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JP5675774B2 - マルチメディアブロードキャスト転送システムおよび方法 - Google Patents

マルチメディアブロードキャスト転送システムおよび方法 Download PDF

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Description

本開示は、ワイヤレス通信に関する。より詳細には、本開示は、適応プロトコルを使用してリアルタイム通信を送受信する方法およびシステムに関する。
携帯電話機技術の進化は、伝統的な電話機にはほとんど関係ないが、現在はほとんどのセルラ電話機の標準コンポーネントと考えられている多数の進歩を産んだ。たとえば、現代のセルラ電話機は、テキストメッセージの送信および受信と、インターネットへのアクセスと、マルチメディアファイルの表示とが可能である。
セルラ電話機(および類似する対応デバイス)に現在使用できる一特定のサービスが、音楽と、映画と、ミュージックビデオと、テレビジョン番組とをワイヤレスで受信し、再生する能力である。これらのサービスのコンテンツは、通常、Qualcomm社のMediaFLO(登録商標)システムなど、特殊な大容量のDigital Video Broadcasting(DVB)/Forward Link Only(FLO)ワイヤレスネットワーク上で送られる。
DVBは、同時に数百万のワイヤレス加入者への同一のマルチメディアコンテンツの効率的で経済的な配布を可能にする技術である。DVB技術は、メディアの配信に関連するコストの削減を可能にすることができ、より典型的にセルラ音声サービスとセルラデータサービスとに関連するモバイルハンドセット上でコンテンツのチャネルをユーザが「サーフィン」することを可能にすることができる。
動作時に、DVBネットワークは、通常、さまざまなメディアストリームをフォーマットし、バンドルし、暗号化し、次に、ある形の誤り検出および訂正方式を適用して、送信中に生成される誤りを減ずる。送信され、その後に受信された後に、DVBマルチメディアストリームを、再生の前に、誤りについて訂正し(可能な範囲で)、アンバンドルし、暗号化解除することができる。
残念ながら、セルラ電話機の実用的限界は、必ず消費者享楽の助けになるわけではない。たとえば、セルラ電話機は、入手可能なDVBコンテンツを十分に活用するためのビデオ解像度またはオーディオ性能を有しない場合がある。したがって、DVBメディアシステムの望ましさを拡張できる新技術を開発することが望ましい可能性がある。
ワイヤレス通信デバイスが、1つまたは複数の受信装置に、ブロードキャストメディアなどのメディアを配布するために使用される。少なくとも第1のメディアストリームを含む第1のワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号が受信される。個々のメディアストリームが、受信されたマルチメディアブロードキャスト信号から抽出される。個々のメディアストリームのうちの1つまたは複数が、1つまたは複数のワイヤレス送信信号を使用して、受信装置に同時に送信される。送信は、送信回路網と各受信装置との間の各ワイヤレスチャネルの転送リンクデータ容量に基づいて、少なくとも1つのワイヤレス送信信号タイプを使用して、少なくとも1つの受信装置に第1のメディアストリームを送信するために、たとえば判断回路網によって制御される。
本開示の特徴と性質とは、添付図面に関連して解釈されるときに下に示された詳細な説明からより明白になり、添付図面では、参照符号が、対応する項目を識別する。
図1は、セルラ通信とForward Link Only(FLO)メディア配信との両方が可能な例示的な通信システムを描く。 図2は、さまざまな通信チャネルを介して他のデバイスにメディア信号を転送する図1のセルラ電話機を描く。 図3は、マルチメディアのブロードキャストおよび受信のトップレベル動作を示す図である。 図4は、図2の例示的なセルラ電話機の詳細を示す。 図5は、図4の中央処理システムの詳細を示す。 図6は、図4の中央処理システムのさらなる詳細を示す。 図7は、図2の例示的な受信デバイスの詳細を示す。 図8は、図7の中央処理システムの詳細を示す。 図9は、開示される方法とシステムとの複数の例示的動作の概要を示すフローチャートを描く。 図10は、開示される方法とシステムとの複数の例示的動作の概要を示すフローチャートを描く。 図11Aは、実施形態の特定の組による差動外側符号化(differential outer−coding)シーケンスを受けるデータのストリームのあるステージを描く。 図11Bは、実施形態の特定の組による差動外側符号化シーケンスを受けるデータのストリームのあるステージを描く。 図11Cは、実施形態の特定の組による差動外側符号化シーケンスを受けるデータのストリームのあるステージを描く。 図12Aは、実施形態の特定の組による第2の差動外側符号化シーケンスを受けるデータのストリームのあるステージを描く。 図12Bは、実施形態の特定の組による第2の差動外側符号化シーケンスを受けるデータのストリームのあるステージを示描く。 図13は、開示される方法およびシステムの複数の第2の例示的動作の概要を示すフローチャートを描く。 図14は、ブロードキャスト転送デバイスによって使用されるエネルギ使用制御を描く図である。
概要
開示される方法およびシステムは、全般的に、ならびに特定の例および/または特定の実施形態に関して下で説明する場合がある。詳細な例および/または実施形態への言及が行われる場合には、説明される基礎になる原理のいずれもが、単一の実施形態に限定されてはならず、そうではないと特に述べられない限り、当業者によって理解されるように、本明細書で説明される他の方法とシステムとのうちのいずれであれ、それと共に使用するために拡張され得ることを了解されたい。
マルチメディアブロードキャスト送信は、さまざまなプロトコルのいずれかに従うことができるマルチメディアブロードキャスト信号を用いて達成される。そのようなプロトコルの例は、Forward Link Only(FLO)、DVB−H、DVB−SH、ATSC M/H、DVB−T、ISDB−T、およびS−DMB信号を含む。したがって、ブロードキャスト信号は、プロトコルのそのグループからまたは現在または将来の使用中であることができる他のプロトコルから選択された1つまたは複数の信号を含む。これらの信号プロトコルを、TV放送信号として使用することができる。
各ストリームは、異なるTVチャネルなどの異なるメディアブロードキャストとすることができる。ブロードキャスト信号は、受信される、多数のそのようなストリーム(多数のTVチャネル)を含む。この情報の取出は、任意の要求されたストリームを抽出できるかストリームのサブセットから任意のストリームを抽出できる、抽出回路網を利用する。送信回路網は、クライアントによって必要とされるストリームを転送する。
マルチキャスト機能を、次のホップ内で実行することができ、この次のホップは、マルチメディアブロードキャストを他のクライアントに転送することを可能にする。マルチキャストする多数の形があり、マルチキャスト技法の選択は、特定のデバイス能力と特定の環境とに依存する。たとえば、自動車の後ろの座席の2人の人がNBCの番組を見たい場合に、かつ、各そのような人が彼ら自身のパーソナルワイヤレスディスプレイを有する場合に、この2つのディスプレイは、一緒に1つのマルチキャストグループを形成する。今、運転手の隣の乗客が、CNN(すなわち、異なるブロードキャスト)を見ることを望む可能性があり、それは、1つのクライアントだけを有する異なるマルチキャストグループである。この例では、デバイスは、2つまでのストリームすなわち、運転手の隣の乗客のためのディスプレイにCNNを、後ろの座席のディスプレイにNBCを供給する。
したがって、第1のデバイスでのブロードキャスト受信は、近くのクライアントにブロードキャストを転送するために使用されるマルチキャストとは別個である。また、転送は、受信することができる1つのクライアントだけがある場合にはマルチキャストでない場合があり、その場合には、単一のストリームが1つのクライアントに転送される。
説明のために、本開示は、セルラ電話機での実施態様の例を提供するが、下で開示される方法とシステムとを、携帯電話機、PDA、およびラップトップPC、ならびに任意の個数の特別に装備した/変更された音楽プレイヤ(たとえば、変更されたApple社のiPOD(登録商標))、ビデオプレイヤ、マルチメディアプレイヤ、テレビジョン(固定、ポータブル、および/または車載)、電子ゲームシステム、ディジタルカメラ、およびビデオカムコーダを含む、モバイルシステムと非モバイルシステムとの両方に関するものとすることができることを了解されたい。
また、本開示において、Forward Link Only(FLO)システムを、メディアストリームを再生できる適切に使用可能にされたセルラ電話機などのエンドデバイスに、バンドルされたメディアをトランスポートするために使用される、あるタイプのDigital Video Broadcasting(DVB)システムとして特徴を表すことができる。FLOシステムおよび他のDVBシステムについて、メディア配信を、光ディスクのさまざまなセクタを再読み取りするようにすることができるDVDプレイヤ上またはTCP/IPプロトコルを使用するシステム上で一般に行われるようにエンドデバイスによって不成功に受信されるデータのパケットを再送信することの利益なしで行うことができる。
包括的なDVDメディア配信システムが説明の単純さのために本明細書で説明されるが、本方法および本システムは、欧州のDVB−H標準規格、日本のISDB−T標準規格、韓国のdigital audio broadcasting(DAB)ベースのTerrestrial−DMB標準規格およびSatellite−DMB標準規格、中国のDTV−M標準規格、Terrestrial−Mobile Multimedia Broadcasting(T−MMB)標準規格、およびSatellite and terrestrial interaction multimedia(STiMi)標準規格、Advanced Television Systems Committee(ATSC)標準規格(1つまたは複数)、third generation partnership projectのMultimedia Broadcast/Multicast Services(3GPP MBMS)、またはBroadcast/Multicast Service(3GPP2 BCMCS)標準規格を含む、実施されているか開発のさまざまな段階にあるかのいずれかである任意の個数のDVB標準規格に適用されることができる。さらに、本方法および本システムは、米国カリフォルニア州サンディエゴのQualcomm,Inc.社によって提案されたMediaFLO(登録商標)標準規格など、これから現れる標準規格に適用されることができる。
マルチメディア技術の将来の開発が、将来にマルチメディアブロードキャストを達成するための異なるプロトコルの使用をもたらすと予想される。本明細書で説明される技法は、そのような将来のマルチメディアブロードキャストプロトコルを実施するために有用であると期待される。
一連の構成で、ロバスト通信を提供するための方法は、1組の使用可能な送信回路網および受信装置の間で使用されるワイヤレス通信標準規格と、送信回路網と受信装置との間のワイヤレスチャネルのデータ転送容量と、受信装置の少なくとも1つの物理的特性に関する受信装置によって提供される情報とのうちの少なくとも1つに基づいて複数の使用可能なメディア符号化方式からメディア符号化方式を選択することと、データのメディア符号化されたストリームを作るために選択されたメディア符号化方式を使用してデータの第1のストリームを符号化することと、データのメディア符号化されたストリームを受信装置に送信することとを含む。
別の一連の構成では、ロバスト通信を提供するための通信装置は、データのメディア符号化されたストリームを作るために複数の使用可能なメディア符号化方式のうちの1つを使用してデータの第1のストリームをメディア符号化するための符号化手段と、データのメディア符号化されたストリームを受信装置にワイヤレスで送信するための送信手段と、送信回路網と受信装置との間で使用されるワイヤレス通信標準規格と送信回路網と受信装置との間のワイヤレスチャネルのデータ転送容量と受信装置の物理的特性に関する受信装置によって提供される情報とのうちの少なくとも1つに基づいてデータのメディア符号化されたストリームのためのメディア符号化を自動的に選択するための第1の選択手段とを含む。
もう1つの一連の構成では、Forward Link Only(FLO)メディアストリームを受信する通信ブリッジと受信装置との間のロバスト通信を提供するための方法は、受信装置からの1組の第1の情報を受信装置から受信することと、DVB/FLOメディアストリームからデータの第1のストリームを抽出することと、受信装置から受信された第1の情報に基づいて複数の使用可能なメディア符号化方式のうちの1つを使用するために第1のストリームを符号化することと、受信装置にデータのメディア符号化されたストリームを送信することとを含む。
もう1つの一連の構成では、ロバスト通信を提供するための通信装置は、ワイヤレスチャネルを介してマルチメディアデータのストリームを受信するように構成された受信回路であって、マルチメディアデータは少なくとも1つのメディア符号化方式に従って符号化される、受信回路と、マルチメディアデータの出力ストリームを作るために複数のメディア符号化方式のうちのいずれかに従って受信されたマルチメディアデータストリームを復号するように構成されたメディア復号回路と、マルチメディアデータのストリーム内にカプセル化された情報に基づいてメディア復号回路のために1つまたは複数のメディア符号化方式を選択するように構成された選択回路と、マルチメディアデータの出力ストリームのマルチメディアデータの少なくとも一部を表示することのできるディスプレイスクリーンとを含む。
もう1つの一連の構成では、ロバスト通信を提供するための方法は、ワイヤレスチャネルを使用して少なくとも1つのメディア符号化方式に従って符号化されたマルチメディアデータのストリームを受信することと、マルチメディアデータの出力ストリームを作るために、マルチメディアデータのストリームを受信するために使用されるワイヤレス通信標準規格とマルチメディアデータのストリームを受信するために使用されるワイヤレスチャネルのデータ転送容量とのうちの少なくとも1つに基づいて受信されたマルチメディアデータストリームを復号することと、マルチメディアデータの出力ストリームのマルチメディアデータの少なくとも一部を表示することとを含む。
もう1つの一連の構成では、ロバスト通信を提供するための通信装置は、ワイヤレスチャネルを介してマルチメディアデータのストリームを受信するための受信手段であって、マルチメディアデータは少なくとも1つのメディア符号化方式に従って符号化される、受信手段と、マルチメディアデータの出力ストリームを作るために複数のメディア符号化方式のいずれかに従って受信されたマルチメディアデータストリームを復号するためのメディア復号手段と、マルチメディアデータのストリーム内にカプセル化された情報に基づいてメディア復号手段のために1つまたは複数のメディア符号化方式を選択するための選択手段と、マルチメディアデータの出力ストリームのマルチメディアデータの少なくとも一部を表示することのできるディスプレイ手段とを含む。
もう1つの一連の構成では、ロバスト通信を提供するための方法は、1組の使用可能な送信回路網および受信装置の間で使用されるワイヤレス通信標準規格と送信回路網および受信装置の間のワイヤレスチャネルのデータ転送容量と受信装置の少なくとも1つの物理的特性に関する受信装置によって提供される情報とのうちの少なくとも1つに基づいて複数の使用可能なメディア符号化方式からメディア符号化方式を選択することと、データのメディア符号化されたストリームを作るために選択されたメディア符号化方式を使用してデータの第1のストリームを符号化することと、受信装置にデータのメディア符号化されたストリームを送信することとを含む。
もう1つの一連の構成では、ロバスト通信を提供するための通信装置は、データのメディア符号化されたストリームを作るために複数の使用可能なメディア符号化方式のうちの1つを使用してデータの第1のストリームをメディア符号化するための符号化手段と、受信装置にメディア符号化されたストリームをワイヤレスで送信するための送信手段と、送信回路網および受信装置の間で使用されるワイヤレス通信標準規格と送信回路網および受信装置の間のワイヤレスチャネルのデータ転送容量と受信装置の物理的特性に関する受信装置によって提供される情報とのうちの少なくとも1つに基づいてデータのメディア符号化されたストリームのためのメディア符号化を自動的に選択するための第1の選択手段とを含む。
もう1つの一連の構成では、Forward Link Only(FLO)メディアストリームを受信する通信ブリッジと受信装置との間でロバスト通信を提供するための方法は、受信装置からの1組の第1の情報を受信装置から受信することと、DVB/FLOメディアストリームからデータの第1のストリームを抽出することと、受信装置から受信された第1の情報に基づいて複数の使用可能なメディア符号化方式のうちの1つを使用するために第1のストリームを符号化することと、受信装置にデータのメディア符号化されたストリームを送信することとを含む。
もう1つの一連の構成では、ロバスト通信を提供するための通信装置は、ワイヤレスチャネルを介してマルチメディアデータのストリームを受信するように構成された受信回路であって、マルチメディアデータは少なくとも1つのメディア符号化方式に従って符号化される、受信回路と、マルチメディアデータの出力ストリームを作るために複数のメディア符号化方式のうちのいずれかに従って受信されたマルチメディアデータストリームを復号するように構成されたメディア復号回路と、マルチメディアデータのストリーム内にカプセル化された情報に基づいてメディア復号回路のために1つまたは複数のメディア符号化方式を選択するように構成された選択回路と、マルチメディアデータの出力ストリームのマルチメディアデータの少なくとも一部を表示することのできるディスプレイスクリーンとを含む。
もう1つの一連の構成では、ロバスト通信を提供するための方法は、ワイヤレスチャネルを使用して少なくとも1つのメディア符号化方式に従って符号化されたマルチメディアデータのストリームを受信することと、マルチメディアデータの出力ストリームを作るために、マルチメディアデータのストリームを受信するために使用されたワイヤレス通信標準規格とマルチメディアデータのストリームを受信するために使用されたワイヤレスチャネルのデータ転送容量とのうちの少なくとも1つに基づいて受信されたマルチメディアデータストリームを復号することと、マルチメディアデータの出力ストリームのマルチメディアデータの少なくとも一部を表示することとを含む。
もう1つの一連の構成では、ロバスト通信を提供するための通信装置は、ワイヤレスチャネルを介してマルチメディアデータのストリームを受信するための受信手段であって、マルチメディアデータは少なくとも1つのメディア符号化方式に従って符号化される、受信手段と、マルチメディアデータの出力ストリームを作るために複数のメディア符号化方式のうちのいずれかに従って受信されたマルチメディアデータストリームを復号するためのメディア復号手段と、マルチメディアデータのストリーム内にカプセル化された情報に基づいてメディア復号手段のために1つまたは複数のメディア符号化方式を選択するための選択手段と、マルチメディアデータの出力ストリームのマルチメディアデータの少なくとも一部を表示することのできるディスプレイ手段とを含む。
DVB/FLOメディア配信システム
図1に、セルラ通信とDVB/FLOメディア配信との両方が可能な例示的な通信システム100を示す。図1に示されているように、例示的な通信システム100は、セルラ電話機または類似するワイヤレスデバイスとすることができる第1のワイヤレスユニット150を含む。第1のワイヤレスユニット150は、(1)DVB/FLOメディア配信システム102と(2)セルラ通信システム104とを含む2つの通信システムによってサービスされる。
例示的なDVB/FLOメディア配信システム102は、地上ベースのデータソース110と、第1の衛星120と、第1の地上ベースのDVB/FLO受信器130と、第1のワイヤレスユニット150とのワイヤレスリンク142を確立するローカルDVB/FLO送信アクセスポイント140とを含む。
例示的なセルラ通信システム104は、他のセルラアクセスポイント(図示せず)のより拡張的なネットワークにバックホール接続(やはり図示せず)を介して接続された、第1のワイヤレスユニット150とのワイヤレスリンク162を確立する、ローカルセルラアクセスポイント160を含む。
動作時に、テレビジョン番組、ラジオ番組、および映画などのさまざまなメディアストリームを、地上ベースのデータソース110でまたは地上ベースのデータソース110と連絡する別のシステムによってのいずれかで、特定のDVB標準規格に必要または有益とわかる可能性があるように、適当にフォーマットし、圧縮し、バンドルし、誤り符号化することができる。その後、地上ベースのデータソース110は、ワイヤレスチャネル112を介して第1の衛星120に結果のDVB/FLOコンテンツを送信することができる。順番に、第1の衛星120は、ワイヤレスチャネル122を介して地上ベースのDVB/FLO受信器130を含む複数の他のデバイスに、受信されたDVB/FLOコンテンツを再ブロードキャストすることができる。その後、地上ベースのDVB/FLO受信器130は、DVB/FLO送信アクセスポイント140にそのDVB/FLOコンテンツを供給することができ、DVB/FLO送信アクセスポイント140は、順番に第1のワイヤレスユニット150と他のデバイスとにそのDVB/FLOコンテンツを再ブロードキャストすることができる。
第1のワイヤレスユニット150によって受信された後に、下でさらに説明するように、DVB/FLOコンテンツに埋め込まれたさまざまなメディアストリームを、複数の新規のプロセスを使用して、ワイヤレスユニット150によって再生するために、かつ/または任意の個数の他のデバイスに有利に転送するために、抽出することができる。
図1の例は、それぞれメディア配信とセルラサービスとの両方のための単一のそれぞれのデータ経路だけを示すが、DVB/FLOメディア配信システム102とセルラ通信システム104との両方の実用的な/展開される構成が、各システムが複数のDVB/FLOアクセスポイントと、複数の中間衛星チャネルと、おそらくは直接衛星フィードとを有する、冗長システムを含むことができることを了解されたい。
たとえば、例示的なセルラ通信システム104は、第1のセルラアクセスポイントがセルラ電話機にペイロードデータを送信し、2つの他のセルラアクセスポイントが第1のワイヤレスユニット150からペイロードデータを受信する、第1のワイヤレスユニット150と能動的に通信する4つまたは5つのセルラアクセスポイントを含むことができる。同様に、例示的なDVB/FLOメディア配信システム102を、それぞれが衛星120からメディアコンテンツを受信し、オーバーラップする地理領域上でそのメディアコンテンツを再ブロードキャストする複数のDVB/FLO送信アクセスポイントによって補完することができ、冗長な情報を、別々のDVB/FLO対応衛星から直接に第1のワイヤレスユニット150に別々に供給することができる。
DVB/FLOコンテンツ配布の手段を考慮して、特に許容できる消費者享楽に必要である可能性がある高データレートと厄介なリアルタイム処理とを踏まえて、可能な数百万個の受信デバイスのいずれかによる誤りのある受信に基づくDVB/FLOコンテンツの任意の部分の再送信が、非実用的である可能性があることを了解されたい。
上で述べたように、第1のワイヤレスユニット150によって受信されるDVB/FLOコンテンツは、新規の方法の配列において他のデバイスに有利に転送することができる。図2に、セルラ電話機210とパーソナルコンピュータ220および230とを含む複数の受信デバイスにメディアコンテンツを転送する、図1の第1のワイヤレスユニット150を示す。図2に示されているように、さまざまな通信チャネルは、Ultra−Wide Band(UWB)チャネル、Bluetooth(登録商標)チャネル、802.22チャネル、赤外線(IR)チャネル、ならびにUniversal Serial Bus(USB)および/またはFirewire(たとえば、IEEE 1394)チャネルを含めて、第1のワイヤレスユニット150と受信デバイス210、220、および230とを接続することができる。しかしながら、そのような通信チャネルが、ZigBee(登録商標)(802.15)チャネル、ATSCチャネル、Wibreeチャネル、Wireless HDチャネル、Wireless USBチャネルなどを含む任意の個数の他の形をとることができることを了解されたい。
さらに、例示的な受信デバイス210と220と230とは、セルラ電話機210とパーソナルコンピュータ220および230として図示されているが、さまざまな実施形態で、受信デバイスは、携帯電話機、PDA、PC、特別に装備した/変更された音楽プレイヤ、ビデオプレイヤ、マルチメディアプレイヤ、テレビジョン、電子ゲームシステム、ディジタルカメラ、ビデオカムコーダ、その他などの任意の個数のデバイスを含むための形態において変動することができる。
動作時に、DVB/FLOコンテンツが、ワイヤレスチャネル142を介して第1のワイヤレスユニット150によって受信される時に、第1のワイヤレスユニット150は、そのDVB/FLOコンテンツに埋め込まれた任意の特定のメディアストリームを直接に再生することができ、かつ/あるいは1つまたは複数のメディアストリーム(またはDVB/FLOストリーム全体さえ)をデバイス210と220と230とのうちのいずれかまたはすべてに転送することができる。
複数の構成で、DVB/FLOコンテンツを転送するチャネルを、最高のデータ転送容量を有する基礎になる技術に基づいて自動的に選択することができる。たとえば、第1のワイヤレスユニット150が、UWBチャネル(≦2Gビット毎秒)と、Bluetoothチャネル(≦2.1Mビット毎秒)と、802.11チャネル(≦54Mビット毎秒)とを使用して受信デバイス210と連絡している場合に、第1のワイヤレスユニット150は、その相対的に高いデータ転送容量に起因して、DVB/FLOコンテンツを転送するためにUWBチャネルを選択することができる。
同様に、第1のワイヤレスユニット150が、受信デバイス210と220との両方にDBV/FLOコンテンツを送信することを要求される場合に、第1のワイヤレスユニット15は、デバイス220のためにBluetoothチャネルを選択しながらDVB/FLOコンテンツをデバイス210に転送するためにUWBチャネルを選択することができ、あるいは、おそらくは、両方の受信デバイス210と220とのためにBluetoothチャネルを使用することを選ぶことができる。すなわち、第1のワイヤレスユニット150は、受信デバイス210と220とのそれぞれへの別々のデータチャネルを選択することができ、あるいは、DVB/LOコンテンツを転送するために最大のデータ容量を有する共通のワイヤレスチャネルを選択することができる。
他の構成では、DVB/FLOコンテンツ転送チャネルを、選好の所定のリストに基づいて(またはこれに加えて)判定することができる。たとえば、上の例を考慮すると、第1のワイヤレスユニット150が、UWBチャネルとBluetoothチャネルと802.11チャネルとを使用して受信デバイス210と連絡している場合に、第1のワイヤレスユニット150は、選好のリストがBluetoothチャネルに関するある選好を示す場合、あるいは、そうではなく、UWBチャネルがDVB/FLOコンテンツを受信するために決して使用されるべきではないことを示す場合に、Bluetoothチャネルを選択することができる。特定の受信デバイス210、220、または230に関する選好のそのようなリストが、第1のワイヤレスユニット150内またはそれぞれの受信デバイス210、220、もしくは230内のいずれかに存在できることに留意されたい。
DVB/FLOコンテンツが第1のワイヤレスユニット150によって受信され、受信デバイス210と220と230とに転送される時には、デバイス210と220と230とに対する相対的な第1のワイヤレスユニット150の近接、特定の有線インターフェースとワイヤレスインターフェースとの可用性、マルチパス問題、同一チャネル干渉、ならびに雑音などのローカル条件が、各チャネルの品質、たとえばデータ転送容量に影響する場合があることを了解されたい。
したがって、さまざまな構成で、第1のワイヤレスユニット150から受信デバイス210と220と230とのいずれかへのワイヤレス転送するチャネルを、さまざまな使用可能なチャネルのデータ容量に全体的にまたは部分的に基づいて選択することができる。たとえば、図2をもう一度参照すると、使用可能なUWBデータ送信容量が、第1のワイヤレスユニット150から受信デバイス210と220との両方への外部干渉に起因して深刻に損なわれ、Bluetoothデータ送信容量が、距離(すなわち、低い信号強度)に起因して受信デバイス210に対して10Mビット毎秒までに制限される場合には、第1のワイヤレスユニット150は、受信デバイス210と220との一方または両方にDVB/FLOコンテンツを転送するために802.11チャネルを選択することができる。
DVB/FLOコンテンツ転送のための初期ワイヤレスチャネル選択を行うことに加えて、第1のワイヤレスユニット150は、複数の構成で、状況が変化する時にワイヤレスチャネルを動的に変更することができる。たとえば、第1のワイヤレスユニット150が、802.11チャネルを使用して受信デバイス210と220とにDVB/FLOコンテンツを転送しつつあり、なんらかの理由でその802.11チャネルの品質または使用可能なデータ転送容量があるしきい値を超えて劣化すると仮定すると、第1のワイヤレスユニット150は、残りのワイヤレスチャネルのどれであれ、ある点で最高の性能(たとえば、最大の使用可能データ転送容量または最低のチャネルビット誤り率)を明らかに提供するチャネル、または、リソース割当の問題を伴う状況もしくは特定の妥協を表すワイヤレスチャネルが必要もしくは望ましいことをいくつかの組のメトリックが示す場合など、いくつかの組の状況の下である他の利益を他の形で提供するワイヤレスチャネルを使用するために再構成することができる。
動的プロトコルハンドオフとマルチキャスティングの使用とに加えて、第1のワイヤレスユニット150が、受信デバイス210、220および230との通信を改善しまたは最適化するためにさまざまな他のオプションのプロセスを使用できることを了解されたい。たとえば、第1のワイヤレスユニット150は、MPEG−2、MPEG−4、ATSC、およびnetwork abstraction layer(NAL)メディア標準規格などのメディアフォーマッティング標準規格の間で切り替え、かつ/または「情報消失」の異なる量を使用でき、おそらくはピクチャ品質に影響することのできる、特定のビデオ標準規格、たとえばMPEG−2の、圧縮の異なるレベルおよび/もしくは情報消失の異なるレベルを使用することができる。
さらに、複数の構成で、第1のワイヤレスユニット150は、特定のワイヤレスチャネルの品質などのさまざまな外部条件に伴って変化することのできる異なるタイプの内部符号化方式および外部符号化方式を含む、さまざまな異なる誤り符号化方式を使用して受信デバイス210、220および230と通信することができる。
さまざまな構成に組み込むことができる第1のワイヤレスユニット150の他の態様は、暗号化を変更し、メディアのさまざまなストリームに関連付けることができるディジタル権利と一貫するセッション鍵を提供する、第1のワイヤレスユニット150の能力を含む。たとえば、第1のワイヤレスユニット150は、下で「動的外部符号化(dynamic outer−coding)」と呼ばれるものを使用して受信デバイス210、220および230と通信することができ、この動的外部符号化によって、転送されるデータの外部符号化を、変化する条件の関数として動的に変更することができる。たとえば、ある種の状況で、送信されるメディアストリームを搬送するワイヤレスチャネルの信号対雑音比が高まる場合、送信されるメディアストリームの外部符号化のロバスト性を高めることが望ましい場合がある。したがって、より多くのロバスト性外部符号化がよりよく対処できるワイヤレスチャネルの高められた誤り率に対する増加を与える。
さらに、第1のワイヤレスユニット150は、下で「差動外部符号化」と呼ばれるものを使用して受信デバイス210、220および230と通信することができ、この差動外部符号化によって、転送されるデータの外部符号化を、データ優先順位の関数として差動式に変更することができる。すなわち、メディアストリームの選択された部分のための外部符号化のロバスト性を別の部分に対して相対的に増やすことが、ある種の状況で望ましい場合がある。たとえば、ビデオデータのストリームについて、MPEG Pフレームに対して3/4リードソロモン外部符号化方式を使用しながらMPEG Iフレームに対して1/2リードソロモン外部符号化方式を使用すること、またはそうではなく色情報に関して輝度情報に対して相対的によりロバストな外部符号化方式を使用すること、またはおそらくは空間的にピクチャのエッジに配置されたビデオ情報により非ロバストな外部符号化を使用しながら同一ピクチャの空間的に中央に配置されたビデオ情報によりロバストな外部符号化方式を使用すること、またはさらにそうではなくさまざまなメディア符号化、誤り符号化、または暗号化の変化またはシーケンスを記述する情報などの非常に高い優先順位の制御情報を含むパケットに基づいて外部符号化の非常にロバストなレベルを使用することが、有益である可能性がある。
図3は、動的ストリーム出力制御に関するマルチメディアのブロードキャストおよび受信のトップレベル動作を示す図である。図示されているのは、マルチメディアブロードキャスト信号受信回路網モジュール311と、マルチメディア入力ストリーム抽出回路網モジュール313と、制約処理、動的適合、および出力ストリーム作成回路網モジュール315と、マルチメディア出力ストリーム送信回路網モジュール317とである。やはり図示されているのが、クライアントフィードバックおよびワイヤレス受信および処理モジュール323である。
本技法は、フィードバック、処理能力などに従って、入力信号(1つまたは複数)を処理し、ストリーム出力を調整することを提供する。マルチメディアブロードキャスト信号受信回路網モジュール311は、1つまたは複数のマルチメディアブロードキャスト信号ストリームを受信する。マルチメディア入力ストリーム抽出回路網モジュール313は、受信された入力から複数のマルチメディア入力ストリームを抽出することができる。制約処理、動的適合、および出力ストリーム作成回路網モジュール315は、複数の処理されたストリームを提供するために、複数の入力ストリームに対して制約処理と動的適合と出力ストリーム作成とを実行することができる。動的適合および出力ストリーム作成回路網、マルチメディア出力ストリーム送信回路網モジュール317は、制約処理、動的適合、および出力ストリーム作成回路網モジュール315から処理されたストリームを受け取り、複数の出力ストリームを提供することができる。
クライアントフィードバックおよびワイヤレス受信および処理モジュール323は、クライアントフィードバック信号を受け取り、特定の展開シナリオを考慮してマルチメディア信号(1つまたは複数)の最適のまたは所望のブロードキャストおよび受信のためにマルチメディア入力ストリーム抽出回路網モジュール313と制約処理、動的適合、および出力ストリーム作成回路網モジュール315とを制御するために使用される。
ストリーム出力を制御するための上記パラダイムに基づいて、ストリーム出力のタイプにおける柔軟性を、図1と2とに関して上で述べた形で入手することができる。たとえば、出力ストリームを、チャネル条件に基づいて異なって外部符号化することができる。もう1つの例として、異なるプロトコルを、異なるストリームに適用し、または異なるストリームのために使用することができる。いくつかの場合に、処理および/または適合を、使用可能なより多くのリソースを有する可能性がある下流の要素または他のデバイスもしくは回路モジュールによって実行できるように、さまざまな要素内にパススルー能力を設けることが望ましい場合がある。図3に示された要素のさまざまな態様を、設計実施態様に従って、ブロードキャストする送信器または受信するクライアントの間で分散させることができる。これの例を、下でさらに説明する。
ワイヤレス受信および送信ユニット
図4に、図2の例示的な第1のワイヤレスユニット150の詳細を示す。図4に示されているように、例示的な第1のワイヤレスユニット150は、1組の無線受信器420と、1組のテレコム(たとえば、セルラ)トランシーバ422と、1組のDVBトランシーバ424と、1組のワイヤレスLAN(WLAN)(たとえば、802.11)トランシーバ426と、1組の赤外線(IR)トランシーバ428と、1組の有線(たとえば、イーサネット(登録商標)およびFirewire)LANトランシーバ430とを含む、さまざまな入出力デバイスを含む。さまざまな入出力デバイス420〜430に、アンテナ402とIRインターフェース(1つまたは複数)404と電気インターフェース(1つまたは複数)406とによってそれぞれサービスすることができる。例示的な第1のワイヤレスユニット150は、中央処理システム440とユーザインターフェースディスプレイ410とスピーカ(1つまたは複数)450とをさらに含む。キーパッド、ジョイスティック、および類似物など、例示的な第1のワイヤレスユニット150から使用可能な他のインターフェースがある場合があるが、その存在は、説明の単純さのために図4から省略されている。
図4に関連して上で説明した要素を、別個のモジュールとして提供することができ、あるいは、少なくとも1つのモノリシック集積回路を含むチップセットとして提供することができることに留意されたい。
図5に、図4の例示的な中央処理システム440の詳細を示す。図5に示されているように、例示的な中央処理システム440は、1組の受信器RFフロントエンド(RFFE(1つまたは複数))510と、1組の受信器ベースバンドプロセッサ512と、1組の受信器メディアアクセスコントローラ(MAC)514と、受信器トランスポートパーサ516と、暗号化解除デバイス518と、1組のメディアデコーダ520と、ポストプロセッサ522と、アプリケーションの第1のセット524とアプリケーションの第2のセット564とを含む複数のアプリケーションプロセッサ570とを含む。例示的な中央処理システム440は、1組の送信器RFフロントエンド(TXFE(1つまたは複数))550と、1組の送信器ベースバンドプロセッサ552と、1組の送信器MAC554と、送信器トランスポートエンカプスレータ556と、暗号化デバイス558と、1組のメディアエンコーダ560と、プリプロセッサ562と、さまざまな受信器デバイス510〜522と送信器デバイス550〜562とからオプションのデータ経路を提供する一連のデータブリッジ530〜542とをさらに含む。RFFE(1つまたは複数)510とTXFE(1つまたは複数)550とが、図4の無線受信器420および/または他のトランシーバ422〜430の諸部分を含むことができることに留意されたい。すなわち、さまざまなワイヤレス通信チャネルと有線通信チャネルとの物理(PHY)層に関して図4と図5との間に冗長性がある可能性があるが、図5へのRFFE(1つまたは複数)510とTXFE(1つまたは複数)550の包含は、説明を明瞭にするために行われたものである。
さまざまな構成で、トランスポートパーサ516、暗号化解除デバイス518、メディアデコーダ520、およびポストプロセッサ522ならびにそれらのそれぞれの対応物556、558、560、および562など、デバイスの多くを、そのようなデバイスを通過するデータが影響されないようにすることができるように、非アクティブ化されることができるかまたはさまざまな構成で省略されるかのいずれかであることができることを了解されたい。たとえば、暗号化されないデータが受信される場合には、データが単に影響されずに通過するように、暗号化解除デバイス518をディスエーブルすることが有益である可能性がある。これは、暗号化が減らされるか回避される「パススルー」送信の使用を可能にする。
さらに、さまざまな構成で、メディアデコーダ520およびメディアエンコーダ560などのデバイスの多くを、単一のデバイスに一体化し、かつ/またはソフトウェアを使用して実現することができることを了解されたい。したがって、そのような状況で、それらを接続するブリッジ540は、1つのソフトウェアルーチンまたは相互作用するソフトウェアルーチンなど、異なる形をとることができる。
図5に戻って、さまざまなデバイス510〜570を、テレフォニサービスを提供すること、テキストメッセージを送り、受信すること、FMラジオ、AMラジオ、および衛星ラジオを受信し、再生すること、LANサービスを提供すること、ならびにDVB/FLOサービスを提供することなど、さまざまな通信サービスを提供するために使用することができる。中央処理システム440の説明は、主にDVB/FLO機能性に限定されるが、さまざまなデバイス510〜570が、セルラ電話とLANとDVB/FLOサービスとに関係し得る任意の既知のまたはより後の開発機能性を統合できることが、当業者に了解されるべきである。
動作時に、RFFE(1つまたは複数)510は、複数の第1の受信器出力(1つまたは複数)を作るために、メディアコンテンツを含む任意の個数のワイヤレス信号を受信し、フィルタリング、増幅、およびベースバンドレベルへの周波数変換を含む受信されたワイヤレス信号に対する複数のPHY関連動作を実行することができる。第1の受信器出力(1つまたは複数)は、順番に、ブリッジ530を介して1組のTXFE(1つまたは複数)と1組の受信器ベースバンドプロセッサ(1つまたは複数)512との一方または両方に向けられることができる。
第1の受信器出力(1つまたは複数)が、ブリッジ530を介して1組のTXFE(1つまたは複数)550に送られる時に、1組のTXFE(1つまたは複数)550を、さまざまなより上の層のデバイス512〜522と552〜564と570との実質的な処理を全く必要とせずに、第1の受信器出力を再送信するために使用することができる。たとえば、ブリッジ530を使用することによって、第1のワイヤレスユニット150は、RFFE(1つまたは複数)510とブリッジ530とTXFE(1つまたは複数)550との動作パラメータをセットするためにアプリケーション層での少数のコマンド以上の何物をも使用せずに、テレビジョンチャネル53上でDVB信号を受信し、テレビジョンチャネル56上でローカルにそのDVB信号のコンテンツを再送信することができる。
継続すると、受信器ベースバンドプロセッサ(1つまたは複数)512は、複数のシンボルまたはビットストリームを作るために第1の受信器出力(1つまたは複数)を復調することができ、さまざまな状況で、1つまたは複数の第2の受信器出力を作るためにシンボル/ビットストリームに対して内側符号化誤り訂正を実行するなど、さまざまな誤り訂正処理を実行するように構成され得る。第2の受信器出力(1つまたは複数)は、順番に、ブリッジ532を介して1組の送信器ベースバンドプロセッサと1組の受信器MAC(1つまたは複数)514との一方または両方に向けられることができる。
第2の受信器出力(1つまたは複数)のいずれかがブリッジ532を介して送信器ベースバンドプロセッサに送られる時には、送信器ベースバンドプロセッサは、さまざまなより上の層のデバイス514〜522と554〜564と570との実質的な処理を全く必要とせずに、第2の受信器出力(1つまたは複数)を再送信するために使用され得るが、ブリッジ530が使用される場合と比較してあるより多い量の柔軟性が得られることを可能にする。たとえば、ブリッジ532を使用することによって、第1のワイヤレスユニット150は、テレビジョンチャネル53上でDVB/FLO信号を受信し、別の変調技法を使用しておよび/または異なる内部符号化方式を使用してもしくは内部符号化方式を全く使用せずに、別の周波数上でそのDVB/FLO信号のコンテンツを再送信することができる。
プロトコルが再送信を許可すると規定されると、再送信を提供し、パケットの再送信がどのように達成されるのかを制御することが、可能である。ほとんどのワイヤレスプロトコルは、MAC層での再送信のサポートを提供する(前に失敗した試みと同一の変調符号化方式またはより堅牢な変調および符号化方式を使用して、あるいは追加情報を送るためにハイブリッドARQを使用して、同一のパケットを再送信する)。たとえば再送信限度までの、送信の失敗がある場合に、MACパケットデータ単位の送信は、打ち切られ、MACは、送信に関して次のPDUを試みる。再送信は、ワイヤレスMAC実施態様で暗黙のうちにサポートされるが、本技法によれば、変調および符号化方式をどのように変更するのかと、再送信を何回試みるべきなのかとを動的に制御することが可能である。再送信に関する特定の制約は、設計選択とワイヤレスMACドライバがそのような制御を可能にするかどうかとの問題である。さらに、TCPなどの信頼できるプロトコルが、IPパケットを転送するために使用される場合には、TCPは、IPパケットが2つのデバイスの間で送信されることに失敗する場合にそれ自体の再送信を試み、これは、MACが失敗する場合に、TCPが助けることができることを意味する。
継続すると、受信するMAC(1つまたは複数)514は、第2の受信器出力(1つまたは複数)を受け取ることができ、外部符号化誤り検出および訂正を提供すること、各パケットが成功して受信されたかどうかを判定すること、論理アドレッシングを提供すること、およびデータチャネルのさまざまな態様を監視すること(どのワイヤレスプロトコル/チャネルが使用可能であるのかを識別すること、どのワイヤレスプロトコル/チャネルが使用中であるのかを識別すること、各チャネルの使用可能な帯域幅を識別すること、各チャネルの信号強度を識別すること、ビット誤り率および/またはパケット誤り率を識別すること、平均および/または最大のバックオフ時間を識別すること、チャネル待ち時間を識別すること、ならびにチャネルの再送信の平均回数および/または最大回数を識別することなど)など、MACに伝統的に関連する複数のプロセスを実行することができる。例示的なMAC(1つまたは複数)514は、下でさらに説明するように有利であることがわかる可能性がある、複数の従来のおよび新規の外側復号する動作およびデインターリーブする動作を提供することもできる。
受信するMAC(1つまたは複数)514がそれに割り当てられたタスクを実行する時に、MAC(1つまたは複数)514は、受信するトランスポートパーサ516および/またはブリッジ534を介して送信MAC(1つまたは複数)554に1つまたは複数の結果の第3の受信器出力(1つまたは複数)を提供することができる。
第3の受信器出力のいずれかがブリッジ534を介して送信MAC(1つまたは複数)554に送られる時に、中央処理システム440を、やはりブリッジ532が使用される場合と比較してある量のより高い柔軟性を伴って、第3の受信器出力のコンテンツの一部またはすべてを再送信するために使用することができる。たとえば、ブリッジ534を使用することによって、中央処理システム440は、テレビジョンチャネル53上でDVB信号を受信し、当業者によってたやすく認められるように、論理アドレスを再割り当てする、異なる外部符号化方式を使用する、完全に異なるワイヤレスプロトコルを使用して再送信する、複数の受信デバイスに再送信するなどを行いながら、別の周波数上でそのDVB信号のコンテンツを再送信することができる。
継続すると、受信するトランスポートパーサ516(または「トランスポートパケットパーサ516」)は、第3の受信器出力(1つまたは複数)を受け取り、1つまたは複数の第4の受信器出力を作るために、さまざまなメディアストリームをお互いからさまざまな個々のメディアストリームに分離すること、使用中ではないコンテンツを破棄して個々のメディアストリームに関するさまざまな制御情報およびフラグ(タイトル、使用された暗号化のタイプ、使用されたメディア符号化のタイプ、および日付/タイムスタンプなど)を識別すること、使用中である可能性があるコンテンツを適当にルーティングすること、さまざまなメディアストリームの連続性についてチェックすることなど、トランスポートパーサに伝統的に関連する複数のプロセスを実行することができる。さまざまな第4の受信器出力(1つまたは複数)は、順番に、ブリッジ536を介してトランスポートエンカプスレータ556と暗号化解除デバイス518との一方または両方に向けられることができる。
1つまたは複数の第4の受信器出力がブリッジ536を介してトランスポートエンカプスレータ556に送られる時に、中央処理システム440は、最初に受信されたDVB/FLOコンテンツの副部分または受信されたDVB/FLOコンテンツと他のコンテンツとの混合物を再送信することができる。たとえば、ブリッジ536を使用することによって、中央処理システム440は、非常にデータ集中型のOFDMチャネル上でDVB/FLO信号を受信し、その後、アプリケーション層での処理をほとんどまたは全く必要とせずに、相対的に低データ集中型のチャネルを介して受信デバイスに容易に送信できる実質的により低データ集中型のメディアストリームを形成することができる。
継続すると、受信する暗号化解除デバイス518は、第4の受信器出力のいずれかまたはすべてを受け取り、それらを(必要な場合に)、任意の既知のまたは今後開発される暗号化/暗号化解除方式に従っておよび/またはメディア権利とセッション鍵の使用との任意の標準規格に従って適当に暗号化解除することができる。暗号化解除されたメディアストリーム(または影響を受けずに単に通過したメディアストリーム)を、その後、メディアデコーダ(1つまたは複数)520および/またはブリッジ538を介して暗号化デバイス558に転送することができる。
暗号化解除されたメディアのさまざまなストリームのいずれかがブリッジ538を介して暗号化デバイス558に送られる時に、中央処理システム440は、最初に受信されたDVB/FLOコンテンツのすべてもしくは一部またはDVB/FLOコンテンツと他のコンテンツとの混合物を、異なる暗号化方式を使用して再送信することができる。さらに、中央処理システム440が任意の個数のディジタル権利契約(digital rights agreement)と一貫してメディアコンテンツを再送信し、監視/管理できるように、新しいタイムスタンプおよびおよび/またはセッション鍵を生成することができる。たとえば、中央処理システム440を組み込んだセルラ電話機は、ポータブルコンピュータに組み込まれたより大きいスクリーンで映画を表示することを選んで、DVB信号を介して受信された映画を直接に表示することを止めることができる。したがって、興味のある映画を含むメディアのストリームを、トランスポートパーサ516によって解析し、暗号化解除デバイス518によって暗号化解除し、暗号化デバイス558を使用して再暗号化し(やはり、その映画に関連するディジタルメディア権利と一貫するプロトコルに従って)、パーソナルコンピュータに再送信することができ、ここで、パーソナルコンピュータは、中央処理システム440によって提供される適当なセッション鍵を使用して、見る人がしばらく映画を一時停止することを望む場合に映画のタイムスタンプのある形の調整が必要になる場合があることに留意しながら映画を暗号化解除し、再生することができる。
継続すると、メディアデコーダ(1つまたは複数)520は、1つまたは複数の生メディア出力を作るために、暗号化解除デバイス518から任意の個数のメディアストリームを受け取り、必要な場合には適当なメディア復号動作を適用することができる。生メディア出力(1つまたは複数)は、ブリッジ540を介して1組のメディアエンコーダ560と1組のポストプロセッサ(1つまたは複数)522との一方または両方に向けられることができる。
生メディア出力のいずれかがブリッジ540を介して1組のエンコーダ560に送られる時に、中央処理システム440を、完全に異なるオーディオビジュアル符号化を利用する受信されたDVB/FLOコンテンツを含めるために結果の送信される出力メディアストリームを作ることができるので、やはりある量のより高い柔軟性を伴って、生メディアのコンテンツの一部またはすべてを再送信するために使用することができる。たとえば、情報消失を有しない受信されるMPEG−2映画を、受信し、ある情報消失とより高いアプリケーションレベルで要求されるわずかな処理を伴う対応するより低いデータ送信オーバーヘッドとを有する別のMPEG−2ストリームに再フォーマットすることができる。
継続すると、ポストプロセッサ522は、メディアデコーダ(1つまたは複数)520から任意の個数の生メディアストリームを受信し、生メディアデータを「再フォーマットされたメディアデータ」に変換するために任意の既知のまたは今後開発される処理方式に従う任意の量の後処理を適当に適用する(必要な場合に)ことができる。たとえば、ポストプロセッサ522は、デコーダ(1つまたは複数)520から生メディアデータストリームを受け取り、その後、空間画像強調を実行し、デルタ−シグマディジタル−アナログ変換器の利益のために2〜3千サンプル毎秒から百万サンプル毎秒超へオーディオサンプリングレートを有効に変更しながら生メディアデータのビデオ部分のフレームレートを増やすことができる。ポストプロセッサ522のどの出力をも、アプリケーションプロセッサ(1つまたは複数)570に供給し、かつ/またはブリッジ542を介してプリプロセッサ562に供給することができる。
ポストプロセッサの出力のいずれかがブリッジ542を介してプリプロセッサ562に送られる時に、中央処理システム440を、ポストプロセッサの質を高められた出力のコンテンツの一部またはすべてを再送信するために使用することができ、この質を高められた出力のコンテンツの一部またはすべては、中央処理システム440がさまざまなエンハンスメントを有する外部デバイスにDVB/FLOコンテンツを提供することを可能にすることができる。
継続すると、アプリケーションプロセッサ570は、任意の個数のメディアストリームをポストプロセッサ522から受け取って、そのようなデータを適当なオーディオデバイスおよび/またはビデオディスプレイにルーティングするか、またはおそらくはテキスト音声変換もしくは音声テキスト変換などを提供するなど、さらなる処理を提供するかのいずれかを行うことができる。
アプリケーションプロセッサ570は、受信されたDVB/FLOコンテンツ内にカプセル化されたさまざまなコマンドと情報とフラグとを受け取るのに使用されることも可能であると同時に、トランスポートエンカプスレータ556を介して任意の発信メディアストリーム内に埋め込まれ/カプセル化され得るさまざまなコマンドと情報とフラグとを作ることができる。さらに、アプリケーションプロセッサ570は、その制御の下のさまざまなデバイス510〜522と530〜542と550〜562とを構成するために必要なパラメータを直接にまたは間接に提供することができる。たとえば、アプリケーションプロセッサ570は、ある形の直接コマンドによってまたはレイヤごとに下に渡され得るコマンド/フラグ/情報を間接的に介してのいずれかで、送信器ベースバンドプロセッサ(1つまたは複数)552での内部符号化と送信器MAC(1つまたは複数)554での外部符号化とを変更できるものとすることができる。
コマンドプロセッサ
図6に、通信を制御するために使用されるコマンドプロセッサ600を示す。図6に示されているように、例示的なコマンドプロセッサ600は、データバス612を介してメモリ620に接続されたコントローラ610と、チャネル監視デバイス630と、プロトコル選択およびハンドオフデバイス632と、メディア符号化選択デバイス640と、内部符号化選択デバイス642と、外部符号化選択デバイス644と、インターリービング選択デバイス646と、暗号化選択デバイス648と、合同最適化デバイス650と、入出力回路網690とを含む。
図6の例示的なコマンドプロセッサ600は、バス付きアーキテクチャ(データバス612によって表される)を使用するが、当業者に周知のように、任意の他のアーキテクチャを使用できることを了解されたい。たとえば、さまざまな構成で、さまざまなコンポーネント610〜690は、一連の別々のバスを介して一緒に結合された別々の電子コンポーネントの形をとることができる。
他の構成では、さまざまなコンポーネント610〜690のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数のネットワークを介して一緒に結合された別々の処理システムの形をとることができる。さらに、コンポーネント610〜690のそれぞれを、協力する形で使用される複数のコンピューティングデバイスを使用して有利に実現できることを了解されたい。
上にリストしたコンポーネント610〜690のうちのいくつかが、メモリ620に常駐するソフトウェア/ファームウェアルーチンの形をとることができ、コントローラ610によって実行されることが可能であり、あるいは、異なるコントローラによって実行される別々のコンピューティングシステム内の別々のメモリに常駐するソフトウェア/ファームウェアルーチンであることさえできることをも了解されたい。たとえば、さまざまな構成で、内部符号化選択デバイス642をPHYに配置しながら外部符号化選択デバイス644およびインターリービング選択デバイス646をMACに置く(これらを、独立に働くようにするか、ある特殊な通信ルートが確立されると仮定してある合同最適化を実行することを可能にされることができることに留意して)ことが有利である場合がある。
さらに、コンポーネント630〜690のいずれかまたはすべての機能を、オブジェクト指向ソフトウェアを使用して達成でき、したがって、非オブジェクト指向ソフトウェアを用いて入手可能ではない、ポータビリティと、ソフトウェア安定性と、他の利益のホストとが高まることを理解されたい。図6に関連して説明されるこれらの要素を、別個のモジュールとして提供することができ、あるいは、少なくとも1つのモノリシック集積回路を含むチップセットとして提供することができる。
動作時に、チャネル監視デバイス630は、コマンドプロセッサ600による制御を受けるか他の形でコマンドプロセッサ600に関連する任意の個数の有線またはワイヤレスの通信チャネルの存在と状況とに関するさまざまな情報を受け取ることができる。さまざまな構成で、チャネル監視デバイス630内の情報を、マルチラジオデータベースによって供給し、またはより通常の形で提供する、たとえば、さまざまなMACから層ごとに渡すことができる。たとえば、図2を参照すると、チャネル監視デバイス630に、第1のワイヤレスユニット150に組み込まれたUWBデバイスとBluetoothデバイスと802.11デバイスとならびに確立されまたはさまざまな受信デバイス210と220と230とから他の形で入手可能なすべての見込みのあるワイヤレスチャネルに関する情報を投入することができる。
プロトコル選択およびハンドオフデバイス632を、適当な送信器回路網(たとえば、図5のTXFE 550)から所望の受信デバイス(1つまたは複数)へのワイヤレス通信チャネルを選択し、確立するために使用することができる。さまざまな構成で、そのような選択とサポートする計算とは、チャネル監視デバイス630に常駐する情報を使用することができ、さまざまな構成で、プロトコル選択およびハンドオフデバイス632を、図5のデバイス510〜562のいずれかなど、さまざまなハードウェアを制御するように構成することができる。たとえば、プロトコル選択およびハンドオフデバイス632を、802.11プロトコルを使用して特定のマルチメディアストリームを離れた受信デバイスにステアリングするために、TXFE(1つまたは複数)550と送信器ベースバンドプロセッサ552と送信器MAC 554とを制御するために使用することができる。
継続すると、メディア符号化選択デバイス640を、マルチメディアがその上で離れた受信デバイスに配信される特定のメディア符号化フォーマット/方式を選択するために使用することができる。たとえば、DVB/FLOコンテンツチャネルが使用可能であり、そのDVB/FLOコンテンツチャネルのビデオコンテンツがnetwork abstraction layer(NAL)メディアフォーマット/方式を使用してフォーマットされると仮定すると、メディア符号化選択デバイス640は、ビデオストリームを離れた受信デバイスに転送するために土地固有のNAL方式を使用し、ビデオストリームを転送するためにNAL標準プロトコル内で調整を行い、あるいは、MPEG−2標準規格、WMV(Windows(登録商標) Media Video)標準規格、ASF(Advanced Systems Format)標準規格、ATSC(advanced television)標準規格、Real Media標準規格のいずれか(たとえば、RM、RMVB、RAM、およびRA)、AVI標準規格、MP4標準規格、MOV標準規格、3GP標準規格、MP3標準規格、または有利であるとわかる可能性がある任意の他の既知のもしくは今後開発されるビデオフォーマット/方式などの完全に異なる標準規格を他の形で選択することができる。
さまざまな構成で、使用される特定のメディア符号化方式を、ターゲットにされる受信デバイスの制限に依存するものとすることができる。たとえば、ターゲットにされる受信デバイスを、サポートするハードウェアまたはソフトウェアをそれが含むビデオフォーマットの数に関して直接に制限することができ、あるいは、ターゲットにされる受信デバイスでのプロセッサ制限に起因して最小限の処理を要求するメディア符号化方式に他の形で間接に制限することができる。
さらに、選択されるメディア符号化のタイプを、ディスプレイスクリーンの物理的特性(たとえば、空間分解能、色分解能、および/または光強度分解能に関する制限)または受信デバイスがそのオーディオ機能に関する顕著な制限を有するかどうか、たとえば、単一の低品質スピーカだけを有するかどうかに基づいて判定する(全体的にまたは部分的に)ことができる。たとえば、ターゲットにされる受信デバイスに関連するディスプレイが、160×320画素の空間分解能だけを有すると仮定すると、メディア符号化選択デバイス640は、ターゲットにされるディスプレイがおそらく使用できるものを超えない解像度をメディアエンコーダに提供させるために、その制御下のメディアエンコーダに命令と制御情報とを提供することができる。さらに、メディア符号化選択デバイス640は、ターゲットにされる受信デバイスとそのディスプレイとの性質に依存して情報消失のレベルを選択することができる。
さらに、使用されるメディア符号化のタイプを、例示的なコマンドプロセッサ600の制御下のさまざまなデバイスの処理オーバーヘッドに制限することができる。たとえば、機能の大多数が、合計2億動作毎秒の2つの組込みプロセッサのソフトウェア処理能力に制限されると仮定すると、メディア符号化に関する処理全体は、他のアプリケーション、暗号化および誤り符号化の要件などによってオーバーヘッドが要求されることができるものは何でも加えて、この処理能力に制限されることができる。
受信デバイスの特性に加えて、使用される特定のメディア符号化方式を、コマンドプロセッサ600の制御下の送信回路網とターゲットにされる受信デバイス(1つまたは複数)との間で使用されるワイヤレス通信標準規格、送信回路網とターゲットにされる受信デバイス(1つまたは複数)との間のワイヤレスチャネルのデータ転送容量、送信回路網から受信デバイス(1つまたは複数)へのワイヤレスチャネルの送信ビット誤り率、または性能に影響する可能性がある通信チャネルの任意の他の態様など、複数の他の関連する要因に依存するものとすることができる。
ワイヤレスチャネルの使用可能な有効データ転送容量を考慮して、メディア符号化方式を、データのメディア符号化されたストリームのデータ転送オーバーヘッドに基づいて調整することができる。たとえば、特定のワイヤレスチャネルが約10Mビット毎秒までに制限されると仮定すると、結果のメディアストリームを配信するために約10Mビット毎秒超を要求するメディア符号化方式を使用することは、非実用的であるはずである。
さらに、パケットヘッダおよび誤り符号化オーバーヘッドなど、さまざまな通信チャネルに関連するデータ転送オーバーヘッドを考慮して、適当なメディア符号化方式をさらに制限することができる。たとえば、1/2畳込み内部符号化と1/2リードソロモンブロック外部符号化とが、使用可能なワイヤレスチャネルの厄介なビット誤り率に起因してデータのメディア符号化されたストリームと共に使用するために選択されたと仮定すると、選択されるメディア符号化方式は、2Mビット毎秒を超えない可能性が高いかもしれない。
ワイヤレスチャネルの特性が変化を受けやすいことを考慮して、例示的なメディア符号化選択デバイス640を、受信装置でのメディア品質のグレースフルデグラデーション(graceful degradation)または向上を可能にする形でそのような変更に対応するように構成することができる。たとえば、上で述べた約10Mビット毎秒の通信チャネルが約8Mビット毎秒に劣化すると仮定すると、メディア符号化選択デバイス640が、別のメディア符号化標準規格を採用することによってまたはその情報消失を増やすために現在使用されているメディア符号化標準規格を適合させることによってのいずれかで、より少ないデータを使用したメディア符号化方式を採用することが、有益になり得る。したがって、メディア品質が劣化する可能性があるが、受信デバイスは、それでも、受信デバイスのユーザが享受するためのビデオ信号を有するはずである。
通信チャネルが、現在使用されているワイヤレスチャネルを別のワイヤレスチャネルに変更することを有益または必要にするために、あるしきい値を超えて劣化する場合があり得ることを了解されたい。さまざまな場合に、ワイヤレスチャネルの変更を、所与のワイヤレスプロトコル内(たとえば、802.11チャネル2から802.11チャネル4への変更)または別のプロトコルへの変更(たとえば、802.11からBluetoothへの変更)とすることができる。その場合に、データ転送容量の結果の変化および/またはデータ転送オーバーヘッドの結果の変化、異なるワイヤレスプロトコルをサポートするPHY層またはMAC層のある態様、その他など、複数の理由のいずれかのためにメディア符号化を変更することが有益または必要である場合がある。
変化する条件に基づいてメディア符号化を動的に選択する、例示的なメディア符号化選択デバイス640の能力に加えて、さまざまな構成で、例示的なメディア符号化選択デバイス640を、「差動メディア符号化(differential media−coding)」を適用するためにイネーブルすることができる。すなわち、例示的なメディア符号化選択デバイス640がデータの第1のストリームの異なる部分に異なるメディア符号化を適用することが、有益である場合がある。
たとえば、NALメディア符号化標準規格が使用されると仮定すると、メディア符号化選択デバイス640が、メディア符号化デバイスに、ディスプレイの周辺部の区域について実質的な情報消失を有する第2のNAL符号化を適用しながら同一のディスプレイの中央の区域について情報消失を伴わない第1のNAL符号化を適用させることが、有益である場合がある。
同様に、情報消失を、関連する情報の空間的位置ではなく、フレームまたはスライスのタイプに基づいて分割することができる。たとえば、MPEG−2メディア符号化標準規格が使用されると仮定すると、メディア符号化選択デバイス640が、メディア符号化デバイスに、Iフレームについて第1の(非ロッシイ)MPEG−2符号化を適用させるが、Pフレームに第2の(ロッシイ)MPEG−2符号化を適用させることが、有益である場合がある。
通信チャネルのさまざまな複雑さと受信デバイスに最高の可能なメディア品質を提供することによって導出できる利益とを考慮すると、さまざまな構成で、メディア符号化選択デバイス640がPHY層考慮事項とMC層考慮事項との関数としてメディア符号化を選択することが有益である場合がある。たとえば、内部符号化を増やす必要がある可能性がある場合に、メディア符号化選択デバイス640が、質を高められた内部符号化によって使用される増やされたデータ転送オーバーヘッドの代わりにより少ないデータ転送オーバーヘッドを使用するメディア符号化方式を選択することが、有益である可能性がある。同様に、外部符号化が損害なしで縮小できる場合に、メディア符号化選択デバイス640が、そうでなければ浪費される可能性があるより大きいデータ転送オーバーヘッドを使用するメディア符号化方式を選択することが、実現可能である可能性がある。
したがって、さまざまな構成で、メディア符号化選択デバイス640の選択ならびに残りのデバイス642と644と646と648との選択は、例示的な合同最適化デバイス650によって提供されるある形の合同最適化を受けることができる。一般に、合同最適化が、メディア符号化と誤り符号化とデータ圧縮と通信チャネルプロトコルと他の関連する考慮事項との任意の組合せを考慮に入れることが、実現可能である可能性がある。したがって、さまざまな構成で、例示的な合同最適化デバイス650を、任意の個数のパラメータ方程式、統計分析、または、受信装置に成功して送信されるデータビットの実質的に最大のパーセンテージ、受信装置に成功して送信されるビデオフレームの実質的に最大のパーセンテージにつながるか、他の形で受信装置でのメディア品質の実質的な改善を提供することのできる他の形の処理に従って動作するようにすることができる。たとえば、合同最適化デバイス650は、チャネルデータ容量、データ転送オーバーヘッド容量、および信号対雑音比などの入力パラメータの範囲が、メディアコンテンツを転送するために使用され得る、最適のメディア符号化、内部符号化、外部符号化、および圧縮などの出力のセットを作ることができるように、シミュレーションと実験とを介して開発されたエントリを有するN次元テーブルを使用することができる。
外部符号化
図6に戻って、PHYレベルでの実際の内部符号化プロセスを制御するようにされ得る内部符号化選択デバイス642を、特定の組のデータ転送条件の下で、他の符号化問題の代わりに、誤り符号化の合同最適化を使用可能にすると同時に、有利な動的内部符号化とおそらくは差動内部符号化(畳込み符号化が使用されないと仮定して)とを使用可能にするために、使用することができる。
継続すると、MACレベルでの外部符号化プロセスを制御するようにされ得る外部符号化選択デバイス644をも、特定の組のデータ転送条件の下で、他の問題の代わりに、誤り符号化の合同最適化を使用可能にすると同時に、有利な動的外部符号化と差動外部符号化とを使用可能にするために、使用することができる。たとえば、データの発信ストリームのための実際の外部符号化処理を実行する、ある形の外部符号化回路網は、通信システムのMAC層に存在することができるが、外部符号化選択デバイス644を、上で述べた動的外部符号化および差動外部符号化などの新しい有利な形の外部符号化を作るためにその回路網を制御するようにすることができる。
おそらくよりロバストな外部符号化方式を使用しながら、受信装置によって不成功に受信されたパケットを必ず再送信することを可能とすることができるが、現在の状況について、用語「動的外部符号化」と「差動外部符号化」とが、通信のその特定の概念を含まないことを了解されたい。しかし、それは、動的外部符号化と差動外部符号化とを使用するシステムと方法とを、ある形の再送信と組み合わせることができない、あるいは、ある形の再送信を使用するシステムが、動的外部符号化および/または差動外部符号化を別々に使用することができないと言うのではない。
一般に、外部符号化選択デバイス644は、関連するビット誤り率またはパケット誤り率、チャネル品質の他の態様、内部符号化によって引き起こされる送信オーバーヘッドの量、通信チャネルの使用可能なデータ送信帯域幅、および使用される特定の外部符号化方式によって要求される結果の送信オーバーヘッドの量などの使用される送信チャネルに関係するさまざまな変化する状況に基づいて外部符号化の変化を引き起こすことができ、やはり、外部符号化は、合同最適化に基づくものとすることができる。
たとえば、外部符号化選択デバイス644が、チャネル監視デバイス630にアクセスできると仮定すると、外部符号化選択デバイス644は、受信装置でのメディア品質をおそらくは改善し、あるいは一般に最適化するために、高められた外部符号化ロバスト性を考慮に入れた関係する送信チャネルの高められた送信パケット誤り率と、増やされた結果の処理オーバーヘッドと、増やされた結果の送信オーバーヘッドと、関係する送信チャネルの他の制限とに基づいて、よりロバストなレベルの外部符号化を選択することができる。
そのような形の最適化は、受信デバイスによって成功して受信される全体の数のパケット、成功して受信される全体の数のビデオフレームまたはスライス、成功して受信される全体の数の特定のタイプのビデオフレーム(たとえば、MPEG Iフレーム)またはスライス(たとえば、H.264のある形、スライスデータ)、または、主観的調査によって決定される最適化を含めて、メディアをそれに関して最適化できる任意の他の態様を最適化することという形をとることができる。
さまざまな構成および/または状況で、外部符号化の動的変更を、特定のプロトコル/標準規格内で行えることに留意されたい。たとえば、動的外部符号化増加を、関連するチャネルの信号品質がゆっくり劣化する時に、リードソロモン(RS)プロトコル/標準規格内で1/4 RSから5/16 RS、3/8 RS、1/2 RSへと行うことができる。
同様に、外部符号化の動的変更を、プロトコル/標準規格の間で行うことができる。たとえば、外部符号化選択デバイス644は、選択される/実施される外部符号化をリードソロモンからBose−Ray−Chaudhuri−Hocquenghem(BCH)符号化にすなわち別のブロック誤り符号化方式に変更することができ、あるいは、おそらく、同一のまたは異なる符号化レートを有する、ブロック誤り符号化と畳込み誤り符号化との間の変更を引き起こすことができる。
継続すると、メディアの特定のストリームを、各ストリームが異なるタイプまたはレートの外部符号化を使用してそのような送信されるストリームのいずれかまたはすべてを有する異なるワイヤレスチャネル上で送信され、別々の動的外部符号化シーケンスを使用するために外部符号化選択デバイス644によって制御される、複数の別々のストリームに分割できる状況があり得ることを了解されたい。そのような別々の動的外部符号化シーケンスを、お互いに独立またはある形の合同最適化の一部とすることができる。
メディアストリームが複数のメディアサブストリームに分割される、ある種の構成で、別々のメディアサブストリームを、「ベース層」と1つまたは複数の「エンハンスメント層」とを含む「層」に分割することができる。一般に、ベース層は、あるレベルの消費者享楽に有用なある最小限の(または他の形で適切な)量の情報を含むと考えられるある量のメディア情報を含むことができ、エンハンスメント層は、ベース層の情報と組み合わされた時にメディアの品質を改善できる追加のメディア情報を含むことができる。
一般に、信号対雑音スケーラビリティ、フレームレート、空間分解能、色分解能、および強度分解能などの問題に一般に起因して、ベース層を搬送する通信チャネルにエンハンスメント層よりロバストな誤り符号化を適用することが有利である可能性がある。これにかかわらず、さまざまな構成および状況で、ベース層チャネルのチャネル品質がそれぞれのエンハンスメント層(1つまたは複数)より実質的によい場合に、ベース層チャネルの全体的な信頼性/品質および/または使用可能データスループットがより多く補償するので、ベース層チャネルの外部符号化の量を、エンハンスメント層より少なくすることができる。
上で述べたように、動的外部符号化に加えて、外部符号化選択デバイス644は、データの差動的に外部符号化されたストリームを作成するために働くことができる。一般に、動的外部符号化と同様に、外部符号化選択デバイス644は、動的外部符号化のために使用される情報を含むさまざまな情報に基づいてその選択を行い、それについてMACまたはそのような誤り符号化の責任を負う他のデバイスの外部符号化プロセスを制御できる制御情報を導出する。さらに、差動外部符号化を、動的外部符号化が適用されるほとんどの状況に適用できることを了解されたい。たとえば、上で述べたベース層チャネルとエンハンスメント層チャネルとは、さまざまな構成で差動外部符号化を使用することができる。
ある形の有利な差動外部符号化を実行するために、外部符号化選択デバイス644は、発信データストリームの異なる部分に異なる優先順位レベルを割り当てることができるという点で、「優先順位付けデバイス」として働くことができる。そのような優先順位付けに基づいて、図5の送信器MAC(1つまたは複数)554のうちの1つなどの適当な誤り符号化デバイスが、適当な外部符号化を発信データストリームに適用することができる。
もう一度図6に戻って、外部符号化選択デバイス644を、ハイブリッド動的差動外部符号化を適用するために使用できることを了解されたい。たとえば、それぞれ1/2 RSと9/16 RSと3/4 RSとの外部符号化を割り当てられた高優先順位データと中優先順位データと低優先順位データとを割り当てられた部分を有するデータのストリームについて、外部符号化選択デバイス644は、増えたチャネル雑音に応答して3/8 RSと1/2 RSと9/16 RSとの外部符号化レートを再選択することができる。
さらに、外部符号化回路網を、データの第1のストリームの他の副部分の外部符号化方式に依存してまたはこれと独立に、データの第1のストリームの副部分の外部符号化方式を動的に変更するようにすることができる。たとえば、真上の例を使用すると、増えたチャネル雑音に応答して、外部符号化を、1/2 RSと9/16 RSと3/4 RSとの外部符号化からそれぞれ1/4 RSと9/16 RSと3/4 RSとに変更することができる。
インターリービング選択デバイス646に継続すると、インターリービングが、異なる目的のために外部符号化の前および/または後に発生し得ることを了解されたい。前に適用される場合に、インターリービングを、アプリケーション層がバーストエラーをよりよく処理できる形でこれらのエラーをランダム化するために使用することができる。後に適用される場合に、インターリービングは、チャネルでの深いフェード中により多くの時間ダイバーシティ(または、時間周波数マッピングに依存する周波数ダイバーシティ)を提供することができる。一般に、後者の形が、実際にはより幅広く使用される。
しかし、差動外部符号化を保つために、インターリービング選択デバイス646が、特定の状況に依存して、特定の外部符号化タイプまたは強度/ロバスト性の個々のパケット内またはパケットのグループ内にインターリービングを含めるために適当なインターリービング回路網(通常はMACに関連する)を制御する必要がある可能性があることに留意されたい。すなわち、インターリービングを、外部符号化変化の境界に制限することができる。
受信デバイスとCPU
図7に、図2の例示的な受信デバイス210の詳細を示す。図7に示されているように、例示的な受信デバイス210は、1組の無線受信器720と、1組のテレコムトランシーバ722と、1組のDVBトランシーバ724と、1組のWLANトランシーバ726と、1組の赤外線(IR)トランシーバ728と、1組の有線LANトランシーバ730とを含むさまざまな入出力デバイスを含む。さまざまな入出力デバイス720〜730は、それぞれアンテナ702とIRインターフェース(1つまたは複数)704と電気インターフェース(1つまたは複数)706とによってサービスされる。図4の例示的な第1のワイヤレスユニット150と同様に、例示的な受信デバイス210は、さらに、中央処理システム740とユーザインターフェースディスプレイ710とスピーカ(1つまたは複数)750とを含み、さまざまな構成で、さまざまなコンポーネント702〜740は、図4の対応物402〜440に似た形で個々に働くことができる。
図8に、図7の中央処理システム740の詳細を示す。図5の中央処理システム440と同様に、この即時の中央処理システム740は、1組のRFFE(1つまたは複数)810と、1組の受信器ベースバンドプロセッサ812と、1組の受信器メディアアクセスコントローラ(MAC)814と、受信器トランスポートパーサ816と、暗号化解除デバイス818と、1組のメディアデコーダ820と、ポストプロセッサ822と、アプリケーションの第1のセット824とアプリケーションの第2のセット864とを含む複数のアプリケーションプロセッサ870とを含む。例示的な中央処理システム440は、さらに、1組のTXFE(1つまたは複数)850と、1組の送信器ベースバンドプロセッサ852と、1組の送信器MAC854と、送信器トランスポートエンカプスレータ856と、暗号化デバイス858と、1組のメディアエンコーダ860と、プリプロセッサ862と、さまざまな受信器デバイス810〜822と送信器デバイス850〜862とからのオプションのデータ経路を提供する一連のデータブリッジ830〜842とを含む。
その例示的な中央処理システム740を有する図7の例示的な受信デバイス210は、さまざまな通信サービスを実行することができるが、本議論は、図2の第1のワイヤレスユニット150などの中間デバイスからのメディア受信を含む説明に限定される。
動作時に、RFFE(1つまたは複数)810は、動的メディア符号化されたストリーム、差動メディア符号化されたストリーム、動的誤差符号化を使用するメディアストリーム、差動誤差符号化を使用するメディアストリームなどを含む、上で説明した変形形態のいずれかに従って符号化されたメディアストリームを受信することができる。一般に、そのようなメディアストリームを、表示および/またはリスニングに適切な処理されたメディアストリームを作るために、さまざまな受信器デバイス810〜822を使用して受信し、処理することができる。
受信されたメディアストリームを正しく処理するために、メディア符号化と外部符号化と内部符号化と圧縮と暗号化とに関する関連する符号化情報が、知られるか判定されることが可能でなければならない。したがって、さまざまな構成で、中央処理システム740を、メディアコンテンツ送信デバイスとの初期ネゴシエーションに基づいてアプリケーションレベルで構成することができる。たとえば、さまざまな構成で、図2の第1のワイヤレスユニット150と受信デバイス210とが、デフォルトパラメータを使用して初期通信を行うことができる。その後、受信デバイス210は、信号強度およびSNRなどの転送されたデータ通信チャネルに関する情報ならびに受信デバイス210の選好と制限とに関する情報を第1のワイヤレスユニット150に渡すことができる。したがって、メディア符号化、誤り符号化、圧縮などの適当な管理形態を、第1のワイヤレスユニット150と受信デバイス210との両方によって選択し、実施することができる。
動的符号化が使用される状況について、さまざまな符号化変化を記述する情報を、マルチメディアデータの受信されるストリーム内にカプセル化することができる。たとえば、メディア符号化と内部符号化と外部符号化との変化が、マルチメディアデータの受信されるストリームに対して行われる状況について、マルチメディアデータのストリーム内のさまざまな埋め込まれたフラグを、トランスポートパーサ816によって抽出し、その後、アプリケーションプロセッサ(1つまたは複数)870に供給することができ、アプリケーションプロセッサ(1つまたは複数)870では、符号化選択を、抽出されたフラグに基づいて行うことができる。これらの符号化選択の後に、中央処理システム740を、適当にデインターリーブし、外部符号化の適当な変更、内部符号化の適当な変更などを適用するようにすることができる。
クリティカル情報のためのロバストな誤り符号化を提供するための予防措置にかかわらず、外部符号化の変化などのクリティカル情報を、複数回送ることができ、あるいは、おそらくは状況が許す場合に再送信することができる場合があり得ることを了解されたい。
機能動作
図9と10とに、開示される方法とシステムとの複数の例示的動作の概要を示すフローチャートを示す。図9のプロセスは、ステップ902で始まり、ここでは、DVB/FLOコンテンツのストリームが、DVB/FLOコンテンツ配信システムと図2の第1のワイヤレスユニット150などのある中間デバイスとの間で確立される。次に、ステップ904で、DVB/FLOコンテンツの諸部分のための複数の可能な受信デバイスならびに、各受信デバイスへの使用可能なワイヤレスと有線とのチャネルと、各チャネルのデータ転送容量(完全に記述するためにチャネルビット誤り率などのある種のチャネル情報を含むことができる)と、各受信デバイスの特性とを、判定することができる。制御は、ステップ906に継続する。
ステップ906では、個々の受信デバイスおよび/または受信デバイスのグループのための最良の(または他の形で適当な)使用可能なワイヤレスチャネルを、ステップ904で収集された情報に基づいて判定することができる。次に、ステップ908では、DVB/FLOコンテンツからの適当なマルチメディアストリームを選択し、抽出することができる。その後、ステップ910では、適当なメディア符号化とワイヤレスプロトコルとワイヤレスチャネルと内部符号化と外部符号化と圧縮と暗号化とを、ステップ904〜908の動作に基づいて選択することができる。さまざまな構成で、そのような選択を、お互いに独立にまたはおそらくはある形の合同最適化に従って行うことができ、ここで、メディア符号化とワイヤレスプロトコルとワイヤレスチャネルと内部符号化と外部符号化と圧縮と暗号化とのうちの複数の任意の組合せを、さまざまな受信デバイスでのメディア品質を改善するか最適化するために考慮することができる。制御は、ステップ912に継続する。
ステップ912では、受信デバイスに転送される発信メディアストリームを、ステップ910の選択に従って適当に符号化し、送信することができる。次に、ステップ914では、ステップ912で符号化され、送信されたメディアストリームを、適当に復号し、再生することができる。その後、ステップ916では、さまざまなメディアコンテンツ転送ワイヤレスチャネルおよび受信デバイスは、中間送信デバイスに報告された結果とともに監視されることができる。制御は、その後、ステップ1002(図10)に継続する。
ステップ1002では、現在使用されているデータ転送チャネルならびに中間送信デバイスと受信デバイスとの間の代替ワイヤレスチャネルの両方を含むことができる、各使用可能なワイヤレスチャネルのデータ容量の変化を判定することができる。次に、ステップ1004では、ワイヤレスチャネル/プロトコルを変更すること、メディア符号化を変更すること、誤り符号化を変更すること、圧縮を変更すること、暗号化を変更することその他など、各転送通信チャネルのある態様を動的に構成すべきかどうかに関する判定を行うことができる。ある形の再構成が必要であるか他の形で望ましい場合に、制御は、ステップ1006に継続し、そうではない場合には、制御はステップ1010にジャンプする。
ステップ1006では、個々の受信デバイスおよび/または受信デバイスのグループのための最良の(または他の形で適当な)使用可能なワイヤレスチャネルを、ステップ916で収集された情報に基づいて判定することができる。一般に、新しいワイヤレスチャネルを選択すべき状況では、新しいワイヤレスチャネルの性能は、ある形の適用される(オプションの)しきい値(1つまたは複数)を有する既存のワイヤレスチャネルの性能を超える可能性がある。次に、ステップ1008では、適当なメディア符号化とワイヤレスプロトコルとワイヤレスチャネルと内部符号化と外部符号化と圧縮と暗号化とを、動的適合のさまざまな形を可能にするために、前のステップに基づいて再選択することができる。制御は、ステップ1010に継続する。
ステップ1010では、受信デバイスに転送される発信メディアストリームを、ステップ910の選択に従って適当に符号化し、送信することができる。次に、ステップ1012では、ステップ912で符号化され、送信されたメディアストリームを、受信デバイスによって適当に復号し、再生することができる。その後、ステップ1014では、さまざまなメディアコンテンツ転送ワイヤレスチャネルと受信デバイスとは、中間送信デバイスに報告された結果とともにさらに監視されることができる。その後、制御は、必要または望ましいように繰り返すために、ステップ1002に継続する。
ビデオデータの優先順位
ビデオデータが用いられるさまざまな構成で、ビデオデータストリームのさまざまな部分に割り当てられる優先順位は、用いられるデータのタイプに従って変化する可能性がある。たとえば、優先順位の例示的な順序では、ビデオデータに、下の表1に従ってさまざまなレベルで優先順位を付けることができる。
Figure 0005675774
表1を考慮して、優先順位を非常に詳細なレベルに割り当てることができるが、実際には、はるかにより粗い基礎で優先順位を割り当てることが有益である可能性があることを了解されたい。たとえば、外部符号化選択デバイス644は、3レベルの優先順位(高と中と低)を使用し、グループ(1)情報とIフレーム情報とに高優先順位を割り当て、グループ(2)情報の残りに中優先順位を割り当て、残りのグループ(3)とグループ(4)との情報に低優先順位を割り当てることができる。
情報に優先順位が付けられるので、同一優先順位を有するデータを分離することに対するある利益が生じる可能性がある、ある状況が存在し得ることを了解されたい。すなわち、割り当てられた優先順位以外のある他の要因(1つまたは複数)が、等しい優先順位のデータをパケットの別々のグループに別々にカプセル化させ、独立に処理させる可能性がある場合があり得る。たとえば、NALシーケンスレベル情報とインターリービング深さ情報とに、最高の外部符号化強度優先順位を割り当てることができる場合であっても、インターリービング深さ情報が、別々にパッケージ化され、誤り符号化されることを必要とする場合がある。というのは、このデータが、受信デバイスでできる限り早く取り出され、処理される必要がある可能性があるからである。
さらに、情報に優先順位が付けられるので、さまざまなオプションの構成で、同一優先順位を有するさまざまなデータを、これらのブロックが順次発生するのではない場合であっても、外部符号化を適用する前にグループ化することに対するある利益がある可能性があることを了解されたい。たとえば、図11Aに見られるように、高と中と低との優先順位情報のさまざまなブロックを有するビデオストリーム1100を、図11Bの再シーケンシングされたストリーム1110に再配置することができ、ここで、低と中との優先順位情報の中ブロックは、それぞれ一緒にグループ化される。
図11Cに継続すると、再シーケンシングされたストリーム1110は、概念的に、それぞれのパケットグループ1132と1134と1136と1138との中で1130でトランスポートされることが可能なデータの別々のグループ1122と1124と1126と1128とに図示されている。再シーケンシングされたストリーム1110を使用することによって、差動符号化変更を、オリジナルのデータストリーム1100を使用することと比較して、より低い頻度で行うことができる。
1110でのデータの異なるグループ1122と1124と1126と1128とが、ギャップZ1とZ2とZ3とを残す、1130でのそれぞれのパケットグループ1132と1134と1136と1138との境界に整列しない例があり得ることに留意されたい。その場合に、これらのギャップZ1とZ2とZ3とを、ゼロパディングするか、おそらくは他の形で低優先順位を割り当てることのできる他のデータで充てんすることができる。たとえば、パケットP12のギャップZ2を、ストリーム1100内の他所からの低優先順位のデータで充てんすることができ、パケットP15のギャップZ3を、ストリーム1100内の他所からの低優先順位または中優先順位のデータで充てんすることができる。
図12Aに、それぞれのパケットグループ1232と1234と1236と1238と1240とに関する1230のコンテキストで図示されたデータグループ1212と1214と1216と1218と1220とを含む図12Bの「再構成された」ストリーム1210に再配置され得る高と中と低との優先順位情報のさまざまなブロックを有するもう1つのビデオストリーム1200を示す。図12Bに示されているように、低優先順位データブロック低1は、(高優先順位)パケットグループ1232に含めることができるが、低優先順位データブロック低2は、(中優先順位)パケットグループ1232に組み込まれる2つのサブブロックLO1およびLO1を伴うLO2上に分割されることができる。図11Cと同様に、ギャップZ1とZ2とを、ゼロパディングすることができ、あるいは、他のデータをその中に組み込むことができる。図11A〜11Cの例と同様に、再構成されたストリーム1210を使用することは、より少数の差動符号化変更を可能にすることができる。
差動外部符号化
図13に、差動外部符号化に向けられた開示される方法とシステムとの複数の第2の例示的動作の概要を示すフローチャートを示す。このプロセスは、ステップ1302で始まり、ここでは、データのストリームのさまざまなデータカテゴリに優先順位を割り当てる。上で述べたように、優先順位割当は、上で表1と周囲のテキストとで述べたさまざまなビデオ情報タイプの重要性など、さまざまな状況に基づいて行うことができる。次に、ステップ1304では、さまざまなメディアコンテンツ転送ワイヤレスチャネルおよび受信デバイスとは、誤り符号化を管理する責任を負う中間送信デバイスに報告される結果とともに監視されることができる。その後、制御はステップ1306に継続する。
ステップ1306では、異なる外部符号化を、ステップ1302の優先順位付けに基づいて、送信されるデータのストリームの異なる部分に割り当てることができ、ステップ1308では、外部符号化の変化を記述する情報を、データの発信ストリームを含むパケットのストリーム内にカプセル化することができる。上で述べたように、再シーケンシングとゼロパディングと低優先順位付けされたデータを使用するパディングとを、カプセル化で考慮できるある種の状況で使用することができることを了解されたい。同様に、他の状況では、タイムリーで効率的な処理の利益のために、同一の優先順位を有するデータを分離することが有益である場合がある。さらに、優先順位の選択は、誤り符号化、メディア符号化、圧縮などの他の形の任意の組合せを含むある形の合同最適化によって影響を受けても受けなくてもよい。その後、制御はステップ1310に継続する。
ステップ1310では、前のステップの選択と妥協とに従って、差動外側符号化をカプセル化されたデータに適用することができる。次に、ステップ1312では、のインターリービングを実行することができ、さまざまな構成では、インターリービングを、差動外部符号化変化の境界を保存するために制御することができる。その後、制御はステップ1314に継続する。
ステップ1314では、データの外部符号化され(オプションで)インターリーブされたストリームが、適当に送信され(外部符号化を含むことができるプロセス)得、その後、1つまたは複数の受信デバイスによって受信する。次に、ステップ1316では、データの受信されたストリームを、適当に復号し(おそらくまたは多分、埋め込まれたフラグまたは他の符号化関連情報を使用して)、消費者の利益のために再生することができる。その後、制御は、ステップ1304に戻ってジャンプする(または、いくつかの構成ではステップ1302に戻ってジャンプする)ことができ、ここで、このプロセスを、必要または望みに応じて繰り返すことができる。
エネルギ制御
図14は、ブロードキャストを転送するデバイスによって使用されるエネルギ使用制御を示す図である。図示されているのは、マルチメディアブロードキャストを転送するデバイス1400であり、このデバイスは、制約処理モジュール1411と、ワイヤレスプロトコル能力モジュール1413と、出力リンク品質インジケータモジュール1415と、プラットフォームエネルギレベルインジケータ1417と、処理制約モジュール1419とを含む。ワイヤレスプロトコル能力モジュール1413は、マルチメディアブロードキャスト転送デバイス1400の能力に関するデータとクライアントデバイスに関するデータとを提供する。処理制約モジュール1419は、同様に、マルチメディアブロードキャスト転送デバイス1400の処理制約に関するデータとクライアントデバイスに関するデータとを提供する。
マルチメディアブロードキャスト転送デバイス1400は、入力ブロードキャストストリーム1421を受信する。その後、制約処理モジュール1411は、出力ストリーム1423の個数と帯域幅とワイヤレスプロトコルと外部符号化とを含む出力データを提供する。これは、制約処理モジュール1411によって処理される制約によって制限されるが、入力ブロードキャストストリーム1421に対応する出力ストリーム1425を提供するために、マルチメディアブロードキャストを転送するデバイス1400によって使用される。
動作時に、制約処理モジュール1411は、出力ストリーム1425の個数と出力電力とを制限することによって出力ストリーム1425を制御する。外部電源によって電力を与えられる時など、プラットフォームエネルギ(プラットフォームエネルギレベルインジケータ1417)が制約されない場合には、制約は、ブロードキャスト転送デバイス1400のエネルギ消費を考慮せずに、サービス品質(QoS)に関係する要因によって制御される。使用可能な電力が制限される場合には、制約処理モジュール1411は、エネルギ消費を減らすために、ブロードキャストパラメータを再構成し、あるいはその代わりに、いくつかのまたはすべてのクライアントデバイスへの出力を調整する。例は、より少なくエネルギ消費集中的な符号化を使用すること、チャネルの個数を減らすことなどである。この調子で、異なるプロトコルを、必要な接続を提供するために用いることができる。たとえば、マルチメディアブロードキャスト転送デバイス1400は、送信をセルラ接続から使用可能な802.11接続またはより少ないエネルギ消費を要求する任意の他の接続に切り替えることができる。いくつかまたはすべてのクライアントデバイスへの出力を調整することによって、これらのデバイスから使用可能なサービスが、改善される。したがって、たとえば、3つのデータ出力ストリームが、クライアントに最適QoSを提供するが、マルチメディアを転送するデバイス1400の使用可能なバッテリ電力が、最終的にクライアントへのサービスを制限する場合には、制約処理モジュール1411は、データ出力ストリーム1425の個数および/または出力電力を減らし、ストリーム出力をより少なくエネルギ集中的またはより少なくエネルギ消費的なフォーマット、プロトコル、チャネル帯域幅などに切り替えるか調整することを試みる。いくつかの場合に、周辺受信エリア内のクライアントに送信するために要求される追加電力の量が、他のクライアントにサービスするためのマルチメディア転送デバイス1400の能力またはQoSが傷つけられるようなものになる場合がある。制約処理モジュール1411は、そのような場合に、ブロードキャスト転送デバイス1400によって調整を達成できない場合に、サービスすべきクライアントデバイスまたはそれに関するサービスを最適化すべきクライアントデバイスを判定する。
そうでなければ最適の個数の出力ストリーム1425または出力ストリーム1425での最適出力を提供するための使用可能エネルギが制限される、いくつかの場合がある。その結果は、マルチプル出力ストリーム能力(multiple output stream capability)が、全体的なQoSを高めるのではなく下げることである。その場合に、制約処理モジュール1411は、接続を「再ルーティングし」または調整することを試みながら、出力ストリーム1425の個数および/または出力ストリーム1425での電力を制限する。
さらに、ブロードキャスト転送デバイス1400の「パススルー」機能性を提供することが可能である。ブロードキャスト転送デバイス1400によるデータの処理が、変更されない状態で信号を単にパススルーすることよりエネルギ消費的である場合に、ブロードキャスト転送デバイス1400は、変更されない信号の「パススルー」が最も最適の再送信をもたらさない可能性がある場合であっても、「パススルー」技法を使用することができる。この判定における1つの要因は、内部処理からの総エネルギ消費対「パススルー」技法を使用することからの増やされるエネルギ消費である。
上の説明から暗示されるように、制約処理モジュール1411によって使用される入力は、モジュール1413と1415と1417と1419とによって制約処理モジュール1411に提供されるさまざまな要因を含む。ワイヤレスプロトコル能力モジュール1413は、マルチメディアブロードキャスト転送デバイス1400の能力に関するデータとクライアントデバイスに関するデータとを供給する。出力リンク品質データが、出力リンク品質インジケータモジュール1415によって供給される。マルチメディアブロードキャスト転送デバイス1400から使用可能なエネルギは、プラットフォームエネルギレベルインジケータ1417によって供給され、プラットフォームエネルギレベルインジケータ1417は、内部電源と外部電源とから入手可能な電力を示す「バッテリインジケータ」機能を提供する。処理制約モジュール1419は、マルチメディアブロードキャスト転送デバイス1400の処理制約に関するデータおよびクライアントデバイスに関するデータを供給する。制約処理モジュール1411によって使用され、モジュール1413と1415と1417と1419とによって供給されるパラメータは、事前にセットされるまたは調整されるのいずれかとすることができる。
図14に関連して上で説明された要素を、別個のモジュールとして提供することができ、あるいは、少なくとも1つのモノリシック集積回路を含むチップセットとして提供することができることに留意されたい。
結論
上で説明したシステムおよび/または方法が、コンピュータベースのシステムまたはプログラマブル論理などのプログラマブルデバイスを使用して実施されるさまざまな構成で、上で説明したシステムと方法とを、「C」、「C++」、「FORTRAN」、Pascal」、「VHDL」、および類似物などのさまざまな既知のまたは今後開発されるプログラミング言語のいずれを使用しても実施できることを了解されたい。
したがって、上で説明されたシステムおよび/または方法を実施するようにコンピュータなどのデバイスに指示することができる情報を含むことができる、磁気コンピュータディスク、光ディスク、電子メモリ、および類似物などのさまざまな記憶媒体を準備することができる。適当なデバイスが、記憶媒体に含まれる情報とプログラムとへのアクセスを有した後に、記憶媒体は、そのデバイスに情報とプログラムとを提供することができ、したがって、そのデバイスが上で説明されたシステムおよび/または方法を実行することを可能にする。
たとえば、ソースファイル、オブジェクトファイル、実行可能ファイル、または類似物などの適当な材料を含むコンピュータディスクが、コンピュータに提供される場合に、そのコンピュータは、情報を受け取り、それ自体を適当に構成し、さまざまな機能を実施するために上の図およびフローチャートに概要を示されたさまざまなシステムと方法との機能を実行することができる。すなわち、そのコンピュータは、上で説明されたシステムおよび/または方法の異なる要素に関係する情報のさまざまな部分をディスクから受け取り、個々のシステムおよび/または方法を実施し、通信に関係する個々のシステムおよび/または方法の機能を調整することができる。
上で説明したものは、1つまたは複数の実施形態の例を含む。もちろん、前述の実施形態を説明するためにコンポーネントまたは方法論のすべての考えられる組合せを記述することは不可能であるが、当業者は、さまざまな実施形態の多数のさらなる組合せと置換とが可能であることを認めることができる。したがって、説明された実施形態は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲に含まれるすべてのそのような代替形態と修正形態と変形形態とを包含することが意図されている。さらに、用語「includes(含む)」がこの詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかで使用される範囲で、そのような用語は、請求項内で移り変わる単語として使用される時に用語「comprising(含む)」が解釈される時の「comprising」に似た形で包含的であることが意図されている。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]1つまたは複数の受信装置にメディアを配布するためのワイヤレス通信デバイスであって、
少なくとも第1のメディアストリームを含む第1のワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信するように構成された受信回路網と、
前記受信されたマルチメディアブロードキャスト信号から個々のメディアストリームを抽出するように構成された抽出回路網と、
1つまたは複数のワイヤレス送信信号を使用して前記1つまたは複数の受信装置に同時に1つまたは複数の個々のメディアストリームをワイヤレスで送信するように構成された送信回路網と、
前記送信回路網と各受信装置との間の各ワイヤレスチャネルの転送リンクデータ容量に基づいて、少なくとも1つのワイヤレス送信信号タイプを使用して、少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信するために前記送信回路網を制御するように構成された判断回路網と
を備えるワイヤレス通信デバイス。
[2]前記受信回路網は、複数の異なるメディアストリームを含むワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信する能力を有し、前記メディアストリームの少なくともサブセットは、異なるマルチメディアプロトコルの下で提供される、上記[1]に記載のデバイス。
[3]前記メディアストリームの少なくともサブセットは、Forward Link Only(FLO)、DVB−H、DVB−SH、ATSC M/H、DVB−T、ISDB−TおよびS−DMB信号の前記グループから選択された信号を備えるマルチメディアブロードキャスト送信を備える、上記[2]に記載のデバイス。
[4]前記受信されたワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号から個々のメディアストリームを抽出するように構成された抽出回路網
をさらに備え、前記ワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号は、複数のオーディオ−ビジュアルメディアストリームを含む
上記[3]に記載のデバイス。
[5]前記判断回路網は、複数の前記受信装置の能力および信号環境のうちの少なくとも1つに応答して前記送信回路網を制御する能力を有する、上記[1]に記載のデバイス。
[6]前記判断回路網は、前記受信デバイスによるワイヤレス受信を表す前記受信デバイスからのフィードバック情報を受け取る能力を有する、上記[1]に記載のデバイス。
[7]前記転送リンクデータ容量を表す前記情報は、前記送信回路網と各受信装置との間の前記ワイヤレスチャネルのチャネル品質情報を含み、
前記送信回路網は、Bluetooth、802.11変形形態、802.15変形形態、およびUltra Wide Band(UWB)のうちの少なくとも1つを含む複数のワイヤレス信号タイプを使用して受信装置にメディアストリームを送信し、
前記判断回路網は、少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信するために前記送信回路網のための少なくとも1つのワイヤレス信号タイプを選択する
上記[6]に記載のデバイス。
[8]前記判断回路網は、前記送信回路網と各受信装置との間の少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量に基づいて、前記第1のデータストリームの異なるバージョンまたはプロトコルの中で選択し、
前記判断回路網は、前記第1のメディアストリームを搬送する、前記送信回路網と各受信装置との間の少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量の変化に基づいて、前記第1のデータストリームのバージョンを動的に変更する能力を有する
上記[6]に記載のデバイス。
[9]前記判断回路網は、各受信装置のディスプレイの視覚解像度に基づいて第1のデータストリームの異なるバージョンまたはプロトコルの中で選択する、上記[6]に記載のデバイス。
[10]前記異なるバージョンまたはプロトコルのうちの1つを有する前記個々のメディアストリームのうちの少なくとも1つの前記異なるバージョンまたはプロトコルは、前記異なるバージョンまたはプロトコルのうちの別の1つより狭い帯域幅要件およびより低い品質のうちの少なくとも1つを有する、上記[1]に記載のデバイス。
[11]前記判断回路網は、
前記送信回路網の以前に割り当てられた送信リソースに基づいて少なくとも1つのワイヤレス送信信号タイプを使用して少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信するために前記送信回路網を制御すること、または、
前記送信回路網と各受信装置との間の少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量の変化に基づいて前記送信回路網の送信リソースを動的に再割当すること、または、
前記第1のメディアストリームを搬送する、前記送信回路網と各受信装置との間の少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量の変化に基づいて送信回路網のリソースを動的に再割当すること、または、
減少する転送リンクデータ容量を有する受信装置が前記第1のメディアストリームを受信し続けるように前記第1のメディアストリームを送信するために追加の送信信号を前記送信回路網に追加させること、または、
前記受信装置の物理的特性に関する前記受信装置によって提供される情報、前記送信回路と前記受信装置との間のワイヤレスチャネルのデータ転送容量、および前記送信回路網と前記受信装置との間で使用されるワイヤレス通信標準規格のうちの少なくとも1つに基づいてデータのメディア符号化されたストリームのためのメディア符号化方式を自動的に選択すること
のうちの1つの能力を有する、上記[1]に記載のデバイス。
[12]前記第1のストリームに対する変更は、変換動作を備える、上記[11]に記載のデバイス。
[13]前記第1のワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号は、Forward Link Only(FLO)、DVB−H、DVB−SH、ATSC M/H、DVB−T、ISDB−TおよびS−DMB信号の前記グループから選択された1つまたは複数の信号を備える、上記[12]に記載のデバイス。
[14]前記個々のメディアストリームの前記抽出のための複数の異なるメディアストリームを含む前記第1のワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信するように構成された前記受信回路網と、
前記送信回路網に結合され、各ワイヤレス送信チャネルのチャネル品質およびデータ帯域幅のうちの少なくとも1つに基づいて前記1つまたは複数のワイヤレスチャネルのうちの少なくとも1つを割り当てるように構成された、前記判断回路網と
をさらに備える、上記[1]に記載のデバイス。
[15]データの動的に外部符号化されたストリームを作るために、各外部符号化方式が異なるレベルのロバスト性を有する複数の使用可能な外部符号化方式のうちの1つを使用するためにデータの第1のストリームのための外部符号化方式を動的に変更するように構成された外部符号化回路と、
データの前記動的に外部符号化されたストリームを受信装置に送信するように構成された送信回路と
をさらに備える、上記[1]に記載のデバイス。
[16]暗号化解除鍵を含む暗号化解除回路網と、
1つまたは複数の送信信号を使用して、前記個々のメディアストリームのうちの1つまたは複数を暗号化し、前記1つまたは複数の受信装置に送信するように構成された前記送信回路網と、
前記送信回路網を介する少なくとも1つの受信装置への前記第1のメディアストリームの前記配布を制御するように、および前記少なくとも1つの受信装置が前記第1のメディアストリームにアクセスすることを可能にする少なくとも第1のセッション鍵を前記少なくとも1つの受信装置に提供するように構成されたメディア制御回路網と
をさらに備え、
前記暗号化解除回路は、少なくとも暗号化解除された第1のメディアストリームを作るために前記暗号化されたメディアストリームのうちの1つまたは複数を暗号化解除するように構成される、上記[1]に記載のデバイス。
[17]前記暗号化解除回路網は、暗号化解除処理を伴わない減らされた暗号化の送信または受信「パススルー」送信を可能にする能力を有する、上記[16]に記載のデバイス。
[18]複数の異なる通信プロトコルを使用して第1の受信装置にペイロード情報の第1のストリームを送信するように構成された前記送信回路網と、
ペイロード情報の前記第1のストリームの送信が、前記送信回路網と前記第1の受信装置との間のデータフローの感知できる中断なしに、第1の通信プロトコルを使用する第1の通信チャネルから第2の通信プロトコルを使用する第2の通信チャネルへ変更されるように、前記送信回路網に動的プロトコルハンドオフを実行させるように構成されたプロトコル選択回路と、
異なるプロトコルを使用して第1の受信装置にペイロード情報の第1のストリームを送信するようにそれぞれが構成された複数の送信回路を備える前記送信回路網と、
前記第1の受信装置からプロトコルの変更に関する情報を受信することおよびより/最も有利な通信プロトコルを判定することのうちの少なくとも1つを実行するように構成された前記判断回路網と、
プロトコルを変更するために前記送信回路を制御するために前記判断回路に応答するハンドオフ回路網と
をさらに備える、上記[1]に記載のデバイス。
[19]データの差動的に外部符号化されたストリームを作るために、各外側符号化方式が異なるレベルのロバスト性を有する複数の使用可能な外部符号化方式のうちの1つを使用するためにデータの第1のストリームのための外部符号化方式を差動的に変更するように構成された外部符号化回路と、
データの前記差動的に外部符号化されたストリームを受信装置に送信するように構成された前記送信回路と
をさらに備える、上記[1]に記載のデバイス。
[20]前記ワイヤレス通信デバイスの能力に従ってクライアントデバイスへの前記1つまたは複数のワイヤレス送信信号の送信を制限することによって、前記受信デバイスのうちのものに所定のサービス品質(QoS)でサービスを提供するための、前記ワイヤレス通信デバイスの前記能力に関係する少なくとも1つの要因に応答する、制約処理モジュール
をさらに備える、上記[1]に記載のデバイス。
[21]サービスを提供するための前記ワイヤレス通信デバイスの前記能力に関係する前記要因は、前記受信デバイスのワイヤレスプロトコル能力、出力リンク品質データ、前記マルチメディアブロードキャスト転送デバイスに使用可能なエネルギまたは「バッテリインジケータ」データ、前記マルチメディアブロードキャスト転送デバイスの処理制約、および前記受信デバイスの処理制約のうちの少なくとも1つを備える、上記[20]に記載のデバイス。
[22]前記受信デバイスのワイヤレスプロトコル能力に関するデータを前記制約処理モジュールに提供するワイヤレスプロトコル能力モジュールと、
出力リンク品質データに関するデータを前記制約処理モジュールに提供する出力リンク品質インジケータモジュールと、
前記マルチメディアブロードキャスト転送デバイスに使用可能なエネルギに関するデータまたは「バッテリインジケータ」データを前記制約処理モジュールに提供するプラットフォームエネルギレベルインジケータと、
前記受信デバイスの処理制約および前記マルチメディアブロードキャスト転送デバイスの処理制約に関するデータを前記制約処理モジュールに提供する複数制約処理モジュールであって、前記制約処理モジュールは、前記送信回路網と前記受信装置との間で使用されるワイヤレス通信標準規格、前記送信回路網と前記受信装置との間のワイヤレスチャネルのデータ転送容量および前記受信する装置によって提供される情報のうちの少なくとも1つに基づいて、前記ワイヤレス通信デバイスの能力に従って、前記クライアントデバイスへの前記1つまたは複数のワイヤレス送信信号の前記送信を制限することによって、前記受信デバイスのうちのものにサービスを提供するために前記ワイヤレス通信デバイスの前記能力に関係する少なくとも1つの要因に応答し、前記受信デバイスによって提供される前記情報は、前記受信装置の物理的特性に関する前記受信装置によって提供される情報を備える、複数制約処理モジュールと
をさらに備える、上記[20]に記載のデバイス。
[23]前記制約処理モジュールは、出力ストリームの個数および出力電力を制限することによって1つまたは複数のワイヤレス送信信号を使用する前記1つまたは複数の受信装置への同時の前記1つまたは複数の個々のメディアストリームの前記送信を制御し、
プラットフォームエネルギの実質的に制約されない可用性の場合に、プラットフォームエネルギの可用性に応答して前記出力ストリームの前記個数と出力電力とに対する制約を減らすか除去し、
プラットフォームエネルギの制限された可用性の場合に、前記制約処理モジュールは、少なくとも所定のサービス品質(QoS)を伴って少なくともいくつかのクライアントデバイスにサービスを提供するために出力を制限する
上記[20]に記載のデバイス。
[24]前記受信デバイスによって提供される前記情報は、Forward Link Only(FLO)、DVB−H、DVB−SH、ATSC M/H、DVB−T、ISDB−TおよびS−DMB信号の前記グループから選択された信号を処理するための前記受信装置の能力に関する前記受信装置によって提供される情報を備える、上記[23]に記載のデバイス。
[25]1つまたは複数の受信装置にメディアを配布するための方法であって、
複数の異なるメディアストリームを含むワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信することと、
前記受信されたマルチメディアブロードキャスト信号から第1のメディアストリームを抽出することと、
前記1つまたは複数の受信装置に同時に1つまたは複数の個々のメディアストリームをワイヤレスで送信するように構成された送信回路網の1つまたは複数のワイヤレスチャネルのうちの少なくとも1つを、各ワイヤレス送信チャネルのチャネル品質およびデータ帯域幅のうちの少なくとも1つに基づいて割り当てることと、
前記割り当てられた1つまたは複数のワイヤレスチャネルを使用して前記第1のメディアストリームを送信することと
を備える方法。
[26]1つまたは複数のワイヤレス送信信号を使用して1つまたは複数の受信装置に同時に1つまたは複数の個々のメディアストリームを送信することと、
送信回路網と前記1つの受信装置との間の各ワイヤレスチャネルの転送リンクデータ容量に基づいて、少なくとも1つのワイヤレス送信信号タイプを使用して少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信することによって前記送信を制御すること、または、
各受信装置への送信のための各ワイヤレスチャネルの転送リンクデータ容量に基づいて、少なくとも1つのワイヤレス送信信号タイプを使用して少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信するために前記送信を制御することと
をさらに備える、上記[25]に記載の方法。
[27]複数の異なるメディアストリームを含むワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信することであって、前記メディアストリームの少なくともサブセットは、異なるマルチメディアプロトコルの下で提供される、受信することと、
前記受信されたワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号から個々のメディアストリームを抽出することと、
各受信装置ヘの送信のための少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量に基づいて、前記第1のデータストリームの異なるバージョンまたはプロトコルの中で選択することと
をさらに備える、上記[25]に記載の方法。
[28]複数の異なるメディアストリームを含むワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信することをさらに備え、前記メディアストリームの少なくともサブセットは、異なるマルチメディアプロトコルの下で提供され、前記メディアストリームの少なくともサブセットは、Forward Link Only(FLO)、DVB−H、DVB−SH、ATSC M/H、DVB−T、ISDB−TおよびS−DMB信号の前記グループから選択された信号を備える、上記[25]に記載の方法。
[29]各受信装置への送信のための各ワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量を表す情報を受信すること、および前記受信された情報に基づいて前記送信を制御すること、前記転送リンクデータ容量を表す前記情報は、各受信装置への送信のための前記ワイヤレスチャネルのチャネル品質情報を含む、と、
前記第1のメディアストリームを搬送する各受信装置への送信のための少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量の変化に基づいて前記第1のデータストリームのバージョンを動的に変更することと、
各受信装置のディスプレイの視覚解像度に基づいて前記第1のデータストリームの異なるバージョンまたはプロトコルの中で選択すること、または、
以前に割り当てられた送信リソースに基づいて少なくとも1つのワイヤレス送信信号タイプを使用して少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信するために前記送信を制御することと
をさらに備える、上記[25]に記載の方法。
[30]Bluetooth、802.11変形形態、802.15変形形態、およびUltra Wide Band(UWB)のうちの少なくとも1つを含む複数のワイヤレス信号タイプを使用して受信装置にメディアストリームを送信すること
をさらに備え、
少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信するために前記送信のための少なくとも1つのワイヤレス信号タイプを選択すること
上記[29]に記載の方法。
[31]異なるバージョンまたはプロトコルのうちの1つを有する前記個々のメディアストリームのうちの少なくとも1つの前記異なるバージョンまたはプロトコルは、前記異なるバージョンまたはプロトコルのうちの別の1つより狭い帯域幅要件およびより低い品質のうちの少なくとも1つを有する、上記[25]に記載の方法。
[32]各受信装置への送信のための少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量の変化に基づいて送信リソースを動的に再割当することをさらに備え、前記第1のデータストリームに対する変更は、変換動作を備える、上記[25]に記載の方法。
[33]前記第1のメディアストリームを搬送する、各受信装置への送信のための少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量の変化に基づいて送信リソースを動的に再割当することをさらに備える、上記[25]に記載の方法。
[34]減少する転送リンクデータ容量を有する受信装置が前記第1のメディアストリームを受信し続けるように前記第1のメディアストリームを送信するために、前記送信に追加の送信信号を追加させることをさらに備える、上記[33]に記載の方法。
[35]前記受信装置の物理的特性に関する前記受信装置によって提供される情報、前記受信装置への送信のためのワイヤレスチャネルのデータ転送容量、および前記受信装置への送信のために使用されるワイヤレス通信標準規格のうちの少なくとも1つに基づいてデータのメディア符号化されたストリームのためのメディア符号化方式を選択することをさらに備える、上記[25]に記載の方法。
[36]データの動的に外部符号化されたストリームを作るために、データの第1のストリームのための外部符号化方式を、各外部符号化方式が異なるレベルのロバスト性を有する複数の使用可能な外部符号化方式のうちの異なる1つに動的に変更することと、
データの前記動的に外部符号化されたストリームを受信装置に送信することと
をさらに備える、上記[25]に記載の方法。
[37]少なくとも暗号化解除された第1のメディアストリームを作るために前記暗号化されたメディアストリームのうちの1つまたは複数を暗号化解除することと、
1つまたは複数の送信信号を使用して、前記個々のメディアストリームのうちの1つまたは複数を暗号化し、前記1つまたは複数の受信装置に送信することと
少なくとも1つの受信装置への前記第1のメディアストリームの前記配布を制御し、前記少なくとも1つの受信装置が前記第1のメディアストリームにアクセスすることを可能にする少なくとも第1のセッション鍵を前記少なくとも1つの受信装置に提供することと
をさらに備える、上記[25]に記載の方法。
[38]前記暗号化解除回路網は、暗号化解除処理を伴わない減らされた暗号化の送信または受信「パススルー」送信を可能にする能力を有する、上記[37]に記載の方法。
[39]異なるプロトコルを使用して第1の受信装置にペイロード情報の第1のストリームを送信するために複数の送信回路を構成することおよび複数の異なる通信プロトコルを使用して第1の受信装置にペイロード情報の第1のストリームを送信することと、
ペイロード情報の前記第1のストリームの送信が、第1の受信装置へのデータフロー送信の感知できる中断なしに、第1の通信プロトコルを使用する第1の通信チャネルから第2の通信プロトコルを使用する第2の通信チャネルへ変更されるように、前記送信に動的プロトコルハンドオフを実行させるためにプロトコルを選択することと、
前記第1の受信装置からプロトコルの変更に関する情報を受信することおよびより/最も有利な通信プロトコルを判定することのうちの少なくとも1つを実行することと、
プロトコルを変更するために前記送信回路を制御することと
をさらに備える、上記[25]に記載の方法。
[40]データの差動的に外部符号化されたストリームを作るために、各外部符号化方式が異なるレベルのロバスト性を有する複数の使用可能な外側符号化方式のうちの1つを使用するためにデータの第1のストリームのための外部符号化方式を差動的に変更することと、
データの前記差動的に外部符号化されたストリームを受信装置に送信することと
をさらに備える、上記[25]に記載の方法。
[41]サービスを提供するための前記ワイヤレス通信デバイスの前記能力に関係する前記要因は、前記受信デバイスのワイヤレスプロトコル能力、出力リンク品質データ、マルチメディアブロードキャスト転送のために使用可能なエネルギまたは「バッテリインジケータ」データ、マルチメディアブロードキャスト転送に関する処理制約、および前記受信デバイスの処理制約のうちの少なくとも1つを備える、上記[40]に記載の方法。
[42]前記出力ストリームの個数と出力電力とを制限することによって1つまたは複数のワイヤレス送信信号を使用する前記1つまたは複数の受信装置への同時の前記1つまたは複数の個々のメディアストリームの前記送信を制御することと、
プラットフォームエネルギの実質的に制約されない可用性の場合に、プラットフォームエネルギの可用性に応答して前記出力ストリームの前記個数と出力電力とに対する制約を減らすことまたは除去することと、
プラットフォームエネルギの制限された可用性の場合に、少なくとも所定のサービス品質(QoS)を伴って少なくともいくつかのクライアントデバイスにサービスを提供するために出力を制限することと
をさらに備える、上記[25]に記載の方法。
[43]前記受信装置への送信のために使用されるワイヤレス通信標準規格と、前記受信装置への送信のためのワイヤレスチャネルのデータ転送容量と、前記受信装置によって提供される情報とのうちの少なくとも1つに基づいて、前記クライアントデバイスへの前記1つまたは複数のワイヤレス送信信号の前記送信を制限することによって、前記受信デバイスのうちのものにサービスを提供するための能力に関係する少なくとも1つの要因に応答して前記送信を制御することをさらに備え、前記受信デバイスによって提供される前記情報は、前記受信装置の物理的特性に関する前記受信装置によって提供される情報を備える、
上記[25]に記載の方法。
[44]上記[25]に記載の方法を実行するための回路網を備えるプロセッサであって、少なくとも1つのモノリシック集積回路を含むチップセットとして提供される前記プロセッサを備える、プロセッサ。
[45]コンピュータに、複数の異なるメディアストリームを含むワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信させるための第1の命令と、
前記コンピュータに、前記受信されたマルチメディアブロードキャスト信号から第1のメディアストリームを抽出させるための第2の命令と、
前記コンピュータに、前記1つまたは複数の受信装置に同時に1つまたは複数の個々のメディアストリームをワイヤレスで送信するように構成された送信回路網の前記1つまたは複数のワイヤレスチャネルのうちの少なくとも1つを、各ワイヤレス送信チャネルのチャネル品質およびデータ帯域幅のうちの少なくとも1つに基づいて割り当てさせるための第3の命令と、
前記コンピュータに、前記割り当てられた1つまたは複数のワイヤレスチャネルを使用して前記第1のメディアストリームを送信させるための第4の命令と
を備えるコンピュータ可読媒体
を備えるコンピュータプログラム製品。
[46]前記コンピュータに、1つまたは複数のワイヤレス送信信号を使用して1つまたは複数の受信装置に同時に1つまたは複数の個々のメディアストリームを送信させる前記第4命令と、
前記コンピュータに、送信回路網と前記1つの受信装置との間の各ワイヤレスチャネルの転送リンクデータ容量に基づいて、少なくとも1つのワイヤレス送信信号タイプを使用して少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信することによって前記送信を制御させる前記第4命令と
をさらに備える、上記[45]に記載のコンピュータプログラム製品。
[47]1つまたは複数の受信装置にメディアを配布する装置であって、
複数の異なるメディアストリームを含むワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信するための手段と、
前記受信されたマルチメディアブロードキャスト信号から第1のメディアストリームを抽出するための手段と、
前記1つまたは複数の受信装置に同時に1つまたは複数の個々のメディアストリームをワイヤレスで送信するように構成された送信回路網の前記1つまたは複数のワイヤレスチャネルのうちの少なくとも1つを、各ワイヤレス送信チャネルのチャネル品質およびデータ帯域幅のうちの少なくとも1つに基づいて割り当てるための手段と、
1つまたは複数のワイヤレス送信信号を使用して1つまたは複数の受信装置に同時に1つまたは複数の個々のメディアストリームを送信するための手段と、
送信回路網と前記1つの受信装置との間の各ワイヤレスチャネルの転送リンクデータ容量に基づいて、少なくとも1つのワイヤレス送信信号タイプを使用して少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信することによって前記送信を制御するための手段と
を備える装置。
[48]複数の異なるメディアストリームを含むワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信するための手段であって、前記メディアストリームの少なくともサブセットは、異なるマルチメディアプロトコルの下で提供される、手段と、
前記受信されたワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号から個々のメディアストリームを抽出するための手段と、
各受信装置のディスプレイの視覚解像度に基づいて前記第1のデータストリームの異なるバージョンまたはプロトコルの中で選択するための手段と
をさらに備える、上記[47]に記載の装置。
[49]前記異なるバージョンまたはプロトコルのうちの1つを有する前記個々のメディアストリームのうちの少なくとも1つの前記異なるバージョンまたはプロトコルは、前記異なるバージョンまたはプロトコルのうちの別の1つより狭い帯域幅要件およびより低い品質のうちの少なくとも1つを有する、上記[47]に記載の装置。
[50]前記第1のメディアストリームを搬送する各受信装置への送信のための少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量の変化に基づいて送信リソースを動的に再割当するための手段をさらに備える、上記[47]に記載の装置。
[51]少なくとも暗号化解除された第1のメディアストリームを作るために前記暗号化されたメディアストリームのうちの1つまたは複数を暗号化解除するための手段と、
1つまたは複数の送信信号を使用して、前記個々のメディアストリームのうちの1つまたは複数を暗号化し、前記1つまたは複数の受信装置に送信するための手段と
少なくとも1つの受信装置への前記第1のメディアストリームの前記配布を制御するため、および前記少なくとも1つの受信装置が前記第1のメディアストリームにアクセスすることを可能にする少なくとも第1のセッション鍵を前記少なくとも1つの受信装置に提供するための手段と
をさらに備え、暗号化解除するための前記手段は、暗号化解除処理を伴わない減らされた暗号化の送信または受信「パススルー」送信を可能にする能力を有する
上記[47]に記載の装置。
[52]前記ワイヤレス通信デバイスの能力に従って前記クライアントデバイスへの前記1つまたは複数のワイヤレス送信信号の送信を制限することによって前記受信デバイスのうちのものに所定のサービス品質(QoS)でサービスを提供するための、前記ワイヤレス通信デバイスの前記能力に関係する少なくとも1つの要因に応答するための手段と、
出力ストリームの個数と出力電力とを制限することによって1つまたは複数のワイヤレス送信信号を使用する前記1つまたは複数の受信装置への同時の前記1つまたは複数の個々のメディアストリームの前記送信を制御するための手段と、
プラットフォームエネルギの実質的に制約されない可用性の場合に、プラットフォームエネルギの可用性に応答して前記出力ストリームの前記個数と出力電力とに対する制約を減らしまたは除去するための手段と、
プラットフォームエネルギの制限された可用性の場合に、少なくとも所定のサービス品質(QoS)を伴って少なくともいくつかのクライアントデバイスにサービスを提供するために出力を制限するための手段と
をさらに備える、上記[47]に記載の装置。
[53]前記受信装置への送信のために使用されるワイヤレス通信標準規格、前記受信装置への送信のためのワイヤレスチャネルのデータ転送容量、前記受信装置によって提供される情報のうちの少なくとも1つに基づいて、前記クライアントデバイスへの前記1つまたは複数のワイヤレス送信信号の前記送信を制限することによって、前記受信デバイスのうちのものにサービスを提供するための能力に関係する少なくとも1つの要因に応答して前記送信を制御するための手段
をさらに備え、前記受信デバイスによって提供される前記情報は、前記受信装置の物理的特性に関する前記受信装置によって提供される情報を備える
上記[47]に記載の装置。

Claims (53)

  1. 1つまたは複数の受信装置にメディアを配布するためのワイヤレス通信デバイスであって、
    少なくとも第1のメディアストリームを含む第1のワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信するように構成された受信回路網と、
    前記受信されたマルチメディアブロードキャスト信号から個々のメディアストリームを抽出するように構成された抽出回路網と、
    前記1つまたは複数の受信装置と前記ワイヤレス通信デバイスとの間で使用可能な複数のワイヤレス送信チャネルのそれぞれのチャネル品質およびデータ帯域幅のうちの少なくとも1つに基づき割り当てられた1つまたは複数のワイヤレスチャネルを介して、1つまたは複数のワイヤレス送信信号を使用して1つまたは複数の受信装置に同時に1つまたは複数の個々のメディアストリームをワイヤレスで送信するように構成された送信回路網と、前記複数のワイヤレス送信チャネルは複数のワイヤレス送信信号タイプにそれぞれ対応し、
    前記送信回路網と各受信装置との間の各ワイヤレス送信チャネルの転送リンクデータ容量に基づいて、各受信装置に割り当てられた前記ワイヤレス送信チャネルに対応する前記ワイヤレス送信信号タイプを使用して、少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信するために前記送信回路網を制御するように構成された判断回路網と、前記判断回路網は、各受信装置に対して、前記複数のワイヤレス送信信号タイプのうちの1つに対応する前記ワイヤレス送信チャネルを選択し、
    を備える、
    ワイヤレス通信デバイス。
  2. 前記受信回路網は、複数の異なるメディアストリームを含むワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信する能力を有し、前記メディアストリームの少なくともサブセットは、異なるマルチメディアプロトコルの下で提供される、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記メディアストリームの少なくともサブセットは、Forward Link Only(FLO)、DVB−H、DVB−SH、ATSC M/H、DVB−T、ISDB−TおよびS−DMB信号の前記グループから選択された信号を備えるマルチメディアブロードキャスト送信を備える、請求項2に記載のデバイス。
  4. 前記ワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号は、複数のオーディオ−ビジュアルメディアストリームを含む
    請求項3に記載のデバイス。
  5. 前記判断回路網は、複数の前記受信装置の能力および信号環境のうちの少なくとも1つに応答して前記送信回路網を制御する能力を有する、請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記判断回路網は、前記受信デバイスによるワイヤレス受信を表す前記受信デバイスからのフィードバック情報を受け取る能力を有する、請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記転送リンクデータ容量を表す前記情報は、前記送信回路網と各受信装置との間の前記ワイヤレスチャネルのチャネル品質情報を含み、
    前記送信回路網は、Bluetooth、802.11変形形態、802.15変形形態、およびUltra Wide Band(UWB)のうちの少なくとも1つを含む複数のワイヤレス信号タイプを使用して受信装置にメディアストリームを送信し、
    前記判断回路網は、少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信するために前記送信回路網のための少なくとも1つのワイヤレス信号タイプを選択する
    請求項6に記載のデバイス。
  8. 前記判断回路網は、前記送信回路網と各受信装置との間の少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量に基づいて、前記第1のメディアストリームの異なるバージョンまたはプロトコルの中で選択し、
    前記判断回路網は、前記第1のメディアストリームを搬送する、前記送信回路網と各受信装置との間の少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量の変化に基づいて、前記第1のメディアストリームのバージョンを動的に変更する能力を有する
    請求項6に記載のデバイス。
  9. 前記判断回路網は、各受信装置のディスプレイの視覚解像度に基づいて第1のメディアストリームの異なるバージョンまたはプロトコルの中で選択する、請求項6に記載のデバイス。
  10. 前記異なるバージョンまたはプロトコルのうちの1つを有する前記個々のメディアストリームのうちの少なくとも1つの前記異なるバージョンまたはプロトコルは、前記異なるバージョンまたはプロトコルのうちの別の1つより狭い帯域幅要件およびより低い品質のうちの少なくとも1つを有する、請求項1に記載のデバイス。
  11. 前記判断回路網は、
    前記送信回路網の以前に割り当てられた送信リソースに基づいて少なくとも1つのワイヤレス送信信号タイプを使用して少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信するために前記送信回路網を制御すること、または、
    前記送信回路網と各受信装置との間の少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量の変化に基づいて前記送信回路網の送信リソースを動的に再割当すること、または、
    前記第1のメディアストリームを搬送する、前記送信回路網と各受信装置との間の少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量の変化に基づいて送信回路網のリソースを動的に再割当すること、または、
    減少する転送リンクデータ容量を有する受信装置が前記第1のメディアストリームを受信し続けるように前記第1のメディアストリームを送信するために追加の送信信号を前記送信回路網に追加させること、または、
    前記受信装置の物理的特性に関する前記受信装置によって提供される情報、前記送信回路と前記受信装置との間のワイヤレスチャネルのデータ転送容量、および前記送信回路網と前記受信装置との間で使用されるワイヤレス通信標準規格のうちの少なくとも1つに基づいてデータのメディア符号化されたストリームのためのメディア符号化方式を自動的に選択すること
    のうちの1つの能力を有する、請求項1に記載のデバイス。
  12. 前記第1のストリームに対する変更は、変換動作を備える、請求項11に記載のデバイス。
  13. 前記第1のワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号は、Forward Link Only(FLO)、DVB−H、DVB−SH、ATSC M/H、DVB−T、ISDB−TおよびS−DMB信号の前記グループから選択された1つまたは複数の信号を備える、請求項12に記載のデバイス。
  14. 前記個々のメディアストリームの前記抽出のための複数の異なるメディアストリームを含む前記第1のワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信するように構成された前記受信回路網と、
    前記送信回路網に結合され、各ワイヤレス送信チャネルのチャネル品質およびデータ帯域幅のうちの少なくとも1つに基づいて前記1つまたは複数のワイヤレスチャネルのうちの少なくとも1つを割り当てるように構成された、前記判断回路網と
    をさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
  15. データの動的に外部符号化されたストリームを作るために、各外部符号化方式が異なるレベルのロバスト性を有する複数の使用可能な外部符号化方式のうちの1つを使用するためにデータの第1のストリームのための外部符号化方式を動的に変更するように構成された外部符号化回路と、
    データの前記動的に外部符号化されたストリームを受信装置に送信するように構成された送信回路と
    をさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
  16. 暗号化解除鍵を含む暗号化解除回路網と、
    1つまたは複数の送信信号を使用して、前記個々のメディアストリームのうちの1つまたは複数を暗号化し、前記1つまたは複数の受信装置に送信するように構成された前記送信回路網と、
    前記送信回路網を介する少なくとも1つの受信装置への前記第1のメディアストリームの前記配布を制御するように、および前記少なくとも1つの受信装置が前記第1のメディアストリームにアクセスすることを可能にする少なくとも第1のセッション鍵を前記少なくとも1つの受信装置に提供するように構成されたメディア制御回路網と
    をさらに備え、
    前記暗号化解除回路は、少なくとも暗号化解除された第1のメディアストリームを作るために1つまたは複数の暗号化されたメディアストリームを暗号化解除するように構成される、請求項1に記載のデバイス。
  17. 前記暗号化解除回路網は、暗号化解除処理を伴わない減らされた暗号化の送信または受信「パススルー」送信を可能にする能力を有する、請求項16に記載のデバイス。
  18. 複数の異なる通信プロトコルを使用して第1の受信装置にペイロード情報の第1のストリームを送信するように構成された前記送信回路網と、
    ペイロード情報の前記第1のストリームの送信が、前記送信回路網と前記第1の受信装置との間のデータフローの感知できる中断なしに、第1の通信プロトコルを使用する第1の通信チャネルから第2の通信プロトコルを使用する第2の通信チャネルへ変更されるように、前記送信回路網に動的プロトコルハンドオフを実行させるように構成されたプロトコル選択回路と、
    異なるプロトコルを使用して第1の受信装置にペイロード情報の第1のストリームを送信するようにそれぞれが構成された複数の送信回路を備える前記送信回路網と、
    前記第1の受信装置からプロトコルの変更に関する情報を受信することおよびより/最も有利な通信プロトコルを判定することのうちの少なくとも1つを実行するように構成された前記判断回路網と、
    プロトコルを変更するために前記送信回路を制御するために前記判断回路に応答するハンドオフ回路網と
    をさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
  19. データの差動的に外部符号化されたストリームを作るために、各外側符号化方式が異なるレベルのロバスト性を有する複数の使用可能な外部符号化方式のうちの1つを使用するためにデータの第1のストリームのための外部符号化方式を差動的に変更するように構成された外部符号化回路と、
    データの前記差動的に外部符号化されたストリームを受信装置に送信するように構成された前記送信回路と
    をさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
  20. 前記ワイヤレス通信デバイスの能力に従ってクライアントデバイスへの前記1つまたは複数のワイヤレス送信信号の送信を制限することによって、前記受信デバイスのうちのものに所定のサービス品質(QoS)でサービスを提供するための、前記ワイヤレス通信デバイスの前記能力に関係する少なくとも1つの要因に応答する、制約処理モジュール
    をさらに備える、請求項1に記載のデバイス。
  21. サービスを提供するための前記ワイヤレス通信デバイスの前記能力に関係する前記要因は、前記受信デバイスのワイヤレスプロトコル能力、出力リンク品質データ、前記マルチメディアブロードキャスト転送デバイスに使用可能なエネルギまたは「バッテリインジケータ」データ、前記マルチメディアブロードキャスト転送デバイスの処理制約、および前記受信デバイスの処理制約のうちの少なくとも1つを備える、請求項20に記載のデバイス。
  22. 前記受信デバイスのワイヤレスプロトコル能力に関するデータを前記制約処理モジュールに提供するワイヤレスプロトコル能力モジュールと、
    出力リンク品質データに関するデータを前記制約処理モジュールに提供する出力リンク品質インジケータモジュールと、
    前記マルチメディアブロードキャスト転送デバイスに使用可能なエネルギに関するデータまたは「バッテリインジケータ」データを前記制約処理モジュールに提供するプラットフォームエネルギレベルインジケータと、
    前記受信デバイスの処理制約および前記マルチメディアブロードキャスト転送デバイスの処理制約に関するデータを前記制約処理モジュールに提供する複数制約処理モジュールであって、前記制約処理モジュールは、前記送信回路網と前記受信装置との間で使用されるワイヤレス通信標準規格、前記送信回路網と前記受信装置との間のワイヤレスチャネルのデータ転送容量および前記受信する装置によって提供される情報のうちの少なくとも1つに基づいて、前記ワイヤレス通信デバイスの能力に従って、前記クライアントデバイスへの前記1つまたは複数のワイヤレス送信信号の前記送信を制限することによって、前記受信デバイスのうちのものにサービスを提供するために前記ワイヤレス通信デバイスの前記能力に関係する少なくとも1つの要因に応答し、前記受信デバイスによって提供される前記情報は、前記受信装置の物理的特性に関する前記受信装置によって提供される情報を備える、複数制約処理モジュールと
    をさらに備える、請求項20に記載のデバイス。
  23. 前記制約処理モジュールは、出力ストリームの個数および出力電力を制限することによって1つまたは複数のワイヤレス送信信号を使用する前記1つまたは複数の受信装置への同時の前記1つまたは複数の個々のメディアストリームの前記送信を制御し、
    プラットフォームエネルギ制約されない場合に、前記出力ストリームの前記個数と出力電力とに対する制約を減らすか除去し、
    プラットフォームエネルギ制限され場合に、前記制約処理モジュールは、少なくとも所定のサービス品質(QoS)を伴って少なくともいくつかのクライアントデバイスにサービスを提供するために出力を制限する
    請求項20に記載のデバイス。
  24. 前記受信デバイスによって提供される前記情報は、Forward Link Only(FLO)、DVB−H、DVB−SH、ATSC M/H、DVB−T、ISDB−TおよびS−DMB信号の前記グループから選択された信号を処理するための前記受信装置の能力に関する前記受信装置によって提供される情報を備える、請求項23に記載のデバイス。
  25. 1つまたは複数の受信装置にメディアを配布するための方法であって、
    複数の異なるメディアストリームを含むワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信することと、
    前記受信されたマルチメディアブロードキャスト信号から第1のメディアストリームを抽出することと、
    1つまたは複数の受信装置に同時に1つまたは複数の個々のメディアストリームをワイヤレスで送信するように構成された送信回路網に、複数のワイヤレス送信チャネルのうちの1つまたは複数のワイヤレスチャネルを、前記複数のワイヤレス送信チャネルのそれぞれのチャネル品質およびデータ帯域幅のうちの少なくとも1つに基づいて割り当てることと、前記複数のワイヤレス送信チャネルは複数のワイヤレス送信信号タイプにそれぞれ対応し、前記割り当てることは、各受信装置に対して、前記複数のワイヤレス信号タイプのうちの1つに対応するワイヤレス送信チャネルを選択することを含み、
    前記割り当てられた1つまたは複数のワイヤレス送信チャネルを使用して前記第1のメディアストリームを送信することと
    を備える方法。
  26. 1つまたは複数のワイヤレス送信信号を使用して1つまたは複数の受信装置に同時に1つまたは複数の個々のメディアストリームを送信することと、
    送信回路網と前記1つの受信装置との間の各ワイヤレス送信チャネルの転送リンクデータ容量に基づいて、各受信装置に割り当てられた前記ワイヤレス送信チャネルに対応する前記ワイヤレス送信信号タイプを使用して少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信することによって前記送信を制御すること、または、
    各受信装置への送信のための各ワイヤレス送信チャネルの転送リンクデータ容量に基づいて、各受信装置に割り当てられた前記ワイヤレス送信チャネルに対応する前記ワイヤレス送信信号タイプを使用して少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信するために前記送信を制御することと
    をさらに備える、請求項25に記載の方法。
  27. 複数の異なるメディアストリームを含むワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信することであって、前記メディアストリームの少なくともサブセットは、異なるマルチメディアプロトコルの下で提供される、受信することと、
    前記受信されたワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号から個々のメディアストリームを抽出することと、
    各受信装置ヘの送信のための少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量に基づいて、前記第1のメディアストリームの異なるバージョンまたはプロトコルの中で選択することと
    をさらに備える、請求項25に記載の方法。
  28. 複数の異なるメディアストリームを含むワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信することをさらに備え、前記メディアストリームの少なくともサブセットは、異なるマルチメディアプロトコルの下で提供され、前記メディアストリームの少なくともサブセットは、Forward Link Only(FLO)、DVB−H、DVB−SH、ATSC M/H、DVB−T、ISDB−TおよびS−DMB信号の前記グループから選択された信号を備える、請求項25に記載の方法。
  29. 各受信装置への送信のための各ワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量を表す情報を受信すること、および前記受信された情報に基づいて前記送信を制御すること、前記転送リンクデータ容量を表す前記情報は、各受信装置への送信のための前記ワイヤレスチャネルのチャネル品質情報を含む、と、
    前記第1のメディアストリームを搬送する各受信装置への送信のための少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量の変化に基づいて前記第1のメディアストリームのバージョンを動的に変更することと、
    各受信装置のディスプレイの視覚解像度に基づいて前記第1のメディアストリームの異なるバージョンまたはプロトコルの中で選択すること、または、
    以前に割り当てられた送信リソースに基づいて少なくとも1つのワイヤレス送信信号タイプを使用して少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信するために前記送信を制御することと
    をさらに備える、請求項25に記載の方法。
  30. Bluetooth、802.11変形形態、802.15変形形態、およびUltra Wide Band(UWB)のうちの少なくとも1つを含む複数のワイヤレス信号タイプを使用して受信装置にメディアストリームを送信すること
    をさらに備え、
    少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信するために前記送信のための少なくとも1つのワイヤレス信号タイプを選択すること
    請求項29に記載の方法。
  31. 異なるバージョンまたはプロトコルのうちの1つを有する前記個々のメディアストリームのうちの少なくとも1つの前記異なるバージョンまたはプロトコルは、前記異なるバージョンまたはプロトコルのうちの別の1つより狭い帯域幅要件およびより低い品質のうちの少なくとも1つを有する、請求項25に記載の方法。
  32. 各受信装置への送信のための少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量の変化に基づいて送信リソースを動的に再割当することをさらに備え、前記第1のメディアストリームに対する変更は、変換動作を備える、請求項25に記載の方法。
  33. 前記第1のメディアストリームを搬送する、各受信装置への送信のための少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量の変化に基づいて送信リソースを動的に再割当することをさらに備える、請求項25に記載の方法。
  34. 減少する転送リンクデータ容量を有する受信装置が前記第1のメディアストリームを受信し続けるように前記第1のメディアストリームを送信するために、前記送信に追加の送信信号を追加させることをさらに備える、請求項33に記載の方法。
  35. 前記受信装置の物理的特性に関する前記受信装置によって提供される情報、前記受信装置への送信のためのワイヤレスチャネルのデータ転送容量、および前記受信装置への送信のために使用されるワイヤレス通信標準規格のうちの少なくとも1つに基づいてデータのメディア符号化されたストリームのためのメディア符号化方式を選択することをさらに備える、請求項25に記載の方法。
  36. データの動的に外部符号化されたストリームを作るために、データの第1のストリームのための外部符号化方式を、各外部符号化方式が異なるレベルのロバスト性を有する複数の使用可能な外部符号化方式のうちの異なる1つに動的に変更することと、
    データの前記動的に外部符号化されたストリームを受信装置に送信することと
    をさらに備える、請求項25に記載の方法。
  37. 少なくとも暗号化解除された第1のメディアストリームを作るために前記暗号化されたメディアストリームのうちの1つまたは複数を暗号化解除することと、
    1つまたは複数の送信信号を使用して、前記個々のメディアストリームのうちの1つまたは複数を暗号化し、前記1つまたは複数の受信装置に送信することと
    少なくとも1つの受信装置への前記第1のメディアストリームの前記配布を制御し、前記少なくとも1つの受信装置が前記第1のメディアストリームにアクセスすることを可能にする少なくとも第1のセッション鍵を前記少なくとも1つの受信装置に提供することと
    をさらに備える、請求項25に記載の方法。
  38. 前記暗号化解除回路網は、暗号化解除処理を伴わない減らされた暗号化の送信または受信「パススルー」送信を可能にする能力を有する、請求項37に記載の方法。
  39. 異なるプロトコルを使用して第1の受信装置にペイロード情報の第1のストリームを送信するために複数の送信回路を構成することおよび複数の異なる通信プロトコルを使用して第1の受信装置にペイロード情報の第1のストリームを送信することと、
    ペイロード情報の前記第1のストリームの送信が、第1の受信装置へのデータフロー送信の感知できる中断なしに、第1の通信プロトコルを使用する第1の通信チャネルから第2の通信プロトコルを使用する第2の通信チャネルへ変更されるように、前記送信に動的プロトコルハンドオフを実行させるためにプロトコルを選択することと、
    前記第1の受信装置からプロトコルの変更に関する情報を受信することおよびより/最も有利な通信プロトコルを判定することのうちの少なくとも1つを実行することと、
    プロトコルを変更するために前記送信回路を制御することと
    をさらに備える、請求項25に記載の方法。
  40. データの差動的に外部符号化されたストリームを作るために、各外部符号化方式が異なるレベルのロバスト性を有する複数の使用可能な外側符号化方式のうちの1つを使用するためにデータの第1のストリームのための外部符号化方式を差動的に変更することと、
    データの前記差動的に外部符号化されたストリームを受信装置に送信することと
    をさらに備える、請求項25に記載の方法。
  41. サービスを提供するための前記ワイヤレス通信デバイスの前記能力に関係する前記要因は、前記受信デバイスのワイヤレスプロトコル能力、出力リンク品質データ、マルチメディアブロードキャスト転送のために使用可能なエネルギまたは「バッテリインジケータ」データ、マルチメディアブロードキャスト転送に関する処理制約、および前記受信デバイスの処理制約のうちの少なくとも1つを備える、請求項40に記載の方法。
  42. 前記出力ストリームの個数と出力電力とを制限することによって1つまたは複数のワイヤレス送信信号を使用する前記1つまたは複数の受信装置への同時の前記1つまたは複数の個々のメディアストリームの前記送信を制御することと、
    プラットフォームエネルギ制約されない場合に、前記出力ストリームの前記個数と出力電力とに対する制約を減らすことまたは除去することと、
    プラットフォームエネルギ制限され場合に、少なくとも所定のサービス品質(QoS)を伴って少なくともいくつかのクライアントデバイスにサービスを提供するために出力を制限することと
    をさらに備える、請求項25に記載の方法。
  43. 前記受信装置への送信のために使用されるワイヤレス通信標準規格と、前記受信装置への送信のためのワイヤレスチャネルのデータ転送容量と、前記受信装置によって提供される情報とのうちの少なくとも1つに基づいて、前記クライアントデバイスへの前記1つまたは複数のワイヤレス送信信号の前記送信を制限することによって、前記受信デバイスのうちのものにサービスを提供するための能力に関係する少なくとも1つの要因に応答して前記送信を制御することをさらに備え、前記受信デバイスによって提供される前記情報は、前記受信装置の物理的特性に関する前記受信装置によって提供される情報を備える、
    請求項25に記載の方法。
  44. 請求項25に記載の方法を実行するための装置であって、少なくとも1つのモノリシック集積回路を備える装置
  45. コンピュータに、複数の異なるメディアストリームを含むワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信させるための第1の命令と、
    前記コンピュータに、前記受信されたマルチメディアブロードキャスト信号から第1のメディアストリームを抽出させるための第2の命令と、
    前記コンピュータに、前記1つまたは複数の受信装置に同時に1つまたは複数の個々のメディアストリームをワイヤレスで送信するように構成された送信回路網に、複数のワイヤレス送信チャネルのうちの前記1つまたは複数のワイヤレスチャネルを、前記複数のワイヤレス送信チャネルのそれぞれのチャネル品質およびデータ帯域幅のうちの少なくとも1つに基づいて割り当てさせるための第3の命令と、前記複数のワイヤレス送信チャネルは異なる複数のワイヤレス送信信号タイプにそれぞれ対応し、前記割り当てることは、各受信装置に対して、前記複数のワイヤレス信号タイプのうちの1つに対応するワイヤレス送信チャネルを選択することを含み、
    前記コンピュータに、前記割り当てられた1つまたは複数のワイヤレスチャネルを使用して前記第1のメディアストリームを送信させるための第4の命令と
    を備えるコンピュータ可読記憶媒体。
  46. 前記コンピュータに、1つまたは複数のワイヤレス送信信号を使用して1つまたは複数の受信装置に同時に1つまたは複数の個々のメディアストリームを送信させる前記第4命令と、
    前記コンピュータに、送信回路網と前記1つの受信装置との間の各ワイヤレスチャネルの転送リンクデータ容量に基づいて、少なくとも1つのワイヤレス送信信号タイプを使用して少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信することによって前記送信を制御させる前記第4命令と
    をさらに備える、請求項45に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  47. 1つまたは複数の受信装置にメディアを配布する装置であって、
    複数の異なるメディアストリームを含むワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信するための手段と、
    前記受信されたマルチメディアブロードキャスト信号から第1のメディアストリームを抽出するための手段と、
    前記1つまたは複数の受信装置に同時に1つまたは複数の個々のメディアストリームをワイヤレスで送信するように構成された送信回路網に、複数のワイヤレス送信チャネルのうちの前記1つまたは複数のワイヤレスチャネルを、前記複数のワイヤレス送信チャネルのそれぞれのチャネル品質およびデータ帯域幅のうちの少なくとも1つに基づいて割り当てるための手段と、前記複数のワイヤレス送信チャネルは異なる複数のワイヤレス送信信号タイプにそれぞれ対応し、前記割り当てることは、各受信装置に対して、前記複数のワイヤレス信号タイプのうちの1つに対応するワイヤレス送信チャネルを選択することを含み、 1つまたは複数のワイヤレス送信信号を使用して1つまたは複数の受信装置に同時に1つまたは複数の個々のメディアストリームを送信するための手段と、
    送信回路網と前記1つの受信装置との間の各ワイヤレス送信チャネルの転送リンクデータ容量に基づいて、各受信装置に割り当てられた前記ワイヤレス送信チャネルに対応する前記ワイヤレス送信信号タイプを使用して少なくとも1つの受信装置に前記第1のメディアストリームを送信することによって前記送信を制御するための手段と
    を備える装置。
  48. 複数の異なるメディアストリームを含むワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号を受信するための手段であって、前記メディアストリームの少なくともサブセットは、異なるマルチメディアプロトコルの下で提供される、手段と、
    前記受信されたワイヤレスマルチメディアブロードキャスト信号から個々のメディアストリームを抽出するための手段と、
    各受信装置のディスプレイの視覚解像度に基づいて前記第1のメディアストリームの異なるバージョンまたはプロトコルの中で選択するための手段とをさらに備える、請求項47に記載の装置。
  49. 前記異なるバージョンまたはプロトコルのうちの1つを有する前記個々のメディアストリームのうちの少なくとも1つの前記異なるバージョンまたはプロトコルは、前記異なるバージョンまたはプロトコルのうちの別の1つより狭い帯域幅要件およびより低い品質のうちの少なくとも1つを有する、請求項47に記載の装置。
  50. 前記第1のメディアストリームを搬送する各受信装置への送信のための少なくとも1つのワイヤレスチャネルの前記転送リンクデータ容量の変化に基づいて送信リソースを動的に再割当するための手段をさらに備える、請求項47に記載の装置。
  51. 少なくとも暗号化解除された第1のメディアストリームを作るために前記暗号化されたメディアストリームのうちの1つまたは複数を暗号化解除するための手段と、
    1つまたは複数の送信信号を使用して、前記個々のメディアストリームのうちの1つまたは複数を暗号化し、前記1つまたは複数の受信装置に送信するための手段と
    少なくとも1つの受信装置への前記第1のメディアストリームの前記配布を制御するため、および前記少なくとも1つの受信装置が前記第1のメディアストリームにアクセスすることを可能にする少なくとも第1のセッション鍵を前記少なくとも1つの受信装置に提供するための手段と
    をさらに備え、暗号化解除するための前記手段は、暗号化解除処理を伴わない減らされた暗号化の送信または受信「パススルー」送信を可能にする能力を有する
    請求項47に記載の装置。
  52. 前記ワイヤレス通信デバイスの能力に従って前記クライアントデバイスへの前記1つまたは複数のワイヤレス送信信号の送信を制限することによって前記受信デバイスのうちのものに所定のサービス品質(QoS)でサービスを提供するための、前記ワイヤレス通信デバイスの前記能力に関係する少なくとも1つの要因に応答するための手段と、
    出力ストリームの個数と出力電力とを制限することによって1つまたは複数のワイヤレス送信信号を使用する前記1つまたは複数の受信装置への同時の前記1つまたは複数の個々のメディアストリームの前記送信を制御するための手段と、
    プラットフォームエネルギ制約されない場合に、前記出力ストリームの前記個数と出力電力とに対する制約を減らしまたは除去するための手段と、
    プラットフォームエネルギ制限され場合に、少なくとも所定のサービス品質(QoS)を伴って少なくともいくつかのクライアントデバイスにサービスを提供するために出力を制限するための手段と
    をさらに備える、請求項47に記載の装置。
  53. 前記受信装置への送信のために使用されるワイヤレス通信標準規格、前記受信装置への送信のためのワイヤレスチャネルのデータ転送容量、前記受信装置によって提供される情報のうちの少なくとも1つに基づいて、前記クライアントデバイスへの前記1つまたは複数のワイヤレス送信信号の前記送信を制限することによって、前記受信デバイスのうちのものにサービスを提供するための能力に関係する少なくとも1つの要因に応答して前記送信を制御するための手段
    をさらに備え、前記受信デバイスによって提供される前記情報は、前記受信装置の物理的特性に関する前記受信装置によって提供される情報を備える
    請求項47に記載の装置。
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