JP5376171B2 - 車両の出力制御装置 - Google Patents
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Description
図2に示すように、トルクベース制御は、運転者のアクセル操作とエンジン回転速度Neに基づき要求トルクの指標としてのアクセル要求Pi算出ブロックB10において図示平均有効圧Pi(アクセル要求Pia)や無段変速機及び車両姿勢制御システム等からの要求トルクに基づき外部要求Pi算出ブロックB12において図示平均有効圧Pi(外部要求Pio)を算出し、アクセル要求Pia及び外部要求Pioに基づき目標Pi算出ブロックB14において目標トルクの指標としての図示平均有効圧Piの目標値(目標Pi)を算出し、目標Piに基づき目標Ec算出ブロックB16において充填効率の目標値(目標Ec)を算出し、目標Ecに基づき目標吸気流量Qt算出ブロックB18において電子制御スロットルバルブを通過する吸入空気流量の目標値(目標吸気流量Qt)を算出し、目標吸気流量Qtに基づき目標スロットルバルブ開度算出ブロックB20において電子制御スロットルバルブの開度の目標値(目標スロットルバルブ開度)を算出し電子制御スロットルバルブに出力信号を供給し、電子制御スロットルバルブの開度情報に基づきスロットルバルブ開度調整ブロックB22において電子制御スロットルバルブの開度を調整し、更にエアフローセンサからの情報に基づき実吸気流量Qr算出ブロックB24において上記調整した電子制御スロットルバルブの開度での実際の吸入空気流量(実吸気流量Qr)を算出し、実吸気流量Qrに基づき実Ec算出ブロックB26において実際の充填効率(実Ec)を算出し、実Ecに基づき実Pi算出ブロックB28において実際の図示平均有効圧Pi(実Pi)を算出するものである。
しかしながら、エンジン回転速度を関数とし、最大Piと最小Piを全てマップ化しているので、トルクベース制御において当該先行技術を適用した場合には、当該マップを追加する必要があり制御用マップが増大し、ひいてはECUのメモリ容量の増大につながり好ましいことでない。
また、請求項4の車両の出力制御装置では、請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記内燃機関は、前記内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出手段を備え、前記吸入空気流量クリップ値設定手段は、予め、前記内燃機関の回転速度毎に前記吸入空気流量クリップ値を設け、更に前記最大トルク算出手段は、前記最大トルクを前記回転速度検出手段にて検出される前記内燃機関の回転速度に応じて算出することを特徴とする。
従って、最大トルクを専用データとしてECUのメモリに設定する必要が無くなるので、ECUのメモリ容量を抑制することができる。
また、要求トルクの算出に吸入空気流量クリップ値より算出される最大トルクを用いており、吸入空気流量調整手段が全開域にある時に最大トルクと同様に吸入空気流量クリップ値を基に設定される燃料噴射量と要求トルクとの整合性を確保することができるので、結果的に出力トルクと燃料噴射量の整合性を確保することができる。
更に、流速比によって要求トルクを現実に即して適正化することにより、従来は臨界域と非臨界域とで別の演算処理を行って推定し或いはキャリブレーションを行って求めていた目標吸気流量を、臨界域と非臨界域とで分けることなく現実に即して適正に推定することが可能である。
請求項2の発明によれば、吸入空気流量クリップ値設定手段は、吸入空気流量調整手段が全開域で吸入空気流量が変動する領域で吸入空気流量の最大値を制限する吸入空気流量クリップ値を算出し、最大トルク算出手段において、当該吸入空気流量クリップ値に当量比と点火時期補正値を加味して内燃機関で出力可能な上限である最大トルクを算出するようにしているので、吸入空気流量クリップ値と当量比と点火時期補正値とから容易に最大トルクを算出するようにしつつ、ECUのメモリ容量を抑制することができる。
図1を参照すると、本発明に係る車両の出力制御装置の概略構成図が示されている。
図1に示すように、エンジン1(内燃機関)は、吸気管噴射型の4サイクル直列4気筒型エンジンであり、図1にはそのうちの1つの気筒についての縦断面が示されている。なお、他の気筒についても同様の構成をしているものとして図示及び説明を省略する。
シリンダブロック2に形成されているシリンダ4内には上下摺動可能にピストン5が設けられている。当該ピストン5はコンロッド6を介してクランクシャフト7に連結されている。
また、シリンダヘッド3とシリンダ4とピストン5で燃焼室9が形成されている。
また、シリンダヘッド3には、燃焼室9に臨むようにして点火プラグ10が設けられている。
また、シリンダヘッド3には、燃焼室9と吸気ポート11との連通及び遮断を行う吸気弁13、燃焼室9と排気ポート12との連通及び遮断を行う排気弁14がそれぞれ設けられている。
当該各カムシャフト17,18の一端には可変バルブタイミング機構(可変動弁手段)19,20が設けられている。
当該可変バルブタイミング機構19,20は、例えば、カムシャフト17,18を駆動するカムスプロケットに油圧式アクチュエータを内蔵しており、この油圧式アクチュエータへの作動油圧の給排により、カム回転位相角を自在に進角及び遅角させることが可能である。当該作動油圧の給排は、例えばオイルコントロールバルブ(可変動弁手段)21,22により行うことができ、当該オイルコントロールバルブ21,22は各可変バルブタイミング機構19,20に設けられ、それぞれの油圧式アクチュエータに対して作動油圧の給排を行うことが可能である。
また、シリンダヘッド3の一側面には吸気ポート11と連通するように吸気マニホールド24が接続されている。当該吸気マニホールド24には吸気圧を検出する吸気圧センサ25が設けられており、吸気上流端には吸気管26が接続されている。
また、吸気管26の上流側には吸入空気流量を検出するエアフローセンサ29が設けられ、吸気管26の吸気上流端にはエアクリーナ30が設けられている。
また、排気マニホールド31には吸気マニホールド24と連通するようにEGRパイプ35が接続されている。当該EGRパイプ35には、排気の吸気への再循環量を調整するEGRバルブ36が設けられている。
また、上記クランク角センサ8、吸気圧センサ25、スロットルポジションセンサ28、エアフローセンサ29、排気圧センサ33、A/Fセンサ34、EGRバルブ開度センサ37及びエンジン1の加減速操作を行うアクセルペダル40のアクセル開度を検出するアクセルポジションセンサ41等の各種センサ類及び例えば無段変速機や車両姿勢制御システム等のエンジンに対する各種外部システム要素50は、車両に搭載されている電子コントロールユニット(ECU)60の入力側に電気的に接続されており、これらセンサ類からの検出情報が当該ECU60に入力される。
図2は、ECU60において周期的に実行される本発明に係る車両の出力制御装置の全体構成を示す制御ブロック図である。
同図に示すように、ECU60には、アクセルポジションセンサ41からのアクセル要求信号やクランク角センサ8により検出されたエンジン回転速度Ne、A/Fセンサ34により検出されたA/F値、吸気圧センサ25により検出された吸気圧、排気圧センサ33により検出された排気圧、EGRバルブ開度センサ37により検出されたEGRバルブ開き度合及びエアフローセンサ29により検出された吸入空気流量(実吸気流量Qr)に基づき要求トルクの指標としての図示平均有効圧Piをアクセル要求Pi(要求Pia)(要求トルク)として算出するアクセル要求Pi算出ブロックB10、外部システム要素50からの外部要求に基づく図示平均有効圧Piを外部要求Pi(要求Pio)として算出する外部要求Pi算出ブロックB12、アクセル要求Piと外部要求Piとに基づき目標トルクの指標としての図示平均有効圧Piの目標値(目標Pi)を算出する目標Pi算出ブロックB14、目標Piに基づき充填効率の目標値(目標Ec)を算出する目標Ec算出ブロックB16、目標Ecに基づき電子制御スロットルバルブ27を通過する吸入空気流量の目標値(目標吸気流量Qt)を算出する目標吸気流量Qt算出ブロックB18、目標吸気流量Qtに基づき電子制御スロットルバルブ27の開度の目標値(目標スロットルバルブ開度)を算出し電子制御スロットルバルブ27に出力信号を供給する目標スロットルバルブ開度算出ブロックB20、スロットルポジションセンサ28からの電子制御スロットルバルブ27の開度情報に基づき電子制御スロットルバルブ27の開度を調整するスロットルバルブ開度調整ブロックB22、エアフローセンサ29からの情報に基づき上記調整した電子制御スロットルバルブ27の開度での実際の吸入空気流量(実吸気流量Qr)を算出する実吸気流量Qr算出ブロックB24、実吸気流量Qrに基づき実際の充填効率(実Ec)を算出する実Ec算出ブロックB26、実Ecに基づき実際の図示平均有効圧Pi(実Pi)を算出する実Pi算出ブロックB28、エンジンがアイドル運転状態にあるとき、実Piに基づきクランク角センサ50により検出されたエンジン回転速度Neが目標アイドル回転速度となるようにエンジン回転速度フィードバック制御(Ne−F/B)を併せて行いながら電子制御スロットルバルブ27のフィードバック制御を行うF/B制御ブロックB30が含まれ、同制御ブロック図に従ってエンジンの運転パラメータを制御する制御プログラムが構成されている。
図3を参照すると本発明の車両の出力制御装置のアクセル要求Pi算出ブロックB10における要求Piaの算出手順が制御ブロック図で示されており、また、図4にはアクセル要求Pi算出ブロックB10における最大図示平均有効圧Pi(最大Pi、最大トルク)の算出手順が制御ブロック図で示されており、以下、同図に基づき本発明に係る要求Piaの算出手順について詳細に説明する。
最大Piは、図4に示すように、クランク角センサ8により検出されたエンジン回転速度Neがエアフローセンサクリップ値設定ブロック(吸入空気流量クリップ値設定手段)B110aに供給され、エアフローセンサクリップ値設定ブロックB110aにおいてエンジン回転速度Neでのエアフローセンサクリップ値(吸入空気流量クリップ値)が設定される。エアフローセンサクリップ値は、エンジン回転速度毎に電子制御スロットルバルブ27の全開域での脈動の影響によるエアフローセンサ信号、即ち吸入空気流量の変動に対し最大値を制限する値であり、予めエンジン回転速度Neをパラメータとして設定する。
また、エアフローセンサクリップ値は、A/F値設定ブロックB110cに供給され、A/F値設定ブロックB110cにおいてエアフローセンサクリップ値に基づいて設定される燃料噴射量とエアフローセンサクリップ値によりA/F値が設定される。
また、エアフローセンサクリップ値設定ブロックB110aにて設定されたエアフローセンサクリップ値や当量比算出ブロックB110dにて算出された当量比や点火時期補正値設定手段により設定される点火時期の進角量或いは遅角量の補正値である点火時期補正値は、最大Pi算出ブロック(最大トルク算出手段)B110eに供給され、最大Pi算出ブロックB110eにて、当量比に応じたトルク増減率と点火時期補正値に応じたトルク増減率とがそれぞれ算出され、エアフローセンサクリップ値、当量比に応じたトルク増減率及び点火時期補正値に応じたトルク増減率に基づき最大Piが算出される。
なお、要求Piasは、要求流速算出ブロックB112に供給される際、気圧補正ブロックB116において気圧補正される。即ち、要求流速マップは標準気圧で設定されていることから、標高に応じて変化する気圧(BPkPa)を標準気圧(101.3kPa)で除した値(BP/101.3)で要求Piasを除し、要求Piasを要求流速マップに適合するように補正する。
この場合にも、上記要求Piasと同様、実流速マップは標準気圧で設定されていることから、実Piを実流速マップに適合するように気圧補正する。
なお、ここでは要求Piasに対応した吸入空気の要求流速と実Piに対応した吸入空気の実流速との比から流速比を求めるようにしているが、要求Piasに対応した吸入空気の要求流速は、目標とする吸気圧での圧力比に対応した吸入空気の要求流速に、実Piに対応した吸入空気の実流速は、吸気圧センサにより検出される現在の吸気圧での圧力比に対応した吸入空気の実流速に置き換えることができる。従って、本来的には、目標とする吸気圧での圧力比に対応した吸入空気の要求流速と現在の吸気圧センサにより検出される吸気圧での圧力比に対応した吸入空気の実流速とに基づいて流速比を求めるようにするのがよい。また、前回の演算周期に吸気圧センサ25により検出される吸気圧と今回の演算周期に吸気圧センサ25により検出される吸気圧とに基づいてそれぞれ要求流速を求めるようにしてもよく、この場合には、前回の演算周期に吸気圧センサ25により検出される吸気圧を、前回の演算周期での要求Piasに対応した吸入空気の要求流速に、今回の演算周期に吸気圧センサ25により検出される吸気圧を、今回の演算周期での要求Piasに対応した吸入空気の要求流速に置き換え、流速比を求めてもよい。以上より容易に要求流速を求め、これらの比から容易に流速比を求めることができる。
そして、このように求められた流速比は、比較ブロックB118において値1.0より大きいか否かが判別される。流速比が値1.0より大きい場合には、求めた流速比がそのまま採用されて要求Piasに乗算され、一方、流速比が値1.0を越えない場合には、値1.0が要求Piasに乗算される。
流速比に基づいて要求Piasが適正化されたら、一次遅れ処理ブロックB120において、適正化された要求Piasに一次遅れ処理を施すことで要求Piaを求める。具体的には、下記一次遅れ式(2)に基づき演算を行う。
ここに、kは適宜設定された一次遅れフィルタ係数であり、aは目標出力としての要求Piaの前回値であり、bは入力としての上記適正化された要求Piasである。
このように、流速比によって要求Piasを現実に即して適正化し、この適正化された要求Piasを一次遅れ処理して要求Piaを求めることにより、従来は臨界域と非臨界域とで別の演算処理を行って推定し或いはキャリブレーションを行って求めていた目標吸気流量Qtを、臨界域と非臨界域とで分けることなく一つの一次遅れ式(2)によって現実に即して適正に推定することが可能である。
従って、最大Piをエアフローセンサクリップ値より算出するようにしているので、最大Piを専用データとしてECUのメモリ(ROM)に設定しておく必要がなく、ECUのメモリ容量を抑制することができる。
また、エアフローセンサクリップ値は、燃料噴射量の算出にも用いられるので、電子制御スロットルバルブ27の開度が全開域にある時には最大Piより決定される要求Piと燃料噴射量との整合性があることとなる。
以上で本発明に係る車両の出力制御装置の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、可変動弁機構として吸気弁13及び排気弁14の開閉タイミングを可変とする可変バルブタイミング機構19,20を用いるようにしているが、これに限るものではなく、必ずしも可変バルブタイミング機構19,20は無くてもよく、吸気弁13或いは排気弁14の少なくともどちらか一方のリフト量或いはリフト量と開閉タイミングを可変とする可変動弁機構を用いるものであってもよい。
8 クランク角センサ(回転速度検出手段)
19,20 可変バルブタイミング機構(可変動弁手段)
21,22 オイルコントロールバルブ(可変動弁手段)
27 電子制御スロットルバルブ(吸入空気流量調整手段)
41 アクセルポジションセンサ(アクセル操作度合検出手段)
50 外部システム要素
60 ECU
B10 アクセル要求Pi算出ブロック
B110 要求負荷率算出ブロック
B110a エアフローセンサクリップ値設定ブロック(吸入空気流量クリップ値設定手段)
B110b EGR率設定ブロック
B110c A/F値設定ブロック
B110d 当量比算出ブロック(当量比算出手段)
B110e 最大Pi算出ブロック(最大トルク算出手段)
Claims (4)
- 内燃機関への要求トルクを算出し、該要求トルクに応じて内燃機関の出力トルクを制御する車両の出力制御装置であって、
前記内燃機関に吸入される吸入空気流量を調整する吸入空気流量調整手段と、
前記吸入空気流量調整手段が全開域であるとき、吸入空気流量の変動に対し該吸入空気流量の最大値を制限する吸入空気流量クリップ値を設定する吸入空気流量クリップ値設定手段と、
前記吸入空気流量クリップ値に基づいて前記内燃機関で出力可能な上限である最大トルクを算出する最大トルク算出手段と、
前記車両に具備されたアクセルの操作度合を検出するアクセル操作度合検出手段と、
前記アクセル操作度合検出手段にて検出されたアクセル操作度合に基づき要求負荷率を算出する要求負荷率算出手段と、
燃焼可能な下限である最小トルクと前記最大トルクと前記要求負荷率に基づき前記要求トルクを算出する要求トルク算出手段と、
現在の実トルクを算出する実トルク算出手段と、
前記要求トルク算出手段により算出された前記要求トルクを実現する前記内燃機関の吸入空気の流速と前記実トルク算出手段により算出された前記現在の実トルクを実現する前記内燃機関の吸入空気の流速との比を流速比として算出する流速比算出手段と、を備え、
前記要求トルク算出手段は、前記流速比が1.0より大きい場合には、前記要求トルクに前記流速比を乗算して前記要求トルクを補正し、前記流速比が1.0を越えない場合には、前記要求トルクに1.0を乗算することを特徴とする車両の出力制御装置。 - 前記内燃機関に吸入される吸入空気に対する当量比を算出する当量比算出手段と、
前記内燃機関の点火時期の基準点火時期に対する進角量或いは遅角量を点火時期補正値として設定する点火時期補正量設定手段とを備え、
前記最大トルク算出手段は、前記吸入空気流量クリップ値に前記点火時期補正値に応じたトルク増減率及び前記当量比に応じたトルク増減率を加味し、或いは前記吸入空気流量クリップ値に前記点火時期補正値に応じたトルク増減率又は前記当量比に応じたトルク増減率を加味して最大トルクを算出することを特徴とする、請求項1に記載の車両の出力制御装置。 - 前記内燃機関は、
前記内燃機関の燃焼室と吸気通路との連通と遮断とを行う吸気弁と、
前記吸気弁の開弁時期或いは開弁量或いは開弁期間のいずれかのうち少なくとも一つを可変可能な可変動弁手段を有していることを特徴とする、請求項1または2に記載の車両の出力制御装置。 - 前記内燃機関は、前記内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出手段を備え、
前記吸入空気流量クリップ値設定手段は、予め、前記内燃機関の回転速度毎に前記吸入空気流量クリップ値を設け、
更に前記最大トルク算出手段は、前記最大トルクを前記回転速度検出手段にて検出される前記内燃機関の回転速度に応じて算出することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載の内燃機関の出力制御装置。
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