JP5459197B2 - 機械構造用合金鋼鋼材 - Google Patents
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Description
・切削時に使用する工具の摩耗が少なく、工具の寿命が長いこと、
・切削時に排出される切りくずが細かく分断されており、切りくず処理性に優れること、
・加工の際に工具に作用する力である切削抵抗が低いこと、
・切削面および研削面の仕上がりが良好であること、
などを意味する。
C:0.15〜0.25%、
Si:0.30〜0.70%、
Mn:0.7〜1.3%、
S:0.002〜0.012%、
Cr:1.20〜1.70%、
Al:0.005〜0.035%および、
N:0.010〜0.025%
を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、不純物中のPおよびOがそれぞれ、
P:0.020%以下、
O:0.0020%以下
であり、
組織が、フェライトおよび球状化セメンタイトからなり、該フェライトのうちで球状化セメンタイトを含まないフェライトが、組織の面積の30〜60%を占める、
ことを特徴とする、機械構造用合金鋼鋼材。
Mo:0.14%以下、
Ni:0.10%以下および、
Cu:0.20%以下
のうちの1種以上を含有することを特徴とする、上記(1)に記載の機械構造用合金鋼鋼材。
Nb:0.050%以下
を含有することを特徴とする、上記(1)または(2)に記載の機械構造用合金鋼鋼材。
Ca:0.0030%以下
を含有することを特徴とする、上記(1)から(3)までのいずれかに記載の機械構造用合金鋼鋼材。
C:0.15〜0.25%
Cは、機械構造部品の強度確保のために必須の元素であり、0.15%以上の含有量が必要である。しかしながら、Cの含有量が多すぎると硬さが大きくなって被削性の低下を招き、特に、その含有量が0.25%を超えると、硬さの上昇とともに、フェライト量が減少することで切りくずの形成を不安定化し、切りくず処理性の低下を招く。したがって、Cの含有量を0.15〜0.25%とした。Cの含有量は0.17%以上であることが好ましく、また、0.23%以下であることが好ましい。
Siは、本発明において重要な元素の一つであり、被削性における切りくず処理性を向上させる作用を有する。Siは、含有量とともに硬さは増加させるが、せん断強度特性における降伏比の上昇を防ぐ効果がある。これは、切りくず形成について、切削加工中に連続して起こるせん断歪みが低い応力で発生する結果、被切削加工材である鋼材の硬さが同等、あるいは高くなる場合においても切削抵抗が減少することを意味し、切削抵抗の減少によって、切りくず厚さの変動が抑制されることになるので、理想的な形態の切りくずが得られる。この効果を得るには、0.30%以上のSiを含有する必要がある。しかしながら、Siの含有量が0.70%を超えると、硬さが大きくなりすぎ、却って切りくずが折れにくくなり、また切削抵抗の上昇や工具摩耗量の増加など他の被削性低下要因となる。したがって、Siの含有量を0.30〜0.70%とした。Si含有量の上限は0.55%とすることが好ましい。
Mnは、焼入れ性を向上させて強度を調整する作用を有する。これらの効果を得るには、0.7%以上のMn含有量が必要である。しかしながら、Mnの含有量が1.3%を超えると、焼入れ性が高まって、フェライト量の減少、延いてはベイナイト組織の形成をきたす。このため、球状化セメンタイトを含まないフェライトの、組織の面積に占める割合が減少して切りくずの形成が不安定になり、切りくず処理性の低下を招く。したがって、Mnの含有量を0.7〜1.3%とした。Mnの含有量は0.8%以上であることが好ましく、また、1.2%以下であることが好ましい。
Sは、Mnと結合してMnSを形成し、被削性を向上させる作用があるので0.002%以上含有させる。しかしながら、Sの含有量が0.012%を超えると、冷間鍛造性および械構造部品に要求される耐疲労特性(例えば曲げ疲労強度、ピッチング強度など)が低下し、さらに製品歩留まりも低下する。したがって、Sの含有量を0.012%とした。なお、Sの含有量は0.008%未満とすることが好ましい。
Crは、焼入れ性を向上させて強度を調整する作用を有する。こうした効果を得るには、1.20%以上のCrを含有する必要がある。しかしながら、Crの含有量が1.70%を超えると、焼入れ性が高まって、フェライト量の減少、延いてはベイナイト組織の形成をきたす。このため、球状化セメンタイトを含まないフェライトの、組織の面積に占める割合が減少して切りくずの形成が不安定になり、切りくず処理性の低下を招く。したがって、Crの含有量を1.20〜1.70%とした。Crの含有量は1.25%以上であることが好ましく、また、1.60%以下であることが好ましい。
Alは、脱酸作用を有する。また、Alには、Nと結合してAlNを形成し、結晶粒を微細化して鋼を強化する作用もある。しかしながら、Alの含有量が0.005%未満では、前記の効果を得難い。一方、Alの含有量が0.035%を超えると、硬質で粗大なAl2O3が形成される。この硬質で粗大なAl2O3が砥粒の様な機能を有し、工具表面を削り取る、いわゆる「アブレシブな作用」を有するため、工具摩耗が増大して工具寿命の低下を招く。したがって、Alの含有量を0.005〜0.035%とした。なお、Al含有量の好ましい下限は0.015%であり、また、好ましい上限は0.025%である。
Nは、窒化物を形成することにより結晶粒を微細化させ、曲げ疲労強度を向上させる効果を有する。この効果を得るには、Nを0.010%以上含有する必要がある。しかしながら、Nの含有量が過剰になると、粗大な窒化物を形成して靱性の低下を招き、特に、その含有量が0.025%を超えると、靱性の低下が著しくなる。したがって、Nの含有量を0.010〜0.025%とした。なお、Nは0.015%を超えて含有することが好ましく、また、その含有量の上限は0.020%とすることが好ましい。
Pは、鋼に含有される不純物であり、結晶粒界に偏析して鋼を脆化させる。特に、その含有量が0.020%を超えると、脆化の程度が著しくなる。したがって、本発明においては、不純物中のPの含有量を0.020%以下とした。なお、不純物中のPの含有量は0.010%以下とすることが好ましい。
O(酸素)は、鋼中のSi、Alなどと結合して、酸化物を生成する。酸化物のうちでも、特に、Al2O3は硬質であるため、被削性を低下させる。したがって、本発明においては、不純物中のOの含有量を0.0020%以下とした。
Moは、焼入れ性を向上させ、これによって強度を調整する作用を有するので、上記の効果を得るためにMoを含有させてもよい。しかしながら、Moの含有量が多くなって0.14%を超えると、焼入れ性の向上が過剰になって、フェライト量の減少、延いてはベイナイト組織の形成をきたす。このため、球状化セメンタイトを含まないフェライトの、組織の面積に占める割合が減少して切りくずの形成が不安定になり、切りくず処理性の低下を招く。したがって、含有させる場合のMoの量に上限を設け、0.14%以下とした。
Niは、焼入れ性を向上させ、これによって強度を調整する作用を有するので、上記の効果を得るためにNiを含有させてもよい。しかしながら、Niの含有量が多くなって0.10%を超えると、焼入れ性の向上が過剰になって、フェライト量の減少、延いてはベイナイト組織の形成をきたす。このため、球状化セメンタイトを含まないフェライトの、組織の面積に占める割合が減少して切りくずの形成が不安定になり、切りくず処理性の低下を招く。したがって、含有させる場合のNiの量に上限を設け、0.10%以下とした。
Cuは、焼入れ性、なかでも浸炭時の焼入れ性を高める作用を有するので、上記の効果を得るためにCuを含有させてもよい。しかしながら、Cuは高価な元素であるとともに、含有量が多くなると熱間加工性の低下を招き、特に、0.20%を超えると、熱間加工性の低下が著しくなる。また、Cuの含有量が多くなって0.20%を超えると、焼入れ性の向上が過剰になって、フェライト量の減少、延いてはベイナイト組織の形成をきたす。このため、球状化セメンタイトを含まないフェライトの、組織の面積に占める割合が減少して切りくずの形成が不安定になり、切りくず処理性の低下を招くことにもなる。したがって、含有させる場合のCuの量に上限を設け、0.20%以下とした。含有させる場合のCuの量は、0.08%以下であることが好ましい。
Nbは、CおよびNと結合して微細な炭化物、窒化物、炭窒化物を形成し、熱間鍛造、焼ならしなどの加熱時に、それらのピンニング作用により、オーステナイト結晶粒の成長を抑制することで、製品の結晶粒を微細化し、機械構造部品に要求される耐疲労特性、特に曲げ疲労強度を向上させる効果を有する。このため、上記の効果を得るためにNbを含有させてもよい。しかしながら、Nbの含有量が過剰になると熱間延性の低下を招き、特に、その含有量が0.050%を超えると、熱間延性の低下が著しくなって、熱間圧延および熱間鍛造の際に表面キズが発生しやすくなる。さらに、微細化による降伏強さの上昇で降伏比が上昇し、その結果切りくず処理性が低下する。したがって、含有させる場合のNbの量に上限を設け、0.050%以下とした。含有させる場合のNbの量は、0.040%以下であることが好ましい。
Caは、鋼中のMnSに固溶することでMnSを球状化し、冷鍛性および疲労強度を改善する作用を有するので、上記の効果を得るためにCaを含有してもよい。しかしながら、Caの過度の添加はコストの上昇につながり、特に、Caの含有量が0.0030%を超えると、上記効果が飽和するのでコストが嵩むばかりか、切りくず処理性が損なわれる場合がある。したがって、含有させる場合のCaの量に上限を設け、0.0030%以下とした。含有させる場合のCaの量は、0.0025%以下であることが好ましい。
本発明の機械構造用合金鋼鋼材は、その組織が、フェライトおよび球状化セメンタイトからなり、該フェライトのうちで球状化セメンタイトを含まないフェライトが、組織の面積の30〜60%を占めるものでなければならない。
上記(A)項で述べた化学組成を有する鋼材の場合に、上述した組織、つまり、フェライトおよび球状化セメンタイトからなり、該フェライトのうちで球状化セメンタイトを含まないフェライトが、組織の面積の30〜60%を占める組織を得るためには、例えば、次の(a)に述べる熱処理を行った後、(b)に述べる球状化処理を行うことが推奨される。
球状化処理後に、(B)項で規定の鋼材組織を得るためには、球状化処理前の鋼材の組織をフェライト・パーライト組織とすればよく、例えば、加熱温度と冷却速度を調整した次の熱処理を行えばよい。
上記(a)項で述べた熱処理を行った後の球状化処理は、球状化セメンタイトの形成を促進させるために、加熱温度を連続的に、または段階的に下げる条件で行うことが好ましい。
・切削速度:180m/min、
・送り:0.20mm/rev、
・切り込み量:0.8mm、
の条件で実施した。
Claims (4)
- 質量%で、
C:0.15〜0.25%、
Si:0.30〜0.70%、
Mn:0.7〜1.3%、
S:0.002〜0.012%、
Cr:1.20〜1.70%、
Al:0.005〜0.035%および、
N:0.010〜0.025%
を含有し、残部はFeおよび不純物からなり、不純物中のPおよびOがそれぞれ、
P:0.020%以下、
O:0.0020%以下
であり、
組織が、フェライトおよび球状化セメンタイトからなり、該フェライトのうちで球状化セメンタイトを含まないフェライトが、組織の面積の30〜60%を占める、
ことを特徴とする、機械構造用合金鋼鋼材。 - Feの一部に代えて、質量%で、
Mo:0.14%以下、
Ni:0.10%以下および、
Cu:0.20%以下
のうちの1種以上を含有することを特徴とする、請求項1に記載の機械構造用合金鋼鋼材。 - Feの一部に代えて、質量%で、
Nb:0.050%以下
を含有することを特徴とする、請求項1または2に記載の機械構造用合金鋼鋼材。 - Feの一部に代えて、質量%で、
Ca:0.0030%以下
を含有することを特徴とする、請求項1から3までのいずれかに記載の機械構造用合金鋼鋼材。
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