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JP3262253B2 - 電気車用駆動制御装置及び制御方法 - Google Patents

電気車用駆動制御装置及び制御方法

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JP3262253B2
JP3262253B2 JP03406795A JP3406795A JP3262253B2 JP 3262253 B2 JP3262253 B2 JP 3262253B2 JP 03406795 A JP03406795 A JP 03406795A JP 3406795 A JP3406795 A JP 3406795A JP 3262253 B2 JP3262253 B2 JP 3262253B2
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torque
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信紀 松平
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Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L15/00Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles
    • B60L15/02Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles characterised by the form of the current used in the control circuit
    • B60L15/025Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles characterised by the form of the current used in the control circuit using field orientation; Vector control; Direct Torque Control [DTC]
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
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    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

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  • Power Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電動機をベクトル
制御する電気車用駆動制御装置における高効率制御方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】交流電動機である誘導電動機のベクトル
制御に関する従来の技術としては、特公昭62−127
54号公報に開示されているものがある。これによれ
ば、誘導電動機を基底速度以上の速度領域で定出力で運
転する場合には、磁束指令の発生方法を、速度に対して
反比例より緩和して弱める関数発生器を用いることによ
って、基底速度以上の運転時における誘導電動機電圧の
上昇抑制を行う方法が提示されている。
【0003】また、特開昭62−233002号公報に
は、必要な目標トルク及びモータ回転数によって総合モ
ータ損失が最小となる最適モータ磁束を演算し、このモ
ータ磁束及びトルク電流の調整過渡時並びに調整後にお
いて、常にモータ損失の最も少なくなる一次電流を誘導
モータに供給し、消費電力を最小にする方法が提示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特公昭62−12
754号公報に開示されたような技術においては、規定
医速度以下の回転速度の場合には出力トルクの大小にか
かわらず磁束指令を強めにしており、出力トルクが低い
場合でも誘導電動機では余分な磁束を常に発生させてい
ることにより、効率を低下させる要因となると考えられ
る。また、電力変換器の出力制限により、出力特性を高
速域では定出力よりもさらに出力を下げるいわゆる弱め
界磁制御を行って、誘導電動機電圧を高速では上昇しな
いように制御する必要があり、磁束指令を回転速度に応
じて関数をもとに弱める制御を行っているが、効率を高
めるための高効率制御については述べられてはいない。
また、高速回転時に電力変換器の能力以上の電圧を電動
機に印加させる必要があり、誘導電動機を駆動する電力
変換器を小型化することについて十分に配慮されていな
い。
【0005】一方、特開昭62−233002号公報に
開示された技術においては、電源の状態量が考慮されて
いない。電気自動車の場合には、電源として例えばバッ
テリを用いるため、走行中バッテリ残量が大幅に変動す
る。電源の状態量が高い状態であるならば電力変換器の
容量の限度内で誘導電動機への印加電圧を設計電圧より
も高く印加でき、電動機の銅損の損失、電力変換器での
損失を低減させて装置全体の効率を良くする事が出来
る。従来の技術はこの点に関してはなんら考慮されてい
ない。
【0006】上記の問題に鑑み本発明の目的は、要求さ
れる出力トルクおよび電源の状態量に応じて最適な磁束
指令を算出し、電気車駆動制御装置を常に効率の良い動
作点で動作させる制御装置または制御方法を提供するこ
とにある。
【0007】本発明の他の目的は、電気車用駆動制御装
置における電力変換器の小型化を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、電気車駆動用の誘導電動機と、直流電源
の電力を変換して前記誘導電動機に供給する電力変換器
と、指令に基づき前記電力変換器を介して前記誘導電動
機を制御する制御装置とを備え、前記誘導電動機の一次
電流を制御するための基本トルク指令をもとにトルク電
流成分及び励磁電流成分をそれぞれ生成し、前記誘導電
動機をベクトル制御する電気車用駆動制御装置におい
て、前記基本トルク指令から基本磁束指令を算出する基
本磁束指令算出手段と、前記基本磁束指令を前記誘導電
動機の回転速度により補正する為の値である磁束制限値
を設定する回転数補正手段と、前記誘導電動機の回転速
度をもとに前記基本磁束指令の上限を決める磁束制御手
段と、前記基本トルク指令の上限値を決めるトルク制限
手段と、前記基本トルク指令とトルク指令の上限値を元
に前記磁束指令を補正する磁束補正量を算出する磁束補
正手段と、前記磁束補正量を前記誘導電動機の回転速度
により補正する係数を算出する磁束回転数補正手段を備
えたことにある
【0009】本発明の他の特徴は、電気車駆動用の誘導
電動機と、直流電源の電力を変換して前記誘導電動機に
供給する電力変換器と、指令に基づき前記電力変換器を
介して前記誘導電動機を制御する制御装置とを備えた電
気車において、前記誘導電動機の一次電流を制御するた
めの基本トルク指令をもとにトルク電流成分及び励磁電
流成分をそれぞれ生成し、前記誘導電動機をベクトル制
御する電気車の駆動制御方法であって、前記基本トルク
指令から基本磁束指令を算出し、前記基本磁束指令を前
記誘導電動機の回転速度により補正する為の値である磁
束制限値を設定し、前記誘導電動機の回転速度をもとに
前記基本磁束指令の上限を決め、前記基本トルク指令
上限値を設定し、前記基本トルク指令とトルク指令の上
限値を元に前記磁束指令を補正する磁束補正量を算出
し、前記磁束補正量を前記誘導電動機の回転速度により
補正する係数を算出する、ことにある。
【0010】
【作用】本発明によれば、交流電動機を制御する磁束指
令を、電力変換器の電源の状態量により補正することに
より、電源の状態に応じて電動機に印加する電圧を電力
変換器の出力容量の制限内で増加させて、効率の良い動
作点で装置を運転する事ができる。
【0011】すなわち、本発明によれば、電動機が発生
する所望のトルクの指令から、基本磁束指令算出手段に
より基本磁束指令を算出する。電動機の発生するトルク
が低いとき、すなわちトルク指令が小さい時には基本磁
束指令も小さくして、トルク指令に応じた基本磁束指令
を求め、さらに回転速度補正を行った磁束指令を算出し
て、この最終磁束指令をもとに電力変換器を制御するこ
とにより、電動機の銅損、電力変換器の損失を低減さ
せ、効率を向上させることができる。
【0012】さらに、電力変換器の電圧、例えばバッテ
リ状態量例えばバッテリ残量、あるいはパワー密度によ
りトルク制限手段と磁束制限手段の出力値を電源補正手
段で補正を加えて最終磁束指令の制限量を補正すること
により、バッテリ残量が多い時には電動機に印加する電
圧を電力変換器の出力容量の制限内で増加させて、効率
の良い動作点で装置を駆動させる。
【0013】また、電動機に印加される電圧は電動機回
転速度等の状態量に対して自由に設定できるので、高速
回転時に電力変換器の能力以上の電圧を電動機に印加さ
せる必要がなく、電力変換器の小型化をはかることがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明による実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明の一実施例になる電気
車用駆動制御装置の構成を示すブロック図である。1は
アクセル装置、11は直流電源、14は電力変換器、1
5は電動機、40は制御手段である。電力変換器14
は、電源11の電力を変換して電動機15に供給し動作
させる働きを行う。アクセル装置1は、運転者の操作に
よる操作量を電気的な信号に変換するものであり、その
出力信号は、電力変換器14を制御するための制御手段
40の内部のトルク指令発生関数2のブロックへ入力さ
れる。ここで電動機15の発生するトルクの制御量であ
る基本トルク指令2aを決定する。
【0015】トルク指令2aは、フィルタ手段3と磁束
発生手段5に入力される。フィルタ手段3に入力された
トルク指令2aは、フィルタ処理されて目標トルク指令
3aとなる。この目標トルク指令3aは、トルク電流算
出手段4に入力される。先に述べたトルク指令2aは磁
束発生手段5に入力されるが、この磁束発生手段5の
ブロックでは、所望のトルク指令2aに対応した磁束指
令5aを、テーブルもしくは関数により発生する。発生
された磁束指令5aはトルク電流算出手段4に入力され
る。トルク電流算出手段4では、入力された目標トルク
指令3aと磁束指令5aに基づいてトルク電流指令4a
を算出する。算出されたトルク電流指令4aは、ベクト
ル制御演算手段13に入力される。
【0016】磁束発生手段5にて発生した磁束指令5a
は、トルク電流算出手段4の他に励磁電流算出手段7、
励磁リアクタンス発生手段6に入力される。励磁リアク
タンス発生手段では、入力された磁束指令5aに相当す
る励磁リアクタンスの制御量を、テーブルもしくは関数
により発生する。発生した励磁リアクタンス6aは励磁
電流発生手段7に入力される。励磁電流発生手段7は入
力された磁束指令5aと励磁リアクタンス6aより励磁
電流指令7aを算出し、ベクトル制御演算手段13に伝
達する。
【0017】磁束指令5aはさらにすべり周波数発生手
段8にも入力される。すべり周波数発生手段8にはその
ほかに、2次抵抗検出値9a、トルク電流指令4aが入
力される。2次抵抗検出値9aは、2次抵抗検出手段9
での処理において電動機15の温度を温度検出手段17
により抵抗値もしくは電圧として信号を受け取り、電動
機15の巻線抵抗の温度に対応した2次抵抗検出値9a
を求めることにより算出する。
【0018】すべり周波数算出手段8では、入力された
磁束指令5、2次抵抗検出値9a、トルク電流指令4a
をもとにすべり周波数8aを求める。算出されたすべり
周波数8aはベクトル制御演算手段13に入力される。
【0019】電動機15には、電動機の回転速度を信号
に変換して伝達する回転速度検出手段16が備えられて
おり、回転速度検出手段16からの信号をもとに速度検
出手段10にて電動機15の回転速度を演算し、ベクト
ル制御演算手段13に回転速度10aとして伝達する。
【0020】ベクトル制御演算手段13では、先に述べ
たトルク電流指令4a、励磁電流指令7a、すべり周波
数8a、回転速度10aを入力し、一次電流指令13
a、位相角指令13b、一次周波数指令13cを出力す
る。
【0021】電力変換器14は、ベクトル制御演算手段
13から算出された一次電流指令13a、位相角指令1
3b、一次周波数指令13cを入力して、電動機15に
所望のトルクを発生するための電流を供給する。電源1
1の電源電圧11aは、補正係数算出手段12に伝達さ
れ、ここで電源電圧の大きさに応じた補正係数KVB1
2aが算出される。この補正係数KVB12aは、磁束
発生手段5に入力されて、電源電圧11aに対応した磁
束指令5aの制御量の補正を行う。なお、この電源電圧
11aは電源11のパワー密度の信号であっても良い。
【0022】本発明によれば、このような構成とするこ
とにより、運転者の操作量すなわち所望のトルク指令2
aに応じた磁束指令5aを発生することができ、トルク
指令が小さい時には磁束指令、つまり励磁電流を小さく
することができる。したがって、無用な電流を流すこと
が無いので無効電力を低減できることになり、効率を向
上させることができる。また、電源電圧等で磁束指令を
補正することにより、電圧が高い時には磁束指令を補正
する事によって、駆動装置を効率の良い動作点で運転す
る事ができる。
【0023】図2は、図1に示した電気車用駆動制御装
置の基本ブロック図における磁束発生手段5の詳細を示
す一実施例である。
【0024】まず、入力されたトルク指令2aは、基本
磁束発生手段18に入力され、トルク指令2aに対応し
必要な量の磁束をテーブルまたは関数等の手段により
発生させることにより、φ0で示される基本磁束19を
算出する。
【0025】一方、電動機15の回転速度10aは、ま
ず基本磁束回転補正係数発生手段20に入力される。基
本磁束回転補正係数発生手段20では、回転速度10a
に応じて先に述べた基本磁束19を低減もしくは増加さ
せるための係数を、テーブルもしくは関数等の手段によ
り算出し、Kφで示される基本磁束回転補正係数21を
算出する。回転速度10aは別途磁束制限値発生手段2
2に入力される。磁束制限値発生手段22では、回転速
度10より電動機に与えることができる磁束の制御量
の上限をテーブルもしくは関数等により算出し、φlで
示される磁束制限値23を算出する。また、磁束制限値
23は電源の状態、例えば電源がバッテリである場合に
は、そのバッテリの残量又はパワー密度に応じて増減す
る補正係数12aが乗じられ、補正係数12aの値によ
って補正が行われるように作用する。先に述べた基本磁
束(φ0)19は基本磁束回転補正係数(Kφ)21と
演算され、基本磁束19を基本磁束回転補正係数21に
より低減もしくは増加させた基本補正磁束(φl)26
を算出する。
【0026】
【0027】基本磁束比較手段27において、基本補正
磁束(φ1)26のほうが磁束制限値(φl)23より
小さいと判定された場合には、非制限磁束選択経路28
が選択されるこの時には非制限磁束選択経路28と磁
束出力選択手段30は連動して非制限磁束選択経路28
の基本補正磁束(φ1)26を磁束指令5aとして出
力するように経路を切り換えるので、結果、基本補正磁
束26が磁束指令5aとして出力されるように動作す
る。
【0028】基本磁束比較手段27において、基本補正
磁束(φ1)26のほうが磁束制限値(φlt)23より
も大きい場合には、電動機へ供給限度以上の磁束を与え
てしまうことになるので、その磁束を制限すべく、基本
磁束比較手段27の選択経路を制限磁束選択経路38の
方に選択する。このことにより、基本補正磁束26は制
限磁束選択経路38を経て磁束制限算出手段37に到達
する。
【0029】一方、トルク指令制限値発生手段24より
算出されたトルク制限指令値(TD)25は電源の状
態、例えば電源がバッテリである場合にはそのバッテリ
の残量又はパワー密度に応じて増減する補正係数12a
が乗じられ補正係数12aの値によって補正が行われ
る。この補正されたトルク制限指令値(TD)25とト
ルク指令2aとの偏差を算出し、その出力としてトルク
制限偏差(ΔT)31を出力する。トルク制限偏差31
は、トルク制限指令値25をトルク指令(τ*)2aか
減算する方式で算出する。もし、トルク制限指令25
の方が基本トルク指令2aより大きい場合には、トルク
制限偏差(ΔT)31は負の値となり、トルク制限指令
25の方が基本トルク指令2aより小さい場合には、ト
ルク制限偏差31は正の値となる。
【0030】磁束低減量算出手段32は、トルク制限偏
差(ΔT)31が正の値の時に、トルク制限偏差31の
値に応じて、ある任意のトルク指令以上の点にトルク
令2aが到達し、もしくは越えるような場合にそのトル
ク指令の超過分だけ磁束を減算するための基本磁束低減
量(Δφ)33を算出する。回転速度10aからは、磁
束低減量補正係数算出手段34によって基本磁束低減量
33を増加または減少させるための係数である磁束低減
量補正係数(KΔφ)35を算出する。基本磁束低減量
33と磁束低減量補正係数35は演算され最終磁束低減
量(Δφ2)36を算出する。
【0031】これにより、まずトルク指令(τ*)2a
がトルク指令制限値(TD)25を越える量が大きくな
るほど、基本磁束(φ0)を低減すべく基本磁束低減量
(Δφ)33を増加させ、さらに回転速度が大きくなる
ほど磁束低減量補正係数(KΔφ)35により基本磁束
低減量33を増加もしくは減少させるように動作を行
う。
【0032】算出された最終磁束低減量(Δφ2)36
と、制限磁束選択経路38によって伝達された基本補正
磁束(φ1)26は磁束制限算出手段37に入力され
る。磁束制限算出手段37では入力された基本補正磁束
26より最終磁束低減量36を減算することにより制限
磁束29を算出し、磁束出力選択手段30を通じて磁束
(φ)5aを発生させる。
【0033】上記の様な構成とすることにより、トルク
指令(τ*)2aが小さい場合には、トルク指令2aが
制限値より下の領域で動作するので、磁束指令5aは制
限されない状態で出力される。トルク指令2aが制限値
もしくは制限値を越える制御量に達した場合には、通常
通り磁束指令(φ)5aを与えると、電動機の磁束が過
大になってしまい過大な磁束は電圧の上昇を招き、結果
的に電力変換器14の容量の限度を越えてしまうことに
なるので、それを防ぐべく回転速度10aとトルク指令
2aに応じて磁束指令5aの制御量を制限し、電動機の
磁束過大とそれに伴う高速時の電動機電圧上昇を抑制す
る。図3に、図2における磁束発生の手順の一実施例を
示す。図3において、(a)〜(d)の各図の横軸はト
ルク指令、縦軸は磁束指令を表している。まず、図3の
(a)においてある任意の点のトルク指令Txより基本
となる磁束φxを検索する。これで電動機回転速度によ
らないトルク指令に対応した磁束が得られる。次に図3
の(b)では、電動機回転速度に応じた磁束の補正係数
Kφを用いて、これにより磁束を補正係数で変化させ
る。この結果、図3の(a)で求めたφxは、係数によ
り補正されてφx’となる。次に、図3の(c)に示す
ように、演算時点でのトルク指令の大きさをもとに、磁
束を制限する必要があるかどうかをTLによって判別す
る。TxがTLより小さければ非制限領域、大きければ
制限領域という判別を行う。
【0034】非制限領域の場合は図3の(b)で求めた
φx’をそのまま磁束として演算に用いれば良い。制限
領域の場合には、例えばトルク指令がT1の値であった
場合には、式aのごとくT1よりTLを減算し、それを
φaとする。この計算は、単純に式aのごとく計算して
も良いし、(T1−TL)の演算結果よりテーブルを参
照して求めても良い。トルク指令がT2である場合にも
式aのように計算を行い、磁束の制限を行う。このよう
にして図3の(d)のように磁束を電動機に過大に供給
しないように制限した磁束指令φの特性を得ることがで
き、電動機の電圧上昇を抑制する事ができる。
【0035】また、磁束を制限する量の算出方法を、テ
ーブルや関数などの手段によって行うことにより、磁束
を供給する特性を線形、あるいは非線形と自由に設定す
ることができる。
【0036】図3で述べた様な演算により求めた磁束
は、電力変換器の容量や、電力変換器に入力する電源の
最低電圧から決まる電動機印加電圧上限値より決められ
ているのが普通である。誘導電動機を用いた駆動装置の
特性としては、電動機に印加する電圧は、設計したとき
の電圧よりも高く印加した方同出力でも電動機に通電
する電流小さくできることから、電動機の銅損や電力
変換器の損失少なくなり、効率が良くなるという特性
がある。その特性を図4に示す。図4は、横軸が電動機
の電圧、縦軸はそれに対する効率を表している。電力変
換器に供給される電源電圧が最低動作条件になった場合
に、電力変換器より供給できる電動機印加電圧がE1で
あるという場合には、電動機に与える磁束は電動機電圧
E1に合わせて設計することになる。しかし実際には、
効率についての観点で電動機電圧を考えると、E3まで
電動機電圧を印加した方が先に述べた理由により効率が
良くなる。しかし、電動機電圧をE3で設計すると、電
源電圧が最低動作条件になった場合には、電力変換器は
E1しか電動機に供給できないので、電圧不足となるこ
とが考えられる。
【0037】図5のように横軸を電動機回転数、縦軸を
電動機電圧の関係で表すと、磁束を大きくすると電動機
印加電圧Eは高くなり、磁束を小さくすると電動機印可
電圧Eは小さくなるという関係がある。この特性を用い
て、電源電圧または電源電圧に類するバッテリのパワー
密度によって磁束の制御量を調節し、電源電圧が高い場
合には磁束を大きくして効率の良い運転を行い、電源電
圧が低下した場合にはそれにあわせて磁束を下げて電動
機電圧の制限を行い、電力変換器の能力内で運転を行う
ようにする。
【0038】図6は、本発明の電気車用駆動制御装置の
方法を用いた、電力変換器の小型化の方法の一実施例で
ある。図6の(a)〜(c)の各図は、横軸が電動機回
転数、縦軸がそれに対応する出力特性と励磁電流の関係
を表している。
【0039】通常、ベクトル制御では励磁電流つまり磁
束を一定として、トルク電流を制御することにより出力
トルクを制御する。このとき磁束φは下記の式で表すこ
とができる。
【0040】 φ = Lm・Im (Wb) ・・・(1) 但し φ:磁束 Lm:励磁リアクタンス Im:励磁電流 その時の誘導電動機の電圧Eは、 E=ω・φ=2πf・Lm・Im (V) ・・・(2) 但し E:誘導電動機電圧 f:駆動周波数 と表すことができる。
【0041】これは図6の(a)に示す様に、励磁電流
Imを一定とすると誘導電動機の電圧Eは駆動周波数f
に比例して増大していくことを示している。
【0042】このままの特性で運転すると、高速域では
非常に電圧Eが大きくなることになり、インバータもそ
れに見合った容量の物を準備する必要性がでてくる。し
かし電気車では高速域ではあまり大きなトルクを必要と
することは少く、また搭載車両のスペースや容量の関係
から搭載できる電力変換器の大きさには限界があるこ
と、小型、軽量を目的とする場合などにそぐわないもの
となり、不都合があった。
【0043】そこで、従来の方式では図6の(b)に示
す様に、基底回転数NBまでは定トルクの制御を行い、
基底回転数NB以上では磁束すなわち励磁電流Imを回
転速度Nに反比例する形で制限することによって、電圧
Eの上昇を抑制し、電力変換器の容量を低減する方法が
用いられていた。
【0044】しかし、図6の(b)に示すような、励磁
電流Imを回転速度Nに反比例して弱めるような方法の
場合においても、電圧Eはやはり上昇傾向を示すので、
同様に電力変換器の小型化の点については限界があっ
た。
【0045】これに対し、図6の(c)の特性に示すよ
うな、本発明の電気車の高効率制御装置の方法を用いれ
ば、回転数NC以上の高速域または高トルク域での磁束
すなわち励磁電流Imを線形または非線形に自由に制御
できるため、電力変換器の容量の限界にまで電圧Eが上
昇するより以前に磁束を低減させることによって電圧E
を電動機回転速度に対して上昇しないように制御でき
る。これにより、電力変換器の容量を増大させること無
く誘導電動機を高速まで制御することができる。
【0046】また、図6の(c)において、基底回転数
NBまでと、回転数NBからNCまでの定出力領域では図
6の(b)の方法と同レベルの出力もしくはトルクを発
生させることができるので、電力変換器の小型化を運転
性を損なうことなく達成することができる。
【0047】図7は電気車のトルク特性と走行抵抗、必
要トルクの関係を示した図である。横軸が電動機回転速
度、縦軸がトルク特性すなわち出力特性を表しており、
電動機回転速度Nmとトルクτの特性を示すものであ
る。電動機が100%のトルクを出力したときの特性が
トルクカーブTc、電気車が平坦路(登坂0%)を走行
するときの走行抵抗のカーブが、走行抵抗曲線L1であ
る。登坂傾斜が大きくなると走行抵抗増えていくので、
登坂が10%の時L2、20%の時L3、30%の時L
4と走行抵抗が増加していく。100%トルクの出力カ
ーブTcと走行抵抗曲線L1,L2,L3,L4が交差
する点Lm1、Lm2,Lm3,Lm4が電気車が登坂
を行うときの限界のトルクと電動機回転速度を表すよう
になっている。
【0048】従来の、電動機回転速度に反比例して励磁
電流もしくは磁束を発生するための磁束指令を決定する
方式では、例えば現在の電動機回転速度がN1である場
合、走行に必要なトルクがτ1、τ2、τ3、τ4のい
ずれであったとしても電動機回転速度そのものはN1な
ので、必要なトルクがいずれの量であっても励磁電流も
しくは磁束は一律同じだけ電動機に供給されることにな
る。
【0049】本発明の方式によれば、電動機回転速度が
N1である場合でも、走行に必要なトルクが変わった場
合には、図1で説明したように磁束指令は必要なトル
ク、すなわちトルク指令によりその制御量を決定するの
で、トルクがτ1のときはτ1に対応した磁束指令、τ
3のときにはτ3に対応した磁束指令が制御量として決
定され、それに応じて電動機では磁束が発生するように
動作する。
【0050】このようにすることにより、走行に必要な
トルクが小さい場合、つまり市街地や高速道路走行など
の通常でもっとも多いと考えられる走行条件である、図
7における走行抵抗曲線L1で示している0%登坂の平
坦路走行の領域Aでの走行では、例えば6極55kW−
105Hzの誘導電動機では、従来の磁束指令発生方式
と本発明の磁束指令の発生方式を比較すると、本発明の
方式を用いれば1/5程度にまで磁束指令を低減した状
態で運転することが可能である。これは先の実施例でも
述べたように、無効電力の低減につながり、運転時の効
率を向上させることになる。
【0051】例えば先に述べた6極55kW−105H
zの誘導電動機では、領域Aでの運転における総合効率
を比較してみると、従来の方式に比べ本発明の方式の方
が5〜10%程度総合効率の向上が見られた。このよう
な方式とすることにより、電気車が通常もっとも多く走
行する条件下で、駆動装置を効率良く運転することがで
きる。
【0052】図8は横軸にトルク指令、縦軸に磁束指令
の関係を表し、電源の状態量による磁束指令の補正の一
実施例を示した図である。
【0053】ある任意のトルク指令τxと任意の電動機
回転速度Nxの条件で装置を運転している場合におい
て、まず、電源の状態量により算される補正係数Pd
は、電源の状態量によりPda,Pdb、Pdcと算出
される。電源補正係数Pdは、電源の状態量、例えばバ
ッテリ残量またはパワー密度が大きいとPdcの方に大
きく、バッテリ残量またはパワー密度が小さいとPda
の方に小さくというように係数が算出される。この時、
図2で述べたような構成により、磁束の制限を行う磁束
制限値発生手段22の出力である磁束制限値23は、こ
の電源の状態量による補正係数Pdによって補正を行わ
れる。図2においては補正係数12aが補正係数Pdに
該当する。
【0054】このように補正を行うと、同じトルク指令
τxと電動機回転速度Nxで動作している場合に、電源
の状態量によって算出される磁束指令φが、電源の状態
量が良好である場合には補正係数がPdcの方に大きく
なり、磁束指令φはφcの方に補正され、磁束が増加し
ていく。電源の状態量が良くない場合には補正係数はP
daの方に小さくなり、磁束指令はφaの方に小さくな
るように補正される。このようにすることにより、電源
の状態量が良好である場合には磁束指令を増加させて誘
導電動機の印加電圧を増加させ、効率の良い動作点を選
択して動作させることができる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、電力変換器の電源の状
態量による補正を行うことにより、電動機や電力変換器
の損失が低減し、常に駆動装置を効率の良い動作点で運
転をできるようになり、効率を向上することができる。
すなわち、電源補正手段で補正を加えることにより、電
源の状態に応じて電動機に印加する電圧を電力変換器の
出力容量の制限内で増加させて、効率の良い動作点で装
置を駆動させ、装置と電源の能力の範囲で効率の良い動
作点で装置を運転する事ができる。
【0056】また、電動機に印加される電圧は電動機回
転速度や電源の状態量に対して自由に設定できるので、
高速回転時に電力変換器の能力以上の電圧を電動機に印
加させることをしなくて済むため、電力変換器の小型化
をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電気車用駆動制御装置
の基本ブロック図を示す図である。
【図2】図1の磁束発生手段の詳細を示す図である。
【図3】図1の電気車用駆動制御装置における、磁束発
生手順を示す図である。
【図4】図1の電気車用駆動制御装置における、電動機
電圧に対する効率の変化を示す図である。
【図5】図1の電気車用駆動制御装置における、磁束に
対する電動機電圧の変化を示す図である。
【図6】図1の電気車用駆動制御装置における、励磁電
流に対する出力特性を示す図である。
【図7】図1の電気車用駆動制御装置を用いた電気車の
出力特性と走行抵抗の関係を示す図である。
【図8】図1の電気車用駆動制御装置を用いた電気車の
電源の状態量と磁束指令補正の関係を示す図である。
【符号の説明】
1…アクセル装置、2…トルク指令発生手段、4…トル
ク電流算出手段 5…磁束発生手段、5a…磁束指令、6…励磁リアクタ
ンス発生手段 7…励磁電流発生手段、8…すべり周波数発生手段、9
…2次抵抗算出手段 10…速度検出手段、11…電源、12…電圧補正手段 13…ベクトル制御演算手段、14…電力変換器、15
…電動機 16…回転速度検出手段、17…温度検出手段、19…
基本磁束 21…基本磁束回転補正係数、23…磁束制限値(φl
t) 25…トルク指令制限値、26…基本補正磁束(φ
1)、29…制限磁束 33…基本磁束低減量、36…最終磁束低減量、40…
制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松平 信紀 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所 自動車機器事業 部内 (72)発明者 小原 三四郎 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所 自動車機器事業 部内 審査官 小川 恭司 (56)参考文献 特開 平7−246000(JP,A) 特開 昭62−233002(JP,A) 特開 昭59−149785(JP,A) 特開 平7−107772(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 9/18 B60L 3/00 H02P 21/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気車駆動用の誘導電動機と、直流電源の
    電力を変換して前記誘導電動機に供給する電力変換器
    と、指令に基づき前記電力変換器を介して前記誘導電動
    機を制御する制御装置とを備え、前記誘導電動機の一次
    電流を制御するための基本トルク指令をもとにトルク電
    流成分及び励磁電流成分をそれぞれ生成し、前記誘導電
    動機をベクトル制御する電気車用駆動制御装置におい
    て、 前記基本トルク指令から基本磁束指令を算出する基本磁
    束指令算出手段と、 前記基本磁束指令を前記誘導電動機の回転速度により補
    正する為の値である磁束制限値を設定する回転数補正手
    段と、 前記誘導電動機の回転速度をもとに前記基本磁束指令の
    上限を決める磁束制御手段と、 前記基本トルク指令の上限値を決めるトルク制限手段
    と、 前記基本トルク指令とトルク指令の上限値を元に前記磁
    束指令を補正する磁束補正量を算出する磁束補正手段
    と、 前記磁束補正量を前記誘導電動機の回転速度により補正
    する係数を算出する磁束回転数補正手段とを具備してな
    る電気車用駆動制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記電力変換器の電源
    がバッテリの場合、 該バッテリの残量により前記磁束制限値及びトルク指令
    の上限値を補正することを特徴とする電気車用駆動制御
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1の記載において、前記電力変換器
    の電源がバッテリの場合、 該バッテリのパワー密度により前記磁束制限値及びトル
    ク指令の上限値を補正することを特徴とする電気車用駆
    動制御装置。
  4. 【請求項4】電気車駆動用の誘導電動機と、直流電源の
    電力を変換して前記誘導電動機に供給する電力変換器
    と、指令に基づき前記電力変換器を介して前記誘導電動
    機を制御する制御装置とを備えた電気車において、前記
    誘導電動機の一次電流を制御するための基本トルク指令
    をもとにトルク電流成分及び励磁電流成分をそれぞれ生
    成し、前記誘導電動機をベクトル制御する電気車の駆動
    制御方法であって、 前記基本トルク指令から基本磁束指令を算出し、 前記基本磁束指令を前記誘導電動機の回転速度により補
    正する為の値である磁束制限値を設定し、 前記誘導電動機の回転速度をもとに前記基本磁束指令の
    上限を決め、 前記基本トルク指令の上限値を設定し、 前記基本トルク指令とトルク指令の上限値を元に前記磁
    束指令を補正する磁束補正量を算出し、 前記磁束補正量を前記誘導電動機の回転速度により補正
    する係数を算出する、ことを特徴とする電気車の駆動制
    御方法。
  5. 【請求項5】請求項4の記載において、前記電力変換器
    の電源がバッテリの場合、該バッテリの残量により前記
    磁束制限値及びトルク指令の上限値を補正することを特
    徴とする電気車の駆動制御方法。
  6. 【請求項6】請求項4の記載において、前記電力変換器
    の電源がバッテリの場合、該バッテリのパワー密度によ
    り前記磁束制限値及びトルク指令の上限値を補正するこ
    とを特徴とする電気車の駆動制御方法。
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