JP5849428B2 - 微生物触媒を用いた化合物の製造方法 - Google Patents
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Description
アクリルアミドを原料としたアクリルアミド系ポリマーは、凝集剤、抄紙用増粘剤等の用途に利用される。いずれの用途においても、高分子量、高溶解性、および色調が無色に近いアクリルアミド系ポリマーが所望されている。
酵素法でアクリルアミドを製造する場合においても、アクリルアミド系ポリマーのさらなる品質向上のために、様々な取り組みがなされている。例えば、触媒使用量を制限する方法(特許文献3参照)、製造したアクリルアミド水溶液中から、触媒由来の不純物を除去する方法(特許文献4参照)、微生物触媒およびアミド化合物を含む液の移送に容積型ポンプを用いる方法(特許文献5参照)、が知られている。
しかしながら、微生物触媒を用いた酵素法によって得られたアクリルアミドを原料としたアクリルアミド系ポリマーは、いまだ分子量、溶解性が不充分であり、色調は無色とは言えない。
本発明の化合物の製造方法は、微生物触媒懸濁液を供給用配管を介して生体触媒懸濁液を反応槽内に供給する供給工程を有する。
本発明の製造方法は、微生物触媒を用いるあらゆる化合物の製造、例えば、アルコール類やアミド類などの汎用化学品、抗生物質・生理活性物質などの医薬品、その原料や中間体などの製造に適用が可能である。特にニトリル化合物からアミド化合物を製造する際に用いることが好ましい。アミド化合物の場合、具体的には、微生物触媒の存在下、水中でニトリル化合物を水和する反応によりアミド化合物水溶液を得る。
また、本発明の製造方法における反応時間は、限定はされないが、例えば、1〜50時間であることが好ましく、より好ましくは3〜20時間である。
本発明における「微生物触媒」とは、反応基質から化合物を生産する能力のある酵素活性を有する微生物、または微生物の処理物である。本発明が、ニトリル化合物からアミド化合物を製造する場合、微生物触媒はニトリルヒドラターゼを有する微生物である。「ニトリルヒドラターゼ」とは、ニトリル化合物をこれに対応するアミド化合物に変換する酵素である。ニトリルヒドラターゼとしては、例えば、バチルス(Bacillus)属、ジオバチルス(Geobacillus)属、バクテリジューム(Bacteridium)属、マイクロコッカス(Micrococcus)属、ブレビバクテリウム(Brevibacterium)属、コリネバクテリウム(Corynebacterium)属、ノカルディア(Nocardia)属、シュードモナス(Pseudomonas)属、ロドコッカス(Rhodococcus)属、ミクロバクテリウム(Microbacterium)属、ロドコッカス(Rhodococcus)属、フザリウム(Fusarium)属、アグロバクテリウム(Agrobacterium)属等に属する微生物由来のものが知られている。
化合物の品質を考慮すると、本発明においては、培養液から分離し洗浄した休止菌体を用いることが好ましい。微生物触媒の調製は、本発明が、ニトリル化合物からアミド化合物を製造する場合、例えば、以下のように行われる。
本発明で用いられる反応基質とは、微生物触媒によって化合物が製造され得るものであればよい。反応基質はカウンターイオンとの塩であってもよい。製造される化合物がアミド化合物である場合、反応基質はニトリル化合物である。
本発明における「ニトリル化合物」とは、ニトリルヒドラターゼの作用によりアミド化合物に変換されるものである。ニトリル化合物としては、例えば、アセトニトリル、プロピオニトリル、サクシノニトリル、アジポニトリル等の脂肪族飽和ニトリル;アクリロニトリル、メタアクリロニトリル等の脂肪族不飽和ニトリル;ベンゾニトリル、フタロジニトリル等の芳香族ニトリル;3−シアノピリジン、2−シアノピリジン等の複素環式ニトリルが挙げられる。
微生物触媒懸濁液とは、上記微生物触媒を溶媒に懸濁させた懸濁液である。微生物触媒を懸濁させる溶媒は特段の限定はされないが、有機酸水溶液に懸濁することが好ましい。この有機酸水溶液としては、酵素活性を阻害しない有機酸水溶液であれば特に限定されない。例えば、アクリル酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、シュウ酸、カルボン酸等が挙げられ、製造する化合物に適した有機酸を適宜選択することができる。例えば、アミド化合物を製造する場合には、特開2002−281994に記載の方法を用いることができる。
反応槽への微生物触媒懸濁液の供給工程は、供給用配管を介して行う。供給用配管は、微生物触媒懸濁液の供給量に応じた適当な管径を有する管を用いることができる。また、化合物の製造において、実質的に影響を及ぼさない材料で形成することができる。このような材料としては、製造する化合物がアミド化合物の場合には、ステンレス、銅、ポリエチレン、ポリプロピレン、及びフッ素系樹脂などが挙げられる。
本発明の製造方法では、供給工程において、供給過程における微生物触媒の磨耗を抑制するために、配管内線速度を0.13m/s以下で行う。すなわち、微生物触媒の摩耗を抑制することで、高品質の化合物を製造することができる。また、供給過程における微生物触媒の配管内での沈降を抑制するために、配管内線速度を 0.02m/s以上で行う。すなわち、反応槽に供給されない微生物触媒を抑制することで、経済的に化合物を製造することができる。
したがって、反応槽への微生物触媒懸濁液の供給工程では、供給用配管における微生物触媒懸濁液の配管内線速度は、0.02〜0.13m/sであり、好ましくは0.05〜0.10m/s、より好ましくは0.05〜0.09m/sである。なお、配管内線速度は次式で表される。
組成や配管内の圧力によって変化する温度である。
本発明の供給工程において、触媒貯槽から反応槽内に添加されるまでの微生物触媒懸濁液の温度が上昇することを防ぐために、供給用配管に断熱材・保冷材などを用いることが好ましい。
[実施例1]
(1)微生物触媒懸濁液の調製:
ニトリルヒドラターゼ活性を有するロドコッカス・ロドクロウス(Rhodococcus rhodochrous)J−1株(FERM BP−1478)を、グルコース2質量%、尿素1質量%、ペプトン0.5質量%、酵母エキス0.3質量%、塩化コバルト0.05質量%を含む培地(pH7.0)により好気的に培養した。
培養終了後、培養液をクロスフロー型中空糸膜モジュール(株式会社クラレ製MLE7101)に通して循環濾過し、濾液の量に対応する量の0.1質量%のアクリル酸ナトリウム水溶液(pH7.0)を連続的に培養液に供給して洗浄を行った。洗浄後、前記アクリル酸ナトリウム水溶液の供給を停止した状態でろ過を継続し、乾燥菌体濃度が5質量%となるまで濃縮したものを、微生物触媒懸濁液とした。この微生物触媒懸濁液の粘度を25℃で測定したところ10cpであった。
ジャケット冷却器付反応槽(槽内径:0.8m、高さ:1.4m)を4槽直列に連結した。
第1槽目に、50mMリン酸緩衝液(pH7.0)を50.6L/hr、アクリロニトリルを27.1L/hr、及び菌体懸濁液を690g/hrで連続的に添加し、第2槽目に、アクリロニトリルのみを11.6L/hrで連続的に添加した。菌体懸濁液の供給用配管長さは2mとし、配管内径は1.6mmとした(線速度0.1m/s相当)。
第1槽から第4槽までの各槽の反応液量を500Lに調整し、第1槽から第4槽までの反応液温度がそれぞれ22℃、23℃、24℃及び25℃となるようにジャケットの冷却水(10℃)を用いて温度制御した。2枚パドル翼(翼径:350mm、翼幅:100mm)を用いて、第1槽から第4槽までの全ての反応器における反応液流体あたりの攪拌動力を0.08kW/m3となるように調整した(フルード数:0.057)。ただし、反応液流体あたりの攪拌所要動力は、各反応器における攪拌所要動力を液量(500L=0.5m3)で除して算出した。
反応開始から4日後、第4槽から流出してくる反応液を、ガスクロマトグラフィー(カラム:Waters社製、PoraPak−PS、1m、180℃;キャリアガス:ヘリウム;検出器:FID)により測定した。
その結果、未反応のアクリロニトリルは検出されず、50.5%のアクリルアミドが検出された。この反応液の一部を採取し、孔径0.45μmのフィルターでろ過することで、菌体を除き、アクリルアミド水溶液を得た。得られたアクリルアミド水溶液は、無色透明であった。
ステンレス配管の配管内径を0.8mm(線速度0.38m/s相当)とした以外は、実施例1と同様にして、菌体を除いたアクリルアミド水溶液を得た。得られたアクリルアミド水溶液は、透明であったがやや黄色味を帯びていた。
次に、微生物触媒懸濁液を送液した際の、微生物触媒濃度について実験を行った。
(1)微生物触媒の調製:
乾燥菌体濃度が12質量%となるまで濃縮した以外は、実施例1と同様にして、微生物触媒懸濁液を得た。この微生物触媒懸濁液の粘度を25℃で測定したところ250cpであった。
参考実施例1で用いた微生物触媒懸濁液の供給系を模した装置を図1に示す。長さが1mのステンレス配管(内径8mm)3本を、90°エルボ(ウシオZユニオン FLZ−8−00 PP)で接続した。前記(1)で調製した微生物触媒懸濁液を2年7ヶ月冷蔵保存した後、微生物触媒貯槽に加え、チューブポンプ(ポンプ:Cole-Parmer 7553-70、ヘッド:Cole-Parmer 77201-62)により、ステンレス配管内に送液した。このとき、ステンレス配管内の微生物触媒懸濁液の線速度が0.09m/sとなるように送液した。
ステンレス配管より吐出された微生物触媒懸濁液を回収し、希釈した後に、波長630nmにおける濁度を測定することで、微生物触媒懸濁液中における微生物触媒の濃度を測定した。
前記(3)で希釈した微生物触媒懸濁液を遠心分離(4℃、12700×G、5min)し、微生物触媒を沈降させ、上清を得た。上清を分光光度計(日立計器製、GeneSpecIII)を用いて、波長260nmにおける吸光度を測定することで、微生物触媒懸濁液から流出する不純物濃度を測定した。
ステンレス配管内の線速度が0.41m/sとなるように送液した以外は、参考実施例1と同様にして、送液後の微生物触媒懸濁液中における微生物触媒濃度と、微生物触媒懸濁液から流出する不純物濃度を測定した。
ステンレス配管内の線速度が0.003m/sとなるように送液した以外は、参考実施例1と同様にして、送液後の微生物触媒懸濁液中における微生物触媒濃度と、微生物触媒懸濁液から流出する不純物濃度を測定した。
一方、線速度を0.003m/sとした参考比較例2では、送液過程で微生物触媒が沈降したためか、送液後の微生物触媒懸濁液濃度が、参考実施例1よりも低かった。この線速度で微生物触媒懸濁液を供給した場合、微生物触媒を送液過程で損失することとなり、非経済的なアミド化合物製造法となる。
3ヶ月冷蔵保存した微生物触媒懸濁液を用いた以外は、参考実施例1と同様にして、送液後の微生物触媒懸濁液中の微生物触媒濃度を測定した。また、送液後の微生物触媒懸濁液について、アクリルアミド生成反応速を測定し、ニトリルヒドラターゼ活性を算出した。測定は、適宜希釈した微生物触媒懸濁液を調製し、ここに基質のアクリロニトリル水溶液を添加して開始し、10℃10分の振盪ののち、微生物触媒を濾過分離して反応を停止し、ガスクロマトグラフィ(GC-14B、島津製作所)で分析した。分析条件は、Porapack PS(ウォーターズ社)を充填した1mガラスカラムを用い、カラム温度210℃、検出器は230℃のFIDを使用した。
ステンレス配管内の線速度が0.05m/sとなるように送液した以外は、参考実施例2と同様にして、送液後の微生物触媒懸濁液中の微生物触媒懸濁液濃度とニトリルヒドラターゼ活性を測定した。
ステンレス配管内の線速度が0.17m/sとなるように送液した以外は、参考実施例2と同様にして、送液後の微生物触媒懸濁液中の微生物触媒懸濁液濃度とニトリルヒドラターゼ活性を測定した。
ステンレス配管内の線速度が0.01m/sとなるように送液した以外は、参考実施例2と同様にして、送液後の微生物触媒懸濁液中の微生物触媒懸濁液濃度とニトリルヒドラターゼ活性を測定した。
2 チューブポンプ
3 菌液回収
Claims (6)
- ロドコッカス属に属する微生物由来の微生物触媒を用いて、ニトリル化合物からアミド化合物を製造する方法であって、
前記微生物触媒を溶媒に懸濁した微生物触媒懸濁液を、供給用配管を介して反応槽内に供給する供給工程を有し、
前記微生物触媒懸濁液中、微生物触媒が乾燥重量として4〜20質量%の濃度であり、
前記供給工程において、供給用配管における前記微生物触媒懸濁液の配管内線速度を0.02〜0.13m/sとする
ことを特徴とする化合物の製造方法。 - 前記微生物触媒を反応槽に連続的に供給する
ことを特徴とする請求項1に記載の製造方法。 - 前記ニトリル化合物がアクリロニトリルであり、前記アミド化合物がアクリルアミドである
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の製造方法。 - 前記ロドコッカス属に属する微生物が、ロドコッカス・ロドクロウス種である
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の製造方法。 - 前記ロドコッカス属に属する微生物が、ロドコッカス・ロドクロウスJ−1株である
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の製造方法。 - 前記供給用配管が、ステンレス、銅、ポリエチレン、ポリプロピレン、又はフッ素系樹脂からなる
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の製造方法。
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