードを形成する。
半導体膜21の側面、絶縁層13の側面、半導体層11の上面上、およびドレイン層31の上面上には、ゲート絶縁膜22が設けられている。ゲート絶縁膜22は、例えばシリコン酸化膜である。
フィン状のソース層12は、半導体層11上でY方向に延びている。そのY方向に延びるソース層12に交差するように、半導体層11上にゲート電極23が設けられている。ゲート電極23は、ソース層12を横切るように、ソース層12の幅方向(X方向)に延びている。ソース層12の幅(X方向の幅)は、ゲート電極23の幅(Y方向の幅)よりも小さい。
ゲート電極23の上面上には、絶縁層24が設けられている。絶縁層24は、例えばシリコン窒化層である。また、ゲート電極23をY方向に挟むゲート電極23の両側壁には、サイドウォール絶縁膜25が設けられている。サイドウォール絶縁膜25は、例えばシリコン窒化膜である。
ゲート電極23とソース層12とが交差する部分では、図2に示すように、ゲート電極23が、ソース層12を含むフィン構造部50の側壁及び上面に沿って設けられている。
ゲート電極23は、ソース層12を一対の側壁側から挟むように、ゲート絶縁膜22及び半導体膜21を介して、トンネル接合40に対向している。
半導体膜21の側面とゲート電極23との間、半導体層11とゲート電極23との間、およびドレイン層31とゲート電極23との間には、ゲート絶縁膜22が設けられている。
フィン構造部50のゲート電極23及びサイドウォール絶縁膜25で覆われていない部分におけるゲート絶縁膜22の側面には、図1に示すように、サイドウォール絶縁膜26が設けられている。サイドウォール絶縁膜26は、例えばシリコン窒化膜である。
ドレイン層31は、ゲート電極23、サイドウォール絶縁膜25、フィン構造部50およびサイドウォール絶縁膜26に重ならない領域であって、フィン構造部50をX方向に挟む領域およびゲート電極23をY方向に挟む領域に設けられている。
ドレイン層31は、ゲート電極23上の絶縁層24、サイドウォール絶縁膜25、フィン構造部50の絶縁層13、およびサイドウォール絶縁膜26をマスクにしたイオン注入法により、セルフアラインで形成される。したがって、ドレイン層31は、ゲート電極23の下およびフィン構造部50の下には設けられていない。
ゲート電極23及びフィン構造部50に重ならない領域上に、ドレイン層31のコンタクトプラグ52が設けられている。コンタクトプラグ52は、ゲート絶縁膜22を貫通し、ドレイン層31に接している。
コンタクトプラグ52の上層には、図3(a)に示すドレイン電極層51が設けられている。ドレイン層31は、コンタクトプラグ52を通じてドレイン電極層51と電気的に接続されている。
フィン構造部50においてゲート電極23が交差していない領域上には、コンタクトプラグ54が設けられている。コンタクトプラグ54は、絶縁層13を貫通し、ソース層12に接している。
コンタクトプラグ54の上層には、図3(a)に示すソース電極層53が設けられている。ソース層12は、コンタクトプラグ54を通じてソース電極層53と電気的に接続されている。
ゲート電極23の下にはドレイン層31が形成されていない。したがって、ゲート電極23をY方向に挟むドレイン層31は、ゲート電極23の下でつながっていない。そのため、ソース電極層53が設けられた領域側においても、その領域の下のドレイン層31はコンタクトプラグ52を通じてドレイン電極層51と接続されている。すなわち、ドレイン電極層51は、図示しない層間絶縁層を介して、ソース電極層53の上または下に重なっている。
ゲート電極23においてフィン構造部50が交差していない領域上には、コンタクトプラグ55が設けられている。コンタクトプラグ55は、絶縁層24を貫通し、ゲート電極23に接している。ゲート電極23は、コンタクトプラグ55を通じて、図示しないゲート配線と電気的に接続されている。
図3(b)は、ゲート電極23とフィン構造部50との平面レイアウトを示す模式平面図である。
図3(b)に示すように、X方向に延びる1本のゲート電極23に対して、複数本のフィン構造部50が交差している。すなわち、1本のゲート電極23に対して、複数本のソース層12が交差している。
X方向で隣り合うフィン構造部50の間の領域で、半導体層11及びドレイン層31は、図1に示す絶縁分離膜14によってX方向に分離されている。絶縁分離膜14は、1つのフィン構造部50を含む1つの素子領域を囲むように形成されている。
以上説明した実施形態の半導体装置において、ソース層12と半導体膜21とのpn接合で形成されたトンネル接合40に逆バイアスがかかるように、ソース層12とドレイン層31に電位が与えられる。例えば、ドレイン層31に正電位が、ソース層12に0Vの電位が与えられる。
図4(a)は、p形ソース層12およびトンネル接合40における電子のエネルギーバンド図を示す。トンネル接合40には逆バイアスがかかっている。
高不純物濃度のpn接合では、逆バイアス状態でポテンシャル障壁が薄くなり、トンネル効果により電子がポテンシャル障壁を越えてp形ソース層12からn形半導体膜21へと通り抜けることができる。
ゲート絶縁膜22を介してトンネル接合40に対向するゲート電極23に与えるゲート電位の制御により、障壁幅を変えることができる。
オフ状態でのトンネル接合40のエネルギーバンドを、図4(a)において破線で示す。このとき、ゲート電位は0Vである。すなわち、実施形態の半導体装置はノーマリーオフ型である。
ゲート電極23に閾値以上の電位を与えると、ゲート電極23からの電界の影響で、図4(a)において破線から実線で示すように、トンネル接合40のエネルギーバンドが変調し、障壁幅が小さくなる。このため、ゲート電極23が対向する部分のトンネル接合40にトンネル電流が流れる。
トンネル効果によりソース層12から半導体膜21に抜けた電子は、図1及び図2において矢印で示すように、半導体膜21及び半導体層11を通じてドレイン層31へと流れる。
半導体膜21とドレイン層31との間の経路(半導体層11)は、半導体膜21及びドレイン層31に対して逆の導電形であるが、半導体層11は、半導体膜21及びドレイン層31よりも不純物濃度が低いため、半導体膜21とドレイン層31との間の半導体層11は、トンネル電子の通過を妨げる障壁にはならない。
トンネルFETでは、MOSFETに比べて、オフ状態における電流拡散が抑制され、急峻なスイッチング(電流の立ち上がり/立ち下がり)が可能となる。すなわち、急峻なサブスレッショルド・スウィング(Sub-threshold Swing)が得られる。
一定電源電圧下において、急峻なサブスレッショルド・スウィングは、高オン電流、低オフ電流を実現する。これは素子の低電圧化、およびその素子を使った集積回路の低消費電力化を可能とする。
また、実施形態によれば、フィン状のソース層12の側壁の全面でトンネル電流を生じさせることができるため、チップ面積の増大を抑えつつオン電流を増加できる。
高不純物濃度のトンネル接合40により、サブスレッショルド・スウィングを急峻にすることができる一方、閾値が下がりすぎてしまう場合がある。
そこで、実施形態によれば、トンネル接合40の不純物濃度プロファイルは変えることなく、フィン状のソース層12の幅(X方向の幅)の制御により、閾値の制御が可能となる。
図4(b)は、p形ソース層12およびトンネル接合40における電子のエネルギーバンド図を示す。トンネル接合40には逆バイアスがかかっている。
図4(b)において、破線はソース層12の幅が第1の幅であるときのエネルギーバンドを表し、実線はソース層12の幅が第1の幅よりも小さい第2の幅であるときのエネルギーバンドを表す。第1の幅のときも第2の幅のときも、ゲート電極23には同じ電位Vgが与えられている。
ソース層12の幅が第1の幅のときは、ゲート電位Vgで、トンネル接合40の障壁幅が小さくなり、トンネル電流が発生し、オン状態となる。
これに対して、ソース層12の幅が第1の幅よりも小さい第2の幅になると、ソース層12の一方の側壁に対向するゲート電極23の電界と、ソース層12の他方の側壁に対向するゲート電極23の電界とが影響し合い、ソース層12全体にゲート電位が強く影響し、ソース層12のエネルギーバンドが変調する。
すなわち、p形のソース層12の場合、その伝導帯のトップ及び価電子帯のトップが第1の幅の場合よりも下がる。そのため、第1の幅の場合と同じゲート電位Vgでありながら、第2の幅のときは第1の幅のときよりも障壁幅が広くなり、トンネル電流が発生せず、オフ状態となる。すなわち、ソース層12の幅を、両側壁側から作用するゲート電極23の電位が互いに影響し合うほどに小さくすることで、閾値を上げることができる。
シミュレーションによれば、ソース層12の幅が20nm以下であれば、ソース層12を幅方向に挟むゲート電極23の電界がソース層12に対して強く影響し、閾値を上げる効果が得られる。
閾値を制御するにあたって、トンネル接合40の不純物濃度プロファイルは変えなくてよい。そのため、急峻なサブスレッショルド・スウィングを維持しつつ、フィン状ソース層12の幅制御により、閾値を容易に制御することができる。
次に、図5(a)〜図10(b)を参照して、実施形態の半導体装置の製造方法について説明する。
図5(a)に示すように、p形の半導体層11上に、不純物として例えばホウ素を含むシリコン層としてpのソース層12を形成する。半導体層11は、基板上に形成したp形シリコン層、またはp形シリコン基板である。
ソース層12は、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法で半導体層11の全面に堆積された後、固相エピタキシャル成長法により単結晶化される。
例えば、ソース層12のp形不純物濃度は1×1019/cmであり、厚さは50nmである。
ソース層12の上には、例えばCVD法で、絶縁層13が形成される。絶縁層13は、ソース層12を加工するときなどのマスク層として機能する。絶縁層13は、例えば、シリコン窒化層であり、その厚さは50nmである。
次に、例えば、RIE(Reactive Ion Etching)法で、図5(a)に示す積層体の周辺に溝を形成した後、その溝内にCVD法で絶縁分離膜14を埋め込む。
絶縁分離膜14は、例えばシリコン酸化膜である。絶縁分離膜14は、絶縁層13上にも堆積し、絶縁層13をストッパーにしたCMP(Chemical Mechanical Polishing)法により、図5(b)に示すように、絶縁分離膜14の上面は平坦化される。
次に、図6(a)に示すように、例えば、RIE法により絶縁分離膜14をエッチバックする。絶縁分離膜14の上面は、ソース層12の下面よりも半導体層11側に後退する。
図10(a)は、半導体層11と絶縁分離膜14との配置関係を示す模式平面図である。半導体層11の周辺には、STI(Shallow Trench Isolation)構造の絶縁分離膜14が形成されている。絶縁分離膜14に囲まれた領域に、半導体層11が形成されている。
次に、図示しないレジスト膜を用いて、絶縁層13をパターニングする。絶縁層13は図6(b)に示すように、Y方向に延びるラインパターンに加工される。
そして、その絶縁層13をマスクにしたRIE法によりソース層12を加工する。ソース層12は、Y方向に延びるフィン状に加工される。また、半導体層11の表面側もエッチングされ、ソース層12の下に半導体層11の凸部11aが形成される。
この後、ソース層12上に絶縁層13を残したまま、ウェットエッチングによりソース層12の側壁をエッチングする。また、半導体層11の上面及び凸部11aの側壁もエッチングされる。ソース層12は幅方向(X方向)にスリミングされ、絶縁層13の下にソース層12の側壁に隣接するスペース16が形成される。
そのスペース16の幅は、次の工程でスペース16に成膜される図7(a)に示す半導体膜21の膜厚とほぼ同じになるように制御される。半導体膜21の膜厚は、例えば5nmである。
半導体膜21は、半導体層11の上面、半導体層11の凸部11aの側壁、およびソース層12の側壁に、不純物として例えばヒ素を含むn形のシリコン膜として堆積された後、固相エピタキシャル成長法により単結晶化される。
半導体層11の上面上の半導体膜21は、例えばRIE法で除去される。その後、図7(b)に示すように、例えば、熱酸化法により、2nmの膜厚のゲート絶縁膜22が形成される。
ゲート絶縁膜22は、半導体層11の上面、半導体膜21の側面、絶縁層13の側面及び上面に形成される。
次に、図7(b)に示す構造体の上に、例えば、低圧CVD法により、図8(a)に示す多結晶シリコン層23aを堆積し、その後、CMP法で多結晶シリコン層23aの上面を平坦化する。多結晶シリコン層23aの上面は、絶縁層13の上面の高さまで後退する。絶縁層13の上面上のゲート絶縁膜22は除去される場合もあるし、残る場合もある。
次に、平坦化された多結晶シリコン層23a上に、さらに多結晶シリコン層23b(図8(b)に示す)を低圧CVD法で堆積させる。多結晶シリコン層23bは、図8(a)に示す構造体の全面に堆積される。
多結晶シリコン層23b上には、絶縁層24がCVD法により堆積される。絶縁層24は、多結晶シリコン層23bの全面に堆積された後、レジスト膜を用いてパターニングされる。
絶縁層24は、図8(b)に示すように、X方向に延びるラインパターンに加工される。そして、その絶縁層24をマスク層として用いたRIE法により、多結晶シリコン層23bを加工する。多結晶シリコン層23bは、絶縁層24と同様にX方向に延び、Y方向に延びるソース層12に対して交差している。
そして、多結晶シリコン層23b上の絶縁層24、ソース層12を含むフィン構造部50の絶縁層13、およびゲート絶縁膜22に対してエッチング選択性を持つ条件で、多結晶シリコン層23b及び23aをRIE法で異方性エッチングする。
このエッチングにより、図9(a)に示すように、フィン構造部50を横切ってX方向に延びる多結晶シリコン層が、ゲート電極23として残される。ゲート電極23とフィン構造部50とが交差する部分では、フィン構造部50の側壁及び上面をゲート電極23が隙間なく覆っている。
次に、図9(b)に示すように、ゲート電極23の側壁にサイドウォール絶縁膜25を形成し、フィン構造部50の側壁に形成されたゲート絶縁膜22の側面にサイドウォール絶縁膜26を形成する。
そして、絶縁層24、サイドウォール絶縁膜25、絶縁層13およびサイドウォール絶縁膜26をマスクにしたイオン注入法により、不純物として例えばリンを4keVのエネルギーで、1×1015/cmのドーズ量で半導体層11の表面に打ち込む。
このイオン注入によって、ゲート電極23とフィン構造部50との交差部の周辺におけるゲート電極23及びフィン構造部50によって仕切られた領域に、n形のドレイン層31がセルフアラインで形成される。このため、ソース層12に対するドレイン層31の位置合わせ精度を高くできる。
図10(b)は、図9(b)の上面図に対応する。
ゲート電極23の下には、ドレイン層31は形成されない。ドレイン層31は、ゲート電極23に重ならない領域で、ソース層12をX方向に挟んで対称配置される。
その後、図1及び図3(a)に示すように、コンタクトプラグ52、54、55、ドレイン電極層51、ソース電極層53などが形成される。
前述した実施形態において、ソース層12をフィン状に加工した後、図6(b)に示すように、絶縁層(マスク層)13を残したままソース層12をスリミングしている。そのため、ソース層12の側壁に形成される半導体膜21の上面も、図7(a)に示すように、絶縁層13で覆われた構造にできる。
したがって、半導体層11の上面に堆積された半導体膜21をRIE法で除去するときに、ソース層12の側壁に形成された半導体膜21の上面(上端)が、図11に示すように、エッチングによって後退してしまうことを防ぐことができる。
このため、ソース層12の側壁の全面に半導体膜21とのトンネル接合40を形成することができる。したがって、ソース層12の側壁の全面にトンネル電流を生じさせることができ、オン電流の増大を図れる。
なお、図11の構造の場合には、ソース層12をフィン状に加工した後のスリミングが不要であるので、工程数削減によるコスト低減が可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…第1の半導体層、12…第2の半導体層、13…絶縁層、21…半導体膜、22…ゲート絶縁膜、23…ゲート電極、31…第3の半導体層、40…トンネル接合

Claims (5)

  1. 第1の半導体層と、
    前記第1の半導体層上にフィン状に設けられ、前記第1の半導体層よりも不純物濃度が高い第1導電形の第2の半導体層と、
    前記フィン状の第2の半導体層の一対の側壁のそれぞれに設けられ、前記第2の半導体層とトンネル接合を形成する一対の第2導電形の半導体膜と、
    前記第2の半導体層を前記一対の側壁側から挟むように設けられ、前記半導体膜を介して前記トンネル接合に対向するゲート電極と、
    前記ゲート電極と前記半導体膜との間に設けられたゲート絶縁膜と、
    前記第1の半導体層を隔てて前記第2の半導体層及び前記半導体膜に対して離間し、且つ前記第1の半導体層に隣接し、前記第1の半導体層よりも不純物濃度が高い第2導電形の第3の半導体層と、
    を備えた半導体装置。
  2. 前記半導体膜は前記第2の半導体層の上面には設けられず、前記第2の半導体層の前記上面上に絶縁層が設けられている請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記フィン状の第2の半導体層の幅は、20nm以下である請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記ゲート電極は、前記第2の半導体層を前記第2の半導体層の幅方向に横切り、
    前記第2の半導体層は、前記ゲート電極が横切る方向に対して交差する方向に延び、
    前記第3の半導体層は、前記ゲート電極に重ならない領域であって、前記第2の半導体層を前記幅方向に挟む領域に設けられている請求項1〜3のいずれか1つに記載の半導体装置。
  5. 前記トンネル接合は、前記第2の半導体層の上面及び下面には形成されず、前記第2の半導体層の前記側壁のみに形成されている請求項1〜4のいずれか1つに記載の半導体装置。
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