JP5626960B2 - 高分子電解質、その製法およびその用途 - Google Patents
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Description
本発明の高分子電解質は、プロトン酸基を有するセグメントと、プロトン酸基を有しないセグメントとを有するブロック共重合体であって、前記プロトン酸基を有するセグメントは、電子供与性基が結合している芳香環にのみプロトン酸基が結合している構造を有し、前記プロトン酸基を有しないセグメントは、置換基として電子供与性基のみが結合している芳香環を含む構造を有し、前記プロトン酸基を有するセグメントと前記プロトン酸基を有しないセグメントとが、デカフルオロビフェニルおよびヘキサフルオロベンゼンからなる群から選ばれる化合物由来の構造を介して結合してなることを特徴とする。これにより、低湿度条件下においても高いプロトン導電率を発現する高分子電解質膜を得ることができる。
本発明の高分子電解質は、スルホン酸基が0.5〜3.0meq./g含まれることが好ましく、1.0〜2.5meq./gがさらに好ましい。0.5meq./gより小さいとプロトン導電率が不十分となる傾向があり、一方、3.0meq./gを超えると、膜とした場合、強度を維持することが困難となる傾向がある。ここでのスルホン酸基の量は、後述の実施例に記載のイオン交換容量の測定方法により求められる。
次に本発明の高分子電解質に係る製造方法について一例をあげて説明する。なお、本発明の高分子電解質の製造方法は以下に限定されるものではない。
本発明の燃料電池用電解質膜は、上述した本発明の高分子電解質を膜形状(フィルム形状)に加工したものである。本発明の高分子電解質を使用することにより、固体高分子形燃料電池や直接メタノール形燃料電池の電解質膜に好適な、優れた発電特性を示すことができる。
本発明の燃料電池用触媒層は、上述した本発明の高分子電解質、燃料電池用触媒、必要に応じて撥水剤やバインダー樹脂から構成されるものである。本発明の高分子電解質を使用することにより、固体高分子形燃料電池や直接メタノール形燃料電池のアノードあるいはカソード触媒層に好適な、優れた発電特性を示すことができる。本発明で使用される燃料電池用触媒とは、文字通り、当業者にとって従来公知の燃料電池用触媒であればよく、導電性触媒担体と該導電性触媒担体に担時された触媒活性物質を含むものであればよく、その他の具体的な構成については、特に限定されない。具体的には、燃料電池の電極反応に対して活性な触媒が使用される。アノード側では、燃料(メタノールや水素など)の酸化能を有する触媒が使用される。導電性触媒担体としては、具体的には、カーボンブラック、ケッチェンブラック、活性炭、カーボンナノホーン、カーボンナノチューブなどの高表面積のカーボン担体が例示でき、触媒担持能や電子伝導性、電気化学的安定性などから、これらの材料が好ましい。触媒活性物質とは、具体的には、白金、コバルト、ルテニウム、などが例示でき、これらを単独、あるいはこれらの少なくとも1種を含んだ合金、さらには任意の混合物として使用しても構わない。特に、燃料の酸化能、酸化剤の還元能、耐久性を考慮すると、白金あるいは白金を含む合金であることが好ましい。これらは必要に応じて、安定化や長寿命化のために、鉄、錫、希土類元素等を用い3成分以上で構成してもよい。
本発明の燃料電池用膜/電極接合体は、上述した本発明の高分子電解質、燃料電池用高分子電解質膜、燃料電池用触媒層のいずれかを含むものである。即ち、膜/電極接合体の構成要件である電解質膜、アノード触媒層、カソード触媒層の少なくとも一つに本発明の高分子電解質、燃料電池用電解質膜、燃料電池用触媒層が使用されていればよく、その他の具体的な構成については、特に限定されない。従って、本発明の燃料電池用膜/電極接合体において、電解質膜としては、本発明の燃料電池用電解質膜以外にも、例えば、パーフルオロカーボンスルホン酸系の高分子電解質膜として、デュポン社製のナフィオン、旭硝子(株)製のフレミオン、旭化成(株)製のアシプレックス、ゴア社製のゴアセレクト、などを使用しても構わない。また、非フッ素系の高分子電解質膜として、当業者にとって従来公知のものが使用できる。例えば、直接メタノール形燃料電池用膜電極接合体に適した高分子電解質膜として、非電解質の多孔質支持体に高分子電解質を充填した細孔フィリング膜や高分子電解質と非電解質とを複合化した複合電解質膜などを使用するのが好ましい。
得られたプロトン酸基含有セグメント前駆体(約100mg:十分に乾燥)を25℃での塩化ナトリウム飽和水溶液20mLに浸漬し、ウォーターバス中で60℃、3時間イオン交換反応させた。25℃まで冷却し、次いでイオン交換水で充分に洗浄し、塩化ナトリウム飽和水溶液および洗浄水をすべて回収した。この回収した溶液に、指示薬としてフェノールフタレイン溶液を加え、0.01Nの水酸化ナトリウム水溶液で中和滴定し、イオン交換容量を算出した。
高分子電解質をGPC法により測定し、標準ポリスチレン試料を用いた換算値から数平均分子量を算出した。
リービッヒ冷却管とディーン・スタックトラップ、メカニカルスターラーを備え、窒素パージしている三口フラスコ中にビス(4−フルオロフェニル)スルホン(2.7g、10.5mmol、東京化成工業社製)と9,9’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン(4.0g、11.4mmol、東京化成工業社製)、炭酸カリウム(3.2g、22.8mmol、関東化学社製)を加え、さらに脱水N,N−ジメチルアセトアミド(DMAc、20mL、関東化学社製)と、脱水トルエン(10mL、関東化学社製)を加えた混合溶液を140℃のオイルバス加熱条件下にて3時間攪拌した後、さらに165℃にて2時間攪拌した。ここに9,9’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン(0.4g、1.14mmol)を追加し、同じ温度にて1時間攪拌した。反応液を純水中に滴下し、生じた白色沈殿を濾取した。固体を温水とメタノールにて洗浄後、再度濾取し、60℃にて真空乾燥することで目的物の親水部用オリゴマーを白色固体として6.1g得た。
次に、リービッヒ冷却管とマグネチックスターラーを備え、窒素パージしている三口フラスコ中に、得られた親水部用オリゴマー(3g、1.15mmol)とデカフルオロビフェニル(1.9g、5.75mmol)、炭酸カリウム(0.32g、2.3mmol)を加えた。ここに脱水DMAc(30ml)と脱水シクロヘキサン(5ml)を加えた後、混合溶液を100℃のオイルバス加熱条件下にて12時間攪拌した。反応終了後、反応液を純水中に滴下し、白色沈殿を濾取した。固体を温水とメタノールにて洗浄後、再度濾取し、60℃にて真空乾燥することで目的物のデカフルオロビフェニル由来の末端基を有するオリゴマー(連結剤含有オリゴマー)を白色固体として4.7g得た。
最後に得られた連結剤含有オリゴマー(4.7g)をジクロロメタン(100ml)に溶解し、クロロ硫酸(1.9ml、28mmol)を含むジクロロメタン(150ml)溶液中に室温下にて滴下し12時間攪拌した。反応終了後、冷純水中に滴下した後、減圧下にてジクロロメタンを留去した。この混合溶液中にNaClを加え、生じた固体を、濾取した。この固体を純水に再度溶解し、NaOH水溶液を溶液のpHが中性になるまで加え、中性で安定したところでNaClを加え、生じた固体を濾取後、再度純水中に溶解し、透析膜を用いて、透析を行った。透析処理した溶液を濃縮し、得られた白色沈殿を120℃にて10時間真空乾燥することで目的のプロトン酸基含有セグメント前駆体を5.5g得た。なお、このプロトン酸基含有セグメント前駆体のスルホン酸基の含有量を測定したところ、4.3meq./gであった。
リービッヒ冷却管とディーン・スタックトラップ、メカニカルスターラーを備え、窒素パージしている三口フラスコ中にビス(4−フルオロフェニル)スルホン(4.8g、18.8mmol)と4,4’−ビフェノール(5.1g、20mmol)、炭酸カリウム(5.5g、40mmol)、脱水DMAc(40ml)および脱水トルエン(20ml)を加えた。この溶液を140℃のオイルバス加熱条件下にて3時間攪拌した後、さらに165℃にて2時間攪拌した。ここに4,4’−ビフェノール(0.37g、2mmol)を追加し、同じ温度にて1時間攪拌した。反応液を純水中に滴下し、生じた白色沈殿を濾取した。固体を温水とメタノールにて洗浄後、再度濾取し、60℃にて真空乾燥することで目的物のプロトン酸基を有しないセグメント前駆体を白色固体として9.1g得た。
リービッヒ冷却管とディーン・スタックトラップ、メカニカルスターラーを備え、窒素パージしている三口フラスコ中にビス(4−フルオロフェニル)スルホン(4.9g、19.4mmol)と4,4’−ビフェノール(5.1g、20mmol)、炭酸カリウム(5.5g、40mmol)、脱水DMAc(40ml)および脱水トルエン(20ml)を加えた。この溶液を140℃のオイルバス加熱条件下にて3時間攪拌した後、さらに165℃にて2時間攪拌した。ここに4,4’−ビフェノール(0.37g、2mmol)を追加し、同じ温度にて1時間攪拌した。反応液を純水中に滴下し、生じた白色沈殿を濾取した。固体を温水とメタノールにて洗浄後、再度濾取し、60℃にて真空乾燥することで目的物のプロトン酸基を有しないセグメント前駆体を白色固体として9.2g得た。
リービッヒ冷却管とディーン・スタックトラップ、メカニカルスターラーを備え、窒素パージしている三口フラスコ中にビス(4−フルオロフェニル)スルホン(4.8g、18.8mmol)と2,7−ジヒドロキシナフタレン(3.2g、20mmol)、炭酸カリウム(5.5g、40mmol)、脱水DMAc(40ml)および脱水トルエン(20ml)を加えた。この溶液を140℃のオイルバス加熱条件下にて3時間攪拌した後、さらに165℃にて2時間攪拌した。ここに2,7−ジヒドロキシナフタレン(0.3g、2mmol)を追加し、同じ温度にて1時間攪拌した。反応液を純水中に滴下し、生じた白色沈殿を濾取した。固体を温水とメタノールにて洗浄後、再度濾取し、60℃にて真空乾燥することで目的物のプロトン酸基を有しないセグメント前駆体を白色固体として7.0g得た。
リービッヒ冷却管とディーン・スタックトラップ、メカニカルスターラーを備え、窒素パージしている三口フラスコ中にビス(4−フルオロフェニル)スルホン(4.8g、18.8mmol)とヒドロキノン(2.2g、20mmol)、炭酸カリウム(5.5g、40mmol)、脱水DMAc(40ml)および脱水トルエン(20ml)を加えた。この溶液を140℃のオイルバス加熱条件下にて3時間攪拌した後、さらに165℃にて2時間攪拌した。ここにヒドロキノン(0.2g、2mmol)を追加し、同じ温度にて1時間攪拌した。反応液を純水中に滴下し、生じた白色沈殿を濾取した。固体を温水とメタノールにて洗浄後、再度濾取し、60℃にて真空乾燥することで目的物のプロトン酸基を有しないセグメント前駆体を白色固体として6.5g得た。
<ブロック共重合体の調製>
合成例1で得たプロトン酸基含有セグメント前駆体(0.403g)、合成例2で得たプロトン酸基を有しないセグメント前駆体(0.44g)、炭酸カリウム(33mg、0.24mmol)、および炭酸カルシウム(237mg、2.4mmol)を投入した容器に脱水DMAc(5ml)とシクロヘキサン(1.5ml)を加えた。この溶液を140℃で24時間加熱した後、反応溶液を塩酸水溶液中に滴下し、生じた沈殿を濾取した。固体をNaCl水溶液で数回処理した後、60℃の恒温槽で乾燥して、ブロック共重合体を得た。(収量:0.78g、数平均分子量:95000)
<ブロック共重合体の調製>
合成例1で得たプロトン酸基含有セグメント前駆体(0.33g)、合成例3で得たプロトン酸基を有しないセグメント前駆体(0.6g)、炭酸カリウム(27mg、0.2mmol)、および炭酸カルシウム(196mg、2.0mmol)を投入した容器に脱水DMAc(5ml)とシクロヘキサン(1.5ml)を加えた。この溶液を140℃で24時間加熱した後、反応溶液を塩酸水溶液中に滴下し、生じた沈殿を濾取した。固体をNaCl水溶液で数回処理した後、60℃の恒温槽で乾燥して、ブロック共重合体を得た。(収量:0.84g、数平均分子量:104000)
<ブロック共重合体の調製>
合成例1で得たプロトン酸基含有セグメント前駆体(0.4g)、合成例4で得たプロトン酸基を有しないセグメント前駆体(0.58g)、炭酸カリウム(28mg、0.2mmol)、および炭酸カルシウム(0.2g、2mmol)を投入した容器に脱水DMAc(5ml)とシクロヘキサン(1.5ml)を加えた。この溶液を140℃で24時間加熱した後、反応溶液を塩酸水溶液中に滴下し、生じた沈殿を濾取した。固体をNaCl水溶液で数回処理した後、60℃の恒温槽で乾燥して、ブロック共重合体を得た。(収量:0.91g、数平均分子量:52000)
<ブロック共重合体の調製>
合成例1で得たプロトン酸基含有セグメント前駆体(0.4g)、合成例5で得たプロトン酸基を有しないセグメント前駆体(0.5g)、炭酸カリウム(28mg、0.2mmol)、および炭酸カルシウム(0.2g、2mmol)を投入した容器に脱水DMAc(5ml)とシクロヘキサン(1.5ml)を加えた。この溶液を140℃で24時間加熱した後、反応溶液を塩酸水溶液中に滴下し、生じた沈殿を濾取した。固体をNaCl水溶液で数回処理した後、60℃の恒温槽で乾燥して、ブロック共重合体を得た。(収量:0.84g、数平均分子量:80000)
リービッヒ冷却管とディーン・スタックトラップ、メカニカルスターラーを備え、窒素パージしている三口フラスコ中に4,4’−ジフルオロ−3,3’−ジスルホン酸ナトリウムジフェニルスルホン(0.917g、2mmol)と9,9’−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン(0.771g、2.2mmol)、炭酸カリウム(0.69g、5mmol)、N−メチルピロリドン(7ml)およびトルエン(2ml)を加えた。この混合溶液を140℃のオイルバス加熱条件下にて1時間攪拌した後、さらに165℃にて6.5時間攪拌した。ここにデカフルオロビフェニル(0.334g、1mmol)を追加し、120℃にて2時間攪拌した。混合用液を室温まで戻した後、合成例2で得られたプロトン酸基を有しないセグメント前駆体(1.24g)とN−メチルピロリドン(10ml)を加え、110℃にて6時間攪拌した。反応液を純水中に滴下し、生じた白色沈殿を濾取した。固体を温水にて洗浄後、再度濾取し、100℃にて真空乾燥することで目的物のブロック共重合体を桃色固体として得た。(収量:2.4g、数平均分子量:100000)
溶液キャスト法により製膜を行った。実施例1〜3および比較例1で得られたブロック共重合体を各々濃度が10wt%となるようにN,N−ジメチルアセトアミドに溶解した。この溶液をガラス板上にキャストした。45℃で12時間常圧乾燥した後、更に80℃で12時間真空乾燥して、膜を得た。この膜を1Nの硫酸水溶液に12時間浸漬した(酸処理工程)。この酸処理工程を更に2回繰り返した。その後60℃の純水で膜を洗浄し、常温で48時間乾燥を行うことにより、電解質膜を得た。これを各試験の試験試料とした。
各試験試料(約100mg:十分に乾燥)を25℃での塩化ナトリウム飽和水溶液20mLに浸漬し、ウォーターバス中で60℃、3時間イオン交換反応させた。25℃まで冷却し、次いで膜をイオン交換水で充分に洗浄し、塩化ナトリウム飽和水溶液および洗浄水をすべて回収した。この回収した溶液に、指示薬としてフェノールフタレイン溶液を加え、0.01Nの水酸化ナトリウム水溶液で中和滴定し、イオン交換容量を算出した。
各試験試料を、1×40mmの大きさに裁断し、4端子法により交流インピーダンスを測定した。測定は80℃、40%RHの各条件で2時間放置、電流値として0.005mAの定電流、掃引周波数は10〜20000Hzとした。得られたインピーダンスと膜端子間距離(10mm)と膜厚(30μm)からプロトン導電率を算出した。
Claims (9)
- プロトン酸基を有するセグメントと、プロトン酸基を有しないセグメントとを有するブロック共重合体であって、
前記プロトン酸基を有するセグメントは、電子供与性基が結合している芳香環にのみプロトン酸基が結合している構造を有し、
前記電子供与性基が結合している芳香環は、下記式(1)
前記プロトン酸基を有しないセグメントは、置換基として電子供与性基のみが結合している芳香環を含む構造を有し、
前記プロトン酸基を有するセグメントと前記プロトン酸基を有しないセグメントとが、デカフルオロビフェニル、およびヘキサフルオロベンゼンからなる群から選ばれる化合物由来の構造を介して結合してなることを特徴とする、高分子電解質。 - 前記プロトン酸基を有するセグメントは、前記式(1)で表される構造を有するオリゴマーにプロトン酸基を導入して得られたものである、請求項1に記載の高分子電解質。
- 前記プロトン酸基を有するセグメントが、スルホン酸基を1.0〜10.0meq./g含む、請求項1〜3のいずれかに記載の高分子電解質。
- デカフルオロビフェニル、およびヘキサフルオロベンゼンから選ばれる化合物由来の末端基を有する、プロトン酸基を有するセグメント前駆体と、プロトン酸基を有しないセグメント前駆体とをブロック共重合化させることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の高分子電解質の製造方法。
- 前記デカフルオロビフェニル、およびヘキサフルオロベンゼンから選ばれる化合物由来の末端基を有する、プロトン酸基を有するセグメントは、
前記デカフルオロビフェニル、およびヘキサフルオロベンゼンから選ばれる化合物由来の末端基を有するオリゴマーをプロトン化して得られることを特徴とする、請求項5に記載の製造方法。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の高分子電解質を用いた、燃料電池用高分子電解質。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の高分子電解質を用いた、燃料電池用触媒層。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の高分子電解質を用いた、燃料電池用膜/電極接合体。
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