JP5717382B2 - 排煙処理装置及び排煙処理方法 - Google Patents
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Description
CaCO3+SO2+1/2H2O → CaSO3・1/2H2O+CO2 (1)
CaSO3・1/2H2O+1/2O2+3/2H2O → CaSO4・2H2O(2)
この排煙処理装置は主にボイラ31の排ガスダクトの上流側から下流側にかけて、石炭を供給するボイラ31、ボイラ31から発生する排ガス中の窒素酸化物を処理するための脱硝装置33、脱硝装置33の出口排ガスによりボイラ31で使用される燃焼用空気を加熱する熱交換器35、熱交換器35から排出される排ガス中の煤塵等を除去するための集塵装置37、集塵装置37の出口排ガス中の硫黄酸化物を処理するための脱硫吸収塔2、脱硫吸収塔2の出口排ガス中の二酸化炭素を回収するためのCO2回収装置17等が順次配置された排ガス処理部で構成されている。
ボイラ31は、石炭を酸素燃焼することにより、排ガスを生成する。このときに用いられる酸素は酸素製造装置40により製造、供給される。そして、酸素の供給は、酸素供給ライン42から再循環ライン39を介して行われる。供給された酸素は熱交換器35で循環ガスと共に加熱される。
脱硫吸収塔2では排ガス中の二酸化硫黄(SO2)が除去されて、その後CO2回収装置17で排ガス中のCO2が回収される。そして、図8の場合と同様に、CO2回収装置17によって回収されたCO2は貯蔵され、CO2回収装置17によってCO2が除去された残りの排ガスは、煙突20(図8)から排出される。また、集塵装置37の出口から再循環ライン39を通った排ガスは、図示しない排ガス循環用ファンにより昇圧されて、ボイラ31に供給される。
上述の通り、脱硫吸収塔から排出された排ガスには、通常、数〜十数ppmのSO2が残存しており、CO2回収装置におけるCO2の吸収液の劣化や装置の腐食を防ぐために、SO2濃度を1ppm以下にまで低減しておく必要がある。しかし、従来の湿式脱硫方式ではSO2濃度を1ppm以下にするのはきわめて難しい。したがって、CO2回収装置の前段(上流側)に高度脱硫装置を設置して、アルカリ剤を供給することでSO2濃度を1ppm以下に低減している。アルカリ剤としては、炭酸カルシウム(CaCO3)又は水酸化ナトリウム(NaOH)が用いられる場合が多い。
また、特許文献1に記載のように、排ガスを吸収液に噴出させたり曝気することで、ある程度、亜硫酸カルシウムの酸化効率は向上するものの、CO2回収装置の上記問題については考慮されていない。
そこで、脱硫吸収塔などの脱硫装置を追加して、複数台を直列に接続することも考えられるが、設置場所の確保が困難であったり、設備コストの上昇を招くという問題がある。
すなわち、請求項1記載の発明は、ボイラを含む燃焼装置から排出される排ガスを導入して石灰石又は石灰を含むスラリを含有する吸収液を噴霧して気液接触させる吸収部と該吸収部で排ガス中の硫黄酸化物を吸収した吸収液を溜める貯留部と該貯留部内の吸収液を前記吸収部に循環する循環部とを備え、排ガス中の硫黄酸化物を除去する吸収塔と、前記吸収塔で硫黄酸化物が除去された排ガス中の二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収部と、前記吸収塔の吸収部、貯留部、循環部のうち少なくとも一つに含まれる吸収液に二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給部とを設け、前記二酸化炭素供給部は、前記二酸化炭素回収部で回収された二酸化炭素を前記吸収塔の吸収液に供給する構成である排煙処理装置である。
本発明の作用について、以下に詳しく説明する。
図2には、脱硫吸収塔の循環タンク内の吸収液中の炭酸カルシウム濃度とpHとの関係に対するCO2添加の影響を示す。なお、この測定は、図1(実施例1)に示す排煙処理装置を模擬した実験装置により行った。図1の排煙処理装置の構成については後述する。
図3に示すように、吸収液中の炭酸カルシウム濃度が高いほど脱硫率は向上するが、炭酸カルシウム濃度が同等の場合は、吸収液中にCO2が共存した方が、脱硫率が向上している。この実験条件において、吸収液中の炭酸カルシウム濃度を高めていくと脱硫率はほぼ一定となり、このときのCO2の添加なしの脱硫率を1.00とした場合にCO2の添加ありの脱硫率は1.04に上昇した。
そして、上述のように、排ガスの吸収液に二酸化炭素を供給した場合、従来と同等の炭酸カルシウム濃度条件で脱硫率は向上する。
請求項1又は3記載の発明によれば、排ガスの吸収液に二酸化炭素を供給することで、排ガス中の硫黄酸化物の濃度を低減できるため、二酸化炭素回収部におけるCO2の吸収液の劣化や装置の腐食を防ぐことが可能となる。そして、二酸化炭素回収部の前段に高度脱硫装置を設ける必要もなく、又は高度脱硫装置を設置した場合であっても、使用するアルカリ剤の量を低減することができるため、高度脱硫装置やアルカリ剤にかかるコストを低減できる。
実施例1は、図8に示した従来技術とは、脱硫吸収塔2において処理した排ガスからCO2回収装置17によってCO2を濃縮、分離する点については同様である。
SO2を吸収した液滴は、脱硫吸収塔2の下部に設けられた循環タンク8に落下して、循環タンク8に溜まった吸収液内に、空気供給管9から空気が供給される。そして、亜硫酸カルシウムが空気中の酸素によって前記式(2)のように酸化され、硫酸カルシウム(石膏(CaSO4))が生成する。
余剰ガスライン24に連続でCO2濃度を測定可能なCO2モニタ26を設置し、このCO2モニタ26でCO2が検出されるように、図示しない制御装置によってCO2の量を調節してCO2循環ライン22からCO2添加槽21内の吸収液中に供給することにより、吸収液中に最大限量のCO2(飽和するまで)を溶解させることができる。なお、CO2添加槽21には循環タンク8から吸収液しか導入されないため、CO2循環ライン22から供給するほぼ100%のCO2は吸収液に溶解しなかった分がそのまま余剰ガスライン24から排出される。したがって、CO2モニタ26でCO2が検出されれば充分な量のCO2が供給されていると判断できる。
例えば、図2の測定で使用した装置及び運転条件において、従来、炭酸カルシウム濃度を40ミリモル/リットルとなるように石灰石を供給して循環タンク8内の吸収液のpHが5.8となっていた場合、CO2供給時にも炭酸カルシウム濃度を40ミリモル/リットルに据え置くと、吸収液のpHは5.5に低下する。このとき、図3に示すように、同じ炭酸カルシウム濃度における脱硫率は、CO2供給時の方が高くなる。なお、実際の吸収液のpHは、炭酸カルシウム、亜硫酸カルシウムの濃度だけで決まるわけではなく、後述するように(参考例)、燃焼方式や排ガス条件の違いによっても最適なpH値は変化する。
その結果、高度脱硫装置15を設置した場合でも、高度脱硫装置15で使用するアルカリ剤の使用量を、従来に比べて低減できる。湿式脱硫塔2の出口におけるSO2濃度が1ppm以下にまで低減できる場合など、例えば燃料の石炭の硫黄含有量が少なく排ガス中のSO2濃度が元々低い場合は、高度脱硫装置15を省略しても良い。
実施例2は、CO2添加槽21(図1)を設けずに、CO2回収装置17で回収されたCO2の一部を、CO2搬送ライン18から分岐したCO2循環ライン22、CO2循環ファン23により、脱硫吸収塔2の循環タンク8内の吸収液に供給して溶解させる点で、実施例1と異なり、その他の条件、構成は実施例1と同様である。したがって、実施例1と共通する内容の説明は一部省略する。
脱硫吸収塔2の循環タンク8内の吸収液表面付近の数箇所から、ガス吸引ライン27により、CO2モニタ26にガスを導入し、このCO2モニタ26で測定されるCO2濃度が、入り口1から流入する排ガス中のCO2濃度である12〜15%を上回るように、図示しない制御装置によってCO2の量を調節して循環タンク8内の吸収液中に供給することにより、吸収液中に最大限量のCO2(飽和するまで)を溶解させることができる。入り口1から流入するCO2(12〜15%の濃度)とCO2循環ライン22から供給するほぼ100%のCO2が混ざるため、12〜15%以上のCO2が検出されれば充分な量のCO2が供給されていると判断できる。
吸収液中に溶解するCO2の影響により、従来と同じ量の石灰石を供給すると吸収液のpHは従来よりも低下するが、脱硫率は図3に示すように、従来に比べて向上する。
したがって、実施例1と同様に、CO2を添加した吸収液を排ガス中に噴霧することにより、SO2の吸収量が増大し、脱硫率が向上する。
実施例2においては、排ガス中に噴霧する吸収液中のCO2濃度が実施例1に比べて低くなるものの、CO2添加槽21(図1)を別途設置しないため、設備構成が簡素となり、低コスト化も達成される。
[参考例]
この排煙処理装置は主にボイラ31の排ガスダクトの上流側から下流側にかけて、石炭を供給するボイラ31、ボイラ31から発生する排ガス中の窒素酸化物を処理するための脱硝装置33、脱硝装置33の出口排ガスによりボイラ31で使用される燃焼用空気を加熱する熱交換器35、熱交換器35から排出される排ガス中の煤塵等を除去するための集塵装置37、集塵装置37の出口排ガス中の硫黄酸化物を処理するための脱硫吸収塔2、脱硫吸収塔2の出口排ガス中の二酸化炭素を回収するためのCO2回収装置17等が順次配置された排ガス処理部で構成されている。
また、集塵装置37出口から再循環ライン39を通った排ガスは、図示しない排ガス循環用ファンにより昇圧されて、ボイラ31に供給される。
脱硫吸収塔2では、石灰石又は石灰を含むスラリなどの吸収剤の液滴と排ガスとを接触させることで、排ガス中のばいじんや塩化水素(HCl)、フッ化水素(HF)等の酸性ガスと共に、排ガス中のSOxは化学的に吸収、除去される。
吸収液は排ガスとの気液接触によりSO2を吸収し、前記式(1)のように亜硫酸カルシウム(CaSO3)が生成する。
一方、酸化用ガスに空気を用いた場合は酸化用ガス中のCO2濃度が300ppm程度と低く、亜硫酸カルシウムの酸化が終了したときの吸収液のpHは5〜6に回復してしまう。
[実施例4]
図5の装置では、脱硫吸収塔2とCO 2 回収装置17との間の二酸化炭素を含む排ガスの一部を、排ガス循環ライン28から脱硫吸収塔2の循環タンク8内の吸収液に供給しているが、本実施例では、CO 2 回収装置17で回収された二酸化炭素の一部を脱硫吸収塔2の吸収液に供給する点で異なり、その他の点では参考例と同じ構成である。
例えば、実施例1や実施例2と同様に、CO 2 回収装置17で回収されたCO 2 をCO 2 添加槽21内の吸収液や脱硫吸収塔2の循環タンク8内の吸収液に供給すると良い。
本実施例によっても、石灰石などの供給量を増やすことなく、排ガス中の硫黄酸化物の濃度が低減できるので、二酸化炭素回収装置17におけるCO 2 の吸収液の劣化や装置の腐食を防ぐことが可能となる。そして、脱硫吸収塔2のサイズを小さくしても、吸収液のpHをある程度低めに保つことができるため、亜硫酸カルシウムの酸化効率も従来よりも高くなる。更に、二酸化炭素と共に、酸素製造装置40から酸素供給ライン42を通して吸収液に酸素を供給することで、吸収液中の亜硫酸カルシウムを高効率で酸化することができる。亜硫酸カルシウムを酸化させて石膏とすることで、SO 2 の除去性能が回復する。
3 吸収液循環ポンプ 4 吸収液循環ライン
5 スプレノズル(一段目) 6 スプレノズル(二段目)
7 スプレノズル(三段目) 8 循環タンク
9 空気供給ライン 10 攪拌機
11 脱硫剤供給ライン 12 抜き出しライン
13 ミストエリミネータ 14 排ガスライン
15 高度脱硫装置 16 アルカリ剤供給ライン
17 CO2回収装置 18 CO2搬送ライン
19 圧縮装置 20 煙突
21 CO2添加槽 22 CO2循環ライン
23 CO2循環ファン 24 余剰ガスライン
25 攪拌機 26 CO2モニタ
27 ガス吸引ライン 28 排ガス循環ライン
29 排ガス循環ファン 31 ボイラ
33 脱硝装置 35 熱交換器
37 集塵装置 39 再循環ライン
40 酸素製造装置 42 酸素供給ライン
Claims (4)
- ボイラを含む燃焼装置から排出される排ガスを導入して石灰石又は石灰を含むスラリを含有する吸収液を噴霧して気液接触させる吸収部と該吸収部で排ガス中の硫黄酸化物を吸収した吸収液を溜める貯留部と該貯留部内の吸収液を前記吸収部に循環する循環部とを備え、排ガス中の硫黄酸化物を除去する吸収塔と、
前記吸収塔で硫黄酸化物が除去された排ガス中の二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収部と、
前記吸収塔の吸収部、貯留部、循環部のうち少なくとも一つに含まれる吸収液に二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給部とを設け、
前記二酸化炭素供給部は、前記二酸化炭素回収部で回収された二酸化炭素を前記吸収塔の吸収液に供給する構成であることを特徴とする排煙処理装置。 - ボイラを含む燃焼装置と、
前記燃焼装置から排出される排ガスを導入して石灰石又は石灰を含むスラリを含有する吸収液を噴霧して気液接触させる吸収部と該吸収部で排ガス中の硫黄酸化物を吸収した吸収液を溜める貯留部と該貯留部内の吸収液を前記吸収部に循環する循環部とを備え、排ガス中の硫黄酸化物を除去する吸収塔と、
前記吸収塔で硫黄酸化物が除去された排ガス中の二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収部とを燃焼装置の排ガスダクトの上流側から下流側に順次配置し、
前記吸収塔の上流側又は下流側の排ガスの一部を前記燃焼装置に戻す排ガス循環部と、
前記燃焼装置に燃焼用酸素を供給する燃焼用酸素供給部と、
前記吸収塔の吸収部、貯留部、循環部のうち少なくとも一つに含まれる吸収液に、前記二酸化炭素回収部で回収された二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給部と、
前記吸収塔の吸収部、貯留部、循環部のうち少なくとも一つに含まれる吸収液に酸化用酸素を供給する酸化用酸素供給部と
を設けたことを特徴とする排煙処理装置。 - ボイラを含む燃焼装置から排出される排ガスを、石灰石又は石灰を含むスラリを含有する吸収液を排ガスに噴霧して気液接触させる吸収部と該吸収部で排ガス中の硫黄酸化物を吸収した吸収液を溜める貯留部と該貯留部内の吸収液を前記吸収部に循環する循環部とを備えた吸収塔に導入して排ガス中の硫黄酸化物を除去し、該吸収塔で硫黄酸化物が除去された排ガス中の二酸化炭素を回収する排煙処理方法であって、
前記吸収塔の吸収部、貯留部、循環部のうち少なくとも一つに含まれる吸収液に、前記回収した二酸化炭素を供給することを特徴とする排煙処理方法。 - ボイラを含む燃焼装置に酸素を供給して燃料を燃焼し、前記燃焼装置から排出される排ガスを、石灰石又は石灰を含むスラリを含有する吸収液を排ガスに噴霧して気液接触させる吸収部と該吸収部で排ガス中の硫黄酸化物を吸収した吸収液を溜める貯留部と該貯留部内の吸収液を前記吸収部に循環する循環部とを備えた吸収塔に導入して排ガス中の硫黄酸化物を除去し、前記吸収塔で硫黄酸化物が除去された排ガス中の二酸化炭素を回収し、更に、前記吸収塔で硫黄酸化物を除去前又は除去後の排ガスの一部を前記燃焼装置に戻して循環させる排煙処理方法であって、
前記吸収塔の吸収部、貯留部、循環部のうち少なくとも一つに含まれる吸収液に前記回収した二酸化炭素を供給すると共に、前記吸収塔の吸収部、貯留部、循環部のうち少なくとも一つに含まれる吸収液に酸化用酸素を供給することを特徴とする排煙処理方法。
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