JP5296340B2 - 在宅医療支援システム - Google Patents
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Description
在宅においては患者が他の患者とコミュニケーションする機会がなく、在宅医療特有の悩みを打ち明けることができない。また、例えば在宅酸素医療の場合、患者の顔にチューブを這わせて酸素吸入を行うため美観を損ない、また外出する場合は酸素ボンベを携帯せねばならない。このため、患者が外出して他者とコミュニケーションする気持ちを阻害してしまい、結果として患者は居宅内に拘束された生活を強いられてしまう。
在宅医療患者が独居しているような場合、患者と別居している親族は患者の健康状態に不安を抱きつつ自己の生活を送る必要がある。また、在宅医療患者の親族が当該患者と同居している場合あっても、患者が外出した場合や親族が外出した場合には患者の状態に不安を抱く。しかしながら、かかる在宅医療患者と親族とのコミュニケーション不足が発生している場合であっても、従来の在宅医療支援システムでは親族が安心できる対策が十分に図られているとは言えない。
在宅医療においては患者と医師や看護士等の医療従事者とのコミュニケーションが不足しがちであり、自分の症状の変化による不安を医療従事者に思うように相談することができない。この結果、在宅医療患者の不安を好適に解消することができず、在宅におけるQOLが低下してしまう場合がある。
在宅医療患者は、在宅医療機器の使い方やメンテナンス方法が分からない場合、故障トラブルが発生した場合等に、在宅医療機器の提供者(当該提供者の連絡担当としてのプロバイダ業者を含む)に問い合わせる必要がある。しかし、在宅医療患者と在宅医療機器の提供者とのコミュニケーションも不足しがちであるため、医療機器のメンテナンスや故障トラブルに対して機器提供者が迅速に対応できず、在宅医療を円滑に実施することができないおそれがある。また、患者が医療機器自体の問題点に気づいているような場合であっても、現状は機器提供者が十分にそれを把握できているとは言えない。
(2) 前記第2の端末は、他の在宅医療患者、前記在宅医療患者の親族、医療従事者および在宅医療機器の提供者のうちの少なくともいずれかに利用されることを特徴とする上記(1)に記載の在宅医療支援システム。
(3) 前記サーバ装置の提供する前記人モデルは、前記在宅医療患者、前記他の在宅医療患者、前記在宅医療患者の親族、前記医療従事者および前記在宅医療機器の提供者のうちの少なくともいずれかを模擬し、本人のみが操作可能であることを特徴とする上記(1)または(2)記載の在宅医療支援システム。
(4) 前記在宅医療機器は、前記医療機器の機器情報、および、使用する前記在宅医療患者の生体情報のうちの少なくともいずれかの情報を送信する手段を備えることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の在宅医療支援システム。
(5) 前記医療機器モデルは、前記医療従事者が前記仮想空間内で前記医療機器モデルを操作することで、遠隔で前記在宅医療機器を操作できることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の在宅医療支援システム。
(6) 前記在宅医療機器は、酸素濃縮器であり、遠隔で酸素供給流量の設定を変更できることを特徴とする上記(5)に記載の在宅医療支援システム。
(7) 前記在宅医療機器は、陽圧呼吸療法装置であり、遠隔で供給圧の設定を変更できることを特徴とする上記(5)に記載の在宅医療支援システム。
(8) 前記サーバ装置は、前記在宅医療患者および前記他者の前記仮想空間へのアクセスを制限する手段を備えていることを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれかに記載の在宅医療支援システム。
(9) 前記第1の端末および前記第2の端末のうち少なくともいずれか一方は、前記仮想空間内に画像を挿入する手段を備えていることを特徴とする上記(1)〜(8)のいずれかに記載の在宅医療支援システム。
(10) 前記第1の端末および前記第2の端末は、テキスト情報、音声情報および動画情報のうち少なくともいずれかの情報であって、前記在宅医療患者および前記他者が前記仮想空間内にてコミュニケーションするための前記情報を送受信可能にする手段を備えていることを特徴とする上記(1)〜(9)のいずれかに記載の在宅医療支援システム。
(11) 前記第2の端末を利用する者の一人に在宅医療機器の提供者が含まれる場合において、前記サーバ装置は、当該在宅医療機器の提供者が利用する第2の端末により前記ネットワークを介して管理可能とされていることを特徴とする上記(1)〜(10)のいずれかに記載の在宅医療支援システム。
(12) 前記第1および前記第2の端末は、前記仮想空間上で、前記他者が利用する人モデルが前記在宅医療患者が利用する人モデルを訪問してきた場合、あるいは前記在宅医療患者が利用する人モデルが前記他者が利用する人モデルを訪問してきた場合に、これを前記在宅医療患者あるいは前記他者に報知する手段を備えていることを特徴とする上記(1)〜(11)のいずれかに記載の在宅医療支援システム。
なお、これら技術は、在宅医療支援システムのみではなく、僻地診療所と中核医療機関とに端末を備えることで、遠隔医療・診断支援システムとして利用可能である。
110 在宅医療患者
111 患者居宅
112 通信端末(第1の端末)
113 医療機器
120 ネットワーク
130 医療機関
131 医療従事者
132 通信端末(第2の端末)
140 医療機器提供者施設
141 医療機器提供者
142 通信端末(第2の端末)
150 他の患者
151 通信端末(第2の端末)
160 患者の親族
161 通信端末(第2の端末)
170 データサーバセンタ
171 サーバ装置
1131 医療機器の制御部
1132 医療機器の駆動部
1133 医療機器のセンサ
210 入力部
211 報知手段
212 表示部
213 音声出力部
220 制御部
221 ログイン手段
222 人モデル選択手段
223 人モデル操作手段
224 画像入力手段
225 会話情報入力手段
226 患者情報入力手段
227 医療機器情報入力手段
228 仮想空間情報取得手段
229 端末側記憶手段
2210 出力制御手段
2211 医療機器遠隔制御手段
1711 サーバ側記憶手段
1712 アクセス制限手段
1713 人モデル情報取得手段
1714 画像情報取得手段
1715 会話情報取得手段
1716 患者情報取得手段
1717 医療機器情報取得手段
1718 仮想空間情報生成手段
1719 記憶制御手段
310 医療機器モデル操作手段
320 医療機器モデル操作情報取得手段
510 サーバ管理手段
Claims (8)
- 在宅医療を支援するシステムであって、
在宅医療患者に利用され、ネットワークに接続された第1の端末と、
前記在宅医療患者に利用され、前記第1の端末もしくは前記ネットワークに接続された在宅医療機器と、
前記在宅医療機器の提供者に利用され、前記ネットワークに接続された第2の端末と、
他の在宅医療患者、前記在宅医療患者の親族、および医療従事者のうちの少なくともいずれかに利用され、前記ネットワークに接続された第3の端末と、
前記ネットワークを介して前記第1の端末、前記在宅医療機器、前記第2の端末、および前記第3の端末に接続され、前記在宅医療患者、前記在宅医療機器の提供者、および他の在宅医療患者、前記在宅医療患者の親族、および医療従事者のうちの少なくともいずれかがアクセス可能な前記ネットワーク上の仮想空間と、前記仮想空間内で操作可能な人モデルと、前記仮想空間内で操作可能な医療機器モデルとを提供するサーバ装置を具備し、
前記在宅医療機器は、前記医療機器の機器情報、および、使用する前記在宅医療患者の生体情報のうちの少なくともいずれかの情報を送信する手段を備え、
前記第1の端末、前記第2の端末、および前記第3の端末は、テキスト情報、音声情報および動画情報のうち少なくともいずれかの情報であって、前記在宅医療患者および前記他者が前記仮想空間内にてコミュニケーションするための前記情報を送受信可能にする手段を備え、
前記医療機器モデルは、前記第3の端末が医療従事者の場合、該医療従事者が前記仮想空間内で前記医療機器モデルを操作することで、遠隔で前記在宅医療機器を操作できることを特徴とする在宅医療支援システム。 - 前記サーバ装置の提供する前記人モデルは、前記在宅医療患者、前記他の在宅医療患者、前記在宅医療患者の親族、前記医療従事者および前記在宅医療機器の提供者のうちの少なくともいずれかを模擬し、本人のみが操作可能であることを特徴とする請求項1に記載の在宅医療支援システム。
- 前記在宅医療機器は、酸素濃縮器であり、遠隔で酸素供給流量の設定を変更できることを特徴とする請求項1又は2に記載の在宅医療支援システム。
- 前記在宅医療機器は、陽圧呼吸療法装置であり、遠隔で供給圧の設定を変更できることを特徴とする請求項1又は2に記載の在宅医療支援システム。
- 前記サーバ装置は、前記在宅医療患者、前記在宅医療機器の提供者、および前記他者の前記仮想空間へのアクセスを制限する手段を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の在宅医療支援システム。
- 前記第1の端末、前記第2の端末、および前記第3の端末のうち少なくともいずれか一方は、前記仮想空間内に画像を挿入する手段を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の在宅医療支援システム。
- 前記サーバ装置は、当該在宅医療機器の提供者が利用する第2の端末により前記ネットワークを介して管理可能とされていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の在宅医療支援システム。
- 前記第1、前記第2、および前記第3の端末は、前記仮想空間上で、前記他者が利用する人モデルが前記在宅医療患者が利用する人モデルを訪問してきた場合、あるいは前記在宅医療患者が利用する人モデルが前記他者が利用する人モデルを訪問してきた場合に、これを前記在宅医療患者あるいは前記他者に報知する手段を備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の在宅医療支援システム。
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