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JP5609918B2 - スイッチモジュール - Google Patents

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JP5609918B2
JP5609918B2 JP2012107308A JP2012107308A JP5609918B2 JP 5609918 B2 JP5609918 B2 JP 5609918B2 JP 2012107308 A JP2012107308 A JP 2012107308A JP 2012107308 A JP2012107308 A JP 2012107308A JP 5609918 B2 JP5609918 B2 JP 5609918B2
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Description

この発明は、複数の通信信号を共通アンテナで送受信するスイッチモジュールに関する。
近年、携帯電話等のマルチバンド化により、通信装置では周波数帯域が異なる複数の通信信号を共通のアンテナで送受信するようになってきている。そのため通信装置では、複数の通信回路を、共通アンテナに切り替えて接続するスイッチモジュールの利用が進んでいる(例えば、特許文献1参照。)。
図5Aは、スイッチモジュールの一般的な回路構成例を示すブロック図である。
図5Aに示すフロントエンド回路FECは、スイッチ回路SW、共通ポート側回路104、および、切替ポート側回路107A〜107H、を備えている。また、外部接続端子として、アンテナ端子ANTと、電源端子Vddと、制御端子Vc1〜Vc4と、低域側送信信号端子LTxと、高域側送信信号端子HTxと、送受信信号端子TRx1〜TRx6と、グランド端子GNDと、を有している。
スイッチ回路SWは、共通ポートPIC01と切替ポートPIC11〜PIC18とを有し、共通ポートPIC01に接続する切替ポートPIC11〜PIC18を切り替え可能に構成されている。共通ポート側回路104は、アンテナ端子ANTとスイッチ回路SWの共通ポートPIC01との間に設けられている。切替ポート側回路107A〜107Hは、それぞれ、低域側送信信号端子LTx、高域側送信信号端子HTx、送受信信号端子TRx1〜TRx6と、スイッチ回路SWの切替ポートPIC11〜PIC18との間に設けられている。
このフロントエンド回路FECでは、共通ポート側回路104が、アンテナに対してシャントに接続されたキャパシタと、アンテナに対してシリーズに接続された第1のインダクタと、インダクタL1に対してシャントに接続された第2のインダクタと、を備えている。この共通ポート側回路104は、スイッチ回路SWの共通ポートPIC01にアンテナからの静電気が侵入することを防ぐ静電破壊保護回路として構成されている。
また、切替ポート側回路107Aは、低域側送信信号端子 LTxに接続されていて低域側送信信号の高調波成分を除去するローパスフィルタとして構成されている。切替ポート側回路107Bは、高域側送信信号端子HTxに接続されて高域側送信信号の高調波成分を除去するローパスフィルタとして構成されている。
このようなフロントエンド回路FECは、通常、多層基板を用いたスイッチモジュールとして構成される。そして、スイッチ回路SWの回路素子や、共通ポート側回路104の回路素子、切替ポート側回路107A〜107Hの回路素子などは、多層基板の表面、底面および内部に形成された電極パターンや、多層基板に表面実装された実装部品等によって形成される。
図5Bは、従来構成に係るスイッチモジュールの多層基板を実装面側から見て、基板内部の電極パターン要部を破線で示した平面図である。
図5Bに示す多層基板111は、前述のフロントエンド回路FECを構成するものであり、外部基板に搭載される実装面に外部接続端子を備えている。また、多層基板111は、基板内部に複数のビア電極(不図示)とパターン電極とを有している。
この多層基板111では、実装面でアンテナ端子ANTと、高域側送信信号端子HTxとが、グランド端子GNDを間に挟むように並んでいる。そして、アンテナ端子ANTに接続されていてキャパシタCを構成するパターン電極112と、高域側送信信号端子HTxに接続されていて引き出し配線を構成するパターン電極113とが、互いに近接するようにレイアウトされている。
特開2008−271420号公報
近年、スイッチモジュールの小型化に伴い、外部接続端子のパターンが細緻化し、アンテナ端子ANTと高域側送信信号端子HTxとが近接するように配置されることが増えている。このため、共通ポート側回路の回路素子や引き出し配線と、切替ポート側回路の引き出し配線との距離が近接して電磁界的に結合し、スイッチモジュールのアイソレーション特性が劣化することがあった。
特に、切替ポート側回路のローパスフィルタからの引き出し配線に、共通ポート側回路のキャパシタが結合した場合には、ローパスフィルタの減衰帯域における減衰量が小さくなり、高調波成分の除去量が小さくなるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、共通ポート側回路の引き出し配線と切替ポート側回路とが電磁界結合することを抑制できるスイッチモジュールを実現することにある。
この発明は、多層基板を用いて構成されていて、スイッチ回路と、共通ポート側回路と、複数の切替ポート側回路と、を備えるスイッチモジュールに関する。多層基板は、複数の誘電体層と複数の電極層とを積層して構成されていて、外面に複数の外部接続端子が形成されている。スイッチ回路は、共通ポートと複数の切替ポートとを有し、共通ポートに接続する切替ポートを切り替え可能に構成されている。共通ポート側回路は、スイッチ回路の共通ポートと第1の外部接続端子との間に接続されている。第1の切替ポート側回路は、スイッチ回路の切替ポートと第2の外部接続端子との間に接続されていて、フィルタ回路を備えている。
そして、この発明に係るスイッチモジュールは、多層基板を平面視して、フィルタ回路と第2の外部接続端子との間を接続する第1の配線部と、共通ポート側回路と、の間に、第1の配線部と共通ポート側回路との間での電磁界結合を抑制する第2の配線部が配置されている。
この構成では、フィルタ回路と外部接続端子との間の第1の配線部と、共通ポート側回路と、が第2の配線部を間に介して離間して配置されることになるために、両者の電磁界結合を低減することができ、共通ポート側回路と第1の切替ポート側回路との間のアイソレーションと、フィルタ回路の減衰特性とを向上させられる。
また、上述のスイッチモジュールにおいて、第2の配線部は、第1の配線部とともに第1の切替ポート側回路を構成するパターン電極およびビア電極を備えていてもよい。
この構成では、第2の配線部と共通ポート側回路とが電磁界結合しても、第1の切替ポート側回路を構成するフィルタ回路により、フィルタ回路の後段の第1の配線部に電磁界結合の影響が及ぶことを防ぐことができる。
また、上述のスイッチモジュールにおいて、第2の配線部は、グランド電位に接続されているパターン電極およびビア電極を備えていてもよい。
また、上述のスイッチモジュールにおいて、共通ポート側回路は、第1の外部接続端子に対してシャントに接続されたキャパシタと、第1の外部接続端子とキャパシタとに対してシリーズに接続された第1のインダクタと、第1の外部接続端子とキャパシタと第1のインダクタとに対してシャントに接続された第2のインダクタと、を備えていてもよい。
このようなスイッチモジュールにおいて、共通ポート側回路は、グランド電極に対向して配置されていて前記キャパシタとして機能するパターン電極を、共通ポートと第1の外部接続端子との間に備えると好適である。
また、このようなスイッチモジュールにおいて、共通ポート側回路は、前記第1のインダクタとして機能するパターン電極を、共通ポートと第1の外部接続端子との間に備えると好適である。
これらの構成では、共通ポート側回路を構成する回路素子の機能を、共通ポートと第1の外部接続端子との間の配線に持つことにより、共通ポート側回路を構成する回路素子の専有面積を低減でき、モジュールサイズを小型化することが可能になる。
上述のスイッチモジュールにおいて、多層基板の内層に設けられたグランド電極に対向して前記キャパシタを構成する非接地のパターン電極を備えてもよい。
上述のスイッチモジュールにおいて、前記キャパシタを構成する非接地のパターン電極は、フィルタ回路が形成されている誘電体層とは異なる誘電体層に形成されていると好適である。
この構成では、キャパシタを構成する非接地のパターン電極とフィルタ回路とを多層基板の積層方向に離間して配置することができ、キャパシタとフィルタ回路との間での電磁界結合を抑制できる。
上述のスイッチモジュールにおいて、キャパシタを構成する非接地のパターン電極は、グランド電位に接続されているビア電極に囲まれていると好適である。
この構成では、非接地のパターン電極の周囲をグランド電位に接続されているビア電極で囲むため、キャパシタとフィルタ回路との間での電磁界結合をさらに抑制できる。
上述のスイッチモジュールにおいて、キャパシタを構成する非接地のパターン電極は、多層基板の積層方向の両側にグランド電位に接続されているパターン電極が配置されていると好適である。
この構成では、非接地のパターン電極に対して、多層基板の積層方向の両側いずれかにフィルタ回路が配置されたとしても、キャパシタとフィルタ回路との電磁界結合を抑制できる。
この発明によれば、切替ポート側回路を構成するフィルタ回路の後段の第1の配線部と、共通ポート側回路との間に、第2の配線部を配置することにより、第1の配線部と共通ポート側回路との間での電磁界結合を抑制することができ、共通ポート側回路と第1の切替ポート側回路との間のアイソレーションと、フィルタ回路の減衰特性とを向上させられる。
第1の実施形態に係るスイッチモジュールの回路構成について説明するブロック図である。 第1の実施形態に係るスイッチモジュールを構成する多層基板の積み図である。 第1の実施形態に係るスイッチモジュールを構成する多層基板の実装面を視た平面図である。 第1の実施形態に係るスイッチモジュールに係る特性図である。 第2の実施形態に係るスイッチモジュールを構成する多層基板の積み図である。 第2の実施形態に係るスイッチモジュールを構成する多層基板の実装面を視た平面図である。 第3の実施形態に係るスイッチモジュールを構成する多層基板の積み図である。 第3の実施形態に係るスイッチモジュールを構成する多層基板の実装面を視た平面図である。 第4の実施形態に係るスイッチモジュールを構成する多層基板の積み図である。 第4の実施形態に係るスイッチモジュールを構成する多層基板の実装面を視た平面図である。 スイッチモジュールの一般的な回路構成例を示すブロック図である。 スイッチモジュールを構成する従来構成の多層基板の実装面を視た平面図である。
≪第1の実施形態≫
以下、本発明の第1の実施形態に係るスイッチモジュールについて、図1A〜図1Dを参照して説明する。
なお、本実施形態に係るスイッチモジュールの回路構成は、図5Aに示したフロントエンド回路FECと同一である。そこで、ここでは、回路全体についての詳細な説明を省き、アンテナ端子ANTに接続される共通ポート側回路と、高域側送信信号端子HTxに接続される切替ポート側回路との詳細構成について説明する。
図1Aに示す共通ポート側回路104は、アンテナ端子ANTと、スイッチ回路SWの共通ポートPIC01との間に設けられている。共通ポート側回路104は、回路素子として、キャパシタCと第1のインダクタL1と第2のインダクタL2とを備えている。また、共通ポート側回路104は、配線部として、配線部12A〜12Dを備えている。インダクタL1の第一端は、配線部12Aを介してアンテナ端子ANTに接続されている。インダクタL1の第二端は、配線部12Bを介して共通ポートPIC01に接続されている。配線部12Cは、配線部12Aから分岐し、キャパシタCを介して接地されている。配線部12Dは、配線部12Bから分岐し、インダクタL2を介して接地されている。
図1Aに示す切替ポート側回路107Bは、高域側送信信号端子HTxと、スイッチ回路SWの切替ポートPIC12との間に設けられている。切替ポート側回路107Bは、回路素子としてインダクタDLt1,DLt2と、キャパシタDCc1,DCu2,DCu3と、を備えている。また、切替ポート側回路107Bは、配線部として、配線部13A〜13Fを備えている。インダクタDLt2の第一端は、配線部13Aを介して高域側送信信号端子HTxに接続されている。インダクタDLt2の第二端は、配線部13Bを介してインダクタDLt1の第一端に接続されている。インダクタDLt1の第二端は、配線部13Cを介して切替ポートPIC12に接続されている。配線部13Dは、配線部13Aから分岐し、キャパシタDCu3を介して接地されている。配線部13Eは、配線部13Bから分岐し、キャパシタDCu2を介して接地されている。配線部13Fは、配線部13Cから分岐し、キャパシタDCc1を介してキャパシタDCu2に接続されている。
図1Bは、第1の実施形態に係るスイッチモジュールを構成する多層基板11の積み図である。なお、ここで示す多層基板11は、17層のセラミック層(誘電体層)を積層したものであり、各誘電体層の上面には、所定の電極パターンが形成され、各誘電体層の内部には、層間を接続するビア電極が形成されている。ビア電極は、図中に小径の丸印で示している。以下の説明では、最上層の誘電体層を誘電体層PL1として、下層側になるほど数値が増加し、最下層の誘電体層を誘電体層PL17とする。
多層基板11の最上層に位置する誘電体層PL1の天面には、複数の素子搭載電極が形成されている。素子搭載電極には、複数のチップ型素子が実装される。本実施形態で用いるチップ型素子は、スイッチ回路SWとインダクタL1,L2である。
多層基板11の第二層および第三層に位置する誘電体層PL2,PL3には、複数のパターン電極と複数のビア電極とが形成されている。これらのパターン電極は、素子搭載電極からの配線引き回しに用いられている。多層基板11の第四層に位置する誘電体層PL4には内層グランド電極14Aと、複数のビア電極と、が形成されている。内層グランド電極14Aは、誘電体層PL5の配線が、誘電体層PL2,PL3の配線と電磁界結合することを防ぐ機能を有している。多層基板11の第五層に位置する誘電体層PL5には、複数のパターン電極と複数のビア電極とが形成されている。これらのパターン電極も、配線引き回しに用いられている。多層基板11の第六層に位置する誘電体層PL6には内層グランド電極14Bと、複数のビア電極と、が形成されている。内層グランド電極14Bは、誘電体層PL5の配線が、誘電体層PL7〜PL15の電極と電磁界結合することを防ぐ機能を有している。
多層基板11の第七層に位置する誘電体層PL7には、キャパシタを構成するためのパターン電極と、ビア電極とが形成されている。多層基板11の第八層から第十二層に位置する誘電体層PL8〜PL12には、インダクタタを構成するためのパターン電極と、配線引き回しのためのパターン電極と、ビア電極とが形成されている。多層基板11の第十三層から第十五層に位置する誘電体層PL13〜PL15には、キャパシタを構成するためのパターン電極と、ビア電極とが形成されている。
多層基板11の第十六層に位置する誘電体層PL16には内層グランド電極14Cと、複数のビア電極と、が形成されている。内層グランド電極14Cは、誘電体層PL7〜PL15の電極が、外部接続端子と電磁界結合することを防ぐ機能を有している。多層基板11の第十七層に位置する誘電体層PL17には外部グランド電極14Dと、複数のビア電極と、複数の外部接続端子と、が形成されている。外部グランド電極14Dは、内層グランド電極14A〜14Cを多層基板11を実装する別の基板のグランド電極と電気的に接続するために設けられている。
そして、前述したアンテナ端子ANTとインダクタL1との間の配線部12Aは、チップ型素子であるインダクタL1との接続位置から、誘電体層PL1〜PL9に設けたビア電極と、誘電体層PL2,PL10に設けたパターン電極と、誘電体層PL10〜PL17に設けたビア電極と、を介してアンテナ端子ANTに接続されている。配線部12Aを構成する誘電体層PL10に設けたパターン電極は、多層基板11の図中左側の側面近傍から図中右側の側面近傍に引き出されている。
配線部12Aから分岐する配線部12Cは、誘電体層PL10〜PL14に設けたビア電極と、誘電体層PL14に設けたパターン電極と、から構成されている。配線部12Cに接続されるキャパシタCは、誘電体層PL15に設けた非接地のパターン電極と、誘電体層PL16に設けた内層グランド電極14Cと、から構成されている。
インダクタL1とスイッチ回路SWの間の配線部12Bは、チップ型素子であるインダクタL1との接続位置から、誘電体層PL1に設けたビア電極と、誘電体層PL2に設けたパターン電極と、を介してスイッチ回路SWに接続されている。配線部12Bから分岐する配線部12Dは、誘電体層PL1〜PL3に設けたビア電極と、誘電体層PL2に設けたパターン電極と、から構成されている。配線部12Dに接続されるインダクタL2は、チップ型素子で構成されている。
また、高域側送信信号端子HTxとインダクタDLt2との間の配線部13Aは、誘電体層PL8〜PL17に設けたビア電極と、誘電体層PL8に設けたパターン電極と、から構成されている。インダクタDLt2は、誘電体層PL8〜PL11に設けたビア電極と、誘電体層PL9〜PL11に設けたパターン電極と、から構成されている。インダクタDLt2とインダクタDLt1との間の配線部13Bは、誘電体層PL12に設けたパターン電極から構成されている。インダクタDLt1は、誘電体層PL8〜PL11に設けたビア電極と、誘電体層PL9〜PL11に設けたパターン電極と、から構成されている。インダクタDLt1とスイッチ回路SWとの間の配線部13Cは、誘電体層PL1〜PL7に設けたビア電極と、誘電体層PL2,PL3,PL5,PL8に設けたパターン電極と、から構成されている。
配線部13Aから分岐する配線部13Dは、誘電体層PL7に設けたビア電極から構成されている。配線部13Dに接続されるキャパシタDCu3は、誘電体層PL7に設けたパターン電極と、誘電体層PL6に設けた内層グランド電極14Bと、から構成されている。
配線部13Bから分岐する配線部13Eは、誘電体層PL12,PL13に設けたビア電極から構成されている。配線部13Eに接続されるキャパシタDCu2は、誘電体層PL14に設けたパターン電極と、誘電体層PL16に設けた内層グランド電極14Cと、から構成されている。
配線部13Cから分岐する配線部13Fは、誘電体層PL8に設けたパターン電極と、誘電体層PL8〜PL12に設けたビア電極と、から構成されている。配線部13Cに接続されるキャパシタDCc1は、誘電体層PL13に設けたパターン電極と、誘電体層PL14に設けたパターン電極と、から構成されている。
図1Cは、多層基板11を底面側から見た状態を左右反転して表示した平面図であり、内層グランド電極14B,14Cに挟まれる誘電体層PL7〜PL15のパターン電極を透過して表示している。
インダクタDLt2と高域側送信信号端子HTxとの間の配線部13Aは、本実施形態における第1の配線部である。この配線部13Aは、アンテナ端子ANTに接続される配線部12A,12Cや、キャパシタCに電磁界結合すると、アイソレーション特性の劣化や、フィルタ特性の劣化を引き起こしてしまう。
そのため、本実施形態のスイッチモジュールでは、多層基板11において、配線部13Aが形成されている誘電体層PL8〜PL17を平面透視して、配線部13Aと配線部12A,12Cとの間、および、配線部13AとキャパシタCとの間に、グランド端子GNDに接続されるビア電極(不図示)や、インダクタDLt1,DLt2などを配置している。これらのビア電極やインダクタDLt1,DLt2は、本実施形態における第2の配線部に相当するものであり、これらにより、配線部13Aと共通ポート側回路との間が電磁気的に離間されることになる。
なお、キャパシタCを構成するパターン電極は、インダクタDLt1に近接するため、両者が電磁界結合することもあるが、インダクタDLt1はローパスフィルタ回路の前段部分を構成する回路素子であるため、キャパシタCとの結合による影響はローパスフィルタ回路により除かれ配線部13Aに及ぶことが無い。
したがって、配線部13Aと共通ポート側回路との間の電磁界結合が低減し、共通ポート側回路104と切替ポート側回路107Bとの間のアイソレーションと、切替ポート側回路107Bを構成するローパスフィルタ回路の減衰特性とが向上したものになる。
なお、本実施形態においては、誘電体層PL15に設けた非接地のパターン電極と、誘電体層PL16に設けた内層グランド電極14Cとにより、キャパシタCを構成している。そして、キャパシタCを構成する非接地のパターン電極は、フィルタ回路を構成するインダクタDLt1,DLt2やキャパシタDCc1,DCu2,DCu3、配線引き回しのPターン電極などが形成されている誘電体層PL7~PL14と異なる誘電体層PL15に設けている。このため、キャパシタCが、フィルタ回路と多層基板11の積層方向に離間して配置されることになり、キャパシタCとフィルタ回路との間での電磁界結合が抑制されることになる。
図1Dは、本実施形態のスイッチモジュールの実施例における、切替ポート側回路107Bを構成するローパスフィルタ回路の減衰特性を示す特性図である。図中には、実施例に係る減衰特性を実線で示している。また、図5Bに示した従来構成に係る減衰特性を破線で示している。図示するように、実施例に係る減衰特性は、従来構成に係る減衰特性に比べて、減衰量がより大きく、良好な減衰特性を実現できている。
≪第2の実施形態≫
以下、本発明の第2の実施形態に係るスイッチモジュールについて説明する。
なお、本実施形態に係るスイッチモジュールの回路構成も、図5Aに示したフロントエンド回路FECと同一である。
図2Aは、第2の実施形態に係るスイッチモジュールが備える多層基板21の積み図である。なお、ここで示す多層基板21は、16層のセラミック層(誘電体層)を積層したものである。以下の説明では、最上層の誘電体層を誘電体層PL1として、下層側になるほど数値が増加し、最下層の誘電体層を誘電体層PL16とする。
多層基板21の最上層に位置する誘電体層PL1の天面には、複数の素子搭載電極が形成されている。素子搭載電極には、複数のチップ型素子が実装される。本実施形態で用いるチップ型素子は、スイッチ回路SWとインダクタL1,L2である。
多層基板21の第二層および第三層に位置する誘電体層PL2,PL3には、複数のパターン電極と複数のビア電極とが形成されている。これらのパターン電極は、素子搭載電極からの配線引き回しに用いられている。多層基板21の第四層に位置する誘電体層PL4には内層グランド電極24Aと、複数のビア電極と、が形成されている。内層グランド電極24Aは、誘電体層PL2,PL3の配線が、誘電体層PL5〜PL14の電極と電磁界結合することを防ぐ機能を有している。
多層基板21の第五層に位置する誘電体層PL5には、キャパシタを構成するためのパターン電極と、ビア電極とが形成されている。多層基板21の第六層から第十層に位置する誘電体層PL6〜PL10には、インダクタを構成するためのパターン電極と、配線引き回しのためのパターン電極と、ビア電極とが形成されている。多層基板21の第十一層に位置する誘電体層PL11には、内層グランド電極24Bと、複数のビア電極と、が形成されている。内層グランド電極24Bは、誘電体層PL11の天面の一部に概略矩形状で形成されていて、周囲をグランド電位に接続されるビア電極で囲まれている。多層基板21の第十一層から第十四層に位置する誘電体層PL11〜PL14には、キャパシタを構成するためのパターン電極と、ビア電極とが形成されている。多層基板21の第十五層に位置する誘電体層PL15には内層グランド電極24Cと、複数のビア電極と、が形成されている。内層グランド電極24Cは、誘電体層PL5〜PL14の電極が、外部接続端子と電磁界結合することを防ぐ機能を有している。多層基板21の第十六層に位置する誘電体層PL16には外部グランド電極24Dと、複数のビア電極と、複数の外部接続端子と、が形成されている。外部グランド電極24Dは、内層グランド電極24A〜24Cを多層基板11を実装する別の基板のグランド電極と電気的に接続するために設けられている。
そして、アンテナ端子ANTとインダクタL1との間の配線部22Aは、誘電体層PL1〜PL16に設けたビア電極と、誘電体層PL2に設けたパターン電極と、から構成されている。
配線部22Aから分岐する配線部22Cは、誘電体層PL12に設けたパターン電極から構成されている。配線部22Cに接続されるキャパシタCは、誘電体層PL12に設けたパターン電極と、誘電体層PL11に設けた内層グランド電極24Bと、から構成されている。配線部22Aに接続されるインダクタL1は、チップ型素子で構成されている。
インダクタL1とスイッチ回路SWの間の配線部22Bは、誘電体層PL1に設けたビア電極と、誘電体層PL2に設けたパターン電極と、から構成されている。配線部22Bから分岐する配線部22Dは、誘電体層PL1〜PL3に設けたビア電極から構成されている。配線部22Dに接続されるインダクタL2は、チップ型素子で構成されている。
また、高域側送信信号端子HTxとインダクタDLt2との間の配線部23Aは、誘電体層PL6〜PL12に設けたビア電極と、誘電体層PL13に設けたパターン電極と、誘電体層PL13〜PL16に設けたビア電極と、から構成されている。配線部23Aに接続されるインダクタDLt2は、誘電体層PL6〜PL10に設けたビア電極とパターン電極と、から構成されている。インダクタDLt2とインダクタDLt1との間の配線部23Bは、誘電体層PL10に設けたパターン電極から構成されている。配線部23Bに接続されるインダクタDLt1は、誘電体層PL6〜PL9に設けたビア電極とパターン電極と、から構成されている。インダクタDLt1とスイッチ回路SWとの間の配線部23Cは、誘電体層PL1〜PL5に設けたビア電極と、誘電体層PL2,PL3に設けたパターン電極と、から構成されている。
配線部23Aから分岐する配線部23Dは、誘電体層PL5に設けたビア電極から構成されている。配線部23Dに接続されるキャパシタDCu3は、誘電体層PL5に設けたパターン電極と、誘電体層PL4に設けた内層グランド電極24Aと、から構成されている。
配線部23Bから分岐する配線部23Eは、誘電体層PL10〜PL13に設けたビア電極から構成されている。配線部23Eに接続されるキャパシタDCu2は、誘電体層PL14に設けたパターン電極と、誘電体層PL15に設けた内層グランド電極24Cと、から構成されている。
配線部23Cから分岐する配線部23Fは、誘電体層PL6〜PL11に設けたビア電極から構成されている。配線部23Fに接続されるキャパシタDCc1は、誘電体層PL12に設けたパターン電極と、誘電体層PL13に設けたパターン電極と、から構成されている。
図2Bは、多層基板21を底面側から見た状態を左右反転して表示した平面図であり、内層グランド電極24A,24Cに挟まれる誘電体層PL5〜PL14のパターン電極を透過して表示している。
インダクタDLt2と高域側送信信号端子HTxとの間の配線部23Aは、本実施形態における第1の配線部である。この配線部23Aは、アンテナ端子ANTに接続される配線部22A,22Cや、キャパシタCに電磁界結合することで、アイソレーション特性の劣化や、フィルタ特性の劣化を引き起こしてしまう。
そのため、本実施形態のスイッチモジュールでは、多層基板21において、配線部23Aが形成されている誘電体層PL6〜PL16を平面透視して、配線部23Aと配線部22A,22Cとの間、および、配線部23AとキャパシタCとの間に、グランド端子GNDに接続されるとともに内層グランド電極24Bに接続されるビア電極(不図示)を配置している。このビア電極は、本実施形態の第2の配線部に相当するものであり、これにより、配線部23Aと共通ポート側回路との間が電磁気的に離間されることになる。そして、配線部23Aと共通ポート側回路との間の電磁界結合が低減することで、共通ポート側回路104と切替ポート側回路107Bとの間のアイソレーションと、切替ポート側回路107Bを構成するローパスフィルタ回路の減衰特性とが向上したものになる。
≪第3の実施形態≫
以下、本発明の第3の実施形態に係るスイッチモジュールについて説明する。
なお、本実施形態に係るスイッチモジュールの回路構成も、図5Aに示したフロントエンド回路FECと同一である。
図3Aは、第3の実施形態に係るスイッチモジュールが備える多層基板31の積み図である。なお、多層基板31は、第2の実施形態で示した多層基板21から内層グランド電極24Bを省き、キャパシタCを誘電体層PL12に設けたパターン電極と、誘電体層PL16に設けた内層グランド電極34Cと、から構成したものである。そして、キャパシタCを囲むように、誘電体層PL4の内層グランド電極34Aと誘電体層PL16の内層グランド電極34Cとに接続された複数のビア電極を配置している。多層基板31のその他の構成は、第2の実施形態で示した多層基板21と同様であり、ここでは詳細な説明は省く。
図3Bは、多層基板31を底面側から見た状態を左右反転して表示した平面図であり、内層グランド電極34A,34Cに挟まれる誘電体層PL5〜PL14のパターン電極を透過して表示している。
インダクタDLt2と高域側送信信号端子HTxとの間の配線部33Aは、本実施形態における第1の配線部である。この配線部33Aは、アンテナ端子ANTに接続される配線部32A,32Cや、キャパシタCに電磁界結合することで、アイソレーション特性の劣化や、フィルタ特性の劣化を引き起こしてしまう。
そのため、本実施形態のスイッチモジュールでは、多層基板31において、配線部33Aが形成されている誘電体層PL6〜PL16を平面透視して、配線部33Aと配線部32A,32Cとの間、および、配線部33AとキャパシタCとの間に、グランド端子GNDに接続される複数のビア電極(不図示)を配置している。このビア電極は、本実施形態の第2の配線部に相当するものであり、これにより、配線部33Aと共通ポート側回路との間が、電磁気的に離間されることになる。そして、配線部33Aと共通ポート側回路との間の電磁界結合が低減することで、共通ポート側回路104と切替ポート側回路107Bとの間のアイソレーションと、切替ポート側回路107Bを構成するローパスフィルタ回路の減衰特性とが向上したものになる。
≪第4の実施形態≫
以下、本発明の第4の実施形態に係るスイッチモジュールについて説明する。
なお、本実施形態に係るスイッチモジュールの回路構成も、図5Aに示したフロントエンド回路FECと同一である。
図4Aは、第4の実施形態に係るスイッチモジュールが備える多層基板41の積み図である。なお、多層基板41は、第1の実施形態で示した多層基板21からキャパシタCを構成する独立したパターン電極を除き、配線部32Aの引き回しのためのパターン電極を、誘電体層PL10から誘電体層PL12に移動させ、このパターン電極と内層グランド電極とによりキャパシタCを構成したものである。配線のためのパターン電極と内層グランド電極とによりキャパシタCを構成することにより、この多層基板41における回路素子の専有面積は、より低減したものになる。なお、多層基板41のその他の構成は、第1の実施形態で示した多層基板11と同様であり、ここでは詳細な説明は省く。
図4Bは、多層基板41を底面側から見た状態を左右反転して表示した平面図であり、内層グランド電極44B,44Cに挟まれる誘電体層PL7〜PL15のパターン電極を透過して表示している。
インダクタDLt2と高域側送信信号端子HTxとの間の配線部43Aは、本実施形態における第1の配線部である。この配線部43Aは、アンテナ端子ANTに接続される配線部42Aに電磁界結合することにより、アイソレーション特性の劣化や、フィルタ特性の劣化が引き起こしてしまう。
そのため、本実施形態のスイッチモジュールでは、多層基板41において、配線部43Aが形成されている誘電体層PL8〜PL17を平面透視して、配線部43Aと配線部42Aとの間に、グランド端子GNDに接続されるビア電極(不図示)、または、インダクタDLt1,DLt2を構成するパターン電極およびビア電極を配置している。グランド端子GNDに接続されるビア電極(不図示)や、インダクタDLt1,DLt2を構成するパターン電極およびビア電極は、本実施形態の第2の配線部に相当するものであり、これらによって、配線部43Aと共通ポート側回路との間が、電磁気的に離間されることになる。そして、配線部43Aと共通ポート側回路との間の電磁界結合が低減することで、共通ポート側回路104と切替ポート側回路107Bとの間のアイソレーションと、切替ポート側回路107Bを構成するローパスフィルタ回路の減衰特性とが向上したものになる。
なお、この多層基板41において、インダクタL1としてチップ型素子を用いずに、キャパシタCを構成するパターン電極や、そのパターン電極に接続されるビア電極が持つ寄生インダクタンスを利用するようにしてもよい。その場合、回路素子の専有面積をさらに低減することが可能になる。
以上の各実施形態で説明したように、本発明のスイッチモジュールは構成することができる。上述の説明では、インダクタL1、L2をチップ型素子として構成する例を示したが、その他にも、インダクタL1、L2を、多層基板の内部に設ける電極パターンによって構成するようにしてもよい。また、インダクタL1として、キャパシタCを構成するパターン電極や、そのパターン電極に接続されるビア電極が持つ寄生インダクタンスを利用するようにしてもよい。その他、スイッチモジュールの具体構成や、回路構成は、上述したものに限られるものではない。
FEC…フロントエンド回路
C,DCc1,DCu2,DCu3…キャパシタ
L1,L2,DLt1,DLt2…インダクタ
SW…スイッチ回路
PIC01…共通ポート
PIC11〜PIC18…切替ポート
104…共通ポート側回路
107A〜107H…切替ポート側回路
ANT…アンテナ端子
HTx…高域側送信信号端子
LTx…低域側送信信号端子
GND…グランド端子
11,21,31,41…多層基板
12A〜12D,13A〜13F,22A〜22D,23A〜23F,32A〜32D,33A〜33F,42A〜42D,43A〜43F…配線部
14A〜14C,24A〜24C,34A,34C,44A〜44C…内層グランド電極
14D,24D,34D,44D…外部グランド電極

Claims (7)

  1. 複数の誘電体層を積層した多層基板の内部に、前記誘電体層の層間に形成したパターン電極と前記誘電体層の層内に形成したビア電極とからなる配線部を設け、前記多層基板の外面に外部接続端子を形成して構成されていて、
    共通ポートと複数の切替ポートとを有し、前記共通ポートに接続する切替ポートを切り替え可能に構成されているスイッチ回路と、
    第1の外部接続端子にシャントに接続されたキャパシタと、前記第1の外部接続端子と前記共通ポートとの間にシリーズに接続された第1のインダクタと、前記共通ポートにシャントに接続された第2のインダクタと、を備える共通ポート側回路と、
    前記複数の切替ポートのいずれかと第2の外部接続端子との間に接続されたフィルタ回路を備える第1の切替ポート側回路、を備えるスイッチモジュールであって、
    前記フィルタ回路と前記第2の外部接続端子との間を接続する第1の配線部と、
    前記第1の配線部と前記共通ポート側回路との間での電磁界結合を抑制する第2の配線部と、を備えており、
    前記第2の配線部は、前記多層基板を平面視して前記キャパシタを構成する非接地のパターン電極の周りを囲むように配置された、グランド電位に接続されて前記非接地のパターン電極と前記第1の配線部との間を電気的に隔てるビア電極を含み、
    前記第1の配線部を構成するパターン電極は、前記共通ポート側回路を構成するパターン電極が設けられている誘電体層とは別の誘電体層であって、前記ビア電極が設けられている誘電体層に設けられている、
    スイッチモジュール。
  2. 前記第2の配線部は、前記第1の配線部とともに前記第1の切替ポート側回路を構成するパターン電極およびビア電極を含む、請求項1に記載のスイッチモジュール。
  3. 前記第2の配線部は、グランド電位に接続されているパターン電極およびビア電極を含む、請求項1または請求項2に記載のスイッチモジュール。
  4. 前記第2の配線部は、前記キャパシタの非接地のパターン電極に対向するパターン電極を含み、当該パターン電極は、前記キャパシタを構成する接地側のパターン電極としてのみ使用される、請求項1〜3のいずれかに記載のスイッチモジュール。
  5. 前記キャパシタの接地側のパターン電極は、前記フィルタ回路を構成するパターン電極とは異なる誘電体層に形成されている、請求項に記載のスイッチモジュール。
  6. 前記キャパシタを構成する非接地のパターン電極は、前記多層基板の積層方向の両側にグランド電位に接続されたパターン電極が配置されている、請求項1〜5のいずれかに記載のスイッチモジュール。
  7. 前記共通ポート側回路は、前記第1のインダクタとして機能するパターン電極を、前記共通ポートと前記第1の外部接続端子との間に備える、請求項1〜6のいずれかに記載のスイッチモジュール。
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