JP5557705B2 - 構造物モデル作成装置及びその方法 - Google Patents
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Description
他方、発明者達は三次元計測用にカラーコードターゲットを開発した。カラーコードターゲットは識別コードとしてカラーコードを用いており、これによりターゲットを個別に識別可能である。(特許文献1参照)
このように構成すると、コード付き標識CTの識別コードを用いてグループ分けするので、コード付き標識CTを容易にグループ化できる。
このように構成すると、隣接測定対象面を求めてから交線を求めるので、交線を求める演算を隣接測定対象面間の交線に限定でき、処理時間を節約できる。
このように構成すると、1つのグループに対応する測定対象面2内で、面の両側で最も内側に位置する交線により隣接測定対象面を特定できるので、隣接測定対象面の特定が確実である。
このように構成すると、交線に次いで、コーナーの位置座標を求められ、構造物モデルの完成度が高くなる。
本態様のように構成すると、測定対象面が曲面の場合にも、構造物の撮影画像に基づいて、構造物の面及び交線の位置を自動計測し、自動的に構造物モデルを作成し、表示可能な構造物モデル作成装置を提供できる。また、曲面を1つの測定対象面として扱うことができる。
このように構成すると、測定対象面が曲面の場合にも、構造物の撮影画像に基づいて、構造物の面及び交線の位置を自動計測し、構造物モデルを自動的に作成し、表示可能な構造物モデル作成装置を提供できる。また、曲面を多数の平面に分割するので、平面だけの場合に準じた処理ができる。
本態様のように構成すると、面方程式で表現された面の配置の順序で隣接測定対象面を高精度で定められる。
ここにおいて、座標軸として、典型的には垂直軸と水平軸が選ばれる。1つの壁面に対して隣接壁面を特定する場合には、垂直軸に対して最も離れて配置されたコード付き標識、すなわち、水平軸座標が正負側でそれぞれ最大のコード付き標識からの距離が比較される。
本態様のように構成すると、コード付き標識間の距離を比較することにより、比較的簡易に隣接測定対象面を定められる。
このように構成すると、主要な測定対象面(壁、天井、床等)が、2つの主軸に平行な面(xy面、xz面、yz面に平行な面)になるので、処理が簡素になる。
このように構成すると、コード付き標識の識別機能を活かして、各コード付き標識CTを識別して位置座標、測定対象面等と対応付けて記憶するので、構造物モデル作成の自動化に有効である。
このように構成すると、閾値を用いることにより、グループに所属するか否かを簡易に判定できる。
本態様のように構成すると、コード付き標識を使用し、構造物モデル作成の処理手順を明確にしたので、構造物の撮影画像に基づいて、構造物の面及び交線の位置を自動計測し、構造物モデルを自動的に作成し、表示可能な構造物モデル作成方法を提供できる。
図1に、本実施例における構造物モデル作成装置1の構成例を示す。
本実施例における構造物モデル作成装置1は、構造物のモデルを自動的に作成することを目指した装置である。例えば、リフォームを目的として室内の壁、床、天井等の配置と三次元座標を自動的に計測し、三次元の構造物モデル及びモデル画像を自動的に作成し、立体的に画像表示できるようにする。構造物モデル作成装置1は、コード付き標識(例えばカラーコードターゲットCT)を複数配置した測定対象面2の撮影画像3を取得する画像データ取得部4、取得した撮影画像3等を記憶する記憶部5、撮影画像3からコード付き標識を抽出し、識別コードを読み取り、マーク位置座標を求めるターゲット検出部6、ターゲット検出部6で求められた識別コードとマーク位置座標に基づいてコード付き標識が貼付された測定対象面2の面方程式、2つの測定対象面2の交線を求め、コード付き標識を測定対象面対応にグループ分けする等の演算を行なう演算部7、モデル画像の作成、モデル画像に対する座標変換等の画像処理を行う画像処理部8、キーボード、マウス等を用いてデータ・コマンド等の入力・操作を行なう入力部11、液晶ディスプレイ等を用いて室内モデル、撮影画像3等を表示する表示部12、構造物モデル作成装置1及びその各部を制御して、構造物モデル作成装置としての機能を発揮させる制御部9等を備える。
記憶部5は、撮影画像を記憶する撮影画像記憶部51、カラーコードターゲット等の標識及び標識データを記憶する標識記憶部52、グループ分けのための閾値を記憶する閾値記憶部53、演算部7での演算データを記憶する演算データ記憶部54等を有する。
図2にコード付き標識としてのカラーコードターゲットCTの例を示す。図2(a)はカラーコードの単位領域が3個、図2(b)は6個、図2(c)は9個のカラーコードターゲットである。図2(a)〜(c)のカラーコードターゲットCT(CT1〜CT3)は、位置検出用パターンから成るレトロターゲット部P1、基準色パターンから成る基準色部P2、カラーコードパターンから成るカラーコード部P3、例えば空パターンから成る白色部P4で構成されている。これら、レトロターゲット部P1、基準色部P2、カラーコード部P3、白色部P4はカラーコードターゲットCT1内の所定の位置に配置される。すなわち、基準色パターン、カラーコードパターン、空パターンは位置検出用パターンに対して所定の位置関係に配置される。
次に、カラーコードターゲットの検出について説明する。まず、抽出部61にて、撮影画像記憶部51から処理対象の撮影画像3を抽出し、撮影画像3からカラーコードターゲットCTを抽出する。抽出方法として、(1)カラーコードターゲットCT中の位置検出用パターン(レトロターゲット)を探索する方法、(2)カラーコード部P3の色分散を検出する方法、あるいは(3)彩色された位置検出用パターンを用いる方法など種々の方法がある。
xg={Σx*f(x,y)}/Σf(x,y) −−−−(式1)
yg={Σy*f(x,y)}/Σf(x,y) −−−−(式2)
(xg,yg):重心位置の座標、f(x,y):(x,y)座標上の明度値
なお、図3(B1)に表記されたレトロターゲット200の場合は、明度が閾値To以下のx,y方向の点について、(式1)、(式2)を演算する。これにより、レトロターゲット200の重心位置が求まる。
(3)カラーコードターゲットCTに使用している3隅のレトロターゲットに異なる色をもたせ、それぞれのレトロターゲットが反射する色を異なるものにする。3隅のレトロターゲットに異なる色をもたせているため、1つのカラーコードターゲットに属する各レトロターゲットを判別しやすい。
図4に構造物モデル作成の処理フロー例を示す。
例えば室内のリフォーム等の際に、室内の内面空間を精密に測定し、三次元座標空間に室内モデルを精密に再現することが行なわれる。この場合に、室内モデル、少なくともその内面(壁、天井、床を含む)及び交線(境界)を自動的に作成できれば、処理の効率化、信頼性向上に大いに寄与できる。ここでは、室内モデルの自動作成の処理フローについて説明する。
例えば、
面方程式を、 ax+by+cz+d=0 (式3)
法線ベクトルを、 v(a,b,c) (式4)
と表すことができる。
まず、法線ベクトルが同じカラーコードターゲットCTを一つのグループにグループ化する。カラーコードターゲットCTの3つの位置検出マークの三次元座標を(式3)に代入し、面に垂直であるという条件を入れて演算すると、法線ベクトルを求めることができる。
測定対象面内の各点(x1,y1,z1)について、
点P1(x1,y1,z1)と原点との距離=√(x12+y12+z12) (式5)
点P1(x1,y1,z1)のある点P(p,q,r)までの距離
=√((x1−p)2+(y1−q)2+(z1−r)2) (式6)
原点から平面(ax+by+cz+d=0)へ下ろした垂線の長さ
=|d|/√(a2+b2+c2) (式7)
ある点P(p,q,r)から平面(ax+by+cz+d=0)へ下ろした垂線の長さ =|ap+bq+cr−d|/√(a2+b2+c2) (式8)
となる。これらを計算し、一つの平面へ下ろした垂線の長さが略等しいカラーコードターゲットCTは、同一平面内にあるので、同一グループになるようにグループ分けする。ここで、√f(x)は(f(x)) 1/2 を表す。
平面1を、 a1x+b1y+c1z+d1=0 (式9)
平面2を、 a2x+b2y+c2z+d2=0 (式10)
交線L12の通る点A12、交線の方向ベクトルe12、媒介変数t12とすると、
交線を、L12=A12+t12e12 (式11)
と表すことができる。
ここで、x12=b1c2−c1b2、y12=c1a2−a1c2、
z12=a1b2−b1a2 とする。
交線がxy面を通る点は、z12≠0のとき、
((d1b2−b1d2)/z12,(d1a2−a1d2)/(−z12),0)
交線がxz面を通る点は、y12≠0のとき、
((d1c2−c1d2)/(−y12),0,(d1a2−a1d2)/y12)
交線がyz面を通る点は、x12≠0のとき、
(0,(d1c2−c1d2)/x12),(d1b2−b1d2)/(−x12))
となる。なお、x12=0,y12=0,z12=0のとき、2平面は平行で交線はない。
これにより、典型的には2壁面間の交線は主としてz軸に平行(xy面に垂直)になり、壁面は主としてxz面又はyz面に平行になる。なお、後に追記される床、天井は主としてxy面に平行(水平)になり、床はz=0に位置する。
図10は壁のコーナー点の算出を説明するための図である。図10(a)はコーナー点算出を説明するための図、図10(b)は室内から見た透視図である。図10(a)の+、図10(b)の□はカラーコードターゲットCTの位置を示す。図10(a)に示すように、座標変換された室内モデルに対して、床及び天井を配置し、壁面と床の交線、壁面と天井との交線を求め、これらの交線と2壁面間の交線との交点をコーナー点として算出する。床及び天井にカラーコードターゲットCTが貼付されている場合は、カラーコードターゲットCTの位置座標を用いて床及び天井の面方程式を求める。床又は天井にカラーコードターゲットCTが貼付されていない場合には、床及び天井の位置(z座標)を指定する。予め指定されていれば自動処理が可能であるが、マニュアル指定も可能である。図10(b)に示すように、z=0を床、z=Lを天井の位置とする。これにより、壁面と床の交線、壁面と天井との交線が定まり、これらの交線と2壁面間の交線との交点がコーナー点として算出される。
図15に本実施例に係る構造物モデル作成装置1Aの構成例を示す。実施例1の標識グループ化部71は標識方向検出部711と第1のグループ化部712Aを有するのに対して、本実施例では、標識グループ化部71は第2のグループ化部712Bを有することが異なるが、その他の構成は同様である。
図16に本実施例に係る構造物モデル作成の処理フロー例を示す。処理フローについては、図4の処理フローから、標識方向検出工程(S118)が削除され、標識グループ化工程(S120)が(S120B)と内容が変更されているが、その他のフローは同様である。
図19に本実施例に係る構造物モデル作成装置1Bの構成例を示す。隣接面特定部73について、図1にあった面位置関係決定部731が削除され、第1の面特定部732Aに代わって第2の面特定部732Bが設けられている。第2の面特定部732Bは、交線算出部74で求められた交線の位置関係に基づいて、1つのグループに対応する測定対象面2に隣接する隣接測定対象面を特定する。
本実施例では、測定対象面の面方程式が2次曲面で近似的に表現可能な例を説明する。すなわち、測定対象面2として、面方程式が2次曲面で表現可能又は2次曲面で近似的に表現可能な曲面を含み、面方程式算出部72は、かかる曲面の面方程式を2次曲面として算出する。実施例1と異なる点を主に説明する。本実施例に係る構造物モデル作成装置の構成は図1と同様である。
曲面は関数で近似可能である。2次関数の場合は、曲面を、
f(x,y)=ax2+hxy+by2+cx+dy+e・・・(式12)
と近似する。カラーコードターゲットCTは3つの位置検出マークを有するので、少なくとも2枚のカラーコードターゲットCTを使用して6点の位置座標を代入すれば、パラメータa,b,c,d,e,hを求めることができる。
したがって、当該2次曲面を1つの面として面方程式で表し、当該曲面に貼付されたカラーコードターゲットCTを1つのグループにまとめ、隣接面との交線を求める。これにより、室内モデルを作成できる。
本実施例では、測定対象面の面方程式が多数の平面の集まりとして近似的に表現可能な例を説明する。面方程式算出部72は、曲面の面方程式を多数の平面の集まりとして算出する。曲面を多数の平面で近似する。近似された個々の平面にカラーコードターゲットCTを貼付し、法線方向とカラーコードターゲットCTの位置座標から面方程式を求め、さらに、隣接面との交線を求める。これにより、室内モデルを作成できる。曲面を多数の平面に分割するので、平面の数が増加するが、曲面が無い場合に準じた処理ができる。
2 測定対象面
3 撮影画像
4 画像データ取得部
5 記憶部
6 ターゲット検出部
7 演算部
8 画像処理部
9 制御部
10 パーソナルコンピュータ(PC)
11 入力部
12 表示部
41 撮影部
42 データ取得部
51 撮影画像記憶部
52 標識記憶部
53 閾値記憶部
54 演算データ記憶部
61 抽出部
62 識別コード読取部
63 マーク位置検出部
71 標識グループ化部
711 標識方向検出部
712A 第1のグループ化部
712B 第2のグループ化部
72 面方程式算出部
73 隣接面特定部
731 面位置関係決定部
732A 第1の面特定部
732B 第2の面特定部
74 交線算出部
75 コーナー特定部
76 三次元座標演算部
81 座標変換部
82 モデル画像作成部
200 レトロターゲット
204 内円部
206 外円部
CT,CT1〜CT3 カラーコードターゲット
G 室内の仮重心
g1〜g5 壁面の仮重心
P1 レトロターゲット部
P2 基準色部
P3 カラーコード部
P4 白色部
To 閾値
Claims (14)
- 構造物の表面を構成する測定対象面で、標識面上に一直線上にない3以上のマーク位置を検出するための位置検出用マークとコード付き標識を識別するためのコードパターンとを有するコード付き標識を配置した測定対象面を、前記コード付き標識が含まれるようにそれぞれ異なる方向から撮影した2以上の撮影画像を測定対象面画像群として取得する画像データ取得部と;
前記画像データ取得部で取得された測定対象面画像群から、前記コード付き標識毎に前記3以上の位置検出用マークと前記コードパターンとを抽出する抽出部と;
前記抽出部で抽出されたコードパターンから識別コードを読み取る識別コード読取部と;
前記抽出部で抽出された3以上の位置検出用マークから、位置検出用マークの位置座標を求めるマーク位置検出部と;
前記マーク位置検出部で求められた位置検出用マークの位置座標に基づいて、又は前記識別コード読取部で読み取られた識別コードに基づいて、同一測定対象面に配置されたコード付き標識が同一グループに属するように前記コード付き標識をグループ分けする標識グループ化部と;
前記標識グループ化部で同一グループに属するとされたコード付き標識の位置検出用マークの位置座標を用いて当該グループに対応する測定対象面の面方程式を算出する面方程式算出部と;
1つのグループに対応する測定対象面の面方程式と他の1つのグループに対応する測定対象面の面方程式より、前記1つのグループに対応する測定対象面と前記他の1つのグループに対応する測定対象面との交線を求める交線算出部と;
前記標識グループ化部で1つのグループに属するとされたコード付き標識と他の各グループに属するとされたコード付き標識の相互の位置関係に基づいて、又は前記1つのグループに対応する測定対象面と他の各グループに対応する測定対象面との交線の位置関係に基づいて、前記1つのグループに対応する測定対象面に隣接する隣接測定対象面を特定する隣接面特定部と;
前記面方程式算出部で面方程式が算出された各グループに対応する測定対象面と、前記交線算出部で求められた交線のうち前記各グループに対応する測定対象面と隣接測定対象面との交線とを表示する表示部とを備える;
構造物モデル作成装置。 - 前記標識グループ化部は、前記マーク位置検出部で求められた位置検出用マークの位置座標から当該位置検出用マークを有するコード付き標識の面方向又は法線方向を求める標識方向検出部と、
前記標識方向検出部で求められたコード付き標識の面方向又は法線方向と前記マーク位置検出部で求められた位置検出用マークの位置座標に基づいて、同一測定対象面に配置されたコード付き標識が同一グループに属するように前記コード付き標識をグループ分けする第1のグループ化部とを有する;
請求項1に記載の構造物モデル作成装置。 - 前記標識グループ化部は、前記識別コード読取部で読み取られた前記コード付き標識の識別コードに基づいて、同一測定対象面に配置されたコード付き標識が同一グループに属するように前記コード付き標識をグループ分けする第2のグループ化部を有する;
請求項1に記載の構造物モデル作成装置。 - 前記隣接面特定部は、前記標識グループ化部で1つのグループに属するとされたコード付き標識と他の各グループに属するとされたコード付き標識の相互の位置関係に基づいて、前記1つのグループに対応する測定対象面に隣接する隣接測定対象面を特定し;
前記交線算出部は、前記1つのグループに対応する測定対象面の面方程式と前記隣接面特定部で特定された隣接測定対象面の面方程式より、前記1つのグループに対応する測定対象面と前記隣接測定対象面との交線を求める;
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の構造物モデル作成装置。 - 前記交線算出部は、前記1つのグループに対応する測定対象面の面方程式と他の1つのグループに対応する測定対象面の面方程式より、前記1つのグループに対応する測定対象面と前記他の1つのグループに対応する測定対象面との交線を求め;
前記隣接面特定部は、前記交線算出部で求められた交線の位置関係に基づいて、前記1つのグループに対応する測定対象面に隣接する隣接測定対象面を特定する;
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の構造物モデル作成装置。 - 前記交線算出部で算出された複数の交線が交差する位置を前記測定対象面のコーナーと特定するコーナー特定部を備える;
請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の構造物モデル作成装置。 - 前記測定対象面として、面方程式が2次曲面で表現可能又は2次曲面で近似的に表現可能な曲面を含み;
前記面方程式算出部は、前記曲面の面方程式を2次曲面として算出する;
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の構造物モデル作成装置。 - 前記測定対象面として、面方程式が多数の平面の集まりとして近似的に表現可能な曲面を含み;
前記面方程式算出部は、前記曲面の面方程式を多数の平面の集まりとして算出する;
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の構造物モデル作成装置。 - 前記隣接面特定部は、前記標識グループ化部で同一グループに属するとされたコード付き標識のそれぞれの仮重心を求め、前記同一グループに属するとされたコード付き標識のそれぞれの仮重心から前記同一グループに対応する測定対象面の仮重心を求め、それぞれの測定対象面について求められた仮重心の配置に基づいて、1つのグループに対応する測定対象面に隣接する隣接測定対象面を特定する;
請求項4に記載の構造物モデル作成装置。 - 前記隣接面特定部は、前記標識グループ化部で各グループに属するとされたコード付き標識について、1つのグループに対応する測定対象面において、当該測定対象面を2次元座標で表わしたときに座標軸の両側で座標軸から最も離れて配置されたコード付き標識に最も近いコード付き標識を有する異なるグループに対応する測定対象面を前記隣接測定対象面として特定する;
請求項4に記載の構造物モデル作成装置。 - 前記測定対象面について測定された位置座標を、主要な測定対象面が三次元直交座標系の2つの主軸に平行になるように座標変換する座標変換部を備える;
請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の構造物モデル作成装置。 - 前記コード付き標識を、前記識別コード読取部で読み取られた識別コード、前記方向検出部で求められた位置検出用マークの位置座標、前記標識グループ化部でグループ分けされたグループ及び当該グループに対応する測定対象面と関連付けて記憶する標識記憶部を備える;
請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載の構造物モデル作成装置。 - 前記第1のグループ化部は、前記方向検出部で求められたコード付き標識の面方向又は法線方向に対して所定の閾値を設定し、前記コード付き標識の面方向又は法線方向が前記所定の閾値内に入る場合は、当該コード付き標識は同一グループと判定し、前記所定の閾値を越える場合は、当該コード付き標識は別グループと判定する;
請求項2に記載の構造物モデル作成装置。 - 構造物の表面を構成する測定対象面で、標識面上に一直線上にない3以上のマーク位置を検出するための位置検出用マークとコード付き標識を識別するためのコードパターンとを有するコード付き標識が配置された測定対象面を、前記コード付き標識が含まれるようにそれぞれ異なる方向から撮影した2以上の撮影画像を測定対象面画像群として取得する撮影画像取得工程と;
前記撮影画像取得工程で取得された測定対象面画像群から、前記コード付き標識毎に前記3以上の位置検出用マークと前記コードパターンとを抽出する抽出工程と;
前記抽出工程で抽出されたコードパターンから識別コードを読み取る識別コード読取工程と;
前記抽出工程で抽出された3以上の位置検出用マークから、位置検出用マークの位置座標を求めるマーク位置検出工程と;
前記マーク位置検出工程で求められた位置検出用マークの位置座標に基づいて、又は前記識別コード読取工程で読み取られた識別コードに基づいて、同一測定対象面に配置されたコード付き標識が同一グループに属するように前記コード付き標識をグループ分けする標識グループ化工程と;
前記標識グループ化工程で同一グループに属するとされたコード付き標識の位置検出用マークの位置座標を用いて当該グループに対応する測定対象面の面方程式を算出する面方程式算出工程と;
前記1つのグループに対応する測定対象面の面方程式と他の1つのグループに対応する測定対象面の面方程式より、前記1つのグループに対応する測定対象面と前記他の1つのグループに対応する測定対象面との交線を求める交線算出工程と;
前記標識グループ化工程で1つのグループに属するとされたコード付き標識と他の各グループに属するとされたコード付き標識の相互の位置関係に基づいて、又は前記1つのグループに対応する測定対象面と他の各グループに対応する測定対象面との交線の位置関係に基づいて、前記1つのグループに対応する測定対象面に隣接する隣接測定対象面を特定する隣接面特定工程と;
前記面方程式算出工程で面方程式が算出された各グループに対応する測定対象面と、前記交線算出工程で求められた交線のうち前記各グループに対応する測定対象面と隣接測定対象面との交線とを表示する表示工程とを備える;
構造物モデル作成方法。
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