Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP5774812B2 - 施工方法 - Google Patents

施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5774812B2
JP5774812B2 JP2009231720A JP2009231720A JP5774812B2 JP 5774812 B2 JP5774812 B2 JP 5774812B2 JP 2009231720 A JP2009231720 A JP 2009231720A JP 2009231720 A JP2009231720 A JP 2009231720A JP 5774812 B2 JP5774812 B2 JP 5774812B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
comparative example
filler
coating composition
average particle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009231720A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011079908A (ja
Inventor
雄也 茂村
雄也 茂村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aica Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Aica Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aica Kogyo Co Ltd filed Critical Aica Kogyo Co Ltd
Priority to JP2009231720A priority Critical patent/JP5774812B2/ja
Publication of JP2011079908A publication Critical patent/JP2011079908A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5774812B2 publication Critical patent/JP5774812B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

本発明は、既設の建築用仕上塗材が施された凹凸状の外壁に塗布する遮熱性を有する補修用塗料組成物に関する。
従来、建築物の外壁に立体的な造形性をもつ模様を吹付け、ローラー塗り、こて塗りなどによって建築用仕上塗材で仕上げられ方法がある。これらの仕上は経年により汚れたり色褪せたりすることがあり、この補修には、下地補修処理を行い、シーラー又は下地調整材を塗布し、改めて建築用仕上塗材を塗付することが一般的である。
塗膜形成樹脂(A)及び顔料分(B)を含有する塗料組成物であって、該顔料(B)が粒度分布0.1〜5μmの重質炭酸カルシウムを全顔料重量に対して10〜70重量%含むものであり、且つ塗料中における顔料体積濃度が20〜60%である塗料組成物がムラ
なく平滑性に優れた仕上り外観を有する塗膜が得られる、特に内装用艶消し塗料として好適であることが開示されている。(特許文献1)
平均粒子径が1.5〜4.0μmのウレタン樹脂水分散体と、平均粒子径が0.01〜1.0μmのウレタン樹脂水分散体とを含有している艶消し塗料用樹脂組成物及び塗料が貯蔵安定性、塗膜の耐水性及び耐候性に優れることが開示されている。(特許文献2)
架橋(メタ)アクリル酸エステル系樹脂が用いられてなる多孔質粒子とリン酸が含有されているpH1.5以下の樹脂粒子混合リン酸水溶液を作製する混合液作製工程、前記樹脂粒子混合リン酸水溶液を水で希釈してpH2.0以上の希釈液を作製する希釈工程、前記希釈液と水酸化カルシウムを混合してアルカリ性の懸濁液を作製する懸濁液作製工程、前記懸濁液とリン酸を混合し、第二リン酸カルシウム粒子または第三リン酸カルシウム粒子のいずれかを析出させて、該リン酸カルシウム粒子と前記多孔質粒子が含有されている混合粒子含有液を作製するリン酸カルシウム粒子析出工程を実施する混合粒子の製造方法による混合粒子が艶消し性と質感とを向上させ得ることが開示されている。(特許文献3)。
780〜2100nmの波長領域における日射反射率が10%以上であるペリレン系黒色顔料などの黒色有機顔料を、硫酸バリウムなどの無機顔料の表面に付着させた複合顔料を含むことを特徴としたものが熱遮蔽性の黒色有機顔料の使用量が少なくとも、十分な熱遮蔽性及び黒色度が得られる熱遮蔽塗料及びこれを用いた塗膜形成方法となることが開示されている。(特許文献4)
既存建築用仕上塗材が施された立体的な造形性をもつ模様外壁を補修する場合、凹凸を有する塗裝面を下地調整材で平滑にした上で、塗装するため、新規仕上げ以上の手間と材料を要し、補修費用に割高感をもたれることが多かった。また、この補修に遮熱等の機能を付けたものはなかった。
特開2002−201419号公報 特開2007−308587号公報 特開2009−013281号公報 特開2004−10853号公報 特開2006−341628号公報
本発明が解決しようとする課題は、既設のJIS A6909外装合成樹脂仕上塗材の施された立体的な造形性をもつ模様はそのままに、遮熱性を有し、混合する必要のない一液でJISA6909に規定される外装合成樹脂エマルション系仕上塗材の性能を有する塗料組成物を塗付する外壁改修施工方法を提供することにある。
請求項1記載の発明は、既設のJIS A6909外装合成樹脂仕上塗材上に、組成物全体の固形分比率で15〜35重量%の合成樹脂エマルションと、40〜60重量%の充填剤と、カーボンブラックを含まないで、1500〜2600nmの赤外線波長領域において、積分反射率が90%以上で平均粒子径が0.5〜20μmの酸化チタンを含む顔料組成物と、成膜助剤とを含む、硅砂を含まない外壁用塗料組成物であり、前記充填剤が重質炭酸カルシウムであり、このうち平均粒子径1.0〜40μmの充填剤の重量配合部数で、平均粒子径70〜500μmの充填剤の重量配合部数を除した値が1.3である外壁用塗料組成物を塗布することを特徴とする外壁改修施工方法で、既存の凹凸感のある意匠性仕上げ塗材の上に塗布しても、既存塗材の風合いや質感を損なうことがなく、色調や鮮やかさが甦り、遮熱性を有する。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の顔料組成物が700〜2500nmの赤外線波長領域において、積分反射率が50%以上の黒顔料を含む外壁用塗料組成物である請求項1記載の外壁改修施工方法で、既存の凹凸感のある意匠性仕上げ塗材の上に塗布しても、既存塗材の風合いや質感を損なうことがなく、色調や鮮やかさが甦り、遮熱性が高くなる。
本発明の塗料組成物及び改修工法は、既存塗材表面の凹凸感やテクスチャーを損なうことがなく、色替えを行なうことができると共に、砂壁状の風合いや質感を甦らせることができ、遮熱性を有するという効果がある。
図1は遮熱性を評価装置の説明概要図である。 図2は実施例・比較例の遮熱性評価の昇温グラフである。 既存塗材の表面を示す、あやめランダムカット仕上げの平面図である。
本発明は砂壁状の風合いの仕上がりを特徴とする。一般の遮熱塗料は平滑な面を形成され、日射反射率の測定では再反射が少ないに比し、本発明の仕上がりは再反射を有するため、日射反射率は不利なものとなる。この不利な仕上がりで、高い遮熱性を見出し、発明に至った。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明の塗料組成物は、合成樹脂エマルション、充填剤、顔料、成膜助剤を含む塗料組成物であり、前記充填剤のうち平均粒子径1.0〜40μmの重量配合部数で、平均粒子径70〜500μmの重量配合部数を除した値が0.1〜5.0であり、必要に応じ分散剤、増粘剤、防藻・防カビ剤が配合される。
合成樹脂エマルションには、アクリル樹脂エマルションやアクリルウレタン樹脂エマルション、酢酸ビニルエマルション、酢酸ビニル−アクリル樹脂エマルション、エチレン−酢酸ビニルエマルション、シリコンアクリルエマルション等を使用することができる。合成樹脂エマルションは塗料組成物全体の固形分で10〜50重量%、好ましくは15〜35重量%であり、この範囲で塗膜強度を満足し、保存安定性、乾燥性が良好である。
充填剤は、重質炭酸カルシウムに代表される炭酸カルシウムが好ましい。屋外での比較としては実施例と比較例1の図2の昇温から充填材として硅砂の配合が好ましくないことが判る。例えば、赤外線反射と可視光反射は直接関係はないものの、白色であるほど塗材の酸化チタン配合量が高く、マンセル明度9以上では充填剤の種類は影響を受けない傾向となり、種類は制限されない。充填剤のうち平均粒子径1.0〜40μmの充填剤の重量配合部数で、平均粒子径70〜500μmの充填剤の重量配合部数を除した値が0.1〜5.0であり、より好ましくは1.0〜3.0である。この範囲であれば、凹凸感のある仕上がりとなり、隠蔽性も十分なものとなる。充填剤の塗料組成物全体に対する配合割合は、20〜70重量%、好ましくは40〜60重量%であり、20重量%未満では砂壁状の風合いが無くなり、蒸気透過性が低下する。70重量%超では塗膜強度が不足する。40重量%未満では蒸気透過性が低下する傾向にあり、60重量%超では塗膜強度が低下する傾向にある。
顔料には、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化第二鉄(弁柄)、クロム酸鉛、黄鉛、黄色酸化鉄等の無機系顔料等が使用できるが、中でも酸化チタンは下地の隠蔽性に優れ、白色であるため主たる顔料として使用することができる。顔料の配合は、0.5〜20重量%、好ましくは2〜10重量%であり、塗材の調色目的、遮熱性能に応じて適宜設定する。この中で、明度が低く、色相、彩度等を変える目的で使用する顔料は赤外線反射、日射反射率が高いものを使用し、特に黒系では遮熱性能に大きく影響を与えるため、カーボンブラックを除く、日射反射率が高い無機系顔料を使用する。
酸化チタンのうち、日射反射率が高い赤外反射酸化チタンが好ましく、特許文献5に記載の平均粒子径が0.5〜20μmの赤外線遮蔽能を有する酸化チタンで、1500〜2600nmの赤外線波長領域において、積分反射率が90%以上の機能を有し、市販品にJR−1000(テイカ(株)、商品名)がある。
黒系顔料のうち日射反射率の高いものは、例えば実施例の配合に顔料を1重量%添加し、700〜2500nmの赤外線波長領域において、積分反射率が50%以上のトナーが好ましく、市販品にAQ−E1990(レジノカラー工業(株)、黒トナー)、AC−3980IRG(大日精化工業(株)、黒トナー)等がある。
成膜助剤には、エマルションのポリマー粒子間の融着を促進し、ポリマーによる均一な皮膜を形成させることを目的で配合し、エチレングリコールジエチルエーテル、ベンジルアルコール、ブチルセロソルブ、エステルアルコールが使用される。成膜助剤はエマルションのガラス転移点に応じて、或いは乾燥条件に応じて適宜選択する。ガラス転移点が高いエマルションで、低温の乾燥には多く配合する。配合としては、0.1〜5.0重量%、好ましくは1.0〜3.0重量%である。
上記の配合成分の他に、塗材中の巻き込み等による泡を消失させるために消泡剤や、充填剤や顔料等を均一に分散させるための分散剤、その他に増粘剤、防藻・防カビ剤などが配合されることがある。
本発明の塗料組成物は、市販のローラー刷毛によって既存の塗材の上に塗布されるが、既存塗材の凹凸感及び風合いを損なわないように、0.5kg/m〜1.0kg/mで塗布することが好ましく、また塗料組成物の適正粘度としては、30〜150Pa・sが好ましく、適宜 水で調整する。
以下に実施例、及び比較例を記す。表1に遮熱性を、表2に日射反射率、表3に表面仕上げ性を示す。
比較例8
ウルトラゾールD−22(ガンツ化成(株)、商品名アクリル樹脂エマルション、固形分55%、粘度500〜2500mPa・s/25℃、)を21重量部、水道水を21重量部、R−820(石原産業(株)、商品名、酸化チタン、平均粒子径D50 0.26μm)を5重量部、成膜助剤テキサノールCS−12(チッソ(株)、商品名)を1重量部、増粘剤hiメトローズ90SH−15000(信越化学工業(株)、商品名、セルロース系増粘剤)を0.5重量部、K−250(旭鉱末(株)、商品名、平均粒子径200μmの重質炭酸カルシウム)を28重量部、BF−200(備北粉化(株)、重質炭酸カルシウム、商品名平均粒子径10μm)21重量部配合し比較例8の塗材組成物とした。
比較例8のR−820をJR−1000(テイカ(株)、赤外反射酸化チタン)に変えた以外同じに行い実施例1の塗料組成物とした。
比較例8のR−820をJR−1000に変え、さらにAC−3980IRGを1重量部配合した以外同じに行い日本塗料工業会N60(マンセル明度値6)の実施例2の塗料組成物とした。
比較例9
比較例8のBF−200を6重量部とし、SFT−2000(三共精粉(株)、商品名、重質炭酸カルシウム、平均粒子径20μm)15重量部をさらに添加した以外同じに行い比較例9の塗料組成物とした。
比較例10
比較例8のBF−20021重量部をSFT−2000を9重量部とBF−200を12重量部とした以外同じに行い比較例10の塗料組成物とした。
比較例11
比較例8のK−250を36重量部、BF−200を3重量部とし、SFT−2000を10重量部をさらに添加した以外同じに行い比較例11の塗料組成物とした。
比較例12
比較例8のK−250を12重量部とし、BF−200の代わりにSFT−2000を37重量部とした配合した以外同じに行い比較例12の塗料組成物とした。
比較例1
比較例9のK−250の28重量部のうち15重量部をサラワクサンド((株)トウチュウ、商品名、硅砂、平均粒子径150μm)に置換した以外同じく行い日本塗料工業会N60(マンセル明度値6)の比較例1の塗料組成物とした。
比較例2
実施例1の塗料組成物にカーボンブラック0.3重量部を添加して日本塗料工業会N60(マンセル明度値6)の比較例2の塗料組成物とした。
比較例3
比較例8のBF−200の21重量部を6重量部とし、K−40(三共精粉(株)、商品名、重質炭酸カルシウム、平均粒子径300μm)を15重量部、サラワクサンドを重量4部さらに添加した以外同じに行い比較例3の塗料組成物とした。
比較例4
比較例8のK−250を43重量部、BF−200を6重量部とした以外同じに行い比較例4の塗料組成物とした。
比較例5
比較例8のBF−200の21重量部のうち15重量部をサラワクサンドに置換した以外同じに行い比較例5の塗料組成物とした。
比較例6
比較例8のBF−200の21重量部のうち15重量部をQUARTS WG200(東洋化成工業(株)、商品名、硅砂、平均粒子径10μm)に置換した以外同じに行い比較例6の塗料組成物とした。
比較例7
比較例8のBF−200の21重量部を3重量部とし、K−40を10重量部、サラワクサンドを4重量部、QUARTS WG200を4重量部さらに添加した以外同じに行い比較例7の塗料組成物とした。
試験体:JIS A5430に適合する300×300mm4mm厚スレート平板に実施例、比較例の組成物を0.2Kg/m中毛ローラーで塗布し乾燥させ、さらに前記と同じく塗布し23℃相対湿度50%下3日間静置したものを試験体とした。
遮熱性評価:図1に評価装置の概略を示す。この装置は23℃相対湿度70%の恒温恒湿室に設置され、室温、試験体の表面温度(4 ランプ直下 中心部)、同裏面温度(5
前記4の裏面)、内部温度(2の断熱箱の中心)を計測する。なお 室温は測定環境が適正に実施されているかを確認のためである。評価温度は各部温度がほぼ平衡に達する30分とした。
図1の1は試験体で、3の500W レフランプ(東芝ライテック(株)、商品名)のランプ下面より25cmの位置に調整され評価測定が開始される。2の断熱箱は上部開口部26cm角以外厚さ3cm断熱用発泡スチロールが配設されたもので、内容積は45cm立方である。開口部内側に試験体が設置される。
上記の日射反射率はJIS K5602に準じて測定した。
充填剤比は、平均粒子径D50によって分類し、平均粒子径70〜500μmの充填剤は分類Aとし、平均粒子径が1.0〜40μmの充填材は分類Bとし、分類Aの合計重量配合部数を分類Bの合計重量配合部数で除した値をA/Bとした。
試験体作成方法
タイカボード(JISA6901チヨダウーテ(株)、商品名、石膏ボード)にジョリパットシーラーJS−500(アイカ工業(株)、商品名、アクリルエマルション系下塗り材)を0.2kg/mになるように塗布・乾燥し、ジョリパットJP−100(アイカ工業(株)、商品名、JISA6909アクリル樹脂エマルション系薄塗り仕上げ塗材E)を1.0kg/mになるように塗布・乾燥し、仕上げのテクスチャーとして、図3に示すような、骨材ムラや隠蔽性の差異が顕著にわかるあやめランダムカット仕上げとした。このテクスチャーは凹凸部分の段差が大きく(約1〜2mm程度)、凸部分に骨材が均一に載らない場合に、ムラに見える傾向にあるためである。これに、実施例及び比較例の配合の塗料組成物を0.4kg/mになるように汎用ウールローラースモールローラーB(大塚刷毛株式会社製、商品名)で塗布・乾燥させた。
あやめランダムカット仕上げの作製方法
仕上げのテクスチャーとして使用したあやめランダムカット仕上げの作製方法について示す。ジョリパットJP−100を2.0kg/mになるよう均一に配り塗りをする。直後にあやめローラーJR−30(アイカ工業株式会社製、商品名)を横方向に転がし塗布量が均一となるようムラ切りした後、いわゆるクロス掛けをして×印をランダムに描くようローラーを転がして、パターン付けを行う。直後にヘッドカットローラーJR−26(アイカ工業株式会社製、商品名)を灯油に浸してから、表面を軽く押さえる。
評価方法
骨材の均一性:上記試験体作成方法によって作製された試験体塗膜外観を約100cmの距離から目視で確認した。評価は下記とした。
○・・・テクスチャー凹凸部に関わらず充填剤が均一に載っている状態、△・・・○と×の中間、×・・・テクスチャー凹凸部の凹部に大部分の充填剤が埋まっている状態
隠蔽性:上記試験体作成方法によって作製された試験体塗膜外観を約100cmの距離から目視で確認した。評価は下記とした。
○・・・テクスチャー凹凸部に関わらず下地の透けがなく、均一になっている状態、△・・・○と×の中間、×・・・テクスチャー凹凸部の凸部が透けており、下地の色が見える状態
仕上げ面状態:上記試験体作成方法によって作製された試験体表面に触れ、表面の粗さ(砂壁質感)を確認した。評価は下記とした。
○・・・JISA6909薄付け仕上げ塗材Eに代表される粗い骨材による仕上げ面の状態、△・・・○と×の中間、×・・・合成樹脂エマルションペイントに代表されるような平滑な仕上げ面の状態
1 試験体
2 断熱箱
3 ランプ
4 表面温度測定点
5 裏面温度測定点(断熱箱内)
6 内部温度測定点(断熱箱内中心)
7 実施例2の表面温度のプロット
8 実施例2の裏面温度のプロット
9 実施例2の内部温度のプロット
10 比較例1の表面温度のプロット
11 比較例1の裏面温度のプロット
12 比較例1の内部温度のプロット
13 比較例2の表面温度のプロット
14 比較例2の裏面温度のプロット
15 比較例2の内部温度のプロット

Claims (2)

  1. 既設のJIS A6909外装合成樹脂仕上塗材上に、組成物全体の固形分比率で15〜35重量%の合成樹脂エマルションと、40〜60重量%の充填剤と、カーボンブラックを含まないで、1500〜2600nmの赤外線波長領域において、積分反射率が90%以上で平均粒子径が0.5〜20μmの酸化チタンを含む顔料組成物と、成膜助剤とを含む、硅砂を含まない外壁用塗料組成物であり、前記充填剤が重質炭酸カルシウムであり、このうち平均粒子径1.0〜40μmの充填剤の重量配合部数で、平均粒子径70〜500μmの充填剤の重量配合部数を除した値が1.3である外壁用塗料組成物を塗布することを特徴とする外壁改修施工方法。
  2. 請求項1に記載の顔料組成物が700〜2500nmの赤外線波長領域において、積分反射率が50%以上の黒顔料を含む外壁用塗料組成物である請求項1記載の外壁改修施工方法。

JP2009231720A 2009-10-05 2009-10-05 施工方法 Active JP5774812B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009231720A JP5774812B2 (ja) 2009-10-05 2009-10-05 施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009231720A JP5774812B2 (ja) 2009-10-05 2009-10-05 施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011079908A JP2011079908A (ja) 2011-04-21
JP5774812B2 true JP5774812B2 (ja) 2015-09-09

Family

ID=44074297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009231720A Active JP5774812B2 (ja) 2009-10-05 2009-10-05 施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5774812B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5818348B2 (ja) * 2011-06-14 2015-11-18 ベック株式会社 化粧壁面
JP2013001778A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Atomix Co Ltd 防水材及び防水層の改修方法
JP6026933B2 (ja) * 2013-03-26 2016-11-16 関西ペイント株式会社 遮熱性艶消し水性塗料組成物及び遮熱性艶消し塗膜形成方法
JP6026938B2 (ja) * 2013-03-29 2016-11-16 関西ペイント株式会社 遮熱性艶消し水性塗料組成物及び遮熱性艶消し塗膜形成方法
JP6207071B2 (ja) * 2013-11-19 2017-10-04 関西ペイント株式会社 艶消し遮熱塗料組成物及び該組成物を用いた塗膜形成方法
JP6841614B2 (ja) * 2015-12-26 2021-03-10 エスケー化研株式会社 水性被覆材
JP6802670B2 (ja) * 2015-12-26 2020-12-16 エスケー化研株式会社 水性被覆材
DE102016002221A1 (de) 2016-02-26 2017-08-31 Brillux Gmbh & Co. Kg Dispersionsfarbe
JP6947063B2 (ja) * 2018-02-05 2021-10-13 亜細亜工業株式会社 水性塗料組成物

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08151541A (ja) * 1994-11-28 1996-06-11 Fujikura Kasei Co Ltd 御影石調模様形成塗料
DE19811314A1 (de) * 1998-03-16 1999-09-23 Basf Ag Pigmenthaltige Zubereitungen auf der Basis wässriger Polymerisatdispersionen
JP3468698B2 (ja) * 1998-08-31 2003-11-17 日本ペイント株式会社 熱線遮蔽板
JP3652240B2 (ja) * 2000-12-05 2005-05-25 丸尾カルシウム株式会社 塗料用表面改質炭酸カルシウム粒子及び該粒子を含有してなる塗料組成物
JP4162499B2 (ja) * 2003-01-22 2008-10-08 エスケー化研株式会社 建築物外壁の改装方法
JP4833587B2 (ja) * 2005-06-03 2011-12-07 日立化成工業株式会社 遮熱塗料組成物及びその塗膜を有する構築物
JP5072409B2 (ja) * 2006-10-11 2012-11-14 エスケー化研株式会社 水性塗材
JP5130791B2 (ja) * 2007-06-07 2013-01-30 Dic株式会社 木材用水性塗料組成物、及びこれを用いた防汚処理木材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011079908A (ja) 2011-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5774812B2 (ja) 施工方法
JP5721935B2 (ja) 砂壁状塗料組成物
JP3794837B2 (ja) 遮熱性塗料及びその塗装方法
JP5470314B2 (ja) 水性塗料組成物
JP6026933B2 (ja) 遮熱性艶消し水性塗料組成物及び遮熱性艶消し塗膜形成方法
CN104371467A (zh) 弹性耐沾污外墙涂料及其制备方法
JP2014522722A (ja) 太陽放射を反射するための防水コーティングシステム、並びにコーティングシステムにおいて白色装飾及び反射層を形成するための水性コーティング
CN106280749B (zh) 保温隔热水性氟碳涂料及其制备方法
TWI570309B (zh) 建築板及建築板的製造方法
JP2015074769A (ja) 遮熱性水性塗料組成物及び遮熱性塗膜形成方法
JP5781001B2 (ja) 水系塗料組成物および壁面化粧方法
KR102311501B1 (ko) 하도 및 중도 도막이 필요없는 차열 및 단열 도료 조성물
JP5461139B2 (ja) 塗材組成物
CN105670422A (zh) 一种环保拉毛漆
CN108084860A (zh) 一种环保隔热涂料及其制备方法
CN108047802A (zh) 一种水性反射隔热涂料及其制备方法
CN104774518B (zh) 一种水性质感涂料及其制备方法
JP2014529517A (ja) 太陽放射を反射するための防水コーティングシステム、並びにコーティングシステムにおいて装飾及び反射層を形成するための水性コーティング
KR20120109111A (ko) 경량기포콘크리트 패널용 타일 무늬형 단열 벽 바름재 조성물 및 그의 시공방법
JP2004027241A (ja) 遮熱性塗料及びその塗装方法
JPH08302239A (ja) 透明塗装方法
JP5639937B2 (ja) 塗材組成物
KR101936871B1 (ko) 천연라텍스를 첨가한 수성 단열 페인트 및 이의 제조방법
JP5248406B2 (ja) 遮熱・断熱瓦の製造方法
JP2009102978A (ja) 不燃用水系塗材組成物、仕上塗材及びその施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130819

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140401

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140410

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20140502

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150702

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5774812

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150