JP5602798B2 - 処置具挿通用チューブ、内視鏡フード及び内視鏡キャップ - Google Patents
処置具挿通用チューブ、内視鏡フード及び内視鏡キャップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5602798B2 JP5602798B2 JP2012151686A JP2012151686A JP5602798B2 JP 5602798 B2 JP5602798 B2 JP 5602798B2 JP 2012151686 A JP2012151686 A JP 2012151686A JP 2012151686 A JP2012151686 A JP 2012151686A JP 5602798 B2 JP5602798 B2 JP 5602798B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- endoscope
- vibrator
- vibration
- treatment instrument
- treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
消化管癌の内視鏡的切除行為に広く用いられている方法の1つに、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)と呼ばれる方法がある。ESDでは、まず粘膜下に生理食塩水等の薬液を注入させて病変部を中心とした粘膜を挙上させ、次にITナイフやフック型ナイフ、針状メス等の電気メス若しくはナイフ等の処置具(例えば、特許文献1、2参照)を用いて、病変の周囲を粘膜下層の深さで切開し、続けて切開部の一点から粘膜下層内に潜り込み、再び上記電気メス若しくはナイフを用いて病変を剥離する。ESDは、大型の病変を一括切除し、切除した病変を詳細に観察及び診断できる利点を有している。
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)では、大型の病変が切除可能な長所があるが、通常用いられる高周波発生装置による電流では、粘膜下層の線維がなかなか切除できず長時間を要する場合がある。
内視鏡的粘膜切除術(EMR)では、内視鏡フードを用いて病変と周囲粘膜を吸引切除する時に、粘膜だけではなく、筋層等の下部組織まで吸引したのに気付かずに切除してしまい、穿孔させることがある。また、吸引せずに単にスネアリングして切除する際にも同様に穿孔させることがある。
また、総胆管等に内視鏡的にステントを挿入する場合、狭窄等のためにスムーズにステントが挿入できない場合もある。
前記処置具挿通路の途中に設けられた収納部と、
マウント上に配設され、前記収納部の内部に収納された振動子とを有し、
前記振動子は、通電により振動して、該振動により、前記処置具挿通路に挿通して前方に導出された処置具を該挿入部の長手方向と直交する方向に振動させ、
しかも、前記収納部の内部には、前記マウントの周囲に、前記振動子から該収納部に伝達される振動を吸収するための第1の振動吸収部材が配置され、前記収納部に隣接する前記処置具挿通路には、前記処置具及び前記収納部から前記挿入部に伝達される振動を吸収するための第2の振動吸収部材が配置されている。
内視鏡フード本体の外側に設けられた収納部と、
該収納部に収納され、通電により振動する振動子と、
前記振動子と連接された振動片とを有し、
前記振動片には、前記処理具挿通路と直線的な同心を維持する処置具挿通孔が設けられ、前記振動片は、前記振動子と共に振動して、前記処置具挿通孔に挿通した前記処置具を、該挿入部の長手方向と直交する方向に振動させ、
しかも、前記収納部の内部には、前記振動子から前記収納部に伝達される振動を吸収するための振動吸収部材が配置され、前記振動子の振動が前記収納部を介して前記挿入部に伝達されるのを防止する。
収納部に収納され、通電により振動する振動子と、
前記振動子と連接された振動片とを有し、
前記振動片には、前記導出孔と同軸的な処置具挿通孔が設けられ、前記振動片は、前記振動子と共に振動して、前記処置具挿通路に挿通し、該導出孔から前方に導出され前記処置具挿通孔に挿通した処置具を振動させ、
しかも、前記収納部の内部には、前記振動子から前記収納部に伝達される振動を吸収するための振動吸収部材が配置され、前記振動子の振動が前記収納部を介して前記挿入部に伝達されるのを防止する。
ここで、図1は本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡の説明図(先端部の斜視拡大図を含む)、図2は同内視鏡の先端部断面の概略構造を示す説明図、図3は本発明の第2の実施の形態に係る内視鏡フードを備えた内視鏡の先端部断面の概略構造を示す説明図、図4は本発明の第3の実施の形態に係る処置具挿通用チューブを備えた内視鏡の先端部断面の概略構造を示す説明図、図5は本発明の第4の実施の形態に係る内視鏡キャップを備えた内視鏡の先端部断面の概略構造を示す説明図である。
内視鏡10は、挿入部1、操作部2及びユニバーサルコード5で構成されている。そして、内視鏡10には、光源装置、映像信号処理装置、揺動部を形成する振動子の一例である偏心モータ13を制御するための制御部(いずれも図示しない)等が接続されて、全体としてのシステムが構成される。
アングル部1bは、先端硬質部1cを所望の方向に向けるために、遠隔操作により上下及び左右に湾曲操作できるようになっている。このために、内視鏡10には操作部2が設けられており、術者の操作でアングル部1bを湾曲させて、先端硬質部1cを所望の方向に向くように制御される。
また、図示を省略するが、挿入部1の内部には、チャンネル11、ライトガイド、送気及び送液用チャンネルの他に、対物レンズ6を介して観察部位における被写体像を撮像する撮像素子(CCD)及びそれに接続された画像信号ケーブル、アングル部1bを操作するための湾曲操作ワイヤー等の内蔵物がそれぞれ長手方向に沿って挿通又は設置されている。
また、操作部2には突出部3が設けられ、その先端には、ITナイフ18をチャンネル11に挿入するための処置具挿入孔4が設けられている。
内視鏡的粘膜切除術(EMR)には、スネア等の高周波ワイヤーが用いられる。
内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST)及び内視鏡的バルーン拡張術(EPBD)には、それぞれ切開具及びバルーンを先端に有するカテーテル類が用いられる。
挿入部1の内部には、偏心モータ13が、チャンネル11に挿通し導出孔12から先端面より前方に導出されたITナイフ18に接触しうる状態でマウント14a上に配設され、チャンネル11の途中に設けれられた収納部14に収納されている。偏心モータ13のリード線17は、挿入部1及び操作部2の内部を通って、ユニバーサルコード5を介して図示しない振動子制御部に接続されている。
偏心モータ13に通電すると、回転中心と重心とが一致しない分銅の回転により、偏心モータ13及びマウント14aが振動する。その振動は、マウント14aを介してITナイフ18に伝達され、ITナイフ18の先端が挿入部1の長手方向と直交する方向に振動する。
ITナイフ18の先端に付与される振動数は特に制限されないが、例えば、30Hz〜100kHzである。振動数が30Hzを下回ると、振動によるITナイフ18の先端と体内組織との摩擦の軽減や、硬部組織の切開に要する力の減少等による処置効率の改善の度合いが小さくなる。一方、振動数の上限は特に制限されないが、振動数が100kHzを上回ると、振動子が大型になるため内視鏡10内部への装着が困難になる。
また、本実施の形態において、振動子として偏心モータを使用しているが、短振動フィードバックデバイス、フォースリアクタ、PZT、タンタル酸リチウム(LiTaO3)、ニオブ酸リチウム(LiNbO3)、チタン酸バリウム(BaTiO3)等の圧電素子や、マグネシウムニオブ酸鉛(PMN)等の電歪素子、磁歪素子等、電気信号により30Hz〜100kHzの振動を発生する素子であれば任意のものを用いることができる。特に、2000Hz以上の振動数が必要な場合には、圧電素子、電歪素子、及び磁歪素子を用いることが好ましい。
更に、振動子及び収納部は、処置具の先端に前記の振幅及び振動数を有する振動を付与することができる限りにおいて、処置具挿入路の任意の位置に設けることができる。
内視鏡フード20は、挿入部の内部にチャンネル31を有し、先端部に導出孔32を有する内視鏡30(挿入部の内部に振動子及び収納部を有しない以外は、内視鏡10と同様の構造を有しているため、詳しい説明は省略する)の先端部に固定される。
内視鏡フード20の本体の外側に設けられた収納部24aには、偏心モータ23が収納されている。収納部24aの内部には、L字状の振動片25が配置されている。振動片25の一端部には、マウント24を介して偏心モータ23が取付けられており、通電により偏心モータ23が振動すると、振動片25も共に振動可能な状態で支持されている。振動片25の他端部は、円筒状の開口21の内部に位置しており、チャンネル31の導出孔32と同軸的な(直線的な同心を維持する)処置具挿通孔26を有する。なお、内視鏡フード20の本体(内視鏡フード本体)は、開口21の円筒状部と内視鏡取付部22とを有している。また、偏心モータ23と処置具挿通孔26を設けた振動片25を有して揺動部が形成される。
偏心モータ23のリード線28は、内視鏡30の挿入部及び操作部の内部を通って、ユニバーサルコードを介して図示しない振動子制御部に接続されている。
偏心モータ23の振動が収納部24aを介して内視鏡フード本体、挿入部へ伝達されるのを防止するため、収納部24aの周囲には、ウレタン等の衝撃吸収材よりなる振動吸収部材27が配置されている。これによりチャンネル31及び処置具挿通孔26の双方を挿通するスネア29のみに振動が伝達され、振動が追加された内視鏡的な処置を可能とすると共に、挿入部に不要な振動が付与されることによる視野の悪化、内視鏡30の先端部による体内組織の損傷等を抑制することができる。
スネア29の先端に付与される振動数は特に制限されないが、例えば、30Hz〜100kHzである。振動数が30Hzを下回ると、スネア29の振動によって下部組織がふるい落とされることによる処置効率の改善の度合いが小さくなる。一方、振動数の上限は特に制限されないが、振動数が100kHzを上回ると、振動子が大型になるため内視鏡フード20の内部への装着が困難になる。
処置具挿通用チューブ40は、内視鏡50(処置具挿通路を有しない以外は、内視鏡10と同様の構造を有しているため、詳しい説明は省略する)の挿入部の側面にスリーブ(取付部の一例)43を介して取付けられ、挿入部の先側に挿入部と平行に配置され、導出孔42を有するチャンネル(処置具挿通路の一例)41が内側に形成されている。
偏心モータ(揺動部を形成し、通電により振動する振動子の一例)44が、チャンネル41に挿通し導出孔42から先端面より前方に導出されたITナイフ(処置具の一例)48に接触しうる状態でマウント44a上に配設され、スリーブ43の側面上に設けられた収納部45に収納されている。なお、収納部45は図示しないカバーで覆われているが、図4ではその断面構造を示している。
偏心モータ44のリード線47は、内視鏡50の挿入部及び操作部の内部を通って、ユニバーサルコードを介して図示しない振動子制御部に接続されている。
偏心モータ44に通電すると、回転中心と重心とが一致しない分銅の回転により、偏心モータ44及びマウント44aが振動する。その振動は、マウント44aを介してITナイフ48に伝達され、ITナイフ48の先端部が内視鏡50の長手方向と直交する方向に振動する。
ITナイフ48の先端に付与される振動数は特に制限されないが、例えば、30Hz〜100kHzである。振動数が30Hzを下回ると、振動によるITナイフ48の先端と体内組織との摩擦の軽減や、硬部組織の切開に要する力の減少等による処置効率の改善の度合いが小さくなる。一方、振動数の上限は特に制限されないが、振動数が100kHzを上回ると、振動子が大型になるため収納部45の内部への収納が困難になる。
また、処置具挿通用チューブを挿入部の側面に取付けるための取付部材が挿入部の先端部に取付けられる場合には、内視鏡的粘膜切除術(EMR)に適用できるようにするために、先端にフードを有していてもよい。
更に、振動子及び収納部は、処置具の先端に前記の振幅及び振動数を有する振動を付与することができる限りにおいて、処置具挿入路の任意の位置に設けることができる。
内視鏡キャップ60には、振動片61が配置されている。振動片61の一端部には、図示しない収納部に収納された偏心モータ63が取付けられており、通電により偏心モータ63が振動すると、振動片61も共に振動可能な状態で支持されている。振動片61の他端部は、側視鏡70の側面に設けられた導出孔72の上方に位置しており、更に、導出孔72と同軸的な処置具挿通孔62が設けられている。
偏心モータ63のリード線65は、側視鏡70の挿入部及び操作部の内部を通って、ユニバーサルコードを介して図示しない制御部に接続されている。
偏心モータ63の振動が、収納部を介して側視鏡70の挿入部へ伝達されるのを防止するため、振動片61を設けた収納部内には、ウレタン等の衝撃吸収材よりなる振動吸収部材64が配置されている。これによりチャンネル(導出孔72)及び処置具挿通孔62の双方を挿通する処置具のみに振動が伝達され、振動が追加された内視鏡的な処置を可能とすると共に、側視鏡70の挿入部に不要な振動が付与されることによる視野の悪化、側視鏡70の先端部による体内組織の損傷等を抑制することができる。
処置具の先端に付与される振動数は特に制限されないが、例えば、30Hz〜100kHzである。振動数が30Hzを下回ると、処置具の振動による処置効率の改善の度合いが小さくなる。一方、振動数の上限は特に制限されないが、振動数が100kHzを上回ると、振動子が大型になるため内視鏡キャップ60の収納部への収納が困難になる。
(1)内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
内視鏡10を用いた内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)により管壁に生じた病変115を切除する場合には、まず病変115の粘膜下に局所注入した生理食塩水116によって、病変115を中心とした粘膜を挙上させる。次に、偏心モータ13に通電して内視鏡10のチャンネル11を挿通して導出孔12から導出されたITナイフ18を振動させながら、ITナイフ18に高周波を通電して病変115の周囲の粘膜層111を切開し、粘膜下層112まで切り進む(図6参照)。次いで、ITナイフ18によって粘膜下層112を切開して、病変115を含む粘膜層111を剥離する。
ITナイフ18への高周波等の通電時に、偏心モータ13の振動によりITナイフ18の先端を振動させることにより、切除効率を上昇させ、短時間に所望する部位の切開を可能にする。
先端部に内視鏡フード20を取付けた内視鏡30を用いた内視鏡的粘膜切除術(EMR)により管壁に生じた病変115を切除する場合には、まず、病変115の粘膜下に局所注入した生理食塩水116によって、病変115を中心とした粘膜を挙上させ、更に内視鏡30の先端部に取付けた内視鏡フード20の開口21で吸引し、ポリープ状にする。次に、内視鏡30のチャンネル31を挿通して導出孔32から導出され、更に処置具挿通孔26を挿通したスネア29により、病変115を含む粘膜層111及び粘膜下層112の一部を絞扼する(図8参照)。次いで、偏心モータ23に通電して振動を加えながらスネア29に高周波を通電することで、下部組織である筋層113及び漿膜114を振るい落とすようにしながら巻き込まずに切除する。これにより、消化管壁の穿孔を防ぐことが可能となる。
内視鏡キャップ60を取付けた側視鏡70を用いた内視鏡的バルーン拡張術(EPBD)により総胆管122中の総胆管結石123を除石する場合には、まず、十二指腸121内に内視鏡キャップ60を取付けた側視鏡70を挿入し、次いで、側視鏡70のチャンネルを挿通して側視鏡70の側面に設けられた導出孔72(図5参照)から導出され、更に処置具挿通孔62を挿通したバルーンカテーテル(処置具の一例)101を、先端に取付けたバルーン102を収縮した状態で総胆管122の深部へ挿入する。次いで、偏心モータ63(図5参照)に通電して、振動片61(図5参照)を偏心モータ63と共に振動させることにより、バルーンカテーテル101を振動させて、総胆管結石123を総胆管122の下流に集積させる。その後、バルーン102を膨らませて、バルーンカテーテル101を抜去して総胆管結石123を排石する。これにより、遺残結石を残さない効率的な総胆管結石除石術が可能となる。
Claims (9)
- 内視鏡の挿入部の側面に取付けられ、該挿入部の先側に該挿入部と平行に配置され、処置具挿通路が内側に形成された処置具挿通用チューブにおいて、
前記処置具挿通路の途中に設けられた収納部と、
マウント上に配設され、前記収納部の内部に収納された振動子とを有し、
前記振動子は、通電により振動して、該振動により、前記処置具挿通路に挿通して前方に導出された処置具を該挿入部の長手方向と直交する方向に振動させ、
しかも、前記収納部の内部には、前記マウントの周囲に、前記振動子から該収納部に伝達される振動を吸収するための第1の振動吸収部材が配置され、前記収納部に隣接する前記処置具挿通路には、前記処置具及び前記収納部から前記挿入部に伝達される振動を吸収するための第2の振動吸収部材が配置されていることを特徴とする処置具挿通用チューブ。 - 請求項1記載の処置具挿通用チューブにおいて、前記振動子が、偏心モータ、圧電素子、電歪素子、及び磁歪素子のいずれか1であることを特徴とする処置具挿通用チューブ。
- 請求項1又は2記載の処置具挿通用チューブにおいて、前記振動子の振動数が30Hz〜100kHzであることを特徴とする処置具挿通用チューブ。
- 先端部から突出する処置具が挿通される処置具挿通路を有する内視鏡の挿入部の先側に固定され、先部が円筒状の開口の内部に粘膜基部を吸引してポリープ状にした該粘膜基部を切断する粘膜切除術に用いる内視鏡フードにおいて、
内視鏡フード本体の外側に設けられた収納部と、
該収納部に収納され、通電により振動する振動子と、
前記振動子と連接された振動片とを有し、
前記振動片には、前記処理具挿通路と直線的な同心を維持する処置具挿通孔が設けられ、前記振動片は、前記振動子と共に振動して、前記処置具挿通孔に挿通した前記処置具を、該挿入部の長手方向と直交する方向に振動させ、
しかも、前記収納部の内部には、前記振動子から前記収納部に伝達される振動を吸収するための振動吸収部材が配置され、前記振動子の振動が前記収納部を介して前記挿入部に伝達されるのを防止することを特徴とする内視鏡フード。 - 請求項4記載の内視鏡フードにおいて、前記振動子が、偏心モータ、圧電素子、電歪素子、及び磁歪素子のいずれか1であることを特徴とする内視鏡フード。
- 請求項4又は5記載の内視鏡フードにおいて、前記振動子の振動数が30Hz〜100kHzであることを特徴とする内視鏡フード。
- 挿入部の内側に形成され、該挿入部の側面に導出孔を備える処置具挿通路を有する側視鏡に取付ける内視鏡キャップにおいて、
収納部に収納され、通電により振動する振動子と、
前記振動子と連接された振動片とを有し、
前記振動片には、前記導出孔と同軸的な処置具挿通孔が設けられ、前記振動片は、前記振動子と共に振動して、前記処置具挿通路に挿通し、該導出孔から前方に導出され前記処置具挿通孔に挿通した処置具を振動させ、
しかも、前記収納部の内部には、前記振動子から前記収納部に伝達される振動を吸収するための振動吸収部材が配置され、前記振動子の振動が前記収納部を介して前記挿入部に伝達されるのを防止することを特徴とする内視鏡キャップ。 - 請求項7記載の内視鏡キャップにおいて、前記振動子が、偏心モータ、圧電素子、電歪素子、及び磁歪素子のいずれか1であることを特徴とする内視鏡キャップ。
- 請求項7又は8記載の内視鏡キャップにおいて、前記振動子の振動数が30Hz〜100kHzであることを特徴とする内視鏡キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012151686A JP5602798B2 (ja) | 2006-08-05 | 2012-07-05 | 処置具挿通用チューブ、内視鏡フード及び内視鏡キャップ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006236656 | 2006-08-05 | ||
JP2006236656 | 2006-08-05 | ||
JP2012151686A JP5602798B2 (ja) | 2006-08-05 | 2012-07-05 | 処置具挿通用チューブ、内視鏡フード及び内視鏡キャップ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007204642A Division JP5072021B2 (ja) | 2006-08-05 | 2007-08-06 | 内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012223590A JP2012223590A (ja) | 2012-11-15 |
JP5602798B2 true JP5602798B2 (ja) | 2014-10-08 |
Family
ID=47274414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012151686A Expired - Fee Related JP5602798B2 (ja) | 2006-08-05 | 2012-07-05 | 処置具挿通用チューブ、内視鏡フード及び内視鏡キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5602798B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9808146B2 (en) | 2011-12-02 | 2017-11-07 | Interscope, Inc. | Endoscopic tool for debriding and removing polyps |
JP6392982B2 (ja) * | 2014-09-30 | 2018-09-19 | インタースコープ, インク.Interscope, Inc. | 内視鏡の挿入可能な部分内に配置されたトルク発生要素またはトルク送出要素を含む内視鏡および内視鏡に挿入可能な外科用切断アセンブリ |
KR101640756B1 (ko) * | 2014-10-28 | 2016-07-19 | 이종찬 | 전동 드릴 장착용 내시경 캡 |
WO2019099172A1 (en) * | 2017-11-15 | 2019-05-23 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Automated method of removing clog within lumen for debris removal |
CN111493973B (zh) * | 2020-04-26 | 2021-04-23 | 北京纳米能源与系统研究所 | 一种微型磁控机器人、内芯及薄膜的制备方法、组装方法 |
CN114903409A (zh) | 2022-05-06 | 2022-08-16 | 深圳市罗伯医疗科技有限公司 | 内镜适配器及内镜手术辅助器械 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2524600B2 (ja) * | 1986-09-16 | 1996-08-14 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡装置 |
JPH01160523A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-23 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JPH09323174A (ja) * | 1996-04-05 | 1997-12-16 | Olympus Optical Co Ltd | 部材の接合方法及び接合された部材並びに接合された部 材の分解方法 |
JP3017451B2 (ja) * | 1996-11-11 | 2000-03-06 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡用フード |
JP2000037348A (ja) * | 1998-07-21 | 2000-02-08 | Olympus Optical Co Ltd | 処置用内視鏡 |
JP2003236019A (ja) * | 2002-02-20 | 2003-08-26 | Mizuno Corp | 振動吸収部材 |
JP2006062017A (ja) * | 2004-08-26 | 2006-03-09 | Honda Motor Co Ltd | 加振装置 |
JP2007136044A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Fujinon Corp | 内視鏡の処置具起立装置 |
-
2012
- 2012-07-05 JP JP2012151686A patent/JP5602798B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012223590A (ja) | 2012-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5356442B2 (ja) | 超音波処置装置 | |
JP5602798B2 (ja) | 処置具挿通用チューブ、内視鏡フード及び内視鏡キャップ | |
EP0659387B1 (en) | Ultrasonic diagnosis and therapy system in which focusing point of therapeutic ultrasonic wave is locked at predetermined position within observation ultrasonic scanning range | |
JP4128496B2 (ja) | 超音波処置装置 | |
JP5235706B2 (ja) | 処置用内視鏡 | |
JP3594278B2 (ja) | 体腔内超音波プローブ装置 | |
CN109640784B (zh) | 内窥镜和内窥镜系统 | |
CN101574268B (zh) | 超声波探测器用罩和超声波探测器 | |
JP2018138115A (ja) | 内視鏡 | |
CN104434264A (zh) | 医疗用液体喷射装置 | |
JP2009189496A (ja) | 内視鏡装置、内視鏡の観察窓表面に付着した汚れ及び曇りを除去する内視鏡装置の制御方法。 | |
JP5072021B2 (ja) | 内視鏡 | |
JPH11276489A (ja) | 超音波内視鏡 | |
JP3938710B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP5006591B2 (ja) | 超音波内視鏡 | |
JP4864603B2 (ja) | 超音波内視鏡 | |
JP3927204B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP4390501B2 (ja) | 内視鏡用高周波切開具 | |
JP4217334B2 (ja) | 内視鏡治療装置及びその高周波処置具 | |
JP2005118295A (ja) | 外科用切除装置および外科用処置システム | |
JP3504396B2 (ja) | 超音波内視鏡 | |
JPH11128233A (ja) | 組織穿刺針 | |
JP4216960B2 (ja) | 超音波吸引装置 | |
JP3791902B2 (ja) | 内視鏡 | |
US20240130788A1 (en) | Medical devices with protected light conductors |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20120723 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140128 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140324 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140722 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140820 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5602798 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |