JP5315541B2 - 車両用インストルメントパネルの取付構造 - Google Patents
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Description
インストルメントパネルの取付構造としては、従来から様々な構造が知られている。例えば、特許文献1及び2では、インストルメントパネルの先端部の裏面側にクリップを有する取付部材を車幅方向に所定の間隔で複数配置し、この複数の取付部材のクリップにそれぞれボデーカウルのフランジ部を挟み込み、インストルメントパネルをボデーカウルに取り付ける構造が開示されている。
すなわち、インストルメントパネルに設けられる取付部材は、インストルメントパネルの先端部の手前から突出する突出部にネジ等で締結されている。そのため、インストルメントパネルの先端部と取付部材との間に空間が生じ、その先端部の剛性を十分に確保することができなかった。これにより、組み付けた状態において、インストルメントパネルの先端部を手で押したとき等に、その先端部が裏面方向に変形して凹みが生じる等の不具合が発生していた。
上記インストルメントパネルの先端部には、上記ボデーカウルに係合するカウルガーニッシュ部材が連結されており、
該カウルガーニッシュ部材は、上記インストルメントパネルの先端部に沿って車幅方向に延びた本体部と、該本体部から厚み方向上方に突出した複数のリブ部と、上記本体部の先端側に設けられた、上記ボデーカウルのフランジ部に係合する複数の先端係合部とを有し、
上記リブ部は、下方から上方に向かって、車両前後方向における幅寸法が拡大するように形成されており、
上記リブ部の上端部は、上記インストルメントパネルの先端部の裏面に対面するように配置されており、
上記インストルメントパネルの先端部が裏面方向に変形することを、上記リブ部の上端部が上記インストルメントパネルの先端部を裏面側から支持することによって抑制するよう構成されていることを特徴とする車両用インストルメントパネルの取付構造にある(請求項1)。
この場合には、上記カウルガーニッシュ部材に対する上記ボデーカウルの上記フランジ部の係合を容易なものとすることができる。これにより、上記インストルメントパネルの組み付け性をさらに向上させることができる。
この場合には、上記カウルガーニッシュ部材に対する上記ボデーカウルの上記フランジ部の係合をさらに容易なものとすることができる。これにより、上記インストルメントパネルの組み付け性をより一層向上させることができる。
この場合には、上記カウルガーニッシュ部材に対する上記ボデーカウルの組み付け精度を高めることができる。
この場合には、上記リブ部によって上記インストルメントパネルの先端部が裏面方向に変形することを車両前後方向に渡って十分に抑制することができる。これにより、上記インストルメントパネルの先端部の剛性をより一層十分に確保することができる。
この場合には、上記インストルメントパネルに対して上記カウルガーニッシュ部材を十分に固定することができる。これにより、上記カウルガーニッシュ部材の上記リブ部によって上記インストルメントパネルの先端部が裏面方向に変形することを抑制するという効果を十分かつ確実に得ることができる。
なお、上記インストルメントパネルと上記カウルガーニッシュ部材とは、上記構成に加えて又は上記以外の他の構成によって固定して連結することもできる。
本例の車両用インストルメントパネルの取付構造1は、図1〜図5に示すごとく、インストルメントパネル2の先端部21をボデーカウル4に取り付ける構造である。
インストルメントパネル2の先端部21には、ボデーカウル4に係合するカウルガーニッシュ部材3が連結されている。カウルガーニッシュ部材3は、インストルメントパネル2の先端部21に沿って車幅方向に延びた本体部31と、本体部31から厚み方向上方に突出した複数のリブ部32と、本体部31の先端側に設けられた、ボデーカウル4のフランジ部(インナフランジ部421)に係合する複数の先端係合部33とを有する。また、リブ部32の上端部321は、インストルメントパネル2の先端部21の裏面20に対面し、先端部21が裏面方向に変形することを抑制するよう構成されている。
以下、これを詳説する。
また、ウインドシールド5の下端部502の後方には、合成樹脂よりなるインストルメントパネル2が配設されている。
カウルガーニッシュ部材3は、インストルメントパネル2の先端部21に沿って車幅方向に延びて設けられた本体部31と、本体部31から厚み方向上方に突出した複数のリブ部32と、本体部31の先端側に設けられた複数の先端係合部33とを有する。
また、図4に示すごとく、カウルガーニッシュ部材3の下端部302は、インストルメントパネル2のボス部23に対して締結部材62により固定されている。
また、インナパネル42は、接合部40から後方に突出したインナフランジ部421を有している。そして、図3に示すごとく、インナフランジ部421の端部は、カウルガーニッシュ部材3の先端係合部33の嵌合凹部34に嵌合されている。
本例の取付構造1において、インストルメントパネル2の先端部21に連結されたカウルガーニッシュ部材3には、本体部31から厚み方向上方に突出した複数のリブ部32が設けられている。そして、リブ部32の上端部321は、インストルメントパネル2の先端部21の裏面20に対面し、先端部21が裏面方向に変形することを抑制するよう構成されている。
なお、本例では、インストルメントパネル2とカウルガーニッシュ部材3とは、上記以外の複数の箇所においても、締結部材等により固定されている。
2 インストルメントパネル
20 裏面
21 先端部(インストルメントパネルの先端部)
3 カウルガーニッシュ部材
31 本体部
32 リブ部
321 上端部(リブ部の上端部)
33 先端係合部
4 ボデーカウル
421 フランジ部(インナフランジ部)
Claims (5)
- 車両のインストルメントパネルの先端部をボデーカウルに取り付ける車両用インストルメントパネルの取付構造であって、
上記インストルメントパネルの先端部には、上記ボデーカウルに係合するカウルガーニッシュ部材が連結されており、
該カウルガーニッシュ部材は、上記インストルメントパネルの先端部に沿って車幅方向に延びた本体部と、該本体部から厚み方向上方に突出した複数のリブ部と、上記本体部の先端側に設けられた、上記ボデーカウルのフランジ部に係合する複数の先端係合部とを有し、
上記リブ部は、下方から上方に向かって、車両前後方向における幅寸法が拡大するように形成されており、
上記リブ部の上端部は、上記インストルメントパネルの先端部の裏面に対面するように配置されており、
上記インストルメントパネルの先端部が裏面方向に変形することを、上記リブ部の上端部が上記インストルメントパネルの先端部を裏面側から支持することによって抑制するよう構成されていることを特徴とする車両用インストルメントパネルの取付構造。 - 請求項1において、上記カウルガーニッシュ部材の上記先端係合部は、前方に開口する嵌合凹部を有すると共に、該嵌合凹部に上記ボデーカウルの上記フランジ部の端部を嵌合させていることを特徴とする車両用インストルメントパネルの取付構造。
- 請求項1又は2において、上記カウルガーニッシュ部材の上記先端係合部は、上記カウルガーニッシュ部材の先端位置に設けられていることを特徴とする車両用インストルメントパネルの取付構造。
- 請求項1〜3のいずれか1項において、上記リブ部の上端部は、車両前後方向に沿って延びるように配置されていることを特徴とする車両用インストルメントパネルの取付構造。
- 請求項1〜4のいずれか1項において、上記インストルメントパネルと上記カウルガーニッシュ部材とは、上記インストルメントパネルの裏面に設けられた複数のボス部に、上記カウルガーニッシュ部材の上記本体部に設けられた当接片部を当接させ、該当接片部と上記ボス部とを締結部材により固定することによって連結してあることを特徴とする車両用インストルメントパネルの取付構造。
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