JP5556875B2 - 一次磁束制御方法 - Google Patents
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Description
この発明は、界磁と電機子とを備える同期電動機を制御する技術に関する。
特に、当該界磁が発生する界磁磁束と、電機子巻線に流れる電機子電流によって発生する電機子反作用の磁束との合成である、いわゆる一次磁束に基づいて、回転電動機を制御する技術に関する。
従来から、一次磁束に基づいた回転電動機の制御、いわゆる一次磁束制御が種々提案されている。一次磁束制御は、簡単に言えば、回転電動機の一次磁束をその指令値に従って制御することにより、回転電動機を安定に制御する技術である。
例えば界磁磁束Λ0の位相を回転座標系のd軸に採用し、一次磁束[λ1](これは向きと振幅を有するベクトルとして扱われる)の位相を他の回転座標系のδ軸に採用し、δ軸のd軸に対する位相差を負荷角φとして考える。但しここではγ軸をδ軸に対して90度進相の位相において採用する。また、一次磁束[λ1]の制御で採用する回転座標系の制御軸としてδc軸及びγc軸を定義する。δc軸及びγc軸はそれぞれδ軸及びγ軸に対応しており、δc軸のd軸に対する位相差をφcとする。
この場合、一次磁束[λ1]の指令値(以下「一次磁束指令値」と称す)[Λ1*](これは向きと振幅を有するベクトルとして扱われる)はそのδc軸成分に正値Λδ*を有し、γc軸成分は零となる。よって一次磁束[λ1]が一次磁束指令値[Λ1*]に一致すれば、一次磁束[λ1]のδc軸成分λ1δcは正値Λδ*(これは一次磁束指令値[Λ1*]の振幅でもある)に等しく、位相差φcは負荷角φと等しく、δc軸がδ軸に一致する。
一次磁束制御では、一次磁束[λ1]のδc軸成分λ1δcを一次磁束指令値[Λ1*]の振幅Λδ*に等しくするのみならず、そのγc軸成分λ1γcを零にするように、例えば電圧指令値を修正する制御が行われる。これにより負荷角φに位相差φcが一致する。
このように、一次磁束制御において一次磁束[λ1]の振幅Λδを指令値[Λ1*]の振幅Λδ*に等しくし、負荷角φに位相差φcを一致させることにより、回転電動機のトルクTをその回転角速度に依らずに電機子電流の振幅iaのγc軸成分iγcに比例させて制御することができる。通常、振幅Λδ*は一定として当該制御が行われる。
具体的には、極対数n、電流振幅ia、電機子電流のq軸(これはd軸に対して90度進相する)に対する位相(いわゆる電流位相)β及び振幅Λδを導入して、トルクTは下式(1)で求められる。
なお、下掲の先行技術文献のうち非特許文献6は、下掲の他の先行技術文献と、δ軸/γ軸が入れ替わって採用されている。
掘田、浅野、常広、「位置検出器のないDCブラシレスモータの制御法」昭和63年度電気関係学会東海支部連合大会、p.161
角、常広、「DCブラシレスモータの位置センサレス制御法」、1990年度電気関係学会東海支部連合大会、p.172
角、山村、常広、「DCブラシレスモータの位置センサレス制御法」、電気学会論文誌D、平成3年、111巻8号、p.639−644
瓜田、塚本、常広、「一次磁束制御された同期機の定数推定法について」 1998年度電気関係学会東海支部連合大会、p.101
瓜田、山村、常広、「同期機駆動用汎用インバータについて」電気学会論文誌D、平成11年、119巻5号、p.707−712
矢部、坂廼辺、「過変調PWMを併用したIPMモータのセンサレス駆動」、電気学会研究会資料. RM、 回転機研究会 2001(159)、p.7−12
武田、松井、森本、本田、「埋込磁石同期モータの設計と制御」、オーム社、2001年、p.23−26
回転電動機の制御において、従来から比T/iaを最大とする、いわゆる最大トルク/電流制御が指向されている。そして電流ベクトル制御により、トルクが一定の場合において振幅iaを最小とする電流位相βが求められていた(例えば非特許文献7参照)。
他方、一次磁束制御において適切な電流位相βを設定するには、電流ベクトル制御とは異なるアプローチが必要となる。電流ベクトル制御のように電流位相を直接に制御できないからである。しかしながらそのようなアプローチはこれまで知られていない。
一次磁束制御において、通常は一次磁束の振幅を一定として制御されるので、トルクが変動したときに効率が良い電流位相での制御ができていない場合もあった。
この発明は上記の点に鑑みたもので、一次磁束制御において、トルクに応じて一次磁束指令値を変更することで電流位相を適切に制御し、以てトルクに応じて効率が良い動作点で回転電動機を駆動する技術を提供することを目的とする。
この発明にかかる一次磁束制御方法は、電機子巻線を有する電機子と、前記電機子と相対的に回転する界磁たる回転子と含む回転電動機に対し、一次磁束([λ1])の指令値たる一次磁束指令値([Λ1*])を設定し、前記一次磁束指令値に従って前記一次磁束を制御する方法である。
前記一次磁束は、前記界磁が発生する界磁磁束(Λ0)と、前記電機子に流れる電機子電流(ia)によって発生する電機子反作用の磁束([λa]:id・Ld,iq・Lq)との合成である。
そして、前記回転電動機のトルク(T)に応じて前記一次磁束指令値を変更して、前記界磁磁束(Λ0)と同相のd軸よりもπ/2で進相するq軸に対する前記電機子電流の電流位相(β)を前記トルクに応じた所望の位相に制御する。
この発明にかかる一次磁束制御方法の第1の態様では、前記一次磁束([λ1])と、前記電機子電流(ia)と、前記回転電動機のトルク(T)との関係に基づき、前記トルクに応じて、前記電機子電流を最小にする前記一次磁束の振幅(Λδ0(T))を前記一次磁束指令値([Λ1*])の振幅(Λδ*)として設定する。
そして前記関係は、前記一次磁束([λ1])の前記d軸に対する負荷角φ、前記電機子電流(ia)の前記q軸に対する電流位相β、前記界磁磁束の振幅Λ0、前記一次磁束の振幅Λδ、前記回転電動機のd軸インダクタンスLd及びq軸インダクタンスLq、前記電機子電流のd軸成分id及びq軸成分iq、前記回転電動機の極対数n、トルクTを導入して、T=n・Λδ・ia・cos(φ−β)、Λδ・sinφ=Lq・iq、Λδ・cosφ=Ld・id+Λ0、tanβ=−id/iq、ia=√(id2+iq2)で決定される。
そして、前記一次磁束に対して最小値を採る前記電機子電流によって発生する前記電機子反作用の磁束及び前記界磁磁束で決定される前記負荷角(φ)と前記トルクとの関係に基づき、前記負荷角から前記一次磁束指令値を設定する。
この発明にかかる一次磁束制御方法の第2の態様は、その第1の態様であって、前記一次磁束指令値を更新する周期は、前記一次磁束指令値に基づく前記一次磁束の制御の周期とは異なる。
この発明にかかる一次磁束制御方法の第3の態様は、その第1の態様であって、前記一次磁束指令値は、前記一次磁束指令値に基づく前記一次磁束の制御が過渡期においては変更せず、前記制御が安定している状態で更新される。
この発明にかかる一次磁束制御方法の第4乃至6の態様では、前記一次磁束([λ1])と、前記電機子電流(ia)と、前記回転電動機のトルク(T)との関係に基づき、前記トルクに応じて、前記電機子電流を最小にする前記一次磁束の振幅(Λδ0(T))を前記一次磁束指令値([Λ1*])の振幅(Λδ*)として設定する。
第4の態様では、前記一次磁束に対して最小値を採る前記電機子電流と前記トルクとの関係に基づき、前記電機子電流から前記一次磁束指令値を設定する。そしてローパスフィルタで処理された、前記回転電動機のトルク(T)に応じて前記一次磁束指令値を変更する。
第5の態様では、前記一次磁束に対して最小値を採る前記電機子電流のうち前記一次磁束に同相の同相成分(iδ)と前記トルクとの関係に基づき、前記電機子電流の前記同相成分から前記一次磁束指令値を設定する。そしてローパスフィルタで処理された、前記同相成分(iδ)に応じて前記一次磁束指令値を変更する。
第6の態様では、前記一次磁束に対して最小値を採る前記電機子電流のうち前記一次磁束に直交する直交成分(iγ)と前記トルクとの関係に基づき、前記電機子電流の前記直交成分から前記一次磁束指令値を設定する。そしてローパスフィルタで処理された、前記直交成分(iγ)に応じて前記一次磁束指令値を変更する。
この発明にかかる一次磁束制御方法の第7の態様は、その第1の態様であって、ローパスフィルタで処理された前記負荷角(φ)に応じて前記一次磁束指令値を変更する。
第4乃至6の態様において望ましくは、前記関係は、前記一次磁束([λ1])の前記d軸に対する負荷角φ、前記電機子電流(ia)の前記q軸に対する電流位相β、前記界磁磁束の振幅Λ0、前記一次磁束の振幅Λδ、前記回転電動機のd軸インダクタンスLd及びq軸インダクタンスLq、前記電機子電流のd軸成分id及びq軸成分iq、前記回転電動機の極対数n、トルクTを導入して、T=n・Λδ・ia・cos(φ−β)、Λδ・sinφ=Lq・iq、Λδ・cosφ=Ld・id+Λ0、tanβ=−id/iq、ia=√(id 2 +iq 2 )で決定される。
この発明にかかる一次磁束制御方法の第9の態様及び第10の態様では、前記一次磁束([λ1])と、前記回転電動機の損失と、前記回転電動機のトルク(T)及び回転速度との関係に基づき、前記トルク及び前記回転速度に応じて、前記損失を最小にする前記一次磁束を前記一次磁束指令値として設定する。
第9の態様では、前記一次磁束指令値を更新する周期は、前記一次磁束指令値に基づく前記一次磁束の制御の周期とは異なる。
第10の態様では、前記一次磁束指令値は、前記一次磁束指令値に基づく前記一次磁束の制御が過渡期においては変更せず、前記制御が安定している状態で更新される。
第4の態様では、前記一次磁束に対して最小値を採る前記電機子電流と前記トルクとの関係に基づき、前記電機子電流から前記一次磁束指令値を設定する。そしてローパスフィルタで処理された、前記回転電動機のトルク(T)に応じて前記一次磁束指令値を変更する。
第5の態様では、前記一次磁束に対して最小値を採る前記電機子電流のうち前記一次磁束に同相の同相成分(iδ)と前記トルクとの関係に基づき、前記電機子電流の前記同相成分から前記一次磁束指令値を設定する。そしてローパスフィルタで処理された、前記同相成分(iδ)に応じて前記一次磁束指令値を変更する。
第6の態様では、前記一次磁束に対して最小値を採る前記電機子電流のうち前記一次磁束に直交する直交成分(iγ)と前記トルクとの関係に基づき、前記電機子電流の前記直交成分から前記一次磁束指令値を設定する。そしてローパスフィルタで処理された、前記直交成分(iγ)に応じて前記一次磁束指令値を変更する。
この発明にかかる一次磁束制御方法の第7の態様は、その第1の態様であって、ローパスフィルタで処理された前記負荷角(φ)に応じて前記一次磁束指令値を変更する。
第4乃至6の態様において望ましくは、前記関係は、前記一次磁束([λ1])の前記d軸に対する負荷角φ、前記電機子電流(ia)の前記q軸に対する電流位相β、前記界磁磁束の振幅Λ0、前記一次磁束の振幅Λδ、前記回転電動機のd軸インダクタンスLd及びq軸インダクタンスLq、前記電機子電流のd軸成分id及びq軸成分iq、前記回転電動機の極対数n、トルクTを導入して、T=n・Λδ・ia・cos(φ−β)、Λδ・sinφ=Lq・iq、Λδ・cosφ=Ld・id+Λ0、tanβ=−id/iq、ia=√(id 2 +iq 2 )で決定される。
この発明にかかる一次磁束制御方法の第9の態様及び第10の態様では、前記一次磁束([λ1])と、前記回転電動機の損失と、前記回転電動機のトルク(T)及び回転速度との関係に基づき、前記トルク及び前記回転速度に応じて、前記損失を最小にする前記一次磁束を前記一次磁束指令値として設定する。
第9の態様では、前記一次磁束指令値を更新する周期は、前記一次磁束指令値に基づく前記一次磁束の制御の周期とは異なる。
第10の態様では、前記一次磁束指令値は、前記一次磁束指令値に基づく前記一次磁束の制御が過渡期においては変更せず、前記制御が安定している状態で更新される。
例えば、前記一次磁束指令値は、前記トルクの推定値に応じて変更される。
この発明にかかる一次磁束制御方法の第1の態様によれば、トルクに応じて一次磁束指令値を変更することで、電流位相を適切に制御でき、トルクに応じて効率が良い動作点で回転電動機を駆動できる。
そしてトルク一定の条件下では電機子電流は一次磁束に対して最小値を有するので、当該最小値に対応した一次磁束指令値として採用することにより、最大トルク/電流制御を実現することができる。
この発明にかかる一次磁束制御方法の第2の態様によれば、一次磁束指令値の設定と、一次磁束の制御との干渉が抑制される。
この発明にかかる一次磁束制御方法の第3の態様によれば、一次磁束指令値が変化しても、一次磁束制御の安定性が損なわれにくい。
この発明にかかる一次磁束制御方法の第4乃至7の態様によれば、一次磁束指令値の振幅を設定することが、一次磁束制御それ自体に与える影響を低減できる。
この発明にかかる一次磁束制御方法の第8乃至9の態様によれば、トルク及び回転速度が一定の条件下では損失は一次磁束に対して最小値を有するので、当該最小値に対応した一次磁束指令値として採用することにより、最大効率制御を実現することができる。
また、第8及び第9の態様は、それぞれ第2及び第3の態様の効果をも得る。
この発明にかかる一次磁束制御方法の第8乃至9の態様によれば、トルク及び回転速度が一定の条件下では損失は一次磁束に対して最小値を有するので、当該最小値に対応した一次磁束指令値として採用することにより、最大効率制御を実現することができる。
また、第8及び第9の態様は、それぞれ第2及び第3の態様の効果をも得る。
以下の実施の形態において、回転電動機は、電機子巻線を有する電機子と、前記電機子と相対的に回転する界磁たる回転子と含む。当該回転電動機は界磁磁束を発生させる永久磁石、あるいは界磁巻線を備える。
第1の実施の形態.
図1及び図2は、いずれも一次磁束制御を説明するベクトル図である。
図1及び図2は、いずれも一次磁束制御を説明するベクトル図である。
一次磁束制御では、界磁磁束Λ0の位相を基準としたd−q座標系(d軸は界磁磁束Λ0と同相、q軸はd軸に対して90度進相)に対して(つまり回転子の回転に対して)位相差φcで進相となるδc−γc座標系を設定する。そして一次磁束と同相のδ軸にδc軸が一致するように、回転電動機に対して印加する電圧を調節する。
まず図1に、位相差φcが負荷角φと一致している場合を示す。図1において示されるように、電機子反作用の磁束[λa](これは向きと振幅を有するベクトルとして扱われる)はq軸正方向の磁束Lq・iqと、d軸負方向の磁束Ld・idとの合成となる。
そして一次磁束[λ1]は磁束[λa]と界磁磁束Λ0との合成となり、δ軸において正値Λδ(これは一次磁束指令値の振幅Λδ*と一致)を採る。
なお、一次磁束[λ1]が一次磁束指令値[Λ1*]と一致しない場合、図2に示されるように、位相差φcと負荷角φとの間にずれが発生することもある。
一次磁束制御が行われるδc−γc回転座標系では、一次磁束[λ1]のδc軸成分λ1δcを一次磁束指令値[Λ1*]のδc軸成分Λδ*に一致させ、一次磁束[λ1]のγc軸成分λ1γcを一次磁束指令値[Λ1*]のγc軸成分Λγ*(=0)に一致させる制御が行われる。
電機子電流はq軸に対して電流位相βで進相し、その振幅iaはq軸成分iq及びd軸成分idに分解できる。同様に、振幅iaはγc軸成分iγc及びδc軸成分iδcに分解できる。図1においてはγc軸がγ軸に一致する場合が示されているので、γc軸成分iγcに相当するγ軸成分iγが示されている。なお、図の繁雑を避けるため、図1ではδc軸成分iδcに相当する成分を、図2ではq軸成分iq及びd軸成分idを、それぞれ省略している。
図3はトルクTがある一定値を保つときの、一次磁束[λ1]の振幅たる正値Λδと、電機子電流の振幅ia及び負荷角φとの関係を示すグラフである。正値Λδに対し、振幅iaは極小値を有することが判る。このような振幅iaの極小値を与える正値Λδ(これを値Λδ0(T)として示す)を用いて一次磁束制御を行うことにより、最大トルク/電流制御が実現できる。
一次磁束制御では、上述のように、一次磁束[λ1]のδc軸成分λ1δcを正値Λδ*に一致させるのみならず、一次磁束[λ1]のγc軸成分λ1γcを一次磁束指令値[Λ1*]のγ軸成分0に一致させるのであるから、正値Λδ*のみを値Λδ0(T)に設定することにより、一次磁束[λ1]はその振幅Λδも、負荷角φも一意に決定される。
そして一次磁束[λ1]が定まれば、界磁磁束Λ0は一定なので磁束[λa]は一意に定まる(図1参照)。そして磁束[λa]を構成する磁束Lq・iq,Ld・idはそれぞれ電機子電流のq軸成分iq及びd軸成分idに比例し、その比例定数Lq,Ldは回転電動機のインダクタンスで決定される。よって結局、あるトルクTについて、値Λδ0(T)を採る正値Λδ*さえ定まれば、電流ベクトル制御のような計算を改めて行う必要はなく、電流位相βが適切に制御されることになる。図4はトルクTがある一定値を保つときの、正値Λδと、振幅ia及び電流位相βとの関係を示すグラフである。
もちろん、値Λδ0(T)はトルクTに依存して異なる値を採る。よって種々のトルクTについて、一次磁束の振幅Λδと電機子電流の振幅iaとの関係を求めておけば、トルクに応じて得られる値Λδ0(T)を、一次磁束指令値の振幅Λδ*として採用することができる。これにより一次磁束制御において最大トルク/電流制御が実現できる。
換言すれば、トルクTに応じて一次磁束指令値[Λ1*]を変更して一次磁束制御を行うことにより、当該トルクに応じて電流位相βを所望の位相に制御することができる。
従来のように一次磁束指令値[Λ1*]の振幅Λδ*を一定とした一次磁束制御を行うと、回転電動機は、そのトルクTについて効率が悪い動作点で駆動される場合がある。これに対して、上述の技術では、トルクTに応じて振幅Λδ*を変更することで、電流位相βを適切に制御でき、トルクTに応じて効率が良い動作点で駆動することができる。
特に値Λδ0(T)を、振幅Λδ*として採用することにより最大トルク/電流制御が実現できる。なお、振幅Λδ*が得られた後の一次磁束制御は簡単に上述したし、周知であるので、ここでは詳細な動作、当該動作に必要な構成の説明を省略する。
図5は、このような振幅Λδ*を得るための構成を示すブロック図である。一次磁束指令値設定部1は一次磁束[λ1]の振幅Λδと、電機子電流の振幅iaと、回転電動機のトルクTとの関係を記憶する。そしてトルクTに応じて、振幅iaを最小にする値Λδ0(T)を、一次磁束指令値[Λ1*]の振幅Λδ*として出力する。
図5では、図3や図4に示された振幅iaと値Λδ0(T)との関係が、様々なトルクTについて一次磁束指令値設定部1に記憶されているイメージを描いている。
あるいは一次磁束指令値設定部1は、上記関係に基づいて計算を行って振幅Λδ*を出力する。一次磁束の振幅Λδと、比例定数Lq,Ld、負荷角φ、電機子電流の振幅ia及びq軸成分iq及びd軸成分id、電流位相βの間には下式(2)の関係があることが公知である。但し、iγ=iq・cosφ−id・sinφの関係がある。
よって式(1)(2)を計算することにより、トルクT毎に振幅iaを最小にする一次振幅Λδの値Λδ0(T)を求めることができる。
なお、トルクTは検出された値を用いることができる。あるいは推定値T^を採用することができる。推定値T^は、図2を参照して、下式(3)で求められる。
あるいは、回転電動機が定常状態にある場合には、一次磁束[λ1]とその指令値[Λ1*]とが一致していると考えられる。よって図1と図2とを参照して下式(4)で推定値T^を求めても良い。
あるいは、所望のトルクTにて一次磁束制御を実際に動作させつつ、振幅Λδ*が採るべき値Λδ0(T)を得ることもできる。図6はある制御タイミングにおける一次磁束指令値[Λ1*]の振幅Λδ*[n−1]から、その次の制御タイミングにおける一次磁束指令値[Λ1*]の振幅Λδ*[n]を求める技術を示すブロック図である。ここでは振幅iaを最小とする振幅Λδ*を求めてはいるが、パラメータを変更して制御対象値の極大値を求めるいわゆる「山登り法」と同じ手法を用いる。
ある制御タイミングにおける一次磁束指令値[Λ1*]の振幅Λδ*[n−2]から、その次の制御タイミングにおける振幅Λδ*[n−1]へと変化量ΔΛδで増加したとき、振幅iaが差分Δiaで増加した場合を想定する。この場合は、振幅iaを最小とする値Λδ0(T)から遠離るように振幅Λδ*[n−2]から振幅Λδ*[n−1]へ変化したのである。よって振幅Λδ*[n]を振幅Λδ*[n−1]に対して変化量ΔΛδで減少させることで、値Λδ0(T)に近づくと考えられる。
逆に、振幅Λδ*[n−2]から振幅Λδ*[n−1]へと変化量ΔΛδで増加したとき、振幅iaが差分Δiaで減少した場合を想定する。この場合は、振幅iaを最小とする値Λδ0(T)に近づくように振幅Λδ*[n−2]から振幅Λδ*[n−1]へ変化したのである。よって振幅Λδ*[n]は振幅Λδ*[n−1]に対して変化量ΔΛδで増加させることで、値Λδ0(T)に近づくと考えられる。
よって増分発生器2は変化量ΔΛδ及び差分Δiaとを入力してΔΛδ×g(Δia)を出力し、加算器が振幅Λδ*[n−1]にΔΛδ×g(Δia)を加算して振幅Λδ*[n]を求める動作が望ましい。但し関数g(Q)は値Qが正のときに値(−1)を採り、値Qが負の時に値1を採る。
図7乃至図9は最大トルク/電流を実現する動作点におけるトルクTと電機子電流との関係を示すグラフである。図7はトルクTと振幅iaのγ軸成分iγとの関係を示すグラフであり、図8はトルクTと振幅iaのδ軸成分iδとの関係を示すグラフであり、図9はトルクTと振幅iaとの関係を示すグラフである。図10は最大トルク/電流を実現する動作点におけるトルクTと負荷角φとの関係を示すグラフである。これらのグラフは、最大トルク/電流を実現する動作点については、トルクTがγ軸成分iγ、δ軸成分iδ、振幅ia、及び負荷角φによって一意に決定されることを示している。
例えば図7乃至図10に示されるグラフは、式(1)(2)から求めても良いし、実験的に求めてもよい。
もちろん、γ軸成分iγとδ軸成分iδとを組み合わせて、トルクTに依存した新たな指標を求め、当該指標に対応した値Λδ0(T)を振幅Λδ*に採用してもよい。但し、当該指標はトルクTを一意に決定しなければならない。図2に鑑みれば、振幅iaは当該指標の一つとして把握できる。
なお、定常状態においてはφ=φc、iγ=iγc、iδ=iδcが成立する。よってトルクTに替えてγc軸成分iγc、δc軸成分iδc、振幅ia、及び位相差φcに対応した値Λδ0(T)を振幅Λδ*に採用することにより、最大トルク/電流を実現することができる。この場合、トルクTを検出する装置が不要となる。
図11は、γc軸成分iγc、δc軸成分iδc、振幅ia、及び位相差φcに対応した値Λδ0(T)を振幅Λδ*として出力する技術を示すブロック図である。
一次磁束指令値設定部4は、トルク推定部3と一次磁束指令値設定部1を有する。トルク推定部3はγc軸成分iγc、δc軸成分iδc(あるいは更に振幅ia)、または位相差φcに基づいて、トルク推定値Teを設定する。トルク推定値Teは式(3)や式(4)から得られる推定値T^ではなく、式(1)及び式(2)、あるいは図7〜図10から推定されるトルクTの推定値である。
このようにして、トルクTを検出することなく最大トルク/電流を実現することができる。
図12は一次磁束指令値設定部1の前段にフィルタ5を設けた構成を例示する。また図13は一次磁束指令値設定部4の前段にフィルタ5を設けた構成を例示する。フィルタ5はローパスフィルタとして機能する。ローパスフィルタで処理して得られたトルクTに基づいて一次磁束指令値を設定することにより、その急激な変化を抑制する。これにより、一次磁束制御それ自体に、トルクT(あるいはその推定値Te)毎に、あるいはδc軸成分iδc、γc軸成分iγc、または位相差φc毎に、振幅Λδ*を設定することが与える影響を低減できる。
なお、図11において示される一次磁束指令値設定部4は、必ずしもトルク推定部3と一次磁束指令値設定部1を有する必要はない。むしろ、予め実験的にδ軸成分iδと値Λδ0との関係(図14参照)や、γ軸成分iγと値Λδ0との関係(図15参照)を得て、これを定式化またはテーブル(あるいはマップ)として得ておくことが望ましい。トルク推定値Teを一旦求める必要がないからである。
第2の実施の形態.
値Λδ0(T)が、最大トルク/電流を与える一次磁束[λ1]の振幅ではなく、最小電力/トルクを与える一次磁束[λ1]であってもよい。この場合にも、値Λδ0(T)を採る振幅Λδ*さえ定まり、一次磁束制御を行えば、電流ベクトル制御のような計算を改めて行う必要はなく、最大効率を得るための電流位相βが適切に制御されることになる。
値Λδ0(T)が、最大トルク/電流を与える一次磁束[λ1]の振幅ではなく、最小電力/トルクを与える一次磁束[λ1]であってもよい。この場合にも、値Λδ0(T)を採る振幅Λδ*さえ定まり、一次磁束制御を行えば、電流ベクトル制御のような計算を改めて行う必要はなく、最大効率を得るための電流位相βが適切に制御されることになる。
つまり一次磁束[λ1]と、回転電動機の損失と、回転電動機のトルクT及び回転速度との関係に基づいて、トルクT及び回転速度に応じて、損失を最小にする一次磁束を一次磁束指令値として設定し、一次磁束制御を行えば最大効率制御が実現できる。
図16は回転電動機のトルクT及び回転速度が一定の場合の、一次磁束[λ1]の振幅Λδに対する損失を示すグラフである。曲線G1,G2は、それぞれ回転電動機の銅損、銅損及び鉄損の合計を示す。銅損は回転電動機に流れる電流の2乗に比例するので、曲線G1の最小値を与える一次磁束は、第1の実施の形態にいう値Λδ0(T)として採用できる。
本実施の形態では、曲線G2の最小値を与える一次磁束[λ1]の振幅を値Λδ1(T)として求め、これを一次磁束指令[Λ1*]の振幅Λδ*として採用する。
このような値Λδ1(T)は、図6を用いて説明したのと同様に、いわゆる「山登り法」と類似した手法で求めることができる。
具体的には、図17を参照して、ある制御タイミングにおける振幅Λδ*[n−1]から、その次の制御タイミングにおける振幅Λδ*[n]を求める。ここでは電力を最小とする振幅Λδ*を求める。
ある制御タイミングにおける振幅Λδ*[n−2]から、その次の制御タイミングにおける振幅Λδ*[n−1]へと変化量ΔΛδで増加したとき、電力が差分ΔPで増加した場合を想定する。
増分発生器6は変化量ΔΛδ及び差分ΔPとを入力してΔΛδ×g(ΔP)を出力し、加算器7が振幅Λδ*[n−1]にΔΛδ×g(ΔP)を加算して振幅Λδ*[n]を求める。関数gについては前述の通りである。
第2の実施の形態においても第1の実施の形態と同様に、フィルタを用いてトルクT(あるいはその推定値Te)の一次磁束制御の制御周波数近傍の成分を除去して振幅Λδ*を設定してもよい。
また、回転速度に応じて損失を最小にする一次磁束の値Λδ1(T)を、あるいは回転速度とトルクTに応じて損失を最小にする一次磁束の値を、それぞれ予め実験で求めておき、これらの値をテーブル(或いはマップ)にしてもよい。そして回転速度とトルクTとに応じて、上記テーブルから損失を最小にする一次磁束の値を読み出し、読み出された値を上記一次磁束指令値として設定すればよい。
また回転速度は電気角についての値でも機械角についての値でもよい。定常状態では制御軸(δc軸、γc軸)の速度や(電気角の)速度指令は回転速度と一致するので、これらを回転速度に代用してもよい。
あるいは第1の実施の形態及び第2の実施の形態において、フィルタを採用する代わりに、振幅Λδ*を更新する周期を、一次磁束制御の制御周期よりも遅くしてもよい。これにより、一次磁束指令値[Λ1*]の設定と、一次磁束制御との干渉が抑制される。
あるいは速度脈動が所定範囲に収まっているときにおいてのみ振幅Λδ*を更新し、それ以外では振幅Λδ*を更新しないことにより、一次磁束制御を安定して実行することができる。
換言すれば、一次磁束指令値[Λ1*]が変化しても一次磁束制御の安定性が損なわれにくい観点では、一次磁束指令値[Λ1*]は、これに基づく一次磁束制御が過渡期においては変更せず、一次磁束制御が安定している状態で更新されることが望ましい。
ia 電機子電流の振幅
iγc (電機子電流の)γc軸成分
iδc (電機子電流の)δc軸成分
T トルク
β 電流位相
[λ1] 一次磁束
Λ0 界磁磁束
[Λ1*] 一次磁束指令値
Λδ* 一次磁束指令値の振幅
φ 負荷角
iγc (電機子電流の)γc軸成分
iδc (電機子電流の)δc軸成分
T トルク
β 電流位相
[λ1] 一次磁束
Λ0 界磁磁束
[Λ1*] 一次磁束指令値
Λδ* 一次磁束指令値の振幅
φ 負荷角
Claims (11)
- 電機子巻線を有する電機子と、前記電機子と相対的に回転する界磁たる回転子と含む回転電動機に対し、一次磁束([λ1」)の指令値たる一次磁束指令値([Λ1*])を設定し、前記一次磁束指令値に従って前記一次磁束を制御する方法であって、
前記一次磁束は、前記界磁が発生する界磁磁束(Λ0)と、前記電機子に流れる電機子電流(ia)によって発生する電機子反作用の磁束([λa]:id・Ld,iq・Lq)との合成であり、
前記回転電動機のトルク(T)に応じて前記一次磁束指令値を変更して、前記界磁磁束(Λ0)と同相のd軸よりもπ/2で進相するq軸に対する前記電機子電流の電流位相(β)を前記トルクに応じた所望の位相に制御し、
前記一次磁束([λ1])と、前記電機子電流(ia)と、前記回転電動機のトルク(T)との関係に基づき、前記トルクに応じて、前記電機子電流を最小にする前記一次磁束の振幅(Λδ0(T))を前記一次磁束指令値(Λ1*)の振幅(Λδ*)として設定し、
前記関係は、前記一次磁束([λ1])の前記d軸に対する負荷角φ、前記電機子電流(ia)の前記q軸に対する電流位相β、前記界磁磁束の振幅Λ0、前記一次磁束の振幅Λδ、前記回転電動機のd軸インダクタンスLd及びq軸インダクタンスLq、前記電機子電流のd軸成分id及びq軸成分iq、前記回転電動機の極対数n、トルクTを導入して、T=n・Λδ・ia・cos(φ−β)、Λδ・sinφ=Lq・iq、Λδ・cosφ=Ld・id+Λ0、tanβ=−id/iq、ia=√(id 2 +iq 2 )で決定され、
前記一次磁束に対して最小値を採る前記電機子電流によって発生する前記電機子反作用の磁束及び前記界磁磁束で決定される前記負荷角(φ)と前記トルクとの関係に基づき、前記負荷角から前記一次磁束指令値を設定する、一次磁束制御方法。 - 前記一次磁束指令値を更新する周期は、前記一次磁束指令値に基づく前記一次磁束の制御の周期とは異なる、請求項1記載の一次磁束制御方法。
- 前記一次磁束指令値は、前記一次磁束指令値に基づく前記一次磁束の制御が過渡期においては変更せず、前記制御が安定している状態で更新される、請求項1記載の一次磁束制御方法。
- 電機子巻線を有する電機子と、前記電機子と相対的に回転する界磁たる回転子と含む回転電動機に対し、一次磁束([λ1」)の指令値たる一次磁束指令値([Λ1*])を設定し、前記一次磁束指令値に従って前記一次磁束を制御する方法であって、
前記一次磁束は、前記界磁が発生する界磁磁束(Λ0)と、前記電機子に流れる電機子電流(ia)によって発生する電機子反作用の磁束([λa]:id・Ld,iq・Lq)との合成であり、
前記回転電動機のトルク(T)に応じて前記一次磁束指令値を変更して、前記界磁磁束(Λ0)と同相のd軸よりもπ/2で進相するq軸に対する前記電機子電流の電流位相(β)を前記トルクに応じた所望の位相に制御し、
前記一次磁束([λ1])と、前記電機子電流(ia)と、前記回転電動機のトルク(T)との関係に基づき、前記トルクに応じて、前記電機子電流を最小にする前記一次磁束の振幅(Λδ0(T))を前記一次磁束指令値(Λ1*)の振幅(Λδ*)として設定し、
前記一次磁束に対して最小値を採る前記電機子電流と前記トルクとの関係に基づき、前記電機子電流から前記一次磁束指令値を設定し、
ローパスフィルタで処理された前記回転電動機のトルク(T)に応じて前記一次磁束指令値を変更する、一次磁束制御方法。 - 電機子巻線を有する電機子と、前記電機子と相対的に回転する界磁たる回転子と含む回転電動機に対し、一次磁束([λ1」)の指令値たる一次磁束指令値([Λ1*])を設定し、前記一次磁束指令値に従って前記一次磁束を制御する方法であって、
前記一次磁束は、前記界磁が発生する界磁磁束(Λ0)と、前記電機子に流れる電機子電流(ia)によって発生する電機子反作用の磁束([λa]:id・Ld,iq・Lq)との合成であり、
前記回転電動機のトルク(T)に応じて前記一次磁束指令値を変更して、前記界磁磁束(Λ0)と同相のd軸よりもπ/2で進相するq軸に対する前記電機子電流の電流位相(β)を前記トルクに応じた所望の位相に制御し、
前記一次磁束([λ1])と、前記電機子電流(ia)と、前記回転電動機のトルク(T)との関係に基づき、前記トルクに応じて、前記電機子電流を最小にする前記一次磁束の振幅(Λδ0(T))を前記一次磁束指令値(Λ1*)の振幅(Λδ*)として設定し、
前記一次磁束に対して最小値を採る前記電機子電流のうち前記一次磁束に同相の同相成分(iδ)と前記トルクとの関係に基づき、前記電機子電流の前記同相成分から前記一次磁束指令値を設定し、
ローパスフィルタで処理された前記同相成分(iδ)に応じて前記一次磁束指令値を変更する、一次磁束制御方法。 - 電機子巻線を有する電機子と、前記電機子と相対的に回転する界磁たる回転子と含む回転電動機に対し、一次磁束([λ1」)の指令値たる一次磁束指令値([Λ1*])を設定し、前記一次磁束指令値に従って前記一次磁束を制御する方法であって、
前記一次磁束は、前記界磁が発生する界磁磁束(Λ0)と、前記電機子に流れる電機子電流(ia)によって発生する電機子反作用の磁束([λa]:id・Ld,iq・Lq)との合成であり、
前記回転電動機のトルク(T)に応じて前記一次磁束指令値を変更して、前記界磁磁束(Λ0)と同相のd軸よりもπ/2で進相するq軸に対する前記電機子電流の電流位相(β)を前記トルクに応じた所望の位相に制御し、
前記一次磁束([λ1])と、前記電機子電流(ia)と、前記回転電動機のトルク(T)との関係に基づき、前記トルクに応じて、前記電機子電流を最小にする前記一次磁束の振幅(Λδ0(T))を前記一次磁束指令値(Λ1*)の振幅(Λδ*)として設定し、
前記一次磁束に対して最小値を採る前記電機子電流のうち前記一次磁束に直交する直交成分(iγ)と前記トルクとの関係に基づき、前記電機子電流の前記直交成分から前記一次磁束指令値を設定し、
ローパスフィルタで処理された前記直交成分(iγ)に応じて前記一次磁束指令値を変更する、一次磁束制御方法。 - ローパスフィルタで処理された前記負荷角(φ)に応じて前記一次磁束指令値を変更する、請求項1記載の一次磁束制御方法。
- 前記関係は、前記一次磁束([λ1])の前記d軸に対する負荷角φ、前記電機子電流(ia)の前記q軸に対する電流位相β、前記界磁磁束の振幅Λ0、前記一次磁束の振幅Λδ、前記回転電動機のd軸インダクタンスLd及びq軸インダクタンスLq、前記電機子電流のd軸成分id及びq軸成分iq、前記回転電動機の極対数n、トルクTを導入して、T=n・Λδ・ia・cos(φ−β)、Λδ・sinφ=Lq・iq、Λδ・cosφ=Ld・id+Λ0、tanβ=−id/iq、ia=√(id 2 +iq 2 )で決定される、請求項4,5,6のいずれか一つに記載の一次磁束制御方法。
- 電機子巻線を有する電機子と、前記電機子と相対的に回転する界磁たる回転子と含む回転電動機に対し、一次磁束([λ1」)の指令値たる一次磁束指令値([Λ1*])を設定し、前記一次磁束指令値に従って前記一次磁束を制御する方法であって、
前記一次磁束は、前記界磁が発生する界磁磁束(Λ0)と、前記電機子に流れる電機子電流(ia)によって発生する電機子反作用の磁束([λa]:id・Ld,iq・Lq)との合成であり、
前記回転電動機のトルク(T)に応じて前記一次磁束指令値を変更して、前記界磁磁束(Λ0)と同相のd軸よりもπ/2で進相するq軸に対する前記電機子電流の電流位相(β)を前記トルクに応じた所望の位相に制御し、
前記一次磁束([λ1])と、前記回転電動機の損失と、前記回転電動機のトルク(T)及び回転速度との関係に基づき、前記トルク及び前記回転速度に応じて、前記損失を最小にする前記一次磁束を前記一次磁束指令値として設定し、
前記一次磁束指令値を更新する周期は、前記一次磁束指令値に基づく前記一次磁束の制御の周期とは異なる、一次磁束制御方法。 - 電機子巻線を有する電機子と、前記電機子と相対的に回転する界磁たる回転子と含む回転電動機に対し、一次磁束([λ1」)の指令値たる一次磁束指令値([Λ1*])を設定し、前記一次磁束指令値に従って前記一次磁束を制御する方法であって、
前記一次磁束は、前記界磁が発生する界磁磁束(Λ0)と、前記電機子に流れる電機子電流(ia)によって発生する電機子反作用の磁束([λa]:id・Ld,iq・Lq)との合成であり、
前記回転電動機のトルク(T)に応じて前記一次磁束指令値を変更して、前記界磁磁束(Λ0)と同相のd軸よりもπ/2で進相するq軸に対する前記電機子電流の電流位相(β)を前記トルクに応じた所望の位相に制御し、
前記一次磁束([λ1])と、前記回転電動機の損失と、前記回転電動機のトルク(T)及び回転速度との関係に基づき、前記トルク及び前記回転速度に応じて、前記損失を最小にする前記一次磁束を前記一次磁束指令値として設定し、
前記一次磁束指令値は、前記一次磁束指令値に基づく前記一次磁束の制御が過渡期においては変更せず、前記制御が安定している状態で更新される、一次磁束制御方法。 - 前記一次磁束指令値は、前記トルクの推定値に応じて変更される、請求項1乃至10のいずれか一つに記載の一次磁束制御方法。
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