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JP5253855B2 - 空気圧センサ取付構造 - Google Patents

空気圧センサ取付構造 Download PDF

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JP5253855B2
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Description

本発明は、タイヤ空気圧を検知する空気圧センサの取付構造に関する。
従来、車両の各車輪に、タイヤの空気圧を検知する空気圧センサおよび送信機を設け、また、車両の車体にはモニタ装置を配設し、空気圧センサで検出したタイヤ空気圧を送信機によって無線で車体側に送信する一方、車体側のモニタ装置では、この受信した空気圧センサの検出出力に基づいてタイヤ空気圧を監視するようにしたタイヤ空気圧監視装置が提案されている。この種のタイヤ空気圧監視装置では、上記空気圧センサが車輪のホイールのリムに取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
また、上記空気圧センサとしては、そのケーシングにエアバルブ(タイヤバルブ)を突出させて一体的に設けたものが知られている。
特開2006−275909号公報
しかしながら、エアバルブを備えた空気圧センサを上記ホイールに取り付けた場合、エアバルブがホイールのスポークの近傍に配置される場合には、加圧空気充填装置(コンプレッサ)のエアチャックを、エアバルブの接続口に接続する際にスポークが干渉して接続し難くなり、場合によっては、専用のエアチャックを別途に用意する必要が生じる。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、加圧空気充填装置のエアチャックの接続を容易とすることができる空気圧センサ取付構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、ハブ(94)とリム(93)をスポーク(95)で連結するホイール(90)を一体形成したものにおいて、前記リム(93)のスポーク接続部(100)に前記スポーク(95)側に膨出する凹部(101)を設け、その凹部(101)にエアバルブ(97)を一体に備えた空気圧センサユニット(92)を設け、前記凹部(101)には、前記空気圧センサユニット(92)のケーシング(96)の車幅方向の横幅が嵌り込んで嵌込固定され、前記スポーク(95)は、側壁(103)と前壁(104)と後壁(105)とから成り、前記側壁(103)は、前記リム(93)の凹部(101)に近づくにしたがい車幅方向に広がるように湾曲し、車幅方向に広がった前記凹部(101)の壁部(102)に連続的な面で接続されると共に、前記凹部(101)の壁部(102)に前記エアバルブ(97)を貫通し、前記エアバルブ(97)と前記リム(93)とが成す角度θ2と、前記エアバルブ(97)と前記スポーク(95)とが成す角度θ3とが略等しくるように設けたことを特徴とする空気圧センサ取付構造を提供する
この構成によれば、スポークの側壁を、リムの凹部に近づくにしたがい車幅方向に広がるように湾曲させ、車幅方向に広がった凹部の壁部に連続的な面で接続し、この壁部からエアバルブを貫通させているため、凹部の壁部から貫通させたエアバルブをスポークから離間して配置することができる。これにより、加圧空気充填装置のエアチャックをエアバルブの接続口に接続する際に、スポークが干渉することなく、加圧空気をタイヤに入れる操作がし易くなる。
また、前記スポーク(95)の側壁(103)は、車幅方向に広がるように湾曲して前記リム(93)側に近づくにしたがい漸次その肉厚を厚くすることもできる。
この構成によれば、漸次肉厚になるスポークの側壁に凹部の壁部が連続な面で接続されるため、この凹部の壁部も肉厚にすることができるため、スポーク接続部の強度を上げることができ、さらに、凹部の壁部がスポークと連続的な面で接続されるため外観性も向上する。
本発明の空気圧センサ取付構造によれば、スポークの側壁を、リムの凹部に近づくにしたがい車幅方向に広がるように湾曲させ、車幅方向に広がった凹部の壁部に連続的な面で接続し、この壁部からエアバルブを貫通させているため、凹部の壁部から貫通させたエアバルブをスポークから離間して配置することができる。これにより、加圧空気充填装置のエアチャックをエアバルブの接続口に接続する際に、スポークが干渉するとこなく、加圧空気をタイヤに入れる操作がし易くなる。
また、前記スポークの側壁は、車幅方向に広がるように湾曲して前記リム側に近づくにしたがい漸次その肉厚を厚くすることで、漸次肉厚になるスポークの側壁に凹部の壁部が連続な面で接続されるため、この凹部の壁部も肉厚にすることができ、スポーク接続部の強度を上げることができる。さらに、凹部の壁部がスポークと連続的な面で接続されるため外観性も向上する。
以下、本発明の一実施形態を添付した図面を参照して説明する。なお説明中、前後及び左右といった方向の記載は、車体に対してのものとする。
図1は、本発明の実施形態に係る自動二輪車の全体構成の側面図を示している。この自動二輪車10は、車体フレーム11と、車体フレーム11の前端部に取り付けられたヘッドパイプ12に回動自在に支持された左右一対のフロントフォーク13と、フロントフォーク13の上端部を支持するトップブリッジ14に取り付けられた操舵用のハンドル15と、フロントフォーク13に回転自在に支持された前輪16と、車体フレーム11に支持されたエンジン17と、エンジン17に排気管(不図示)を介して連結された排気マフラー18と、車体フレーム11の後下部のピボット19に上下に揺動自在に支持されたリアフォーク20と、このリアフォーク20の後端部に回転自在に支持された後輪21とを備え、リアフォーク20と車体フレーム11との間にリアクッション(不図示)が配設されている。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ12から左右にわかれて後方斜め下方に延びる左右一対のメインフレーム25と、メインフレーム25の後端部から後方斜め上方に延びる左右一対のシートレール26とを備えている。このメインフレーム25の下部にエンジン17が支持され、メインフレーム25の上方に燃料タンク22が支持されている。また、シートレール26の上部には、乗員用シート23が取り付けられ、シートレール26の後部上方にはトランクボックス27が取り付けられている。
乗員用シート23は、燃料タンク22の後方に延出して運転者が着座する前席23Aと、この前席23Aの後方に一段高く形成されて同乗者が着座する後席23Bと、同乗者用の背もたれ部23Cとを備えている。また、車体フレーム11には、上記前席23Aに着座した運転者用の左右一対のステップ28と、後席23Bに着座した同乗者用の左右一対のステップ29と、同乗者が握るグラブレール30が各々取り付けられる他、メインスタンド31やサブスタンド32や以下に述べる車体カバー40等が取り付けられている。
本構成では、車体フレーム11が合成樹脂製の車体カバー40で覆われており、この車体カバー40は、車体前方を覆うフロントフェアリング41と、車体側部を覆う左右一対のサイドカバー42と、車体下部を覆うアンダーカバー43と、車体後部を覆うリアシートカウル44とを備えており、リアシートカウル44には、左右一対のサドルバック45が一体に形成されている。また、前輪16を覆うフロントフェンダ46がフロントフォーク13に取り付けられ、後輪21を覆うリアフェンダ47がリアシートカウル44に取り付けられている。
図2は自動二輪車10の正面図である。この図に示すように、フロントフェアリング41の前面には、ヘッドライト50が設けられ、その上部にはウインドスクリーン51が取り付けられ、左右端には、フロントウィンカー52を内蔵する左右のミラー53とが各々配設されており、このフロントフェアリング41の内側には、図1に示すように、車両用メータパネル55が配設されている。また、サイドカバー42には、車両前方からの外気をエンジン17の周囲に供給するための左右一対のエア開口42Aが設けられている。また、エンジン17の左右前方には、エンジンガード56が設けられ、このエンジンガード56には左右一対のフォグランプ57が取り付けられている。
トランクボックス27の背面には、左右一対のテールランプユニット60が配設され、サドルバック45の背面には、ウインカーランプユニット61が各々配設されている。
テールランプユニット60は、ヘッドライト50の点灯と連動して点灯するテールランプと、運転者がブレーキを操作した際に転倒するストップランプとを内蔵し、ウインカーランプユニット61は、ウインカーランプと、ストップランプとを内蔵している。このように、本構成では、車体背面の上下両側にランプユニット60、61を配設し、両ランプユニット60、61にストップランプを内蔵させたので、特にストップランプの視認性を向上させることができる。
また、トランクボックス27の右側部には、この自動二輪車10に内蔵される図示せぬオーディオユニットがラジオ放送を受信するために使用するロッドアンテナ58が取り付けられている。
図3は、自動二輪車10の車両用メータパネル55を乗員用シート側から見た平面図である。
車両用メータパネル55の中央部にはスピードメータ71が設けられ、その左にはタコメータ72、右には燃料計73および水温計74がそれぞれ配置されている。スピードメータ71の上方左右にはウインカインジケータ75が設けられている。スピードメータ71には、オイルインジケータや盗難防止インジケータを含む各種のインジケータ、およびタイヤ空気圧警告灯を含む各種の表示灯が配置されている。
車両用メータパネル55の下方に向かって、表示パネル80、メインスイッチ81及びオーディオ操作パネル82が順に配置されている。表示パネル80には、走行時の区間距離(トリップメータ)や積算距離(オドメータ)、外気温度、時計等が表示される。
左右のハンドル15の各々には、左ハンドルスイッチ83及び右ハンドルスイッチ84が設けられている。右ハンドルスイッチ84には、スタータモータを回転始動させるスタータスイッチ、エンジンを停止させるエンジンストップスイッチ等が配置されている。また左ハンドルスイッチ83には、ヘッドライト50の上下切り換えスイッチや方向指示器スイッチ、図示せぬワイパーを駆動するワイパースイッチが配置されている。
図4は後輪21の側面図である。
後輪21は、ホイール90と、このホイール90に取り付けたチューブレスのタイヤ91と、このタイヤ91の空気圧を検知する空気圧センサユニット92とを備え、この空気圧センサユニット92がホイール90に取り付けられている。
ホイール90は、タイヤ91を取り付けるリム93と、このリム93の中心に設けるハブ94と、これらリム93及びハブ94を連結する数本(図示例では5本)のスポーク95とを有し、これらが一体形成されている。
図5は空気圧センサユニット92の正面、右側面及び平面を示す三面図である。
空気圧センサユニット92は、ケーシング96と、加圧空気の封入口を構成するエアバルブ97とを備えている。ケーシング96は、縦幅L、横幅W、及び高さHの略矩形の箱型に形成され、このケーシング96には、タイヤ空気圧を検出する圧力センサや、この圧力センサの検出信号に基づいてタイヤ空気圧を算出する信号処理回路、このタイヤ空気圧を車体側に送信する送信回路、これら信号処理回路及び送信回路が設けられた電子基板、電池等が収納されている。
エアバルブ97は略円筒状に形成され、その先端部が加圧空気充填装置(コンプレッサ)のエアチャックを接続するための接続口99として構成されており、ケーシング96の正面側から突出するように当該ケーシング96に一体的に設けられている。このエアバルブ97から注入された空気はケーシング96の上部の肉厚部に形成された通気孔98よりタイヤ91内に注入できるようになっている。
さらに、図5の右側面図に示すように、エアバルブ97は、その中心軸Kがケーシング96の底面96Aに対して角度θ1だけ下方に傾けた状態で取り付けられている。
そして、かかる構成の空気圧センサユニット92は、図4に示すように、スポーク95がリム93に合流する箇所であるリム93のスポーク接続部100に、エアバルブ97を車幅方向に突出させた状態で取り付けられている。
図6は空気圧センサユニット92の取付構造を示す後輪21の断面図であり、図7は空気圧センサユニット92の取付部分を拡大して示す図である。
リム93には、スポーク95が接続されるスポーク接続部100に相当する箇所に、スポーク95側に膨出するように形成された凹部101が形成されている。
この凹部101は、空気圧センサユニット92のケーシング96が嵌り込む形状を成し、この凹部101に上記空気圧センサユニット92が嵌込固定されると共に、この凹部101の壁部102をケーシング96に設けたエアバルブ97が車幅方向に貫通して引き出されている。ここで、後輪21の車幅方向の右側には、ブレーキディスクや、片持ち支持構造の場合にはリアフォーク20が配置されるため、これらの部材によって空気入れ作業がし難くならないように、上記エアバルブ97が車幅方向の左側に引き出されている。
なお、エアバルブ97の車幅方向への突出量、エアバルブ97の接続口99が車輪の幅(リム幅)内に収まる程度とされている。
凹部101の壁部102は、図7に示すように、車幅方向の左側(エアバルブ突出側)に広がるように傾斜させて形成されており、また、ホイール90のスポーク95は、車体の側方に面した壁を構成する側壁103と、車体の前側に面した壁を構成する前壁104と、車体の後側に面した壁を構成する後壁105(図4参照)とから成る。このスポーク95の側壁103は、スポーク接続部100において凹部101に近づくにしたがい車幅方向の左側(エアバルブ突出側)に広がるように湾曲した湾曲部106を有し、この湾曲部106が凹部101に近づくにしたがい漸次肉厚Tを厚くしながら、この凹部101の車幅方向の左側の壁部102であって車幅方向の左側に広がった壁部102に連続的な接続面Pで接続されている。
このようにスポーク95の側壁103が車幅方向に広がるように湾曲した湾曲部106を有し、その湾曲部106がリム93に近づくにしたがい漸次その肉厚Tを厚くしたため、この湾曲部106に接続面Pで接続される凹部101の壁部102を肉厚にすることができ、さらに、この凹部101の壁部102がスポーク95の側壁103と連続的な接続面Pで接続されるため、スポーク接続部100の強度を上げることができ、なおかつ、外観性も向上させることができる。
ここで、凹部101の壁部102が車幅方向に広がるように傾斜しているため、この壁部102の壁面に対して略垂直にエアバルブ97を貫通させることで、エアバルブ97の接続口99がリム93から下方に離間して配置されることとなり、加圧空気充填装置のエアチャックをエアバルブ97の接続口99に接続する際に、リム93が干渉することが無い。
ただし、エアバルブ97の接続口99をリム93から遠ざけ過ぎると、接続口99がスポーク95の側壁103に近づき過ぎてしまい、エアチャック接続時にスポーク95が干渉してしまう。そこで、図7に示すように、エアバルブ97とリム93とが成す角度θ2と、エアバルブ97とスポーク95とが成す角度θ3とが略等しくなるように、エアバルブ97を設けることで、エアチャック接続時に、リム93及びスポーク95が共に干渉しないように構成されている。
詳述すると、エアバルブ97の中心軸Kは、ケーシング96の底面96Aに対して角度θ1だけ下方に傾いている。このため、リム93の車幅方向への張出方向Dが略水平である場合、エアバルブ97とリム93とが成す角度θ2は、(90°+θ1)となり、エアバルブ97の角度θ1だけで規定されてしまい調整が不可能である。
そこで、本実施形態では、凹部101の底面101Aを水平面(基準面)Iから傾斜角度αだけ傾斜させることで、エアバルブ97と水平面Iとが成す角度θ4を(θ1+α)とし、角度θ2を(90°+θ4)=(90°+θ1+α)とすることで、凹部101の底面101Aの傾斜角度αによって、角度θ2及び角度θ3を調整可能としている。そして、角度θ2及び角度θ3を略等しくするように、傾斜角度αを調整することで、エアバルブ97をリム93とスポーク95との中間位置に配置することができる。そして、凹部101の壁部102は、水平面Iに対して角度θ4だけ傾いたエアバルブ97が、その壁面を略垂直に貫通するように車幅方向に広がって形成されている。
ここで、エアバルブ97の接続口99とリム93との間の離間距離Eは、上記凹部101の深さF1と、ケーシング96と接続口99との間の離間距離F2によって規定される。すなわち、凹部101の深さF1が浅すぎると、離間距離Eが小さくなって、エアバルブ97の接続口99がリム93に近づきするため、エアチャックを接続するに十分なスペースを確保するに足る離間距離Eとなるように、上記凹部101の深さF1が決められている。
空気圧センサユニット92は前輪16にも取り付けられている。
図8は、空気圧センサユニット92の取付構造を示す前輪16の断面図である。前輪16への空気圧センサユニット92の取付造は後輪21と同様である。
すなわち、図8に示すように、前輪16のホイール190は、リム193、ハブ194及びスポーク195を有し、リム193には、スポーク195が接続されるスポーク接続部1100に相当する箇所に、スポーク195側に膨出するように形成された凹部1101が形成され、この凹部1101に上記空気圧センサユニット92が嵌込固定されると共に、この凹部1101の壁部1102をケーシング96に設けたエアバルブ97が車幅方向の右側に貫通して引き出されている。このとき、エアバルブ97の車幅方向への突出量、エアバルブ97の接続口99が車輪の幅(リム幅)内に収まる程度とされている。
またスポーク195は、車体の側方に面した壁を構成する左右一対の側壁1103、1107と、車体の前側に面した壁を構成する前壁104と、車体の後側に面した壁を構成する後壁とから成り、この側壁1103が車幅方向に広がるように湾曲した湾曲部1106を有し構成されている。そして、この湾曲部1106が凹部1101に近づくにしたがい漸次肉厚Tを厚くしながら、この凹部1101の車幅方向広がった壁部1102に連続的な接続面Pで接続されている。これにより、後輪21と同様に、スポーク接続部1100の強度を上げることができ、なおかつ、外観性も向上させることができる。
また、凹部1101の底面の傾斜角度、及び、深さが、エアバルブ97がリム193とスポーク195との中間位置に配置するように規定され、これにより、エアチャック接続時に、リム93及びスポーク95が共に干渉しないように構成されている。
以上説明したように、本実施形態によれば、ハブ94とリム93をスポーク95で連結するホイール190を一体形成し、このリム93のスポーク接続部100にスポーク側に膨出する凹部101を設け、その凹部101にエアバルブ97を一体に備えた空気圧センサユニット92を設け、スポーク95の側壁103が、リム93の凹部101に近づくにしたがい車幅方向に広がるように湾曲する湾曲部106を有し、車幅方向に広がった凹部101の壁部102に連続的な接続面Pで接続されると共に、凹部101の壁部102にエアバルブ97を貫通する構成とした。
この構成によれば、上記凹部101の壁部102が車幅方向に広がるため、その壁部102の壁面が車幅方向に傾斜し、その壁面をエアバルブ97が略垂直に貫通することで、エアバルブ97の接続口99が水平方向に対して斜め下方に延びることとなる。これにより、リム93から離間して配置することができ、リム93と干渉するとこなく、加圧空気充填装置のエアチャックをエアバルブ97の接続口99に接続することができ、加圧空気をタイヤに入れる操作がし易くなる。
さらに、本実施形態によれば、エアバルブ97とリム93とが成す角度θ2と、エアバルブ97とスポーク95とが成す角度θ3とが略等しくなるように、エアバルブ97を設けたため、エアチャック接続時に、リム93のみならずスポーク95も干渉することもない。
また本実施形態によれば、スポーク95の側壁103が車幅方向に広がるように湾曲した湾曲部106を有し、その湾曲部106がリム93に近づくにしたがい漸次その肉厚Tを厚くしたため、漸次肉厚になる湾曲部106に連続な接続面Pで接続される凹部101の壁部102の厚みも肉厚にすることができ、スポーク接続部100の強度を上げることができる。さらに、この凹部101の壁部102がスポーク95の側壁103と連続的な接続面Pで接続されるため、外観性も向上させることができる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、種々の設計変形を行うことができる。
例えば、上記の自動二輪車10の前輪16及び後輪21への空気圧センサ取付構造に本発明を適用する場合を例示した。しかしながら、これに限らず、スクータ型の自動二輪車にも本発明を適用することができる。
さらに、本発明は自動車の車輪の数に限定されるものではなく、2輪以上の自動車が有する車輪への空気圧センサ取付構造に本発明を適用することができる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の側面図である。 自動二輪車の正面図である。 自動二輪車の車両用メータパネルを乗員用シート側から見た平面図である。 後輪の側面図である。 空気圧センサユニットの三面図である。 空気圧センサユニットの取付構造を示す後輪の断面図である。 空気圧センサユニットの取付構造を示す拡大図である。 空気圧センサユニットの取付構造を示す前輪の断面図である。
符号の説明
10 自動二輪車
16 前輪
21 後輪
90、190 ホイール
91 タイヤ
92 空気圧センサユニット(空気圧センサ)
93、193 リム
94、194 ハブ
95、195 スポーク
96 ケーシング
97 エアバルブ
99 接続口
100、1100 スポーク接続部
101、1101 凹部
102、1102 壁部
103、1103 側壁
106、1106 湾曲部
K 中心軸
T 肉厚
F1 深さ
E、F2 離間距離
θ1〜θ4 角度

Claims (2)

  1. ハブ(94)とリム(93)をスポーク(95)で連結するホイール(90)を一体形成したものにおいて、
    前記リム(93)のスポーク接続部(100)に前記スポーク(95)側に膨出する凹部(101)を設け、その凹部(101)にエアバルブ(97)を一体に備えた空気圧センサユニット(92)を設け、前記凹部(101)には、前記空気圧センサユニット(92)のケーシング(96)の車幅方向の横幅が嵌り込んで嵌込固定され、
    前記スポーク(95)は、側壁(103)と前壁(104)と後壁(105)とから成り、前記側壁(103)は、前記リム(93)の凹部(101)に近づくにしたがい車幅方向に広がるように湾曲し、車幅方向に広がった前記凹部(101)の壁部(102)に連続的な面で接続されると共に、前記凹部(101)の壁部(102)に前記エアバルブ(97)を貫通し、前記エアバルブ(97)と前記リム(93)とが成す角度θ2と、前記エアバルブ(97)と前記スポーク(95)とが成す角度θ3とが略等しくるように設けた
    ことを特徴とする空気圧センサ取付構造。
  2. 前記スポーク(95)の側壁(103)は、車幅方向に広がるように湾曲して前記リム(93)側に近づくにしたがい漸次その肉厚を厚くしたことを特徴とする請求項1に記載の空気圧センサ取付構造。
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