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JP5449039B2 - 半導体発光装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体発光装置及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、半導体発光装置及びその製造方法に関する。
可視光及び白色光を放出可能な発光装置の用途は、照明装置、画像表示装置のバックライト光源、及びディスプレイ装置などに拡大している。これらの用途では小型化の要求がますます強まっている。また、特に電力損失の少ない半導体発光装置を用いた照明装置により蛍光灯や白熱電球を置き換えるには、量産性を高め価格を低減することが要求される。
特開2000−244012号公報
量産性及び小型化に優れた半導体発光装置及びその製造方法を提供する。
実施形態によれば、半導体発光装置は、半導体層と、第1の電極と、第2の電極と、第1の絶縁層と、第1の配線層と、第2の配線層と、第1の金属ピラーと、第2の金属ピラーと、第2の絶縁層と、を備える。前記半導体層は、第1の主面と、その反対側に形成された第2の主面と、発光層とを含む。前記第1の電極は、前記第2の主面における前記発光層を有する領域に設けられた。前記第2の電極は、前記第2の主面に設けられた。前記第1の絶縁層は、前記半導体層の前記第2の主面側に設けられ、前記第1の電極につながる第1の開口部と、前記第2の電極につながる第2の開口部とを有する。前記第1の配線層は、前記第1の絶縁層の前記第1の開口部に設けられ、前記第1の電極と接続された。前記第2の配線層は、前記第1の絶縁層の前記第2の開口部に設けられ、前記第2の電極と接続された。前記第1の金属ピラーは、前記第1の配線層における前記第1の電極に対する反対側の面に設けられた。前記第2の金属ピラーは、前記第2の配線層における前記第2の電極に対する反対側の面に設けられた。前記第2の絶縁層は、前記第1の金属ピラーの側面と前記第2の金属ピラーの側面との間に設けられた。前記第1の配線層の一部の端面は、前記第1の絶縁層もしくは前記第2の絶縁層から側方に露出し、前記第2の配線層のすべての端面は、前記第1の絶縁層もしくは前記第2の絶縁層で覆われた。
実施形態に係る半導体発光装置の模式断面図。 実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。 実施形態に係る半導体発光装置の製造方法を示す模式図。
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。なお、各図面中、同じ要素には同じ符号を付している。また、工程を表す図面においては、ウェーハ状態における一部の領域を表す。
図1は、実施形態に係る半導体発光装置の模式断面図である。
本実施形態に係る半導体発光装置は、半導体層15を有する。半導体層15は、第1の主面15aと、その反対側に形成された第2の主面を有する。第2の主面側に電極、配線層及び樹脂層が設けられ、光は、主として第1の主面15aから取り出される。
半導体層15は、第1の半導体層11と第2の半導体層13を有する。第1の半導体層11は、例えばn形のGaN層であり、電流の横方向経路として機能する。但し、第1の半導体層11の導電型はn形に限らず、p形であってもよい。第2の半導体層13は、発光層(活性層)12を、n形層とp形層とで挟んだ積層構造を有する。
半導体層15の第2の主面側は凹凸形状に加工され、第2の主面側には上段部と下段部が設けられている。第1の主面15aから見て下段部よりも上段側に位置する上段部は、発光層12を含む。下段部は、発光層12を含まず、発光層12の外周(端部)よりも外側に設けられている。
上段部の表面である第2の半導体層13の表面には、第1の電極としてp側電極16が設けられている。すなわち、p側電極16は、発光層12を有する領域に設けられている。下段部の第1の半導体層11の表面には、第2の電極としてn側電極17が設けられている。一つのチップ(半導体層15)において、p側電極16の面積の方がn側電極17の面積よりも広い。したがって、発光領域を広く確保できる。
半導体層15の側面及び第2の主面の一部は、絶縁層14、18で覆われている。絶縁層14、18は、p側電極16とn側電極17との間の段差部にも形成されている。絶縁層14は、例えばシリコン酸化物、シリコン窒化物である。絶縁層18は、例えば、微細開口のパターニング性に優れたポリイミド等の樹脂である。あるいは、絶縁層18としてシリコン酸化物を用いてもよい。絶縁層14は、p側電極16及びn側電極17を覆っていない。
絶縁層18において、半導体層15に対する反対側の面18cに第1の配線層としてのp側配線層21と、第2の配線層としてのn側配線層22が設けられている。p側配線層21は、p側電極16に達して絶縁層18に形成された第1の開口部18aにも設けられ、p側電極16と接続されている。n側配線層22は、n側電極17に達して絶縁層18に形成された第2の開口部18bにも設けられ、n側電極17と接続されている。
p側配線層21においてp側電極16に対する反対側の面には、第1の金属ピラーとしてp側金属ピラー23が設けられている。n側配線層22においてn側電極17に対する反対側の面には、第2の金属ピラーとしてn側金属ピラー24が設けられている。
p側金属ピラー23の周囲、n側金属ピラー24の周囲、p側配線層21の表面およびn側配線層22の表面は、第2の絶縁層として例えば樹脂層25で覆われている。樹脂層25は、隣接するピラー間に充填されている。p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のそれぞれの下面は、樹脂層25から露出している。第2の絶縁層と、第1の絶縁層(絶縁層18)とは同じ材料であってもよい。
p側配線層21の一部の端面21aは、樹脂層25から側方に露出している。また、その端面21aは、絶縁層18からも側方に露出している。すなわち、p側配線層21の一部の端面21aは絶縁層18及び樹脂層25で覆われていない。n側配線層22はそのすべての端面が、樹脂層25もしくは絶縁層18で覆われている。
半導体層15において発光層12を含まない部分に設けられたn側電極17と接続するn側配線層22の面積は、n側電極17側の面よりも、n側電極17とは反対側の面において大きくなっている。すなわち、n側配線層22とn側金属ピラー24とが接触する面積は、n側配線層22とn側電極17とが接触する面積より大きい。また、p側配線層21とp側金属ピラー23とが接触する面積は、p側配線層21とp側電極16とが接触する面積より大きい。あるいは、p側配線層21とp側金属ピラー23とが接触する面積が、p側配線層21とp側電極16とが接触する面積より小さい場合もある。また、n側配線層22の一部は、絶縁層18の表面18c上を、発光層12の下に重なる位置まで延在する。
これにより、より広い発光層12によって高い光出力を保ちつつ、半導体層15における発光層12を含まない部分の狭い面積に設けられたn側電極17から、n側配線層22を介して、より広い引き出し電極を形成できる。
第1の半導体層11は、n側電極17及びn側配線層22を介してn側金属ピラー24と電気的に接続されている。第2の半導体層13は、p側電極16及びp側配線層21を介してp側金属ピラー23と電気的に接続されている。
p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24のそれぞれの下面には、必要に応じて、防錆などを目的とした表面処理膜(例えば、Ni、Auなどの無電解メッキ膜、プリコートされたはんだ等)が形成される。
n側配線層22、p側配線層21、n側金属ピラー24、p側金属ピラー23の材料としては、銅、金、ニッケル、銀などを用いることができる。これらのうち、良好な熱伝導性、高いマイグレーション耐性及び絶縁材との優れた密着性を備えた銅がより好ましい。
絶縁層18には、複数の微細開口部18a、18bが形成されるパターニングが行われる。このため、絶縁層18として、微細開口部のパターニング性に優れた例えばポリイミドなどの樹脂を用いるのが望ましい。
樹脂層25は、低コストで厚く形成でき、且つn側金属ピラー24及びp側金属ピラー23の補強に適した樹脂を用いるのが望ましい。例えば、樹脂層25として、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂などを挙げることができる。
半導体層15の第1の主面15a上には蛍光体層28が設けられている。蛍光体層28は、発光層12からの光を吸収し波長変換光を放出可能である。このため発光層12からの光と蛍光体層28における波長変換光との混合光が放出可能となる。例えば発光層12を窒化物系とすると、その発光層12からの青色光と、例えば黄色蛍光体層28における波長変換光である黄色光との混合色として白色または電球色などを得ることができる。なお、蛍光体層28は、複数種の蛍光体(例えば、赤色蛍光体と緑色蛍光体)を含む構成であってもよい。
発光層12から発光された光は、主に、第1の半導体層11、第1の主面15aおよび蛍光体層28を進んで、外部に放出される。
p側金属ピラー23及びn側金属ピラー24の下面は、例えば、はんだ、あるいは他の金属材料からなるボールもしくはバンプ形状の外部端子を介して、実装基板もしくは配線板に形成された配線に接合可能である。これにより、半導体発光装置に電力を供給できる。
n側金属ピラー24及びp側金属ピラー23のそれぞれの厚み(図1において上下方向の厚み)は、半導体層15、n側電極17、p側電極16、絶縁層14、18、n側配線層22およびp側配線層21を含む積層体の厚みよりも厚い。各金属ピラー23、24のアスペクト比(平面サイズに対する厚みの比)は1以上であることに限らず、その比は1よりも小さくてもよい。すなわち、金属ピラー23、24は、その平面サイズよりも厚みが小さくてもよい。
本実施形態の構造によれば、半導体層15が薄くても、n側金属ピラー24、p側金属ピラー23および樹脂層25を厚くすることで機械的強度を保つことが可能となる。また、実装基板に実装した際、外部端子を介して半導体層15に加わる応力をn側金属ピラー24とp側金属ピラー23が吸収することで緩和することができる。
図1に示す状態は個片化された状態である。本実施形態では、後述するように、図1に示す要素をすべてウェーハ状態で一括して形成してからダイシングして個片化する。このため、半導体層15(ベアチップ)のサイズに近い、非常に小型化された半導体発光装置を得ることができる。
個片化された半導体発光装置を実装基板に実装するにあたっては、樹脂層25から露出するp側金属ピラー23の下面及びn側金属ピラー24の下面を、それぞれの極性に応じて実装基板の配線に接合させる必要がある。したがって、p側金属ピラー23とn側金属ピラー24とを識別する必要があるが、それらの側面は樹脂層25で覆われ、露出しているのは下面だけであり、小型化すると両者の識別が困難になる。
しかし、本実施形態では、p側金属ピラー23の下に設けられたp側配線層21の一部の端面21aが樹脂層25から露出されているのに対し、n側金属ピラー24の下に設けられたn側配線層22の端面はすべて樹脂層25で覆われ露出していない。このため、金属ピラーのどちらがp側かn側かを、樹脂層25の側面側に露出する端面21aを目安に容易に識別することができる。結果として、実装作業が容易になり、生産性が向上し、コスト低減を図れる。
次に、図2(a)〜図7を参照して、実施形態に係る半導体発光装置の製造方法について説明する。
まず、図2(a)に示すように、基板10の主面上に第1の半導体層11を形成し、その上に発光層12を含む第2の半導体層13を形成する。これら半導体層15が例えば窒化物系半導体の場合、半導体層15は例えばサファイア基板上に結晶成長させることができる。
次に、図示しないレジストを用いた例えばRIE(Reactive Ion Etching)法で、図2(b)に示すように、半導体層15を貫通して基板10に達する分離溝9を形成する。分離溝9は、図2(c)に示すようにウェーハ状態の基板10上で例えば格子状に形成され、半導体層15を複数に分離する。
また、図示しないレジストを用いた例えばRIE法で、発光層12を含む第2の半導体層13の一部を除去して、第1の半導体層11の一部を露出させる。これにより、半導体層15の第2の主面側に、基板10から見て相対的に上段に位置する上段部と、上段部よりも基板10側の下段に位置する下段部が形成される。上段部は発光層12を含み、下段部は発光層12を含まない。
基板10は、複数の半導体層15が形成される素子領域61と、素子領域61よりも外側の外周部62とを有する。図2(a)〜(b)、図3(a)〜(b)、図4(a)、図5(a)、図6(a)および図7は、外周部62近傍の断面を表す。
基板10の主面、半導体層15の側面および第2の主面は、図3(a)に示す絶縁層14で覆われる。そして、絶縁層14を選択的に除去して、上段部の表面(第2の半導体層13の表面)にp側電極16を、下段部の表面(第1の半導体層11の表面)にn側電極17を形成する。p側電極16とn側電極17はどちらを先に形成してもよく、あるいはp側電極16とn側電極17とを同じ材料で同時に形成してもよい。
次に、基板10上の露出している部分すべてを図3(b)に示す絶縁層18で覆う。この後、例えばウェットエッチングにより絶縁層18をパターニングし、絶縁層18に選択的に第1の開口部18aと第2の開口部18bを形成する。第1の開口部18aは、p側電極16に達する。第2の開口部18bは、n側電極17に達する。絶縁層18は、分離溝9内に充填される。
次に、絶縁層18の表面、第1の開口部18aおよび第2の開口部18bの内面に、連続したシードメタル19(図3(b)において破線で示す)を形成する。さらに、シードメタル19上に図示しないレジストを選択的に形成し、シードメタル19を電流経路としたCu電解メッキを行う。
これにより、図4(a)及びウェーハ全体の上面図である図4(b)に示すように、絶縁層18の表面18c上に、選択的にp側配線層21とn側配線層22が形成される。p側配線層21は、第1の開口部18aにも形成され、p側電極16と接続される。n側配線層22は、第2の開口部18bにも形成され、n側電極17と接続される。
n側配線層22においてn側電極17に対する反対側の面は、n側電極17と接続する面よりも大きな面積でもって、絶縁層18の表面18c上にパッド状に形成される。同様に、p側配線層21においてp側電極16に対する反対側の面は、p側電極16と接続する面よりも大きな面積でもって、絶縁層18の表面18c上にパッド状に形成される。
p側配線層21及びn側配線層22はメッキ法により同時に形成される銅材料からなる。さらに、これらp側配線層21及びn側配線層22のメッキ時に、内側配線65及び外周配線66も絶縁層18の表面18c上に同時に形成される。p側配線層21、n側配線層22、内側配線65および外周配線66は同じ材料(例えば銅)からなり、厚さもほぼ同じである。なお、p側配線層21とn側配線層22とは、同時に形成することに限らず、どちらかを先に形成してもよい。
内側配線65は、素子領域61におけるダイシング領域(分離溝9が形成された領域)に、例えば格子状に形成される。外周配線66は、外周部62の絶縁層18の表面18c上に形成される。外周配線66は、外周部62の周方向に連続して形成され、素子領域61を連続した閉じたパターンで囲む。
内側配線65は、p側配線層21の一部と一体につながっている。さらに、内側配線65における外周部62側の端部は外周配線66と一体につながっている。したがって、p側配線層21は、内側配線65を介して外周配線66と電気的につながっている。n側配線層22は、p側配線層21、内側配線65および外周配線66とつながっていない。
次に、金属ピラー形成用の別のレジスト(図示せず)を絶縁層18上に選択的に形成し、前述したシードメタル19を電流経路としたCu電解メッキを行う。
これにより、図5(a)及びウェーハ全体の上面図である図5(b)に示すように、p側配線層21上にp側金属ピラー23が形成され、n側配線層22上にn側金属ピラー24が形成される。さらに、このメッキ時に、外周配線66上にも金属が析出される。p側金属ピラー23、n側金属ピラー24、および外周配線66の上に析出された金属は、例えば銅材料からなる。
このメッキ時、内側配線65の上にはレジストが設けられ、内側配線65の上には金属は析出されず、内側配線65の上にはp側配線層23は設けられない。したがって、外周配線66は、内側配線65より厚くなる。外周配線66の厚さ、p側配線層21とp側金属ピラー23とを合わせた厚さ、およびn側配線層22とn側金属ピラー24とを合わせた厚さは、ほぼ同じである。ウェーハの外周部62の周方向に連続して比較的厚い金属層が形成されていることで、ウェーハの機械的強度を高め、ウェーハの反りを抑制し、以降の工程における作業性が容易になる。
上記メッキの後、p側配線層21、n側配線層22、p側金属ピラー23、n側金属ピラー24、内側配線65および外周配線66をマスクにして、絶縁層18の表面18c上に露出しているシードメタル19をウェットエッチングする。これにより、p側(p側配線層21、内側配線65及び外周配線66)と、n側配線層22とのシードメタル19を介した電気的接続が分断される。
次に、図6(a)及びウェーハ全体の上面図である図6(b)に示すように、絶縁層18上に樹脂層25を形成する。樹脂層25は、p側配線層21、n側配線層22、p側金属ピラー23、n側金属ピラー24および内側配線65のすべてを覆う。樹脂層25は、p側金属ピラー23の側面とn側金属ピラー24の側面との間、p側配線層21とn側配線層22との間、n側配線層22と内側配線65との間、およびp側配線層21と内側配線65との間に充填される。また、外周配線66における内側(素子領域61側)の一部は樹脂層25で覆われる。外周配線66における外周側の一部は、樹脂層25で覆われず、露出している。
この後、基板10を除去する。基板10は、例えばレーザーリフトオフ法により除去される。具体的には、基板10の裏面側から第1の半導体層11に向けてレーザ光が照射される。レーザ光は、基板10に対して透過性を有し、第1の半導体層11に対しては吸収領域となる波長を有する。
レーザ光が基板10と第1の半導体層11との界面に到達すると、その界面付近の第1の半導体層11はレーザ光のエネルギーを吸収して分解する。第1の半導体層11が金属窒化物(例えばGaN)の場合、ガリウム(Ga)と窒素ガスに分解する。この分解反応により、基板10と第1の半導体層11との間に微小な隙間が形成され、基板10と第1の半導体層11とが分離する。
レーザ光の照射を、設定された領域ごとに複数回に分けてウェーハ全体にわたって行い、基板10を除去する。第1の主面15a上から基板10が除去されることで、光取り出し効率の向上を図れる。
次に、基板10の除去によって露出された第1の主面15aと、外周部62で樹脂層25から露出する外周配線66との間に電圧を印加して発光層12を発光させ、第1の主面15aから放出される光の光学特性を測定する。
具体的には、図7に示すように、外周配線66における樹脂層25から露出する表面を、例えばリング状の測定電極71に支持させる。また、基板10が剥離された面である絶縁層14の外周側の表面を、例えばリング状の押さえ具72で、測定電極71側に押さえ込む。これにより、外周配線66の表面は、測定電極71に対して圧接し、両者の良好な電気的コンタクトが確保できる。測定電極71を通じて外周配線66に正電位を印加し、各半導体層15の第1の主面15aには図示しないプローブを接触させてグランド電位を印加する。
上記レーザ光の照射によるGaNの分解時に、第1の主面15a上にはガリウム膜が残り、通常、このガリウム膜は出力を低下させる原因になり得るので除去される。しかし、本実施形態では、上記測定時にはガリウム膜をまだ残しておいて、そのガリウム膜に対して負側の測定電極(プローブ)を接触させる。これにより、GaNに対してプローブを接触させるよりも接触抵抗を低くできる。
外周配線66は、前述した内側配線65を介して、p側配線層21に接続されている。したがって、上記電圧の印加により、発光層12に対して、第2の半導体層13側から正孔が注入され、第1の半導体層11側から電子が注入される。これにより、発光層12で電子と正孔とが再結合して発光する。そして、第1の主面15aから放出される発光光の光学特性として例えば波長を測定する。
発光層12に正孔を注入するにあたっては、p側金属ピラー23に電圧を印加する方法も考えられる。このためには、樹脂層25を薄くしてp側金属ピラー23の下面を露出させる必要がある。しかし、樹脂層25を薄くすると、ウェーハ全体が薄くなり、取り扱い性が困難になり、作業効率の低下をまねく。
本実施形態では、前述したように、p側配線層21と接続された外周配線66をウェーハ外周部62に形成しておくことで、p側金属ピラー23を樹脂層25で覆った状態でも、外周配線66を通じてp側配線層21に電圧を印加することができる。このため、比較的厚い樹脂層25で強度を確保しつつ、測定作業を行え、生産性を損ねない。
光学特性の測定後、第1の主面15aを洗浄し、第1の主面15a上に残されたガリウム膜を除去する。また、必要に応じて第1の主面15aを粗面化して、光取り出し効率の向上を図る。
そして、図1に示すように、第1の主面15a上に蛍光体層28が形成される。例えば、蛍光体粒子が分散された液状の透明樹脂をスピンコート法で塗布した後、熱硬化させることで、蛍光体層28が形成される。透明樹脂は、発光層12及び蛍光体粒子の発光光に対して透明である。
このとき、上記光学特性の結果に基づいて、蛍光体層28の厚さを調整することができる。例えば、プロセスばらつきによりウェーハごとに発光層12の発光波長がばらつくことがあるが、その場合に、発光波長の測定結果に基づいて、蛍光体層28の厚さを調整して、所望の色の光が外部に取り出されるように制御できる。
なお、1枚のウェーハ内における個々の半導体層15ごとに発光波長がばらつく場合もあり、その場合には、個々の半導体層15ごとの発光波長に基づいて、蛍光体層28の厚さを部分的に調整することも可能である。例えば、個々の半導体層15の発光波長に応じて、第1の主面15a上に、発光光に対して透明な透明材(例えば、透明樹脂やガラス)を厚さを調整して形成する。そして、その上にウェーハ全体にわたって蛍光体層28を、その上面が平坦になるように形成することで、透明層が形成された部分は、形成されていない部分に比べて相対的に蛍光体層28の厚さが薄くなる。また、透明層の厚さが厚いほど蛍光体層28は薄くなる。
蛍光体層28の形成後、樹脂層25を研削して、p側金属ピラー23の下面及びn側金属ピラー24の下面を露出させる。ここまでの工程は、ウェーハ状態で行われる。
その後、分離溝9(図2(b)、(c))の位置でダイシングし、個片化する。ダイシング時、基板10はすでに除去されている。さらに、分離溝9には、半導体層15は存在せず、絶縁層18として樹脂を埋め込んでおけば、容易にダイシングでき生産性を向上できる。さらに、ダイシング時に半導体層15が受けるダメージを回避することができる。また、個片化後に、半導体層15の側面が絶縁層18で覆われて保護された構造が得られる。
前述した内側配線65はダイシング領域に形成され、ダイシング幅は内側配線65の幅とほぼ同じ、もしくは内側配線65の幅よりも広い。この場合、ダイシング後、内側配線65は個片化されたチップには残らない。また、p側配線層21における内側配線65とつながった部分でカットされることになるので、結果としてp側配線層21の一部の端面21aが樹脂層25から露出した構造が得られ、個片化後もすべての端面が樹脂層25に覆われているn側配線層22との識別が可能になる。
個片化された半導体発光装置は、図4(b)に破線で示すように一つの半導体層(チップ)15を含むシングルチップ構造であってもよいし、あるいは、図4(b)に1点鎖線で示すように複数の半導体層(チップ)15を含むマルチチップ構造であってもよい。
ダイシングされる前までの前述した各工程は、ウェーハ状態で一括して行われるため、個片化された個々の半導体発光装置ごとに、電極の再配線及びパッケージングを行う必要がなく、大幅な生産コストの低減が可能になる。すなわち、個片化された状態で、すでに電極の再配線及びパッケージングが済んでいる。また、ウェーハレベルで検査することが可能となる。このため、生産性を高めることができ、その結果として価格低減が容易となる。
なお、ウェーハ状態において、すべてのチップのp側配線層21を外周配線66と接続させる必要はなく、少なくとも光学特性の測定を行う測定用チップのp側配線層21を外周配線66と接続させればよい。
蛍光体層28としては、以下に例示する赤色蛍光体層、黄色蛍光体層、緑色蛍光体層、青色蛍光体層を用いることができる。
赤色蛍光体層は、例えば、窒化物系蛍光体CaAlSiN:Euやサイアロン系蛍光体を含有することができる。
サイアロン系蛍光体を用いる場合、特に、
(M1−x,Ra1AlSib1c1d1・・・組成式(1)
(MはSi及びAlを除く少なくとも1種の金属元素であり、特に、Ca若しくはSrの少なくとも一方が望ましい。Rは発光中心元素であり、特に、Euが望ましい。x、a1、b1、c1、d1は、次の関係を満たす。0<x≦1、0.6<a1<0.95、2<b1<3.9、0.25<c1<0.45、4<d1<5.7)を用いることが好ましい。
組成式(1)で表されるサイアロン系蛍光体を用いることで、波長変換効率の温度特性が向上し、大電流密度領域での効率をさらに向上させることができる。
黄色蛍光体層は、例えば、シリケート系蛍光体(Sr,Ca,Ba)SiO:Euを含有することができる。
緑色蛍光体層は、例えば、ハロ燐酸系蛍光体(Ba,Ca,Mg)10(PO・Cl:Euやサイアロン系蛍光体を含有することができる。
サイアロン系蛍光体を用いる場合、特に、
(M1−x,Ra2AlSib2c2d2・・・組成式(2)
(MはSi及びAlを除く少なくとも1種の金属元素であり、特に、Ca若しくはSrの少なくとも一方が望ましい。Rは発光中心元素であり、特に、Euが望ましい。x、a2、b2、c2、d2は、次の関係を満たす。0<x≦1、0.93<a2<1.3、4.0<b2<5.8、0.6<c2<1、6<d2<11)を用いることが好ましい。
組成式(2)で表されるサイアロン系蛍光体を用いることで、波長変換効率の温度特性が向上し、大電流密度領域での効率をさらに向上させることができる。
青色蛍光体層は、例えば、酸化物系蛍光体BaMgAl1017:Euを含有することができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は、それらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形、代用、省略が可能である。
9…分離溝、10…基板、11…第1の半導体層、12…発光層、13…第2の半導体層、15…半導体層、15a…第1の主面、16…p側電極、17…n側電極、18…絶縁層、21…p側配線層、22…n側配線層、23…p側金属ピラー、24…n側金属ピラー、25…樹脂層、28…蛍光体層、61…素子領域、62…外周部、65…内側配線、66…外周配線

Claims (16)

  1. 第1の主面と、その反対側に形成された第2の主面と、発光層とを含む半導体層と、
    前記第2の主面における前記発光層を有する領域に設けられた第1の電極と、
    前記第2の主面に設けられた第2の電極と、
    前記半導体層の前記第2の主面側に設けられ、前記第1の電極につながる第1の開口部と、前記第2の電極につながる第2の開口部とを有する第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層の前記第1の開口部に設けられ、前記第1の電極と接続された第1の配線層と、
    前記第1の絶縁層の前記第2の開口部に設けられ、前記第2の電極と接続された第2の配線層と、
    前記第1の配線層における前記第1の電極に対する反対側の面に設けられた第1の金属ピラーと、
    前記第2の配線層における前記第2の電極に対する反対側の面に設けられた第2の金属ピラーと、
    前記第1の金属ピラーの側面と前記第2の金属ピラーの側面との間に設けられた第2の絶縁層と、
    を備え、
    前記第1の配線層の一部の端面は、前記第1の絶縁層もしくは前記第2の絶縁層から側方に露出し、前記第2の配線層のすべての端面は、前記第1の絶縁層もしくは前記第2の絶縁層で覆われたことを特徴とする半導体発光装置。
  2. 第1の主面と、その反対側に形成された第2の主面と、発光層とをそれぞれ含む複数の半導体層と、
    前記第2の主面における前記発光層を有する領域に設けられた第1の電極と、
    前記第2の主面に設けられた第2の電極と、
    前記半導体層の前記第2の主面側に設けられ、前記第1の電極につながる第1の開口部と、前記第2の電極につながる第2の開口部とを有する第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層の前記第1の開口部に設けられ、前記第1の電極と接続された第1の配線層と、
    前記第1の絶縁層の前記第2の開口部に設けられ、前記第2の電極と接続された第2の配線層と、
    前記第1の配線層における前記第1の電極に対する反対側の面に設けられた第1の金属ピラーと、
    前記第2の配線層における前記第2の電極に対する反対側の面に設けられた第2の金属ピラーと、
    前記第1の金属ピラーの側面と前記第2の金属ピラーの側面との間に設けられた第2の絶縁層と、
    前記複数の半導体層が形成された素子領域よりも外側の外周部に設けられ、前記第1の配線層が設けられた面上で前記第1の配線層と接続された外周配線と、
    を備えたことを特徴とする半導体発光装置。
  3. 前記外周配線は、前記素子領域を連続して囲んでいることを特徴とする請求項2記載の半導体発光装置。
  4. 前記第1の配線層と前記外周配線とは、前記素子領域におけるダイシング領域に形成された内側配線を介して接続されていることを特徴とする請求項2または3に記載の半導体発光装置。
  5. 前記外周配線は、前記内側配線よりも厚いことを特徴とする請求項4記載の半導体発光装置。
  6. 前記第2の配線層は、前記第2の電極と接続する面よりも、前記第2の電極と反対側の面において面積が大であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  7. 前記第1の電極の面積は、前記第2の電極の面積よりも広いことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  8. 前記第2の配線層と前記第2の金属ピラーとが接触する面積は、前記第2の配線層と前記第2の電極とが接触する面積より大であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  9. 前記第1の配線層と前記第1の金属ピラーとが接触する面積は、前記第1の配線層と前記第1の電極とが接触する面積より大であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  10. 前記第2の配線層の一部は、前記第1の絶縁層上を、前記発光層に重なる位置まで延在することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  11. 前記第1の金属ピラー及び前記第2の金属ピラーのそれぞれの厚みは、前記半導体層、前記第1の電極、前記第2の電極、前記第1の絶縁層、前記第1の配線層及び前記第2の配線層を含む積層体の厚みよりも厚いことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の半導体発光装置。
  12. 基板における素子領域上に、第1の主面と、その反対側に形成された第2の主面と、発光層とを含む半導体層を形成する工程と、
    前記基板に対する反対側の前記第2の主面における前記発光層を有する領域に、第1の電極を形成する工程と、
    前記第2の主面に、第2の電極を形成する工程と、
    前記半導体層の前記第2の主面側に、前記第1の電極につながる第1の開口部と、前記第2の電極につながる第2の開口部とを有する第1の絶縁層を形成する工程と、
    前記第1の絶縁層の前記第1の開口部に、第1の配線層を形成する工程と、
    前記第1の絶縁層における前記第1の配線層が設けられた面上であって、前記素子領域よりも外側の外周部に、前記第1の配線層と接続する外周配線を形成する工程と、
    前記第1の絶縁層の前記第2の開口部に、第2の配線層を形成する工程と、
    前記第1の配線層における前記第1の電極に対する反対側の面に、第1の金属ピラーを形成する工程と、
    前記第2の配線層における前記第2の電極に対する反対側の面に、第2の金属ピラーを形成する工程と、
    前記外周配線の少なくとも一部を露出させて、前記第1の金属ピラーと前記第2の金属ピラーとの間に、第2の絶縁層を形成する工程と、
    前記第2の絶縁層を形成した後、前記基板を除去する工程と、
    前記基板の除去によって露出された前記第1の主面と、前記外周配線との間に電圧を印加し、前記第1の主面から放出される光の光学特性を測定する工程と、
    を備えたことを特徴とする半導体発光装置の製造方法。
  13. 前記基板を除去する工程は、
    金属窒化物を含む前記半導体層の前記第1の主面にレーザ光を照射して、前記金属窒化物を窒素ガスと金属に分解させることで、前記基板を前記第1の主面から剥離させる工程を有し、
    前記レーザ光の照射による前記金属窒化物の分解時に前記第1の主面に残された前記金属の膜に測定電極を接触させて、前記光学特性を測定し、
    前記光学特性の測定の後、前記第1の主面に残された前記金属の膜を除去することを特徴とする請求項12記載の半導体発光装置の製造方法。
  14. 前記第2の絶縁層で前記第1の金属ピラー及び前記第2の金属ピラーを覆った状態で、前記光学特性を測定し、
    前記光学特性の測定の後、前記第2の絶縁層を薄くして、前記第1の金属ピラーにおける前記第1の配線層に対する反対側の面および前記第2の金属ピラーにおける前記第2の配線層に対する反対側の面を前記第2の絶縁層から露出させることを特徴とする請求項12または13に記載の半導体発光装置の製造方法。
  15. 前記第1の配線層及び前記第2の配線層をメッキ法で同時に形成し、
    前記第1の金属ピラー及び前記第2の金属ピラーをメッキ法で同時に形成し、
    前記第1の配線層及び前記第2の配線層を形成するメッキ時、および前記第1の金属ピラー及び前記第2の金属ピラーを形成するメッキ時に、前記外周部にもメッキを行って前記外周配線を形成することを特徴とする請求項12〜14のいずれか1つに記載の半導体発光装置の製造方法。
  16. 前記光学特性の測定の後、前記光学特性の測定結果に基づいて膜厚が調整された蛍光体層を、前記第1の主面上に形成する工程をさらに備えたことを特徴とする請求項12〜15のいずれか1つに記載の半導体発光装置の製造方法。
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