JP5328632B2 - 地中土壌採取方法 - Google Patents
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Description
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、自由曲線掘削機による曲線掘削経路でも土壌を採取できて、かつ、土壌成分の調査を正確に行え、さらに、採取した土壌を容易に取り出せる採取方法を提供する。
本発明に係る地中土壌採取方法は、自由曲線掘削機のロッド部の先端に設けられた掘削ビットにより、掘削始点から土壌採取目標位置まで掘削してから掘削ビットを掘削始点に戻して地上に出した後、ロッド部の先端より掘削ビットを取り外して、ロッド部の先端に土壌採取管装置を取り付けるとともに、土壌採取管装置の先端に掘削ビットを取り付け、掘削ビット及び土壌採取管装置を掘削孔内経由で土壌採取目標位置まで戻して土壌採取管装置の内部に土壌採取目標位置の土壌を取り込んでから土壌採取管装置を掘削始点まで戻して土壌採取管装置の内部の土壌を取り出す地中土壌採取方法において、上記土壌採取管装置を用いることで、地上から真下に掘削することのできない現場や、地中を掘り抜くことができない現場においても土壌を採取することができ、かつ、上述した効果が得られる。
また、土壌採取管装置は、土壌取込孔塞体と外管の開口部の開口縁とが接触して土壌取込孔が塞がれた状態を維持するロック部を備えた構成とすれば、土壌採取管装置の移動中に土壌取込孔が開いてしまうようなことを防止できる。よって、土壌採取目標位置以外の地中の土壌を内管内に取り込んでしまったり、土壌採取目標位置において内管内に取り込んだ汚染土壌を土壌採取目標位置以外の地中に撒き散らして汚染を拡大させてしまうようなことを防止できる。
図1を参照し、土壌採取方法に使用する土壌採取装置1を説明する。土壌採取装置1は、自由曲線掘削機2と土壌採取管装置3とにより構成される。
また、土壌取込孔塞体13の辺縁22と辺縁21a;22aとの境界部分は、面取り部20b;20bに形成される。
このスリット23及び面取り部20bは、図2(a)のように土壌取込孔塞体13の一方の板面13aが開口部16の長辺縁16aに接触して土壌取込孔18が全開放された土壌取込孔全開状態から当該土壌取込孔全開状態を維持する方向(一方方向A)に外管を回転させる場合や、図2(b)のように土壌取込孔塞体13の他方の板面13bが開口部16の長辺縁16bに接触して土壌取込孔18が閉塞された土壌取込孔全閉状態から当該土壌取込孔全閉状態を維持する方向(他方方向B)に外管11を回転させる場合に、土壌取込孔塞体13が受ける土抵抗を低減させる構成である。
この傾斜面20aは、図2(b)のように土壌取込孔塞体13の他方の板面13bが開口部16の長辺縁16bに接触した土壌取込孔全閉状態から当該土壌取込孔全閉状態を維持する方向(他方方向B)に外管11を回転させる場合に、土壌取込孔塞体13が受ける土抵抗を低減させる構成である。
そして、内管12内に土壌を取り込んだ後、図2(b)に示すように、外管11を他方方向Bに回転させた場合に、開口部16の他方の長辺縁16bと土壌取込孔塞体13の他方の板面13bとが接触することで、土壌取込孔18が外管11の内周面と対向し、内管12の内部空間と外部空間との連通が土壌取込孔塞体13により遮断された土壌取込孔全閉状態となり、内管12内に取り込まれた土壌が外管11及び土壌取込孔塞体13によって外管11の内側に封じ込められた状態となって外管11の周りの地中に流出しないようになる。
まず、図1に示すように、自由曲線掘削機2を用いて土壌採取目標位置50を通過する掘削孔51を形成する。例えば、掘削ビット6を土壌採取目標位置の深さ位置まで斜め下方向に推進させるようにして斜め下方向に地盤を掘削した後、掘削ビット6を水平方向に推進させるようにして水平方向に地盤を掘削して土壌採取目標位置50を通過する掘削孔51を形成し、その後、掘削ビット6を斜め上方向に推進させるようにして斜め上方向に地盤を掘削して掘削ビット6を地上に出す。
地盤を斜めに掘削する場合には、ロッド部5をロッド部5の中心軸線を回転中心として駆動装置8に設けられた図外のモータのような回転駆動源で回転させることで掘削ビット6を回転させながら掘削ビット6を推進させる。
掘削ビット6の推進方向を変える場合は、ロッド部5を回転させないで、駆動装置8に設けられた図外の油圧シリンダのような押圧装置でロッド部5に推進力を与えて掘削ビット6の楕円傾斜面9に土圧が作用するようにすることで、掘削ビット6の推進方向を変える。これにより、掘削ビット6及びロッド部5を水平方向に移動させることができる。
掘削の際には、ロッド部5の筒内中空部を掘削液の供給管路として利用するので、ロッド部5の後端を図外の掘削液供給装置に繋ぎ、ロッド部5を回転させるとともに、掘削液供給装置からロッド部5の筒内中空部を介して掘削ビット6に掘削液を圧送して供給する。掘削液としては、水、ベントナイト溶液、ポリマー等の安定液等を用いる。これにより、掘削ビット6の掘削液噴射孔6d(図6参照)から地盤に掘削液が噴射されながら掘削ビット6が地盤を掘削する。
そして、掘削が進むのに応じてロッド5aを順次継ぎ足していく動作を繰り返すことにより、土壌採取目標位置50を通過する掘削孔51を形成する。尚、掘削ビット6の位置は、位置検出センサ7からの位置情報により操作者が知ることができ、当該位置情報に基づいて土壌採取目標位置50を通過する掘削孔51を形成できる。
実施形態1によれば、内管回転支持部31;41を備えるので、中心軸線aに対して傾かないように内管12を回転可能に支持できるため、内管12及び外管11の回転動作を円滑にでき、土壌取込孔18の開閉動作を確実にできる。
実施形態1によれば、土壌取込孔塞体13が傾斜面20aを備えるので、土壌採取管装置3が土壌取込孔18を閉じた状態で地中を移動する際、土壌取込孔塞体13の傾斜面20aが土圧を受けて楔のように作用する。これにより、土壌取込孔塞体13には土壌取込孔18を閉塞する方向の回転力が加わるため、土壌採取管装置3が地中を移動する際に土壌取込孔全閉状態を維持できるので、土壌採取管装置3の移動中に土壌取込孔18が開いてしまうようなことを防止できる。よって、土壌採取目標位置50以外の地中の土壌を内管12内に取り込んでしまったり、土壌採取目標位置50において内管12内に取り込んだ汚染土壌を土壌採取目標位置50以外の地中に撒き散らして汚染を拡大させてしまうようことを防止できる。
実施形態1によれば、土壌取込孔塞体13がスリット23及び面取り部20bを備えるので、外管11を回転させて土壌取込孔18を開閉する際において、土壌取込孔塞体13の受ける土抵抗が低減するため、外管11の回転負荷を軽減できる。
実施形態1によれば、自由曲線掘削機2による水平掘削経路だけでなく、曲線掘削経路でも土壌を採取できる。したがって、土壌採取目標位置50がどこであっても土壌採取目標位置50の土壌を採取可能となる。
実施形態1によれば、自由曲線掘削機2による掘削を終えた後の掘削経路中における土壌採取目標位置50の土壌を採取するので、掘削による水分が少なくなった土壌を採取できることから、特許文献1に比べて、土壌成分の調査を正確に行える。
図5に示すように、自由曲線掘削機2のロッド部5の先端5tに設けられた掘削ビット6により、掘削始点から土壌採取目標位置50まで掘削する(図5(a);(b)参照)。その後、掘削ビット6を掘削始点に戻して地上に出した後、ロッド部5の先端5tより掘削ビット6を取り外して、ロッド部5の先端5tに土壌採取管装置3を取り付けるとともに、土壌採取管装置3の先端に掘削ビット6を取り付ける(図5(c)参照)。そして、掘削ビット6及び土壌採取管装置3を掘削孔51内経由で土壌採取目標位置50まで戻して土壌採取管装置3の内管12の内部に土壌採取目標位置50の土壌を取り込む(図5(d)参照)。その後、土壌採取管装置3を掘削始点まで戻して土壌採取管装置3の内部の土壌を取り出す。この実施形態2の場合も、作業者は図外のモニターに表示される位置検出センサ7からの情報(方位情報、距離情報等)を確認しながら、土壌採取目標位置50への掘削作業、及び、土壌採取目標位置50の土壌を内管12内に取り込む土壌採取作業を行う。
尚、実施形態2で用いる土壌採取管装置3は、上述した引出部材15の代わりに、図6に示すようなビット側連結部15Aを備えたものを用いる。ビット側連結部15Aは、一端部には、外管11の他方の端部開口25aを塞ぐように当該他方の端部開口25aに取り付けられる上記引出部材側蓋体36と同様の蓋体15Xを備え、他端部には、ビット連結部55を備える。ビット連結部55は、掘削ビット6の後端部の管の内周面に形成された雌ねじ部56とねじ結合される雄ねじ部57により形成される。
また、実施形態2の場合、ロッド部5の先端5tに土壌採取管装置3及び掘削ビット6を取り付けた構成において掘削ビット6の前方地中に掘削液を供給するために、掘削ビット6の掘削液供給路6eと掘削液供給路として利用されるロッド部5の内部空間5uとを連通させるための掘削液供給路を備えた連結部材14及びビット側連結部15Aを使用する。即ち、連結部材14としては、ロッド部5の内部空間5uと内管12の内部空間とに連通する掘削液供給路14eを備えたものを用い、ビット側連結部15Aとしては、内管12の内部空間と掘削ビット6の掘削液供給路6eとに連通する掘削液供給路15eを備えたものを用いる。掘削液供給路15eの途中には、地下水が掘削ビット6の掘削液供給路6eを経由して内管12の内部空間に流入(逆流)するのを防止するための逆止弁15fが設けられる。逆止弁15fの取付容易性からすると、逆止弁15fを、ビット側連結部15Aの掘削液供給路15eの両方の端部のうちのいずれか一方に設けることが好ましいが、ビット側連結部15Aの掘削液供給路15eにおける内管12側に逆止弁15fを設けた場合、内管12の内側に取り込まれた土壌が逆止弁15f内に入り込んで逆止弁15fの故障を誘発する可能性がある。そこで、実施形態2では、ビット側連結部15Aの掘削液供給路15eにおける掘削ビット6側の端部に逆止弁取付部が設けられ、逆止弁15fが当該逆止弁取付部に取り付けられた構成とした。
以上の構成により、掘削の際には、掘削液が、ロッド部5の内部空間5u、掘削液供給路14e、内管12の内部空間、掘削液供給路15e、掘削液供給路6e、掘削液噴射孔6dを経由して掘削ビット6の前方地中に供給される。そして、掘削液が供給されていない場合には、逆止弁15fが、内管12の内部空間内への地下水の流入を防止する。
実施形態2による方法によれば、実施形態1と同じ効果が得られるとともに、地中を掘り抜くことができない現場においても土壌を採取することができる。
実施形態1;2で用いる土壌採取管装置3として、図7;8に示すような、ロック部60を備えたものを用いる。ロック部60は、土壌取込孔塞体13と外管11の開口部16の開口縁とが接触して土壌取込孔18が塞がれた状態を維持するために、土壌取込孔塞体13の傾斜面20aに形成された辺縁部61が入り込む溝62により形成される。溝62は、開口部16の長辺縁16bと外管11の他方の端部開口25a側に位置する開口部16の短辺縁63との境界部に形成されるものであって、長辺縁16bより長辺縁16bに対して一直線状に延長する延長縁65と、当該延長縁65と平行に対向する対向縁66と、延長縁65の先端と対向縁66の先端とを繋いで溝底を形成する底縁67とにより形成される。溝62の幅寸法は、溝62に入り込んだ土壌取込孔塞体13が外管11の周方向に動いてがたつかないように、土壌取込孔塞体13の厚さ寸法に近似した適性値に設定される(例えば、溝62の幅寸法が土壌取込孔塞体13の厚さ寸法よりも数mm大きい程度に設定される)。
実施形態3によれば、外管11を他方方向Bに回転させた場合に、開口部16の他方の長辺縁16bと土壌取込孔塞体13の他方の板面13bとが接触することで、土壌取込孔全閉状態となり、この土壌取込孔全閉状態においてロッド部5を掘削始端側に引っ張って外管11を掘削始端側に引っ張ることにより、土壌取込孔塞体13の傾斜面20aに形成された辺縁部61が溝62内に入り(図8(b)参照)、土壌取込孔塞体13が外管11の周方向に回転しないようになるので、土壌採取管装置3は土壌取込孔全閉状態にロックされることになる。
実施形態3によれば、外管11がロック部60を備えるので、地中において土壌採取管装置3を移動させる際に土壌取込孔全閉状態を維持でき、土壌採取管装置3の移動中に土壌取込孔18が開いてしまうようなことを防止できる。よって、土壌採取目標位置50以外の地中の土壌を内管12内に取り込んでしまったり、土壌採取目標位置50において内管12内に取り込んだ汚染土壌を土壌採取目標位置50以外の地中に撒き散らして汚染を拡大させてしまうことを防止できる。実施形態3によれば、土壌取込孔塞体13が傾斜面20aを備えない構成であっても、当該効果を得ることができる。
尚、実施形態2で用いる土壌採取管装置3としては、土壌採取管装置3を掘削始点から土壌採取目標位置50に移動する際に土壌採取管装置3を土壌取込孔全閉状態にロックするための溝62aにより構成されたロック部60aを設けることが好ましい。この場合の溝62aは、例えば、開口部16の長辺縁16bと外管11の一方の端部開口25側に位置する開口部16の短辺縁63aとの境界部に形成されるものであって、長辺縁16bより長辺縁16bに対して一直線状に延長する延長縁65aと、当該延長縁65aと平行に対向する対向縁66aと、延長縁65aの先端と対向縁66aの先端とを繋いで溝底を形成する底縁67aとにより形成される。この場合、土壌取込孔全閉状態においてロッド部5を押して外管11を押すことにより、土壌取込孔塞体13の傾斜面20aに形成された辺縁部61aが溝62a内に入り、土壌取込孔塞体13が外管11の周方向に回転しないようになるので、土壌採取管装置3は土壌取込孔全閉状態にロックされることになる。よって、土壌採取管装置3の移動中に土壌取込孔18が開いてしまうようなことを防止できる。
尚、図7に想像線で示したように、対向縁66;66aを、延長縁65;65aに対して傾斜する傾斜縁(底縁67;67aから開口部16の中心側に向かうような傾斜縁)に形成すれば、溝62aに対する土壌取込孔塞体13の出入が容易となり、溝62aと土壌取込孔塞体13とによるロック動作及びロック解除動作の確実性が高まる。
図9に示すように、外管11の周面に、外管11の端部開口の一方と開口部16とを連通させる連通溝70を形成した土壌採取管装置3を用いれば、土壌取込孔塞体13を取り付けた状態の内管12を外管11の端部開口の一方を介して外管11の内外に出し入れできるので、土壌採取管装置3で採取した土壌を、より容易に取り出せるようになる。
実施形態1では、土壌採取目標位置50の土壌を土壌採取管装置3で採取した後に土壌採取管装置3を掘削孔51の掘削始点側に引き戻して掘削始点の開口より地上に引き出したが、土壌採取目標位置50の土壌を土壌採取管装置3で採取した後に土壌採取管装置3を掘り抜いた掘削孔51の掘削終点側に押し進めて掘削終点の開口より地上に押し出してもよい。実施形態5による方法は、土壌採取目標位置50から掘削終点までの距離が、土壌採取目標位置50から掘削始点までの距離よりも短い場合に効果的である。
上述した開口部16、土壌取込孔18、土壌取込孔塞体13の形状は上記実施形態で説明した形状以外に形成してもよく、要は、土壌取込孔塞体13の他方の板面13bと他方の長辺縁16bとが接触して土壌取込孔18が塞がれる状態(全閉状態)にできる構成であればよい。
上述した雄ねじ部を雌ねじ部とし、上述した雌ねじ部と雄ねじ部としてもよい。
11 外管、12 内管、13 土壌取込孔塞体、
16 開口部、16b 他方の長辺縁(開口縁)、
26 連結部材側蓋体(蓋体)、36 引出部材側蓋体(蓋体)、
50 土壌採取目標位置、51 掘削孔、60 ロック部。
Claims (3)
- 自由曲線掘削機のロッド部の先端に設けられた掘削ビットにより、掘削始点から土壌採取目標位置を経由して地中を掘り抜いて掘削ビットを地上に出した後、ロッド部の先端より掘削ビットを取り外して、ロッド部の先端に土壌採取管装置を取り付け、地中を掘り抜いた掘削孔内経由で土壌採取管装置を土壌採取目標位置まで戻して土壌採取管装置の内部に土壌採取目標位置の土壌を取り込んでから、当該土壌採取管装置を、掘削孔の掘削始点まで引き戻して地上に出すか、あるいは、掘り抜いた掘削孔の掘削終点まで押し込んで地上に出すことにより、土壌採取管装置の内部に取り込まれている土壌を取り出すようにした地中土壌採取方法であって、
土壌採取管装置は、周面に開口部を有しロッド部を介した回転駆動力を受けて中心軸線を回転中心として回転可能な外管と、外管の中心軸線と同軸に外管内に設置されて周面に土壌取込孔を有した内管と、内管の土壌取込孔における内管の中心軸線に沿った方向に延長する孔縁より外管の開口部を経由して外管の外周面より外側に突出するように設けられた土壌取込孔塞体と、外管の両端開口を塞ぐ蓋体とを備え、地中で外管を一方方向に回転させた場合には、土壌取込孔が開口部を介して地中と連通し、地中で外管を他方方向に回転させた場合には、外管の開口部における外管の中心軸線に沿った方向に延長する開口縁と土壌取込孔塞体とが接触して土壌取込孔が塞がれるように構成されたことを特徴とする地中土壌採取方法。 - 自由曲線掘削機のロッド部の先端に設けられた掘削ビットにより、掘削始点から土壌採取目標位置まで掘削してから掘削ビットを掘削始点に戻して地上に出した後、ロッド部の先端より掘削ビットを取り外して、ロッド部の先端に土壌採取管装置を取り付けるとともに、土壌採取管装置の先端に掘削ビットを取り付け、掘削ビット及び土壌採取管装置を掘削孔内経由で土壌採取目標位置まで戻して土壌採取管装置の内部に土壌採取目標位置の土壌を取り込んでから土壌採取管装置を掘削始点まで戻して土壌採取管装置の内部の土壌を取り出すようにした地中土壌採取方法であって、
土壌採取管装置は、周面に開口部を有しロッド部を介した回転駆動力を受けて中心軸線を回転中心として回転可能な外管と、外管の中心軸線と同軸に外管内に設置されて周面に土壌取込孔を有した内管と、内管の土壌取込孔における内管の中心軸線に沿った方向に延長する孔縁より外管の開口部を経由して外管の外周面より外側に突出するように設けられた土壌取込孔塞体と、外管の両端開口を塞ぐ蓋体とを備え、地中で外管を一方方向に回転させた場合には、土壌取込孔が開口部を介して地中と連通し、地中で外管を他方方向に回転させた場合には、外管の開口部における外管の中心軸線に沿った方向に延長する開口縁と土壌取込孔塞体とが接触して土壌取込孔が塞がれるように構成されたことを特徴とする地中土壌採取方法。 - 土壌採取管装置は、土壌取込孔塞体と外管の開口部の開口縁とが接触して土壌取込孔が塞がれた状態を維持するロック部を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の地中土壌採取方法。
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