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JP5401084B2 - プラットホーム用ステップ装置 - Google Patents

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JP5401084B2
JP5401084B2 JP2008303628A JP2008303628A JP5401084B2 JP 5401084 B2 JP5401084 B2 JP 5401084B2 JP 2008303628 A JP2008303628 A JP 2008303628A JP 2008303628 A JP2008303628 A JP 2008303628A JP 5401084 B2 JP5401084 B2 JP 5401084B2
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Description

本発明は、プラットホームと停車車両との間に乗客が転落することを防止するプラットホーム用ステップ装置に関する。
従来、プラットホームと停車車両との間に乗客が転落することを防止するプラットホーム用ステップ装置として、特許文献1に記載のものが知られている。
このプラットホーム用ステップ装置は、プラットホームに埋設可能なケースと、ケースにフレームを介して支持されるステップと、ステップを車両側に対し進出または退避させるようにフレームを移動させるための駆動手段とを備えている。そして、車両側に進出したステップに対して鉛直方向下向きに作用する荷重を検出できるように、フレーム上にロードセルが配設されている。
この構成によると、ロードセルで検出された荷重に基づいてステップ上の乗客の有無を検出することができる。
特開2008−44544号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたプラットホーム用ステップ装置においては、ステップに負荷された荷重を精度よく検知するためにはロードセルの上下方向の位置を適切な位置に精度よく調整する必要がある。ロードセルの上下方向の位置の調整は、例えば、シムを用いて行われるが、非常に手間がかかる。また、ステップに歪が生じることにより、ロードセルとステップとの上下方向の位置関係が変化すると、ロードセルによる荷重検知ができなくなってしまう。そのため、ロードセルの上下方向の位置調整を頻繁に行わなければならない。
本発明は、上記実情に鑑みることにより、ステップに作用する荷重を精度よく検知できるとともに、ロードセルの上下方向の位置調整の手間を減らすことが可能なプラットホーム用ステップ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るプラットホーム用ステップ装置は、上記目的を達成するために以下のようないくつかの特徴を有している。すなわち、本発明のプラットホーム用ステップ装置は、以下の特徴を単独で、若しくは、適宜組み合わせて備えている。
上記目的を達成するための本発明に係るプラットホーム用ステップ装置における第1の特徴は、プラットホームに埋設されるケースと、進退自在に前記ケースに支持されるフレームと、前記フレームを前記ケースに対して進退させるための駆動装置と、前記フレームの先端に設けられたステップと、前記ステップの下方において、上下に移動可能に設けられたロードセルと、前記フレームと前記ロードセルとの間に設けられ、前記ロードセルを上方に付勢する弾性体と、を備えることである。
この構成によると、ロードセルが上下に移動可能であり、弾性体により上方に付勢されているので、ステップからロードセルが離れることが防止される。これにより、ロードセルの上下方向の位置調整の手間を省くことが可能であるとともに、ステップに作用する荷重を精度よく検知できる。
また、本発明に係るプラットホーム用ステップ装置における第2の特徴は、前記フレームは、進退方向に延びる複数の縦フレームを有し、少なくとも1つの前記縦フレームに、少なくとも2つの前記ロードセルが設けられていることである。
この構成によると、一のロードセルが故障しても、他のロードセルで荷重を検知することができるため、より確実に荷重検知が可能になる。更に、1つの縦フレームに少なくとも2つのロードセルが集約して設けられるため、ロードセルへの配線接続作業が容易になる。
また、本発明に係るプラットホーム用ステップ装置における第3の特徴は、前記弾性体は、前記フレームを貫通し、当該弾性体の一端は前記フレームの下面に設けられた受け部材によって支持されることである。
この構成によると、弾性体の配置スペースをフレーム内に確保することができるため、フレームとステップとの間隔を狭くすることができる。
また、本発明に係るプラットホーム用ステップ装置における第4の特徴は、前記ロードセルが固定されるロードセル取付座を備え、前記ロードセル取付座は、上下にのみ移動可能となるように前記フレームに設けられていることである。
この構成によると、上下方向以外の方向へのロードセルの位置ずれを防止できる。
また、本発明に係るプラットホーム用ステップ装置における第5の特徴は、前記ロードセルが固定されるロードセル取付座を備え、当該ロードセル取付座は、上下に揺動可能に前記フレームに支持されており、揺動軸を挟んだ両側に前記ロードセルが固定されていることである。
この構成によると、揺動軸を挟んだ両側のロードセルで、両側のロードセルをそれぞれ区別することなく、それぞれの出力値の和に基づいて、ステップに作用している負荷を計算することができる。これにより、各ロードセルから検出されたデータ処理が容易になる。つまり、縦フレームに複数のロードセルが設けられている場合であって、一部のロードセルしか突出しないようなステップの突出量であっても、両側のロードセルの出力和に基づいてステップに作用している負荷を計算することができる。更にステップの突出量が少ない場合であっても、複数のロードセルの出力を有効に利用できるため、フェールセーフ性も向上する。
また、本発明に係るプラットホーム用ステップ装置における第6の特徴は、上下に揺動可能に前記フレームに支持された台座部材と、前記台座部材の揺動軸を挟んだ両側に、当該台座部材の上面に対して垂直な方向にのみ移動可能となるように設けられ、前記ロードセルが固定されるロードセル取付座と、を備えることである。
この構成によると、揺動軸を挟んだ両側のロードセルで、両側のロードセルをそれぞれ区別することなく、それぞれの出力値の和に基づいて、ステップに作用している負荷を計算することができる。これにより、各ロードセルから検出されたデータ処理が容易になる。つまり、縦フレームに複数のロードセルが設けられている場合であって、一部のロードセルしか突出しないようなステップの突出量であっても、両側のロードセルの出力和に基づいてステップに作用している負荷を計算することができる。更にステップの突出量が少ない場合であっても、複数のロードセルの出力を有効に利用できるため、フェールセーフ性も向上する。
また、台座部材の上面に対して垂直な方向以外の方向へのロードセルの位置ずれを防止できる。
また、本発明に係るプラットホーム用ステップ装置における第7の特徴は、前記弾性体は、前記台座部材を貫通し、当該弾性体の一端は前記台座部材の下面に設けられた受け部材によって支持されることである。
この構成によると、弾性体の配置スペースを台座部材内に確保することができるため、台座部材とステップとの間隔を狭くすることができる。
また、本発明に係るプラットホーム用ステップ装置における第8の特徴は、前記ロードセル取付座の揺動軸又は前記台座部材の揺動軸の高さを、外部から調整可能な調整機構を備えることである。
この構成によると、前記ロードセル取付座の揺動軸又は前記台座部材の揺動軸の高さの調整が容易になる。
また、本発明に係るプラットホーム用ステップ装置における第9の特徴は、前記フレームの上面から突出するように当該フレームの下面からねじ込まれた少なくとも2つの支持ネジを備え、前記少なくとも2つの支持ネジは、一直線上に並んで配置され、前記ロードセル取付座又は前記台座部材は、前記少なくとも2つの支持ネジを支点として揺動可能に支持されていることである。
この構成によると、揺動軸の調整機構を簡易な構成で実現できる。また、フレームの上方に設けられたステップ等を取り外すことなく、支持ネジのフレーム上面からの突出量を容易に調整して、当該支持ネジを前記ロードセル取付座又は前記台座部材に当接させることが可能である。
また、本発明に係るプラットホーム用ステップ装置における第10の特徴は、前記弾性体は、前記ロードセル取付座を貫通し、前記ロードセルの下端面を付勢することである。
この構成によると、弾性体の配置スペースをロードセル取付座内に確保することができるため、フレームとステップとの間隔を狭くすることができる。
本発明によれば、ロードセルの上下方向の位置調整の手間を省くことが可能である。また、ステップに作用する荷重を精度よく検知できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るプラットホーム用ステップ装置1A(以下、ステップ装置1Aと記載する。)が設置されたプラットホームの全体概略図である。尚、図1は、柵201を自動的に開閉することが可能な可動柵タイプのホームドア装置200(APG)とともにステップ装置1Aを適用した状態を示している。
図2は、図1に示すステップ装置1Aのステップ5が、車両側に進出した状態(以下進出状態と称する。)を示す図である。図3は、図2に示すステップ装置1Aの内部を示す図である。図4は、図3に示すステップ装置1Aのステップ5が、車両側からプラットホーム側に退避した状態(以下退避状態と称する。)を示す図である。尚、以下の説明においては、図2及び図3に示すステップ5の位置を進出位置、図4に示すステップ5の位置を退避位置という。
図5は、図3におけるステップ装置1AのS−S断面矢視図である。図6は、図5に示すロードセル近傍部の平面図である。図7の(a)及び(b)は、それぞれ図5及び図6に示すロードセル近傍部の拡大図である。
図1に示すように、ステップ装置1Aは、プラットホーム100の車両に対向する端部に形成された凹部100aに設置されている。凹部100aは、プラットホーム100を形成するコンクリートを長方形状に切り欠いて形成される。また、凹部100aは、上側及び車両側が開放するように形成され、その底面がステップ装置1Aを設置する設置面となる。
このステップ装置1Aは、図1〜図3に示すように、プラットホーム100に埋設されるケース2と、進退自在にケース2に支持されるフレーム3と、フレーム3をケース2に対して進退させるための駆動装置4と、フレーム3の先端に設けられたステップ5と、を備えている。
<ケースの構成>
ケース2は、車両に対向する面が開放された箱状のケース2であり、側面を形成する側板21と、アンカー等により凹部100aに固定される底板22と、乗降客の踏面となる天板23(図3、図4において省略)とを有する。
<フレームの構成>
図3に示すように、フレーム3は、底板22の面に対して平行に配置される複数本の角棒状部材を互いに溶接等で固着して構成されている。具体的には、フレーム3は、車両に対してステップ5が進退する方向と平行に延びる縦フレーム3a〜3fと、当該縦フレーム3a〜3fに対して垂直に延びる横フレーム3g〜3lとを有する。
縦フレーム3aと3bとは、横フレーム3g,3hにより連結されている。また、縦フレーム3cと3dとは横フレーム3k,3lにより連結されている。そして、縦フレーム3bと3cとは、横フレーム3i,3jにより連結されている。この横フレーム3iと3jとは、長手方向の中間部において縦フレーム3e,3fにより連結されている。
ケース2の底板22には、上記縦フレーム3a〜3fと平行に延びる4本のスライドレール22a〜22dが固定されている。スライドレール22a〜22dは、側面に長手方向に延びる溝が形成されている。一方、縦フレーム3a〜3dの、前記溝に対向する側面には、当該縦フレームの長手方向に延びる凸レールが固定されている。そして、当該凸レールは、スライドレール22a〜22dの溝内に配置され、当該スライドレール22a〜22dに摺動可能に支持される。これにより、フレーム3は、車両側に対して進退可能になる。
また、縦フレーム3a,3b,3c,3dは、先端において、長手方向に対して垂直に延出する延出板部31が一体的に形成されている。尚、縦フレーム3a,3dに形成された延出板部31は、それぞれ、縦フレーム3b,3cに向かって延出している。また、縦フレーム3b,3cに形成された延出板部31は、それぞれ、縦フレーム3a,3dに向かって延出している。当該延出板部31には、90度屈曲する板状の支持部材32の一端がボルトにより固定されている。当該支持部材32の他端側は、ステップ5の下面にボルトにより固定される。
<ステップの構成>
図5に示すように、ステップ5は、支持部材32を介して、フレーム3の先端部に固定されている。当該ステップ5は、ステップ5の下面とフレーム3との間に鉛直方向において所定の隙間を有するように、支持部材32により片持ち支持されている。ステップ5の自由端側は、天板23の車両側の端部に設けられたローラ24により、上面を押さえつけられている。
<ロードセルの取り付け構成>
図3および図4に示すように、縦フレーム3a,3dにおける延出板部31が延出する方向を向く側面には、取付フレーム33(フレーム)が溶接により固定されている。尚、縦フレーム3a側の構成と、縦フレーム3d側の構成とは、それぞれ対称的な構成であるため、縦フレーム3a側の構成のみ説明し、縦フレーム3d側の構成については、説明を省略する。
図5に示すように、取付フレーム33は、天板23と略平行に配置される底板と、当該底板部のプラットホーム100側の端部にて上方に屈曲する端面板とを有している。
また、図7に示すように、取付フレーム33には、フレーム3の進退方向に並ぶ、一対の貫通孔33a,33aが形成されている。また、取付フレーム33には、それぞれの貫通孔33a,33aの周りに4つ(計8つ)のネジ孔33bが形成されている。また、一対の貫通孔33a,33aを下方から覆うように、一枚の板で形成された受け部材34が、配置されている。当該受け部材34には、取付フレーム33のネジ孔33bと同軸となる貫通孔34aが形成されている。
また、取付フレーム33の上方には、2枚の板状のロードセル取付座35が配置されている。当該ロードセル取付座35には、貫通孔35aが形成されている。当該貫通孔35aは、取付フレーム33の貫通孔33aと略同径に形成されている。また、ロードセル取付座35には、四隅に、貫通孔35bが形成されている。当該貫通孔35bは、取付フレーム33のネジ孔33bと同軸となるように形成され、かつ、当該ネジ孔33bよりも大きい径となるように形成されている。
貫通孔34aを貫通する8本のボルト36が取付フレーム33のネジ孔33bに締め込まれることにより、受け部材34が取付フレーム33に対して固定されている。
ボルト36の軸部は取付フレーム33から上方に突出し、当該突出した軸部に、フランジ付ナット37がねじ込まれる。当該フランジ付ナット37は、内周にネジ孔が形成された筒状部と、当該筒状部の端部に設けられ当該筒状部よりも拡径したフランジ部とを有するナットである。
当該フランジ付ナット37は、筒状部がロードセル取付座35の貫通孔35bに挿通されるように、ボルト36の軸部にねじ込まれる。これにより、ロードセル取付座35は、フランジ付ナット37の筒状部の外周面に沿って、上下にのみ移動可能となる。
尚、ロードセル取付座35の貫通孔35bの径は、フランジ付ナット37の筒状部の外径よりも大きく、フランジ部の外径より小さい。そのため、ロードセル取付座35は、フランジ付ナット37の軸方向において、取付フレーム33の上面とフランジ付ナット37のフランジ部との間を上下に移動することができる。
ロードセル取付座35の上面には、ロードセル6がボルト6aにより固定される(図7(b)参照)。当該ロードセル6は、その下面で貫通孔35aを覆うように固定されている。尚、ロードセル6の下面には、貫通孔35aと同径の円形凹部が形成され、当該円形凹部の中心軸が貫通孔35aの中心軸と同軸となるようにロードセル6が配置される。
当該ロードセル6の下面と受け部材34の上面との間には、バネ7(弾性体)が配置される。
バネ7は、ロードセル取付座35の貫通孔35aと、取付フレーム33の貫通孔33aとを貫通するように配置されている。当該バネ7は、ロードセル6を上方に付勢している。尚、ロードセル6の上端がステップ5の下面に当接することで、当該ロードセル6の上方への移動が規制されている。
この構成により、ステップ5に鉛直方向下向きの力が作用すると、ロードセル6は、ステップ5とバネ7とに挟まれて圧縮の荷重を受けることになる。即ち、ロードセル6は、ステップ5に対して鉛直方向下向きに作用する荷重を検出可能に配設されている。したがって、乗客がステップ5に乗っている状態では、ロードセル6により所定の荷重が検出されて、ステップ5上の乗客の有無を判断することができる。
<駆動装置の構成>
図3及び図4に示すように、駆動装置4は、モータユニット41と、モータユニット41の出力軸に固定されるピニオンギア42と、ピニオンギア42に噛み合うように縦フレーム3fに固定されたラック43と、を有している。
モータユニット41は、電動モータと、そのモータ軸の回転を減速しトルク増強する減速機と、が一体的に構成されたものであり、その出力軸を鉛直方向に向けて配置される。
当該モータユニット41は、底板22上に配置された制御盤45に接続されており、制御盤45からの指令に基づいて電気モータが駆動され、出力軸が正逆回転できるように構成されている。
この構成により、モータユニット41における電動モータを駆動させてピニオンギア42を回転させることにより、ラック43を介してフレーム3及びステップ5を進退移動させることができる。
尚、駆動装置4は、上述したようなラックピニオン機構によるものに限らず、電動モータを用いてプーリを回転し、プーリに巻回されたベルトを走行させることにより、ベルトに固定されたフレームを進退移動させる構成であってもよい。
また、ステップ装置1Aは、ラックアンドピニオン機構を有するブレーキ装置44を有している。ブレーキ装置44は、制御盤45により駆動を制御され、鉛直方向に延びる出力軸に設けられたピニオンギアの回転が制動されることで、当該ピニオンギアと噛み合うように縦フレーム3eに設けられたラックの進退移動が規制される。これにより、フレーム3の進退移動が規制される。
次に、上述したステップ5の駆動制御について説明する。
図8は、ステップ装置1Aの制御ブロック図である。
ステップ装置1Aの制御盤45は、プラットホーム上に設置された可動柵の開閉を制御するためのAPG個別制御盤や車両の制御システムなどと相互に通信可能となっている。
また、ステップ装置1Aの制御盤45は、ロードセル6から送信されるステップ5に負荷された荷重に対応する電気信号を受信可能に構成されている。
また、ステップ装置1Aのケース2内には、フレーム3の位置を検出する位置検出センサが設けられており、制御盤45は、当該位置検出センサからの電気信号を受信可能に構成される。
制御盤45は、上述した信号に基づいてモータユニット41を駆動してピニオンギア42とラック43との機構によりステップ5を進退移動させることができる。
<基準荷重の設定>
まず、電源投入時に、ステップ5上の乗客の有無を判断するための基準荷重W0が設定される。具体的には、以下のようにして基準荷重W0が設定される。
ステップ装置1Aに電源が投入されると、モータユニット41が駆動され、ステップ5が進出位置まで移動される。そして、ロードセル6に負荷されている荷重が計測され、実測値に基づいて算出された値に所定のしきい値、例えば100N(ニュートン)を加えた値が、基準荷重W0として制御盤の記憶装置に記憶される。その後、モータユニット41が駆動され、ステップ5が退避位置まで移動される。
尚、位置検出センサから送られる検出信号に基づいて、ステップ5が進出位置または退避位置に到達したか否かが制御盤45で判断され、当該判断に基づいてモータユニット41の駆動が制御される。
このように、電源投入時において基準荷重W0を更新することで、例えば、前回の駆動時においてステップ5やフレーム3の撓みが発生し、乗客がいない状態においてロードセル6に負荷される荷重が変化したような場合でも、当該荷重の変化を考慮してステップ5上の乗客の有無の判断を行うことができる。そのため、判断を誤ることを抑制可能である。
尚、ステップ5上に乗客がいない場合におけるロードセル6に負荷される荷重の測定は、電源投入時に行う場合に限られない。例えば、当該荷重の測定を実行するための測定スイッチ等を設けることも可能である。この場合、電源投入時以外にも、必要であれば、作業者が当該測定スイッチを押すことにより荷重測定を実行し、基準荷重W0を新しく決定することが可能となる。
<車両到着時の駆動制御>
以下、車両が到着したときのステップ5の駆動制御方法について説明する。
(1)
車両がプラットホーム100に到着すると、車両の制御システムから制御盤45が指令を受けて、車両側にステップ5が進出するようにモータユニット41が駆動される。
(2)
ステップ5が進出位置まで到達すると、モータユニット41の駆動は停止される。
その後、ホームドア装置200が駆動されて可動柵の開閉動作が行われるとともに、車両の扉の開閉動作が行われる。
(3)
ホームドア装置200の及び車両の一連の動作が終了した後、現時点におけるロードセル6の出力値から算出された荷重Wと、電源投入時に算出された基準荷重W0とが比較される。
算出された荷重Wが基準荷重W0よりも大きい場合は、ステップ5上に乗客がいると判断され、モータユニット41は停止状態に維持するように制御される。
一方、算出された荷重Wが基準荷重W0以下である場合は、ステップ5上に乗客はいないと判断され、プラットホーム側にステップ5が退避するようにモータユニット41が駆動される。
(4)
ステップ5が退避位置まで到達すると、モータユニット41の駆動は停止される。
その後、車両の進行駆動等が行われる。
<荷重算出方法>
本実施形態においては、原則として、基準荷重W0および荷重Wは、各ロードセル6の出力値の総和(4つのロードセル6の出力値の総和)として算出する。
ただし、ステップ5の進出量が少なく、フレームの先端側に設けられたロードセル61(図5参照)のみローラ24よりも車両側にあり、当該ロードセル61よりも基端側に設けられたロードセル62(図5参照)がローラ24よりプラットホーム側にある場合は、ロードセル62の出力値は、ローラ24の影響を受け、正確な値とならないため、2つのロードセル6(縦フレーム3a,3dの先端側に設けられたロードセル61)の出力値の総和として算出する。なお、施工時において、上記2つの算出方法のうち、何れか一方を選択する。
また、荷重Wの算出は、瞬間的に測定した荷重に基づいて行う場合に限らず、ノイズの影響をなくすため、一定時間連続して検出した荷重の平均値に基づいて行ってもよい。
また、安全性を高めるため、基準荷重W0にヒステリシス特性を持たせても良い。例えば、ステップ状に乗客がいると判断されたのち、算出された荷重Wが基準荷重W0よりも小さくなったとしても、直ぐにステップ状に乗客がいなくなったと判断するのではなく、更に所定量αだけ小さくなった場合に、ステップ状に乗客がいなくなったと判断するようにしてもよい。
以上、説明したように、本実施形態に係るステップ装置1Aは、プラットホーム100に埋設されるケース2と、進退自在にケース2に支持されるフレーム3と、フレーム3をケース2に対して進退させるための駆動装置4と、フレーム3の先端に設けられたステップ5と、ステップ5の下方において、上下に移動可能に設けられたロードセル6と、フレーム3とロードセル6との間に設けられ、ロードセル6を上方に付勢するバネ7と、を備える。
この構成によると、ロードセル6が上下に移動可能であり、バネ7により上方に付勢されているので、ステップ5からロードセル6が離れることが防止される。これにより、ロードセル6の上下方向の位置調整の手間を省くことが可能であるとともに、ステップ5に作用する荷重を精度よく検知できる。
また、縦フレーム3a,3dの側面に設けられた取付フレーム33にロードセル6が設けられているので、フレーム3の上面にロードセル6を設置する場合に比べ、フレーム3とステップ5との間隔を狭くすることができる。これにより、ステップ装置1Aを薄く構成することができる。
また、フレーム3は、進退方向に延びる複数の縦フレーム3a〜3fを有し、縦フレーム3aに2つのロードセル6が設けられ、かつ、縦フレーム3dに2つのロードセル6が設けられている。
この構成によると、一のロードセル6が故障しても、他のロードセル6で荷重を検知することができるため、より確実に荷重検知が可能になる。
更に、1つの縦フレームに2つのロードセル6が集約して設けられる。そのため、例えば1つのロードセルを縦フレーム3a〜3dにそれぞれ設ける構成に比べて、ロードセル6への配線接続作業が容易になる。
また、バネ7は、取付フレーム33およびロードセル取付座35を貫通し、当該バネ7の一端は取付フレーム33の下面に設けられた受け部材34によって支持される。
この構成によると、取付フレーム33の貫通孔33aおよびロードセル取付座35の貫通孔35aをバネ7の配置スペースとすることができるため、取付フレーム33とステップ5との間隔を狭くすることができる。これにより、ステップ装置1Aを更に薄く構成することができる。
また、取付フレーム33の貫通孔33aの内周面でバネ7の径方向への移動が拘束されるため、ロードセル6を付勢できる位置からバネ7が外れることを防止できる。
また、ステップ装置1Aは、ロードセル6が固定されるロードセル取付座35を備えている。当該ロードセル取付座35は、水平方向への移動をフランジ付ナット37により規制され、上下にのみ移動可能となるように取付フレーム33に設けられていることである。
この構成によると、上下方向以外の方向へのロードセル6の位置ずれを防止できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るステップ装置1Bについて説明する。
図9は、第2実施形態に係るステップ装置1Bにおける、第1実施形態の図7に対応する(a)断面図及び(b)平面図である。
尚、ステップ装置1Bは、ロードセル6の取付構成が、第1実施形態のステップ装置1Aと異なっている。以下、第1実施形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
<ロードセルの取付構成>
図9に示すように、ステップ装置1Bは、取付フレーム33とロードセル取付座35との間に設けられた板状の台座部材51を備えている。
台座部材51は、フレーム3の進退方向と垂直な方向に並んで取付フレーム33にねじ込まれた2本の支持ネジ52により、下面を支持されている。支持ネジ52は、取付フレーム33を上下に貫通するネジ孔33cに下方から上方に向かってねじ込まれている。そして、支持ネジ52の先端は、取付フレーム33の上面から突出して、台座部材51の下面に当接している。これにより、台座部材51は、当該支持ネジ52の上端を支点として、取付フレーム33に対して上下に揺動可能である。
尚、台座部材51の下面に凹部を設けて、当該凹部に支持ネジ52を当接させる構成としてもよい。この構成によれば、支持ネジ52の当接位置がずれることを防止できる。
また、台座部材51には、フレーム3の進退方向に並ぶ、一対の貫通孔51a,51aが形成されている。そして、当該一対の貫通孔51a,51aを下方から覆うように、板状に形成された一対の受け部材53,53が、配置されている。
また、台座部材51には、各貫通孔51aの周りに4つのネジ孔51bが形成されている。受け部材53には、台座部材51のネジ孔51bと同軸となる貫通孔53aが形成されている。そして、当該貫通孔53aを貫通する8本のボルト36が台座部材51のネジ孔51bに締め込まれることにより、受け部材53が台座部材51に対して固定されている。当該ボルト36の軸部は台座部材51の上面から、当該台座部材51の上面に対して垂直な方向に突出する。そして、当該突出した軸部に、フランジ付ナット37がねじ込まれる。当該フランジ付ナット37は、筒状部がロードセル取付座35の貫通孔35bに挿通されるように、ボルト36の軸部にねじ込まれる。これにより、当該ロードセル取付座35は、フランジ付ナット37の筒状部の外周面に沿って、台座部材51の上面に対して垂直な方向にのみ移動可能となる。
また、ロードセル6の下面と受け部材53の上面との間には、ロードセル6を上方に付勢するバネ7が配置される。
このように、ステップ装置1Bは、上下に揺動可能に前記フレームに支持された台座部材51と、2つの支持ネジ52の先端を結ぶ揺動軸を挟んだ両側に設けられロードセル6が固定されるロードセル取付座35と、を備える。
この構成によると、揺動軸を挟んだ一方のロードセル6に荷重が作用すると、それに応じた荷重が他方のロードセル6にも作用させることができるようになる。つまり、一の取付フレーム33に設けられた2つのロードセル6のうちの一のロードセル6に下向きの力が作用すると、他のロードセル6には上向きの力が作用する。したがって、一のロードセル6に作用する力に応じた力が他のロードセル6に作用することになる。
更に、ステップ装置1Bでは、揺動軸に対して対称に2つのロードセルが配置されているので、2つのロードセルに作用する荷重はそれぞれ略等しくなる。
そのため、ステップ5の進出量にかかわらず、すなわち、ステップ5の進出量が少なく、フレームの先端側に設けられたロードセル6のみローラ24よりも車両側にあり、当該ロードセル6よりも基端側に設けられたロードセル6がローラ24よりプラットホーム側にある場合であっても、ステップ装置1Bにおいては、ステップ5上の乗客の有無を判断するための基準荷重W0および荷重Wを、単に各ロードセルの出力値の総和(4つのロードセル6の出力値の総和)として1つの算出方法で算出することができる。これにより、第1実施形態よりも施工時に算出方法を選択するという手間が省かれる。更に、全てのロードセル6の出力を用いることができるため、仮に縦フレーム3a,3dの各先端側に設けられたロードセル6が2つとも故障したとしても、残りの2つのロードセル(故障したロードセル6よりも基端側にそれぞれ設けられたロードセル6)で、基準荷重W0を変更すれば対応できるため、ステップ5の進出量にかかわらず、フェールセーフ性を確保することができる。
また、ロードセル取付座35は、台座部材51の上面に対して垂直な方向にのみ移動可能となるように台座部材51に設けられているので、台座部材51の上面に対して垂直な方向以外の方向へのロードセル6の位置ずれを防止できる。
また、ステップ装置1Bにおいてバネ7は、台座部材51およびロードセル取付座35を貫通し、バネ7の一端は台座部材51の下面に設けられた受け部材53によって支持される。
この構成によると、台座部材51の貫通孔51aおよびロードセル取付座35の貫通孔35aをバネ7の配置スペースとすることができるため、台座部材51とステップ5との間隔を狭くすることができる。これにより、ステップ装置1Aを更に薄く構成することができる。
また、台座部材51の貫通孔51aおよびロードセル取付座35の貫通孔35aの内周面でバネ7の径方向への移動が拘束されるため、ロードセル6を付勢できる位置からバネ7が外れることを防止できる。
また、ステップ装置1Bは、取付フレーム33の上面から突出するように当該取付フレーム33の下面からねじ込まれた2つの支持ネジ52を備えている。そして、2つの支持ネジ52は、一直線上に並んで配置され、台座部材51は、2つの支持ネジ52を支点として揺動可能に支持されている。
更に、支持ネジ52を軸回りに回転させ、当該支持ネジ52の取付フレーム33上面からの突出量を調整することで、台座部材51の揺動軸の高さを調整することができる。
当該支持ネジ52は、取付フレーム33を上下に貫通するネジ孔33cにねじ込まれているので、取付フレーム33の下方から回転させることができる。これにより、取付フレーム33の上方に設けられたステップ5等を取り外すことなく、支持ネジ52の取付フレーム33上面からの突出量を容易に調整して、当該支持ネジ52を台座部材51に当接させることが可能である。
また、当該支持ネジ52を取付フレーム33の下面から上方にねじ込む構成を採用することで、揺動軸の調整機構を簡易な構成で実現できる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係るステップ装置1Cについて説明する。
図10は、第3実施形態に係るステップ装置1Cにおける、第1実施形態の図7に対応する(a)断面図及び(b)平面図である。
尚、ステップ装置1Cは、ロードセル6の取付構成が、第1実施形態のステップ装置1Aと異なっている。以下、第1実施形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
<ロードセルの取付構成>
ステップ装置1Cでは、2つのロードセル6が、一のロードセル取付座54に固定されている。
ロードセル取付座54は、フレーム3の進退方向と垂直な方向に並ぶ2本の支持ネジ55により、下面を支持されている。当該支持ネジ55は、受け部材34に形成された貫通孔34bを貫通して、取付フレーム33に形成されたネジ孔33dに、上方に向かってねじ込まれている。そして、支持ネジ55の先端は、取付フレーム33の上面から突出して、ロードセル取付座54の下面に当接している。
これにより、ロードセル取付座54は、当該支持ネジ55の上端を支点として、取付フレーム33に対して上下に揺動可能である。
尚、ロードセル取付座54の下面に凹部を設けて、当該凹部に支持ネジ55を当接させる構成としてもよい。この構成によれば、支持ネジ55の当接位置がずれることを防止できる。
また、ロードセル取付座54には、フレーム3の進退方向に並ぶ、一対の貫通孔54a,54aが形成されている。
そして、バネ7は、ロードセル取付座54の貫通孔54aと取付フレーム33の貫通孔33aを貫通して、受け部材34とロードセル6との間に設けられる。
ロードセル取付座54には、一対の貫通孔54a,54aに挟まれた位置に、フランジ付ナット37が貫通する4つの貫通孔54bが形成されている。
尚、当該4つの貫通孔54bは、フランジ付ナット37に当接してロードセル取付座54の揺動を妨げることがなく、かつ、内径がフランジ付ナット37のフランジ部の径よりも小さくなるように形成されている。
また、受け部材34は、フランジ付ナット37が軸部にねじ込まれる4本のボルト36と、取付フレーム33の上面から突出しない程度の長さの軸部を有する4本のボルト56とにより、取付フレーム33に固定される。
このように、ステップ装置1Cは、ロードセル6が固定されるロードセル取付座54を備え、当該ロードセル取付座54は、上下に揺動可能に取付フレーム33に支持されており、揺動軸を挟んだ両側にロードセル6が固定されている。
この構成によると、第2実施形態のステップ装置1Bと同様に、揺動軸を挟んだ両側のロードセル6に作用する荷重の差を少なくすることができる。そのため、ロードセル6を区別することなく、それぞれの出力値の和に基づいて、ステップ5に作用している負荷を計算することができる。これにより、各ロードセル6から検出されたデータ処理が容易になる。
また、第2実施形態のステップ装置1Bと同様に、ロードセル取付座54の揺動軸の高さを、支持ネジ55により外部から容易に調整することができる。また、揺動軸の調整機構を簡易な構成で実現できる。また、取付フレーム33の上方に設けられたステップ5等を取り外すことなく、支持ネジ55のフレーム上面からの突出量を容易に調整して、当該支持ネジ55をロードセル取付座54に当接させることが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、ロードセルの代わりに他の荷重検出手段、例えば圧電効果を用いたセンサや誘電エラストマを用いたセンサを用いても良い。更に本発明に係るプラットホーム用ステップ装置は、可動柵タイプのホームドア装置だけでなく、スクリーンタイプのホームドア装置にも適用可能であり、また単独でも適用可能である。
なお、概略図やブロック図を除く各図面は、設計図の精度をもって記載されている。
本発明の第1実施形態に係るステップ装置が設置されたプラットホームの概略図。 図1に示すステップ装置のステップの進出状態を示す図。 図2に示すステップ装置の内部を示す図。 図3に示すステップ装置のステップの退避状態を示す図である。 図3におけるステップ装置のS−S断面矢視図。 図5に示すロードセル近傍部の平面図である。 図5及び図6に示すロードセル近傍部の拡大図。 ステップ装置の制御ブロック図である。 第2実施形態に係るステップ装置を示す図。 第3実施形態に係るステップ装置を示す図。
符号の説明
1A,1B,1C プラットホーム用ステップ装置
2 ケース
3 フレーム
4 駆動装置
5 ステップ
6 ロードセル
7 バネ(弾性体)
33 取付フレーム
34,53 受け部材
35,54 ロードセル取付座
51 台座部材
52,55 支持ネジ

Claims (7)

  1. プラットホームに埋設されるケースと、
    進退自在に前記ケースに支持されるフレームと、
    前記フレームを前記ケースに対して進退させるための駆動装置と、
    前記フレームの先端に設けられたステップと、
    前記ステップの下方において、上下に移動可能に設けられたロードセルと、
    前記フレームと前記ロードセルとの間に設けられ、前記ロードセルを上方に付勢する弾性体と、
    を備え
    前記フレームは、進退方向に延びる複数の縦フレームを有し、
    少なくとも1つの前記縦フレームに、少なくとも2つの前記ロードセルが設けられており、
    前記ロードセルが固定されるロードセル取付座を備え、
    前記ロードセル取付座は、上下に揺動可能に前記フレームに支持されており、揺動軸を挟んだ両側に前記ロードセルが固定されており、
    前記ロードセル取付座の揺動軸の高さを、外部から調整可能な調整機構を備える、プラットホーム用ステップ装置。
  2. 前記弾性体は、前記フレームを貫通し、当該弾性体の一端は前記フレームの下面に設けられた受け部材によって支持される請求項に記載のプラットホーム用ステップ装置。
  3. 前記フレームの上面から突出するように当該フレームの下面からねじ込まれた少なくとも2つの支持ネジを備え、
    前記少なくとも2つの支持ネジは、一直線上に並んで配置され、
    前記ロードセル取付座は、前記少なくとも2つの支持ネジを支点として揺動可能に支持されている請求項1又は請求項2に記載のプラットホーム用ステップ装置。
  4. プラットホームに埋設されるケースと、
    進退自在に前記ケースに支持されるフレームと、
    前記フレームを前記ケースに対して進退させるための駆動装置と、
    前記フレームの先端に設けられたステップと、
    前記ステップの下方において、上下に移動可能に設けられたロードセルと、
    前記フレームと前記ロードセルとの間に設けられ、前記ロードセルを上方に付勢する弾性体と、
    を備え
    前記フレームは、進退方向に延びる複数の縦フレームを有し、
    少なくとも1つの前記縦フレームに、少なくとも2つの前記ロードセルが設けられており、
    上下に揺動可能に前記フレームに支持された台座部材と、
    前記台座部材の揺動軸を挟んだ両側に、当該台座部材の上面に対して垂直な方向にのみ移動可能となるように設けられ、前記ロードセルが固定されるロードセル取付座と、
    を備え、
    前記台座部材の揺動軸の高さを、外部から調整可能な調整機構を備える、プラットホーム用ステップ装置。
  5. 前記弾性体は、前記台座部材を貫通し、当該弾性体の一端は前記台座部材の下面に設けられた受け部材によって支持される請求項に記載のプラットホーム用ステップ装置。
  6. 前記フレームの上面から突出するように当該フレームの下面からねじ込まれた少なくとも2つの支持ネジを備え、
    前記少なくとも2つの支持ネジは、一直線上に並んで配置され、
    記台座部材は、前記少なくとも2つの支持ネジを支点として揺動可能に支持されている請求項4又は請求項5に記載のプラットホーム用ステップ装置。
  7. 前記弾性体は、前記ロードセル取付座を貫通し、前記ロードセルの下端面を付勢する
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のプラットホーム用ステップ装置。
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