JP5460193B2 - 油圧駆動作業機の操作装置 - Google Patents
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Description
(a−1) 上記選択スイッチと上記速度指示スイッチの何れも操作されていないとき(即ち、オペレータによって油圧アクチュエータの作動操作が開始される可能性が少ないとき)には、上記電動モータ又はエンジンの運転が停止されるので、例えば、上記選択スイッチと上記速度指示スイッチの何れも操作されていないときでも上記電動モータ又はエンジンの運転が継続され、油圧ポンプが駆動され続ける構成の場合に比して、電動モータの消費電力量又はエンジンの燃料消費量を低く抑えることができ、それだけ油圧駆動作業機の省エネ運転が実現される。
(b−1) 上記選択スイッチと上記速度指示スイッチの何れも操作されていないとき(即ち、オペレータによって油圧アクチュエータの作動操作が開始される可能性が少ないとき)には、上記電動モータ又はエンジンを微速の待機回転数で回転させ、油圧ポンプを微速回転させるので、例えば、上記選択スイッチと上記速度指示スイッチの何れも操作されていないときでも上記電動モータ又はエンジンの定常運転が継続され、油圧ポンプが高い回転数で駆動され続ける構成の場合に比して、電動モータの消費電力量又はエンジンの燃料消費量を低く抑えることができ、それだけ油圧駆動作業機の省エネ運転が実現される。
上記(a)又は(b)に記載の効果に加えて、以下のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記選択スイッチと速度指示スイッチの何れか一方が操作されたときには上記電動モータ又はエンジンによって上記油圧ポンプを予め設定した設定回転数で回転させるとともに、上記選択スイッチと速度指示スイッチの双方が操作されたときにも上記設定回転数を維持するように上記油圧ポンプの回転数を制御するようにしているので、上記選択スイッチと速度指示スイッチの双方が操作されたときに上記油圧ポンプの回転数を変更する必要がないことから、該油圧ポンプの回転数制御が簡略化される。
上記(a)又は(b)に記載の効果に加えて、以下のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記選択スイッチと速度指示スイッチの何れか一方が操作されたときには上記電動モータ又はエンジンによって上記油圧ポンプが上記油圧アクチュエータの微動操作性を損なわない基準回転数で回転される一方、上記選択スイッチと速度指示スイッチの双方が操作されたときには上記油圧ポンプが上記基準回転数と上記速度指示スイッチで指示された作動速度に対応する作動回転数のうちの大きい方の回転数で回転されることから、例えば、選択スイッチと速度指示スイッチの何れか一方が操作されたとき常に上記油圧ポンプが一定回転数で駆動される構成の場合に比して、上記油圧ポンプを駆動する上記電動モータの消費電力量又はエンジンの燃料消費量を低く抑えることができ、その省エネが更に向上することになる。
図2には、第1の実施例に係る操作装置の機能ブロック図を示している。
この操作装置は、上記作業機1と上記ラジコン装置2及び上記油圧アクチュエータ17(複数の油圧アクチュエータを包含するもの)で構成される。
(a) 選択スイッチ21と速度指示スイッチ22の何れも操作されていないとき
このときには、上述のように、上記選択スイッチ21からの選択信号も上記速度指示スイッチ22からの指示信号も出力されず、従って、上記ポンプ駆動回路11からの駆動信号も出力されないため、上記電動モータ又はエンジン12はその運転が停止され、上記油圧ポンプ13は停止状態で保持される。
この操作は、これに引き続いて、オペレータによる油圧アクチュエータの作動操作が開始されることが予想される時点において、該油圧アクチュエータの作動操作の開始に備えて行なわれる事前操作である。
図3には、第2の実施例に係る操作装置の機能ブロック図を示している。この機能ブロック図は、上記第1の実施例における機能ブロック図(図2参照)を基本構成とし、これに次述の回転速度演算部14を追加した構成となっている。
この回転数特性は、図5に示す回転数特性図において線分L2,L3で示すように、上記選択スイッチ21と上記速度指示スイッチ22の何れか一方が操作された場合とこれら双方が操作された場合とで異ならせたもので、特に上記選択スイッチ21と上記速度指示スイッチ22の何れもが操作されていない状態(時間0〜t1の間)では上記電動モータ又はエンジン12の運転を停止させるようにしたものである。
この第2の回転数特性の「その2」は、図6の回転数特性図において線分L2,L3で示すように、上記電動モータ又はエンジン12の運転停止状態から、最初に上記選択スイッチ21が操作され、これに続いて上記速度指示スイッチ22が操作された場合の回転数特性である。
第3の回転数特性は、図7において線分L0,L2,L3で示すように、上記選択スイッチ21と上記速度指示スイッチ22の何れか一方が操作された場合とこれら双方が操作された場合とで上記油圧ポンプ13を異ならせることは上記第2の回転数特性の場合と同じであるが、上記選択スイッチ21と上記速度指示スイッチ22の何れもが操作されていない状態では(時間0〜t1の間)、上記油圧ポンプ13が上記回転数R2よりもさらに低速側の回転数R3(特許請求の範囲中の「待機回転数」に該当する)で回転されるように、上記電動モータ又はエンジン12の回転数を設定するようにしたものである。
この第3の回転数特性の「その2」は、図8に示すように、上記電動モータ又はエンジン12が上記回転数R3で回転している状態から(時間0〜時間t1の間)、最初に上記選択スイッチ21が操作され、これに続いて上記速度指示スイッチ22が操作された場合の回転数特性である。
2 ・・ラジコン装置
11 ・・ポンプ駆動回路
12 ・・電動モータ(エンジン)
13 ・・油圧ポンプ
14 ・・回転速度演算部
15 ・・バルブ駆動回路
16 ・・油圧バルブ
17 ・・油圧アクチュエータ
18 ・・油圧ユニット
21 ・・選択スイッチ
22 ・・速度指示スイッチ
23 ・・駆動判定部
24 ・・操作判定部
31 ・・車両
32 ・・運転室
33 ・・荷台
34 ・・クレーン装置
35 ・・基台
36 ・・フック
37 ・・起伏用油圧シリンダ
Claims (4)
- 電動モータ又はエンジンで油圧ポンプを駆動して油圧アクチュエータに油圧を供給するようにした油圧駆動作業機の操作装置であって、
作動させるべき油圧アクチュエータを選択する選択スイッチと、該油圧アクチュエータの作動速度を指示する速度指示スイッチを備え、
上記選択スイッチと速度指示スイッチの何れもが操作されていないときには上記電動モータ又はエンジンの運転を停止させる一方、
上記選択スイッチと速度指示スイッチの何れか一方が操作されたときには上記電動モータ又はエンジンを起動させて上記油圧ポンプを回転させ、
上記選択スイッチと速度指示スイッチの双方が操作されたときには上記選択スイッチで選択された油圧アクチュエータに対応する油圧バルブを作動させて上記油圧ポンプからの油圧を該油圧アクチュエータに供給してこれを駆動させることを特徴とする油圧駆動作業機の操作装置。 - 電動モータ又はエンジンで油圧ポンプを駆動して油圧アクチュエータに油圧を供給するようにした油圧駆動作業機の操作装置であって、
作動させるべき油圧アクチュエータを選択する選択スイッチと、該油圧アクチュエータの作動速度を指示する速度指示スイッチを備え、
上記選択スイッチと速度指示スイッチの何れもが操作されていないときには上記電動モータ又はエンジンを微速の待機回転数で回転させる一方、
上記選択スイッチと速度指示スイッチの何れか一方が操作されたときには上記電動モータ又はエンジンを上記待機回転数よりも高回転側の作動回転数で回転させ、
上記選択スイッチと速度指示スイッチの双方が操作されたときには上記選択スイッチで選択された油圧アクチュエータに対応する油圧バルブを作動させて上記油圧ポンプからの油圧を該油圧アクチュエータに供給してこれを駆動させることを特徴とする油圧駆動作業機の操作装置。 - 請求項1又は2において、
上記選択スイッチと速度指示スイッチの何れか一方が操作されたときには上記電動モータ又はエンジンによって上記油圧ポンプを予め設定した設定回転数で回転させるとともに、上記選択スイッチと速度指示スイッチの双方が操作されたときにも上記設定回転数を維持するように上記油圧ポンプの回転数を制御することを特徴とする油圧駆動作業機の操作装置。 - 請求項1又は2において、
上記選択スイッチと速度指示スイッチの何れか一方が操作されたときには上記電動モータ又はエンジンによって上記油圧ポンプを上記油圧アクチュエータの微動操作性を損なわない基準回転数で回転させる一方、上記選択スイッチと速度指示スイッチの双方が操作されたときには上記油圧ポンプを上記基準回転数と上記速度指示スイッチで指示された作動速度に対応する作動回転数のうちの大きい方の回転数で回転させるように上記油圧ポンプの回転数を制御することを特徴とする油圧駆動作業機の操作装置。
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