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JP5428275B2 - 車両用シートスライド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートスライド装置に関するものである。
従来、車両用シートスライド装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この装置は、ロアレール(2)と、ロアレールに対し移動可能に連結されるアッパレール(4)と、アッパレールにブラケット等を介して回動自在に連結されロアレールと係合して該ロアレールに対するアッパレールの移動を選択的に規制するロックレバー(20)とを備える。そして、シートの位置を調整する際には、操作レバー(34)に加えた操作力を第1の操作軸(26)及び第2の操作軸(28)を介してロックレバーに伝達して該ロックレバーによる前記移動規制を解除する。
特開2004−122825号公報(第1−3図)
ところで、特許文献1の車両用シートスライド装置では、操作レバーに圧入・固定される第1の操作軸に加えて、ロックレバーを押す第2の操作軸が別途必要になることで、部品点数の増大を余儀なくされる。
本発明の目的は、部品点数を増大することなく、ロアレールに対するアッパレールの移動規制を解除する操作力をロックレバーに伝達することができる車両用シートスライド装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両フロアに固定されるロアレールと、シートに固定され前記ロアレールに対し移動可能に連結されるアッパレールとを対で備えた車両用シートスライド装置において、前記アッパレールに対して、該アッパレールの長手方向に延びる第1回動軸を中心に回動自在に連結され、前記ロアレールと係合して該ロアレールに対する前記アッパレールの移動を選択的に規制するロックレバーと、前記ロックレバーの上方に前記第1回動軸から離間して配置され、前記シートを支持する支持ブラケットに対して、前記アッパレールの幅方向に延びる第2回動軸を中心に回動自在に連結された操作レバーと、上下方向に延びるとともに、前記ロックレバー及び前記操作レバーに一方の端部及び他方の端部がそれぞれ直接連結され、前記操作レバーの回動に伴う押動によって前記ロックレバーに対し前記移動の規制を解除する操作力を伝達する連結ロッドとを、それぞれ対で備え、前記両操作レバーには、前記支持ブラケットに前記第2回動軸上で軸支され、前記両操作レバーを橋渡しするとともに、前記両操作レバーと一体回動する連結軸が連結されていることを要旨とする。
同構成によれば、前記操作レバーの回動に伴う前記連結ロッドの押動という極めて簡易な構造で、前記ロックレバーに対し前記移動規制を解除する操作力を伝達することができる。そして、前記操作レバー及び前記ロックレバー間の操作力の伝達を1本の連結ロッドのみで行うことができ、部品点数を削減することができる。
また、対をなす一方の前記操作レバーの回動によって、前記連結軸を介して対をなす他方の前記操作レバーを同期回動させることができ、前記両ロックレバーに対し前記移動規制を解除する操作力を同時に伝達することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シートスライド装置において、前記連結ロッドの少なくとも一方の端部には、前記操作レバーの回動に伴う前記連結ロッドの押動に際し、該連結ロッドのねじれの変形量を抑制する被覆部材が装着されていることを要旨とする。
同構成によれば、前記被覆部材により、前記連結ロッドのねじれの変形量を抑制することができ、ひいては該連結ロッドに要する設置スペースを低減することができる
本発明では、部品点数を増大することなく、ロアレールに対するアッパレールの移動規制を解除する操作力をロックレバーに伝達することができる車両用シートスライド装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態について図面に従って説明する。
図1は、例えば自動車などの車両に搭載される本実施形態に係る車両用シートスライド装置1を示す側面図であり、図2は図1のA−A線に沿った断面図である。図1に示されるように、車両フロア2には、ロアレール3が車両前後方向に延在する態様で固定されるとともに、該ロアレール3には、アッパレール4がロアレール3に対し相対移動可能に装着されている。
図2に示されるように、前記ロアレール3は、幅方向両側から立設された一対の側壁部11及びこれら側壁部11の基端(下端)間を連結する底壁部12を有する。そして、各側壁部11の先端(上端)には、幅方向内側に張り出して更に側壁部11の基端側に折り返された折返し壁部13が連続形成されている。
一方、前記アッパレール4は、前記ロアレール3の両折返し壁部13間で上下方向に延びる一対の側壁部14及びこれら側壁部14の基端(上端)間を連結する蓋壁部15を有する。そして、各側壁部14の先端(下端)には、幅方向外側に張り出して更に前記側壁部11及び前記折返し壁部13に包囲されるように折り返された折返し壁部16が連続形成されている。
つまり、ロアレール3及びアッパレール4は、開口側が互いに突き合わされたU字状のレール断面をそれぞれ有しており、主として前記折返し壁部13,16との係合によって上下方向に抜け止めされている。これらロアレール3及びアッパレール4により形成されるレール断面は、矩形状をなすいわゆる箱形である。ロアレール3は、アッパレール4と協働して内部空間Sを構成する。
なお、各折返し壁部16及びこれに対向する側壁部11間には、上下方向に並設された対の転動体17を保持するリテーナ18が装着されており、前記アッパレール4は、前記ロアレール3との間で転動体17を転動させる態様で、該ロアレール3に対し長手方向(車両前後方向)に摺動自在に支持されている。
ここで、ロアレール3の幅方向一側(図2の左側)の折返し壁部13には、その長手方向(紙面の直交方向)の略全長に亘って複数のロック孔13aが所定の間隔をもって並設されている。一方、アッパレール4の長手方向中央部には、蓋壁部15及び幅方向一側(図2の左側)の側壁部14のなす角部を切り欠いてなる貫通孔4aが形成されるとともに、当該側壁部14の下部には、長手方向における前記貫通孔4aの範囲で複数の挿通孔14aが前記所定の間隔をもって並設され、更に当該側壁部14に連続する折返し壁部16には、挿通孔14aと同数の挿通孔16aが前記所定の間隔をもって並設されている。これら複数の挿通孔14a,16aは、幅方向で互いに対向するように、且つ、前記ロアレール3の長手方向で隣り合う同数のロック孔13aと合致可能な位置に配置されている。
前記アッパレール4には、長手方向における前記貫通孔4aの範囲で、板材からなるロックレバー21がブラケット(図示略)を介して回動可能に連結されている。このロックレバー21は、断面略L字状の本体部21aを有するとともに、該本体部21a下部のアッパレール4の長手方向(紙面の直交方向)における両端から上向きに屈曲された一対の支持片21bを有する。ロックレバー21は、両支持片21bにおいて、前記内部空間Sの外側でアッパレール4の長手方向に延びる回動軸O1を中心に回動可能に支持されている。また、ロックレバー21には、本体部21aから貫通孔4aを通って前記内部空間S内に進入するとともに幅方向外側に折り返された、前記挿通孔14a等と同数のロック爪21cが前記所定の間隔をもって形成されている。各ロック爪21cは、ロックレバー21の回動軸O1周りの回動に伴い、挿通孔14a,16aに対して挿脱可能に配置されている。
ここで、各ロック爪21cが前記挿通孔14a,16aとともに前記ロック孔13aへと挿入されると、前記ロアレール3及びアッパレール4の相対移動が規制される。あるいは、各ロック爪21cが挿通孔16a、ロック孔13a及び挿通孔14aから順次、外されることで、ロアレール3及びアッパレール4の相対移動が許容される。
前記本体部21a上部は、アッパレール4の長手方向で2分されており、一側(紙面に直交する奥側)には幅方向外側に屈曲された係止片21dが形成されるとともに、他側(紙面に直交する手前側)にはその先端から支持片21bと平行に幅方向外側に屈曲された取付片21eが形成されている。そして、アッパレール4の上部には、1本の線材からなるトーションワイヤ22が設置されている。このトーションワイヤ22は、アッパレール4の長手方向に延在する軸部22aを有するとともに、該軸部22aの一側(紙面に直交する奥側)の先端から幅方向に屈曲してアッパレール4に係止される端部22bを有し、更に前記軸部22aの他側(紙面に直交する手前側)の先端から幅方向斜め上方に屈曲して前記係止片21d下面に弾性的に当接する態様で係止される端部22cを有する。ロックレバー21は、この単品のトーションワイヤ22によりロック爪21cが前記挿通孔14a等に挿入される側の回動方向(図示時計回転方向)に常時付勢されている。なお、トーションワイヤ22のねじれの中心(軸部22a)は、回動軸O1に対して偏心している。
図1に示されるように、アッパレール4の蓋壁部15には、該蓋壁部15から上方に縦壁状に立設された板材からなる支持ブラケット23が締結されている。なお、車両用シートスライド装置1には、前述したロアレール3、アッパレール4及びロックレバー21等とともに支持ブラケット23がレール幅方向(図1において紙面に直交する方向)でそれぞれ対をなして配設されており、アッパレール4に固定される両支持ブラケット23は乗員の着座部を形成するシートを支持する。従って、ロックレバー21のロック爪21cとロアレール3のロック孔13aとの係合により、アッパレール4のロアレール3に対する相対移動が規制されると、シートは車両フロア2に対して所定の位置に保持される。また、ロックレバー21のロック爪21cとロアレール3のロック孔13aとの係合解除により、前記相対移動の規制が解除されると、シートは車両フロア2に対するアッパレール4の長手方向(車両前後方向)の位置が調整できるようになる。
両支持ブラケット23には、レール幅方向に延在してそれらの間に橋渡しされるパイプ状の連結軸24が回動軸O2を中心に回動可能に支持されている。また、連結軸24の各支持ブラケット23を貫通する先端には、板材からなる操作レバー25が一体回動するように連結されている。つまり、操作レバー25の回動方向(回動軸O2)は、ロックレバー21の回動方向(回動軸O1)とは異なっている。この操作レバー25は、連結軸24の径方向一側(図1の左側)に延出する操作部25aを有するとともに、径方向他側(図1の右側)に延出して前記取付片21eの直上付近に至る連結部25bを有する。
そして、取付片21e及び連結部25bには、それらの間に延在する丸棒状の連結ロッド26が連結されている。すなわち、連結ロッド26の一方の端部26aは、アッパレール4の長手方向に屈曲されて取付片21eに挿通・直接連結されている。一方、連結ロッド26の他方の端部26bは、アッパレール4の幅方向(連結軸24の延在方向)に屈曲されて連結部25bに挿通・直接連結されている。なお、連結ロッド26の端部26aには、被覆部材としての樹脂製のクリップ27が装着されている。図5(a)(b)の斜視図に示すように、このクリップ27は、端部26aが圧入される円筒状の被覆部27aを有するとともに、端部26aの近傍で連結ロッド26を係止するフック状の保持部27bを有する。従って、クリップ27は、被覆部27aにおいて端部26aが取付片21eの連結部に直接接触することを防止するとともに、保持部27bにおいて連結ロッド26からの脱落を防止している。同様に、連結ロッド26の端部26bにも、クリップ27が装着されている。
このような構成にあって、操作レバー25の操作部25aが操作され、該操作レバー25(連結部25b)が図1において回動軸O2を中心に時計回転方向に回動したとする。対をなす一方の操作レバー25の回動によって、他方の操作レバー25が連結軸24を介して同期回動することは既述のとおりである。このとき、連結部25bが下降するように回動することで、図3に示すように、連結ロッド26は、端部26a(及び取付片21e)をレール幅方向外側に変位させる態様でロックレバー21を直に押動する。この際、連結ロッド26は、取付片21e(端部26a)側を中心にアッパレール4の長手方向に僅少な傾斜角度αだけ傾動する(図1参照)。また、連結ロッド26は、連結部25b(端部26b)側を中心にレール幅方向に傾斜角度βだけ傾動する(図3参照)。これに伴い、ロックレバー21は、トーションワイヤ22の付勢力に抗して回動軸O1を中心に反時計回転方向、即ちロック爪21cが前記挿通孔14a等から外れる側の回動方向に回動する。これにより、ロアレール3及びアッパレール4の相対移動の規制が解除される。なお、連結ロッド26の両端部26a,26bに装着されたクリップ27(被覆部27a)は、操作レバー25の回動に伴う連結ロッド26の押動に際し、該連結ロッド26と協働してねじれを発生する。これにより、連結ロッド26のねじれの変形量が若干抑制される。同時に、クリップ27(被覆部27a)は、取付片21e又は連結部25bにおける連結ロッド26(端部26a,26b)のがたつきを抑制する。
また、本実施形態では、トーションワイヤ22のねじれの中心(軸部22a)は、ロックレバー21の回動軸O1に対して偏心している。従って、図4に示すように、ロックレバー21の回動軸O1周りの回動に伴い、トーションワイヤ22の端部22cは係止片21dを摺動する。つまり、ロックレバー21がロック爪21c及びロック孔13aの係合する回動位置及び係合を解除する回動位置にそれぞれあるときに、端部22cが係止片21dに付勢力を付与する作用点までの軸部22aからの距離をそれぞれ距離X,Yで表すと、「X≠Y」の関係になっている。特に、端部22cは、ロックレバー21がロック爪21c及びロック孔13aの係合する回動位置にあるときに係止片21d下面に線接触するようにその端末が成形されている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、操作レバー25の回動に伴う連結ロッド26の押動という極めて簡易な構造で、ロックレバー21に対しロアレール3及びアッパレール4の相対移動の規制を解除する操作力を伝達することができる。そして、操作レバー25及びロックレバー21間の操作力の伝達を1本の連結ロッド26のみで行うことができ、部品点数を削減することができる。また、ロックレバー21の回動方向及び操作レバー25の回動方向が互いに異なるものの、該操作レバー25(連結部25b)がロックレバー21の上方に配置されている。そして、ロックレバー21の回動軸O1がアッパレール4の長手方向に延びており、且つ、操作レバー25の回動軸O2がアッパレール4の幅方向に延びている。従って、操作レバー25の回動に伴う連結ロッド26の押動に際し、傾斜角度αを僅少にして操作レバー25と連結ロッド26との連結部がアッパレール4の長手方向に変位することを抑制できる。
(2)本実施形態では、操作レバー25の回動に伴う連結ロッド26の押動に際し、クリップ27により、連結ロッド26のねじれの変形量を抑制することができ、ひいては該連結ロッド26に要する設置スペースを低減することができる。
(3)本実施形態では、対をなす一方の操作レバー25の回動によって、連結軸24を介して対をなす他方の操作レバー25を同期回動させることができ、対の両ロックレバー21に対し前記移動規制を解除する操作力を同時に伝達することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、支持ブラケット23は、シートを支持するものであれば、アッパレール4に立設されていなくてもよい。
・前記実施形態において、ロックレバー21に設けられるロック爪21cの数は、1つ以上であればよい。
・前記実施形態において、ロアレール3の断面形状は一例である。例えば、折返し壁部13は、レール幅方向外側に張り出していてもよい。
・前記実施形態において、アッパレール4の断面形状は一例である。例えば、折返し壁部16は、レール幅方向内側に張り出していてもよい。また、アッパレール4のレール断面は、U字状に限定されるものではなく、例えば下向きのT字状であってもよい。
・ロアレール3に対するアッパレール4の移動に伴うシートの移動方向は、例えば車両の前後方向や幅方向であってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
・請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用シートスライド装置において、
前記ロックレバーの回動軸は、前記アッパレールの長手方向に延びており、
前記操作レバーの回動軸は、前記アッパレールの幅方向に延びていることを特徴とする車両用シートスライド装置。
本発明の一実施形態を示す側面図。 図1のA−A線に沿った断面図。 同実施形態の動作を示す断面図。 同実施形態の動作を示す断面図。 (a)(b)は、連結ロッドを示す斜視図。
符号の説明
1…車両用シートスライド装置、2…車両フロア、3…ロアレール、4…アッパレール、21…ロックレバー、22…トーションワイヤ、23…支持ブラケット、24…連結軸、25…操作レバー、26…連結ロッド、26a,26b…端部、27…クリップ(被覆部材)。

Claims (2)

  1. 車両フロアに固定されるロアレールと、シートに固定され前記ロアレールに対し移動可能に連結されるアッパレールとを対で備えた車両用シートスライド装置において、
    前記アッパレールに対して、該アッパレールの長手方向に延びる第1回動軸を中心に回動自在に連結され、前記ロアレールと係合して該ロアレールに対する前記アッパレールの移動を選択的に規制するロックレバーと、
    前記ロックレバーの上方に前記第1回動軸から離間して配置され、前記シートを支持する支持ブラケットに対して、前記アッパレールの幅方向に延びる第2回動軸を中心に回動自在に連結された操作レバーと、
    上下方向に延びるとともに、前記ロックレバー及び前記操作レバーに一方の端部及び他方の端部がそれぞれ直接連結され、前記操作レバーの回動に伴う押動によって前記ロックレバーに対し前記移動の規制を解除する操作力を伝達する連結ロッドとを、それぞれ対で備え
    前記両操作レバーには、前記支持ブラケットに前記第2回動軸上で軸支され、前記両操作レバーを橋渡しするとともに、前記両操作レバーと一体回動する連結軸が連結されていることを特徴とする車両用シートスライド装置。
  2. 請求項1に記載の車両用シートスライド装置において、
    前記連結ロッドの少なくとも一方の端部には、前記操作レバーの回動に伴う前記連結ロッドの押動に際し、該連結ロッドのねじれの変形量を抑制する被覆部材が装着されていることを特徴とする車両用シートスライド装置
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