JP5332713B2 - 光センサーおよび計測システム - Google Patents
光センサーおよび計測システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5332713B2 JP5332713B2 JP2009040321A JP2009040321A JP5332713B2 JP 5332713 B2 JP5332713 B2 JP 5332713B2 JP 2009040321 A JP2009040321 A JP 2009040321A JP 2009040321 A JP2009040321 A JP 2009040321A JP 5332713 B2 JP5332713 B2 JP 5332713B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical sensor
- irradiation
- reflected
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Description
この場合、脈を打つことで血液が血管に流れ込んで来るような状態では、反射光は減少する。他方で、脈を打っていない状態では、血液量が少ないので反射光が増える。従って、この反射光の推移を観測することで脈拍および脈波を計測できる。また、2波長以上の光の反射光を照射することによって血中酸素飽和度を測定できる。
本適用例にかかる光センサーは、生体に光を照射し、前記生体で反射される光に応じた信号を出力する光センサーであって、対向する前記生体に向かって照射光を発光する発光手段と、前記照射光が成す光束の中心部にあって、前記中心部を通過する前記照射光の一部が向かう方向とは異なる方向に、前記一部の照射光の光路を変更する変更手段と、前記発光手段と背向して配置され、入射する光の受光量に応じた電気信号を出力する受光手段と、変更手段で光路が変更された一部の照射光を含む照射光が生体で反射されることにより発光手段の周囲に入射する反射光を、受光手段に導く導光手段と、を備えることを特徴とする。
上記適用例にかかる光センサーにおいて、前記導光手段は、前記反射光を焦点位置に集光する凹面鏡であり、前記受光手段は、前記焦点位置に配置されても良い。
上記適用例にかかる光センサーにおいて、前記変更手段は、前記一部の照射光の光路を拡散させることが好ましい。
上記適用例にかかる光センサーにおいて、前記発光手段は、波長が異なる複数の照射光を発光し、前記受光手段は、前記複数の照射光のそれぞれの受光量に応じて前記電気信号を出力しても良い。
また、上述した光センサーと、前記光センサーで受光された光の特性を解析する解析部と、を含む計測システムを構成することにより、光センサーが検出した光の特性を精度良く解析できる。
図1は、生体である人体に装着してバイタル情報を取得する光センサー1の概構成を説明する図である。この光センサー1は、半球状に切断された凹面鏡4の切断面が透明な樹脂板7で覆われた様態である。この凹面鏡4は、受光した光を所定の場所に導く導光手段であり、硬質な樹脂等で形成され内面が鏡になっている。透明な樹脂板7は、凹面鏡4の切断面に接着されており、凹面鏡4の焦点位置には、光電機能を有するデバイス部20が樹脂板7に固定されている。尚、この凹面鏡4の曲面は、球面であっても良く、放物面であっても良い。
ここで、デバイス部20の断面斜視図である図2を参照して、デバイス部20について説明する。デバイス部20は、受光素子2、発光素子3、反射鏡8、遮光部5およびデバイス保持部6を備える。受光素子2は入力した光量に応じた電気信号を出力する受光手段であり、例えば、フォトダイオードを想定する。また、発光素子3は入力した電力に応じて所定の波長の光を発する発光手段であり、例えば、発光ダイオードを想定する。尚、この光センサー1で使用する光の波長は限定されず、赤色や青色等の可視光、赤外光等を想定する。また、発光素子3および受光素子2は、それぞれ1つのデバイスに限定されない。即ち、発光素子3は複数の異なる波長の光を発しても良く、受光素子2は、特性が異なる複数個のデバイスで構成されても良い。反射鏡8は、入射光の光路を変更する変更手段であり、本実施形態では円錐状であり、円錐面が鏡面になるように形成されている。尚、反射鏡8は、発光素子3が発する光の光路を変更させるものであれば、反射に限定されるものではなく、プリズム等の光を屈折するデバイスであっても良い。
図1に戻り、発光素子3が発する光は、反射鏡8で反射された後、樹脂板7を透過し、照射光L1として外界に放出される。放出された照射光L1は、光センサー1が装着された人体の皮膚表面100を照射する。このうち、照射光L1の一部は人体の皮膚表面100で一部反射され、それ以外は皮膚内部101に到達する。皮膚内部101に到達した照射光L1は、内部で散乱された後に皮膚表面100を経て外界に放出される。放出された反射光L2は光センサー1に到達し、樹脂板7を通過して凹面鏡4で反射され、受光素子2の受光部に集められる。
Claims (5)
- 生体に光を照射し、前記生体で反射される光に応じた信号を出力する光センサーであって、
対向する前記生体に向かって照射光を発光する発光手段と、
前記照射光が成す光束の中心部にあって、前記中心部を通過する前記照射光の一部が向かう方向とは異なる方向に、前記一部の照射光の光路を変更する変更手段と、
前記発光手段と背向して配置され、入射する光の受光量に応じた電気信号を出力する受光手段と、
前記変更手段で光路が変更された前記一部の照射光を含む前記照射光が前記生体で反射されることにより前記発光手段の周囲に入射する反射光を、前記受光手段に導く導光手段と、を備えることを特徴とする光センサー。 - 請求項1に記載の光センサーにおいて、
前記導光手段は、前記反射光を焦点位置に集光する凹面鏡であり、
前記受光手段は、前記焦点位置に配置されることを特徴とする光センサー。 - 請求項1乃至2のいずれかに記載の光センサーにおいて、
前記変更手段は、前記一部の照射光の光路を拡散させることを特徴とする光センサー。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光センサーにおいて、
前記発光手段は、波長が異なる複数の照射光を発光し、
前記受光手段は、前記複数の照射光のそれぞれの受光量に応じて前記電気信号を出力することを特徴とする光センサー。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光センサーと、前記光センサーで受光された光の特性を解析する解析部と、を備えることを特徴とする計測システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009040321A JP5332713B2 (ja) | 2009-02-24 | 2009-02-24 | 光センサーおよび計測システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009040321A JP5332713B2 (ja) | 2009-02-24 | 2009-02-24 | 光センサーおよび計測システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010194000A JP2010194000A (ja) | 2010-09-09 |
JP5332713B2 true JP5332713B2 (ja) | 2013-11-06 |
Family
ID=42819371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009040321A Expired - Fee Related JP5332713B2 (ja) | 2009-02-24 | 2009-02-24 | 光センサーおよび計測システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5332713B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5682200B2 (ja) * | 2010-09-28 | 2015-03-11 | セイコーエプソン株式会社 | 生体情報検出器及び生体情報測定装置 |
JP6179065B2 (ja) * | 2012-01-27 | 2017-08-16 | セイコーエプソン株式会社 | 脈波測定装置及び検出装置 |
EP4129163B1 (en) * | 2020-04-01 | 2024-09-11 | Sony Group Corporation | Biological information measurement device, biological information measurement system, and biological information measurement method |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06350140A (ja) * | 1993-06-04 | 1994-12-22 | Iwasaki Electric Co Ltd | 発光ダイオード |
JP3416257B2 (ja) * | 1994-05-10 | 2003-06-16 | 三洋電機株式会社 | 脈拍検出装置 |
JP4103438B2 (ja) * | 2002-04-23 | 2008-06-18 | ソニー株式会社 | 光励起型光源装置 |
JP4551998B2 (ja) * | 2003-04-23 | 2010-09-29 | オータックス株式会社 | 光プローブ、および、これを用いた計測システム |
JP2004333179A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-25 | Inax Corp | 反射型光センサ |
JP2005181157A (ja) * | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Inax Corp | 反射型光センサ |
JP2008200393A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Seikoh Giken Co Ltd | 血流センサ |
JP5228807B2 (ja) * | 2008-11-04 | 2013-07-03 | 豊田合成株式会社 | 発光ダイオードの光放射方法 |
-
2009
- 2009-02-24 JP JP2009040321A patent/JP5332713B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010194000A (ja) | 2010-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8670819B2 (en) | Optical biological information detecting apparatus and optical biological information detecting method | |
US9913582B2 (en) | Biological information detector, biological information measuring device, and method for designing reflecting part in biological information detector | |
JP2021072962A (ja) | 高度なパルスオキシメトリセンサ | |
JP5093597B2 (ja) | 生体信号測定用プローブ | |
KR20170004607A (ko) | 생체 정보 검출 장치 및 방법 | |
CN109152544A (zh) | 使用粘附激光散斑对比分析的血流量测量系统 | |
US20110166457A1 (en) | Biological information detector and biological information measurement device | |
CN107148241A (zh) | 用于检测从物体反射的光的装置和方法 | |
JP5581697B2 (ja) | 生体情報検出器及び生体情報測定装置 | |
JP2012063269A (ja) | 測定装置及び測定方法 | |
JP2018513721A (ja) | 生体機能検知用センサー | |
JP2008126017A (ja) | 光センサ及びこれを用いた計測システム | |
JP5332713B2 (ja) | 光センサーおよび計測システム | |
CN103654849B (zh) | 被检体信息获取装置 | |
JP2009106373A (ja) | 生体表層組織用センシング装置 | |
US9182340B2 (en) | Optical measuring apparatus and optical measuring method | |
JP2019013410A (ja) | 検出装置および生体情報測定装置 | |
JP2009106376A (ja) | 生体表層組織用センシング装置 | |
JP6507670B2 (ja) | 情報取得機器 | |
JP6250132B2 (ja) | 被検体情報取得装置 | |
US20150327773A1 (en) | Probe | |
WO2014192488A1 (ja) | 光音響計測用プローブ並びにそれを備えたプローブユニットおよび光音響計測装置 | |
WO2021199773A1 (ja) | 生体情報測定装置、生体情報測定システム及び生体情報測定方法 | |
JP7009429B2 (ja) | 血中酸素飽和度測定装置 | |
WO2023100536A1 (ja) | 測定装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130620 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130702 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130715 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |