JP5245575B2 - 空気調和装置の冷媒量判定方法および空気調和装置 - Google Patents
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図1は、本発明にかかる一実施形態の空気調和装置1の概略の冷媒回路図である。空気調和装置1は、蒸気圧縮式の冷凍サイクル運転を行うことによって、ビル等の屋内の冷暖房に使用される装置である。空気調和装置1は、主として、1台の室外ユニット2と、室内ユニット4と、室外ユニット2と室内ユニット4とを接続する液冷媒連絡配管6およびガス冷媒連絡配管7とを備えている。すなわち、本実施形態の空気調和装置1の蒸気圧縮式の冷媒回路10は、室外ユニット2と、室内ユニット4と、液冷媒連絡配管6およびガス冷媒連絡配管7とが接続されることによって構成されている。
室内ユニット4は、ビル等の室内の天井に埋め込みや吊り下げ等により、または、室内の壁面に壁掛け等により設置されている。室内ユニット4は、液冷媒連絡配管6およびガス冷媒連絡配管7を介して室外ユニット2に接続されており、冷媒回路10の一部を構成している。
室外ユニット2は、ビル等の室外に設置されており、液冷媒連絡配管6およびガス冷媒連絡配管7を介して室内ユニット4に接続されており、室内ユニット4とともに冷媒回路10を構成している。
次に、本実施形態の空気調和装置1の動作について説明する。
まず、通常運転モードにおける冷房運転について説明する。
冷媒量判定運転モードでは、冷媒漏洩検知運転が行われることになりその中に、空気調和装置1が設置されて初めて行われる運転(以下、初回設定運転とする)と、2回目以降の運転(以下、判定運転とする)とでは運転方法が異なる。このため、以下に初回設定運転と、判定運転とに分けて説明する。
現地において、冷媒が予め充填された室外ユニット2と、室内ユニット4とを液冷媒連絡配管6およびガス冷媒連絡配管7を介して接続して冷媒回路10を構成した後に、リモコン(図示せず)を通じて、または、室内ユニット4の室内側制御部44や室外ユニット2の室外側制御部34に対して直接に、冷媒量判定運転モードの1つである冷媒自動充填運転を行うように指令を出すと、下記のステップS1からステップS7の手順で初回設定運転が行われる(図3参照)。なお、図3上では簡略化のために過冷却度をSCと表記する。
まず、ステップS1では、初回設定運転の開始指令がなされると、冷媒回路10は、室外ユニット2の四路切換弁22が図1の実線で示される状態(冷房運転状態)となる。そして、圧縮機21、室外ファン27が起動されて、室内ユニット4の全てについて強制的に冷房運転(通常運転モードにおける冷房運転とは室外ファン27の制御方法などが異なる)が行われる。なお、このとき室外ファン27は、その風量が最大になるように、モータ27mの回転数が最大となっている。ステップS1では、冷房運転状態において室外ファン27の風量を最大にしているため、室外熱交換器23により行われる熱交換効率の空気側における熱伝達率を最大にすることができ、外乱による影響を低減させることができる。なお、この効果についての検証は後述する。また、ここにいう「外乱」とは、室外熱交換器23の汚れ、室外ユニット2の設置状況、風雨の有無などである。そして、この室外ファン27の風量が最大になった時に、次のステップS2へ移行する。
ステップS2では、室内温度センサ43により検出される室内温度Tbと、室外温度センサにより検出される室外温度Taとの読込が行われる。室内温度Tbと室外温度Taとが検出されると次のステップS3へ移行する。
ステップS3では、検出された室内温度Tbと室外温度Taとが、予め設定されている冷媒量判定運転モードに適した所定の温度範囲内にあるか否かを判定する。ステップS3で、室内温度Tbと室外温度Taとが、所定の温度範囲内にあった場合には次のステップS4へ移行し、所定の温度範囲内になかった場合にはステップS1の冷房運転を継続することになる。
ステップS4では、過冷却度値を導出し、過冷却度値が所定値以上(例えば、2℃以上)であるか否かを判定する。本実施形態では、凝縮温度値は、凝縮圧力センサ29により検出される室外熱交換器23の出口側の圧力(凝縮圧力)値を冷媒の飽和温度に換算した値を用いている。ステップS4において、過冷却度値が所定値未満であると判定されると次のステップS5へ移行し、所定値未満であると判定されるとステップS6へ移行する。
ステップS5では、過冷却度値が所定値未満であるため、過冷却度値が所定値以上になるように、圧縮機21の回転周波数と室内熱交換器41の出口における過熱度とを制御する。例えば、圧縮機21の回転周波数が40Hz、室内熱交換器41の出口における過熱度を5℃の状態でステップS1における冷房運転を行い、過冷却度値が所定値以上であるか否かを判定する。この運転状態において、過冷却度値が所定値未満である場合には、圧縮機21の回転周波数をそのままにして、室内熱交換器41の出口における冷媒の過熱度を5℃上げて10℃にして過冷却度値を導出し、過冷却度値が所定値以上になるか否かを判定する。そして、過冷却度値が所定値未満である場合には、これを繰り返し、室内熱交換器41の出口における冷媒の過熱度が上がりきっても過冷却度値が所定値未満である場合には、圧縮機21の回転周波数を40Hzから例えば50Hzに上げて、室内熱交換器41の出口における冷媒の過熱度を5℃に下げて、同様に過冷却度値が所定値以上であるか否かを判定する。そして、上述したように室内熱交換器41の出口における冷媒の過熱度を再び5℃ずつ上げることを繰り返すことにより、過冷却度値が所定値以上になるように制御する。そして、過冷却度値が所定値以上になったら、ステップS6へ移行する。なお、室内熱交換器41の出口における冷媒の過熱度の制御(例えば過熱度を5℃から5℃ずつ上げていく制御)は、室外膨張弁33を開の状態から絞っていくことによって制御している。また、室内熱交換器41の出口における冷媒の過熱度の制御は、これに限らずに、室内ファン42の風量を制御することにより行っても構わないし、室外膨張弁33の弁開度の制御と室内ファン42の風量の制御とを併用して行っても構わない。なお、ここで室内熱交換器41の出口における冷媒の過熱度は、吸入温度センサ30により検出される冷媒温度値から、蒸発圧力センサ28により検出される蒸発圧力値を冷媒の飽和温度値に換算した値を、差し引くことによって検出される。
ステップS6では、ステップS4またはステップS6において所定値以上である過冷却度値を初回過冷却度値として記憶し、次のステップS7へ移行する。
ステップS7では、ステップS6において記憶した過冷却度値の際の運転状態における、圧縮機21の回転周波数と、室内ファン42の回転周波数と、室外温度Taと、室内温度Tbとを記憶して、初回設定運転を終了する。
次に、冷媒量判定運転モードに1つである判定運転について図5を用いて説明する。図5は、判定運転時のフローチャートである。なお、図5上では簡略化のために過冷却度をSCと表記する。
まず、上記の冷房運転や暖房運転のような通常運転モードにおける運転が一定時間経過したかどうかを判定し、通常運転モードにおける運転が一定時間経過した場合には、次のステップS12に移行する。
通常運転モードにおける運転が一定時間経過した場合には、上記の初回設定運転のステップS1と同様に、冷媒回路10が、室外ユニット2の四路切換弁22が図1の実線で示される状態となり、圧縮機21、室外ファン27が起動されて、室内ユニット4の全てについて強制的に冷房運転が行われる。
ステップS13では、上記の初回設定運転のステップS2と同様に、室内温度と室外温度との読込が行われる。室内温度Tbと室外温度Taとが検出されると次のステップS14へ移行する。
ステップS14では、上記の初回設定運転のステップS3と同様に、検出された室内温度Tbと室外温度Taとが予め設定されている冷媒量判定運転モードに適した所定の温度範囲内であるか否かを判定する。ステップS14で、室内温度Tbと室外温度Taとが、所定の温度範囲内にあった場合には次のステップS15へ移行し、所定の温度範囲内になかった場合にはステップS12の冷房運転を継続することになる。
ステップS15では、上記の初回設定運転のステップS7において記憶した圧縮機21の回転周波数と、室内ファン42の回転周波数とに、圧縮機21および室内ファン42を制御する。これにより、冷媒回路10内部の冷媒の状態を、初回設定運転と同様の状態であると見なすことができる。すなわち、冷媒回路10内の冷媒量が変化していなければ、初回設定運転において行った冷房運転の諸条件を同一のものとして再現していることになり、過冷却度値などをほぼ同じ値にできる。ステップS15が終了すると、次のステップS16へ移行する。
ステップS16では、上記の初回設定運転のステップS4と同様に、過冷却度を導出する。そして、初回過冷却度から過冷却度を差し引いた値(以下、過冷却度差とする)が第2所定値以上であるか否かを判定する。ステップS16において、過冷却度差が第2所定値未満であると判定されると判定運転を終了し、過冷却度差が第2所定値以上であると判定されるとステップS17へ移行する。
ステップS17では、冷媒の漏洩が発生しているものと判定して、冷媒漏洩を検知したことを知らせる警告表示を行った後に、判定運転を終了する。
まず、図6は、室外ファン風量に対する室外温度Taが一定の際の凝縮温度Tcおよび室外熱交換器出口温度Tlを表すグラフである。図6を見ると、室外温度Taが一定の条件においては、室外ファン風量が増大するにしたがって、凝縮温度Tcおよび室外熱交換器出口温度Tlが減少していく。そして、その減少の落差は、凝縮温度Tcの方が室外熱交換器出口温度Tlよりも大きい。すなわち、室外ファン風量が大きくなると、凝縮温度Tcと室外熱交換器出口温度Tlとの差である過冷却度値が小さくなることが分かる。
(A)
本実施形態の冷媒量判定方法では、室外ユニット2と室内ユニット4とが冷媒連絡配管6,7を介して接続されて冷媒回路10を構成しており、少なくとも冷房運転が可能なセパレートタイプの空気調和装置においてなされる方法である。ここで、「少なくとも」としたのは、本発明が適用可能な空気調和装置1として、冷房運転以外に暖房運転等の別の運転も行うことが可能なものが含まれるからである。そして、この空気調和装置1では、冷房運転等の通常運転(以下、通常運転モードとする)と、室内ユニット4を強制的に冷房運転させる冷媒量判定運転モードとを切り換えて運転することが可能になっており、室外熱交換器23の出口における冷媒の過冷却度を検出して冷媒回路10内に充填されている冷媒量の適否を判定することができる。
本実施形態では、この空気調和装置1の室外ユニット2は、運転容量を可変できる圧縮機21を有している。このため、室内ユニット4を冷房運転する冷媒量判定運転モードにおいては、蒸発器として機能する利用側熱交換器41の過熱度が正値(すなわち、室内熱交換器41出口の冷媒が過熱状態)になるように室外膨張弁33を制御することによって、室内熱交換器41内を流れる冷媒の状態を安定させるとともに、ガス冷媒連絡配管7を含めた室内熱交換器41と圧縮機21とを接続する流路内にガス冷媒が確実に流れるようにし、さらに、圧縮機の運転容量を制御することで、この流路内を流れる冷媒量を安定させることができるようになっている。また、このとき空気調和装置1の室外ユニット4の室外熱交換器23に作用する室外ファン27の風量を最大にした状態にしている。
本実施形態において、室外熱交換器23の出口における冷媒の過冷却度は、凝縮圧力センサ29により検出される室外熱交換器23の出口側の冷媒圧力(凝縮圧力に相当)値を冷媒の飽和温度値に換算し、液側温度センサ31により検出される冷媒温度値をこの冷媒の飽和温度値から差し引くことによって検出しているが、これに限らない。
本実施形態において、室外熱交換器23は、空気熱源の空冷式熱交換器を採用しており送風ファン27によりその熱伝達効果の促進が行われているが、これに限らず、水噴霧装置をさらに備えて送風ファン27の送風とともに水噴霧が行われるようなものであっても構わないし、送風ファン27を有さずに水噴霧装置による水噴霧のみで熱伝達効果の促進が行われるようなものであっても構わない。
本実施形態において、室外熱交換器23は、空気熱源の空冷式熱交換器を採用しているが、これに限らずに、水熱源の水冷式熱交換器を採用しても構わない。
本実施形態においては、室外熱交換器23の出口における冷媒の過冷却度を検出することにより、判定運転時における冷媒量の適否を判定しているが、過冷却度そのものではなく、過冷却度の変動に伴い変動する他の運転状態量を検出することにより、冷媒量の適否を判定してもよい。
本実施形態においては、図5およびその説明に示されたように、通常運転モードと冷媒量判定運転モードとが所定の期間で切り換える制御を行う場合を例として挙げているが、これに限定されるものではない。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
2 室外ユニット(熱源ユニット)
4 室内ユニット(利用ユニット)
6 液冷媒連絡配管
7 ガス冷媒連絡配管
10 冷媒回路
21 圧縮機
23 室外熱交換器(熱源側熱交換器)
27 室外ファン(冷却熱源調節手段)
33 室外膨張弁(膨張機構)
41 利用側熱交換器
Claims (11)
- 運転容量を調節可能な圧縮機(21)と熱源側熱交換器(23)と前記熱源側熱交換器に対する冷却熱源の冷却作用を調節可能な冷却熱源調節手段(27)とを有する熱源ユニット(2)と、利用側熱交換器(41)を有する利用ユニット(4)と、膨張機構(33)と、前記熱源ユニットと前記利用ユニットとを接続する液冷媒連絡配管(6)およびガス冷媒連絡配管(7)とを含み、前記熱源側熱交換器を前記圧縮機において圧縮される冷媒の凝縮器として、かつ、前記利用側熱交換器を前記熱源側熱交換器において凝縮される冷媒の蒸発器として機能させる冷房運転を少なくとも行うことが可能な冷媒回路(10)を有する空気調和装置(1)において、前記冷媒回路内の冷媒量の適否を判定する冷媒量判定方法であって、
前記利用ユニットの運転負荷に応じて前記熱源ユニットおよび前記利用ユニットの各機器の制御を行う通常運転モードから、前記冷房運転を行い前記利用側熱交換器の出口における冷媒の過熱度が正値になるように前記膨張機構を制御する冷媒量判定運転モードへ切り換えるモード切替ステップと、
前記冷媒量判定運転モードにおいて、前記冷却熱源調節手段により前記冷却熱源の冷却作用を最大にした状態で、前記熱源側熱交換器の出口における冷媒の過冷却度または前記過冷却度の変動に応じて変動する運転状態量を検出して、前記冷媒回路内に充填されている冷媒量の適否を判定する冷媒量適否判定ステップと、
を備える空気調和装置の冷媒量判定方法。 - 前記熱源側熱交換器は、その冷却熱源が空気熱源の空冷式熱交換器である、
請求項1に記載の空気調和装置の冷媒量判定方法。 - 前記冷却熱源調節手段(27)は、前記熱源側熱交換器へ送風する風量を可変できる送風ファンであり、
前記冷媒量適否判定ステップでは、前記冷媒量判定運転モードにおいて、前記送風ファンの風量を最大にした状態で、前記熱源側熱交換器の出口における冷媒の過冷却度または前記過冷却度の変動に応じて変動する運転状態量を検出して、前記冷媒回路内に充填されている前記冷媒量の適否を判定する、
請求項2に記載の空気調和装置の冷媒量判定方法。 - 前記冷却熱源調節手段は、前記熱源側熱交換器へ水を噴霧する水噴霧装置であり、
前記冷媒量適否判定ステップでは、前記冷媒量判定運転モードにおいて、前記水噴霧装置から水を噴霧した状態で、前記熱源側熱交換器の出口における冷媒の過冷却度または前記過冷却度の変動に応じて変動する運転状態量を検出して、前記冷媒回路内に充填されている前記冷媒量の適否を判定する、
請求項2に記載の空気調和装置の冷媒量判定方法。 - 前記冷却熱源調節手段は、前記熱源側熱交換器へ送風する風量を調節できる送風ファンと、前記熱源側熱交換器へ水を噴霧する水噴霧装置とであり、
前記冷媒量適否判定ステップでは、前記冷媒量判定運転モードにおいて、前記送風ファンの風量を最大にしつつ、前記水噴霧装置から水を噴霧した状態で、前記熱源側熱交換器の出口における冷媒の過冷却度または前記過冷却度の変動に応じて変動する運転状態量を検出して、前記冷媒回路内に充填されている前記冷媒量の適否を判定する、
請求項2に記載の空気調和装置の冷媒量判定方法。 - 前記熱源側熱交換器は、冷却熱源が水熱源の水冷式熱交換器である、
請求項1に記載の空気調和装置の冷媒量判定方法。 - 前記冷却熱源調節手段は、前記熱源側熱交換器へ送る冷却水の流量を調節可能な流量調節手段であり、
前記冷媒量適否判定ステップでは、前記冷媒量判定運転モードにおいて、前記流量調節手段が前記冷却水の流量を最大にした状態で、前記熱源側熱交換器の出口における冷媒の過冷却度または前記過冷却度の変動に応じて変動する運転状態量を検出して、前記冷媒回路内に充填されている前記冷媒量の適否を判定する、
請求項6に記載の空気調和装置の冷媒量判定方法。 - 前記冷却熱源調節手段は、前記熱源側熱交換器へ送る冷却水の温度を調節可能な温度調節手段であり、
前記冷媒量適否判定ステップでは、前記冷媒量判定運転モードにおいて、前記温度調節手段が前記冷却水の温度を最低にした状態で、前記熱源側熱交換器の出口における冷媒の過冷却度または前記過冷却度の変動に応じて変動する運転状態量を検出して、前記冷媒回路内に充填されている前記冷媒量の適否を判定する、
請求項6に記載の空気調和装置の冷媒量判定方法。 - 運転容量を調節可能な圧縮機(21)と熱源側熱交換器(23)と前記熱源側熱交換器に対する冷却熱源の冷却作用を調節可能な冷却熱源調節手段(27)とを有する熱源ユニット(2)と、利用側熱交換器(41)を有する利用ユニット(4)と、膨張機構(33)と、前記熱源ユニットと前記利用ユニットとを接続する液冷媒連絡配管(6)およびガス冷媒連絡配管(7)を含み、前記熱源側熱交換器を前記圧縮機において圧縮される冷媒の凝縮器として、かつ、前記利用側熱交換器を前記熱源側熱交換器において凝縮される冷媒の蒸発器として機能させる冷房運転を少なくとも行うことが可能な冷媒回路(10)と、
前記利用ユニットの運転負荷に応じて前記熱源ユニットおよび前記利用ユニットの各機器の制御を行う通常運転モードから、前記利用ユニットを冷房運転し前記利用側熱交換器の出口における冷媒の過熱度が正値になるように前記膨張機構を制御する冷媒量判定運転モードへ切り換えて運転するモード切替手段と、
前記冷媒量判定運転モードにおいて、前記冷却熱源調節手段による冷却熱源の冷却作用を最大にした状態で、前記熱源側熱交換器の出口における冷媒の過冷却度または前記過冷却度の変動に応じて変動する運転状態量を検出して、前記冷媒回路内に充填されている冷媒量の適否を判定する冷媒量判定手段と、
を備える空気調和装置(1)。 - 前記熱源側熱交換器は、冷却熱源が空気熱源の空冷式熱交換器である、
請求項9に記載の空気調和装置(1)。 - 前記冷却熱源調節手段(27)は、前記熱源側熱交換器へ送風する風量を可変できる送風ファンであり、
前記冷媒量判定手段は、前記冷媒量判定運転モードにおいて、前記送風ファンの風量を最大にした状態で、前記熱源側熱交換器の出口における冷媒の過冷却度または前記過冷却度の変動に応じて変動する運転状態量を検出して、前記冷媒回路内に充填されている前記冷媒量の適否を判定する、
請求項10に記載の空気調和装置(1)。
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