Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP5306613B2 - 先端傾斜面タービンブレード - Google Patents

先端傾斜面タービンブレード Download PDF

Info

Publication number
JP5306613B2
JP5306613B2 JP2007204372A JP2007204372A JP5306613B2 JP 5306613 B2 JP5306613 B2 JP 5306613B2 JP 2007204372 A JP2007204372 A JP 2007204372A JP 2007204372 A JP2007204372 A JP 2007204372A JP 5306613 B2 JP5306613 B2 JP 5306613B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
land
aerofoil
turbine blade
cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007204372A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008051094A (ja
Inventor
ケビン・サミュエル・クレイシング
チン−パン・リー
ポール・ハッドリー・ヴィット
ブライアン・デイビッド・キース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2008051094A publication Critical patent/JP2008051094A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5306613B2 publication Critical patent/JP5306613B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/14Form or construction
    • F01D5/20Specially-shaped blade tips to seal space between tips and stator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2240/00Components
    • F05D2240/20Rotors
    • F05D2240/30Characteristics of rotor blades, i.e. of any element transforming dynamic fluid energy to or from rotational energy and being attached to a rotor
    • F05D2240/307Characteristics of rotor blades, i.e. of any element transforming dynamic fluid energy to or from rotational energy and being attached to a rotor related to the tip of a rotor blade
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/20Three-dimensional
    • F05D2250/29Three-dimensional machined; miscellaneous
    • F05D2250/292Three-dimensional machined; miscellaneous tapered
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/70Shape
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/70Shape
    • F05D2250/71Shape curved
    • F05D2250/711Shape curved convex
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/70Shape
    • F05D2250/71Shape curved
    • F05D2250/712Shape curved concave
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2260/00Function
    • F05D2260/20Heat transfer, e.g. cooling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

本発明は、一般的にガスタービンエンジンに関し、より具体的には、ガスタービンエンジンにおけるタービンブレードに関する。
ガスタービンエンジンでは、空気が、圧縮機内で加圧され、燃焼器内で燃料と混合されて燃焼ガスを発生する。様々なタービン段が、燃焼ガスからエネルギーを取り出してエンジンに動力を供給し、加工品を生産する。
高圧タービン(HPT)が、燃焼器の直後に後続して、最高温の燃焼ガスからエネルギーを取り出し、1本のドライブシャフトを介して上流の圧縮機に動力を供給する。低圧タービン(LPT)が、HPTに後続して、燃焼ガスから更なるエネルギーを取り出し、もう1本のドライブシャフトに動力を供給する。LPTは、航空機用ターボファンエンジン用途における上流ファンに動力を供給し、或いは船舶及び産業用途の外部シャフトに動力を供給する。
エンジン効率および燃料消費率(SFC)は、最新のガスタービンエンジンにおける主要な設計目標である。様々なタービンロータのブレードおよびそれらの対応するノズル翼形部は、正確に構成される空気力学的な表面を有して、その速度および圧力の分布を制御し、空気力学的な効率を最大化する。
ブレードおよび翼形部の対応するエアロフォイルは、対向する前縁および後縁の間において翼弦内を軸方向に延在する略凹状の圧力側および略凸状の吸込み側を有する。エアロフォイルは、半径方向断面において三日月形の輪郭を有し、前縁から最大幅領域まで幅が急速に増大して、その後、後縁まで幅が徐々に減少する。
更に、エアロフォイルの周方向または直交方向における対向する側面は、根元から先端までの範囲において半径方向に延在する。エアロフォイルは、典型的には、超合金金属の鋳造物によって形成される薄い側壁を有し、効率を最大限にしつつ作動の間エアロフォイルを効率的に冷却すべく全てが詳細に調製される様々な実施例を有する内部冷却回路を備えている。
しかし、タービンエアロフォイルの空気力学的な設計は、その列全体における個々のエアロフォイルの三次元(3D)的な構成に照らして著しく複雑であり、作動の間にエアロフォイルの間に流路指定される燃焼ガスの流れもまた、それに対応して複雑である。設計および環境に関するこの複雑さに追加されるものは、作動の間に周囲の静止シュラウドの内部において高速で回転するタービンブレードの半径方向外側の先端の回りにおける特殊な流れ領域である。
ブレード先端およびタービンシュラウドの間における動作のクリアランスすなわちギャップは、回転する先端および静止シュラウドの間における不都合な摩擦なしにブレードおよびシュラウドの熱伸縮をも許容しつつ、それを介する燃焼ガス流の漏出を最小限にする実際的な程度まで小さいものでなければならない。
動作の間、タービン列における各ブレードは、支持ロータディスクを駆動し、エアロフォイル吸込み側が対向するエアロフォイル圧力側に至るまで回転させる。エアロフォイルは、典型的には、ロータディスクの周辺から半径方向において根元から先端まで捻れていて、その前縁は、協働するノズル翼形部の傾斜放出スワール角度に適合すべくエンジンの軸方向中心線の軸に対して斜め上流を向いている。燃焼ガスは、概ね軸方向下流の方向に流れ、周方向または接線方向の成分を先ず初めに1つの流れ方向においてエアロフォイル前縁に連動させ、続いて、その後縁の全体にわたってエアロフォイルを異なった流れ方向に残しておく。
エアロフォイルの圧力側および吸込み側は、それらの間における差圧と高温燃焼ガスからのエネルギー抽出とを最大化すべく、対応して異なっている3D輪郭を有する。凹状圧力側および凸状吸込み側は、前縁および後縁の間において且つ根元から先端まで対応して変化する、異なった速度および圧力の分布をもたらす。しかし、必要な先端クリアランスにおけるエアロフォイル先端を越えて漏れ出す燃焼ガスは、例えあったとしても、役に立つ仕事は殆ど何も実行しない。
更にタービンブレードの設計を複雑にすることは、結果として、作動の間にそれを越えて漏れ出す燃焼ガスの中に浸されて、作動の間におけるタービンブレードの長い有効寿命を保証すべくその適当な冷却を必要とする、露出したブレード先端となる。
最新のタービンブレード設計は、典型的には、前縁から後縁にまで至るエアロフォイルの圧力側および吸込み側の小さな半径方向拡張部であるスキーラ先端リブを組み込んでいる。それらの先端リブは、典型的には、断面が長方形であり、直交方向または周方向に離間して配置され、典型的には中空であるエアロフォイルおよびその中における内部冷却回路を取り囲む一体的な先端フロアを有するエアロフォイルの頂上に開放先端空洞を形成する。
小さな先端リブは、先端摩擦の場合に先端フロアおよび内部冷却回路を不都合な損傷から保護する犠牲的な材料を提供する。それらの先端リブは、燃焼ガス流フィールドの複雑さを増大させて、タービン効率、流れ漏出および先端冷却に影響を及ぼす局所的な二次的フィールドを導入する。
燃焼ガスの主要な流れ方向は、隣接するブレードの間に形成される流れ通路内の軸方向下流の方向である。その軸方向の流れもまた、各々のエアロフォイルの根元から先端まで半径方向に沿って変化する。これらの軸方向および半径方向の流れの変動は、燃焼ガスが各々のエアロフォイルの圧力側および吸込み側の間において漏出するエアロフォイル先端を越える場所では更に大きくなる。
従って、その先行技術は、タービン効率、先端漏出および先端冷却を包含する種々の問題および性能検討事項に対処する様々なタービンブレード先端の構成で満たされている。これらの3つの重要な検討事項は、少なくとも部分的には相互依存関係にあるが、エアロフォイル先端における種々の圧力側および吸込み側の全体にわたり且つ前縁および後縁の間におけるその複雑な3D的流れは、その評価を非常に複雑にする。
米国特許第3,635,585号 米国特許第3,781,129号 米国特許第4,010,531号 米国特許第4,142,824号 米国特許第4,390,320号 米国特許第4,424,001号 米国特許第4,606,701号 米国特許第4,893,987号 米国特許第4,940,388号 米国特許第4,893,987号 米国特許第4,992,025号 米国特許第5,261,789号 米国特許第5,282,721号 米国特許第5,476,364号 米国特許第5,503,527号 米国特許第5,660,523号 米国特許第5,564,902号 米国特許第5,660,523号 米国特許第5,720,431号 米国特許第6,039,531号 米国特許第6,059,530号 米国特許第6,086,328号 米国特許第6,164,914号 米国特許第6,224,336号 米国特許第6,527,514号 米国特許第6,554,575号 米国特許第6,595,749号 米国特許第6,672,829号 米国特許第6,790,005号
しかし、最新のコンピュータ計算流体力学(CFD)は、ガスタービンエンジンにおける複雑な3D的流れを数学的に分析する能力を向上させる強力なソフトウェアを包含していて、タービンブレード設計における更なる改善が実現され得るメカニズムを提供する。
例えば、先端の流れ漏出を削減し、或いはタービン効率を上昇させ、或いは先端冷却を向上させ、或いは別個であるかまたは一緒にしたこれらのファクタの何らかの組合せによって、タービンブレード先端の設計を改善することが所望されている。
タービンブレードは、先端フロアから延在して先端空洞を形成する第1および第2の先端リブを包含する。出口傾斜面は、それらのリブに架橋し、フロアから後方に向かって高さを増す。
図1は、ガスタービンエンジンのHPTにおいて使用される例示的な第1段タービンロータブレード10を示す。ブレードは、典型的には、一体的なワンピース組立体において、エアロフォイル12と、その根元におけるプラットフォーム14と、支持ダブテール16とを備えて、超合金金属から鋳造される。
ダブテール16は、図1に示された軸方向進入ダブテールのような任意の従来的な形態を有していても良く、それが、ブレードを支持ロータディスク(図示せず)の周辺における対応するダブテールスロットの中に取り付ける。ディスクは、互いに離間して周方向に配置されるブレードの列全体を保持し、ブレード間流れ通路をその間に形成する。
動作の間、燃焼ガス18は、エンジン(図示せず)の燃焼器内において生成され、そこからエネルギーを抽出して支持ロータディスクに動力を供給する対応タービンブレード10の全体にわたって適切に下流に流路指定される。個々のプラットフォーム14は、燃焼ガスのための半径方向内側の境界線を提供し、タービンブレードの列全体において隣接プラットフォームに対して隣接する。
図1および2に示されたエアロフォイル12は、対向する前縁および後縁24,26の間で翼弦内において軸方向に延在する周方向または直交方向の対向する圧力側および吸込み側20,22を包含し、エアロフォイルの根元28からの範囲において半径方向に延在して、半径方向外側の先端キャップすなわち先端30において終端する。エアロフォイルの圧力側20は、前縁および後縁の間において略凹状であり、前縁および後縁の間における略凸状のエアロフォイルの吸込み側22を補完する。
エアロフォイルの圧力側および吸込み側20,22の外側表面は、ガスからのエネルギー抽出を最大化すべく作動の間にその全体にわたって対応する燃焼ガスの速度および圧力の分布をもたらすように従来的に構成される典型的な三日月形の形状または輪郭を有する。
図2は、燃焼ガスからエネルギーを抽出するために必要に応じてエアロフォイルの根元から先端まで適切に変化するエアロフォイルおよびその典型的な三日月形の輪郭の例示的な半径方向断面を示す。様々な半径方向断面に共通するものは、前縁24からエアロフォイルの翼弦中央の直前における最大幅のハンプ位置まで後方に向かって急速に直交方法の幅を増大させるエアロフォイルであり、その後、エアロフォイルは狭隘または薄手の後縁26まで幅を徐々に減少させる。
エアロフォイル12は、典型的には中空であり、前縁の後および後縁の前における対応する流れ通路内において終端する図示の2つの3通路蛇行回路のような任意の従来的な構成を有し得る内部冷却回路32を包含する。冷却回路は、プラットフォームおよびダブテールを貫通して延在し、ダブテールのベースにおける対応する入口が、任意の従来的な様式に従ってエンジンの圧縮機(図示せず)からの加圧冷却空気34を受容する。
このようにして、ブレードは、根元から先端まで且つ前縁および後縁の間において、内部の冷却空気によって内部的に冷却され、その冷却空気は、その後、従来的なサイズおよび構成のフィルム冷却孔の様々な列における薄手のエアロフォイル側壁を介して排出され得る。
エアロフォイルの前縁が典型的には最も高温の進入燃焼ガスに曝されるので、その専用冷却が、任意の適切な様式に従って提供される。そして、エアロフォイルの薄手の後縁領域は、典型的には、消費した冷却空気の一部を排出する圧力側後縁の冷却スロットの列を包含する。
上述のように、図1において初めに示されたタービンエアロフォイル12は、正確に構成された3D的な外側輪郭を有し、その輪郭は、前縁24から後縁26まで軸方向下流の方向に流れるとき、それに対応して燃焼ガス18の速度および圧力の分布に影響を与える。それらのブレードは、支持ディスクの周辺に取付けられ、作動の間に回転し、それが、エアロフォイルの範囲に沿った燃焼ガスの典型的には外側方向の移動を備えて、燃焼ガスにおける第2の流れフィールドを生成する。
更にまた、エアロフォイルの圧力側20上の燃焼ガスの相対的な圧力は、エアロフォイルの吸込み側に沿った圧力より高いものであり、作動の間におけるブレードの対応する回転と共に、作動の間に露出エアロフォイル先端30を越えて上向き半径方向に流れるので、燃焼ガス流フィールドにおける第2または第3の影響を更に導入する。
上述のタービンロータのブレードは、例えばHPTの第1段を包含して、ガスタービンエンジン用の構成および作動において従来的なものであっても良い。従来的なブレードは、その後、以下で説明するように、エアロフォイル先端30において、それぞれにエアロフォイルの圧力側および吸込み側すなわち側壁20,22の半径方向の一体的な拡張部であり、それに対して輪郭または湾曲において整合するようにした第1および第2のスキーラ先端リブ36,38を包含させるべく修正されても良い。
第1リブすなわち圧力側リブ36は、エアロフォイルの凹状圧力側20の形状または輪郭に対して翼弦方向に整合し、それに対応して、第2リブすなわち吸込み側リブ38もまた、エアロフォイルの凸状吸込み側22に対して翼弦方向の輪郭において整合する。
図1および図3に示す2つのリブ36,38は、内部冷却回路32を取り囲む共通の先端フロア40から半径方向外向きに延在する。先端フロア40は無孔性であっても良く、或いはエアロフォイルの内部から消費した冷却空気を排出する小さな冷却孔または大きなダスト穴を包含していても良い。
2つのリブ36,38は、軸方向または翼弦方向に対向する前縁および後縁24,26の間においてエアロフォイルのそれぞれの圧力側および吸込み側20,22に沿って連続的に延在し、先端凹部すなわち空洞42のための全周囲境界線を形成して提供する。先端空洞は、好ましくは先端フロアの上において共通の安定した高さを有する周囲の先端リブ36,38に対して面一である開放口すなわち入口を備えて外向き半径方向に向いている。
図3において図式的に示されるように、作動の間、燃焼ガス18は、エアロフォイル前縁24に沿って分裂して、エアロフォイルの対向する圧力側および吸込み側に沿って下流方向に流れる。これらの燃焼ガスの幾分かは、半径方向外向きに移動してエアロフォイル先端を越えて流れ、開放先端空洞42に進入する。開放先端空洞の内部において、燃焼ガスは、第2または第3の流れフィールドおよび渦巻きを展開させて、後縁26に向かって後方に流れる。
従って、エアロフォイル先端は、薄手の後縁26の近傍において対向する先端リブ36,38に対して直交方向に架橋する排出傾斜面すなわち出口傾斜面44を包含させるべく詳細に修正される。出口傾斜面は、先端フロア40の後方端に対するその接合部から後縁に向かって後方に隆起しすなわち高さを増す。
出口傾斜面44は、図4では、エアロフォイルの翼弦方向軸に沿った長手方向の輪郭で示され、図5では、対向する圧力側および吸込み側の間におけるエアロフォイルの幅を横断する直交方向断面で示されている。出口傾斜面は、前縁24に向かって前方に延在して、2つのリブ36,38の間において先端フロア40の後方端に対して滑らかに融合する前方ランド46を包含する。更に、傾斜面は、後縁26に向かって後方に延在して、エアロフォイル先端の外側すなわち頂部の表面に対して滑らかに融合する後方ランド48をも包含する。
2つのランド46,48は、前方ランド46が高い後方ランド48よりも高さが低くなるようにして、先端空洞の対向する部分に対して別様に融合するように別様に構成される。出口傾斜面44は、好ましくは、前方ランド46から高い後方ランド48まで外側方向に傾斜し或いは傾けられる中央ランド50をも包含する。
図3から図5は、エアロフォイルの凹状圧力側20および凸状吸込み側22が後縁26に向かって共に後方に収束することを示している。先端リブ36,38もまた、それらがエアロフォイル側面の外側端部と共に一体的であるので、同様に共に後方に向かって収束する。
先端空洞42は、2つのリブ36,38によって完全に画成されるので、それ自身もまたエアロフォイル後縁に向かって幅が後方に収束する。2つのリブ36,38は、前縁24において前方リブ接合部を共有し、その後、発散して、後縁におけるもう1つの接合部まで直交方向の間隔を置いて後方に収束する。
特に、エアロフォイル後縁26は、比較的薄手であり、2つの薄手リブ36,38は、共通の後方リブ接合部52における後縁の直上流において互いに平行に接合し或いは融合する。リブ接合部は、2つのリブ36,38の各々よりも初めは幅広であり、典型的には、従来的な慣行において共通のリブ部における薄手の後縁26に向かって後方に収束する。
従って、出口傾斜面44は、それが後方のリブ接合部52においてその最小幅に収束する先端空洞42の後方端部において導入される。出口傾斜面は、より低い高さの先端フロア40からより高い高さのリブ接合部52まで空気力学的にスムーズな移行部を提供し、先端フロア40の上における共通でありすなわち面一である高さにおいて共通の半径方向外側の外部表面を2つのリブ36,38と共に共有する。
図5は、タービンロータのブレードの列全体を取り囲んで、シュラウドの内側表面とエアロフォイル先端の半径方向外側の外部表面との間における比較的小さな半径方向クリアランスすなわちギャップを提供する従来的なタービンシュラウド54の一部を示している。動作の間に、燃焼ガス18の一部は、エアロフォイル圧力側から対向するエアロフォイル吸込み側に向かって先端クリアランスを介して直交方向に漏出する。
図3から図5に示される出口傾斜面44の導入は、エアロフォイル先端空洞42から排出されて、エアロフォイルの後縁領域を越えて漏れ出す燃焼ガスに遭遇する燃焼ガスのための空気力学的にスムーズな移行部を提供する。
図4は、燃焼ガスの空気力学的にスムーズな移行部を提供する、エアロフォイルの翼弦方向または軸方向における出口傾斜面44の好適な輪郭すなわち外形を示している。先端空洞の後方端部から排出される燃焼ガスの流れ分離を削減し或いは取り除き、それに対応して、それに付随する圧力損失を削減することが所望されている。
図示の通り、傾斜面44は、傾斜面それ自体の始点における先端空洞42の対応する深さDよりも好ましくは大きいものであるその長手方向または翼弦方向における全長Lを有する。
傾斜面44は、好ましくはそれに沿って流れる燃焼ガスの流れ分離を最小化するに足るほど十分に浅いものである鋭角傾斜すなわち傾斜面角度Aにおいて、後方に向かって傾斜されすなわち隆起する。傾斜面傾斜角度は、流れ分離に影響を及ぼす流れ特性に応じて約15度から約60度であっても良い。
図5に示すように、傾斜面44は、前方および後方のランド46,48の間における幅Wが後方に向かって減少しすなわち収束するものであり、それと同時に、傾斜面は、それらの間において高さを増す。
この構成では、出口傾斜面44の直上における先端空洞の後方部分は、傾斜面を越える下流の流れ領域を減少させ、それに対応して、それに沿って流れる燃焼ガスを加速する。この局所的な流れの加速は、燃焼ガスの速度および運動量を増大させて、タービンブレードの空気力学的な性能を向上させる。
図4は、前方および後方のランド46,48が、傾斜面の長手方向または下流の方向においてそれぞれに先端フロア40およびリブ接合部52に対して別様に融合する様式を示している。前方ランド46は、好ましくは翼弦方向において凹状であり、外側方向に向いていて、比較的平坦な先端フロア40に対して滑らかに融合する。それに対応して、後方ランド48は、好ましくは、それがリブ接合部52の外側表面に対して融合する場所において外側方向に凸状である。
図5に示すように、出口傾斜面44は、好ましくは2つの対向するリブ36,38の間におけるその直交方向の幅に沿って真直であり、比較的小さな弧状フィレットによってそれに対して接合される。出口傾斜面の幅Wは、その利益を低下させるかまたは取り除いてしまう約30ミル(7.6ミリメータ)の適当な最小限の値よりも小さいものであってはならない。先端空洞または出口傾斜面の何れかが余りに狭隘であるならば、狭隘な領域内においてエアロフォイル先端を越えて漏れ出す燃焼ガスは、例えあるとしても、空気力学的な性能を僅かにのみ改善させて、空洞のそのような狭隘な部分を単純に越えて流れ出すだけである。
上述のように、出口傾斜面の全長Lは、先端空洞の深さDより好ましくは大きいものであり、燃焼ガスを空洞から滑らかに出して流路指定する適切な段階的移行部を有するためにはその深さの約3倍であっても良い。中央ランド50は、前方ランド46よりも好ましくは翼弦方向に長いものであり、それに対して滑らかに且つ同延的に融合する。更に、中央ランド50は、後方ランド48よりも好ましくは長いものであり、ここでもまた、それに対して滑らかに且つ同延的に融合する。
このようにして、前方および後方のランド46,48は、それに対応して出口傾斜面の底部および頂部において異なった移行部を提供しても良く、中央ランド50が先端空洞の深さの対応する大部分の全体にわたって長い移行部を提供することになる。
前方ランド46が好ましくは凹状であり、後方ランド48が好ましくは凸状であるので、中央ランド50は、空気力学的な性能を向上させるべく、任意の適当なものであり、且つ好ましくは異なっている輪郭をそれらの間において有しても良い。例えば、中央ランド50は、燃焼ガスを先端空洞から効率的に排出させるべく、前方および後方ランドの間において翼弦方向に真直であっても良い。
図1、図3、図5に示される例示的な実施例では、2つの先端リブ36,38は、エアロフォイルの圧力側および吸込み側を完全に画成して、単一の出口傾斜面44になるように後方に向かって収束する単一の先端空洞42を形成する。このようにして、先端漏出ガスの幾分かは、前縁24の近傍において第2リブ38を越えて漏れ出し、先端空洞42に進入して、出口傾斜面44に向かって後方に流れる。2つのリブ36,38の後方端部によって画成される出口傾斜面は、その後、先端空洞から排出されるガスを加速する。先端空洞の内部において失われる圧力がより少なくなり、それに対応して、そのことが、空洞の圧力を増大させ、続いて、エアロフォイル先端を越える漏出を削減する。
出口傾斜面44は、第1リブ36の実質的な全長にわたって延在する弧状フレア56のようなその他の機構と組み合せて、図1から図5に示されたタービンロータのブレードに導入されても良い。フレア56は、エアロフォイル圧力側20から半径方向外側に向かって発散し、先端シュラウドクリアランスを介する燃焼ガスの流れに対する抵抗を増大させる。
CFD分析が、フレア56を備えたものおよびそれを欠いたものに関して、更には、その他の点では従来的である第1および第2の先端リブ36,38の性能に影響を与える出口傾斜面またはフレアの何れかを欠いた基準エアロフォイル先端に関しても、図1から図5に示された例示的なエアロフォイル先端に対して実行された。
フレアを欠いた実施例において、エアロフォイル先端を越える燃焼ガスの漏出は、出口傾斜面を導入することによって大きく削減され得るものであり、タービン効率の大きな改善もまた獲得され得る。
図3および図5に示された出口傾斜面44および圧力側先端フレア56の両者を包含する組合せの実施例の場合には、例えば、先端漏出における検知可能な変化は、何も観察されなかった。しかし、フレアの導入は、出口傾斜面単独の使用から獲得されるタービン効率を更に増大させる。
出口傾斜面44の相対的な単純さに照らして、それは、1つまたはそれ以上の先端空洞を有するタービンロータのブレードの様々なその他の実施例において使用されても良い。
例えば、図6は、図1に示されたタービンブレードに関するフレア56を欠いた代替的な先端の構成を示している。この構成の場合には、1つまたはそれ以上の先端バッフル58が、出口傾斜面44の前方において2つのリブ36,38に直交して架橋している。図6では、先端バッフル58の2つが設けられ、翼弦方向に離間して配置され、エアロフォイルの対向する側面に架橋する3つの先端空洞すなわちポケットを形成している。
上述の出口傾斜面44は、図6における最後の先端空洞または後方の先端空洞に対して同様に導入されても良く、リブ接合部52を越えてそこから後方に滑らかに燃焼ガスを排出する。この実施例では、出口傾斜面の中央ランドは、翼弦方向において僅かに凸状であっても良く、凸状の後方ランドに融合する。
図7は、別様に構成される先端バッフル60が前縁24の近傍における第2リブ38の前方部分から後縁26の前方における同じ第2リブ38の後方部分まで翼弦方向に延在する、フレア付きエアロフォイル先端の更にもう1つの実施例を示している。翼弦方向バッフル60は、エアロフォイル先端を、圧力側20に沿って延在する第1先端空洞42と、エアロフォイル先端の最大幅の領域内において吸込み側22に沿って延在する第2先端空洞42とに分岐させる、
この実施例では、2つの先端空洞42の各々は、その後方端部において出口傾斜面44の対応するものを包含しても良い。先端バッフル60の後方端部は、第2リブ38の中間部分に融合して、2つのリブ36,38の後方端部の間におけるリブ接合部52のような対応するリブ接合部を提供する。
両者の先端空洞42は、下流の方向に収束し、対応する出口傾斜面44は、その中に導入され得るものであり、2つの空洞の各々からの燃焼ガスの空気力学的にスムーズな排出を提供して、吸込み側の第2リブ38の対応する部分を越えて排出させる。
図8は、別様な先端バッフル62が前縁24の近傍における第2リブ38の前方部分から後縁26の前方における対向する第1リブ36の中間部分まで後方に向かって翼弦方向に延在する、フレアを欠いたエアロフォイル先端の更にもう1つの実施例を示している。翼弦方向の先端バッフル62は、エアロフォイル先端を、圧力側20に沿った第1先端空洞42と、吸込み側22に沿った第2先端空洞42とに分岐させる。2つの先端空洞の各々は、その後方端部において出口傾斜面44のそれぞれのものを包含しても良い。
図7では、先端バッフル60は、第2リブ38の凸状輪郭に対向し且つその反対方向にあり第1リブ36の凹状輪郭にも対向する、翼弦方向輪郭を有する。図8では、先端バッフル62は、第2リブ38の凸状輪郭と同様であり或いはそれに整合し且つ第1リブ36の凹状輪郭にも整合する、翼弦方向輪郭を有する。
図7および8に示された両者の実施例では、それぞれの先端バッフル60,62は、エアロフォイル先端を、共通の後縁26に向かう後方の方向において延在する2つの空洞になるように直交方向に分岐させる。両者の実施例における両者の空洞は、エアロフォイルが後縁に向かって収束するにつれて収束する。そして、収束する出口傾斜面44は、タービン効率および先端フロー漏出における同様な利点を求めて、両者の実施例における両者の空洞の後方端部に導入されても良い。
以上に開示した様々なエアロフォイル先端の様々な実施例は、タービンロータのブレードの異なった空気力学的な性能を結果として生じる。エアロフォイルの圧力側および吸込み側の全体にわたって下流に流れるときの燃焼ガスの速度および圧力の分布は、それに対応して、その様々な設計に応じてエアロフォイル先端の全体にわたって変化する。
それ故、以上に開示した出口傾斜面44の特殊な構成およびサイズは、個々のエアロフォイル先端設計が、例えあるとしても僅かなその流れ分離のみを備えて、対応する出口傾斜面を越えて先端空洞から燃焼ガスを排出させることを要求するので、変化しても良い。先端空洞を介する先端ガスの流れにおける圧力損失を削減することは、それに対応して、先端空洞における圧力を増大させて、エアロフォイル先端を越える先端流れ漏出を削減する。
出口傾斜面を越えて排出される空洞の流れは、より高い速度およびより高い運動量まで加速され、それに対応して、別様に構成されるエアロフォイル先端における出口傾斜面の様々な設計および様々な配置のための様々な量においてタービン効率を改善する。
本文では本発明の好適且つ例示的な実施例であると考慮される内容が説明されてきたが、本発明のその他の修正が、本文における教示内容から当該分野の技術者にとっては明白であり、それ故、そのような全ての修正は、本発明の本質的な精神および範囲の中に納まるものとして添付請求項の中において保証されるように所望される。
従って、特許によって保護を求めるものは、特許請求の範囲に記載された請求項において規定され識別される発明である。
本発明は、好適且つ例示的な実施例に従って、更なる目的およびその利点と共に、添付図面に関連して考慮される以下の詳細な説明において更に詳細に説明される。
例示的なタービンロータのブレードの一部断面等角投影図である。 図1に示され、線2−2に沿って捕捉されたタービンのエアロフォイルを介する半径方向断面図である。 図1に示されたエアロフォイル先端の正面等角投影図である。 図1に示され、線4−4に沿って捕捉されたエアロフォイル先端の後方端部を介する翼弦方向断面図である。 図3に示され、線5−5に沿って捕捉されたエアロフォイル先端を介する直交方向断面図である。 図1に示されたエアロフォイル先端の代替的な実施例に従った等角投影図である。 図1に示されたエアロフォイル先端の代替的な実施例に従った等角投影図である。 図1に示されたエアロフォイル先端の代替的な実施例に従った等角投影図である。
符号の説明
10 ロータブレード
12 エアロフォイル
14 プラットフォーム
16 支持ダブテール
18 燃焼ガス
20 圧力側
22 吸込み側
24 前縁
26 後縁
28 エアロフォイルの根元
30 先端
32 冷却回路
34 冷却空気
36 第1先端リブ
38 第2先端リブ
40 先端フロア
42 先端空洞
44 出口傾斜面
46 前方ランド
48 後方ランド
50 中央ランド
52 リブ接合部
54 タービンシュラウド
56 フレア
58 先端バッフル
60 先端バッフル
62 先端バッフル

Claims (7)

  1. タービンブレード(10)であって:
    エアロフォイル(12)、プラットフォーム(14)および一体的なダブテール(16)を含み;
    前記エアロフォイル(12)は、対向する前縁および後縁(24,26)の間において翼弦方向に延在し、且つ根元(28)から先端(30)までの範囲において長手方向に延在する、周方向に対向する圧力側および吸込み側(20,22)を有し;
    前記先端(30)は、前記前縁および後縁(24,26)の間において前記圧力側および吸込み側(20,22)に沿って先端フロア(40)から外側方向に延在する第1および第2の先端リブ(36,38)を包含して、先端空洞(42)を形成し;
    出口傾斜面(44)が、前記後縁(26)近傍におけるその後方接合部において前記第1および第2のリブ(36,38)に架橋し、前記先端フロア(40)から後方に向かって高さを増し、
    前記圧力側(20)は凹状であり、前記吸込み側(22)は凸状であり、共に前記後縁(26)に向かって後方に収束し;
    前記第1および第2の先端リブ(36,38)は、それぞれに前記圧力側および吸込み側(20,22)と共に一体的であり、前記先端空洞(42)を前記リブ接合部(52)に達するまで後方に向かって幅を収束させるべく画成し;
    前記傾斜面(44)は後方に向かって幅が収束し、
    前記傾斜面(44)は、前方に向かって前記先端フロア(40)に滑らかに融合する前方ランド(46)と、前記リブ接合部(52)に滑らかに融合する後方ランド(48)と、前記前方ランド(46)から前記後方ランド(48)まで外側方向に傾斜する中央ランド(50)とを包含する、
    タービンブレード(10)。
  2. 前記傾斜面(44)は前記先端空洞(42)の深さよりも大きい長さを有する、請求項1に記載のタービンブレード(10)。
  3. 前記前方および後方のランド(46,48)は、前記先端フロア(40)およびリブ接合部(52)に対して別様に融合する、請求項1に記載のタービンブレード(10)。
  4. 前記前方ランド(46)は翼弦方向に凹状であり、前記後方ランド(48)は翼弦方向に凸状である、請求項1に記載のタービンブレード(10)。
  5. 前記中央ランド(50)は、前記前方ランド(46)より長めであり且つそれに対して滑らかに融合し、更に、前記後方ランド(48)より長めであり且つそれに対して滑らかに融合する、請求項1に記載のタービンブレード(10)。
  6. 前記中央ランド(50)は翼弦方向において真直である、請求項1に記載のタービンブレード(10)。
  7. 前記第1および第2の先端リブ(36,38)は、後方に収束して単一の出口傾斜面(44)になる単一の先端空洞(42)を形成すべく前記圧力側および吸込み側(20,22)を画成する、請求項1に記載のタービンブレード(10)。
JP2007204372A 2006-08-21 2007-08-06 先端傾斜面タービンブレード Expired - Fee Related JP5306613B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/507,116 US8512003B2 (en) 2006-08-21 2006-08-21 Tip ramp turbine blade
US11/507,116 2006-08-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008051094A JP2008051094A (ja) 2008-03-06
JP5306613B2 true JP5306613B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=39032230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007204372A Expired - Fee Related JP5306613B2 (ja) 2006-08-21 2007-08-06 先端傾斜面タービンブレード

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8512003B2 (ja)
EP (1) EP1903183B1 (ja)
JP (1) JP5306613B2 (ja)
CN (2) CN101131094A (ja)
CA (1) CA2597654C (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0724612D0 (en) 2007-12-19 2008-01-30 Rolls Royce Plc Rotor blades
EP2351908B1 (en) * 2008-10-30 2016-08-17 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Turbine blade
GB0901129D0 (en) 2009-01-26 2009-03-11 Rolls Royce Plc Rotor blade
US8157504B2 (en) * 2009-04-17 2012-04-17 General Electric Company Rotor blades for turbine engines
US8186965B2 (en) * 2009-05-27 2012-05-29 General Electric Company Recovery tip turbine blade
US8414265B2 (en) * 2009-10-21 2013-04-09 General Electric Company Turbines and turbine blade winglets
GB201100957D0 (en) * 2011-01-20 2011-03-02 Rolls Royce Plc Rotor blade
US9249670B2 (en) * 2011-12-15 2016-02-02 General Electric Company Components with microchannel cooling
US9429027B2 (en) 2012-04-05 2016-08-30 United Technologies Corporation Turbine airfoil tip shelf and squealer pocket cooling
US9004861B2 (en) * 2012-05-10 2015-04-14 United Technologies Corporation Blade tip having a recessed area
US9957817B2 (en) * 2012-07-03 2018-05-01 United Technologies Corporation Tip leakage flow directionality control
US8920124B2 (en) 2013-02-14 2014-12-30 Siemens Energy, Inc. Turbine blade with contoured chamfered squealer tip
GB201406472D0 (en) * 2014-04-10 2014-05-28 Rolls Royce Plc Rotor blade
US20150300180A1 (en) * 2014-04-22 2015-10-22 United Technologies Corporation Gas turbine engine turbine blade tip with coated recess
US10041358B2 (en) * 2014-05-08 2018-08-07 United Technologies Corporation Gas turbine engine blade squealer pockets
US10012089B2 (en) 2014-05-16 2018-07-03 United Technologies Corporation Airfoil tip pocket with augmentation features
CN104196574B (zh) * 2014-07-15 2016-08-24 西北工业大学 一种燃气涡轮冷却叶片
FR3024749B1 (fr) * 2014-08-05 2016-07-22 Snecma Baignoire de sommet d'aubes d'une turbine de turbomachine
WO2016164533A1 (en) 2015-04-08 2016-10-13 Horton, Inc. Fan blade surface features
US10107108B2 (en) 2015-04-29 2018-10-23 General Electric Company Rotor blade having a flared tip
FR3037974B1 (fr) * 2015-06-29 2017-07-21 Snecma Procede de fabrication d'une aube comportant une baignoire integrant un muret
US20170145827A1 (en) * 2015-11-23 2017-05-25 United Technologies Corporation Turbine blade with airfoil tip vortex control
US10677066B2 (en) 2015-11-23 2020-06-09 United Technologies Corporation Turbine blade with airfoil tip vortex control
US10253637B2 (en) 2015-12-11 2019-04-09 General Electric Company Method and system for improving turbine blade performance
US10830082B2 (en) 2017-05-10 2020-11-10 General Electric Company Systems including rotor blade tips and circumferentially grooved shrouds
US10443405B2 (en) * 2017-05-10 2019-10-15 General Electric Company Rotor blade tip
US20200063571A1 (en) * 2018-08-27 2020-02-27 Rolls-Royce North American Technologies Inc. Ceramic matrix composite turbine blade with lightening hole
US10961854B2 (en) * 2018-09-12 2021-03-30 Raytheon Technologies Corporation Dirt funnel squealer purges
US10801334B2 (en) 2018-09-12 2020-10-13 Raytheon Technologies Corporation Cooling arrangement with purge partition
US11118462B2 (en) * 2019-01-24 2021-09-14 Pratt & Whitney Canada Corp. Blade tip pocket rib
US11136890B1 (en) 2020-03-25 2021-10-05 General Electric Company Cooling circuit for a turbomachine component
US11697996B2 (en) * 2020-08-25 2023-07-11 General Electric Company Blade dovetail and retention apparatus
US11371359B2 (en) 2020-11-26 2022-06-28 Pratt & Whitney Canada Corp. Turbine blade for a gas turbine engine
US12123319B2 (en) 2020-12-30 2024-10-22 Ge Infrastructure Technology Llc Cooling circuit having a bypass conduit for a turbomachine component
US11608746B2 (en) 2021-01-13 2023-03-21 General Electric Company Airfoils for gas turbine engines

Family Cites Families (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3635585A (en) 1969-12-23 1972-01-18 Westinghouse Electric Corp Gas-cooled turbine blade
US3781129A (en) 1972-09-15 1973-12-25 Gen Motors Corp Cooled airfoil
US3854842A (en) * 1973-04-30 1974-12-17 Gen Electric Rotor blade having improved tip cap
US3973874A (en) * 1974-09-25 1976-08-10 General Electric Company Impingement baffle collars
US4010531A (en) 1975-09-02 1977-03-08 General Electric Company Tip cap apparatus and method of installation
US4142824A (en) 1977-09-02 1979-03-06 General Electric Company Tip cooling for turbine blades
US4390320A (en) 1980-05-01 1983-06-28 General Electric Company Tip cap for a rotor blade and method of replacement
US4606701A (en) 1981-09-02 1986-08-19 Westinghouse Electric Corp. Tip structure for a cooled turbine rotor blade
US4424001A (en) 1981-12-04 1984-01-03 Westinghouse Electric Corp. Tip structure for cooled turbine rotor blade
US4497613A (en) * 1983-01-26 1985-02-05 General Electric Company Tapered core exit for gas turbine bucket
US4589823A (en) * 1984-04-27 1986-05-20 General Electric Company Rotor blade tip
US4761116A (en) * 1987-05-11 1988-08-02 General Electric Company Turbine blade with tip vent
US4893987A (en) 1987-12-08 1990-01-16 General Electric Company Diffusion-cooled blade tip cap
US5720431A (en) 1988-08-24 1998-02-24 United Technologies Corporation Cooled blades for a gas turbine engine
GB2227965B (en) 1988-10-12 1993-02-10 Rolls Royce Plc Apparatus for drilling a shaped hole in a workpiece
GB2228540B (en) 1988-12-07 1993-03-31 Rolls Royce Plc Cooling of turbine blades
US5282721A (en) 1991-09-30 1994-02-01 United Technologies Corporation Passive clearance system for turbine blades
US5660523A (en) 1992-02-03 1997-08-26 General Electric Company Turbine blade squealer tip peripheral end wall with cooling passage arrangement
US5261789A (en) 1992-08-25 1993-11-16 General Electric Company Tip cooled blade
US5476364A (en) 1992-10-27 1995-12-19 United Technologies Corporation Tip seal and anti-contamination for turbine blades
JP3416184B2 (ja) * 1993-02-03 2003-06-16 三菱重工業株式会社 ガスタービン空冷動翼の翼先端部の冷却構造
US5361828A (en) * 1993-02-17 1994-11-08 General Electric Company Scaled heat transfer surface with protruding ramp surface turbulators
JP3137527B2 (ja) 1994-04-21 2001-02-26 三菱重工業株式会社 ガスタービン動翼チップ冷却装置
US5503527A (en) 1994-12-19 1996-04-02 General Electric Company Turbine blade having tip slot
US5738491A (en) * 1997-01-03 1998-04-14 General Electric Company Conduction blade tip
JP3453268B2 (ja) 1997-03-04 2003-10-06 三菱重工業株式会社 ガスタービン翼
US6059530A (en) 1998-12-21 2000-05-09 General Electric Company Twin rib turbine blade
US6086328A (en) 1998-12-21 2000-07-11 General Electric Company Tapered tip turbine blade
US6224336B1 (en) * 1999-06-09 2001-05-01 General Electric Company Triple tip-rib airfoil
US6164914A (en) 1999-08-23 2000-12-26 General Electric Company Cool tip blade
US6224337B1 (en) * 1999-09-17 2001-05-01 General Electric Company Thermal barrier coated squealer tip cavity
US6502303B2 (en) * 2001-05-07 2003-01-07 Chromalloy Gas Turbine Corporation Method of repairing a turbine blade tip
US6558119B2 (en) 2001-05-29 2003-05-06 General Electric Company Turbine airfoil with separately formed tip and method for manufacture and repair thereof
US6527514B2 (en) 2001-06-11 2003-03-04 Alstom (Switzerland) Ltd Turbine blade with rub tolerant cooling construction
US6602052B2 (en) * 2001-06-20 2003-08-05 Alstom (Switzerland) Ltd Airfoil tip squealer cooling construction
US6554575B2 (en) * 2001-09-27 2003-04-29 General Electric Company Ramped tip shelf blade
US6672829B1 (en) 2002-07-16 2004-01-06 General Electric Company Turbine blade having angled squealer tip
US6790005B2 (en) 2002-12-30 2004-09-14 General Electric Company Compound tip notched blade
US7270514B2 (en) * 2004-10-21 2007-09-18 General Electric Company Turbine blade tip squealer and rebuild method
US7287959B2 (en) * 2005-12-05 2007-10-30 General Electric Company Blunt tip turbine blade

Also Published As

Publication number Publication date
CA2597654A1 (en) 2008-02-21
CN104594955A (zh) 2015-05-06
EP1903183B1 (en) 2017-07-19
JP2008051094A (ja) 2008-03-06
US8512003B2 (en) 2013-08-20
EP1903183A2 (en) 2008-03-26
CN104594955B (zh) 2016-11-23
CN101131094A (zh) 2008-02-27
CA2597654C (en) 2015-04-07
US20080044289A1 (en) 2008-02-21
EP1903183A3 (en) 2012-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5306613B2 (ja) 先端傾斜面タービンブレード
JP5017064B2 (ja) トリフォリアル先端空洞翼形部
JP5442190B2 (ja) 相似形先端部バッフルエーロフォイル
JP5357992B2 (ja) カスケード先端部バッフルエーロフォイル
JP4876043B2 (ja) フレア先端式タービンブレード
JP4785511B2 (ja) タービン段
JP4953976B2 (ja) 逆先端バッフル式翼形部
JP5671479B2 (ja) 湾曲プラットフォームタービンブレード
JP4716375B2 (ja) 鈍頭翼端タービンブレード
US20100303625A1 (en) Recovery tip turbine blade
JP2015516539A (ja) タービン翼形部の後縁冷却スロット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100802

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120119

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130626

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees