JP5212284B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
ハウジングにはロックアームの後端部を覆う保護壁が形成され、この保護壁によってロックアームへの不用意なロック解除操作が阻止されるようになっている。また、保護壁の後端上角部にはR面が形成され、このR面を押圧しながら両ハウジングの嵌合動作を進めるようになっている。
押圧部がロックアームの支点部の嵌合方向後方でかつこの支点部と連結もしくは対向して位置しているから、両ハウジングの嵌合過程で、押圧部を押圧することにより、ハウジングを嵌合方向に沿って真直ぐ押すことができる。したがって、両ハウジングを正しく嵌合させることができる。
また、ロックアームの自由端側に指が廻り込み、指がアーム部の自由端側を押さえ付けることで、ロックアームが不用意に撓み変形されるのを回避できる。その結果、良好なロックフィーリングを得ることができる。
押圧部の幅方向両端間の寸法がアーム部の幅方向両端間の寸法以上に設定されているから、押圧領域を広く確保でき、仮にコネクタが小型であっても、押圧部への押圧操作を行い易い。
引掛部に指が引っ掛かることにより、両ハウジングの嵌合過程で指が滑るのをより確実に防止できる。
前壁によってアーム部の自由端側が保護され、ロックアームが不用意に撓み変形されるのを回避できる。
後壁によってアーム部の基端側及び支点部が保護され、ロックアームが不用意に撓み変形されるのを回避できる。
両ハウジングを離脱させるに際し、解除空間に指を進入させることにより、ロックアームをロック解除方向に容易に撓み変形させることができる。
後壁が前壁と同じ高さ位置又は前壁よりも高い位置に配されているから、前壁が後壁よりも高い位置に配される場合と違って、両ハウジングの嵌合過程で、作業者が誤って前壁を押圧するのを回避できる。
押圧部が両アーム本体のそれぞれと対応して形成されることにより、両ハウジングの嵌合過程で、ロックアームの支点部の嵌合方向後方と対応する部位に押圧力が集中して付与される。このため、ハウジングが嵌合方向に沿って押し込まれ、両ハウジングの嵌合動作の安定性がより高められる。
押圧部の押圧面が支点部の立ち上がり方向に沿って傾斜する斜面とされているから、押圧面に沿って指を宛がい易く、操作性が良好となる。また、斜面が押圧部を認識する上での指標となるため、作業者が誤って押圧部以外の部位を押圧するのを回避できる。
本発明の実施形態1を図1ないし図6によって説明する。実施形態1のコネクタは、ハウジング10と、端子金具60とを備えている。ハウジング10は相手ハウジング80と嵌合可能とされている。なお、以下の説明において前後方向については、ハウジング10及び相手ハウジング80の相互の嵌合面側を前方とする。
両ハウジング10、80を互いに正対させた状態から両ハウジング10、80の嵌合動作を開始する。嵌合の過程では、押圧部32の斜面33を後方から指Fで押圧する。すると、支点部21の後端に前方への押圧力が付与され、ロックアーム19が前方へ真直ぐ押し込まれて、ハウジング10が正規の嵌合姿勢に保たれる。また、嵌合の過程では、ロック爪85の先端にロック本体24が摺接してアーム部22が下方へ撓み変形される。両ハウジング10、80が正規に嵌合されると、アーム部22が弾性復帰することでロック片82の下面をパチンと叩いてロック音が発せられ、それに伴って、ロック爪85がロック孔26に上方から嵌ってロック本体24に係止可能に配される(図1を参照)。これにより、両ハウジング10、80が離脱規制状態に保持される。こうして両ハウジング10、80が正規嵌合された状態では、ロック爪85の上方を前壁28が覆うように配され、平面視したときに、ロック爪85が前壁28によって隠れた状態となる(図5を参照)。
また、押圧部32が両アーム本体23のそれぞれと対応して形成されることにより、両ハウジング10、80の嵌合過程で、ロックアーム19の支点部21の後方と対応する部位に押圧力が集中して付与される。このため、ハウジング10が嵌合方向に沿って押し込まれ、両ハウジング10、80の嵌合動作の安定性がより高められる。
図7は、本発明の実施形態2を示す。実施形態2では、後壁29Aの形態等が実施形態1とは異なっている。その他は実施形態1と同様であり、実施形態1と同様の構成には同一符合を付し、重複する説明は省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)押圧部は支点部の後方でかつ支点部との間に間隔をあけて対向して位置するものであってもよい。
(2)押圧部の幅方向両端間の寸法は、アーム部の幅方向両端間の寸法よりも大きくされていてもよい。
(3)後壁の上端は前壁の上端よりも高い位置に配されていてもよい。この場合にも、実施形態2の効果を享受できる。
(4)ハウジングが雄タブを有する雄端子金具を収容可能な雄ハウジングで、かつ相手ハウジングが雌端子金具を収容可能な雌ハウジングであってもよい。
(5)後壁は省略されてもよい。
10…ハウジング
19…ロックアーム
21…支点部
22…アーム部
23…アーム本体
28…前壁
29、29A…後壁
31…解除空間
32…押圧部
33…斜面
34…引掛部
60…端子金具
80…相手ハウジング
Claims (9)
- 相手ハウジングと嵌合可能なハウジングと、
前記ハウジングから立ち上がる支点部及びこの支点部から嵌合方向前方に延びるアーム部を有する片持ち状でかつ撓み変形可能な形状をなし、正規嵌合時に前記アーム部の係止動作によって両ハウジングを嵌合状態に保持するロックアームと、
前記ハウジングに形成され、前記支点部の嵌合方向後方でかつこの支点部と連結もしくは対向して位置して、嵌合過程で押圧可能な押圧部とを備えることを特徴とするコネクタ。 - 嵌合方向と直交する幅方向に関して、前記押圧部の幅方向両端間の寸法は、前記アーム部の幅方向両端間の寸法以上に設定されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記支点部の立ち上がり端部には、前記押圧部との間に、指の引っ掛かりとなり得る段差状の引掛部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
- 前記ハウジングには、前記アーム部の自由端側を覆う前壁が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載のコネクタ。
- 前記ハウジングには、前記アーム部の基端側及び前記支点部を覆う後壁が形成されていることを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
- 前記前壁と前記後壁との間には、前記両ハウジングの嵌合状態を解除する際に、指の進入を許容する解除空間が保有されていることを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
- 嵌合方向と直交する高さ方向に関して、前記後壁は、前記前壁と同じ高さ位置又は前記前壁よりも高い位置に配されていることを特徴とする請求項6記載のコネクタ。
- 前記アーム部は嵌合方向と直交する幅方向に一対のアーム本体を有し、前記押圧部はそれぞれの前記アーム本体と対応するよう対をなして形成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項記載のコネクタ。
- 前記押圧部の押圧面は、前記支点部の立ち上がり方向に沿って傾斜する斜面とされていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項記載のコネクタ。
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