JP5715393B2 - タッチパネル装置、及び車載機器 - Google Patents
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Description
静電容量型タッチパネル装置は、指が触れたときの静電容量変化に基づいてタッチ操作を検出するものであり、指等の導体との接触により当該導体との間で静電容量を変化させる透明電極をタッチパネル基板に設けて構成されている。また、このタッチパネル基板には、透明電極に接続されて静電容量変化に伴う信号を検出回路に出力する接続電極が形成されており、かかる信号を検出回路で検出することによりタッチ操作が検出される(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記タッチスイッチを表示する表示領域内に透明電極の外形全体を含むように配置された場合には、この透明電極に接続した接続電極が影になって映し出される、という問題がある。
そこで、透明電極の縁部の少なくとも一部を表示領域の外に位置するように透明電極のそれぞれを設け、表示領域の外に出た縁部に接続電極を設ける構成とすれば、接続電極の影を目立たなくすることができるものの、そうすると、タッチスイッチの位置を表示領域の縁部に揃える必要があり、画面デザインや設計の自由度が損なわれる。
前記接続電極を通じて各透明電極の静電容量変化に伴う信号を検出する検出手段を備え、
前記検出手段は、前記内側の透明電極に対する検出信号の強度が、所定の検出時間で得られる前記外側の透明電極の検出信号の強度と同程度になるように、前記内側の透明電極に対する検出時間を前記所定の検出時間よりも長くする
ことを特徴とする。
この構成により、少なくとも外側の各透明電極よりも内側の領域に接続電極が位置することが無いため、この領域を表示装置の表示領域に合わせることで、接続電極による影の発生を防止できる。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係る車載オーディオ装置1の外観構成を示す図である。
車載オーディオ装置1は、例えば自動車などの車両の車室内に設けられる機器であって、CDやDVD等の光学ディスクやUSBメモリなどの半導体メモリといった記録媒体に記録されている楽曲データ、或いはラジオ放送等のデータソースを再生し車室内に音声出力する。この車載オーディオ装置1は、ダッシュボード2の運転席側3Aと助手席側3Bとの間に配置され、ダッシュボード2から車室内に露出した操作パネル5と、ダッシュボード2に収納された装置本体(不図示)とを備えている。
操作パネル5は、例えばアクリル樹脂等の透明な樹脂材を略矩形のパネル状に形成して成り、ダッシュボード2の表面に面一に嵌め込まれている。
操作パネル5は、背後に配置された表示装置7(図7)の表示領域8(図3)に重ねて配置されるものであり、この操作パネル5の略中央には、表示装置7の表示領域8に対応して当該表示領域8の表示を視認可能にする無色透明な表示窓9が設けられている。この表示窓9を除く表面には、例えばグレーやブラック等の表面塗装が施されている。
表示窓9の上側には、CDやDVD等の光学ディスクを装置本体に挿入するためのディスク挿入口10が開口する。また表示窓9の左右及び下側のそれぞれ、並びに、表示窓9の中には、装置操作のための多数の静電タッチスイッチ13が設けられている。表示窓9の外側に配置された静電タッチスイッチ13は、操作対象が固定的に割り当てられたスイッチであり、例えば、電源のオン/オフ操作スイッチ13−1や、音源ソースに光ディスク(CD)を選択するための操作スイッチ13−2、光ディスクのイジェクトスイッチ13−3、半導体メモリ(USB)を選択するための操作スイッチ13−4、AM/FM放送の切替操作スイッチ13−5、消音操作スイッチ13−6、選曲・選局操作スイッチ13−7、音量調整スイッチ13−8、VICS等の交通情報の交通情報スイッチ13−9等を備えている。
一方、表示窓9の中の静電タッチスイッチ13については、それぞれに対応する箇所にスイッチ図像や操作対象を示す名称が表示領域8に表示され、この表示により、各静電タッチスイッチ13の位置や操作対象が認識可能になされている。
タッチパネル基板15は、例えば透明な樹脂をフィルム状に形成したプリント基板であって、その表面に各静電タッチスイッチ13が形成されている。タッチパネル基板15は、静電タッチスイッチ13に対するタッチ操作を検出して操作検出信号Gを出力する検出回路16に電気的に接続されており、これらタッチパネル基板15、検出回路16、並びに上記操作パネル5を備えてタッチパネル装置17が構成されている。
透明電極20のそれぞれは、対応する静電タッチスイッチ13の寸法形状と略同一寸法形状に形成されており、その縁部の一部、又は全部に接続電極21が接続されて上記検出回路16に電気的に接続されている。
なお、タッチパネル基板15には、静電タッチスイッチ13の他にも、これら静電タッチスイッチ13から離れた位置に、周囲からのノイズをシールドする役割のアース部22(図4)が設けられている。
そこで、本実施形態では、図3に示すように、接続電極21を表示領域8の外側に設けることとし、これにより接続電極21による中央部分の影を防止する構成としている。以下、かかる構成について図4を参照して詳述する。
タッチパネル基板15には、表示領域8に対応して、縦横に3個ずつ静電タッチスイッチ13が格子状に設けられている。隣接する静電タッチスイッチ13同士の隙間は、少なくとも隙間を挟んだ両方の静電タッチスイッチ13に亘って指が触れる程度の微少な隙間であり、例えばレーザトリミング等で形成されている。
かかる配列の静電タッチスイッチ13にあっては、大別すると、中央の静電タッチスイッチ13(以下、「内側静電タッチスイッチ13A」と称して区別する)と、この内側静電タッチスイッチ13Aを囲む他の静電タッチスイッチ13(以下、「外側静電タッチスイッチ13B」と称して区別する)とを含む。
外側静電タッチスイッチ13Bは、それぞれ透明電極20が矩形状であって、その縁部の一部が表示領域8の外にはみ出る程度の大きさに形成されている。そして、各透明電極20の表示領域8をはみ出た縁部(すなわち内側静電タッチスイッチ13Aからみて外側に位置する縁部)に接続電極21が接続されている。
ただし、舌片部23は、外側静電タッチスイッチ13Bの間を通って表示領域8の外の接続電極21Aに接続されるため、舌片部23を通す分だけ、外側静電タッチスイッチ13Bの隙間δを大きく開ける必要があり、この隙間δの分だけ、隙間δに沿って並ぶ外側静電タッチスイッチ13Bのそれぞれが小さくなるか、或いは、表示領域8を拡張する必要がある。また、この隙間δを大きくすると、後に説明するスライダ操作判定時に、隙間δ挟んで隣接する2つの外側静電タッチスイッチ13Bの両方が同時にオンになった状態の検出精度が低下する。
そこで、舌片部23の両側に位置する外側静電タッチスイッチ13Bの透明電極20のうち、いずれか一方側に位置する透明電極20の端部(図4の例では、舌片部23の左側に位置する透明電極20の右端部)を切り欠くことで、舌片部23を通すスペースを設ける構成としている。この構成により、隙間δに沿って並ぶ一列全部の外側静電タッチスイッチ13Bを縮小するのではなく、舌片部23が通る箇所の外側静電タッチスイッチ13Bだけを縮小するから、縮小される外側静電タッチスイッチ13Bの数を最小とすることができる。
本実施形態では、検出回路16は、静電タッチスイッチ13のそれぞれに周期的に印加信号Kを印加することで、それぞれの静電タッチスイッチ13に対するタッチ操作を検出している。
内側静電タッチスイッチ13Aにあっては、舌片部23の太さ、すなわち舌片部23と接続電極21Aとの接続長Lが他の外側静電タッチスイッチ13Bの接続長Lよりも短いため、図6(A)に示すように、舌片部23をタッチ操作したとき(指が触れたとき)の静電容量検出ピーク値Paは、外側静電タッチスイッチ13Bをタッチ操作したときの静電容量検出ピーク値Pbよりも十分に小さくなり、さらに、内側静電タッチスイッチ13Aの透明電極20部分をタッチ操作したときの静電容量検出ピーク値Pcよりも小さい。
このとき、内側静電タッチスイッチ13Aの印加時間Tbを、内側静電タッチスイッチ13Aのタッチに伴う静電容量検出ピーク値Pcが外側静電タッチスイッチ13Bのタッチ時の静電容量検出ピーク値Pbと同程度になる時間分だけ長くすることで、それぞれの静電容量検出ピーク値Pc、Pbを同程度に揃えることができる。これにより、同一の閾値Thを用いて、内側静電タッチスイッチ13Aと、外側静電タッチスイッチ13Bとのそれぞれのタッチ操作をノイズと区別して検出することができる。
同図において、制御部40は、各部を中枢的に制御するものであり、例えばCPUやROM、RAM等を備えて構成されている。ラジオ放送受信部41は、AM/FM放送やVICS情報等の放送波を受信してデジタル音声信号をオーディオDSP45に出力する。光ディスク読取部42は、CDやDVD等の光ディスク39に記録されている楽曲データを読み取りデジタル音声信号をオーディオDSP45に出力する。USBメモリ読取部43は、USBメモリ38に記録されている楽曲データを読み取りデジタル音声信号をオーディオDSP45に出力する。
なお、USBメモリ38に代えて、携帯型音楽再生装置をUSBケーブルを通じて接続し、当該携帯型音楽再生装置に記録されている楽曲データをUSBメモリ読取部43で読み取る構成としても良いことは勿論である。
タッチパネル装置17は、上述の通り、静電タッチスイッチ13のタッチ操作を検出し、操作検出信号Gを出力する検出回路16を備え、この操作検出信号Gが制御部40に入力される。
同図に示す選択リスト48は、光ディスク39に記録されている楽曲を曲目リスト表示し、再生する曲目を指定するものである。上述の通り、表示領域8には、3行3列の静電タッチスイッチ13が隣接して配列されており、選択リスト48にあっては、3行の静電タッチスイッチ13の各行に曲名を記した選択対象項目49が表示されている。当該選択対象項目49は、2列分の静電タッチスイッチ13に亘る長さで表示され、残り1列分の静電タッチスイッチ13には、ページ送り用スイッチ13−10、並びに、表示画面をトップ画面等に戻すための画面戻りスイッチ13−11が表示されている。
しかしながら、この検出態様では、最初のタッチを検出した後に一定時間の監視を要するため、操作が単押し操作の場合でも、この一定時間の監視の分だけ応答が遅延することとなり応答性が悪くなるという問題がある。これに対して、最初のタッチを検出した後に監視する時間を短くすることで、単押し操作に対する応答性を高めることができるものの、そうすると、スライダ操作時にユーザが指をゆっくり動かしたときには、最初のタッチから一定時間以内に隣接する静電タッチスイッチ13がタッチされずに単押し操作として誤認される、という問題がある。
ユーザが例えば上側の静電タッチスイッチ13に最初に触れると、図9(A)に示すように、この上側の静電タッチスイッチ13がオンとなり下側はオフのままとなる。そして、その次の状態が、図9(B)に示すように、上側及び下側の静電タッチスイッチ13(すなわち、上側と、これに隣接する全ての静電タッチスイッチ13)がともにオフになった状態である場合、最初に上側に触れた位置から指を動かさずにリリースされた事を示すため、操作識別部50は、この時点で単押し操作と判定する。これにより、制御部40は、単押し操作された静電タッチスイッチ13に対応する選択対象項目49の選択・実行処理を開始する。
その後、図9(D)に示すように、上側及び下側の両方の静電タッチスイッチ13(すなわち、上側とともに隣接する全ての静電タッチスイッチ13)がともにオフになった状態である場合、下側の静電タッチスイッチ13には指が移動しなかった事を示すため、操作識別部50は、当初に触れられた上側の静電タッチスイッチ13に対する単押し操作と確定して判定する。これにより、制御部40は、図9(B)の場合と同様に、単押し操作された静電タッチスイッチ13に対応する選択対象項目49の選択・実行処理を開始する。
これにより、タッチによりオンしている静電タッチスイッチ13の状態遷移に基づいて単押し操作とスライダ操作が識別されるため、これら2つの操作をユーザの操作に追従して応答性良く識別することができる。
また、1本の指での操作の場合でも、図10(A)に示すように、指が最初に触れたときの位置が、上下に隣接する2つの静電タッチスイッチ13に跨がっているときがある。このときには、図10(B)に示すように、いずれかの静電タッチスイッチ13のみがオンの状態に遷移したときに、操作識別部50は、スライダ操作と判定する。また、図10(A)に示す状態から、図10(C)に示すように、いずれの静電タッチスイッチ13もオフの状態に遷移した場合には、操作識別部50は、スライダ操作とは判定しない。この場合、いずれかの静電タッチスイッチ13に対する単押し操作と推定されるが、ユーザがどちらの操作を意図しているかが不明なため、無効な操作として判定することとなる。
例えば、図10(A)に示す状態から図10(B)に示す状態に遷移するまでの時間に応じて操作量を可変する構成とすることで、ユーザは最初に2つの静電タッチスイッチ13に跨がってタッチし、所望の操作量が得られる時間だけ、その状態を維持した後、指をスライド移動させて図10(B)の状態に遷移させることで、スライダ操作と同時に操作量の指示(入力)が可能となり、操作性を向上させることができる。
また例えば、単押し操作用の静電タッチスイッチ13と、スライダ操作用の静電タッチスイッチ13とを個別に設ければ誤検出を防止できるものの、静電タッチスイッチ13の数が増えることから、スペースを確保する必要があり、またタッチ検出の処理が複雑化する。
なお、舌片部23を有する静電タッチスイッチ13については、図5及び図6を参照して説明した通り、印加信号Kの印加時間を可変することで、他の静電タッチスイッチ13と検出感度が揃えられている。
これに対して本実施形態では、1番目の静電タッチスイッチ13のタッチ検知時に「キーON大」が判定されることで、低い値に設定されたスライダ操作用閾値Thaが有効となるため、指が静電タッチスイッチ13の間の隙間δを移動するタイミングでも各静電タッチスイッチ13をオンとして検知することができ、スライダ操作の検出漏れが確実に防止される。
一方、車載オーディオ装置1は、操作パネル5の操作子が全て静電タッチスイッチ13により構成されているため、斜め方向からは、操作位置を正確に見分けることは難しくなる。
このため、例えば選択リスト48に対するスライダ操作にあっては、図12に矢印Aで示すように、指のスライド方向が静電タッチスイッチ13の列の間をまたがるように斜めになってしまうことがある。このような場合、上下に隣接する静電タッチスイッチ13だけでオンの遷移状態を判定してスライダ操作を検出すると、かかる操作が検出されない、という問題が生じる。
そこで、スライダ操作方向Cの方向に配置された静電タッチスイッチ13であって、このスライダ操作で操作される必要がない静電タッチスイッチ13については、操作識別部50は、スライダ操作の終了時点から一定時間Tcが経過するまで、タッチ操作を無効とする構成としている。
これにより、スライダ操作に伴い意図せぬ静電タッチスイッチ13に触れてしまった場合でも誤動作を防止できる。
そこで本実施形態では、操作識別部50は、一群の静電タッチスイッチ13に対するスライダ操作のスライダ操作方向Cに、当該一群の静電タッチスイッチ13から離れた位置に配置された他の操作のための静電タッチスイッチ13については、タッチ操作を検出した場合に操作を確定せずに一端保留する。そして、操作識別部50は、一定時間Td以内に上記一群の静電タッチスイッチ13に対するスライダ操作を検出した場合には、先の静電タッチスイッチ13のタッチ操作を無効とし、検出されなかった場合に、先の静電タッチスイッチ13のタッチ操作を有効とする構成としている。
これにより、スライダ操作の開始時に、意図せぬ静電タッチスイッチ13に触れてしまったときの誤動作を防止できる。
これにより、内側静電タッチスイッチ13Aの接続電極21Aが外側静電タッチスイッチ13Bの外に位置することとなる。特に、外側静電タッチスイッチ13Bの外周部よりも内側に表示領域8を位置させることで、内側静電タッチスイッチ13A及び外側静電タッチスイッチ13Bの接続電極21A、21が表示領域8の中に位置することはなく、影が映り出されることがない。
これにより、舌片部23を通すために、外側静電タッチスイッチ13B同士の隙間δを大きくする必要がなく、スライダ操作判定時には、隙間δ挟んで隣接する2つの外側静電タッチスイッチ13Bの両方が同時にオンになった状態を感度良く検出できる。
特に舌片部23へのタッチによる静電容量検出ピーク値Paが外側静電タッチスイッチ13Bのノイズレベルと同程度になるように矩形状の舌片部23を細くし接続長Lを短くすることで、内側静電タッチスイッチ13A及び外側静電タッチスイッチ13Bに対するタッチ操作と、それぞれのノイズ及び舌片部23へのタッチとを区別して検出することができる。
これにより、2つの静電タッチスイッチ13の間を最初にタッチして開始されたスライダ操作を検出できる。また、2つの静電タッチスイッチ13の間のタッチ後にスライダ操作が検出されない場合には、無効な操作と判定するため、意図せぬ誤操作を防止できる。
この構成により、閾値Thよりも低い値に設定されたスライダ操作用閾値Thaでもオンと判定されるため、スライダ操作における静電タッチスイッチ13の静電容量変化が小さい場合であっても、スライダ操作によるオンを正確に検出することができる。また、操作識別部50は、静電タッチスイッチ13のいずれかが閾値Thを超えてオンの状態になった場合に、単発押し操作とスライダ操作の判定を開始するため、ノイズが操作として誤検出されるのを防止できる。
上述した第1実施形態では、表示領域8に設けた複数の静電タッチスイッチ13のうち、異形の舌片部23を有する内側静電タッチスイッチ13Aにあっては、この舌片部23を細くすることで当該舌片部23に触れたときの単位時間当たりの静電容量変化を抑えることで、舌片部23を触れたときの操作と、外側静電タッチスイッチ13Bのタッチ操作と識別する構成とした。
これに対して、本実施形態では、内側静電タッチスイッチ13Aへのタッチを検出したときに、これに隣接する外側静電タッチスイッチ13Bの検出状態に基づいて、内側静電タッチスイッチ13Aについて検出されたタッチの有効/無効を切り替える構成としている。以下、かかる構成について説明する。
なお、本実施形態における操作パネル5の構成や、この操作パネル5を備えた車載機器の構成といった主たる構成については第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
同図に示すように、表示領域8には、内側静電タッチスイッチ13A、及び外側静電タッチスイッチ13Bのそれぞれに対応してボタン70が格子状に表示されている。この構成においては、ユーザがボタン70Aを触れようとして舌片部23寄りの端部、或いは舌片部23を触れた場合に、舌片部23の内側静電タッチスイッチ13Aの静電容量変化がオン判定の閾値Thを超えてしまったときには、この内側静電タッチスイッチ13Aがタッチ操作されたものとして誤検出されることがある。
同図に示すように、制御部40の操作識別部50は、いずれかの静電タッチスイッチ13で静電容量変化がオン判定の閾値Thを超えてタッチ操作を検出した場合(ステップSa1:Yes)、このタッチ操作されたスイッチが内側静電タッチスイッチ13Aであるか否かを判定する(ステップSa2)。内側静電タッチスイッチ13Aである場合には(ステップSa2:Yes)、ユーザが舌片部23を触れたことによる誤検出の可能性があるため、操作識別部50は、舌片部23に隣接する外側静電タッチスイッチ13Bの静電容量変化が閾値Thaを超えているか否かを判定する(ステップSa3)。
これにより、ユーザが舌片部23に隣接したボタン70Aのタッチ操作に伴い、舌片部23を触れてしまった場合でも、内側静電タッチスイッチ13のタッチ操作が無効とされ。
この構成により、ユーザが舌片部23に隣接したボタン70Aのタッチ操作に伴い、舌片部23を触れてしまった場合でも、内側静電タッチスイッチ13のタッチ操作が無効とされため、ユーザが意図する操作だけが受け付け可能になる。これにより誤操作が減ることから、操作をキャンセルするための操作回数や視認回数、操作時間を減少させることができる。特に運転操作中にあっては、車載オーディオ装置1の操作時間を減らせるため、その分、運転操作に集中することができる。
上述した第1実施形態では、図12に示したように、表示領域8に設けた複数の静電タッチスイッチ13のうち、隣接する静電タッチスイッチ13同士を1つの大きな操作キー60として扱う構成について説明した。
しかしながら、かかる構成において、図16に示すように、1つの操作キー60を構成する静電タッチスイッチ13の中間地点72がタッチ操作された場合には、それぞれの静電タッチスイッチ13の静電容量変化がオン判定の閾値Thに達せずに、当該操作キー60のタッチ操作を検出できない事がある。
そこで本実施形態では、オン判定の閾値Thに第1及び第2実施形態と同様に、この閾値Thよりも小さな閾値Thaを設け、複数の静電タッチスイッチ13を1つの操作キー60として動作させている場合に、当該1つの操作キー60の中の隣接する2つの静電タッチスイッチ13の両方で閾値Thaを超える静電容量変化を検出したときには、当該操作キー60がタッチ操作されたものと判定する構成について説明する。
なお、本実施形態における操作パネル5の構成や、この操作パネル5を備えた車載機器の構成といった主たる構成については第1及び第2実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
同図に示すように、制御部40の操作識別部50は、いずれかの静電タッチスイッチ13で静電容量変化を検出した場合(ステップSb1:Yes)、検出されたスイッチが1つの操作キー60を構成する静電タッチスイッチ13であるか否かを判定する(ステップSb2)。これに該当する静電タッチスイッチ13である場合には(ステップSb2:Yes)、操作識別部50は、表示領域8の表示が例えばリスト表示の画面等のように、複数の静電タッチスイッチ13を1つの操作キー60として動作させる画面を表示中であるかを判定する(ステップSb3)。
そして、現在の画面表示が1つの操作キー60を動作させる画面である場合には(ステップSb3:Yes)、ステップSb1で検出された静電容量変化は、操作キー60の中間地点72のタッチによる可能性があるため、操作識別部50は、ステップSb1で検出された静電タッチスイッチ13と、これに隣接する静電タッチスイッチ13との両方で静電容量変化が閾値Thaを超えているか否かを判定する(ステップSb4)。これら両方の静電タッチスイッチ13で静電容量変化が閾値Thaを超えている場合(ステップSb4:Yes)、中間地点72がタッチ操作されたことを示すため、操作識別部50は、操作キー60のタッチ操作されたものと判定し、このタッチ操作を有効なタッチ操作として受け付ける(ステップSb5)。これにより、中間地点72のタッチ操作の検出漏れが防止されることとなる。
なお、ステップSb1において、いずれかの静電タッチスイッチ13でオン判定の閾値Thを超える静電容量変化が検出されている場合には、ステップSb4の処理は行われず、その静電タッチスイッチ13、又は、静電タッチスイッチ13が1つの操作キー60を構成する場合には当該操作キー60に対する有効なタッチ操作として受け付けられる。
これにより、静電タッチスイッチ13同士の中間地点72がタッチ操作された場合であっても、かかるタッチ操作を漏らさずに検出できる。
上述した第1実施形態では、複数の静電タッチスイッチ13に対してスライダ操作を受け付ける場合に、図9に示したように、隣接する2つの静電タッチスイッチ13同士のオン/オフ状態の遷移に基づいてスライダ操作を識別する構成を説明した。
しかしながら、2つの静電タッチスイッチ13だけでスライダ操作を判定する構成の場合、ユーザが単押し操作をしようとしたにもかかわらず、誤って図9(E)に示すように、隣接する静電タッチスイッチ13で指を離してしまうと、かかる操作がスライダ操作として判定されてしまう。
そこで本実施形態では、検出された操作がスライダ操作を意図している可能性が高い場合に、当該操作をスライダ操作と識別する構成について説明する。
なお、本実施形態における操作パネル5の構成や、この操作パネル5を備えた車載機器の構成といった主たる構成については第1乃至第3実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
同図に示すように、本実施形態では、2つの静電タッチスイッチ13に跨がるスライダ操作(以下、「2キースライダ操作A」と言う)が検出された場合には、この2キースライダ操作Aに連続する2キースライダ操作Aが所定の監視時間Tcont(ms)以内に検出されたときに、これらの一連の操作がスライダ操作であると判定されるようにしている。これにより、単押し操作時に、誤って2つの静電タッチスイッチ13を押してしまった場合でも、かかる操作がスライダ操作として受け付けられることはなく、これにより意図せぬ誤操作が防止される。
かかるスライダ操作判定処理について、図面を参照して更に詳述する。なお、上記2キースライダ操作Aの検出手法は、第1実施形態で図9及び図10を参照して説明した処理とほぼ同様にして検出可能であることから、本実施形態では、重複説明を避けるべく、その説明については割愛する。
同図に示すように、制御部40の操作識別部50は、先ず、2キースライダ操作Aが検出されたときに、最初(1回目)の2キースライダ操作Aであるであるか否かを判定する(ステップSc1)。最初である場合には(ステップSc1:Yes)、これに連続する2キースライダ操作Aの有無を監視すべく、操作識別部50は、1回目用連続スライダタイマを起動し監視時間Tcontのカウントを開始する(ステップSc2)。この1回目用連続スライダタイマは、制御部40が備える図示せぬ計時回路によって実現可能である。
これにより、ユーザは、スライダ操作時に、指を移動させる速さを可変することで、操作対象の操作量(例えば、ボリュームやリスト項目の送り量など)を指定することができ、操作性の向上を図ることができる。
上述した各実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
さらに、本発明に係るタッチパネル装置を車載機器に設ける構成を例示したが、これに限らず、本発明に係るタッチパネル装置は、車載機器以外の他の電子機器に設けることもできる。
5 操作パネル
7 表示装置
8 表示領域
9 表示窓
13 静電タッチスイッチ
13A 内側静電タッチスイッチ
13B 外側静電タッチスイッチ
15 タッチパネル基板
16 検出回路(検出手段)
17 タッチパネル装置
20 透明電極
21、21A 接続電極
22 アース部
23 舌片部
40 制御部
48 選択リスト
49 選択対象項目
50 操作識別部
60 操作キー
70、70A ボタン
B スライダ操作方向
K 印加信号
G 操作検出信号
L 接続長
Pa、Pb、Pc 静電容量検出ピーク値
Pd、Pe ノイズ値
R スライダ操作範囲
Ra 端点
Ta、Tb 印加時間(検出時間)
Th 閾値
Tha スライダ操作用閾値
Tcont 監視時間
ta〜td タイミング
Claims (2)
- タッチパネル基板に複数の透明電極を形成し、透明電極のそれぞれに個別に接続電極を接続して複数の静電タッチスイッチを形成したタッチパネル装置において、
前記タッチパネル基板には、1の透明電極の外側を他の透明電極で囲むように各透明電極を形成し、
これら外側の透明電極のそれぞれには、内側の透明電極からみて外側の縁部に前記接続電極を接続するとともに、
内側の透明電極には、外側の透明電極の間を通って抜ける舌片部を形成し、当該舌片部の先端に前記接続電極を接続し、前記舌片部の両側に位置する前記外側の透明電極のうち、いずれか一方側の透明電極の面積を小さくして、前記舌片部を通すスペースを設け、
前記接続電極を通じて各透明電極の静電容量変化に伴う信号を検出する検出手段を備え、
前記検出手段は、前記内側の透明電極に対する検出信号の強度が、所定の検出時間で得られる前記外側の透明電極の検出信号の強度と同程度になるように、前記内側の透明電極に対する検出時間を前記所定の検出時間よりも長くする
ことを特徴とするタッチパネル装置。 - 請求項1に記載のタッチパネル装置を備え、前記タッチパネル装置の操作面を車室内に露出させて車両に設けたことを特徴とする車載機器。
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