Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP5517914B2 - 遠心圧縮機のスクロール構造 - Google Patents

遠心圧縮機のスクロール構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5517914B2
JP5517914B2 JP2010291362A JP2010291362A JP5517914B2 JP 5517914 B2 JP5517914 B2 JP 5517914B2 JP 2010291362 A JP2010291362 A JP 2010291362A JP 2010291362 A JP2010291362 A JP 2010291362A JP 5517914 B2 JP5517914 B2 JP 5517914B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scroll
radius
arc
centrifugal compressor
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010291362A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012137069A (ja
Inventor
徹 星
勲 冨田
幹 惠比寿
浩 鈴木
白石  隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2010291362A priority Critical patent/JP5517914B2/ja
Priority to EP11854033.5A priority patent/EP2589819B1/en
Priority to PCT/JP2011/079793 priority patent/WO2012090853A1/ja
Priority to US13/813,172 priority patent/US9581046B2/en
Priority to CN201180037782.0A priority patent/CN103052808B/zh
Publication of JP2012137069A publication Critical patent/JP2012137069A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5517914B2 publication Critical patent/JP5517914B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/24Casings; Casing parts, e.g. diaphragms, casing fastenings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/44Fluid-guiding means, e.g. diffusers
    • F04D29/441Fluid-guiding means, e.g. diffusers especially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/66Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing
    • F04D29/68Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing by influencing boundary layers
    • F04D29/681Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing by influencing boundary layers especially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/50Inlet or outlet
    • F05D2250/52Outlet

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は、コンプレッサインペラの回転によって、該コンプレッサインペラの外周部に渦巻形状に形成された流路を構成するスクロール部構造を備えた遠心圧縮機に関し、スクロール部において静圧を回復させるスクロール構造に関する。
遠心圧縮機は広い運転範囲において高圧力、高効率化であることが求められている。
図5は、遠心圧縮機におけるコンプレッサインペラの回転軸心上半分の要部拡大断面図を示している。
遠心圧縮機のコンプレッサ1は、主に回転するハブ31及びその外周面に取付けられた多数の遠心羽根32で構成されているコンプレッサインペラ3を回転駆動源とシャフトで連結したタービンロータ2と、それを収納すると共に、流体の流路を形成するコンプレッサハウジング11とで構成されている。
コンプレッサハウジング11は、コンプレッサインペラ3の外周側に略ドーナツ状を成して、コンプレッサインペラ3から吐出される気流を減速させることによって、静圧を回復させるディフューザ部13、その外周側に、断面積が周方向に向かい渦巻状に拡大するように形成され、気流を減速、昇圧するスクロール12及び出口管(図示省略)が設けられている。
コンプレッサインペラ3が回転すると、遠心羽根32が空気通路15から導入したガスや空気等の流体を圧縮する。こうして形成された流体の流れ(気流)は、コンプレッサインペラ3の外周端からディフューザ部13及びスクロール12を通って出口管から外部へ送出される。
図6は、スクロール12の平面視の概略図を示す。
図6は、スクロール終点(図6の360°)を0基準にして、図6において時計回りに60°の位置から30°毎に位置を決めた半径Rの分布は一定になっている。
図7(A)には、横軸に周方向毎の角度位置を示し、縦軸にスクロール12のコンプレッサ回転軸中心L1からスクロール図芯Pまでの半径Rを示し、半径Rの分布は一定になっていることを示している。
また、図7(B)は、図6において時計回りに60°の位置を基準にしたスクロール12の周方向位置毎(30°毎)における各断面を積層して表示した断層図で、スクロール図芯Pの半径R方向の変化を表わしたものである。
スクロールの構造を変化させた従来技術として、特開2010−209824号公報(特許文献1)が開示されている。
特許文献1は、流体ガスを動翼に供給して動力を得るタービンの動翼の回転軸周りに渦巻状に形成された流路を備えたスクロール部の外縁は、半径Rが一定に形成された円弧部と、該円弧部の終点からスクロール部の終点に向かって半径Rが漸減したものである。
特開2010−209824号公報
しかし、特許文献1の技術においては、流体ガスを動翼に供給して膨張しながら動力を得るタービンのスクロール構造であり、気流を圧縮する本願の場合とでは気流の流れ方、及び性質が異なるものである。
また、遠心圧縮機はコンプレッサインペラ3で加速された流れを減速させることで静圧を得る。
図7に示すような従来技術では気流の減速はディフューザ部13によって行われており、スクロールでは減速させていない。減速しない分はスクロール12内での損失となり、遠心圧縮機としての高い効率、高い圧力は得られなかった。
一方スクロール12で減速させようとするとスクロール壁と流体との間に発生する境界層が厚くなり、静圧回復が十分に得られない。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、スクロール断面のスクロール図芯と回転軸中心との半径を部分的に変え、スクロール内で気流の流れを減速させる部分と増速させる部分を作り、十分な静圧回復ができるようにして、遠心圧縮機としての高い効率、高い圧力を得られるようにすることを目的とする。
本発明はかかる課題を解決するため、遠心圧縮機のコンプレッサインペラの下流側に配設されたディフューザ部から吐出されたガス又は空気等の流体の流路を形成する遠心圧縮機のスクロール構造において、前記スクロールを形成し、周方向に連なる各断面形状のスクロール図芯からコンプレッサ回転軸中心までの半径が、前記スクロールの巻き始めからスクロールの周方向任意の角度まで漸増する半径増大円弧部と、前記スクロールの終点に向かって漸減する半径減少円弧部とを備えたことを特徴とする。
このような構成によりスクロールの巻き始めの部分ではスクロール壁面と流体との境界層厚さが薄く、流体の流通抵抗が小さいため、スクロールの半径を大きくして、流体を減速させることで静圧回復を促進させ、中途からスクロール終点部分までは半径を小さくして、流体を増速させることで境界層厚さの肥大を防ぎ、流体の流量を確保してコンプレッサ性能の向上が図れる。
また、本発明において好ましくは、前記半径増大円弧部と前記半径減少円弧部との境界部を、前記スクロール部の終点を0基準として210°近傍とするとよい。
このような構成により、静圧を回復させるには流体速度を減少させる必要があるが、流体速度を減少させるとスクロール壁と流体とに境界層が発生し、流通抵抗が大きくなり、流体の流量損失がおおきくなる。従って、境界を210°近傍とすることで、210°の範囲までの間に回復させ、それ以降を半径減少円弧部とすることで、流体の流速を速めて境界層の発生を小さくして、静圧を圧損なくコンプレッサ性能を得ることができる。
また、本発明において好ましくは、前記半径増大円弧部と前記半径減少円弧部との間に円弧の変化を緩和する円弧緩和部を備えるとよい。
このような構成により、流体の急な減速、増速が発生するため、半径増大円弧部と半径減少円弧部との境界部分の変化を滑らかにして、流体の乱れを抑制して、コンプレッサ性能の向上を図る。
また、本発明において好ましくは、前記円弧緩和部は前記スクロール部の終点を0基準として、略260°から300°の範囲とするとよい。
このような構成により、円弧緩和部を略260°から300°の範囲とすることで、260°の範囲までの間に回復させ、境界部分の変化を滑らかにして、流体の乱れを抑制して、それ以降を半径減少円弧部とすることで、流体の流速を速めて境界層の発生を小さくして、静圧を圧損なくコンプレッサ性能を得ることができる。
コンプレッサ回転軸中心から該スクロールの断面形状のスクロール図芯までの半径が、前記ディフューザ部から周方向に任意の範囲漸増する半径増大円弧部と、前記スクロール部の終点に向かって漸減する半径減少円弧部とを備えることにより、スクロール内で気流の流れを減速させる部分と増速させる部分を作り、十分な静圧回復ができるようにして、遠心圧縮機としての高い効率、高い圧力が得られる効果を有する。
本発明の第1実施形態に係るスクロール形状の従来例との比較図を示す。 (A)は本発明の第1実施形態におけるスクロール周方向の各部位における半径の従来例との比較図を示し、(B)はスクロールの各部位における断面を積層して表示した断層図を示す。 本発明の第2実施形態に係るスクロール形状の従来例との比較図を示す。 (A)は本発明の第2実施形態におけるスクロール周方向の各部位における半径の従来例との比較図を示し、(B)はスクロールの各部位における断面を積層して表示した断層図を示す。 本発明の遠心圧縮機におけるコンプレッサインペラの回転軸心上半分の要部拡大断面図を示している。 従来技術における、スクロール形状図を示す。 (A)は従来技術におけるスクロール周方向の各部位における半径を示し、(B)はスクロールの各部位における断面を積層して表示した断層図を示す。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。
但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
(第1実施形態)
図5に示すように、本発明のスクロールは、流体の流路として、コンプレッサインペラ3の外周側に略ドーナツ状を成して、コンプレッサインペラ3から吐出される気流を減速させることによって、静圧を回復させるディフューザ部13、その外周側に、断面積が周方向に向かい渦巻状に拡大するように形成され、気流を減速、昇圧するスクロール12及び出口管(図示省略)が設けられている。
コンプレッサインペラ3が回転すると、遠心羽根32が空気通路15から導入したガスや空気等の流体を圧縮する。こうして形成された流体の流れ(気流)は、コンプレッサインペラ3の外周端からディフューザ部13及びスクロール12を通って出口管から外部へ送出される。
図1及び、図2(A),(B)に基づいて、本発明の第1実施形態に係る遠心圧縮機のスクロール構造について説明する。
図1は、スクロール12を平面視したもので、実線は第1実施形態の形状を示し、破線は従来例の形状を示す。
スクロール構造は、スクロール12のラジアル方向の断面は略円形をしており、該断面の面積はスクロール終点Zを0基準として、時計回りに60°の位置からスクロール終点Zまでの間、渦巻状に漸次拡大している。
また、図1の時計回りに60°の位置は、スクロールの巻き始め位置に略一致する部位である。
そして、スクロール12の回転軸中心L1と、スクロール12を形成し、周方向に連なる各部位の断面中心であるスクロール図芯Pとの距離、半径Rが漸次変化している。
その変化の仕方は、図2(A)に示すとおり、時計回りに60°の位置からスクロール終点Zまでの間30°毎(目盛りは60°毎に記載)に部位のスクロール図芯Pの半径を示したものである。
そして、略60°の位置から略210°の間はスクロール図芯Pの半径が増大した半径増大円弧部Eとなっており、略210°より下流側からスクロール終点Z(360°)までのスクロール図芯Pの半径が減少した半径減少円弧部Fとなっている。
尚、破線は従来例を示し、Rが一定になっているのに対し、実線は実施形態1を示している。
図2(B)はスクロール12を時計回りに略60°の位置からスクロール終点Zまでの間30°毎部位の断面を積層した図であり、スクロール図芯Pの変化が容易に読取れる。
また、スクロール12内における気流の流れには次の関係式が成立することが知らされている。
R×Cu=一定 ・・・・・・・(1)
R;スクロール図芯Pの半径 Cu;周方向流速(スクロール巻き方向)
R(半径)が大きくなれば、Cu〔周方向流速(スクロール巻き方向)〕は小さく(遅く)なり、その逆も成立つ。
従って、スクロール図芯Pの半径Rを60°から210°の間を漸次増大した半径増大円弧部において、ディフューザ部13から吐出された気流は減速される。
スクロール12の巻き始め位置(60°近傍)から210°の間はスクロール12の壁面と流体(気流)との摩擦によって発生する境界層厚さが薄いため減速させることで静圧回復の促進を図ることができる。
その後、210°より下流側からスクロール終点Zまでの間を漸次減少した半径減少円弧部において気流は増速される。
増速されると境界層厚さの肥大を防ぐので流速が確保される。
境界層厚さは気流を減速させることにより、流れに沿って成長するため、気流の流量が少なくなる。
そのため、ある一定の範囲(本実施形態では略60°から210°)だけ減速させるようにしてある。
巻き始め位置(60°近傍)から210°の位置は遠心圧縮機の要求性能により高い圧力又は高い空気量の選択により、前後させることで容易に可能となる。
尚、210°を大きく越えた部位まで半径Rを増大させると静圧は上昇するが、気流の流量抵抗は大きくなり、210°より前にすると静圧の上昇が低くなる。
210°の位置は、エンジン用遠心圧縮機要求性能に対して圧力及び、空気量において、バランスの取れた位置である。
スクロール12の巻き始めの部分ではスクロール壁面と流体との境界層厚さが薄く、流体の流通抵抗が小さいため、スクロールの半径を大きくして、流体を減速させることで静圧回復を促進させ、中途からスクロール終点部分までは半径を小さくして、流体を増速させることで境界層厚さの肥大を防ぎ、流体の流量を確保してコンピレッサ性能の向上が図れる。
静圧を回復させるには流体速度を減少させる必要があるが、流体速度を減少させるとスクロール壁と流体とに境界層が発生し、流通抵抗が大きくなり、流体の流量損失がおおきくなる。従って、境界を210°近傍とすることで、210°までの範囲の間に回復させ、それ以降を半径減少円弧部とすることで、流体の流速を速めて境界層の発生を小さくして、静圧を圧損なくコンプレッサ性能を得ることができる。
(第2実施形態)
図3及び、図4(A),(B)に基づいて、本発明の第2実施形態に係る遠心圧縮機のスクロール構造について説明する。
尚、第1実施形態と同じものは同一の符号を付して説明は省略する。
図3は、スクロール12を平面視したもので、実線は第2実施形態の形状を示し、破線は従来例の形状を示す。
スクロール構造は、スクロール12のラジアル方向の断面は略円形をしており、該断面の面積はスクロール終点Zを0基準として、時計回りに60°の位置から260°までの間、渦巻状に漸次拡大してスクロール図芯Pの半径増大円弧部Eを形成している。
そして、スクロール12の回転軸中心L1と、スクロール12を形成し、周方向に連なる各部位の断面中心であるスクロール図芯Pとの距離、半径Rが漸次変化(増大)している。
さらに、260°から300°の範囲の半径を一定にして、円弧の変化を緩和する円弧緩和部Gが形成され、300°からスクロール終点Z(360°)までのスクロール図芯Pの半径Rが減少した半径減少円弧部となっている。
その半径Rの変化は、図4(A)に示すとおり、時計回りに60°の位置からスクロール終点Zまでの間30°毎(目盛りは60°毎に記載)に部位のスクロール図芯Pの半径を示したものである。
図4(B)はスクロール12を時計回りに60°の位置からスクロール終点Zまでの間30°毎部位の断面を積層した図であり、スクロール図芯Pの変化が容易に読取れる。
尚、本実施形態では、円弧緩和部Gのスクロール図芯半径を一定にしたが、図4(A)において円弧状K(破線部)にするとより気流の乱れが抑制できる。
円弧緩和部Gが配設されることにより、半径増大円弧部Eと半径減少円弧部Fとの境界部分の変化を滑らかにして、流体の乱れを抑制して、コンプレッサ性能の向上を図る。
また、円弧緩和部を260°〜300°の範囲とすることで、260°の範囲までの間に回復させ、境界部分の変化を滑らかにして、流体の乱れを抑制して、それ以降を半径減少円弧部とすることで、流体の流速を速めて境界層の発生を小さくして、静圧を圧損なくコンプレッサ性能を得ることができる。
コンプレッサインペラの回転によって、該コンプレッサインペラの外周部に渦巻形状に形成された流路を構成するスクロール部構造を備えた遠心圧縮機に関し、スクロール部において静圧を回復させて、高いコンプレッサ性能を得る遠心圧縮機に用いられるとよい。
1 コンプレッサ
2 タービンロータ
3 コンプレッサインペラ
11 コンプレッサハウジング
12 スクロール
13 ディフューザ部
15 空気通路
E 半径増大円弧部
F 半径減少円弧部
G 円弧緩和部
L1 コンプレッサ回転軸中心
P スクロール図芯
R 半径


Claims (4)

  1. 遠心圧縮機のコンプレッサインペラの下流側に配設されたディフューザ部から吐出されたガス又は空気等の流体の流路を形成する遠心圧縮機のスクロール構造において、
    前記スクロールを形成し、周方向に連なる各断面形状のスクロール図芯からコンプレッサ回転軸中心までの半径が、前記スクロールの巻き始めからスクロールの周方向の任意の角度まで漸増する半径増大円弧部と、前記スクロールの終点に向かって漸減する半径減少円弧部とを備えたことを特徴とする遠心圧縮機のスクロール構造。
  2. 前記半径増大円弧部と前記半径減少円弧部との境界部を、前記スクロール終点を0基準として210度近傍としたことを特徴とする請求項1記載の遠心圧縮機のスクロール構造。
  3. 前記半径増大円弧部と前記半径減少円弧部との間に円弧の変化を緩和する円弧緩和部を備えたことを特徴とする請求項1記載の遠心圧縮機のスクロール構造。
  4. 前記円弧緩和部は前記スクロールの終点を0基準として、略260°〜300°の範囲としたことを特徴とする請求項3記載の遠心圧縮機のスクロール構造。
JP2010291362A 2010-12-27 2010-12-27 遠心圧縮機のスクロール構造 Active JP5517914B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010291362A JP5517914B2 (ja) 2010-12-27 2010-12-27 遠心圧縮機のスクロール構造
EP11854033.5A EP2589819B1 (en) 2010-12-27 2011-12-22 Centrifugal compressor with scroll structure
PCT/JP2011/079793 WO2012090853A1 (ja) 2010-12-27 2011-12-22 遠心圧縮機のスクロール構造
US13/813,172 US9581046B2 (en) 2010-12-27 2011-12-22 Scroll structure of centrifugal compressor
CN201180037782.0A CN103052808B (zh) 2010-12-27 2011-12-22 离心压缩机的涡旋构造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010291362A JP5517914B2 (ja) 2010-12-27 2010-12-27 遠心圧縮機のスクロール構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012137069A JP2012137069A (ja) 2012-07-19
JP5517914B2 true JP5517914B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=46382959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010291362A Active JP5517914B2 (ja) 2010-12-27 2010-12-27 遠心圧縮機のスクロール構造

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9581046B2 (ja)
EP (1) EP2589819B1 (ja)
JP (1) JP5517914B2 (ja)
CN (1) CN103052808B (ja)
WO (1) WO2012090853A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5439423B2 (ja) 2011-03-25 2014-03-12 三菱重工業株式会社 遠心圧縮機のスクロール形状
CN105345414B (zh) * 2015-12-08 2020-12-22 哈尔滨东安发动机(集团)有限公司 一种航空发动机用叶轮罩内流道的加工方法
EP3406913B1 (en) * 2016-03-30 2020-04-22 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Compressor scroll and centrifugal compressor
JP6638811B2 (ja) * 2016-07-01 2020-01-29 株式会社Ihi 遠心圧縮機
US11156228B2 (en) 2016-07-01 2021-10-26 Ihi Corporation Centrifugal compressor
US10458431B2 (en) * 2017-04-10 2019-10-29 Hamilton Sundstrand Corporation Volutes for engine mounted boost stages
EP3708848A4 (en) * 2017-11-06 2021-07-07 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. CENTRIFUGAL COMPRESSOR AND TURBOCHARGER INCLUDING LEDIT CENTRIFUGAL COMPRESSOR
EP3715639B1 (en) * 2017-11-20 2022-08-24 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Centrifugal compressor and turbocharger provided with said centrifugal compressor
CN108763791B (zh) * 2018-06-01 2022-02-01 嘉奥机械科技(广东)有限公司 一种利用涡旋空压机正多边渐开线方程推导涡旋盘的方法
DE112019007061T5 (de) * 2019-05-30 2021-12-16 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Zentrifugalkompressor und turbolader
US12031546B2 (en) * 2020-04-17 2024-07-09 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Scroll casing and centrifugal compressor
JP7431323B2 (ja) * 2020-05-21 2024-02-14 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 スクロールケーシングおよび遠心圧縮機

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3238913C2 (de) * 1982-10-21 1985-10-03 Werner Dr. 8972 Sonthofen Röhrs Radialventilatorgehäuse
JPS60135695A (ja) 1983-12-23 1985-07-19 Hitachi Ltd タ−ボ冷凍機用圧縮機の羽根車のシ−ル装置
JPS60135696A (ja) 1983-12-26 1985-07-19 Hitachi Ltd 多段圧縮機の水平分割形溶接構造ケ−シング
DE4331606C1 (de) * 1993-09-17 1994-10-06 Gutehoffnungshuette Man Spiralgehäuse für Turbomaschinen
KR19990050284A (ko) * 1997-12-16 1999-07-05 구자홍 에어콘의 실내기
KR100337287B1 (ko) * 1999-07-28 2002-05-17 윤종용 원심 송풍기
CA2314532C (en) * 1999-08-10 2009-10-27 Lg Electronics Inc. Blower
JP4370662B2 (ja) 2000-03-17 2009-11-25 アイシン精機株式会社 可変容量ターボチャージャ
JP4492045B2 (ja) * 2003-06-13 2010-06-30 株式会社Ihi 遠心圧縮機
JP2005240761A (ja) 2004-02-27 2005-09-08 Japan Servo Co Ltd 遠心ファンのケーシング
KR100591335B1 (ko) * 2004-06-16 2006-06-19 엘지전자 주식회사 원심 송풍기
US7186080B2 (en) * 2004-08-11 2007-03-06 American Standard International Inc. Fan inlet and housing for a centrifugal blower whose impeller has forward curved fan blades
JP4729906B2 (ja) * 2004-11-19 2011-07-20 日本電産株式会社 遠心送風機
JP2007211708A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動送風機およびこれを用いた電気掃除機
US7549842B2 (en) * 2006-02-17 2009-06-23 Lennox Manufacturing, Inc. Apparatus for housing an air moving unit
JP4952006B2 (ja) * 2006-03-07 2012-06-13 株式会社デンソー 遠心式送風機
JP4769118B2 (ja) * 2006-04-21 2011-09-07 サンデン株式会社 遠心式多翼送風機
US20080267774A1 (en) * 2007-04-27 2008-10-30 Shih-Ci Lian Curvature of inner wall for blowing machine
JP5110288B2 (ja) 2008-03-14 2012-12-26 株式会社Ihi 過給機
JP5163904B2 (ja) 2009-03-11 2013-03-13 株式会社Ihi スクロール部構造及び過給機
JP5204016B2 (ja) * 2009-03-17 2013-06-05 株式会社神戸製鋼所 ターボ圧縮機
DE102009033776A1 (de) * 2009-07-17 2011-01-20 Behr Gmbh & Co. Kg Radiallüftergehäuse
JP5517981B2 (ja) * 2011-03-17 2014-06-11 三菱重工業株式会社 遠心圧縮機のスクロール構造

Also Published As

Publication number Publication date
EP2589819A4 (en) 2014-12-10
JP2012137069A (ja) 2012-07-19
CN103052808A (zh) 2013-04-17
US9581046B2 (en) 2017-02-28
US20130272865A1 (en) 2013-10-17
EP2589819A1 (en) 2013-05-08
EP2589819B1 (en) 2017-04-05
WO2012090853A1 (ja) 2012-07-05
CN103052808B (zh) 2015-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5517914B2 (ja) 遠心圧縮機のスクロール構造
JP5439423B2 (ja) 遠心圧縮機のスクロール形状
EP1741935B1 (en) Centrifugal compressor and method of manufacturing impeller
JP2012202323A5 (ja)
CN110234887B (zh) 离心压缩机及涡轮增压器
WO2011007467A1 (ja) インペラおよび回転機械
JP5766595B2 (ja) 遠心ターボ機械
JP2010151126A (ja) 遠心圧縮機およびその設計方法
JP6017033B2 (ja) 半径流入式軸流タービン及びターボチャージャ
JP2010196706A (ja) ディフューザ
JP2012072735A (ja) 遠心圧縮機
JP2012026291A (ja) 軸流ファン
WO2011007466A1 (ja) インペラおよび回転機械
JP2008151022A (ja) 軸流圧縮機の翼列
JP2014047775A (ja) ディフューザ、そのディフューザが備わる遠心圧縮機および送風機
EP3196477A1 (en) Centrifugal impeller and centrifugal compressor
JP5163904B2 (ja) スクロール部構造及び過給機
JP2009036118A (ja) 軸流排気型タービン
JP5366532B2 (ja) 軸流ファンおよび空気調和機の室外機
JP6362980B2 (ja) ターボ機械
JP2008163820A (ja) 遠心圧縮機
JPWO2018179112A1 (ja) コンプレッサのスクロール形状及び過給機
JP5916826B2 (ja) 回転機械の翼体、及びガスタービン
JP5483096B2 (ja) タービンの3次元インペラ
JP2012202224A (ja) 回転機械の翼体、ガスタービン、及び回転機械の翼体の設計方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140401

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5517914

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250